JPH08142631A - 後二軸車に使用されるタンデム・サスペンション - Google Patents

後二軸車に使用されるタンデム・サスペンション

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JPH08142631A
JPH08142631A JP31581794A JP31581794A JPH08142631A JP H08142631 A JPH08142631 A JP H08142631A JP 31581794 A JP31581794 A JP 31581794A JP 31581794 A JP31581794 A JP 31581794A JP H08142631 A JPH08142631 A JP H08142631A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 後二軸の分担荷重を許容荷重の範囲で分配し
て各車軸の軸重オーバーを回避する範囲で駆動車軸の軸
重を増加可能にし、悪路や坂道など、また、空車時や軽
積載時に、発信を確実にし、そして、安全な走行を確保
する。 【構成】 フロント・ハイブリット・スプリング11
と、リア・ハイブリット・スプリング12と、そのフロ
ント・ハイブリット・スプリング11の一対のフロント
・エア・スプリング21、21およびリア・ハイブリッ
ト・スプリング12の一対のリア・エア・スプリング3
0、30を互いに連絡する主連通管13と、その主連通
管13から分岐されてそのリア・エア・スプリング3
0、30をそのリア・ハイブリット・スプリング12の
サブ・エア・スプリング31、31に対応的に連絡する
一対の分岐連通管14、14と、その一対のサブ・エア
・スプリング31、31間を互いに連絡する補助連通管
15と、レベリング・バルブ16と、一対の遮断弁1
7、17と排気弁18と調圧弁19とを含むところであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に関係ある分野】この発明は、後二軸車に使用さ
れるタンデム・サスペンションに関する。
【0002】
【背景技術】この種のタンデム・サスペンションは、積
載量を後前車軸と後後車軸とに均等にかけるかあるいは
所定の比で配分されるところで設計されるのが一般であ
る。ところが、後一軸のみが駆動される後二軸車では、
駆動軸側の軸重割合が少い場合、道路のでこぼこや坂道
を走行する際には、駆動車軸に分配される分担荷重が十
分にかからないために駆動輪がスリップしたり、また、
滑り易い路面では、その駆動輪がスリップを引き起して
空転され、さらに、空車時にも同様に軸負担重量が減少
して所要の駆動力がその駆動輪に確保できなくなる。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、後二軸の分担荷重を
許容荷重の範囲で分配して各車軸の軸重オーバーを回避
する範囲で駆動車軸の軸重を増加可能にし、悪路や坂道
など、また、空車時や軽積載時に、発進を確実にし、そ
して、安全な走行を確保するところの後二軸車に使用さ
れるタンデム・サスペンションの提供にある。
【0004】
【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、
一対のフロント・リーフ・スプリングおよび一対のフロ
ント・エア・スプリングの組合せによって後前車軸をフ
レームに連結するフロント・ハイブリット・スプリング
と、一対のリア・リーフ・スプリング、一対のリア・エ
ア・スプリング、およびその一対のリア・エア・スプリ
ングを補助する一対のサブ・エア・スプリングの組合せ
によって後後車軸をそのフレームに連結するリア・ハイ
ブリット・スプリングと、そのフロントおよびリア・エ
ア・スプリングを互いに連絡する主連通管と、その主連
通管から分岐され、そして、その一対のリア・エア・ス
プリングおよび一対のサブ・エア・スプリングにおいて
そのリア・エア・スプリングをそのサブ・エア・スプリ
ングに対応的に連絡する一対の分岐連通管と、その一対
のサブ・エア・スプリング間を互いに連絡する補助連通
管と、その主連通管を空気圧源に連絡する配管に配置さ
れるレベリング・バルブと、その一対の分岐連通管に配
置される一対の遮断弁と、その補助連通管に配置される
排気弁と、その排気弁の上流でその補助連通管に配置さ
れる調圧弁とを含み、そして、悪路や坂道など、また、
空車時や軽積載時に、その後前車軸に軸重を増加させて
駆動力を確保し、発進性向上し、そして、安全な走行を
確保するところである。
【0005】
【具体例の説明】以下、この発明の後二軸車に使用され
るタンデム・サスペンションの特定された具体例につい
て、図面を参照して説明する。図1および図2は、後二
軸に駆動後前車軸52および従動後後車軸53を使用す
る大型トラック50に適用されるところのこの発明の後
二軸車に使用されるタンデム・サスペンションの具体例
10を示している。このタンデム・サスペンション10
は、一対のフロント・リーフ・スプリング20、20お
よび一対のフロント・エア・スプリング21、21の組
合せによってその駆動後前車軸52をその大型トラック
50のフレーム51に連結するフロント・ハイブリット
・スプリング11と、一対のリア・リーフ・スプリング
29、29、一対のリア・エア・スプリング30、3
0、およびそのリア・エア・スプリング30、30を補
助する一対のサブ・エア・スプリング31、31の組合
せによってその従動後後車軸53をそのフレーム51に
連結するリア・ハイブリット・スプリング12と、その
フロントおよびリア・エア・スプリング21、21、3
0、30を互いに連絡する主連通管13と、その主連通
管13から分岐され、そして、その一対のリア・エア・
スプリング30、30および一対のサブ・エア・スプリ
ング31、31においてそのリア・エア・スプリング3
0、30をそのサブ・エア・スプリング31、31に対
応的に連絡する一対の分岐連通管14、14と、その一
対のサブ、エア・スプリング31、31間を互いに連絡
する補助連通管15と、その主連通管13を空気圧源
(図示せず)に連絡する配管41に配置されるレベリン
グ・バルブ16と、その一対の分岐連通管14、14に
配置される一対の遮断弁17、17と、その補助連通管
15に配置される排気弁18と、その排気弁18の上流
でその補助連通管15に配置される調圧弁19とを含ん
で構成され、そして、駆動力の必要時に、先ず、その遮
断弁17、17を閉じてそのリア・エア・スプリング3
0、30とそのサブ・エア・スプリング31、31との
間の連通を遮断し、次いで、その排気弁18を開いてそ
のサブ・エア・スプリング31、31から大気中に圧縮
空気を排出させ、そして、その従動後後車軸53には軸
重を減少させると同時に、その駆動後前車軸52には軸
重を増加させてその駆動後前車軸52にトラクションを
確保可能にするところである。
【0006】そのフロント・ハイブリット・スプリング
11は、そのフロント・リーフ・スプリング20、20
にテーパ・リーフ・スプリングを、そのフロント・エア
・スプリング21、21にローリング・スリーブ型エア
・スプリングをそれぞれ使用し、さらに、一対のフロン
ト・ショック・アブソーバ(図示せず)を活用するとこ
ろで組み立てられる。
【0007】そのフロント・リーフ・スプリング20、
20は、それの後端を伸長させて、その伸長端を異形の
Z形に折り曲げ加工されるエア・スプリング・サポート
・エンド22、22を備え、そして、それの先端をその
フレーム51のリーフ・スプリング・ブラケット23、
23にスプリング・ピン24、24で結合させ、一方、
その後端をその駆動後前車軸52のアクスル・ハウジン
グ54に複数のU−ボルト(図示せず)で結合させてそ
の駆動後前車軸52をそのフレーム51に連結する。勿
論、そのフロント・リーフ・スプリング20、20は、
そのエア・スプリング・サポート・エンド22、22間
にサポート・ビーム25を渡し、そして、ボルト−ナッ
トで固定的に締め付けてそのフロント・エア・スプリン
グ21、21を支持可能にしている。
【0008】そのフロント・エア・スプリング21、2
1は、下端にボトム・アンカ・プレート26、26を、
上端にトップ・アンカ・プレート27、27をそれぞれ
備え、そして、そのボトム・アンカ・プレート26、2
6がそのサポート・ビーム25上にねじ止めされてその
サポート・ビーム25に固定的に支持され、一方、その
トップ・アンカ・プレート27、27がそのフレーム5
1のエア・スプリング・ブラケット28、28にねじ止
めされて固定的に結合される。そのようにして、そのフ
ロント・エア・スプリング21、21はそのフロント・
リーフ・スプリング20、20に協働可能に組み合わせ
られてその駆動後前車軸52をそのフレーム51に連結
する。
【0009】そのリア・ハイブリット・スプリング12
は、そのリア・リーフ・スプリング29、29にテーパ
・リーフ・スプリングを、そのリア・エア・スプリング
30、30およびサブ・エア・スプリング31、31に
ローリング・スリーブ型エア・スプリングをそれぞれ使
用し、さらに、一対のリア・ショック・アブソーバ(図
示せず)を活用するところで組み立てられる。
【0010】そのリア・リーフ・スプリング29、29
は、それの後端を伸長させてその伸長端を異形のZ形に
折り曲げ加工されるエア・スプリング・サポート・エン
ド32、32を備え、そして、それの先端をそのフレー
ム51のリーフ・スプリング・ブラケット33、33に
スプリング・ピン34、34を結合させ、一方、その後
端をその従動後後車軸53のアクスル・ハウジング55
に複数のU−ボルト(図示せず)で結合させてその従動
後後車軸53をそのフレーム51に連結する。勿論、そ
のリア・リーフ・スプリング29、29は、そのエア・
スプリング・サポート・エンド32、32間にサポート
・ビーム35を渡し、そして、ボルト−ナットで固定的
に締め付けてそのリア・エア・スプリング30、30お
よびサブ・エア・スプリング31、31を支持可能にし
ている。
【0011】そのリア・エア・スプリング30、30
は、下端にボトム・アンカ・プレート36、36を、上
端にトップ・アンカ・プレート37、37をそれぞれ備
え、そして、そのボトム・アンカ・プレート36、36
がそのサポート・ビーム35上にねじ止めされてそのサ
ポート・ビーム35に固定的に支持され、一方、そのト
ップ・アンカ・プレート37、37がそのフレーム51
のエア・スプリング・ブラケット38、38にねじ止め
されて固定的に結合される。そのようにして、そのリア
・エア・スプリング30、30は、そのリア・リーフ・
スプリング29、29に協働可能に組み合わせられてそ
の従動後後車軸53をそのフレームに連結する。
【0012】そのサブ・エア・スプリング31、31
は、図2に示されたように、そのリア・エア・スプリン
グ30、30に対応的に隣接されてそのサポート・ビー
ム35とそのエア・スプリング・ブラケット38、38
との間に配置され、そして、そのリア・エア・スプリン
グ30、30を補助可能に活用される。勿論、そのサブ
・エア・スプリング31、31は、下端にボトム・アン
カ・プレート39、39を、上端にトップ・アンカ・プ
レート40、40をそれぞれ備え、そして、そのボトム
・アンカ・プレート39、39がそのサポート・ビーム
35上にねじ止めされてそのサポート・ビーム35に固
定的に支持され、一方、そのトップ・アンカ・プレート
40、40がそのフレーム51のエア・スプリング・ブ
ラケット38、38にねじ止めされて固定的に結合され
る。そのようにして、そのサブ・エア・スプリング3
1、31は、そのリア・エア・スプリング30、30を
補助するようにそのリア・リーフ・スプリング29、2
9に協働可能に組み合わせられてその従動後後車軸53
をそのフレーム51に連結する。
【0013】そのレベリング・バルブ16は、所定の位
置においてそのフレームに固定的に取り付けられて、そ
の主連通管13をその空気圧源に連絡する。その配管4
1に配置され、そして、レバー42がリンケージ43で
その従動後後車軸53のアクスル・ハウジング55に連
結されて荷重の増減がそのレバー42で検出可能にされ
る。そして、このレベリング・バルブ16は、そのレバ
ー42が荷重の増減を検出すると、そのレバー42で開
閉されてその空気圧源からそのエア・スプリング21、
21、30、30、31、31に圧縮空気を供給しある
いはそのエア・スプリング21、21、30、30、3
1、31から大気中に圧縮空気を排出してそのエア・ス
プリング21、21、30、30、31、31の内圧を
調整する。勿論、その空気圧源は、コンプレッサ(図示
せず)、ウエット・タンク(図示せず)、およびリザー
バ・タンク(図示せず)などから通常に構成される。ま
た、その配管41は、そのリザーバ・タンクに接続され
る。
【0014】その一対の遮断弁17、17は電磁弁が使
用され、そして、ドライバのスイッチ操作または一定の
条件に基づいてコンピュータが出す指示で開かれあるい
は閉じられてそのリア・エア・スプリング30、30と
その対応するサブ・エア・スプリング31、31との間
を連通しあるいは遮断する。勿論、ここで言う一定の条
件は、例えば、空車時または軽積載時の軸重が少ない場
合、車速が20km/h以下の発進時、低速走行などの
場合である。
【0015】その排気弁18は、電磁弁が使用され、そ
して、その補助連通管15の途中から分岐されて大気中
に開放されるところの分岐排気管44に配置されてその
ドライバのスイッチ操作または一定の条件に基づいてコ
ンピュータが出す指示で開閉される。この場合、その排
気弁18は、その一対の遮断弁17、17が閉じられて
そのサブ・エア・スプリング31、31がその対応する
リア・エア・スプリング30、30から遮断されている
ときに開かれてそのサブ・エア・スプリング31、31
から大気中に圧縮空気を排出し、そして、その従動後後
車軸53には軸重を減少させると同時にその駆動後前車
軸には軸重を増加させてその駆動後前車軸52にトラク
ションを確保可能にする。すなわち、この排気弁18
は、そのような軸重分配をそのサブ・エア・スプリング
31、31に行なわせる。
【0016】その調圧弁19は、その排気弁18の上流
でその分岐排気管44に配置されてそのサブ・エア・ス
プリング31、31に最低圧力を確保可能にする。この
調圧弁19は、リリーフ弁のように機能し、そして、そ
の最低圧力は、そのサブ・エア・スプリング31、31
がそのタンデム・サスペンション10のストロークによ
る潰れで圧縮空気を大気中に排出するので、圧縮空気の
供給時、荷重伝達の応答性やそのサブ・エア・スプリン
グ31、31の耐久性などを考慮して設定される。
【0017】また、このタンデム・サスペンション10
では、そのフロント・エア・スプリング21、21、リ
ア・エア・スプリング30、30、およびサブ・エア・
スプリング31、31の有効径がA、BおよびCに、サ
スペンション・アームがl1、l2 、l3 、およびl4
にそれぞれ設定され、そして、車両総重量が小さいとき
と大きいときとの空気圧がpおよびp′であると、軸重
分配は、車両総重量が小さい時には、駆動後前車軸:従
動後後車軸=A・2・p・l2 /l1 :B×2×p・l
4 /l3 に設定され、また、車両総重量が大きい時に
は、駆動後前車軸:従動後後車軸=A・2・p′・l2
/l1 :(B・2+C・2)・p′・l4/l3 に設定
されている。
【0018】次に、その上述のタンデム・サスペンショ
ン10の動作をそのトラック50の走行に関連して説明
する。そのトラック50が空であるいは軽積載で走行す
る際には、そのドライバのスイッチ操作または一定の条
件に基づいてコンピュータが出す指示でその遮断電磁弁
17、17が閉じられ、同時に、その排気電磁弁18が
開かれ、そして、そのサブ・エア・スプリング31、3
1の圧縮空気が大気中に排出される。そのサブ・エア・
スプリング31、31では、内圧がその最低圧力まで下
げられてその調圧弁19でその最低圧力に確保されるの
で、その従動後後車軸53には軸重が減少され、同時
に、その駆動後前車軸52には軸重が増加され、そし
て、この際のその駆動後前車軸52とその従動後後車軸
53との軸重比は、車両総重量が少ない時の軸重分配で
与えられ、概略2対1に配分される。したがって、その
駆動後前車軸52には、トラクションが確保されてその
トラック50は円滑に発進され、そして、走破性もまた
乗心地も向上される。勿論、そのトラック50が道路の
でこぼこ路面および滑り易い路面、そして、雪道のよう
な悪路、また、坂道において発進する際もそのタンデム
・サスペンション10は同様に動作し、そして、同様に
機能する。
【0019】そのトラック50が重積載で走行する際に
は、その排気電磁弁18が閉じられ、同時に、その遮断
電磁弁17、17が開かれてそのエア・スプリング2
1、21、30、30、31、31が互いに連通され、
そして、圧縮空気がその空気圧源からそのエア・スプリ
ング21、21、30、30、31、31に供給され
る。この際のその駆動後前車軸52とその従動後後車軸
53との軸重比は、車両総重量が大きい時の軸重分配で
与えられ、概略1対1に配分される。したがって、その
トラック50には、イコライズに影響せずに乗心地およ
び走破性が確保された状態で軸重が許容荷重の範囲に収
められる。
【0020】先に図面を参照して説明されたところのこ
の発明の特定された具体例から明らかであるように、こ
の発明の属する技術の分野における通常の知識を有する
者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(na
ture)および本質(substance)に由来
し、そして、それらを内在させると客観的に認められる
別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容
は、その発明の課題に相応し(be commensu
rate with)、そして、その発明の成立に必須
である。
【0021】
【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の
後二軸車に使用されるタンデム・サスペンションは、一
対のフロント・リーフ・スプリングおよび一対のフロン
ト・エア・スプリングの組合せによって後前車軸をフレ
ームに連結するフロント・ハイブリット・スプリング
と、一対のリア・リーフ・スプリング、一対のリア・エ
ア・スプリング、およびその一対のリア・エア・スプリ
ングを補助する一対のサブ・エア・スプリングの組合せ
によって後後車軸をそのフレームに連結するリア・ハイ
ブリット・スプリングと、そのフロントおよびリア・エ
ア・スプリングを互いに連絡する主連通管と、その主連
通管から分岐され、そして、その一対のリア・エア・ス
プリングおよび一対のサブ・エア・スプリングにおいて
そのリア・エア・スプリングをそのサブ・エア・スプリ
ングに対応的に連絡する一対の分岐連通管と、その一対
のサブ・エア・スプリング間を互いに連絡する補助連通
管と、その主連通管を空気圧源に連絡する配管に配置さ
れるレベリング・バルブと、その一対の分岐連通管に配
置される一対の遮断弁と、その補助連通管に配置される
排気弁と、その排気弁の上流でその補助連通管に配置さ
れる調圧弁とを含むので、この発明の後二軸車に使用さ
れるタンデム・サスペンションでは、空車時および軽積
載時に駆動力が確保されて発進が有利になり、また、重
積載時に、その後二軸の分担荷重が許容荷重の範囲で分
配されて各車軸に軸重オーバが回避され、そして、道路
のでこぼこ路面および滑り易い路面、および雪道のよう
な悪路や坂道において駆動輪のスリップおよびそのスリ
ップによるその駆動輪の空転が抑えられて発進および走
行が確実になり、それ伴って安全な走行が確保され、そ
の結果、後二軸車輪にとって非常に有用で実用的であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】後二軸に駆動後前車軸および従動後後車軸を使
用する大型トラックに適用されるところのこの発明の後
二軸車に使用されるタンデム・サスペンションの具体例
を示した概説側面図である。
【図2】図1に示されたそのタンデム・サスペンション
を後方から後面図である。
【符号の説明】
11 フロント・ハイブリット・スプリング 12 リア・ハイブリット・スプリング 13 主連通管 14 分岐連通管 15 補助連通管 16 レベリング・バルブ 17 遮断弁 18 排気弁 19 調圧弁 20 フロント・リーフ・スプリング 21 フロント・エア・スプリング 29 リア・リーフ・スプリング 30 リア・エア・スプリング 31 サブ・エア・スプリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のフロント・リーフ・スプリングお
    よび一対のフロント・エア・スプリングの組合せによっ
    て後前車軸をフレームに連結するフロント・ハイブリッ
    ト・スプリングと、一対のリア・リーフ・スプリング、
    一対のリア・エア・スプリング、およびその一対のリア
    ・エア・スプリングを補助する一対のサブ・エア・スプ
    リングの組合せによって後後車軸をそのフレームに連結
    するリア・ハイブリット・スプリングと、そのフロント
    およびリア・エア・スプリングを互いに連絡する主連通
    管と、その主連通管から分岐され、そして、その一対の
    リア・エア・スプリングおよび一対のサブ・エア・スプ
    リングにおいてそのリア・エア・スプリングをそのサブ
    ・エア・スプリングに対応的に連絡する一対の分岐連通
    管と、その一対のサブ・エア・スプリング間を互いに連
    絡する補助連通管と、その主連通管を空気圧源に連絡す
    る配管に配置されるレベリング・バルブと、その一対の
    分岐連通管に配置される一対の遮断弁と、その補助連通
    管に配置される排気弁と、その排気弁の上流でその補助
    連通管に配置される調圧弁とを含む後二軸車に使用され
    るタンデム・サスペンション。
  2. 【請求項2】 そのレベリング・バルブがその後後車軸
    側に連結される請求項1に記載の後二軸車に使用される
    タンデム・サスペンション。
  3. 【請求項3】 その遮断弁が電磁弁である請求項1に記
    載の後二軸車に使用されるタンデム・サスペンション。
  4. 【請求項4】 その排気弁が、電磁弁である請求項1に
    記載の後二軸車に使用されるタンデム・サスペンショ
    ン。
  5. 【請求項5】 その遮断弁および排気弁がそれぞれ電磁
    弁である請求項1に記載の後二軸車に使用されるタンデ
    ム・サスペンション。
  6. 【請求項6】 そのフロントおよびリア・ハイブリット
    ・スプリングが、それぞれさらにショック・アブソーバ
    を備える請求項1に記載の後二軸車に使用されるタンデ
    ム・サスペンション。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000006400A1 (en) * 1998-07-29 2000-02-10 Haire, Angela, Kate Vehicle suspension with linked air bags
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EP3230096B1 (en) 2014-12-12 2018-11-28 Dana Heavy Vehicle Systems Group, LLC Dynamic weight shift suspension system

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