JPH08142273A - 複合パネル - Google Patents

複合パネル

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Publication number
JPH08142273A
JPH08142273A JP27806794A JP27806794A JPH08142273A JP H08142273 A JPH08142273 A JP H08142273A JP 27806794 A JP27806794 A JP 27806794A JP 27806794 A JP27806794 A JP 27806794A JP H08142273 A JPH08142273 A JP H08142273A
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JP
Japan
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resin
composite panel
adhesive
layer
core material
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Pending
Application number
JP27806794A
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English (en)
Inventor
Susumu Nakagawa
進 中川
Hisakazu Suzuki
久和 鈴木
Akira Shintani
彰 新谷
Takashi Fukui
隆 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shoei Chemical Inc
Original Assignee
Shoei Chemical Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】供給が難しくなる木材を用いることなく、低コ
ストで製造できるとともに、物理的強度に優れ、かつ釘
の保持力が強く、また釘穴の復元が良好な複合パネルを
提供すること。 【構成】ポリエチレンテレフタレートフィルムをランダ
ムに裁断して得られたフィルム状フレーク100重量部
を、二液エポキシ樹脂系接着剤20部と混合し、常温下
でプレスして、芯材層3を形成した。一方、表面層1で
あるガラス長繊維を20%含んだガラス繊維強化ポリプ
ロピレンシート(2枚)のそれぞれの片面をフレーム処
理し、直後に一液型ウレタン系プライマーを塗布して乾
燥硬化させた。しかる後、その表面層1を、二液エポキ
シ樹脂系接着剤2を用いて芯材層の両面に接着すること
によって、複合パネルを製造した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土木・建築工事等で使
用されるコンクリート型枠、壁材あるいは床材等の建築
用内外装材、あるいは車輌の床用・壁用材料等として用
いられる複合パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、土木・建築工事等で使用されるコ
ンクリート型枠、壁材あるいは床材等の建築用内外装材
としては、物理的強度に優れる木質板が好適に使用され
ている。しかしながら、木質板は、通常比重が0.6〜
0.8であり、比較的軽量ではあるものの、高い吸湿性
・吸水性を有しており、しかも腐敗するため、長期間に
亘って安定した高い物理的強度を発現し続けることがで
きないという欠点を有している。また、天然の木材は、
年々供給が難しくなる傾向にあるため、この技術的対応
策も考えておく必要もある。そのため、近年では、発泡
ウレタン樹脂、発泡スチロール、発泡フェノール樹脂、
発泡ポリオレフィン、プラスチック−ダンボール等によ
って形成された板状体、繊維強化プラスチックで形成さ
れた板状体、あるいは、合成樹脂や金属によって形成さ
れたハニカム構造を含む板状体等の、軽くて、吸湿・吸
水しにくく、腐敗しにくい板状体が考案され、使用され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の樹脂製、あるいは金属製の板状体は、高い物理的強
度、低い吸湿性・吸水性を有しているものの、いずれ
も、釘を打ちつけて加工を施す際、その釘の保持力に劣
り、打ちつけた釘が抜け易いという共通の欠点を有して
いる。また、一旦釘を打ちつけてしまうと、釘を抜いた
後に、釘径とほぼ同じサイズの釘穴が残ってしまい、ほ
とんど復元しない。このため、コンクリート型枠、壁材
あるいは床材等の建築用内外装材、ひいては車輌形成用
材料等として用いた場合に、満足できるものではなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決し、供給
が難しくなる木材を用いることなく、低コストで製造で
きるとともに、物理的強度に優れ、かつ釘の保持力が強
く、また釘穴の復元が良好な複合パネルを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の複合パネ
ルの構成は、表面層、及び芯材層からなる積層板状体で
あって、前記芯材層が、接着された熱可塑性樹脂フレー
クからなることにある。また、表面層のうちの少なくと
も一つが、繊維強化熱可塑性樹脂シートであることにあ
り、さらに、表面層のうちの少なくとも一つが、金属シ
ートであることにある。
【0006】熱可塑性樹脂フレークとは、フレーク状に
した熱可塑性樹脂、すなわち、熱可塑性樹脂の薄い鱗片
状物のことである。熱可塑性樹脂フレークに供すること
ができる熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、塩化ビニル
樹脂及びその共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、酢酸ビ
ニル系樹脂、ポリスチレン及びスチレン共重合樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリアセタール、ポリカーボネート、飽
和ポリエステル樹脂、ポリフェニレンオキサイド、ノリ
ル樹脂、ポリサルフォン等のエンジニアリングプラスチ
ックを挙げることができる。
【0007】また、これらの熱可塑性樹脂のうち、ポリ
オレフィン樹脂としては、高密度ポリエチレン、中〜低
密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン等のポリ
エチレン系共重合体、いわゆるブロックポリプロピレン
と呼ばれる耐衝撃性ポリプロピレン、ランダムポリプロ
ピレンと呼ばれる共重合体等のポリプロピレン系重合
体、ポリブテン、1−メチルペンテン−1樹脂等を使用
することができ、さらには、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、プロピレン−塩
化ビニル共重合体等のオレフィンと他の極性モノマーと
の共重合体をも使用することができる。さらに、これら
の他にも、上記した樹脂同士のコポリマー、あるいはホ
モポリマー、コポリマーのブレンド物をも使用すること
ができる。一方、塩化ビニルの共重合体としては、塩化
ビニル−酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン
共重合体樹脂、塩化ビニルーアクリロニトリル共重合体
樹脂等を使用することができ、酢酸ビニル系樹脂として
は、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルアセトアセタール、ポ
リビニルブチラール等、ポリスチレンの共重合体として
は、ABS樹脂、SAN樹脂、ACS樹脂等、ポリアミ
ド系樹脂としては、ナイロン6、ナイロン8、ナイロン
11、ナイロン66、ナイロン610等、ポリカーボネ
ートとしては、ビスフェノールAとホスゲンとから得ら
れるポリカーボネート、ビスフェノールAとジフェニル
カーボネートとから得られるポリカーボネート等、飽和
ポリエステル樹脂としては、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリアリレート類等をそれぞれ使用するこ
とができる。
【0008】これらの熱可塑性樹脂は、単独で用いても
よいし、2種以上を混合したボリマーブレンドとして用
いてもよい。なお、熱可塑性樹脂には、必要に応じて酸
化チタン、カーボンブラック、ベンガラ、酸化鉄イエロ
ー、フタロシアニンブルー等の着色顔料、炭酸カルシウ
ム、クレー、タルク、水酸化アルミ、アルミナ、シリカ
等のフィラー、酸化防止剤、紫外線吸収剤、フェライト
等の磁性体粉末、感熱発泡剤、帯電防止剤等の公知の添
加物を配合することができる。
【0009】また、熱可塑性樹脂フレークの厚みは、1
〜2000μmであることが好ましく、より好ましくは
5〜1000μmであり、さらに好ましくは、10〜2
00μmである。フレークが1000μmより厚いと、
芯材層に強度斑、欠陥部が発生じ易くなり、ひいては複
合パネルの物性に斑が生じるので好ましくなく、逆に、
5μmより薄いと、複合パネルの比重が高くなったり、
見掛けの強度が低下したりするので好ましくない。
【0010】さらに、フレークの平均長径は、0.1〜
100mmであることが好ましく、より好ましくは0.5
〜50mmであり、さらに好ましくは、1〜10mmであ
る。平均長径が100mmより大きいと、芯材層に強度
斑、欠陥部が発生し易くなり、ひいては複合パネルの物
性に斑が生じるので好ましくなく、逆に、0.1mmより
小さいと、複合パネルの比重が高くなったり、見掛けの
強度が低下したりするので好ましくない。
【0011】熱可塑性樹脂フレークは、公知の方法によ
り成形されたフィルムあるいはシートを裁断することに
よって得られる。裁断方法としては、通常のシュレッダ
ー等による裁断方法、あるいは冷凍粉砕方法等を挙げる
ことができる。なお、熱可塑性樹脂フレークは、溶融成
形したバージン材を用いても良いが、別の目的で熱可塑
性樹脂フィルム、シートを成形・加工したときに発生す
る、いわゆる屑材料、あるいは回収材料を用いることも
できる。屑材料や回収材を用いると、製造コストが低減
できるし、また産業廃棄物のリサイクルという面から好
ましい。
【0012】また、熱可塑性樹脂フレークを接着するた
めの接着剤は、熱可塑性樹脂フレーク同士を強固に結合
できるものであれば特に制約されないが、良好な接着強
度が得られるという点から、無溶剤型接着剤であること
が好ましい。無溶剤型接着剤としては、二液エポキシ樹
脂系接着剤、二液ウレタン樹脂系接着剤、不飽和ポリエ
ステル樹脂、二液アクリル樹脂接着剤等の公知の無溶剤
型接着剤を挙げることができる。その中でも、二液エポ
キシ樹脂系接着剤、二液ウレタン樹脂系接着剤が好まし
い。さらに、二液エポキシ樹脂系接着剤の中では、多官
能エポキシ樹脂とポリアミンを主成分とする二液エポキ
シ系接着剤(以下、多官能エポキシ−ポリアミン系接着
剤という)が好ましく、ウレタン樹脂系接着剤の中で
は、多官能ポリイソシアネートとポリオールを主成分と
する二液ウレタン樹脂系接着剤(以下、多官能ポリイソ
シアネート−ポリオール系接着剤という)が好ましい。
【0013】多官能エポキシ−ポリアミン系接着剤を構
成する多官能エポキシ樹脂としては、ビスフェノールA
とエピクロルヒドリンとの反応によって得られるものも
含め、環状脂肪酸型エポキシ樹脂、グリセリン型エポキ
シ樹脂(例えばシェル化学社製Epikote812
等)、ダイマー酸型エポキシ樹脂等を挙げることができ
る。さらにそれらの中でも、常温(約20℃)で液状で
あり、かつ低粘度のものが好ましい。また、ポリアミン
としては、例えばポリアミノアミド化合物、脂肪族ポリ
アミン、環状脂肪族ポリアミン、芳香族ポリアミン等の
公知のポリアミンを挙げることができる。ポリアミンも
また、常温(約20℃)で液状、かつ低粘度のものが好
ましい。これらの多官能エポキシ樹脂、及びポリアミン
の中には、必要に応じて炭酸カルシウム、クレー等のフ
ィラー、あるいはジオクチルフタレート等の可塑剤や、
硬化促進剤、着色剤、消泡剤等を添加することができ
る。
【0014】一方、多官能ポリイソシアネート−ポリオ
ール系接着剤を構成する多官能ポリイソシアネートとし
ては、末端にイソシアネート基を有する公知の多官能ポ
リイソシアネート化合物を挙げることができ、ポリオー
ルとしては、例えばポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオール、ポリカーボネートポリオール等の公知
のポリオールを挙げることができる。これらのポリイソ
シアネート、ポリオールも常温(約20℃)で液状、か
つ低粘度のものが好ましく、必要に応じて、フィラー、
可塑剤、硬化促進剤、着色剤、消泡剤等を添加すること
ができる。
【0015】熱可塑性樹脂フレークを接着して芯材層を
形成する場合の熱可塑性樹脂フレークと接着剤の使用比
率は、熱可塑性樹脂の種類、フレークの形状によっても
異なるが、フレーク100重量部に対し接着剤5〜50
重量部であることが好ましく、より好ましくは、10〜
40重量部である。フレーク100重量部に対し接着剤
が5重量部以下であると、芯材層の物理的強度が低下す
るので好ましくなく、また、フレーク100重量部に対
し接着剤が50重量部以上であると、芯材層の比重が高
くなり、ひいては複合パネルが重いものとなるので好ま
しくないし、さらに、製造コストも高いものとなるので
好ましくない。
【0016】熱可塑性樹脂フレークを接着して芯材層を
形成する方法としては、熱可塑性樹脂フレークと接着剤
とを均一に攪拌混合し、均一に広げて、所定の厚みに加
圧プレスする方法を採用することができる。この場合
に、一旦、フレークと接着剤との混合物から板状の芯材
層を成形しても良いし、接着剤を塗布した2枚の表面層
でフレークと接着剤の混合物を挟んだ状態で加圧プレス
し、芯材層の形成と同時に、芯材層と表面層とを接着さ
せて、最終製品である複合パネルを形成しても良い。一
旦、芯材層のみを形成する場合は、その両面に接着剤に
よって表面層を貼り合わせることによって、最終製品で
ある複合パネルを形成する。フレークと接着剤の混合物
を加圧プレスすることによって芯材層を形成する方法
は、芯材層の各フレークがプレス面と略平行に配列され
たものとなり、複合パネルが高い釘保持力有したもの
となるので好ましい。なお、一旦、芯材層のみを形成す
る方法は、表面層と芯材層との接着をより強固にしたい
場合に効果的であり、芯材層の形成と同時に表面層との
接着を行なう方法は、少なくとも一方の表面が凹凸を有
する複雑な形状(例えば岩肌状や木目調等)の複合パネ
ルを形成する場合や、複合パネルに補強用の桟木体やリ
ブを設ける場合に好適である。
【0017】熱可塑性樹脂フレークが接着されて形成さ
れる芯材層には、必要に応じて木粉、木材チップ、繊維
屑、金属線、ガラス繊維、やしがら繊維等の繊維状物、
樹脂粉末、発泡樹脂粉末、ゴムチップ、シラスバルー
ン、発泡ガラスビーズ等の中空粒子、ガラスフレーク、
雲母、アルミフレーク等の無機系フレーク状物等を混合
することができる。
【0018】複合パネルは、芯材層の片面あるいは両面
に表面層を接着し、積層することによって形成される。
なお、物理的特性がより均一で、強度が高い複合パネル
を得るためには、芯材層の両面に表面層を積層すること
が好ましい。表面層としては、樹脂シート、合板、アル
ミニウム等の金属シート等、何を用いても構わないし、
さらに、樹脂シートを用いる場合、樹脂シートを形成す
る樹脂の種類は、熱可塑性樹脂、あるいは熱硬化性樹脂
等、特に限定されない。また、物理的特性が均一で、強
度の高い複合パネルを得るためには、芯材層の両面に接
着する2つの表面層のうちの少なくとも一つが、繊維強
化熱可塑性樹脂によって形成されたシート、あるいはア
ルミニウム等の金属シートであることが好ましい。この
とき、もう一方の樹脂シートは、どんな樹脂シートであ
っても構わないが、強度、耐久性、耐熱性等に優れた複
合パネルを形成するためには、同じく繊維強化熱可塑性
樹脂シートを用いることが好ましい。
【0019】繊維強化熱可塑性樹脂シートに用いる熱可
塑性樹脂は、釘を打ち込んだときに割れにくく、しかも
引張強さが500N/cm2 以上のものであれば特に制約さ
れない。このようなものとしては、例えば、ポリオレフ
ィン樹脂、塩化ビニル樹脂及びその共重合樹脂、塩化ビ
ニリデン樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ポリスチレン及びそ
の共重合樹脂等の一般用樹脂、ポリアミド樹脂、ポリア
セタール、ポリカーボネート、熱可塑性ポリエステル樹
脂、ポリフェニレンオキサイド及びノリル樹脂、ポリス
ルフォン等のエンジニアリングプラスチックを挙げるこ
とができる。この中でポリオレフィン樹脂としては、高
密度ポリエチレン、中〜低密度ポリエチレン、直鎖状低
密度ポリエチレン等のポリエチレン系共重合体、いわゆ
るブロックポリプロピレンと呼ばれる耐衝撃性ポリプロ
ピレン、ランダムポリプロピレンと呼ばれる共重合体等
のポリプロピレン系重合体、ポリブテン、1−メチルペ
ンテン−1樹脂等を使用することができ、さらには、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−塩化ビニル共
重合体、プロピレン−塩化ビニル共重合体等のオレフィ
ンと他の極性モノマーとの共重合体をも使用することが
できる。また、これらの他にも、上記した樹脂同士のコ
ポリマー、あるいはホモポリマー、コポリマーのブレン
ド物をも使用することができる。一方、塩化ビニルの共
重合体としては、塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、塩化ビ
ニル−塩化ビニリデン共重合体樹脂、塩化ビニルーアク
リロニトリル共重合体樹脂等を使用することができ、酢
酸ビニル系樹脂としては、酢酸ビニル樹脂、ポリビニル
アセトアセタール、ポリビニルブチラール等、ポリスチ
レンの共重合体としては、ABS樹脂、SAN樹脂、A
CS樹脂等、ポリアミド系樹脂としては、ナイロン6、
ナイロン8、ナイロン11、ナイロン66、ナイロン6
10等、ポリカーボネートとしては、ビスフェノールA
とホスゲンとから得られるポリカーボネート、ビスフェ
ノールAとジフェニルカーボネートとから得られるポリ
カーボネート等、熱可塑性ポリエステル樹脂としては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタ
レート等をそれぞれ使用することができる。これらの熱
可塑性樹脂は、単独で用いてもよいし、2種以上を混合
したボリマーブレンドとして用いてもよい。なお、本発
明においては、成形可能な分子量を有していれば上記の
どの熱可塑性樹脂を選択しても構わないが、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、プロピレンブロックポリマー、ラ
ンダムポリプロピレン等のポリオレフィンを使用する
と、例えば、複合パネルをコンクリート型枠として用い
た場合に、良好なコンクリート離型性が得られるので好
ましい。
【0020】また、繊維強化熱可塑性樹脂シートに用い
られる繊維としては、ガラス繊維、ロックファイバー、
炭素繊維、アルミナ繊維、ポリアミド繊維、ポリイミド
繊維等を挙げることができるが、ガラス繊維を用いると
コンクリート型枠用板体の強度を高くでき、しかも製造
コストを低く抑えることができるので好ましい。ガラス
繊維の材質は特に制限されず、含アルカリガラス、低ア
ルカリガラス、無アルカリガラス等のいずれでもよく、
Eガラス、Cガラス、Aガラス等、従来ガラス繊維とし
て使用されている各種ガラスを用いることができる。使
用するガラス繊維の形状は特に制限されないが、繊維径
が5〜36μmであると、高い強度と靱性を同時に発現
させることができるので好ましく、11〜25μmであ
るとより好ましく、15〜23μmであるとさらに好ま
しい。また連続繊維、切断繊維のいずれも使用できる
が、打たれた釘を強固に保持して、高い強度を発現させ
るためには、平均繊維長が10mm以上であると好まし
く、50mm以上であると特に好ましい。一方、樹脂へ充
填する繊維の割合は、繊維の真比重によって多少異なる
が、1〜60重量%であることが好ましく、5〜50重
量%であるとより好ましく、7〜40重量%であるとさ
らに好ましい。充填割合が低いと、複合パネルの強度等
の物性が不十分となるので好ましくないし、逆に充填割
合が高いと、繊維強化熱可塑性樹脂シートに空隙部(欠
陥部)が増えるので好ましくない。
【0021】繊維強化熱可塑性樹脂シートを得る方法と
しては、公知の方法を用いることができるが、表面の仕
上り(平滑性)の良好な繊維強化熱可塑性樹脂シートを
得るためにはマット状ないしシート状に圧着した繊維を
シート状の熱可塑性樹脂と積層して熱融着せしめる方法
(以下、積層融着法という)、あるいは、粉末状樹脂と
チョップドガラス繊維を水中で分散混合せしめた後抄紙
機ですくって脱水してシート化しさらに乾燥してから加
圧状態で加熱する方法(以下、抄紙法という)等を用い
ることができる。
【0022】また、繊維強化熱可塑性樹脂シートには、
必要に応じて酸化チタン、カーボンブラック等の着色顔
料、炭酸カルシウム、クレー、タルク等の体質顔料、酸
化防止剤、紫外線吸収材等の公知の安定剤を添加するこ
とができる。さらに、繊維強化熱可塑性樹脂シートの厚
さは、0.5〜5.0mmであることが好ましく、0.8
〜3.0mmであるとより好ましい。シートの厚さが0.
5mm以下であると、複合パネルの強度や表面高度が著し
く低くなってしまうし、逆に、5.0mm以上であると、
使用に供したときに丸刃鋸等で切断する場合の切削性が
低下する。
【0023】表面層として金属シートを用いる場合は、
金属シートを形成する金属の種類は特に限定されず、ア
ルミニウムシート(以下、単にアルミシートという)、
ステンレスシート、銅箔、真鍮箔、亜鉛引き鉄板等、何
でも用いることができる。これらの中でも、腐食性がほ
とんどなく、軽量であるという点からアルミシートを使
用することが好ましい。金属シートの厚みは、20〜2
000μmであることが好ましく、より好ましくは、5
0〜1000μmである。また、必要に応じて、金属シ
ートの表面(片面、あるいは両面)に塗装を施したり、
ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂等の樹脂ライニン
グを施したりしても良く、また、樹脂フィルムを貼り合
わせても良い。
【0024】表面層として樹脂シートや金属シートを用
いる場合、芯材層との接着強度を向上させるために、芯
材層との接着面に各種の表面処理を施すことが好まし
い。表面にポリオレフィン系樹脂のライニングを施した
金属シートを表面層として利用する場合、例えば、シー
トの表面を、コロナ放電処理、フレーム処理等の公知の
表面処理方法によって、表面張力35dyn/cm以上の状態
にしておけば、芯材層との接着強度を高めることができ
るので好ましいし、さらに、表面処理直後にウレタン
系、もしくはエポキシ系のプライマーを塗布すれば、一
層高い接着強度が得られるので、より好ましい。
【0025】また、表面にライニング、塗装等が施され
ていない金属シートを表面層として用いる場合には、接
着前の表面処理として、必要に応じて表面の脱脂を行な
ってから、プライマーを塗布しておくことが好ましい。
この場合のプライマーとしても、ウレタン系、もしくは
エポキシ系のプライマーを用いることができる。
【0026】かかるプライマーとしては、例えば、1液
もしくは2液型のエポキシ系プライマー、ウレタン系プ
ライマー等を挙げることができる。エポキシ系プライマ
ーの中では、多官能エポキシ樹脂とポリアミンを主成分
とする2液型エポキシ系プライマー(以下、多官能エポ
キシ−ポリアミン系プライマーという)が好ましく、ウ
レタン系プライマーの中では、多官能ポリイソシアネー
トとポリオールを主成分とする2液型ウレタン系プライ
マー(以下、多官能ポリイソシアネート−ポリオール系
プライマーという)、もしくは多官能ポリイソシアネー
トを主体とする一液型ウレタン系プライマーが好ましく
用いられる。多官能エポキシ−ポリアミン系プライマー
を構成する多官能エポキシ樹脂としては、ビスフェノー
ルAとエピクロルヒドリンとの反応によって得られるも
のも含め、環状脂肪酸型エポキシ樹脂、グリセリン型エ
ポキシ樹脂(例えばシェル化学社製Epikote81
2等)、ダイマー酸型エポキシ樹脂等を挙げることがで
きる。また、ポリアミンとしては、例えばポリアミノア
ミド化合物、脂肪族ポリアミン、環状脂肪族ポリアミ
ン、芳香族ポリアミン等の公知のポリアミンを挙げるこ
とができる。
【0027】一方、多官能ポリイソシアネート−ポリオ
ール系プライマーを構成する多官能ポリイソシアネート
としては、末端にイソシアネート基を有する公知の多官
能ポリイソシアネート化合物を挙げることができ、ポリ
オールとしては、例えばポリエステルポリオール、ポリ
エーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール等の
公知のポリオールを挙げることができる。一液型ウレタ
ン系プライマーとしては、溶剤で希釈された、公知の多
官能ポリイソシアネートの溶液を用いることができる。
【0028】一旦、芯材層のみを形成し、その芯材層を
表面層と接着して複合パネルを形成する場合、芯材層と
表面層を接着する接着剤としては、公知の接着剤、例え
ば、一液もしくは二液型のエポキシ系接着剤、ウレタン
系接着剤を用いることができる。また、高い接着強度が
得られるという点から、それらの接着剤の中でも、エポ
キシ樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤を用いること
が好ましい。さらに、エポキシ樹脂系接着剤の中では、
多官能エポキシ−ポリアミン系接着剤が好ましく、ウレ
タン樹脂系接着剤の中では、多官能ポリイソシアネート
−ポリオール系接着剤が好ましい。多官能エポキシ−ポ
リアミン系接着剤を構成する多官能エポキシ樹脂として
は、ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとの反応に
よって得られるものも含め、環状脂肪酸型エポキシ樹
脂、グリセリン型エポキシ樹脂(例えばシェル化学社製
Epikote812等)、ダイマー酸型エポキシ樹脂
等を挙げることができる。さらにそれらの中でも、常温
(約20℃)で液状であり、かつ低粘度のものが好まし
い。また、ポリアミンとしては、例えばポリアミノアミ
ド化合物、脂肪族ポリアミン、環状脂肪族ポリアミン、
芳香族ポリアミン等の公知のポリアミンを挙げることが
できる。ポリアミンもまた、常温(約20℃)で液状、
かつ低粘度のものが好ましい。これらの多官能エポキシ
樹脂、及びポリアミンの中には、必要に応じて炭酸カル
シウム、クレー等のフィラー、あるいはジオクチルフタ
レート等の可塑剤や、硬化促進剤、着色剤、消泡剤等を
添加することができる。
【0029】一方、多官能ポリイソシアネート−ポリオ
ール系接着剤を構成する多官能ポリイソシアネートとし
ては、末端にイソシアネート基を有する公知の多官能ポ
リイソシアネート化合物を挙げることができ、ポリオー
ルとしては、例えばポリエステルポリオール、ポリエー
テルポリオール、ポリカーボネートポリオール等の公知
のポリオールを挙げることができる。これらのポリイソ
シアネート、ポリオールも常温(約20℃)で液状、か
つ低粘度のものが好ましく、必要に応じて、フィラー、
可塑剤、硬化促進剤、着色剤、消泡剤等を添加すること
もできる。さらに、本発明においては、多官能エポキシ
−ポリアミン系接着剤や多官能ポリイソシアネート−ポ
リオール系接着剤の中でも、特に、有機溶剤の混合率が
5%以下の、実質的に無溶剤とみなせる無溶剤型のもの
を用いることが好ましく、また、0〜80℃の範囲内で
硬化する常温硬化性のものを用いることが好ましい。
【0030】
【作用】熱可塑性樹脂フレークが接着されてなる芯材層
は、高い弾力性を有しているため、打ち込まれた釘を周
囲から圧迫して動かさず、また、打ち込まれた釘が引き
抜かれた場合には、その釘穴を元の状態近くまで復元す
る。したがって、複合パネルは、高い釘保持力を発現で
きるし、打ち込まれた釘を引き抜いた後の釘穴に再度釘
を打ち込んだ場合も、同様に高い釘保持力を発現でき
る。また、複合パネルは、芯材層の高い靱性によって、
鋸引きに対して割れやクラックを生じたりしないし、芯
材層が多くの空隙を有しているので、高い断熱性を発現
できる。さらに、複合パネルは、高い撥水性を有してい
るので、コンクリート中の水分を吸収して重たくなった
りしないし、腐食したりしない。したがって、複合パネ
ルは、長期間に亘って、高い物理的強度を発現し続ける
ことができる。
【0031】一方、繊維強化熱可塑性樹脂シート、ある
いは金属シートを表面層として使用した場合は、より高
い物理的強度を発現することができるし、表面硬度が高
くなり、高い耐擦傷強度を発現できる。
【0032】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。 [実施例1] 1.複合パネルの製造 (1)表面層 ガラス長繊維を20%含んでなる厚さ1.5mmの2枚の
ガラス繊維強化ポリプロピレンシート(以下、単にPP
シートという)を表面層として使用した。 (2)芯材層の製造 厚さ75μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを
ランダムに裁断して得られた平均長径7mm(平均表面積
=約0.4mm2 )のフィルム状フレーク100重量部
を、二液エポキシ樹脂系接着剤(多官能エポキシ−ポリ
アミン系接着剤、インスターボンド X-13183,松栄化学
社製)20部と混合し、常温下でプレスし、厚さ10m
m、比重0.43の芯材層を得た。 (3)複合パネルの製造 上記した2枚のPPシートのそれぞれの片面をフレーム
処理して、表面張力を50dyn/cmに調整した後、直ちに
一液型ウレタン系プライマー(インスターボンド XES-1
04,松栄化学社製)を塗布し、乾燥硬化させた。このプ
ライマーを塗布したPPシートを、二液エポキシ樹脂系
接着剤(多官能エポキシ−ポリアミン系接着剤、インス
ターボンド X-13183,松栄化学社製)によって、上記で
得られた芯材層の両面に接着し、厚さ12mmの複合パネ
ルを製造した。製造された複合パネルの見掛け比重は
0.6であり、通常の木質板(見掛け比重0.6〜0.
7)とほぼ同じ値であった。得られた実施例1の複合パ
ネルを図1に示した。1は表面層であり、2は接着剤、
3は芯材層である。また実施例1の複合パネルの部分断
面拡大図を図2に示した。 2.複合パネルの性能評価 (1)釘保持力 複合パネルに直径2.14mmの鉄釘を10mmの深さまで
打ち込んだ後、引張試験機を用いて、その鉄釘を1分間
に10mmの速度で引き抜いたときの最大荷重を測定し、
1回目の釘保持力とした。さらに、その釘穴に、同じ釘
を同じ深さまで打ち込んで、同じ速度で引き抜いたとき
の最大荷重をも測定し、2回目の釘保持力とした。 (2)機械的強度 引張試験機を用いて、最大曲げ荷重、及びそのときの撓
み、曲げ強さ、曲げ弾性率を測定した。結果は釘の保持
力とともに表1に示した。
【0033】[実施例2] 1.複合パネルの製造 (1)表面層 厚さ0.8mmのアルミニウムシートを表面層として使用
した。 (2)芯材層、及び複合パネルの製造 厚さ25μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを
ランダムに裁断して得られた平均長径5μm(平均表面
積=約0.4mm2 )のフィルム状フレーク100重量部
を、実施例1と同じ二液型エポキシ樹脂系接着剤(多官
能エポキシ−ポリアミン系接着剤、インスターボンド X
-13183,松栄化学社製)20部と混合した。そして、そ
の混合物を、上記のアルミニウムシートの上に均一に押
し広げ、さらに、その上にもう一枚のアルミニウムシー
トを積層した後、常温下でプレスして、厚さ12mm、比
重0.6の複合パネルを製造した。 2.複合パネルの性能評価 実施例1と同様に行い、結果を表1に示した。
【0034】[比較例1] 1.複合パネルの製造 (1)表面層 実施例1と同様のPPシートを表面層として使用した。 (b)芯材層 ペーパーハニカムコアを芯材層として使用した。 (c)複合パネルの製造 芯材層のペーパーハニカムコアの両面に、実施例1と同
じ接着剤を用いて、上記のPPシートを貼り合わせて、
厚さ12mmの比較例1の複合パネルを製造した。比較例
1の複合パネルを図3に示した。4はペーパーハニカム
コアである。 2.複合パネルの性能評価 実施例1と同様に行い、結果を表1に示した。
【0035】[比較例2] 1.複合パネルの製造 (1)表面層 実施例1と同様のPPシートを表面層として使用した。 (b)芯材層 10倍に発泡させた硬質ウレタンフォームを芯材層とし
て使用した。 (c)複合パネルの製造 芯材層の硬質ウレタンフォームの両面に、実施例1と同
じ接着剤を用いて、上記のPPシートを貼り合わせて、
厚さ12mmの比較例2の複合パネルを製造した。 2.複合パネルの性能評価 実施例1と同様に行い、結果を表1に示した。
【0036】 (測定はJIS−K7203の方法に準拠し、試験片の
寸法を縦×横×厚み=100mm×300mm×12mmと
し、支点間の距離を240mmとした。また、10mm/mi
n.の曲げ速度で測定した。)
【0037】表1から、実施例の複合パネルは、比較例
に比べて、1回目、2回目ともに高い釘保持力を示すこ
とがわかる。また、実施例の複合パネルは、1回目に対
する2回目の釘保持力の低下が僅かであることがわか
る。
【0038】上記実施例では、芯材層と表面層のみから
形成される複合パネルを示したが、複合パネルは、必要
に応じて芯材層を桟木体やリブで補強することもできる
(図4参照)。さらに、上記実施例の複合パネルは、単
なる平板状のものであるが、複合パネルは、少なくとも
一方の表面が、波状、あるいは凹凸を有する複雑な形状
(例えば岩肌状や木目調)等、各種の形状にすることも
できる。
【0039】なお、本発明はこれらの実施例に何ら制約
されるものではないし、また本発明の複合パネルは、上
記の如く優れた特性を有するものであるから、コンクリ
ート型枠、建築用内外装材、車輌の床用・壁用材料の用
途はもちろん、これ以外にも幅広く利用することができ
ることを付記しておく。
【0040】
【発明の効果】本発明の複合パネルは、軽量で、物理的
強度が高く、靱性に優れ、しかも、従来のハニカムや発
泡ウレタン樹脂を利用した板体に比べて、打ち込んだ釘
の保持力がきわめて高い。したがって、加工し易く、強
い衝撃を受けても決して割れたり粉砕したりしないし、
繰り返し圧力や振動のかかる用途に使用した場合でも、
高い信頼性を発現することができる。また、吸湿性・吸
水性が低く、腐食したりしないので、長期間に亘って、
上記の優れた特性を発現し続けることができる。さら
に、高い空隙率を有しているので、断熱性にも優れてい
る。その上、低コストで製造でき、木質板の代用品とな
るので、木材資源の保護に寄与することもできるし、芯
材層の形成にリサイクル材料を用いれば、産業廃棄物の
処理問題に貢献することができる。
【0041】また、複合パネルの表面層として、繊維強
化熱可塑性樹脂シートや金属シートを用いれば、表面硬
度が高くなり、傷つきにくくなるので、コンクリート型
枠、建築用内外装材、車輌の床用・壁用材料としては、
正に打って付けのものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の複合パネルを一部切り欠いて示す部
分斜視図である。
【図2】実施例1の複合パネルの部分拡大断面図であ
る。
【図3】比較例1の複合パネルを一部切り欠いて示す部
分斜視図である。
【図4】複合パネルの変更例を一部切り欠いて示す部分
斜視図である。
【符号の説明】
1・・表面層,2・・接着剤,3・・芯材層,4・・ペ
ーパーハニカムコア,5・・桟木体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 隆 名古屋市熱田区六野一丁目3番地18号 松 栄化学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面層、及び芯材層からなる積層板状体
    であって、前記芯材層が、接着された熱可塑性樹脂フレ
    ークからなることを特徴とする複合パネル。
  2. 【請求項2】 表面層のうちの少なくとも一つが、繊維
    強化熱可塑性樹脂シートであることを特徴とする請求項
    1記載の複合パネル。
  3. 【請求項3】 表面層のうちの少なくとも一つが、金属
    シートであることを特徴とする請求項1記載の複合パネ
    ル。
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