JPH08140728A - 化粧用コンパクト容器 - Google Patents
化粧用コンパクト容器Info
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- JPH08140728A JPH08140728A JP30954994A JP30954994A JPH08140728A JP H08140728 A JPH08140728 A JP H08140728A JP 30954994 A JP30954994 A JP 30954994A JP 30954994 A JP30954994 A JP 30954994A JP H08140728 A JPH08140728 A JP H08140728A
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Abstract
取り扱いも容易な化粧用コンパクト容器を提案する。 【構成】 容器体の化粧品収納凹部9内に立設した支持
筒4内に化粧品収納皿5を嵌着させ、上記支持筒4上端
に嵌着させてその頂壁裏面に固定したパッキン8により
化粧品収納皿5を気密に閉塞する中蓋7を設け、支持筒
4外周に回動可能に装着した回動リング6に中蓋7を開
閉可能且つ一体動可能に連結した。また、中蓋7を係止
筒4に突条相互の係合により係止させ、中蓋の係合状態
から係合解除状態に至る間を中蓋7の往復回動が可能に
規制した。
Description
関する。
部に後部を回動可能に連結するとともに、容器体上面を
開閉可能に蓋体を設け、容器体に化粧品を収納した化粧
品充填皿を嵌着させてなるものが知られている。
フックを容器体前面上部に突設した係止突条に離脱可能
に押圧係止させて閉じ蓋状態を維持させる如く構成して
いる。
た従来の容器では化粧品収納部の上面を密に閉塞するこ
とが難しく、長期の使用によって化粧品が乾燥劣化する
等の不都合を生じる場合がある。
るもので、良好な気密性を維持しつつ且つ取り扱いも容
易な化粧用コンパクト容器を提案するものである。
上記課題を解決するため、皿状容器体2と、該容器体後
部に後部を回動可能に連結して容器体上面を開閉可能に
設けた蓋体3と、上記容器体の化粧品収納凹部9内に立
設固定させた円筒状支持筒4と、該支持筒内に嵌着させ
て内部に化粧品を充填させた化粧品収納皿5と、上記支
持筒4外周の化粧品収納凹部9内に回動可能且つ抜け出
し不能に装着した回動リング6と、上記支持筒外周に回
動可能且つ開閉可能に嵌合させた周壁27上端縁より頂壁
28を延設するとともに、周壁27一端部を上記回動リング
6一端部に開閉可能且つ一体回動可能に連結させた中蓋
7と、上記中蓋頂壁28下面に固定させるとともに、上記
化粧品収納皿5上面に圧接して気密性を保持する弾力性
を有するパッキン8とを備え、上記支持筒4外周及び中
蓋周壁27内周に互いに係合する横突条29及び30をそれぞ
れ周方向複数設けるとともに、各横突条29及び30の係合
状態から係合解除状態に至る間を中蓋7の往復回動が可
能に規制したことを特徴とする化粧用コンパクト容器と
して構成した。
条29及び30の係合状態から係合解除状態に至る間の中蓋
7の往復回動規制が、上記容器体周壁11上面の上記化粧
品収納凹部9と連通する所定位置に穿設した帯状凹部34
内を、中蓋7と回動リング6の連結部33が往復動するこ
とで規制される往復回動規制であり、上記連結部33が容
器体側部中央位置にある時に上記係合解除状態である請
求項1記載の化粧用コンパクト容器として構成した。
蓋体3を容器体2後方へ開く。次いで中蓋7を持って回
動させ、各横突条29及び30の係合を解除し、中蓋7を開
いて収納化粧品を使用することができる。この際、中蓋
7と回動リング6との連結部33が各横突条29,30の係合
解除直後に帯状凹部34一端部に係止される。また、上記
連結部33が容器体側部中央に位置し、中蓋7は容器体側
方へ開く。
対方向に回動させると各横突条29及び30が互いに係合し
て中蓋7は閉蓋状態を維持し、パッキン8は化粧品収納
皿5上面に圧接して該皿5内を気密に閉塞する。この
際、上記連結部33が帯状凹部34の他端部に係止されるま
で中蓋7を回動させると、各横突条29及び30が完全に係
合され中途半端な係合状態とならない。次いで、蓋体3
を閉じて保管する。
する。
で、図中1は化粧用コンパクト容器を示す。該容器1
は、容器体2と、蓋体3と、支持筒4と、化粧品収納皿
5と、回動リング6と、中蓋7と、パッキン8とを備え
ている。
凹部9を、右方に矩形状の化粧具収納凹部10を横設した
皿状をなしている。また、周壁11前面中央部を後方へ凹
ませて形成し、後述する押し釦を収納するための前面及
び上面開口の凹部12を形成し、その奥壁面には後述する
蓋体のフックを係合させるための係止突起13を突設して
いる。また、容器体周壁11後面中央を前方へ凹ませて形
成し、蓋体3の後述する回動軸受けを収納軸着させるた
めの上下面及び後面開口の凹部14を設けている。
連結して容器体上面を開閉可能に構成している。
延設し、容器体2の上面外周縁に凹設した帯状の嵌合凹
部15に周壁16下端縁を開閉可能に嵌合させている。ま
た、頂壁17後部中央裏面より垂設した回動軸受け18を容
器体の上記凹部14内に垂下して凹部14両側に回動可能に
軸着させている。また、頂壁17前部中央より垂設したフ
ック19を上記係止突起13に係合させて閉蓋状態を維持可
能に構成している。更に、頂壁18裏面にはガラス等より
なる鏡20を嵌着固定させている。
を押し込み可能に装着させ、該押し釦21の押し込みによ
りフック19下面を押し上げてその係合を解除できる如く
構成している。
部9内に、外周に回動リング6を装着する隙間をあけ
て、立設固定させた円筒状をなしている。本実施例で
は、上記化粧品収納凹部9内に下端縁を高周波接着等の
方法で固定させ、その外周下部からは回動リング6を抜
け出し不能に装着させるためのフランジ22を周設してい
る。
せて上記支持筒4内に嵌着固定させたもので、本実施例
では、上記支持筒4内周面に嵌着固定させた周壁23下端
縁より底壁24を延設し、更に、周壁23上端縁からは支持
筒4上面にフランジ25を延設して構成している。
品収納凹部9内に回動可能且つ抜け出し不能に装着して
いる。
外周部に回動可能に遊嵌させるとともに、上記フランジ
22下部に回動可能に挿入して上方への抜け出しが出来な
い様に内方へフランジ26を延設した短円筒状をなしてい
る。
つ開閉可能に嵌合させた周壁27上端縁より頂壁28を延設
するとともに、周壁27一端部を上記回動リング6一端部
に開閉可能に且つ一体回動が可能に連結させている。ま
た、上記支持筒4外周及び中蓋周壁27内周に互いに係合
する横突条29及び30をそれぞれ周方向複数設けるととも
に、各横突条29及び30の係合状態から係合解除状態に至
る間を往復回動可能に規制している。
より上方及び外方へ突出する横円柱状の軸受け31を一体
に立設するとともに、中蓋周壁27の外面所定位置より横
円柱状の一対の回動軸受け32を突設し、上記軸受け31両
側に回動軸受け32を嵌合軸着させた連結部33を設けるこ
とにより中蓋7を回動リング6に対して開閉可能に構成
している。
粧品収納凹部9に沿って後方所定長さに、上記化粧品収
納凹部9と連通する帯状凹部34を穿設して、該帯状凹部
34内を上記連結部33が往復回動する如く構成している。
に横長の横突条29を突設し、各横突条29下面に係合する
略同じ長さの四つの横突条30を中蓋周壁27内周面に突設
している。そして、上記連結部33が上記帯状凹部34の後
端部係止位置にある場合に各横突条29及び30が完全係合
し、中蓋7を回動して連結部33が帯状凹部34の前端部係
止位置に回動した際に各横突条29及び30の係合が解除さ
れて中蓋7を開くことができる如く構成している。
有する材質で構成したもので、上記中蓋頂壁28下面に固
定させるとともに、上記各横突条29及び30が係合した際
に上記化粧品収納皿5上面に圧接して気密性を維持する
如く構成している。
プ等により接着した円板状のパッキン8を設けている
が、円板状に限らず、リング状であっても良い。また、
その固定方法も両面テープによる接着に限らず、単に嵌
合固定させることも可能であり、その他の方法であって
も良い。
限らずその他の数を採用することもできる。また、中蓋
7の横突条30が回動して係合する方向に互いに傾斜下降
する如く各横突条29,30を構成しておくと、その係合を
より円滑に行える。
設けているが、化粧品収納部凹部のみ設けることも可能
である。
体左側中央部より後方へ延設してそこに中蓋7の連結部
33を回動可能に収納する如く構成しているが、左側中央
部より前方へ延設しても良い。また、化粧具収納凹部が
容器体右方に有る場合や化粧具収納凹部がない場合には
右側に設けて中蓋7が右側に開くようにしても良い。
成樹脂で形成すると良い。
の凹部内に円筒状支持筒を立設固定し、その内部に化粧
品収納皿を嵌着固定させ、また、支持筒外周に回動可能
且つ開閉可能に嵌合させるとともに、支持筒外周に突設
した横突条下面に係合する横突条を周壁内面に突設した
中蓋を設けたので、各横突条を係合させた際に、上記中
蓋頂壁下面に固定させたパッキンにより化粧品収納皿上
面を圧接して充分なる気密性を保持することができるも
のであり、長期の使用に当たっても内容物が乾燥した
り、或いは内容物が流出する等の不都合を生じることは
ない。
抜け出し不能に装着した回動リングを設け、該リング一
端部に中蓋周壁一端部を開閉可能に連結させたので、使
用時に中蓋を取り外す必要がなく、中蓋の置き場所に困
ることがなく、また、その紛失の虞もないため取り扱い
が便利である。
除状態に至る間を中蓋が往復回動する如く規制したので
中蓋の回動が行き過ぎる等の不都合がなく、余分な中蓋
の回動を行わなくて済み、蓋体の容器体に対する係止及
び係止解除を容易且つ確実に行えるものである。
に加えて、無駄なスペースをとらず、しかも確実に中蓋
の回動規制を行えるとともに、連結部が容器体側部中央
位置にある時に係合解除状態となるため、使用時に開い
た中蓋が邪魔となることがない。
る。
皿,6…回動リング,7…中蓋,8…パッキン,9…化
粧品収納凹部,11…容器体周壁,27…中蓋周壁,28…中
蓋頂壁,29…横突条,30…横突条,33…連結部,34…帯
状凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 皿状容器体2と、該容器体後部に後部を
回動可能に連結して容器体上面を開閉可能に設けた蓋体
3と、上記容器体の化粧品収納凹部9内に立設固定させ
た円筒状支持筒4と、該支持筒内に嵌着させて内部に化
粧品を充填させた化粧品収納皿5と、上記支持筒4外周
の化粧品収納凹部9内に回動可能且つ抜け出し不能に装
着した回動リング6と、上記支持筒外周に回動可能且つ
開閉可能に嵌合させた周壁27上端縁より頂壁28を延設す
るとともに、周壁27一端部を上記回動リング6一端部に
開閉可能且つ一体回動可能に連結させた中蓋7と、上記
中蓋頂壁28下面に固定させるとともに、上記化粧品収納
皿5上面に圧接して気密性を保持する弾力性を有するパ
ッキン8とを備え、上記支持筒4外周及び中蓋周壁27内
周に互いに係合する横突条29及び30をそれぞれ周方向複
数設けるとともに、各横突条29及び30の係合状態から係
合解除状態に至る間を中蓋7の往復回動が可能に規制し
たことを特徴とする化粧用コンパクト容器。 - 【請求項2】 上記各横突条29及び30の係合状態から係
合解除状態に至る間の中蓋7の往復回動規制が、上記容
器体周壁11上面の上記化粧品収納凹部9と連通する所定
位置に穿設した帯状凹部34内を、中蓋7と回動リング6
の連結部33が往復動することで規制される往復回動規制
であり、上記連結部33が容器体側部中央位置にある時に
上記係合解除状態である請求項1記載の化粧用コンパク
ト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30954994A JP3575706B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 化粧用コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30954994A JP3575706B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 化粧用コンパクト容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08140728A true JPH08140728A (ja) | 1996-06-04 |
JP3575706B2 JP3575706B2 (ja) | 2004-10-13 |
Family
ID=17994356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30954994A Expired - Fee Related JP3575706B2 (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | 化粧用コンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3575706B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5875795A (en) * | 1997-10-23 | 1999-03-02 | Color Access, Inc. | Airtight container |
JP2009056135A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 化粧料容器 |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP30954994A patent/JP3575706B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5875795A (en) * | 1997-10-23 | 1999-03-02 | Color Access, Inc. | Airtight container |
WO1999020144A1 (en) | 1997-10-23 | 1999-04-29 | Color Access, Inc. | Airtight container |
JP2009056135A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 化粧料容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3575706B2 (ja) | 2004-10-13 |
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