JPH08140022A - 水平偏向装置 - Google Patents
水平偏向装置Info
- Publication number
- JPH08140022A JPH08140022A JP27904794A JP27904794A JPH08140022A JP H08140022 A JPH08140022 A JP H08140022A JP 27904794 A JP27904794 A JP 27904794A JP 27904794 A JP27904794 A JP 27904794A JP H08140022 A JPH08140022 A JP H08140022A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deflection
- potential
- horizontal deflection
- potentials
- horizontal
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- Pending
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- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏向電位の遅れ時間，信号が変化したときの
トランジェント時間を、理論上零にすることができる水
平偏向装置を提供する。 【構成】 ＲＧＢの各画素に対応する偏向電位を有する
複数の電位回路７を設け、これをマルチプレクサ８によ
り偏向に従って切り換え、切り換えられた大振幅の偏向
電位によりフラットパネルの水平偏向電極６をドライブ
するようにした。
トランジェント時間を、理論上零にすることができる水
平偏向装置を提供する。 【構成】 ＲＧＢの各画素に対応する偏向電位を有する
複数の電位回路７を設け、これをマルチプレクサ８によ
り偏向に従って切り換え、切り換えられた大振幅の偏向
電位によりフラットパネルの水平偏向電極６をドライブ
するようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、マトリックス駆動方式
のフラットパネル(以下、フラットＣＲＴという)を用い
たディスプレイ表示装置の水平偏向装置に関するもので
ある。
のフラットパネル(以下、フラットＣＲＴという)を用い
たディスプレイ表示装置の水平偏向装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】近年、コンピュータディスプレイ装置
は、平面化，薄型化の方向に進みつつあり、表示デバイ
スとして、液晶によるもの、又はプラズマによるものな
どが提案されているが、何れもコスト，輝度，応答速
度，大画面化などに課題を有しており、現行のＣＲＴ
(カソードレイチューブ)に比し、実用面ではかなりの隔
たりがある。
は、平面化，薄型化の方向に進みつつあり、表示デバイ
スとして、液晶によるもの、又はプラズマによるものな
どが提案されているが、何れもコスト，輝度，応答速
度，大画面化などに課題を有しており、現行のＣＲＴ
(カソードレイチューブ)に比し、実用面ではかなりの隔
たりがある。
【０００３】一方、フラットＣＲＴは、各画素毎に線カ
ソードによってドライブするので、現行のＣＲＴとほと
んど変わらない画質を提供できる薄型のディスプレイと
して注目されており、同インチの従来のＣＲＴに比し、
ディスプレイの厚さも約４分の１となる。
ソードによってドライブするので、現行のＣＲＴとほと
んど変わらない画質を提供できる薄型のディスプレイと
して注目されており、同インチの従来のＣＲＴに比し、
ディスプレイの厚さも約４分の１となる。
【０００４】以下、図面を参照しつつ従来の水平偏向装
置の一例について説明する。フラットＣＲＴの水平偏向
は、その１ユニット毎に９段の偏向をかけるため、これ
を階段状の電位波形で行っており、この装置は、前記の
電位を階段状にした信号を、小信号にて作成し、これを
プリアンプ，ドライブアンプの２段による増幅回路にて
増幅し、フラットＣＲＴの水平偏向電極をドライブする
方式である。
置の一例について説明する。フラットＣＲＴの水平偏向
は、その１ユニット毎に９段の偏向をかけるため、これ
を階段状の電位波形で行っており、この装置は、前記の
電位を階段状にした信号を、小信号にて作成し、これを
プリアンプ，ドライブアンプの２段による増幅回路にて
増幅し、フラットＣＲＴの水平偏向電極をドライブする
方式である。
【０００５】図３はその回路構成を示しており、図中、
１は水平偏向電位のタイミングを制御する制御回路で、
この回路でステップ状に上がっていく偏向電位のタイミ
ングをディジタル／アナログコンバータ(以下、ＤＡＣ
という)２によって小信号の階段波に変換し、プリアン
プ３，メインアンプ４，出力回路５を通して50Ｖpp程度
の偏向信号に増幅して水平偏向電極６に加え、これをド
ライブするものである。なお、この水平偏向電極６はＣ
Ｒの等価回路で表してある。
１は水平偏向電位のタイミングを制御する制御回路で、
この回路でステップ状に上がっていく偏向電位のタイミ
ングをディジタル／アナログコンバータ(以下、ＤＡＣ
という)２によって小信号の階段波に変換し、プリアン
プ３，メインアンプ４，出力回路５を通して50Ｖpp程度
の偏向信号に増幅して水平偏向電極６に加え、これをド
ライブするものである。なお、この水平偏向電極６はＣ
Ｒの等価回路で表してある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の水平偏向装置は、偏向信号を作成するＤＡＣ２の出
力信号を、プリアンプ３，メインアンプ４により増幅し
ているので、前記出力信号が水平偏向電極６をドライブ
できる信号になるまでの遅れ時間と、信号が変化したと
きのトランジェント時間が長くなり、ＮＴＳＣ方式テレ
ビジョンの水平偏向の場合、この両方の時間を合わせる
と1.5μs以上になってしまう。ＮＴＳＣ方式テレビジョ
ンのディスプレイの場合は画素数が少ないため、この程
度の速度でも問題は起こらないが、コンピュータ用のデ
ィスプレイの場合は画素数が多いため、このままでは不
都合が生じる。
来の水平偏向装置は、偏向信号を作成するＤＡＣ２の出
力信号を、プリアンプ３，メインアンプ４により増幅し
ているので、前記出力信号が水平偏向電極６をドライブ
できる信号になるまでの遅れ時間と、信号が変化したと
きのトランジェント時間が長くなり、ＮＴＳＣ方式テレ
ビジョンの水平偏向の場合、この両方の時間を合わせる
と1.5μs以上になってしまう。ＮＴＳＣ方式テレビジョ
ンのディスプレイの場合は画素数が少ないため、この程
度の速度でも問題は起こらないが、コンピュータ用のデ
ィスプレイの場合は画素数が多いため、このままでは不
都合が生じる。
【０００７】本発明は、上記のような問題点を解決した
ものであり、前記の遅れ時間と、信号が変化したときの
トランジェント時間を、理論上零にすることができる水
平偏向装置を提供することを目的とする。
ものであり、前記の遅れ時間と、信号が変化したときの
トランジェント時間を、理論上零にすることができる水
平偏向装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の水平偏向装置
は、マトリックス駆動方式のフラットパネルを用いたデ
ィスプレイ表示装置の水平偏向装置において、各ＲＧＢ
画素に対応する偏向電位を出力する回路と、これら偏向
電位を偏向タイミングに応じて切り換えるマルチプレク
サ回路と、切り換えられた電位に基づき前記フラットパ
ネルの水平偏向電極をドライブする出力回路を備え、前
記マルチプレクサの出力は前記水平偏向電極をドライブ
し得る大振幅の信号となるようにしたものである。
は、マトリックス駆動方式のフラットパネルを用いたデ
ィスプレイ表示装置の水平偏向装置において、各ＲＧＢ
画素に対応する偏向電位を出力する回路と、これら偏向
電位を偏向タイミングに応じて切り換えるマルチプレク
サ回路と、切り換えられた電位に基づき前記フラットパ
ネルの水平偏向電極をドライブする出力回路を備え、前
記マルチプレクサの出力は前記水平偏向電極をドライブ
し得る大振幅の信号となるようにしたものである。
【０００９】
【作用】上記の構成によって、偏向電位の変化速度を大
幅に速めることができ、画素密度の大きい高精細度ディ
スプレイやハイビジョン等において忠実な画面を表示す
ることができる。
幅に速めることができ、画素密度の大きい高精細度ディ
スプレイやハイビジョン等において忠実な画面を表示す
ることができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、前記従来のものと同一の部分については
同一の符号を付すものとする。
明する。なお、前記従来のものと同一の部分については
同一の符号を付すものとする。
【００１１】図１は本発明の一実施例におけるフラット
ＣＲＴ用の水平偏向装置の回路構成図であり、図中、７
は各水平電位を持った複数の電位回路で、この各水平電
位は図２に示す階段波Ｖｎの各段の電位、すなわち前記
従来の水平偏向装置におけるＤＡＣ２によって生成され
る階段波の各段の偏向電位に相当する。これら各偏向電
位は図１のマルチプレクサ８に入力されて制御回路１に
より時分割制御され、電位１から電位ｎまで順次切り換
えられて、出力回路５に大振幅の信号として加えられ
る。この大振幅の信号は前記出力回路５を通してフラッ
トＣＲＴの水平偏向電極６に印加される。
ＣＲＴ用の水平偏向装置の回路構成図であり、図中、７
は各水平電位を持った複数の電位回路で、この各水平電
位は図２に示す階段波Ｖｎの各段の電位、すなわち前記
従来の水平偏向装置におけるＤＡＣ２によって生成され
る階段波の各段の偏向電位に相当する。これら各偏向電
位は図１のマルチプレクサ８に入力されて制御回路１に
より時分割制御され、電位１から電位ｎまで順次切り換
えられて、出力回路５に大振幅の信号として加えられ
る。この大振幅の信号は前記出力回路５を通してフラッ
トＣＲＴの水平偏向電極６に印加される。
【００１２】従って、前記従来の水平偏向装置のよう
に、プリアンプ３，メインアンプ４による増幅手段がな
く、フラットＣＲＴをドライブできる信号を直接生成
し、これを出力回路５を通してフラットＣＲＴの水平偏
向電極６に印加するため、従来装置のような増幅による
遅れ時間，信号が変化するまでのトランジェント時間は
理論上零となる。
に、プリアンプ３，メインアンプ４による増幅手段がな
く、フラットＣＲＴをドライブできる信号を直接生成
し、これを出力回路５を通してフラットＣＲＴの水平偏
向電極６に印加するため、従来装置のような増幅による
遅れ時間，信号が変化するまでのトランジェント時間は
理論上零となる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、本発明によればＲＧＢの
各画素に対応する偏向電位を生成し、これを偏向に従っ
て切り換え、切り換えられた大振幅の偏向電位によりフ
ラットＣＲＴをドライブするように構成しているため、
従来の水平偏向装置において発生していた遅れ時間，信
号が変化するまでのトランジェント時間は理論上零とな
り、偏向電位の変化速度の速い水平偏向装置を提供する
ことができる。
各画素に対応する偏向電位を生成し、これを偏向に従っ
て切り換え、切り換えられた大振幅の偏向電位によりフ
ラットＣＲＴをドライブするように構成しているため、
従来の水平偏向装置において発生していた遅れ時間，信
号が変化するまでのトランジェント時間は理論上零とな
り、偏向電位の変化速度の速い水平偏向装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の水平偏向装置の一実施例を示す回路構
成図である。
成図である。
【図２】本発明の一実施例における偏向電位の形態を示
す図である。
す図である。
【図３】従来の水平偏向装置の一例を示す回路構成図で
ある。
ある。
１…制御回路、 ２…ＤＡＣ、 ３…プリアンプ、 ４
…メインアンプ、 ５…出力回路、 ６…水平偏向電
極、 ７…電位回路、 ８…マルチプレクサ。
…メインアンプ、 ５…出力回路、 ６…水平偏向電
極、 ７…電位回路、 ８…マルチプレクサ。
Claims (1)
- 【請求項１】 マトリックス駆動方式のフラットパネル
を用いたディスプレイ表示装置の水平偏向装置におい
て、各ＲＧＢ画素に対応する偏向電位を出力する回路
と、これら偏向電位を偏向タイミングに応じて切り換え
るマルチプレクサと、切り換えられた電位に基づき前記
フラットパネルの水平偏向電極をドライブする出力回路
を備え、前記マルチプレクサの出力は前記水平偏向電極
をドライブし得る大振幅の信号であることを特徴とする
水平偏向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27904794A JPH08140022A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 水平偏向装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27904794A JPH08140022A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 水平偏向装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08140022A true JPH08140022A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17605664
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27904794A Pending JPH08140022A (ja) | 1994-11-14 | 1994-11-14 | 水平偏向装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08140022A (ja) |
-
1994
- 1994-11-14 JP JP27904794A patent/JPH08140022A/ja active Pending
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