JPH08139758A - 双方向伝送方法、双方向伝送システムおよび信号伝送装置 - Google Patents

双方向伝送方法、双方向伝送システムおよび信号伝送装置

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JPH08139758A
JPH08139758A JP6277475A JP27747594A JPH08139758A JP H08139758 A JPH08139758 A JP H08139758A JP 6277475 A JP6277475 A JP 6277475A JP 27747594 A JP27747594 A JP 27747594A JP H08139758 A JPH08139758 A JP H08139758A
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JP
Japan
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transmission
signal
transformer
unit
reception
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Application number
JP6277475A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shimamura
和雄 島村
Sadao Mizokawa
貞生 溝河
Satoshi Yobiko
智 呼子
Hisayuki Maruyama
久幸 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Information and Control Systems Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Publication date
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】送信部の省電力、小型化を実現する信号伝送方
式を提供する。 【構成】信号伝送路10に信号伝送装置100、150
が接続され、信号伝送装置100が送信モード、信号伝
送装置150が受信モードとする。伝送制御部104は
スイッチ106をオフして、インピーダンス整合用抵抗
106を切り離す。駆動回路109はオン、オフ動作し
て上位からの信号を伝送路10に送信する。このとき、
信号電流I1のみが流れ、電流I2はカットされる。一
方、信号伝送装置150の制御部154はスイッチ15
6をオンに保持し、伝送路10からの信号電流I1は、
抵抗155によって反射を抑制されて受信部152に取
り込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の計算機や入出力
装置等を接続するネットワ−クシステムに係り、特に双
方向の信号伝送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】計算機や入出力装置に付設される信号伝
送装置は、伝送路を介する計算機間あるいは計算機と入
出力装置間において、1対1または1対Nの双方向信号
伝送を行う。このため、信号伝送装置は送信部と受信部
をもち、一方の装置の送信部から伝送路を介して他方の
装置の受信部へと信号を伝送する。この場合、伝送路端
における受信信号の反射を防止するため、信号伝送装置
の受信部の伝送路にインピーダンス整合用抵抗が接続さ
れる(「データ伝送技術ノウハウのすべて(第199
項、第259項参照)」1991年;CQ出版社発
行)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の信号伝
送装置における送信部は、送信先の受信部と自回路の受
信部双方のインピーダンス整合用抵抗を駆動するため、
消費電流が大きくなる。このため、送信部の多くは、ロ
ジック用の電源の他に電圧の高い別電源を持ち、トラン
スを駆動するトランジスタも大電流を流せるものが必要
となる。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
克服し、送信部の駆動電流の減少及び/又は受信部の耐
故障性を向上できる双方向の信号伝送方法と装置を提供
することにある。
【0005】本発明の目的は、1対N通信での送信ロス
を減少し、送信部の小型化や電源の小容量化を可能にす
る双方向伝送システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的
は、送信部と受信部を備える信号伝送装置間で、伝送路
を経由して双方向に信号を伝送する方式において、信号
伝送装置は自己の動作が送信モードか否か判定し、送信
モードのときは自己の受信用の整合インピーダンスを切
離し、送信モードでないときは前記整合インピーダンス
を接続するよう伝送制御することにより達成される。
【0007】上記の信号伝送装置において、伝送路に対
し並列接続する受信用の整合インピーダンスとそれをオ
ンまたはオフする切替手段を、前記伝送路と前記受信部
の入力端の間に設け、且つ、上位装置からの送信要求の
オンまたはオフに応じて前記切替手段をオフまたはオン
する伝送制御部を設けたことを特徴とする。
【0008】前記切替手段は、光MOSFETからなる
ことを特徴とする。
【0009】前記伝送路と一次側の巻線を接続され、前
記送信部及び前記受信部と二次側の巻線を接続されるト
ランスを設け、前記整合インピーダンスを前記一次側の
巻線端または前記二次側の巻線端の付近に接続したこと
を特徴とする。
【0010】また、本発明の目的は、送信部と受信部を
備える信号伝送装置間で、伝送路を経由して双方向に信
号を伝送する方式において、信号伝送装置が前記受信部
を常時は接続し、送信時に切離すように伝送制御するこ
とにより達成される。
【0011】前記受信部はその入力端の付近に整合イン
ピーダンスを接続し、一次側を伝送路と接続するトラン
スの二次側の巻線は前記送信部と前記受信部の各々に有
し、前記整合インピーダンスの接続を断/続する切替手
段を前記整合インピーダンスと前記二次側の巻線の両出
力端の間に、連動可能に設けたことを特徴とする。
【0012】さらに、本発明の目的は、双方向通信の可
能な複数の信号伝送装置を伝送路で接続して信号を送受
する双方向伝送システムにおいて、前記信号伝送装置
は、送信信号を伝送路に出力する送信部、伝送路からの
受信信号を入力する受信部、受信用の整合インピーダン
スの接続を送信時に切離し制御する伝送制御部及び、第
一のトランスと第二のトランスを有する入出力部を設
け、前記第一のトランスの二次側の巻線に前記送信部及
び前記受信部を接続し、その受信部の入力端付近に前記
受信用の整合インピーダンス及び、前記伝送制御部によ
って制御され前記整合インピーダンスの接続を断/続す
る切替手段を接続し、前記第二のトランスの二次側の巻
線と前記第一のトランスの一次側を接続し且つ、該第二
のトランスの二次側と所定の巻数比をもつ一次側の巻線
と前記伝送路を結合してなり、前記送信部から前記第一
のトランスを介する送信信号の電流が、前記第二のトラ
ンスの巻数比に応じて低減されて伝送路に出力されるこ
とにより達成される。
【0013】
【作用】本発明によれば、信号伝送装置は、その受信部
の入力端の近傍に並列に接続し、伝送路端における受信
信号の反射を抑制する整合インピーダンス(抵抗)を、
自己の送信時に切り離して整合インピーダンスに流入す
る電流をカットするので、送信部の駆動電流を従来のお
よそ1/2に減少でき、送信部や電源の小型化を可能に
する。
【0014】また、本発明によれば、信号伝送装置は自
己の送信時にはその受信部の接続を切り離し、送信時に
自己の受信部に流入する信号をカットしているので、送
信電流が大きい場合にも受信部の飽和や破壊を回避で
き、装置の耐故障性を向上できる。この受信部には通
常、前記整合インピーダンスも含まれ、省電力化も可能
にする。
【0015】さらに、本発明によれば、複数の信号伝送
装置の各々は、所定巻数比の結合トランスを介して伝送
路と接続され、送信部の送信電流は巻数比に応じて減少
されて伝送路に出力される(言い替えれば、信号伝送装
置の入力側に対し、伝送路側をハイインピーダンスにで
きる)。従って、巻数比を適当にとると、伝送路へ出力
する信号電流値が受信側装置の数によるインピーダンス
の変化を無視できるほど小さくできる。この結果、1対
N通信などで多数の受信装置の整合インピーダンスによ
る送信側からみた伝送ロスを大幅に低減でき、1対1と
同等またはそれに近い送信部の消費電力を実現できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図2は、本発明を適用するネットワークシス
テムの構成を示したものである。計算機11や入出力装
置12は、信号伝送装置13を介して伝送路10に接続
され、相互に信号を送受信する。
【0017】計算機11から入出力装置12に信号を伝
送する場合、まず、計算機11から信号伝送装置13−
1(13−3)にデータが渡される。信号伝送装置13
は、データを所定の信号フォーマットにし(MODEM
等の図示は省略)、伝送制御部14−1(14−3)の
制御により、送信部15−1(15−3)から伝送路1
0に出力する。信号伝送装置13−2は、伝送制御部1
4−2の制御により、伝送路10からの信号を受信部1
6−2で入力し、データを抽出して入出力装置12に渡
す。
【0018】図1は、本発明の第一の実施例による信号
伝送システムの構成を示す。本例は同じ構成の信号伝送
装置100、150を伝送路10によって接続してい
る。各部の構成は簡単のために、説明に必要な部分のみ
を示し、その他の周知の構成については省略している。
【0019】信号伝送装置100(150)は、入出力
部101(151)、受信部102(152)、送信部
103(153)および伝送制御部104(154)を
有している。入出力部101(151)は、伝送路10
の端部(トランス107の入力端部付近)に接続される
インピーダンス整合用抵抗105(155)、その接続
をオン/オフする切替スイッチ106(156)、信号
を入出力するトランス107(157)が設けられる。
V1、V2はドライブ用の直流電源である。また、受信
部102(152)には比較回路108(158)、送
信部103(153)には駆動回路109(159)や
論理回路110(160)が設けられている。
【0020】信号伝送装置100は、スイッチ106が
オフで送信状態の場合(送信モードと呼ぶ)、信号伝送
装置150は、スイッチ156オンでが受信状態の場合
(送信モードと呼ぶ)について説明する。
【0021】信号伝送装置100の伝送制御部104
は、上位の計算機あるいは入出力装置から送信要求を与
えられると、スイッチ106をオフする。送信モードに
なると、送信部103は上位からの信号を受け取って、
駆動回路109をオンオフ動作させ、トランス107を
経て伝送路10に出力する。ここで、切替スイッチ10
6がオフすると、トランス107の伝送路側(一次側と
呼ぶ)には信号電流I1のみが流れ、抵抗105を流れ
る電流I2はカットされる。
【0022】一方、信号伝送装置150の伝送制御部1
54は、自装置が送信モードでないとき、即ち受信モー
ドのときは切替スイッチ157をオンしているので、伝
送路10を経由した信号電流I1はインピーダンス整合
用抵抗155に流れて信号の反射を抑制し、トランス1
57を介して受信部152に取り込まれる。
【0023】これによれば、送信部103の駆動回路1
09の駆動電流は、信号電流I1に相当する分で済み、
電流I2に相当する分だけ減少できる。つまり、送信部
103の消費電力は、抵抗105と抵抗155の値が同
じであるから、従来の約半分になる。このため、ドライ
ブ用電源V1、V2は、従来は12vを使用していたの
を、論理回路の電源Vccと同じ5vを採用できる。
【0024】図3に、信号伝送装置の制御フローを示
す。伝送制御部104(154)は、信号伝送装置10
0(150)の電源が投入されると、切替スイッチ10
6(156)のオン信号を出力する(s301)。この
オン信号によって、切替スイッチ106がオンされ、信
号伝送装置の状態は受信モードの構成となる。
【0025】次に、上位の計算機あるいは入出力装置か
らの送信要求信号の有無をループ制御によりチエックす
る(s302)。送信要求が有れば、切替スイッチ10
6(156)のオン信号を出力し、送信要求の継続して
いる間、保持する(s303)。この後、送信部103
は上位からの送信信号を伝送路10に出力する(s30
4)。送信が終了すると、伝送制御部104(154)
は送信要求信号オフするので、再びステップs301に
戻り上記の処理を繰り返す。
【0026】図4に、図1の信号伝送システムにおける
動作タイムチャートを示す。信号伝送装置100、15
0が共に送信信号のない(信号伝送なし)場合、両装置
の動作モードは共に受信モードで、スイッチ106,1
56も共にオン状態になる。
【0027】次に、信号伝送装置100から信号伝送装
置150に信号を伝送する場合、信号伝送装置100は
スイッチ106がオフして送信モードとなる。一方、伝
送信号装置150は、受信モードでスイッチ156はオ
フなので、インピーダンス整合用抵抗155を介して信
号を取り込む。
【0028】さらに、信号伝送装置150から信号伝送
装置100に信号を送る場合、信号伝送装置100はス
イッチ106がオンで受信モードであり、信号伝送装置
150はスイッチ156がオフの送信モードとなる。
【0029】図5は、本発明の第二の実施例による信号
伝送システムの構成を示したものである。図1の信号伝
送システムとの相違は、インピーダンス整合用の抵抗1
05(155)と切替スイッチ106(156)をトラ
ンス107(157)の受信側(二次側と呼ぶ)の受信
部102(152)の入力端付近に設けた点である。送
信モードや受信モードにおける制御動作は第一の実施例
と同様で、駆動回路109(159)の駆動電流は従来
の約半分に減少できる。
【0030】これによれば、図1の実施例におけるスイ
ッチ106(156)は一次側にあるため、伝送制御部
104(154)から絶縁する必要があるのに対して、
非絶縁のスイッチを使用でき回路構成を簡単にできる。
【0031】図6は、第一の実施例と第二の実施例の回
路と等価回路を対比的に示したものである。一次側にイ
ンピーダンス整合用抵抗を設ける第一の実施例では、伝
送路の信号電圧Eを、V1=Eとして二次側にそのまま
伝えることができ、伝送効率がよい。これに対し、二次
側にインピーダンス整合用抵抗を設ける第二の実施例で
は、V2=E−2Vxとなって、リンケージインダクタン
スの電圧効果による損失がある。
【0032】このように、第一と第二の実施例には一長
一短があるが、送信部の消費電力を低減する効果は共有
している。
【0033】図7は、第二の実施例の変形例を示す。図
5の信号伝送装置との相違は、トランス107(15
7)の巻き線数を3巻から2巻に変へ、トランスを二次
側の巻線を送信部103(153)と受信部102(1
52)に共通に使用している。制御動作は上記の実施例
と同じである。
【0034】これによれば、送信時に自装置の受信部1
02(152)のスイッチをオフすることで省電力化が
図れ、且つ、図2と比較してトランスの巻線が少ないた
め安価になる。
【0035】図8は、本発明の第三の実施例による信号
伝送システムの構成を示す。図5のシステムとの相違
は、伝送路10に3以上の信号伝送装置100、15
0、180を損失少なく接続できるように、伝送路10
とトランス111(161)で結合した点にある。な
お、信号伝送装置180の構成は他と同様である。
【0036】ここで、トランス111(161)の巻数
比を適当な値、たとえば5対1にすると、整合抵抗10
6が切り離されていると、伝送路側のインピーダンスは
抵抗112の25倍になる。伝送路10に流す信号電流
3はトランス111(161)の巻数比を変えること
で、I1≫I3の関係にできる。なお、電流I1は電流I2
が0のとき、トランス107(157)とトランス11
1(161)を結合する抵抗112(162)の値と巻
数比で決まる。
【0037】この巻数比を適当に取ったトランス結合に
よれば、伝送路10に流す信号電流I3は電流I1に比べ
無視できる程度に小さくできる。従って、複数の信号伝
送装置が受信モードで、それぞれインピーダンス整合用
抵抗を接続している場合にも、送信側からみた伝送ロス
を1対1通信の場合と同等程度にまで低減でき、1対N
通信における送信部の消費電力を大幅に低減できる。
【0038】図9に、本発明の第四の実施例による信号
伝送システムの構成を示す。図8のシステムとの相違
は、受信部102(152)の両入力端部それぞれに、
切替スイッチ106、106’(156、156’)を
設けたことにある。両スイッチ106、106’は同時
にオン/オフされるが、制御動作は上記の各実施例と同
様である。
【0039】この構成では、送信部103(153)が
コンパレータ108(158)を飽和ないし破壊する程
大きな電圧を発生させても、送信時には切替スイッチ1
06、106’(156、156’)で、抵抗105
(155)と共にコンパレータ108(158)を切り
離すため、コンパレータが飽和したり破壊されることが
ないという利点がある。
【0040】なお、本構成は、上記の全ての実施例に適
用可能である。また、信号の伝送速度が低速のときに
は、片方のスイッチ106または106’のみを切り離
すように制御してもよい。
【0041】上記した各実施例での切替スイッチには、
スイッチの絶縁、端子間容量、抵抗値、伝送する信号の
特性(アナログ、デジタル、伝送速度)等を考慮し、メ
カニカル、FET(電界効果トランジスタ)、MOS、
光MOSFETなどを使用することができる。特に光M
OSFETは、その制御側と出力側が絶縁され且つ、オ
ン時の抵抗が小さいため制御回路が簡単に構成できる。
【0042】図10に、第一の実施例の変形例を示す。
図1の切替スイッチ106(156)として、光MOS
FETを使用した例を示す。光MOSFETは106、
伝送制御部104(154)からの信号でオン、オフす
る。
【0043】これによれば、伝送制御部104(15
4)を伝送路10から簡単に絶縁できるので、一次側に
インピーダンス整合用抵抗を設ける場合のデメリットが
解消できる。また、光MOSFETのオン抵抗が小さい
ので、伝送路10のインピーダンスをインピーダンス整
合用の抵抗105(155)で決めることができるとい
う利点がある。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、送信モードに応じて受
信用の整合インピーダンスを切り離してその電力損失を
0にできるので、送信電力の効率を向上できる効果があ
る。また、送信部や電源の小型化が可能になる。
【0045】本発明によれば、送信モードに応じて自己
の受信部を切離して送信部からの信号流入を阻止するの
で、受信部の穂和や破壊を防止して耐故障性を向上する
とともに、受信部による送信電力の損失を低減できる効
果がある。
【0046】本発明によれば、複数の信号伝送装置各々
を所定の巻数比をもつトランスにより伝送路と結合し、
送信側からの信号電流を巻数比により低減して伝送路に
流すので、伝送路から見た受信側の各装置の整合用イン
ピーダンスの影響を小さくでき、1対N通信方式におけ
る送信部の消費電力を大幅に低減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例による信号伝送システム
の構成図。
【図2】本発明を適用するネットワークシステムの一例
を示す構成図。
【図3】本発明の信号伝送装置の制御手順を示すフロー
チャート。
【図4】第一の実施例による信号伝送システムの動作を
説明するタイムチャート。
【図5】本発明の第二の実施例による信号伝送システム
の構成図。
【図6】第一の実施例と第二の実施例の入出力部の回路
と等価回路の比較図。
【図7】第二の実施例の変形例で、送信部と受信部のト
ランスを供用した信号伝送システムの構成図。
【図8】本発明の第三の実施例で、伝送路に3以上の信
号伝送装置を接続する信号伝送システムの構成図。
【図9】本発明の第四の実施例で、送信時にインピーダ
ンス整合用の抵抗を含めて受信部を切り離す信号伝送シ
ステムの構成図。
【図10】第一の実施例の変形例で、切替スイッチに光
MOSFETを使用した信号伝送システムの構成図。
【符号の説明】
10…伝送路、11…計算機、12…入出力装置、1
3,150,180…信号伝送装置、14,104,1
54…伝送制御部、15,103,153…送信部、1
6,102,152…受信部、101,151…入出力
部、105,155…インピーダンス整合用抵抗、10
6,106’,156,156’…切替スイッチ、10
7,157…入出力トランス、108,158…コンパ
レータ、109,159…駆動回路、110,160…
論理回路、111,161…結合トランス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/08 (72)発明者 溝河 貞生 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 呼子 智 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 丸山 久幸 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信部と受信部を備える信号伝送装置間
    で、伝送路を経由して双方向に信号を伝送する方法にお
    いて、 信号伝送装置は自己の動作が送信モードか否か判定し、
    送信モードのときは自己の受信用の整合インピーダンス
    を切離し、送信モードでないときは前記整合インピーダ
    ンスを接続するよう伝送制御することを特徴とする双方
    向伝送方法。
  2. 【請求項2】 送信部と受信部を備える信号伝送装置間
    で、伝送路を経由して双方向に信号を伝送する方法にお
    いて、 前記信号伝送装置は、前記受信部を常時は接続し送信時
    に切離すように、伝送制御することを特徴とする双方向
    伝送方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記受信部は受信用の整合インピーダンスを含むことを
    特徴とする双方向伝送方法。
  4. 【請求項4】 送信部と受信部を備えて、上位装置から
    の送信信号を伝送路に出力し、伝送路からの受信信号を
    受けとって上位装置へ渡す信号伝送装置において、 伝送路に対し並列接続する受信用の整合インピーダンス
    とそれをオンまたはオフする切替手段を、前記伝送路と
    前記受信部の入力端の間に設け、且つ、上位装置からの
    送信要求のオンまたはオフに応じて前記切替手段をオフ
    またはオンする伝送制御部を設けたことを特徴とする信
    号伝送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記伝送路と一次側の巻線を接続され、前記送信部及び
    前記受信部と二次側の巻線を接続されるトランスを設
    け、前記整合インピーダンスを前記一次側の巻線端の付
    近に設けたことを特徴とする信号伝送装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記切替手段は、光MOSFETからなることを特徴と
    する信号伝送装置。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 前記伝送路と一次側の巻線を接続され、前記送信部及び
    前記受信部と二次側の巻線を接続されるトランスを設
    け、前記整合インピーダンスを前記二次側の巻線端の付
    近に接続したことを特徴とする信号伝送装置。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記二次側の巻線は、前記送信部及び前記受信部で共用
    可能に構成されることを特徴とする信号伝送装置。
  9. 【請求項9】 請求項7において、 前記二次側の巻線は前記送信部と前記受信部の各用に有
    し、前記切替手段は前記整合インピーダンスと前記二次
    側の両巻線端の間に、連動可能に設けたことを特徴とす
    る信号伝送装置。
  10. 【請求項10】 双方向通信の可能な複数の信号伝送装
    置を伝送路で接続して信号を送受する双方向伝送システ
    ムにおいて、 前記信号伝送装置は、 送信信号を伝送路に出力する送信部、伝送路からの受信
    信号を入力する受信部、受信用の整合インピーダンスの
    接続を送信時に切離し制御する伝送制御部及び、第一の
    トランスと第二のトランスを有する入出力部を設け、 前記第一のトランスの二次側の巻線に前記送信部及び前
    記受信部を接続し、その受信部の入力端付近に前記受信
    用の整合インピーダンス及び、前記伝送制御部によって
    制御され前記整合インピーダンスの接続を断/続する切
    替手段を接続し、前記第二のトランスの二次側の巻線と
    前記第一のトランスの一次側を接続し且つ、該第二のト
    ランスの二次側と所定の巻数比をもつ一次側の巻線と前
    記伝送路を結合してなり、 前記送信部から前記第一のトランスを介する送信信号の
    電流が、前記第二のトランスの巻数比に応じて低減され
    て伝送路に出力されることを特徴とする双方向伝送シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006520162A (ja) * 2003-03-10 2006-08-31 ユーティースターコム・インコーポレーテッド 時分割多重化を使用した通信システム用低雑音ハイブリッド回路
JP2009267943A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Toshiba Corp 鉄道車両用伝送装置及び鉄道車両用伝送システム
JP2012208817A (ja) * 2011-03-30 2012-10-25 Azbil Corp ポジショナ

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