JPH08139753A - デジタル無線通信システム - Google Patents

デジタル無線通信システム

Info

Publication number
JPH08139753A
JPH08139753A JP28050094A JP28050094A JPH08139753A JP H08139753 A JPH08139753 A JP H08139753A JP 28050094 A JP28050094 A JP 28050094A JP 28050094 A JP28050094 A JP 28050094A JP H08139753 A JPH08139753 A JP H08139753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
packet
data
packet data
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP28050094A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Katayama
敦之 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP28050094A priority Critical patent/JPH08139753A/ja
Publication of JPH08139753A publication Critical patent/JPH08139753A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信する無線データ量を減少させ、通信効率
を向上させたデジタル無線通信システムを提供する。 【構成】 無線端末1aから無線端末1bに無線パケッ
トデータを送信する際に、無線端末1bに接続されてい
る無線アダプタ2bが無線受信許可制御パケットで受信
する無線パケットデータの周波数チャネルを指定し、無
線端末1aに接続されている無線アダプタ1bがその指
定された周波数チャネルに切り替え、無線パケットデー
タを送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の周波数チャネル
を有し、使用周波数を変化させる低速周波数ホッピング
方式を用い、パケット単位でデータを送信する対等分散
型のデジタル無線通信システムに関し、特に通信回線を
介して通信端末に接続された無線通信装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の周波数チャネルを有し、使
用周波数を変化させる低速周波数ホッピング方式を用
い、パケット単位でデータを送信する対等分散型のデジ
タル無線通信システムにおいて、通信端末(第一の無線
端末)から通信端末(第二の無線端末)にパケットデー
タの送信を行なう場合には、まず第一の無線端末が図2
のイーサネットパケットデータフレームフォーマットを
用い、イーサネットにより第一の無線端末に接続されて
いる無線アダプタ(無線通信装置)にイーサネットパケ
ットデータを送信し、これを受信した無線アダプタが無
線パケットデータを送信する際に使用する無線の周波数
チャネル番号を無線送信要求パケットの指定周波数フィ
ールドに格納し、制御用の周波数チャネル1でその送信
要求パケットを送信し、送信が終了すると、制御用の周
波数チャネル2にチャネルを切り替えて無線受信許可パ
ケットの受信待機状態に入っていた。
【0003】一方、イーサネットにより第二の無線端末
に接続されている無線アダプタが、上記無線送信要求パ
ケットを受信すると、周波数チャネル2で第一の無線端
末の無線アダプタに対してパケットデータを送信する周
波数チャンネル番号を入れた無線受信許可パケットを送
信する。そして、無線受信許可パケットを送信した後、
無線送信要求パケットの指定周波数フィールドを調べ、
格納されている周波数チャネルで無線パケットデータ受
信状態に入っていた。
【0004】そして、その無線受信許可パケットを受信
した第一の無線端末の無線アダプタは、無線受信許可パ
ケットの指定周波数フィールドを調べ、その周波数チャ
ネルに切り替えて無線パケットデータを送信していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、無線送
信要求制御パケット、無線受信許可制御パケットの両方
に指定周波数フィールドを設けるため、送信する無線デ
ータのデータ量が増加し、また送受信を行なう無線アダ
プタ(無線通信装置)が、受信した制御パケットの指定
周波数フィールドを調べ、その内容を両方の無線通信装
置で認識する必要があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、送信する無線データ量を減少させ、通信効
率を向上させたデジタル無線通信システムを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデジタル無線通信システムは以下の構成を
備える。
【0008】即ち、パケット単位でデータを送受信し、
周波数チャネルを複数有し、使用周波数チャネルを変化
させる低速周波数ホッピング方式を用いた対等分散型の
無線デジタル通信システムにおいて、受信側の無線通信
装置で受信する無線パケットデータの周波数チャネルを
指定する指定手段と、送信側の無線通信装置で前記指定
手段により指定された周波数チャネルに切り替え、前記
無線パケットデータを送信する送信手段とを有する。
【0009】また、本発明の他のデジタル無線通信シス
テムは以下の構成を備える。
【0010】即ち、パケット単位でデータを送受信し、
周波数チャネルを複数有し、使用周波数チャネルを変化
させる低速周波数ホッピング方式を用いた対等分散型の
無線デジタル通信システムにおいて、送信側の無線通信
装置で送信する無線パケットデータの周波数チャネルを
指定する指定手段と、受信側の無線通信装置で前記指定
手段により指定された周波数チャネルに切り替え、前記
無線パケットデータを受信する受信手段とを有する。
【0011】
【作用】かかる構成において、受信側の無線通信装置で
受信する無線パケットデータの周波数チャネルを指定
し、送信側の無線通信装置で指定された周波数チャネル
に切り替え、無線パケットデータを送信するように動作
する。
【0012】また他の構成において、送信側の無線通信
装置で送信する無線パケットデータの周波数チャネルを
指定し、受信側の無線通信装置で指定された周波数チャ
ネルに切り替え、前記無線パケットデータを受信するよ
うに動作する。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
【0014】図1は、デジタル無線通信システムのシス
テム構成図である。同図において、1a〜1cは無線端
末、2a〜2cは無線アダプタであり、それぞれの無線
端末に無線アダプタがイーサネットにより接続されてい
る。尚、無線アダプタの構成及び動作については図4を
参照しながら更に詳述する。
【0015】図2は、パケットデータフレームフォーマ
ットを示す図である。図2の(a)はイーサネットパケ
ットデータフレームフォーマット、同(b)は無線パケ
ットデータフレームフォーマットである。そして、図2
の(c)は無線送信要求制御データフレームフォーマッ
ト、同(d)は無線受信許可制御データフレームフォー
マット、同(e)は無線受信確認制御データフレームフ
ォーマットである。
【0016】以下、順に各パケットデータフレームフォ
ーマットの構成を説明する。
【0017】まず、図2の(a)に示すイーサネットパ
ケットデータフレームフォーマットは、パケットデータ
を受信する端末が同期を取るためのプリアンブルフィー
ルド、送信したい無線端末のアドレスを格納する宛先端
末フィールド、送信した無線端末のアドレスを格納する
送信元端末フィールド、実際のデータ本体の長さを格納
するタイプフィールド、実際のデータ本体を格納するデ
ータフィールド、及び巡回冗長検査用に使用されるCR
Cフィールドにより構成されている。。
【0018】次に、同(b)に示す無線パケットデータ
フレームフォーマットは、パケットデータを受信する端
末が同期を取るためのフラグフィールド、送信したい無
線端末のアドレスを格納する宛先端末アドレスフィール
ド、無線パケットデータの種類(送信要求、受信許可、
実際のパケットデータ、受信確認などのデータの種類)
を格納するための制御フィールド、上述のイーサネット
パケットデータを格納するためのイーサネットパケット
データ格納フィールド、及び巡回冗長検査用に使用され
るCRCフィールドにより構成されている。
【0019】また、同(c)に示す無線送信要求データ
フレームフォーマットは、パケットデータを受信する端
末が同期を取るためのフラグフィールド、送信したい無
線端末のアドレスを格納する宛先端末アドレスフィール
ド、無線パケットデータの種類(送信要求、受信許可、
実際のパケットデータ、受信確認などのデータの種類)
を格納するための制御フィールド、送信したい無線端末
のアドレスを格納する宛先端末アドレスフィールド、送
信した無線端末のアドレスを格納する送信元端末フィー
ルド、及び巡回冗長検査用に使用されるCRCフィール
ドにより構成されている。
【0020】更に、同(d)に示す無線受信許可制御デ
ータフレームフォーマットは、パケットデータを受信す
る端末が同期を取るためのフラグフィールド、送信した
い無線端末のアドレスを格納する宛先端末アドレスフィ
ールド、無線パケットデータの種類(送信要求、受信許
可、実際のパケットデータ、受信確認などのデータの種
類)を格納するための制御フィールド、送信したい無線
端末のアドレスを格納する宛先端末アドレスフィール
ド、送信した無線端末のアドレスを格納する送信元端末
フィールド、無線パケットデータを送信する周波数を格
納する指定周波数フィールド、及び巡回冗長検査用に使
用されるCRCフィールドにより構成されている。
【0021】そして、同(e)に示す無線受信確認制御
フレームフォーマットは、パケットデータを受信する端
末が同期を取るためのフラグフィールド、送信したい無
線端末のアドレスを格納する宛先端末アドレスフィール
ド、無線パケットデータの種類(送信要求、受信許可、
実際のパケットデータ、受信確認などのデータの種類)
を格納するための制御フィールド、送信したい無線端末
のアドレスを格納する宛先端末アドレスフィールド、送
信した無線端末のアドレスを格納する送信元端末フィー
ルド、受信した無線パケットデータの誤り判別結果を格
納する受信結果通知フィールド、及び巡回冗長用に使用
されるCRCフィールドにより構成されている。
【0022】図3は、上述の各パケットデータフレーム
フォーマットを用いて無線端末間でパケットデータを送
信する際の動作シーケンスを示す図である。
【0023】図4は、上述の無線アダプタの構成を示す
ブロック図である。同図において、1は無線端末、2は
無線アダプタである。3はLANコントローラであり、
無線端末1との間でイーサネットを制御する。4はCP
Uであり、無線アダプタ全体を制御する。5はRAMで
あり、各種データを格納する領域やCPU4が処理を実
行時に使用する作業領域等で構成されている。6は通信
コントローラであり、パケットの組立・分解を行う。7
はビット同期回路(DPLL)であり、データのビット
同期を制御する。8は変調・復調部などを含む無線部で
あり、アンテナ9により他の無線アダプタとの通信を行
なう。そして、10はデータバス、11はキャリア検出
信号、12はチャネル選択信号である。
【0024】図5は、本デジタル無線通信システムのチ
ャネル使用状態図である。図示するように、この例で
は、各端末からの送信要求パケットはチャネル1が、受
信許可パケットはチャネル2が、データパケット及び受
信確認パケットはチャネル3〜チャネル10がそれぞれ
使用される。
【0025】以上の構成において、第一の無線端末から
第二の無線端末にパケットデータを送信する場合を、図
面を参照しながら以下に説明する。
【0026】前述したように、無線端末はイーサネット
・インタフェースによって無線部を持つアダプタと接続
されている。第一の無線端末1aからパケットデータの
送信要求が発生した場合、無線端末1aは第一の無線ア
ダプタ2aに対して、図2のイーサネットパケットデー
タフレームフォーマットの宛先端末アドレスフィールド
に送信したい無線端末のアドレスを、また送信元端末ア
ドレスフィールドには、送信元の無線端末アドレスを格
納し、そのパケットデータを送信する。通常のイーサネ
ット・インタフェースでの規定に基づき、送られるデー
タパケット長は約50〜1500オクテットの長さであ
る。ここで受信されたパケットデータは無線アダプタ2
aのLANコントローラ3でプリアンブルとCRCフィ
ールドが取り除かれ、RAM5に転送される(図3,図
4参照)。
【0027】ここで、第一及び第二の無線アダプタ2a
及び2bの動作を、図6及び図7に示すフローチャート
を参照しながら以下に説明する。
【0028】まず、第一の無線アダプタ2aがあらかじ
め定められた制御用の周波数チャネル(F1)で待機
(アイドル)状態にあるとき(ステップS101)、無
線端末1aからデータ送信要求があると(ステップS1
02)、送られてきたデータをRAM5に格納し、図2
の無線送信要求制御パケットを組み立てる(ステップS
103)。この送信要求パケットの宛先端末アドレスフ
ィールドには、格納したイーサネットパケットデータの
宛先端末アドレスフィールドを調べてそのデータを格納
し、送信要求パケットの送信元端末アドレスフィールド
には、格納したイーサネットパケットデータの送信元端
末アドレスフィールドを調べてそのデータを格納し、制
御フィールドには、パケットの種類(この場合、送信要
求)が格納される。次に、CPU4がキャリア検出信号
11を利用して制御チャネルF1の使用状況を監視し
(ステップS104)、空き状態であれば、制御チャネ
ルF1で送信要求パケットを送出する(ステップS10
5)。送信要求パケットの送信が終了すると、チャネル
選択信号12によってチャネルを第二の制御用の周波数
チャネル(F2)に切り替え、待機する(ステップS1
06)。
【0029】一方、第二の無線アダプタ2bが制御チャ
ネルF1で受信待機中に(ステップS201)、第1の
無線アダプタ2aからの送信要求制御パケットを受信す
ると(ステップS202)、通信コントローラ6により
宛先端末アドレスフィールドを調べ、自端末アドレスと
一致したならばフラグと宛先端末アドレスフィールドと
制御フィールドとCRCフィールドを取り除いたデータ
をRAM5に格納し、前回と異なる周波数チャネル番号
を指定した受信許可制御パケットを組み立てる(ステッ
プS203)。この受信許可パケットには、格納したパ
ケットデータ(送信要求パケット)の送信元端末アドレ
スフィールドを調べ、そのデータをそのまま受信許可パ
ケットの宛先端末アドレスフィールドに格納し、また同
様に送信要求パケットの宛先端末アドレスフィールドを
調べ、そのデータをそのまま受信許可パケットの送信元
端末アドレスフィールドに格納し、制御フィールドに
は、パケットの種類(この場合、受信許可)を格納し、
指定周波数フィールドには、データ送信に使用する周波
数チャネル番号(例えばチャネル4)を格納する。
【0030】次に、制御チャネルF2の使用状況を監視
し(ステップS204)、空き状態であれば、制御チャ
ネルF2で受信許可パケットを送信する(ステップS2
05)。この受信許可パケットの送信が終了すると、チ
ャネル選択信号12によって受信許可パケットで指定し
た周波数チャネル4にチャネルを切り替えて待機する
(ステップS206)。
【0031】これにより、第一の無線アダプタ2aが、
この受信許可パケットを受信すると(ステップS10
7)、通信コントローラ6により宛先端末アドレスフィ
ールドを調べ、自端末アドレスと一致すれば、フラグと
宛先端末アドレスフィールドと制御フィールドとCRC
フィールドを取り除いたデータをRAM5に格納する。
この制御パケットをRAM5に格納すると、この受信許
可パケットの指定周波数フィールドを調べ、チャネル選
択信号12を用いて周波数チャネルを指定周波数チャネ
ル4に切り換える(ステップS109)。
【0032】以上の手順により、パケットデータを送出
するチャネル番号が決定され、第一の無線アダプタ2a
が指定されたデータチャネルでパケットデータの送信を
開始することができる。
【0033】パケットデータの送信は、上述の制御パケ
ットの送信時と同様の手順であり、使用する周波数チャ
ネル4の使用状況を監視する(ステップS110)。こ
れは、チャネル4の周波数の電波強度を測定することに
よって行われる。その結果、チャネルが使用されている
場合は、チャネルが空くまで待機し、チャネルが空いた
ところで、パケットデータ送出手順を開始する(ステッ
プS111)。具体的には、既にRAM5に格納されて
いるパケットデータを読み出し、無線パケットデータフ
レームフォーマットに従ってフラグ、宛先アドレス、制
御(この場合、パケットデータ)、送信元アドレス、タ
イプ(データ長の情報)データ、CRC(エラー検出用
のチェック部)を付加したデータパケットを組み立て、
無線部8からアンテナ9を介して送出される。
【0034】一方、受信側の第二の無線アダプタ2bに
おいては、宛先端末アドレスが一致し、かつCRCチェ
ック部の検査の結果パケット中に誤りがないと判明した
場合に、そのパケットデータを受信し、RAM5に格納
する(ステップS207)。同時に、制御データフレー
ムフォーマットに従って受信確認パケットを組み立て、
周波数チャネル4を使用してその受信確認パケットを無
線アダプタ2aに送出する(ステップS209)。この
受信確認パケットの宛先端末アドレスフィールドには、
RAM5に格納したデータの送信元端末アドレスフィー
ルドを調べ、そのデータをそのまま格納し、また送信元
端末アドレスフィールドには、RAM5に格納したデー
タの宛先端末アドレスフィールドを調べ、そのデータを
そのまま格納する。
【0035】また、送信側の第一の無線アダプタ2a
で、宛先端末アドレスが一致し、かつCRCチェック部
の検査の結果パケット中に誤りがないと判明した場合
に、受信確認パケットがRAM5に格納される(ステッ
プS112)。そして、RAM5に格納された受信確認
パケットの受信結果通知フィールドを調べ、送信したパ
ケットデータに誤りがなければ、パケットデータの送信
動作が終了し(ステップS114)、端末からの次のデ
ータの受信を待つと同時に、他の無線アダプタからの制
御パケットの受信に備え、制御チャネルF1で待機す
る。
【0036】第二の無線アダプタ2bでは、受信結果通
知に誤りがない受信確認パケットを送信し終えると、R
AM5に格納した受信パケットデータをLANコントロ
ーラ3を介して無線端末1bに送信する。これにより、
第一の無線端末1aから第二の無線端末1bへのパケッ
トデータの送信が終了し(ステップS210)、他の無
線アダプタからの制御パケットの受信に備え、制御チャ
ネルF1で待機する。尚、送信側の第一の無線アダプタ
2aで所定の時間以内に受信制御パケットを受け取らな
い場合、又は送信したパケットデータに誤りがあった場
合、送信側の無線アダプタ2aは受信結果通知に誤りが
ない受信制御パケットを受け取るまで又は所定の回数の
再送を行うまで指定周波数チャネルでパケットデータの
送信を繰り返す(ステップS108,S113,S20
8)。
【0037】また、第一の無線端末1aが更に続けてデ
ータパケットを送出する場合には、以上の手順を繰り返
せば良い。
【0038】<変形例>次に、図面を参照しながら前述
した実施例の変形例を詳細に説明する。
【0039】尚、システム構成及び無線アダプタの構成
は同様であり、ここでの説明は省略する。
【0040】図8は、変形例におけるパケットデータフ
レームフォーマットを示す図である。図示するように、
図8に示す(a)のイーサネットフレームフォーマッ
ト、同(b)の無線パケットデータフレームフォーマッ
ト、同(e)の無線受信確認制御データフレームフォー
マットは図2に示したフォーマットと同様である。
【0041】この変形例では、図2に示す(d)の無線
受信許可制御データフレームフォーマットに含まれる指
定周波数フィールドを、同(c)の無線送信要求制御デ
ータフレームフォーマットに含むものである。
【0042】これにより、送信側の無線アダプタでパケ
ットデータを送信する周波数を指定することが可能とな
る。
【0043】以下、前述した実施例と同様に、第一及び
第二の無線アダプタ2a及び2bの動作を、図9及び図
10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0044】まず、第一の無線アダプタ2aがあらかじ
め定められた制御用の周波数チャネル(F1)で待機
(アイドル)状態にあるとき(ステップS301)、無
線端末1aからデータ送信要求があると(ステップS3
02)、送られてきたデータをRAM5に格納し、図8
に示すように、前回と異なる周波数チャネル番号を指定
した無線送信要求制御パケットを組み立てる(ステップ
S303)。この送信要求パケットの宛先端末アドレス
フィールドには、格納したイーサネットパケットデータ
の宛先端末アドレスフィールドを調べてそのデータを格
納し、送信要求パケットの送信元端末アドレスフィール
ドには、格納したイーサネットパケットデータの送信元
端末アドレスフィールドを調べてそのデータを格納し、
制御フィールドには、パケットの種類(この場合、送信
要求)を格納し、指定周波数フィールドには、データ送
信に使用する周波数チャネル番号(例えばチャネル4)
を格納する。次に、CPU4がキャリア検出信号11を
利用して制御チャネルF1の使用状況を監視し(ステッ
プS304)、空き状態であれば、制御チャネルF1で
送信要求パケットを送出する(ステップS305)。送
信要求パケットの送信が終了すると、チャネル選択信号
12によってチャネルを第二の制御用の周波数チャネル
(F2)に切り替え、待機する(ステップS306)。
【0045】一方、第二の無線アダプタ2bが制御チャ
ネルF1で受信待機中に(ステップS401)、第1の
無線アダプタ2aからの送信要求制御パケットを受信す
ると(ステップS402)、通信コントローラ6により
宛先端末アドレスフィールドを調べ、自端末アドレスと
一致したならばフラグと宛先端末アドレスフィールドと
制御フィールドとCRCフィールドを取り除いたデータ
をRAM5に格納し、図8の受信許可制御パケットを組
み立てる(ステップS403)。この受信許可パケット
には、格納したパケットデータ(送信要求パケット)の
送信元端末アドレスフィールドを調べ、そのデータをそ
のまま受信許可パケットの宛先端末アドレスフィールド
に格納し、また同様に送信要求パケットの宛先端末アド
レスフィールドを調べ、そのデータをそのまま受信許可
パケットの送信元端末アドレスフィールドに格納し、制
御フィールドには、パケットの種類(この場合、受信許
可)を格納する。
【0046】次に、制御チャネルF2の使用状況を監視
し(ステップS404)、空き状態であれば、制御チャ
ネルF2で受信許可パケットを送信する(ステップS4
05)。この受信許可パケットの送信が終了すると、送
信要求パケットの指定周波数フィールドを調べ、チャネ
ル選択信号12によって指定された周波数チャネル4に
チャネルを切り替えて待機する(ステップS406)。
【0047】これにより、第一の無線アダプタ2aが、
この受信許可パケットを受信すると(ステップS30
7)、通信コントローラ6により宛先端末アドレスフィ
ールドを調べ、自端末アドレスと一致すれば、フラグと
宛先端末アドレスフィールドと制御フィールドとCRC
フィールドを取り除いたデータをRAM5に格納する。
この制御パケットをRAM5に格納すると、チャネル選
択信号12を用いて送信要求パケットで指定した周波数
チャネル4にチャネルを切り換える(ステップS30
9)。
【0048】以上の手順により、パケットデータを送出
するチャネル番号が決定され、第一の無線アダプタ2a
から指定したデータチャネルでパケットデータの送信を
開始することができる。
【0049】これ以降のパケットデータの送信処理は、
前述した実施例と同様であり、その説明は省略する。
【0050】このように、パケット単位でデータを送受
信し、周波数チャネルを複数有し、使用周波数チャネル
を変化させる低速周波数ホッピング方式を用いた対等分
散型の無線デジタル通信システムにおいて、イーサネッ
トにより宛先端末に接続された無線アダプタが、パケッ
トデータを送信する周波数チャネルを決定する手段と、
イーサネットにより送信元端末に接続された無線アダプ
タが、パケットデータを送信する時に、宛先端末に接続
された無線アダプタによって決定された周波数チャネル
に周波数チャネルを切り換える手段とを有することによ
り、又はイーサネットにより送信元端末に接続された無
線アダプタが、パケットデータを送信する周波数チャネ
ルを決定する手段と、イーサネットにより宛先端末に接
続された無線アダプタが、送信要求パケットを受信する
と、送信元端末に接続された無線アダプタによって決め
られた周波数チャネルに切り替える手段と、イーサネッ
トにより送信元端末に接続された無線アダプタが、パケ
ットデータを送信する時に、自無線アダプタにより決定
した周波数チャネルに周波数チャネルを切り替える手段
とを有することにより、送信する無線制御データのデー
タ量が減少すると共に、送信、受信無線アダプタが受信
した制御パケットの指定周波数フィールドを調べ、その
内容を両方の無線アダプタが認識する必要がなくなる。
【0051】前述した実施例では、送信要求データを送
信するための周波数チャネルを1、受信許可データを送
信するための周波数チャネルを2、無線パケットデータ
及び無線受信確認データを送受信するための周波数チャ
ネルを4としたが、チャネル番号には関係なく、送信要
求データ、受信許可データを送信するための専用周波数
チャネルを1チャネルずつ設け、また無線パケットデー
タ、無線受信確認データを送受信するチャネルに関して
は、残り11チャネルの内、一つを選ぶことにより、全
く同様の効果を得ることが可能である。
【0052】また、前述した実施例では、無線アドレス
を作成する元となる第一のアドレスとして、イーサネッ
トアドレス(MAC層アドレス)を使用しているが、デ
ータ通信で使用するアドレスであればそれ以外のもので
も良く、通信局に固有のものであるかぎり、同様の効果
を期待できる。
【0053】例えば、ネットワーク層で使用するTCP
/IPアドレスは、システム内では通信局に固有のもの
である。受信したTCP/IPアドレスを元に無線アド
レスを作成することによっても、全く同様の効果を得る
ことが可能である。
【0054】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送信する無線データ量を減少させると共に、通信効率を
向上させることが可能となる。
【0056】
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル無線通信システムのシステム構成を示
す図である。
【図2】実施例におけるパケットデータフレームフォー
マットを示す図である。
【図3】実施例における無線端末間でパケットデータを
送信する際の動作シーケンスを示す図である。
【図4】本実施例における無線アダプタの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本デジタル無線通信システムのチャネル使用状
態図である。
【図6】本実施例における送信側の動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】本実施例における受信側の動作を示すフローチ
ャートである。
【図8】変形例におけるパケットデータフレームフォー
マットを示す図である。
【図9】変形例における送信側の動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】変形例における受信側の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 無線端末 2 無線アダプタ 3 LANコントローラ 4 CPU 5 RAM 6 通信コントローラ 8 無線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 13/00 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット単位でデータを送受信し、周波
    数チャネルを複数有し、使用周波数チャネルを変化させ
    る低速周波数ホッピング方式を用いた対等分散型の無線
    デジタル通信システムにおいて、 受信側の無線通信装置で受信する無線パケットデータの
    周波数チャネルを指定する指定手段と、 送信側の無線通信装置で前記指定手段により指定された
    周波数チャネルに切り替え、前記無線パケットデータを
    送信する送信手段とを有することを特徴とする無線デジ
    タル通信システム。
  2. 【請求項2】 パケット単位でデータを送受信し、周波
    数チャネルを複数有し、使用周波数チャネルを変化させ
    る低速周波数ホッピング方式を用いた対等分散型の無線
    デジタル通信システムにおいて、 送信側の無線通信装置で送信する無線パケットデータの
    周波数チャネルを指定する指定手段と、 受信側の無線通信装置で前記指定手段により指定された
    周波数チャネルに切り替え、前記無線パケットデータを
    受信する受信手段とを有することを特徴とする無線デジ
    タル通信システム。
JP28050094A 1994-11-15 1994-11-15 デジタル無線通信システム Withdrawn JPH08139753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28050094A JPH08139753A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 デジタル無線通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28050094A JPH08139753A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 デジタル無線通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08139753A true JPH08139753A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17625959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28050094A Withdrawn JPH08139753A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 デジタル無線通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08139753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6977913B1 (en) 1998-07-21 2005-12-20 Nec Corporation Radio communication device for radio packet communication system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6977913B1 (en) 1998-07-21 2005-12-20 Nec Corporation Radio communication device for radio packet communication system

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5559804A (en) Wireless communication system and wireless terminal device using fixed length communication frame
US5781552A (en) Automatic address setter capable of determining a network address of a host station
US20090268653A1 (en) Wireless Communication System, Wireless Communication Apparatus, Wireless Communication Method, and Program
JPH01226251A (ja) パケットフレーム伝送方式
US20010006552A1 (en) Method for transmitting an encryoption number in a communication system and a communication system
JPH08204746A (ja) Lan間接続ルータ
JP2002330138A (ja) 無線lanシステムおよびその通信方法
JPH1093634A (ja) 低効率仮想回路上の高速度パケットデータ送信のための方法及び装置
JP2000138702A (ja) 複数のサブネットワ―ク間でデ―タを伝送するため及びル―プ検出のためのブリッジ端末を有するロ―カルエリアネットワ―ク
JPH08139753A (ja) デジタル無線通信システム
JP2003060663A (ja) トラヒック制御装置
JPH08163133A (ja) デジタル無線通信システム
JPH08139754A (ja) デジタル無線通信システム
JP3043603B2 (ja) セルid取得方法
JP2949624B1 (ja) ファイバチャネル接続装置におけるコネクション制御方式
JPH07336363A (ja) 通信装置
CA2274393C (en) Communication scheme using check packets for guaranteeing data packet order in communication media exchange during communication
JP3559613B2 (ja) 通信装置および通信方法
JPH0832558A (ja) デジタル無線通信システム
US7336609B2 (en) Optimized method and optimized protocol engine for message transmission
JPH08163091A (ja) 無線通信システム
JPH08256148A (ja) 無線lanシステム
JPH088876A (ja) 無線通信システム
US6393004B1 (en) Communication scheme using check packets for guaranteeing data packet order in communication media exchange during communication
JP2001285292A (ja) 無線lanシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115