JP2000138702A - 複数のサブネットワ―ク間でデ―タを伝送するため及びル―プ検出のためのブリッジ端末を有するロ―カルエリアネットワ―ク - Google Patents

複数のサブネットワ―ク間でデ―タを伝送するため及びル―プ検出のためのブリッジ端末を有するロ―カルエリアネットワ―ク

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JP2000138702A
JP2000138702A JP29882299A JP29882299A JP2000138702A JP 2000138702 A JP2000138702 A JP 2000138702A JP 29882299 A JP29882299 A JP 29882299A JP 29882299 A JP29882299 A JP 29882299A JP 2000138702 A JP2000138702 A JP 2000138702A
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ドゥー ヨンガン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ローカルエリアネットワークの中
で少なくとも2つのサブネットワークを接続するため、
ローカルエリアネットワークの中で可能な唯一の伝送路
を形成するブリッジ端末を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明は、複数のサブネットワーク及び
複数のブリッジ端末を含み、ブリッジ端末は夫々が無線
媒体を通じて少なくとも2つのサブネットワークの端末
間でデータを伝送するために設けられている、ローカル
エリアネットワークに関する。動作中とされた後、ブリ
ッジ端末は、ブリッジ端末に接続される全てのサブネッ
トワークへ幾つかのループ試験メッセージを送信する。
サブネットワークからループ試験メッセージを受信する
各ブリッジ端末は、このメッセージを全ての他の接続さ
れたサブネットワークへ転送する。幾つかのループ試験
メッセージを送信したブリッジ端末は、所定の時間期間
の後にループ試験メッセージが戻らなければループがな
いことを検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のサブネット
ワーク及び複数のブリッジ端末を含み、ブリッジ端末は
夫々がワイヤレス媒体を通じて少なくとも2つのサブネ
ットワークの端末間でデータを伝送するために設けられ
る、ローカルエリアネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】複数のサブネットワークを含むかかるロ
ーカルエリアネットワークは、ドイツ国特許第1963
7026A1号明細書より知られている。サブネットワ
ークは、無線伝送媒体(ワイヤレス媒体)を通じて非同
期転送モードで発生されたセルを交換する複数の端末を
含む。データはブリッジ端末を通じて2つのサブネット
ワークの間で伝送される。上記文献では、いかにして伝
送路がブリッジ端末を通るかについて詳述されていな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ローカルエ
リアネットワークの中で少なくとも2つのサブネットワ
ークを接続するため、ローカルエリアネットワークの中
で可能な唯一の伝送路を形成するブリッジ端末を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、ブリッ
ジ端末は、動作中とされた後、上記ブリッジ端末に接続
される全てのサブネットワークへ幾つかのループ試験メ
ッセージを送信するために設けられ、各ブリッジ端末は
サブネットワークから受信されたループ試験メッセージ
を全ての更なる接続されたサブネットワークへ転送する
ために設けられ、幾つかのループ試験メッセージを送信
したブリッジ端末は、所定の時間期間の後にループ試験
メッセージが戻らなければループがないことを確立する
ために設けられることを特徴とする、冒頭の段落に定義
される種類のローカルエリアネットワークによって達成
される。
【0005】本発明によれば、ブリッジ端末は、動作さ
れた後、ローカルエリアネットワークの中にループがあ
るかどうかを検出する。ローカルエリアネットワークの
中にループがあれば、1つのサブネットワークは、複数
の他のサブネットワークから同じデータを受信しうる。
ループを回避することは、サブネットワークが常に特定
のブリッジ端末からのみ他のサブネットワークのデータ
を受信することができ、従って唯一の伝送路が形成され
ることを意味する。
【0006】ローカルエリアネットワークの中で伝送さ
れるデータは、例えばパケット転送方法によって発生さ
れうる。パケットは、更なるデータを加えた後に、パケ
ット全体として又はサブパケットとして無線媒体を通じ
て伝送されうる。ワイヤレス媒体は、無線、赤外線、ウ
ルトラシェル伝送等を意味すると理解される。例えばセ
ルと称される固定長のパケットを発生する非同期転送モ
ード(ATM)といったパケット転送方法が使用されう
る。
【0007】動作されたブリッジ端末は、まず、請求項
4に示されるように、ループ試験メッセージを送信して
いるブリッジ端末の識別番号を含むループ試験メッセー
ジを送信する。ループ試験メッセージを受信するブリッ
ジ端末は、このループ試験メッセージを転送する。ルー
プ試験メッセージを送信したブリッジ端末が予め定義さ
れた時間期間の後にこのメッセージを受信しなければ、
ループはない。請求項2に記載されるように、このルー
プ試験メッセージは信頼性を高めるため、複数回送信さ
れうる。すると夫々の伝送時点の間には任意の時間間隔
が生ずる。
【0008】請求項3は、ブリッジ端末が、一旦ループ
が検出されると、接続されたサブネットワーク間でデー
タを伝送するために設けられないことを記載する。ロー
カルエリアネットワークに誤ったメッセージによって不
必要に負荷を与えないよう、ブリッジ端末はループ試験
メッセージの中にゼロとされたサブネットワーク計数を
挿入する。サブネットワーク計数の評価は、請求項5に
記載される。
【0009】本発明は更に、複数のサブネットワークを
含むローカルエリアネットワークのブリッジ端末と、無
線媒体を通じて少なくとも2つのサブネットワークの端
末間でデータを伝送する更なるブリッジ端末とに関す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の上述及び他の面は、以下
説明される実施例を参照することにより明らかとなろ
う。図1は、夫々が複数の端末4乃至16を有する3つ
のサブネットワーク1乃至3を有する非同期転送モード
(ATM)で動作するローカルエリアネットワークの一
例を示す図である。サブネットワーク1の部分は端末4
乃至9で形成され、サブネットワーク2の部分は端末4
及び10乃至12で形成され、サブネットワーク3の部
分は端末5及び13乃至16で形成される。夫々のサブ
ネットワークに属する端末は無線リンクを通じてデータ
を交換する。図1に示される楕円は、殆ど問題なしにサ
ブネットワークに属する端末への無線伝送が可能である
ようなサブネットワーク(1乃至3)の無線伝達範囲を
示す。
【0011】端末4及び5は、2つのサブネットワーク
1と2との間、及び、1と3との間のデータ交換を夫々
可能とするため、ブリッジ端末と称される。ブリッジ端
末4はサブネットワーク1と2との間のデータトラフィ
ックを可能とし、ブリッジ端末5はサブネットワーク1
と3との間のデータトラフィックを可能とする。ローカ
ルエリアネットワークのサブネットワーク1乃至3は、
例えばテーブルの回りに座っている加入者の端末が無線
によって接続されて形成されるネットワークといった、
アドホックなネットワークでありうる。かかる端末は、
例えば、文書、画像等の無線交換用の通信装置であり得
る。アドホックなネットワークは、構造及び加入者の数
が所定の限界値の中にないことを特徴とする。例えば、
加入者の通信装置は、ネットワークから除去されてもよ
く、又はネットワーク内に含まれてもよい。
【0012】図1に示されるローカルエリアネットワー
クの端末4乃至16は、移動式又は固定式通信装置であ
りえ、例えば、図2に示されるように、少なくとも1つ
の局17、接続制御装置18、及びアンテナ20を有す
る無線装置19を含む。局17は例えば、携帯型コンピ
ュータ、電話機等でありうる。接続制御装置18は例え
ばドイツ国特許第19639845C1号明細書より知
られており、ATMコネクション(仮想コネクション)
を交換するため、及び、ATMセルを分配するために使
用される。セルは典型的には、5バイトのヘッダフィー
ルドと48バイトの情報フィールドとを含む。セルのヘ
ッダフィールドに含まれるデータは、特にアドレス指定
及び交換機能の実行のために使用される。セルは、接続
制御装置18の中に含まれる制御器によって及び局17
によって発生され、無線装置19によって受信される。
【0013】例えば第1の端末の局17によって所望さ
れる第2の端末の局17への仮想コネクションは、第1
及び第2の端末の接続制御装置18によって形成され
る。これは、ユニキャストコネクションである。ユニキ
ャストコネクション即ちエンド・ツー・エンドコネクシ
ョンでは、第1の端末のユーザ(例えば携帯型コンピュ
ータ上で実行されているプログラム)から第2の端末の
ユーザ(例えばプログラムによってアクセスされるデー
タベース)の端末への仮想コネクションがある。2つ以
上の種類のコネクションは区別されうる。マルチキャス
トコネクション即ちポイント・ツー・マルチポイントコ
ネクションでは、複数の端末のユーザは相互接続され
る。ブロードキャスト接続の場合、端末のユーザは情報
フィールド中に同じ内容を有するセルを全ての端末の他
のユーザへ送出する。
【0014】端末6乃至16の無線装置19もまた、ド
イツ国特許第19639845C1号明細書より知られ
ており、図3に示されるように、アンテナ20に加え、
高周波回路21、モデム22、及びプロトコル装置23
を含む。プロトコル装置23は接続制御装置18によっ
て受信されたATMセルストリームからパケットユニッ
トを形成する。パケットユニットは少なくともATMセ
ルの部分及びプロトコル装置23によって形成される追
加的な制御データを含む。プロトコル装置はLLC(論
理リンク制御)層及びMAC(媒体アクセス制御)層の
ためのプロトコルを使用する。MAC層は無線伝送媒体
への端末の多重アクセスを制御し、LLC層はフロー及
び誤り制御を行う。
【0015】サブネットワーク1乃至3では、或る端末
は制御及び管理機能を有し、コントローラと称される。
コントローラは更に、例えばドイツ国特許第19639
845C1号明細書に記載されるように、関連するサブ
ネットワークの中の通常の端末として作動する。コント
ローラは、例えば、サブネットワークの中でスイッチオ
ンされている端末の登録、無線伝送媒体中の少なくとも
2つの端末間のコネクションの確立、無線伝送媒体中の
資源管理及びアクセス制御といった役目を担う。例え
ば、登録後、及び、伝送のための要求の通知後、サブネ
ットワークの端末はコントローラによってデータ伝送能
力(パケットユニット)を割り当てられる。
【0016】ローカルエリアネットワークでは、データ
はTDMA(時分割多重アクセス)、FDMA(周波数
分割多重アクセス)、又はCDMA(符号分割多重アク
セス)方法によって端末間で交換されうる。方法はま
た、組み合わされうる。ローカルエリアネットワークの
各サブネットワーク1乃至3は、チャネル群と称される
多数の或るチャネルを割り当てられる。チャネルは、周
波数範囲、時間範囲、及び例えば、CDMA方法では、
拡散する符号によって決定される。
【0017】例えば、fi を搬送周波数とし、Δfi
帯域幅とすると、各サブネットワーク1乃至3へのデー
タ交換のために、fi −Δfi /2乃至fi +Δfi
2の或る異なった周波数範囲が使用可能とされうる。か
かる周波数範囲では、例えば、データはTDMA方法で
伝送されうる。すると、サブネットワーク1には搬送周
波数f1 及び帯域幅Δf1 が割り当てられ、サブネット
ワーク2には搬送周波数f2 及び帯域幅Δf2 が割り当
てられ、サブネットワーク3には搬送周波数f 3 及び帯
域幅Δf3 が割り当てられる。
【0018】ブリッジ端末4は、一方ではf1 −Δf1
/2乃至f1 +Δf1 /2の周波数範囲でサブネットワ
ーク1の他の端末とのデータ交換を実行するために動作
し、他方ではf2 −Δf2 /2乃至f2 +Δf2 /2の
周波数範囲でサブネットワーク2の他の端末とのデータ
交換を実行するために動作する。ローカルエリアネット
ワークの中に含まれ、サブネットワーク1と3との間で
データを伝送する第2のブリッジ端末5は、一方ではf
1 −Δf1 /2乃至f1 +Δf1 /2の周波数範囲で動
作し、他方ではf3 −Δf3 /2乃至f3 +Δf3 /2
の周波数範囲で動作する。
【0019】図4は、ブリッジ端末の第1の実施例を示
すブロック図である。ブリッジ端末は、第1のサブネッ
トワークの端末との通信用の第1の無線回路24と、第
2のサブネットワークの端末との通信用の第2の無線回
路25とを含む。無線装置を形成する無線回路24及び
25は、夫々、プロトコル装置26,27、モデム2
8,29、高周波回路30,31、及びアンテナ32,
33をを含む。無線交換装置34は、一方では2つの無
線回路24及び25に結合され、他方では接続制御装置
35に接続される。接続制御装置35に接続される1つ
以上の局は、図4に図示しない。データは無線回路24
のアンテナ32を通じて第1のチャンネル群へ伝送さ
れ、データは無線回路25のアンテナ33を通じて第2
のチャンネル群へ伝送される。
【0020】接続制御装置35から来るデータは、アド
レス情報に依存して無線交換装置34によってプロトコ
ル装置26及び/又は27へ運ばれる。更に、無線交換
装置34はプロトコル装置26又は27からのデータ
を、接続制御装置35へ、及び/又は、夫々の他のプロ
トコル装置26又は27へ運ぶ。少なくとも1つの局が
接続制御装置35に接続されている場合、ブリッジ端末
は2つのサブネットワーク間でデータを交換するためだ
けでなく、また通常の端末としても動作する。この第1
の実施例の利点は、データがいつでもサブネットワーク
と交換されうることである。
【0021】或いは、実際はブリッジ端末が2つ以上の
サブネットワークを接続するときに、ブリッジ端末が2
つ以上の無線回路24及び25を含むことが可能であ
る。無線回路の数はすると、結合されるべきサブネット
ワークの数に対応する。図5は、ブリッジ端末の第2の
実施例を示すブロック図である。このブリッジ端末の無
線交換装置は、単一のプロトコル装置36、単一のモデ
ム37、及びアンテナ39を有する単一の高周波回路3
8のみを含む。プロトコル装置36は無線交換装置40
に接続され、この無線交換装置40は更に接続制御装置
41及び中間記憶装置42へ接続される。本実施例の中
間記憶装置42は、記憶セルを含み、データをバッファ
リングするために使用され、またFIFO(先入れ先出
し)モジュールとして、即ちデータが書き込まれた順に
中間記憶装置から読み出されるよう配置される。図5に
示される端末もまた通常の端末として動作しうる。接続
制御装置41に接続され図5に図示されない局は次に、
接続制御装置41を通じてデータを無線交換装置40へ
供給する。
【0022】図5に示されるブリッジ端末は、第1及び
第2のサブネットワークに交互に同期されうる。同期
は、サブネットワークの中の端末をデータの交換に含む
ことによる集合的な過程であると理解されるべきであ
る。ブリッジ端末が第1のサブネットワークと同期され
ると、ブリッジ端末はこの第1のサブネットワークの全
ての端末及びコントローラとデータを交換しうる。接続
制御装置41がデータを無線交換網40へ供給し、この
データのうち、宛先が第1のサブネットワークの端末又
はコントローラを宛先であるか、又は第1のサブネット
ワークを通じて到達されうる他のサブネットワークの端
末又はコントローラであれば、無線交換装置はこれらの
データをプロトコル装置36へ直接運ぶ。プロトコル装
置36では、データは、コントローラによって決定され
る伝送タイムスロットが到達されるまで、バッファリン
グされる。接続制御装置41によって生成されるデータ
が、端末へ、又は第2のサブネットワークのコントロー
ラへ、又は第2のサブネットワークを通じて到達されう
る他のサブネットワークへ送信されるとき、無線伝送は
ブリッジ端末が第2のサブネットワークと同期されたタ
イムスロットまで遅延されるべきである。従って、無線
交換装置は、第2のサブネットワークの中の宛先を有す
るデータ又は第2のサブネットワークによって到達され
うる宛先を有するデータを、ブリッジ端末が第2のサブ
ネットワークと同期されるまでデータをバッファリング
する中間記憶装置42へ運ぶ。
【0023】データがブリッジ端末によって第1のサブ
ネットワークの端末又はコントローラから受信されたと
き、及びその宛先が第2のサブネットワークの端末又は
コントローラ、又は第2のサブネットワークを通じて到
達されるべき他のサブネットワークの端末又はコントロ
ーラである場合、これらのデータもまた第2のサブネッ
トワークとの同期まで中間記憶装置42の中にバッファ
リングされる。ブリッジ端末の局を宛先として有するデ
ータは、無線交換装置40を通じて接続制御装置41へ
直接転送され、この制御装置は次に受信されたデータを
所望の局へ運ぶ。その宛先がブリッジ端末の局でも第2
のサブネットワークの端末又はコントローラでもないデ
ータは、無線交換装置40によって消去される。もはや
第2のサブネットワークによって運ばれるべきでないデ
ータもまた消去される。
【0024】ブリッジ端末の同期が第1のサブネットワ
ークから第2のサブネットワークへ変更された後、中間
記憶装置42の中に存在するデータは、それらが書き込
まれた順序で再び中間記憶装置42から読み出される。
続いて、ブリッジ端末が第2のサブネットワークと同期
される間、第2のサブネットワークの端末又はコントロ
ーラ又は第2のサブネットワークを通じて到達されるべ
き他のサブネットワークを宛先として有する全てのデー
タは、無線交換装置40によって直ぐにプロトコル装置
36へ転送され、第1のサブネットワークの端末又はコ
ントローラ又は第1のサブネットワークを通じて到達さ
れるべき他のサブネットワークを宛先として有するデー
タのみが中間記憶装置42の中に記憶される。
【0025】第1のサブネットワークの端末又はコント
ローラのためのデータが、全ての他のデータが読み出さ
れた後に中のみ間記憶装置42の中に記憶されることは
絶対的に必要なことではない。データは、伝送のために
与えられるタイムスロットまでプロトコル装置36の中
にバッファリングされる。第1のサブネットワークのた
めのデータのバッファリングは、第2のサブネットワー
クのためのデータが読み出されている間に既に行われて
いてもよい。第1のサブネットワークのために新しく記
憶されたデータが、ブリッジ端末が第1のサブネットワ
ークと同期されるまでバッファリングされることだけが
確実にされればよい。ブリッジ端末が第1のサブネット
ワークに接続されるとき、中間記憶装置42からの第1
のサブネットワークのデータのための読出し過程が実行
されている間に、第2のサブネットワークのためのデー
タをバッファリングすることもまた可能である。
【0026】受信されたデータの宛先についての無線交
換装置40の(又は図4の無線交換装置34の)知識
は、例えばデータからのアドレス情報から得られる。こ
のアドレス情報は、例えば、端末の識別番号である。無
線交換装置40に到着するデータの宛先がブリッジ端末
の局、又はサブネットワークの端末又はコントローラで
あるとき、無線交換装置は、例えば、無線交換装置に接
続されるテーブルメモリの中に記憶される比較用データ
に頼る。テーブルメモリは、比較用データを含み、無線
交換装置はそのメモリから受信されたデータがどこへ伝
達されねばならないかを導出する。端末がサブネットワ
ークの中に登録された後、端末は、端末の識別番号を含
むブロードキャストメッセージを送信する。このブロー
ドキャストメッセージを受信するブリッジ端末は、テー
ブルメモリの中に、識別番号、及び、例えば、ブロード
キャストメッセージの発生したブリッジ端末接続サブネ
ットワークを特徴付ける番号を記憶する。例えば他のサ
ブネットワークによってブリッジ端末に供給され、アド
レス情報として端末の識別番号を含むデータは、ブロー
ドキャストメッセージが発生したサブネットワークへ伝
達される。
【0027】テーブルメモリは更に、ブリッジ端末に接
続される局のための接続装置41の比較用データを含
み、それにより或る入来データはブリッジ端末の接続制
御装置へ印加されうる。ブロードキャストメッセージを
受信するブリッジ端末は、このブロードキャストメッセ
ージを夫々の他のサブネットワークへ運ぶ。データが無
線交換装置40に到着するとき、データのアドレス情報
は比較用データと比較される。比較に依存して、無線高
価の装置は夫々の交換動作を行う。例えば、図1のサブ
ネットワーク3の端末14からのデータは、ブリッジ端
末5、サブネットワーク1、及びブリッジ端末4を通じ
て端末11へ到着するべきである。ブリッジ端末5は、
そのテーブルメモリの中に、データがサブネットワーク
1を通じてサブネットワーク2へ到達することを示す、
比較用データを含むべきである。かかる比較用データ
は、例えば、端末14がサブネットワーク3の中に登録
された後にブリッジ端末4及び5の中に記憶される。端
末14は、登録後に、端末の識別番号を含むブロードキ
ャストメッセージを送信する。ブリッジ端末4及び5が
このブロードキャストメッセージを受信すると、テーブ
ルメモリの中にこの端末のための比較用データを記憶す
る。続いて、このブロードキャストメッセージは、更に
ブリッジ端末4,5によって夫々伝達され、それにより
ローカルエリアネットワーク全体に分配される。端末又
はコントローラがかかるブロードキャストメッセージを
受信すると、メッセージは消去される。ブロードキャス
トメッセージは、ブロードキャストメッセージが通過し
たブリッジ端末の識別番号を加えることによって更に補
足される。これは、2回目に端末のブロードキャストメ
ッセージを受信するブリッジ端末がもはやこのブロード
キャストメッセージを処理する必要がなく、これを消去
することを達成する。
【0028】ブリッジ端末のためにプロトコル装置3
6、モデム37、及び高周波回路38を有する単一の無
線回路のみを使用する利点は、一方では高価な構成要素
を有する更なる無線回路を回避し、他方では2つの無線
回路のクロストークを抑制するためのフィルタの使用を
回避することを含む。1つの無線回路を有するブリッジ
端末が2つ以上のサブネットワークを接続する場合、中
間記憶装置の中に更なるメモリ要素が必要となり、サブ
ネットワークとの同期のために更なるタイムスロットが
提供される。ブリッジ端末がM個(M∈N,M≧2)の
サブネットワークを接続する場合、中間記憶装置の中の
メモリ場所の数及びタイムスロットの数は少なくともM
−1であるべきである。有利には、記憶セルの数はMに
設定され、それにより2つのサブネットワークのコネク
ションの変更の場合は、データは常に同じ記憶セルの中
に書き込まれる。これは、中間記憶装置のメモリ場所へ
の書込み及び読出し過程の制御を簡単化する。
【0029】ローカルエリアネットワークの中の2つの
サブネットワークを接続する全てのブリッジ端末が分散
され、それによりループがないとき、ブリッジ端末の中
のデータの転送は簡単化されうる。ループは、サブネッ
トワークが1つ以上のブリッジ端末から他のサブネット
ワークからのデータを常に受信しうることを意味する。
ブリッジ端末が、第1のサブネットワークの端末又はコ
ントローラからデータを受信し、そのデータの宛先が第
2のサブネットワークを通じて達成されうるとき、無線
交換装置34又は40は直接(図4に示される実施例)
又はバッファリングの後(図5に示される実施例)、デ
ータを第2のサブネットワークへ送信しうる。第1のサ
ブネットワークの端末又はコントローラによって送信さ
れ、ブリッジ端末の局をそれらの宛先として有するデー
タは、無線交換装置34又は40によって、接続制御装
置35又は41へ交換され、そこから所望の局へ交換さ
れる。第1のサブネットワークの端末又はコントローラ
から受信され、それらの宛先として第1のサブネットワ
ークの端末又はコントローラを有するか又はブリッジ端
末によって伝達されるべきでないデータは、無線交換装
置によって消去される。
【0030】ブリッジ端末が第2のサブネットワークの
端末又はコントローラからデータを受信すれば、そのデ
ータの宛先は第1のサブネットワークを通じて到達され
え、これらのデータは直接(図4に示される実施例)又
はバッファリングの後(図5に示される実施例)第1の
サブネットワークへ送信される。第2のサブネットワー
クの端末又はコントローラによって送信され、それらの
宛先としてブリッジ端末の局を有するデータは、無線交
換装置34又は40によって接続制御装置35又は41
へ転送され、そこから所望の局へ転送される。第2のサ
ブネットワークの端末又はコントローラから受信され、
それらの宛先として第2のサブネットワークの端末又は
コントローラを有し、ブリッジ端末によって転送されえ
ないデータは、無線交換装置によって消去される。
【0031】2つのサブネットワークのみを接続し、ル
ープが形成されることなくローカルエリアネットワーク
の中に含まれるブリッジ端末は、データを転送するため
に追加的なシグナリング情報を必要としない。データの
宛先がデータが発生したサブネットワークを通じて到達
されうる場合、これらのデータは消去される。夫々の他
のサブネットワークを通じて到達されうる宛先を有する
データは、その他のサブネットワークへ転送される。こ
れは、ブリッジ端末は、2つの接続されたネットワーク
のうちのどちらを通ってデータの受信器が到達されうる
かを知るだけでよいことを意味する。受信器の実際の宛
先及びこの宛先への伝送路についての知識は必要でな
い。
【0032】以下、図6を参照して、時間の関数とし
て、図5に示されるブリッジ端末の第1及び第2のサブ
ネットワークとの同期を説明する。第1及び第2のサブ
ネットワークのMAC層のフレーム(MACフレーム)
は、時間に対してプロットされている。図6中、第1の
サブネットワークの連続するMACフレームは、F(i
+1),F(i+2),...,F(i+6)として参
照番号が付され、第1のサブネットワークの連続するM
ACフレームは、F(j+1),F(j+
2),...,F(j+6)として参照番号が付されて
いる。第1のサブネットワークに対するブリッジ端末の
同期又は接続の持続時間は、参照番号C1が付され、第
2のサブネットワークに対するブリッジ端末の同期又は
接続の持続時間は、参照番号C2が付されている。夫々
のフレームF(i+1),F(i+2),...,F
(i+6)及びF(j+1),F(j+2),...,
F(j+6)は異なった持続時間を有しうる。
【0033】時間軸tに対して様々な時点t1
2 ,...,t13がプロットされている。図6に示さ
れる例では、ブリッジ端末の同期又は接続はフレームF
(i+1)中の時点t1 において開始し、フレームF
(i+3)中の時点t4 において終了する。この時間期
間中、即ち時点t1 から時点t4 までの間、ブリッジ端
末は第1のサブネットワークに対して作動モードにあ
り、第2のサブネットワークに対してスリープモードに
ある。スリープモード中、ブリッジ端末からサブネット
ワークへのコネクションはない。第1のサブネットワー
クの作動モードが終了する前、ブリッジ端末は時点t2
(t2 <t4 )において第1のサブネットワークのコン
トローラへスリープ要求メッセージSRを送信する。こ
のスリープ要求メッセージSRはどの時点においてスリ
ープモードが開始するか、又は作動モードが終了するか
(時点t4 )のための提案を含み、スリープモードの持
続時間のための指示を含む。第1のサブネットワークの
コントローラは、スリープ確認メッセージSCを送信す
ることによって時点t3 (t2 <t3 <t4 )における
スリープ要求を承認する。スリープ確認メッセージSC
は、スリープモードが開始する正確な時点を示す。コン
トローラはここで、第1のサブネットワークに対するブ
リッジ端末のスリープモードの開始時点t4 を承認す
る。
【0034】時点t4 の後、ブリッジ端末は第2のサブ
ネットワークとの同期を試みる。同期は次に第2のサブ
ネットワークのコントローラを通じて行われる。ブリッ
ジ端末は、第2のサブネットワークのコントローラから
第2のサブネットワークの端末とのデータ交換を実現す
るための全ての必要なシステム及び同期情報を受信す
る。同期の後、ブリッジ端末は、第2のネットワークの
フレームF(j+3)中の時点t5 において第2のサブ
ネットワークのコントローラへウェイクアップ要求メッ
セージWRを送信する。このウェイクアップ要求メッセ
ージWRは、ブリッジ端末の第2のサブネットワークと
の作動モードの開始のための提案と、作動モードの持続
時間の指示とを含む。コントローラは、作動モードが開
始する正確な時点を示すウェイクアップ確認メッセージ
WCで時点t6 においてこのウェイクアップ要求メッセ
ージWRに応答する。時点t7 (t6 <t7 )におい
て、ブリッジ端末の第2のサブネットワークとの作動モ
ードが開始し、それにより第2のサブネットワークの端
末のデータ交換が適切に開始する。
【0035】第1のサブネットワークの作動モードの終
了のため、又はブリッジ端末の第2のサブネットワーク
とのスリープモードの開始のための上述の過程は、夫
々、時点t8 において第2のサブネットワークのための
スリープ要求メッセージSRによって実行される。時点
9 において、ブリッジ端末は第2のサブネットワーク
のコントローラからウェイクアップ確認メッセージを受
信し、ブリッジ端末の第2のサブネットワークとの作動
モードは時点t10において終了する。続いて、ブリッジ
端末は再び第1のサブネットワークのコントローラと同
期し、同期の後に時点t11において第1のサブネットワ
ークのコントローラへウェイクアップ要求メッセージW
Rを送信する。時点t12において、ブリッジ端末はウェ
イクアップ確認メッセージWCを受信し、時点t13にお
いて第1のサブネットワークの端末との通信を開始す
る。
【0036】様々なメッセージの形成のために、プロト
コル装置36は、例えばマイクロプロセッサとして配置
される制御装置を含む。プロトコル装置36は上述のよ
うに、MAC及びLLC層に対して、場合に応じて無線
伝送媒体の更なる制御動作を行う(ドイツ国特許第19
639845C1号と比較のこと)。上述の段落では、
複数のサブネットワークを有するローカルエリアネット
ワークの構造及び複数のネットワークを接続するブリッ
ジ端末の構造が説明された。以下において、ローカルエ
リアネットワークの中でそれらの動作を実行する1つ以
上のブリッジ端末の自動コンフィギュレーションを説明
する。
【0037】ローカルエリアネットワークの中のブリッ
ジ端末が2つ以上のサブネットワークを接続する場合、
ブリッジ端末どのサブネットワークを接続するかを決定
すること、即ち自動コンフィギュレーションが開始され
ることが必要である。自動コンフィギュレーションによ
り、ブリッジ端末はまずどのサブネットワークが到達さ
れうるか、達成されうるサブネットワークによってどの
チャネル群が使用されるかを試験する。サブネットワー
クの中のチャネル群を使用することは、データを伝送す
るために或るチャネル群がこのサブネットワークの端末
及びコントローラを使用することを意味すると理解され
る。ブリッジ端末は、ローカルエリアネットワークの中
の各使用可能なチャネル群について、受信品質を試験す
る。これは、ブリッジ端末がサブネットワークのコント
ローラと同期することを試みることを意味する。同期の
後、高周波回路及びモデムによって変調されたコントロ
ーラの制御データは、ブリッジ端末のプロトコル装置に
よって復号化され、品質を検査するために評価される。
【0038】サブネットワークによって使用される全て
のチャネル群は、作動チャネル群k 1 ,k2 ,...,
p として参照番号が付される。2つのサブネットワー
クを接続するブリッジ端末のプロトコル装置は、ki
j の場合の作動チャネル群対(ki ,kj )のリスト
を確立する。例えば、4つの作動チャネル群k1
2 ,k3 及びk4 が検出されていれば、チャネル群対
(k1 ,k2 )、(k1 ,k3 )、(k1 ,k4 )、
(k2 ,k3 )、(k2 ,k4 )及び(k3 ,k4 )が
形成される。これらのチャネル群対は次に或る規準によ
ってソートされる。例えば、各チャネル群対のために、
割り当てられたサブネットワークの受信された平均エネ
ルギー値の総和が形成されうる。モデムは次に各データ
ビットについて決定されたエネルギーを測定し、これを
プロトコル装置へ供給し、プロトコル装置は様々なビッ
トが受信された後に平均エネルギー値を計算する。
【0039】チャネル群対は計算された総和の降順に従
ってソートされる。これは、第1のチャネル群対が第2
のチャネル群対よりも大きい総和を有し、第2のチャネ
ル群対は第3のチャネル群対よりも大きい総和を有し、
以下同様であることを意味する。或いは、各チャネル群
対がコントローラによって送信された割り当てられたサ
ブネットワークの制御メッセージの受信品質を決定し、
受信品質の降順に従ってチャネル群対をソートすること
が可能である。受信品質は、例えば、受信された信号の
ビット誤り率に基づいてプロトコル装置によって決定さ
れうる。現時の端末では、かかるビット誤り測定はチャ
ネル符号化中に行われる。ブリッジ端末は次にソートさ
れたリストの第1のチャネル群対のチャネル群に2つの
サブネットワークを接続する。
【0040】上述のように、ブリッジ端末はどのサブネ
ットワークが接続されるべきかを決定するために自動コ
ンフィギュレーションを行いうる。どのサブネットワー
クがブリッジ端末によって接続されるかについて、固定
されて所定とされる更なる可能性がある。ブリッジ端末
が上述のいずれかの方法(自動又は所定のコンフィギュ
レーション)に従って動作可能とされた後、ローカルエ
リアネットワーク全体の中にループが形成されているか
が更に試験されうる。上述のように、ループを回避する
ことは、1つのサブネットワークが或るブリッジ端末か
らのみ他のサブネットワークのデータを受信しうること
を意味する。図7,8及び9は、ループを含む複数のサ
ブネットワークを有するローカルエリアネットワークを
夫々示す図である。図7は、2つのブリッジ端末45及
び46を通じて接続される2つのサブネットワーク43
及び44を示す図である。ブリッジ端末45及び46は
2つのサブネットワークを夫々接続する。このローカル
エリアネットワークの中で、データは2つのブリッジ端
末45及び46を通じてサブネットワーク43及び44
間で伝送されうる。ループはこのようにサブネットワー
ク43と44との間で形成される。
【0041】図8は3つのサブネットワーク47乃至4
9を有するローカルエリアネットワークを示す図であ
る。ブリッジ端末50はサブネットワーク47及び48
を接続し、ブリッジ端末51はサブネットワーク48及
び49を接続し、ブリッジ端末52はサブネットワーク
47及び49を接続する。このローカルエリアネットワ
ークでは、例えば、サブネットワーク47は、ブリッジ
端末50を通じて、又はブリッジ端末51及び52並び
にサブネットワーク49を通じて、サブネットワーク4
8からデータを受信しうる。
【0042】図9は4つのサブネットワーク53乃至5
6を示す図である。サブネットワーク53はブリッジ端
末57を通じてサブネットワーク54に接続され、サブ
ネットワーク54はブリッジ端末58を通じてサブネッ
トワーク55に、ブリッジ端末59を通じてサブネット
ワーク56に接続される。ブリッジ端末60は更にサブ
ネットワーク55及び56を接続する。また図9に示さ
れるローカルエリアネットワークでは、ループはブリッ
ジ端末58乃至60によって形成される。
【0043】ループのかかる形状が許される場合、デー
タを送信する端末とデータを受信する端末との間にはっ
きりした伝送路はない。この場合、情報は伝送路を通じ
て全ての受信器に対して使用可能となる。例えば、図8
に示されるローカルエリアネットワークでは、サブネッ
トワーク47の端末はそのデータをブリッジ端末50を
通じてサブネットワーク48の端末へ送信し、ブリッジ
端末51及び52並びにサブネットワーク49を通じて
サブネットワーク48の端末へ送信するのではないこと
が決定されるべきである。この追加的な情報の伝達は、
しかしながら、ループが形成されないときは回避されう
る。
【0044】以下、例えばチャネル群対(ki ,kj
が選択された後、及び試験されるべきブリッジ端末を通
じてチャネル群ki 及びkj によってサブネットワーク
が接続された結果の後に、いかにしてループが形成され
たか否かが検出されるかを説明する。試験されるべき
(試験はプロトコル装置36によって行われる)ブリッ
ジ端末は、試験されるべきブリッジ端末が接続される2
つのサブネットワークへループ試験メッセージを送信す
る。ループ試験メッセージは、試験されるべきブリッジ
端末を特徴付ける識別番号IDと、0にセットされるサ
ブネットワーク計数HCとを含む。ループ試験メッセー
ジが送信された後、時間カウンタTCが開始される。
【0045】ループ試験メッセージは、1つのブリッジ
端末によってのみ処理される。ブリッジ端末が、ループ
試験メッセージを受信するブリッジ端末の識別番号を含
まないループ試験メッセージを受信する場合、ブリッジ
端末はサブネットワーク計数HCをインクリメントし
(HC=HC+1)、サブネットワーク計数HCが記憶
されたシステムパラメータTSを超過するかどうか検査
される。記憶されたたシステムパラメータTSは、ロー
カルエリアネットワークのサブネットワークの最大許容
可能数を示す。サブネットワーク計数HCがシステムパ
ラメータTSを超過したとき(HC>TS)、ローカル
エリアネットワークを恐らく誤っているメッセージによ
って負荷しないよう、ループ試験メッセージは消去され
る。或いは、ループ試験メッセージはブリッジ端末の他
のサブネットワークへ供給される。サブネットワーク計
数HCにより、ループ試験メッセージが誤ったメッセー
ジによる伝送誤りの結果としてローカルエリアネットワ
ークを通って永遠に流れ続けることが防止される。
【0046】ブリッジ端末がそれ自体によって送信され
たループ試験メッセージを受信する場合、即ちループ試
験メッセージがブリッジ端末自体の識別番号を含む場
合、ループがある。ローカルエリアネットワークの中で
動作するブリッジ端末の自動コンフィギュレーションが
ループが生じない条件下で実現される場合、ループが見
出されなければコンフィギュレーションは終了しない。
その場合、自動コンフィギュレーションは、リスト上で
最も近傍にあるチャネル群対を有する2つのチャネル群
を見つけることによって実行されるべきである。
【0047】特定の時間期間内に、試験されるべきブリ
ッジ端末へ伝送されるループ試験メッセージが戻されな
ければ、即ち、時間計数TCが所定の値を超過すれば、
試験されるべき端末はループがないことを検出する。信
頼性のため、ループ試験はランダムな時間間隔の後、数
回実行されうる。全ての試験が成功した場合のみ、コン
フィギュレーションは終了する。
【0048】このように、ループ試験が成功しなかった
ことが検出されたとき、ソートリストの次のチャネル群
対が選択され、ループ試験はこの対に対して行われる。
これはループ試験が成功する間で、又は全てのチャネル
群対が試験されるまで続けられる。その場合、ブリッジ
端末は使用され得ない、又はその位置は新しい自動コン
フィギュレーションを開始するために移動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】夫々が無線伝送用に設けられた3つのサブネッ
トワークを有するローカルエリアネットワークを示す図
である。
【図2】図1に示されるローカルエリアネットワークの
端末を示す図である。
【図3】図2に示される端末の無線装置を示す図であ
る。
【図4】2つのサブネットワークを接続するためのブリ
ッジ端末の第1の実施例を示す図である。
【図5】2つのサブネットワークを接続するためのブリ
ッジ端末の第2の実施例を示す図である。
【図6】図5に示されるブリッジ端末の2つのサブネッ
トワークとの同期を説明するタイミング図を示す図であ
る。
【図7】ブリッジ端末を通じて接続され望ましくないル
ープを形成する複数のサブネットワークを示す図であ
る。
【図8】ブリッジ端末を通じて接続され望ましくないル
ープを形成する複数のサブネットワークを示す図であ
る。
【図9】ブリッジ端末を通じて接続され望ましくないル
ープを形成する複数のサブネットワークを示す図であ
る。
【符号の説明】
1,2,3 サブネットワーク 4,5 ブリッジ端末 6乃至9、10乃至16 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 590000248 Groenewoudseweg 1, 5621 BA Eindhoven, Th e Netherlands

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサブネットワーク及び複数のブリ
    ッジ端末を含み、ブリッジ端末は夫々が無線媒体を通じ
    て少なくとも2つのサブネットワークの端末間でデータ
    を伝送するために設けられている、ローカルエリアネッ
    トワークであって、 ブリッジ端末は、動作中とされた後、上記ブリッジ端末
    に接続される全てのサブネットワークへ幾つかのループ
    試験メッセージを送信するために設けられ、 各ブリッジ端末はサブネットワークから受信されたルー
    プ試験メッセージを全ての更なる接続されたサブネット
    ワークへ転送するために設けられ、 幾つかのループ試験メッセージを送信したブリッジ端末
    は、所定の時間期間の後にループ試験メッセージが戻ら
    なければループがないことを確立するために設けられる
    ことを特徴とする、ローカルエリアネットワーク。
  2. 【請求項2】 ブリッジ端末は、動作中とされた後、複
    数のループ試験メッセージを送信するために設けられ、
    ループ試験メッセージの夫々の送信時点の間にはランダ
    ムな時間間隔があることを特徴とする、請求項1記載の
    ローカルエリアネットワーク。
  3. 【請求項3】 一旦ループが検出されると、ブリッジ端
    末は接続されたサブネットワーク間でデータを伝送しな
    いことを特徴とする、請求項1記載のローカルエリアネ
    ットワーク。
  4. 【請求項4】 ブリッジ端末は、ループ試験メッセージ
    の中に上記ブリッジ端末を特徴付ける識別番号を挿入す
    るために設けられることを特徴とする、請求項1記載の
    ローカルエリアネットワーク。
  5. 【請求項5】 ブリッジ端末は、ゼロとされたサブネッ
    トワーク計数を挿入するために設けられ、 ループ試験メッセージを受信するブリッジ端末は、ルー
    プ試験メッセージの中のサブネットワーク計数をインク
    リメントし、サブネットワーク計数が所定のパラメータ
    を超過した場合はループ試験メッセージを消去するため
    に設けられることを特徴とする、請求項1記載のローカ
    ルエリアネットワーク。
  6. 【請求項6】 複数のサブネットワークと無線媒体を通
    じて少なくとも2つのサブネットワークの端末間でデー
    タを伝送するための更なるブリッジ端末とを含むローカ
    ルエリアネットワークのブリッジ端末であって、 ブリッジ端末は、動作中とされた後、上記ブリッジ端末
    に接続される全てのサブネットワークへ幾つかのループ
    試験メッセージを送信するために設けられ、 各ブリッジ端末はサブネットワークから受信されたルー
    プ試験メッセージを全ての更なる接続されたサブネット
    ワークへ転送するために設けられ、 幾つかのループ試験メッセージを送信したブリッジ端末
    は、所定の時間期間の後にループ試験メッセージが戻ら
    なければループがないことを確立するために設けられる
    ことを特徴とする、ブリッジ端末。
JP29882299A 1998-10-21 1999-10-20 複数のサブネットワ―ク間でデ―タを伝送するため及びル―プ検出のためのブリッジ端末を有するロ―カルエリアネットワ―ク Withdrawn JP2000138702A (ja)

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