JPH08139722A - ネットワーク障害予測装置 - Google Patents

ネットワーク障害予測装置

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JPH08139722A
JPH08139722A JP28027794A JP28027794A JPH08139722A JP H08139722 A JPH08139722 A JP H08139722A JP 28027794 A JP28027794 A JP 28027794A JP 28027794 A JP28027794 A JP 28027794A JP H08139722 A JPH08139722 A JP H08139722A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FCSエラーフレームを検出し、FCSエラ
ーの発生間隔からネットワークの障害発生を判定可能な
ネットワーク障害予測装置を提供する。 【構成】 ネットワークシステムの伝送路上のフレーム
を監視し、あるFCSエラーフレームとその次に発生す
るFCSエラーフレームとの間に伝送路上を伝送するフ
レームの総ビット数であるFCSエラーフレーム間ビッ
ト数を算出し、ネットワークシステムが正常であっても
統計的に自然に発生する伝送路ビットエラーの発生率に
対応する伝送路ビットエラー間ビット数に基づいて算出
されるしきい値と比較して、FCSエラーフレーム間ビ
ット数算出手段で算出されたFCSエラーフレーム間ビ
ット数がしきい値よりも小さいとき、当該ネットワーク
システム上で障害が発生していると判定するネットワー
ク障害予測装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークシステム
における障害発生の予測に係わるネットワーク障害予測
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年ネットワーク技術が重要なインフラ
として導入されてきており、ユーザに常時サービスを提
供できることが要求されている。ネットワークシステム
においては、ネットワークシステムそのものの異常によ
るエラー発生の他に、例えば伝送路において一定の確率
でエラーが自然発生する。FCS(フレームチェックシ
ーケンス)エラーフレームの検出によるエラー検出方法
では、そのエラー発生の原因がネットワークシステムそ
のものの異常に結び付いているのかを判断出来ないの
で、何らかの手段でその判断をする必要がある。
【0003】また、各時間帯における情報の伝送量すな
わち各時間帯におけるトラヒックをモニタしておき、こ
れを各時間帯での通常時のトラヒック(基準的なトラヒ
ック)と比較して、モニタしているトラヒックが基準的
なトラヒック(実際にはトラヒックそのものでなくしき
い値を用いることが多い)からある程度以上離れている
とトラヒック異常である判定するようにすれば、ネット
ワークシステムを管理する上で便利である。
【0004】さらに、ネットワークシステムにおけるノ
ードの一例であるステーションが受信バッファオーバー
フローを起こすか否かを予測することもネットワークシ
ステムを正常に運用する上で必要である。
【0005】このような問題に対応し、また、ネットワ
ークシステムの故障等によるサービスの停止を回避する
ためにネットワーク管理ツールを導入することが増えて
きている。
【0006】このネットワーク管理ツールは、異常状態
を調べる手順である管理プロトコルを利用する管理アプ
リケーションを用いたものと、ネットワークシステムの
伝送路上に接続され、伝送路を伝送するデータを監視す
るアナライザを用いたものとに大別される。
【0007】管理プロトコルを用いた管理アプリケーシ
ョンは、管理の対象である管理オブジェクトの値から障
害発生あるいは警告を検出したり、ユーザが管理オブジ
ェクトにしきい値を与えることで障害を検出する。一
方、アナライザは、ユーザが設定したしきい値をもとに
障害発生あるいは警告状態を検出したり、通信プロトコ
ルに関するエラーを検出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようにネットワー
ク管理においては、FCSエラーフレームの発生や異常
トラヒック発生等に関した管理ツールの障害検出手段又
はトラヒック異常検出手段に対応するしきい値の設定が
不可欠である。
【0009】しかしながら、従来のネットワーク管理ツ
ールが提供する障害検出手段又はトラヒック異常検出手
段では、各々対応するしきい値の設定が困難であり、し
かも、供給するメーカが設定しているしきい値の初期値
は必ずしも適切な値ではなかった。
【0010】したがって、しきい値の設定は、ネットワ
ークシステムの管理者が行う必要が生じるが、この場
合、適正なしきい値を設定できるか否かは、管理者の経
験,知識に依存する。
【0011】一方、ネットワークシステムにおける例え
ば受信バッファオーバーフロー等のステーション内部の
障害予測,検出を行うためには、従来、管理プロトコル
を実装することが必須であったが、管理プロトコルを実
装していない該存のネットワーク製品については、新た
に管理プロトコルを実装した製品の導入が必要となる。
【0012】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、その第1の目的は、FCSエラーフレーム
を検出し、FCSエラーの発生間隔に基づいてネットワ
ークの障害発生を判定可能で、また、その障害発生判定
のためのしきい値を算出可能なネットワーク障害予測装
置を提供することにある。
【0013】また、第2の目的は、ネットワークシステ
ムにおけるトラヒックを監視し、当該トラヒックが異常
な量であるか否かを判定し、かつ、そのトラヒック異常
判定のためのしきい値を算出可能なネットワーク障害予
測装置を提供することにある。
【0014】さらに、第3の目的は、管理プロトコルに
よらずに、あるステーションにおける受信バッファオー
バーフロー等の予測を可能とするネットワーク障害予測
装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に対応する発明は、ネットワークシステム
における伝送路上のフレームをモニタし、FCSエラー
フレームを検出可能なネットワーク障害予測装置におい
て、あるFCSエラーフレームとその次ぎに発生するF
CSエラーフレームとの間に伝送路上を伝送するフレー
ムの総ビット数であるFCSエラーフレーム間ビット数
を算出するFCSエラーフレーム間ビット数算出手段
と、ネットワークシステムが正常であっても統計的に自
然に発生する伝送路ビットエラーの発生率に対応する伝
送路ビットエラー間ビット数に基づいて算出されるしき
い値とFCSエラーフレーム間ビット数算出手段で算出
されたFCSエラーフレーム間ビット数とを比較して、
FCSエラーフレーム間ビット数がしきい値よりも小さ
いとき、当該ネットワークシステム上で障害が発生して
いると判定する障害判定手段とを備えたネットワーク障
害予測装置である。
【0016】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明において、しきい値が、FCSエラー
フレーム間ビット数算出手段により算出された複数個の
FCSエラーフレーム間ビット数からFCSエラーフレ
ーム間ビット数に関する正規分布を求め、伝送路ビット
エラー間ビット数と正規分布の平均値とを比較し、両者
が一定の範囲内にあるとき、正規分布をネットワークシ
ステム正常時のFCSエラーフレーム間ビット数の正規
分布とし、この正規分布を確率分布として予め設定され
た確率に対応するFCSエラーフレーム間ビット数をし
きい値とするしきい値算出手段によって算出されるネッ
トワーク障害予測装置である。
【0017】さらに、請求項3に対応する発明は、ネッ
トワークシステムにおける伝送路上のフレームをこのフ
レームの検出時刻と共に取り込んでモニタするネットワ
ーク障害予測装置において、伝送路上を伝送するフレー
ムにおける単位時間あたりの伝送ビット数をトラヒック
として算出するトラヒック算出手段と、ある期間をいく
つかの時間帯に分け、各時間帯におけるトラヒックの正
規分布を求め、この正規分布を確率分布として予め設定
された確率に対応する値を各時間帯におけるトラヒック
の上限のしきい値及び下限のしきい値とするしきい値算
出手段と、トラヒック算出手段により算出されたトラヒ
ックが、しきい値算出手段に算出された上限のしきい値
及び下限のしきい値の範囲を外れるとき、当該ネットワ
ークシステム上でトラヒック異常が発生していると判定
するトラヒック異常判定手段とを備えたネットワーク障
害予測装置である。
【0018】さらにまた、請求項4に対応する発明は、
ネットワークシステムにおける伝送路上のフレームをこ
のフレームの検出時刻と共に取り込んでモニタするネッ
トワーク障害予測装置において、ネットワークシステム
のステーションにおけるフレームの受信処理に必要なフ
レーム受信処理必要時間を記憶するフレーム受信処理時
間記憶手段と、モニタされたフレームの送信先ステーシ
ョン情報を読み出し、モニタされたフレームの検出時刻
を送信先ステーション毎に保存する宛先別検出時刻保存
手段と、モニタされたフレームと送信先ステーションを
同じくするフレームの内、モニタされたフレーム以前の
中で最新フレームの宛先別検出時刻保存手段に保存され
ている検出時刻とモニタされたフレームの検出時刻との
差が、送信先ステーションのフレーム受信処理必要時間
よりも短いとき、当該送信先ステーションで受信異常が
発生すると予測する受信異常予測手段とを備えたネット
ワーク障害予測装置である。
【0019】
【作用】したがって、まず、請求項1に対応する発明の
ネットワーク障害予測装置においては、FCSエラーフ
レーム間ビット数算出手段によって、あるFCSエラー
フレームとその次ぎに発生するFCSエラーフレームと
の間に伝送路上を伝送するフレームの総ビット数である
FCSエラーフレーム間ビット数が算出される。
【0020】次に、障害判定手段によって、ネットワー
クシステムが正常であっても統計的に自然に発生する伝
送路ビットエラーの発生率に対応する伝送路ビットエラ
ー間ビット数に基づいて算出されるしきい値とFCSエ
ラーフレーム間ビット数とが比較され、FCSエラーフ
レーム間ビット数がしきい値よりも小さいとき、当該ネ
ットワークシステム上で障害が発生していると判定され
る。
【0021】したがって、例えば伝送路の規格等に由来
して一定の確率で自然に発生するようなビットエラー発
生率、つまり、ネットワークシステム自体の異常でなく
発生する伝送路ビットエラーの発生率を基にし、FCS
エラーフレームを検出したとき、これが異常な頻度で起
こったものであるかを容易に判定することができる。
【0022】次に、請求項2に対応する発明のネットワ
ーク障害予測装置においては、請求項1に対応する発明
と同様に作用する他、しきい値算出手段によって、前記
ネットワークシステムが正常であっても統計的に自然に
発生する伝送路ビットエラーの発生率から、しきい値が
自動的に算出される。
【0023】まず、しきい値算出手段は、FCSエラー
フレーム間ビット数算出手段によって算出された複数の
FCSエラーフレーム間ビット数を用いて、その平均値
及び標準偏差を算出し、正規分布を求める。
【0024】次に、しきい値算出手段は、この平均値が
伝送路ビットエラー間ビット数の予め定められた範囲内
にあるとき、上記正規分布をネットワークシステム正常
時の正規分布とみなし、さらに、この正規分布を確率分
布とみなして予め定められた確率に対応するFCSエラ
ーフレーム間ビット数を求める。
【0025】このとき、FCSエラーフレーム間ビット
数は平均値を挟んで2つの値が求まるが、ネットワーク
システムの障害はFCSエラーが頻発する場合であるの
で、小さいほうの値をしきい値とする。
【0026】したがって、FCSエラーフレーム間ビッ
ト数がしきい値よりも小さいとき、すなわち、予め予想
される頻度よりも頻繁にFCSエラーが発生するとき、
ネットワークシステムに障害が発生していると判定する
ことができる。
【0027】このため、ネットワーク管理者は、規格上
予め決まっている値の他に、確率分布のどの範囲を異常
とするかを示す値(確率)と、正規分布を確定する際の
許容範囲とを指定するだけよく、しきい値は、しきい値
算出手段によって自動的に算出される。
【0028】さらに、請求項3に対応する発明のネット
ワーク障害予測装置においては、まず、トラヒック算出
手段によってトラヒックが算出される。次に、しきい値
算出手段によって、各時間帯におけるトラヒックについ
ての正規分布がそれぞれ算出される。さらに、この正規
分布を確率分布とみなしたときの予め設定された確率に
対応する値が各時間帯におけるトラヒックの上限のしき
い値及び下限のしきい値として算出される。
【0029】このとき、ある時間帯におけるトラヒック
の正規分布がわかっているのであるから、異常なトラヒ
ックとは、平均値を中心としたある範囲を外れるときの
トラヒックであるとすればよい。上記予め設定された確
率とは、この範囲、すなわち上限のしきい値及び下限の
しきい値を決めるための値である。
【0030】したがって、トラヒック異常判定手段によ
って、上記正規分布におけるトラヒックの平均値を中心
とした上限のしきい値及び下限のしきい値の範囲を外れ
るトラヒックが検出されたとき、当該ネットワークシス
テム上でトラヒック異常が発生していると判定される。
【0031】さらにまた、請求項4に対応する発明のネ
ットワーク障害予測装置においては、まず、フレーム受
信処理時間記憶手段に、ネットワークシステムのステー
ションにおけるフレームの受信処理に必要な時間である
フレーム受信処理必要時間が記憶されている。
【0032】このフレーム受信処理必要時間は、例えば
ステーションの受信バッファが1フレーム分の容量しか
持たないような場合、受信バッファに格納されたフレー
ムに対して必要な処理を終了させて、当該バッファをフ
レーム受入れ可能状態にするために必要な時間等であ
る。また、これは、受信バッファに関する処理に限ら
ず、フレームを連続的に受け入れるために必要な時間間
隔であると考えてもよい。
【0033】このフレーム受信処理必要時間は、すべて
のステーションで同じ場合と、ステーションによって異
なる場合があり、ステーションによって異なる場合は各
ステーションそれぞれのフレーム受信処理時間が記憶さ
れている。
【0034】そして、宛先別検出時刻保存手段によっ
て、モニタされたフレームの送信先ステーション情報が
読み出され、モニタされたフレームの検出時刻が送信先
ステーション毎に保存される。
【0035】さらに、受信異常予測手段によって、モニ
タされたフレームと送信先ステーションを同じくするフ
レームの内、モニタされたフレーム以前の中で最新フレ
ームの検出時刻と当該モニタされたフレームの検出時刻
との差が算出され、さらに、この差が送信先ステーショ
ンのフレーム受信処理必要時間よりも短いとき、当該送
信先ステーションで受信異常が発生すると予測される。
【0036】このときの異常とは、例えば1フレーム分
の容量しか持たない受信バッファにフレーム受信処理必
要時間以内に連続してフレームが受信されて生じる受信
バッファオーバーフロー発生等である。このような異常
が生じるときには、送信先ステーションにおいてフレー
ムを正常に受信できないものと予想されるが、管理者
は、この予測によって異常発生を前もって知ることがで
きる。
【0037】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (第1の実施例)図1は本発明に係るネットワーク障害
予測装置の第1の実施例を示す構成図である。
【0038】このネットワーク障害予測装置は、例えば
ネットワークシステムの伝送路上を伝送するデータをモ
ニタするアナライザ又はワークステーション,パソコン
等を含むネットワーク上のステーションに設けられてお
り、受信回路1と受信フレーム検出回路2とフレームア
ナライザCPU3とデータストレージ4とメモリ5とデ
ータストレージ6とネットワーク解析・表示システム7
と接続装置8とバス9とによって構成されている。
【0039】図1において、まず、伝送路上の信号を受
信回路1が信号レベル再生を行い、受信フレーム検出回
路2がフレーム受信検出を行っている。受信フレーム検
出回路2は、フレームアナライザCPU3とデータスト
レージ4とに接続され、フレームアナライザCPU3と
データストレージ4とは、バス9に接続されている。
【0040】さらに、バス9には、メモリ5およびデー
タストレージ6、さらに接続装置8を介してネットワー
ク解析・表示システム7が接続されている。フレームア
ナライザCPU3は、メモリ5に内蔵されたプログラム
に従って動作し、また、ネットワーク解析・表示システ
ム7からの指令を受け付けるようになっている。
【0041】また、フレームアナライザCPU3は、受
信フレーム検出回路2からの受信フレーム検出の出力が
ある度にデータストレージ4に受信フレーム41を格納
し、また、FCSエラーフレームを検出可能に構成され
ている。そして、ネットワーク解析・表示システム7か
らしきい値算出指令を受けると、受信されるフレーム4
1とメモリ5のプログラム及び情報とに基づきFCSエ
ラーフレーム発生分布算出およびしきい値61決定を行
うと共に、その処理結果をデータストレージ6に格納す
る。
【0042】さらに、フレームアナライザCPU3は、
ネットワーク解析・表示システム7からFCSエラーフ
レームモニタ指令を受けると、メモリ5のプログラムに
基づいてネットワーク障害発生検出を開始する。つま
り、受信されるフレームがFCSエラーであるか否かを
検出し、FCSエラーフレームである場合には、前回の
FCSエラーフレームから今回のFCSエラーフレーム
までのビット数、すなわちFCSエラーフレーム間ビッ
ト数Tbを算出してこれをしきい値61と比較し、障害
発生であればその障害発生結果62をデータストレージ
6に格納すると共に異常発生の旨をネットワーク解析・
表示システム7に通知する。
【0043】メモリ5は、しきい値算出用アルゴリズム
51と、ネットワーク障害発生検出用アルゴリズム52
と、その他,FCSエラーフレーム検出53,FCSエ
ラーフレーム間ビット数Tb算出等のフレームアナライ
ザCPU3動作用のプログラムを備えたプログラムメモ
リであり、また、カウンタCfcs等の各種カウンタや
プログラム動作時の作業領域としての役割も果たしてい
る。
【0044】さらに、メモリ5は、統計処理やしきい値
決定のための情報,伝送路ビットエラー間ビット数とし
ての規定の伝送路ビットエラー発生率Ep,統計値の適
正さを判断するための値R,しきい値61を算出するた
めの確率P等を記憶している。
【0045】ネットワーク解析・表示システム7は、接
続装置8を介してバス9に接続されており、フレームア
ナライザCPU3、メモリ5,データストレージ6への
アクセスが可能になっている。
【0046】また、ネットワーク解析・表示システム7
は、しきい値算出指令部71とFCSモニタ指令部72
と障害情報出力部73とを備えている。しきい値算出指
令部71は、予め定められたフローに従って、あるいは
ネットワーク管理者等による外部入力により、ネットワ
ーク障害を判定するためのしきい値を算出する指示、す
なわちしきい値算出指令をフレームアナライザCPU3
に与える。
【0047】FCSモニタ指令部72は、予め定められ
たフローに従って、あるいはネットワーク管理者等によ
る外部入力により、受信フレームをモニタし、FCSエ
ラーが発生したら、FCSエラーフレーム間ビット数T
bを算出してネットワーク障害発生検出を行う指示、す
なわちFCSエラーフレームモニタ指令をフレームアナ
ライザCPU3に与える。
【0048】障害情報出力部73は、フレームアナライ
ザCPU3からの通知により、ネットワーク障害発生を
知ると予め定められたフローに従って、あるいはネット
ワーク管理者等による外部入力に基づいて、障害発生結
果62をデータストレージ6から読み出し、ネットワー
ク障害の内容を管理者に通知する。
【0049】次に、以上のように構成された本実施例の
ネットワーク障害予測装置の動作について説明する。ま
ず、ネットワークシステムにおける伝送路上では、ある
確率で自然なビットエラー(自然な伝送路誤り)が発生
している。この値は、伝送路の仕様値として予めわかっ
ており、メモリ5に規定の伝送路ビットエラー発生率E
p(この場合は、自然に発生する伝送路ビットエラー間
のビット数であらわす)として記憶されている。
【0050】したがって、FCSエラーフレーム間のビ
ット数、つまりFCSエラーフレーム間ビット数Tbが
小さくなるほど、自然なビットエラーでなくネットワー
クシステムの異常である可能性が高くなるが、本実施例
の装置は、この値がどの程度小さくなるとネットワーク
システムを異常とみなすかのしきい値61を自動算出す
る。さらに、本実施例の装置は、FCSエラーフレーム
間ビット数Tbをモニタし続けて、これをしきい値61
と比較することでネットワーク障害を検出し、障害発生
結果62をデータストレージ6に保存すると共に、その
結果内容を管理者に通知する。
【0051】ここで、当該しきい値61の算出手続きに
ついて説明する。まず、ネットワーク解析・表示システ
ム7からフレームアナライザCPU3に指示があると、
FCSエラーフレーム発生分布算出を行い、さらに、こ
の算出された統計値に基づいて、しきい値61の決定を
行う。
【0052】しきい値61の決定は、図2に示すしきい
値決定フロー図に沿って行われる。まず、フレームアナ
ライザCPU3によって、FCSエラーフレーム発生分
布算出が行われ、FCSエラーフレーム発生間総ビット
数の平均値、すなわちFCSエラーフレーム間ビット数
Tbの平均値Eと標準偏差σが計算される(ST1)。
【0053】次に、算出された平均値Eが、統計値の適
正さを判断するための値R(0<R<1)を用い、Ep
*(1−R)とEp*(1+R)との間に入っている
か、すなわち、FCSエラーフレーム発生分布が規定の
伝送路ビットエラー発生率Epから著しくずれていない
かを確認している。例えばFCSエラーフレーム発生間
のビット数平均値Eが規定の伝送路ビットエラー発生率
Epから±5%の範囲にあればずれを許容する場合、R
=0.05とする(ST2)。
【0054】ステップST1で算出されたビット数平均
値EがEp*(1−R)よりも小さいか、Ep*(1+
R)よりも大きい場合、ステップST1に戻り、FCS
エラーフレーム間ビット数の平均値Eと標準偏差σとを
計算しなおす。
【0055】一方、ステップST1で算出された平均値
EがEp*(1−R)以上Ep*(1+R)以下の場
合、FCSエラーフレーム間ビット数の平均値Eと標準
偏差σで決まる分布をFCSエラーフレーム発生分布で
あると認定し、しきい値61は、この分布を確率密度関
数とした確率Pをあらわす値とする。ここで、確率P
は、メモリ5に記憶されたしきい値61を算出するため
の確率(0<P<1)である。
【0056】例えば確率Pが0.99である場合、しき
い値61はE±3σとなり、この場合、FCSエラーフ
レームの検出において、対応する自然な伝送路誤りであ
る確率は0.01(1%)である。すなわち0.99の
確率で自然なビットエラー以外の障害が発生しているこ
とを意味する(ST3)。また、しきい値算出結果は平
均値Eと標準偏差σと共にデータストレージ6に保存さ
れる。なお、本実施例ではしきい値61は、FCSエラ
ーフレーム間ビット数の平均値Eよりもビット数の小さ
い側、つまりFCSエラー発生の頻度の高い側のみを考
えればよい。
【0057】次に、図2のしきい値決定フロー図のステ
ップST1におけるFCSエラーフレーム発生分布算出
について図3のフロー図に沿って説明する。まず、受信
回路1に受信され、受信フレーム検出回路2に検出され
たフレームは、データストレージ4に格納され、FCS
エラーフレームであるか否かを調べられる(ST1
1)。
【0058】このとき、当該受信フレームがFCSエラ
ーフレームでない場合は、FCSエラーフレーム検出を
カウントするカウンタCfcs(初期値0、0≦Cfc
s≦Cp;Cpは統計値を算出するためのFCSエラー
フレームの検出回数の単位)が1以上であるか否かを調
べ(ST12)、すなわちFCSエラーフレーム検出が
初回目である否かを調べる。カウンタCfcsが1以上
である場合には、FCSエラーフレーム間ビット数Tb
(初期値0)に今回の受信フレームのフレーム長を加え
(ST13)、ステップST111に進む。ステップS
T111は、FCSエラーフレーム間ビット数の平均値
Eと標準偏差σが算出されているかを判断し、算出され
ていれば終了し、すなわち図2のステップST2に進
み、算出されていなければステップST11に戻る。
【0059】また、ステップST12でカウンタCfc
sが1より小さい場合はなにもせずにステップST11
1に進むが、これは、当初の端数ビット数を切り捨てる
ことを意味する。
【0060】一方、ステップST11にて、FCSエラ
ーフレームを受信した場合は、カウンタCfcsが0で
あるか、すなわちしきい値の算出手続きを始めてから初
めてのFCSエラーフレームの検出であるを調べる(S
T14)。
【0061】カウンタCfcsが0である場合には、カ
ウントアップしCfcs=1として(ST15)、ステ
ップST111に進む。一方、カウンタCfcsが0で
ない場合には、Cfcs回目のFCSエラーフレーム間
ビット数Tb[Cfcs]をFCSエラーフレーム間ビ
ット数Tb、すなわち前回のFCSエラーフレーム検出
から今回のFCSエラーフレーム検出間でに検出したフ
レーム長の総和Tbとする(ST16)。
【0062】次に、カウンタCfcsが統計値を算出す
るためのFCSエラーフレームの検出回数の単位Cpに
達したか否かを調べ(ST17)、Cfcs≠Cpのと
きはFCSエラーフレーム間ビット数Tbを0に初期化
し、カウンタCfcsに1を加え(ST18)、ステッ
プ111に進む。
【0063】一方、Cfcs=Cpのときは、FCSエ
ラーフレーム間ビット数Tb[1]からFCSエラーフ
レーム間ビット数Tb[Cp]のCp個のFCSエラー
フレーム間ビット数の平均値Eと標準偏差σを算出し
(ST19)、FCSエラーフレーム間ビット数Tb,
カウンタCfcsを初期化して(ST110)、ステッ
プ111に進む。
【0064】ステップST111において、FCSエラ
ーフレーム間ビット数の平均値Eと標準偏差σを算出さ
れていれば、本フローを終了し、図2のステップST2
に進むことになる。
【0065】上述したように、本実施例によるネットワ
ーク障害予測装置は、FCSエラーフレーム検出用アル
ゴリズム53を含むメモリ5内のプログラムを用いてF
CSエラーフレーム間ビット数を算出し、モニタし、規
定の伝送路ビットエラー発生率Epによって算出された
しきい値と比較して、FCSエラーフレーム間ビット数
がしきい値よりも小さいときにネットワーク上で障害発
生が発生したと判定するようにしたので、ネットワーク
上の障害発生を自然発生的なビットエラーを考慮にいれ
た上で判定することができる。
【0066】また、規定の伝送路ビットエラー発生率E
pを用いているのでしきい値の設定が容易であり、当該
ネットワークシステムに精通していない管理者でも簡単
にかつ有効にしきい値を設定することができる。
【0067】また、上述したように、本実施例によるネ
ットワーク障害予測装置は、上記構成に加え、しきい値
算出用アルゴリズムを含むメモリ5内のプログラムに従
って、伝送路上のフレームを監視し、FCSエラーフレ
ーム間ビット数に関する正規分布を作成し、規定の伝送
路ビットエラー発生率Epと比較して、平均値が一定範
囲内に入る正規分布を確率分布とみなしてしきい値を自
動的に算出するようにしたので、上記実施例と同様の効
果が得られる他、より一層簡単にかつ有効に、かつ自動
的にしきい値を設定することができる。
【0068】また、このとき算出されたしきい値は、F
CSエラーフレーム検出の正確さを確率Pで保証してい
る。 (第2の実施例)図4は本発明に係るネットワーク障害
予測装置の第2の実施例を示す構成図であり、図1と同
一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異
なる部分についてのみ述べる。
【0069】図4において、ネットワーク障害予測装置
には時間計測回路10が付加され、フレームアナライザ
CPU3から受信フレーム41の受信時刻を取り出せる
ようになっている。
【0070】また、ネットワーク解析・表示システム7
bは、しきい値算出指令部71bとトラヒックモニタ指
令部72bとトラヒック異常出力部73bとを備えてい
る。しきい値算出指令部71bは、予め定められたフロ
ーに、又は管理者からの外部入力に従って、トラヒック
異常を判定するためのしきい値63を算出する指示、す
なわちしきい値算出指令をフレームアナライザCPU3
に与える。また、時間帯設定、カウンタ値等の設定もこ
こから行われ、その内容はデータストレージ6に保存さ
れる。
【0071】トラヒックモニタ指令部72bは、受信時
刻付きフレーム41bをモニタし、トラヒック算出用単
位時間TtあたりのトラヒックTu算出し、トラヒック
異常を判定させるような指示、すなわちトラヒックモニ
タ指令をフレームアナライザCPU3に与える。
【0072】トラヒック異常出力部73は、フレームア
ナライザCPU3からの通知によりネットワーク障害発
生を知ると、予め定められたフローに従って、あるいは
管理者等による外部入力に基づいて、トラヒック異常結
果64をデータストレージ6から読み出し、ネットワー
ク障害の内容を管理者に通知する。
【0073】フレームアナライザCPU3は、メモリ5
に内蔵されたプログラムに従って動作し、また、ネット
ワーク解析・表示システム7からの指令を受け付けるよ
うになっている。
【0074】また、フレームアナライザCPU3は、受
信フレーム検出回路2からの受信フレーム検出の出力が
ある度に時間計測回路10からの時刻データと共にデー
タストレージ4に受信フレームを格納する。そして、ネ
ットワーク解析・表示システム7bからしきい値算出指
令を受けると、データストレージ4に格納された受信時
刻付きフレーム41bとメモリ5のプログラム及び情報
とに基づきトラヒック分布算出およびしきい値決定を行
うと共に、決定されたしきい値63をデータストレージ
6に格納する。
【0075】さらに、フレームアナライザCPU3は、
ネットワーク解析・表示システム7bからFCSエラー
フレームモニタ指令を受けると、メモリ5のプログラム
に基づき、受信されるフレームからトラヒック算出用単
位時間TtあたりのトラヒックTuを算出し、さらにト
ラヒック異常判定を行ってトラヒック異常であれば、そ
の旨をネットワーク解析・表示システム7bに通知する
と共に、トラヒック異常結果64をデータストレージ6
に格納する。
【0076】メモリ5は、しきい値算出用アルゴリズム
54と、トラヒック異常判定用アルゴリズム55と、そ
の他,トラヒック算出用アルゴリズム56,トラヒック
分布算出用アルゴリズム等のフレームアナライザCPU
3動作用のプログラムを備えたプログラムメモリとして
用いられる。
【0077】さらに、メモリ5は、統計処理やしきい値
決定のための情報,例えばトラヒック異常に関するしき
い値を算出するための確率Pや時間帯及びカウンタ値等
のデフォルト値等を記憶し、しきい値算出のためのカウ
ンタC,Ct,Sが設けられている。また、メモリ5
は、フレームアナライザCPU3動作用のための作業用
領域としても使用される。
【0078】次に、以上のように構成された本実施例の
ネットワーク障害予測装置の動作について説明する。例
えば1日を30分ごとの時間帯にわけ、各時間帯におけ
るトラヒックを調べていくと、多くの場合、時間帯によ
りトラヒックが異なっており、トラヒックが時間帯に依
存している。
【0079】このようにトラヒックが時間帯に依存して
いる場合、各時間帯における平均的なトラヒックに対し
て幅を設け、この幅から外れた場合をトラヒック異常で
あるとすれば、ネットワークシステムを管理する上で便
利である。例えば管理者は、トラヒック異常時にその原
因を検討し、場合によっては必要な処置を取ることがで
きる。
【0080】本実施例では、上記の各時間帯における平
均的なトラヒックに対する幅を考慮して求まるトラヒッ
クの上限値及び下限値をしきい値63としている。本実
施例の装置は、ネットワーク解析・表示システム7bか
らのしきい値算出指令によりこのしきい値63を自動的
に算出する。また、しきい値設定後は、同システムから
のトラヒックモニタ指令によりトラヒックをモニタし続
け、これをしきい値と比較することでトラヒック異常を
検出し、トラヒック異常結果64をデータストレージ6
に保存すると共に、その結果内容を管理者に通知する。
【0081】次に、しきい値63の算出手続きについて
説明する。まず、フレームアナライザCPU3はしきい
値算出指令を受けると後述するフローに沿ってトラヒッ
クの平均値Et及び標準偏差σtを算出し、データスト
レージ6に保存する。
【0082】次に、算出されたトラヒックの平均値Et
及び標準偏差σtで決まる分布をトラヒックに関する分
布とみなし、この分布を確率分布とした確率P(0<P
<1)をあらわす値になるようにしきい値63を算出す
る。
【0083】このとき、確率Pはメモリ5に格納されて
いる値であり、例えばP=0.99とすると、トラヒッ
ク異常と判定されるトラヒックは、通常状態つまりこの
場合はしきい値内のトラヒックと比べ、1%の確率でし
か生じない状態にあるということになる。
【0084】次に、トラヒックの平均値Et及び標準偏
差σtの算出について、図5のフロー図を用いて説明す
る。ここで、しきい値算出対象の時間帯の開始時刻をT
s、終了時刻をTe、トラヒック算出用単位時間をTt
とする。ここで、メモリ5等の作業用の記憶容量が十分
に大きくない場合を考え、統計値算出のためのサンプル
単位数Stuごとに統計値,平均値Et及び標準偏差σ
tを算出し、時刻Ts〜Teの間にこの統計値計算のた
めのサンプル単位をTus回繰り返すようにする。すな
わちTe−Ts=Tts*(Stu*Tt)である。単
位時間あたりのトラヒックTuは、統計値計算のための
サンプル単位数Stuに対応するカウンタC(初期値
1、1≦C≦Stu)ごとに設けられた配列Tu[C]
にそれぞれ格納される。また、サンプル単位数Stuの
カウント数にカウンタCt(初期値0、0≦Ct≦Tu
s)が対応しており、さらに時間[Ts,Te)でのト
ラヒック分布算出回数にカウンタS(初期値0、0≦S
≦Smax)が対応している。つまり、時間帯Ts〜T
eに対してS回のトラヒック分布を算出することにな
る。
【0085】例えばある時間帯についての統計量算出に
ついて考える。まず、フレームアナライザCPU3は、
ネットワーク解析・表示システム7bからしきい値算出
指令を受けるとカウンタC,Ct,Sを初期化する(S
T21、ST22)。
【0086】次に、時間[Ts+Ct*Stu*Tt+
(C−1)*Tt,Ts+Ct*Stu*Tt+C*T
t)のトラヒックをデータストレージ4に格納されたフ
レームデータより計算し、それをトラヒックTu[C]
とする(ST23)。
【0087】さらに、カウンタCをインクリメントし
(ST24)、その結果Cが(Stu+1)に達したか
を調べ(ST25)、達していない場合にはステップS
T22に戻ってトラヒックTu[1]、..Tu[St
u]を算出する。
【0088】カウンタCが(Stu+1)に達している
場合には、トラヒックTu[1]、..Tu[Stu]
の平均値Etu、標準偏差σtuを算出し、メモリ5に
格納する(ST26)。さらに、カウンタCtに対する
Ct回分の平均値Etus、標準偏差σtusを算出
し、メモリ5に格納する。すなわちこれは(Ct*St
u)個分のデータサンプルの平均値Etus、標準偏差
σtusと同じである(ST27)。
【0089】次に、カウンタCtをインクリメントし
(ST28)、カウンタCtがTusに達したかを調べ
(ST29)、達していない場合にはステップST22
以降を(Tus*Stu)個分のデータサンプルの平均
値Etus、標準偏差σtusが算出できるまで繰り返
す。前述したようにカウンタCを設けている理由は、作
業用の記憶容量が十分に大きくない場合に対応している
ためであり、したがって、カウンタCtが最大値となる
Tusに対応するとき、すなわち(Tus*Stu)個
分のデータサンプルの平均値Etus、標準偏差σtu
sが時間[Ts,Te)でのS回目のトラヒック分布に
おける統計値である。
【0090】また、カウンタCtがTusに達すると、
S回目のトラヒックの平均値Etus、標準偏差σtu
sを加えて計算し、S回分のトラヒックの平均値Et
u、標準偏差σtuを算出する(ST210)。
【0091】そして、カウンタSをインクリメントし
(ST211)、カウンタSが規定回数に達していれ
ば、すなわちS=Smaxであれば、終了し、規定回数
に達していなければステップST21に戻る(ST21
2)。
【0092】上述したように、本実施例によるネットワ
ーク障害予測装置は、しきい値算出用アルゴリズム54
を含むプログラムを用いて各時間帯におけるトラヒック
異常に対するしきい値を求め、トラヒック異常判定用ア
ルゴリズム55を含むプログラムに従って、トラヒック
を監視し、トラヒック異常が生じたときには、これを通
知するようにしたので、ある時間帯における異常なトラ
ヒックを検知することができ、管理者等は、原因を調
べ、必要な対処を取ることができる。
【0093】さらに、これらのしきい値は自動的に算出
することができ、管理者の負担を軽減することができ
る。また、しきい値を算出するために収集した統計デー
タは、ネットワーク規模の拡張検討等の各種に検討デー
タとして用いることもできる。
【0094】なお、本実施例では、時間帯の区切り方と
して、1日を30分に分ける場合を例示したが、本発明
はこれに限られるものではなく、時間帯を特徴のある時
間(例えば午前、午後、昼食時、夜間)あるいは日(例
えば平日、休日)等に区切ることで、トラヒックの特徴
のとらえ方を種々変更することができる。また、時間帯
ごとに確率Pの値を変えてしきい値63を設定すること
も可能である。
【0095】さらに、一応のしきい値を設定した後で、
トラヒックのモニタすると共に統計量,平均値Et及び
標準偏差σtを算出し、しきい値を修正していくことも
可能である。このとき、トラヒックの傾向が日々変化し
ていく可能性を有する場合であっても、トラヒックの変
化の傾向を把握し、真のトラヒック異常に対応すること
ができる。 (第3の実施例)図6は本発明に係るネットワーク障害
予測装置の第3の実施例を示す構成図であり、図4と同
一部分には同一符号を付して説明を省略し、ここでは異
なる部分についてのみ述べる。
【0096】図6において、ネットワーク解析・表示シ
ステム7cは、送信先アドレスモニタ指令部72cと予
測結果出力部73cとを備えている。送信先アドレスモ
ニタ指令部72cは、受信時刻付きフレーム41bをモ
ニタし、受信バッファオーバーフロー発生予測をするよ
うな指示をフレームアナライザCPU3に与える。
【0097】予測結果出力部73cは、フレームアナラ
イザCPU3からの通知により受信バッファオーバーフ
ロー発生が予測されると、予め定められたフローに従っ
て、あるいは管理者等による外部入力に基づいて、オー
バーフロー発生予測結果65をデータストレージ6から
読み出し、ネットワーク障害の内容を管理者に通知す
る。
【0098】フレームアナライザCPU3は、受信フレ
ーム検出回路2からの受信フレーム検出の出力がある度
に時間計測回路10からの時刻データと共にデータスト
レージ4に受信フレームを格納する。さらに、送信先ア
ドレスモニタ指令部72cから指令を受けると、メモリ
5のプログラムに基づき、データストレージ4に格納さ
れた受信時刻付きフレーム41bの情報を用いて受信バ
ッファオーバーフロー発生予測を行う。そして、受信バ
ッファオーバーフローが発生すると予測されると、その
旨をネットワーク解析・表示システム7cに通知すると
共に、オーバーフロー発生予測結果65をデータストレ
ージ6に格納する。
【0099】メモリ5は、バッファオーバーフロー予測
アルゴリズム57等のフレームアナライザCPU3動作
用のプログラムを備えたプログラムメモリとして用いら
れる。
【0100】さらに、メモリ5は、受信バッファオーバ
ーフロー発生予測のための情報,例えば当該ネットワー
クに接続されるステーションにおけるフレーム受信処理
必要時間Tpや最大ステーション数Snを記憶してい
る。なお、フレーム受信処理必要時間Tpは、ステーシ
ョン仕様、試験、シミュレーション等によって算出され
る値である。フレーム受信処理必要時間Tpは、ステー
ションごとにTp[1],..Tp[Sn]とそれぞれ
与えられることもある。このようなフレーム受信処理必
要時間Tpは、例えば受信先ステーションの受信バッフ
ァが1フレーム分しかないとき、比較的長い時間とな
り、ネットワークシステムを安定動作させる上で重要な
要素となる。
【0101】また、メモリ5は、ステーション宛てフレ
ーム検出時刻Tf[i]等の配列等を含むフレームアナ
ライザCPU3動作用のための作業用領域としても使用
される。
【0102】次に、以上のように構成された本実施例の
ネットワーク障害予測装置の動作について説明する。受
信バッファオーバーフロー発生予測は、ネットワーク障
害予測装置がモニタする受信時刻付きフレーム41bの
データから同一ステーション宛てに伝送されているフレ
ーム41bのうち最も最近の連続する2つのフレーム4
1bの時間間隔を調べることによって行われている。
【0103】したがって、各ステーション宛てのフレー
ムの最も最近の検出時間がメモリの作業用領域内の配
列、すなわちステーション宛てフレーム検出時刻Tf
[1],..Tf[i],..Tf[Sn](1≦i≦
Sn)に格納される。配列の引数とステーションアドレ
スが対応している場合、最も最近の検出時間がそのまま
格納され、対応していない場合、変換データを作成して
配列の引数とステーションアドレスとの対応付け、すな
わちTf[i]とTp[i]との対応付けを行ってい
る。
【0104】次に、図7のフロー図に沿って受信バッフ
ァオーバーフロー発生予測の手順を説明する。まず、フ
レームアナライザCPU3は、送信先アドレスモニタ指
令部72cから受信フレームをモニタし、受信バッファ
オーバーフロー発生予測処理を行う指令を受けると、デ
ータストレージ4に格納されている受信時刻付きフレー
ムデータ41bから、当該フレームの送信先ステーショ
ンアドレスDA,フレームの受信時刻Trを調べる(S
T31)。引き続き、フレームアナライザCPU3は、
受信フレームの送信先ステーションアドレスDAに対応
するステーション宛てフレーム検出時刻Tf[i]に前
の検出時刻が保存されているか否かを調べる(ST3
2)。
【0105】ステップST32でステーション宛てフレ
ーム検出時刻Tf[i]にデータがなく、内容が0であ
れば、ステーション宛てフレーム検出時刻Tf[i]に
フレームの受信時刻Trを格納した後(ST33)、ス
テップST37に進み、引き続き受信バッファオーバー
フロー発生予測を継続するならば、ステップST31に
戻り、そうでなければ終了する(ST37)。
【0106】一方、ステップST32でステーション宛
てフレーム検出時刻Tf[i]に前の検出時刻が保存さ
れている場合、今回のフレームの受信時刻Trと前回の
ステーション宛てフレーム検出時刻Tf[i]との差を
当該フレーム送信先のフレーム受信処理必要時間Tpと
比較し(ST34)、(Tr−Tf[i])>Tpであ
れば受信バッファオーバーフローは発生しないと判断し
て、ステップ33に進む。
【0107】ステップST34で(Tr−Tf[i])
≦Tpであれば、連続する2つのフレームがステーショ
ンのフレーム受信処理必要時間以内に続けて到達する可
能性が高いので、当該ステーションにおいて受信バッフ
ァオーバーフローが発生すると予測できる。したがっ
て、フレームアナライザCPU3は、受信バッファオー
バーフローが発生するとの予測をネットワーク解析・表
示システム7cに通知すると共に、オーバーフロー発生
予測結果65をデータストレージ6に格納する(ST3
5)。
【0108】ネットワーク解析・表示システム7cの予
測結果出力部73cは、データストレージ6から上記受
信バッファオーバーフローが発生するというオーバーフ
ロー発生予測結果65を取り出し、予測結果内容を管理
者に出力する(ST36)。
【0109】以下、引き続き受信バッファオーバーフロ
ー発生予測を継続するならば、ステップST31に戻
り、そうでなければ終了する(ST37)。上述したよ
うに、本実施例によるネットワーク障害予測装置は、送
信先ステーションのフレーム受信処理必要時間と連続す
る同一宛先フレームの時間間隔とに基づき、バッファオ
ーバーフロー予測アルゴリズム57を含むプログラムを
用いて、受信バッファオーバーフロー発生を予測できる
ようにしたので、あるステーションで発生する受信バッ
ファオーバーフローを前もって知ることができ、管理者
は必要な対処をすることができる。
【0110】特に、受信バッファが例えば1フレーム分
の容量しか持たないような場合、連続したフレーム受信
により生じ得る受信バッファオーバーフロー発生を有効
に予測でき、ネットワークシステムを安定に運用でき
る。
【0111】したがって、管理プロトコルを実装してい
ないネットワークシステムであっても、フレームの受信
先ステーションでの受信バッファオーバーフロー発生予
測が可能となる。
【0112】なお、本実施例のネットワーク障害予測装
置は、受信バッファに関する障害発生予測のみでなく、
フレーム受信処理必要時間の設定の仕方によっては、フ
レームの受信先ステーションでの受信に関するあらゆる
障害発生予測を含ませることができる。また、本発明
は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明は次のような
効果を奏する。請求項1の発明は、FCSエラーフレー
ムを検出し、FCSエラーの発生間隔に基づいてネット
ワークの障害発生を判定可能なネットワーク障害予測装
置を提供することができる。
【0114】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、障害発生判定のためのしきい値を算出可能なネット
ワーク障害予測装置を提供することができる。請求項3
の発明は、ネットワークシステムにおけるトラヒックを
監視し、当該トラヒックが異常な量であるか否かを判定
し、かつ、そのトラヒック異常判定のためのしきい値を
算出可能なネットワーク障害予測装置を提供することが
できる。
【0115】請求項4の発明は、管理プロトコルによら
ずに、あるステーションにおける受信バッファオーバー
フロー等の予測を可能とするネットワーク障害予測装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネットワーク障害予測装置の第1
の実施例を示す構成図。
【図2】同実施例におけるしきい値決定のフロー図。
【図3】同実施例におけるFCSエラーフレーム発生分
布算出のフロー図。
【図4】本発明に係るネットワーク障害予測装置の第2
の実施例を示す構成図。
【図5】同実施例におけるトラヒック分布算出のフロー
図。
【図6】本発明に係るネットワーク障害予測装置の第3
の実施例を示す構成図。
【図7】同実施例における受信バッファオーバーフロー
発生予測処理のフロー図。
【符号の説明】
1…受信回路、2…受信フレーム検出回路、3…フレー
ムアナライザCPU、4…データストレージ、5…メモ
リ、6…データストレージ、7…ネットワーク解析・表
示システム、8…接続装置、9…バス、10…時間計測
回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークシステムにおける伝送路上
    のフレームをモニタし、FCSエラーフレームを検出可
    能なネットワーク障害予測装置において、 あるFCSエラーフレームとその次ぎに発生するFCS
    エラーフレームとの間に前記伝送路上を伝送するフレー
    ムの総ビット数であるFCSエラーフレーム間ビット数
    を算出するFCSエラーフレーム間ビット数算出手段
    と、 ネットワークシステムが正常であっても統計的に自然に
    発生する伝送路ビットエラーの発生率に対応する伝送路
    ビットエラー間ビット数に基づいて算出されるしきい値
    と前記FCSエラーフレーム間ビット数算出手段で算出
    されたFCSエラーフレーム間ビット数とを比較して、
    前記FCSエラーフレーム間ビット数が前記しきい値よ
    りも小さいとき、当該ネットワークシステム上で障害が
    発生していると判定する障害判定手段とを備えたことを
    特徴とするネットワーク障害予測装置。
  2. 【請求項2】 前記しきい値は、 前記FCSエラーフレーム間ビット数算出手段により算
    出された複数個のFCSエラーフレーム間ビット数から
    前記FCSエラーフレーム間ビット数に関する正規分布
    を求め、前記伝送路ビットエラー間ビット数と前記正規
    分布の平均値とを比較し、両者が一定の範囲内にあると
    き、前記正規分布をネットワークシステム正常時のFC
    Sエラーフレーム間ビット数の正規分布とし、この正規
    分布を確率分布として予め設定された確率に対応するF
    CSエラーフレーム間ビット数をしきい値とするしきい
    値算出手段によって算出されることを特徴とする請求項
    1記載のネットワーク障害予測装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークシステムにおける伝送路上
    のフレームをこのフレームの検出時刻と共に取り込んで
    モニタするネットワーク障害予測装置において、 前記伝送路上を伝送するフレームにおける単位時間あた
    りの伝送ビット数をトラヒックとして算出するトラヒッ
    ク算出手段と、 ある期間をいくつかの時間帯に分け、各時間帯における
    トラヒックの正規分布を求め、この正規分布を確率分布
    として予め設定された確率に対応する値を各時間帯にお
    けるトラヒックの上限のしきい値及び下限のしきい値と
    するしきい値算出手段と、 前記トラヒック算出手段により算出されたトラヒック
    が、前記しきい値算出手段に算出された上限のしきい値
    及び下限のしきい値の範囲を外れるとき、当該ネットワ
    ークシステム上でトラヒック異常が発生していると判定
    するトラヒック異常判定手段とを備えたことを特徴とす
    るネットワーク障害予測装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークシステムにおける伝送路上
    のフレームをこのフレームの検出時刻と共に取り込んで
    モニタするネットワーク障害予測装置において、 ネットワークシステムのステーションにおけるフレーム
    の受信処理に必要なフレーム受信処理必要時間を記憶す
    るフレーム受信処理時間記憶手段と、 モニタされたフレームの送信先ステーション情報を読み
    出し、前記モニタされたフレームの検出時刻を送信先ス
    テーション毎に保存する宛先別検出時刻保存手段と、 前記モニタされたフレームと送信先ステーションを同じ
    くするフレームの内、前記モニタされたフレーム以前の
    中で最新フレームの前記宛先別検出時刻保存手段に保存
    されている検出時刻と前記モニタされたフレームの検出
    時刻との差が、送信先ステーションのフレーム受信処理
    必要時間よりも短いとき、当該送信先ステーションで受
    信異常が発生すると予測する受信異常予測手段とを備え
    たことを特徴とするネットワーク障害予測装置。
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