JPH08138Y2 - ターンバックル用レンチ - Google Patents
ターンバックル用レンチInfo
- Publication number
- JPH08138Y2 JPH08138Y2 JP1990001109U JP110990U JPH08138Y2 JP H08138 Y2 JPH08138 Y2 JP H08138Y2 JP 1990001109 U JP1990001109 U JP 1990001109U JP 110990 U JP110990 U JP 110990U JP H08138 Y2 JPH08138 Y2 JP H08138Y2
- Authority
- JP
- Japan
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- ratchet wheel
- turnbuckle
- ratchet
- partial
- shaped member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 35
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はターンバックル用レンチに関し、特に、タ
ーンバックルのナット体を回動せしめる作業を簡易化さ
せるための技術に関する。
ーンバックルのナット体を回動せしめる作業を簡易化さ
せるための技術に関する。
(従来の技術) 周知のターンバックルは、第15図に示すように、右ね
じaを有する軸体Aと左ねじbを有する軸体Bとをナッ
ト体Cに具備された右ねじ孔c1と左ねじ孔c2とにそれぞ
れねじ込むことによって一直線状につないだ構成を有し
ている。このようなターンバックルは、ナット体Cを回
転させることによって二つの軸体A,Bをそれらの軸線方
向に近づけたり遠ざけたりする機能を備えているため、
その機能を利用して構造物の歪みを調節したり構造物を
補強したりすることに用いられている。
じaを有する軸体Aと左ねじbを有する軸体Bとをナッ
ト体Cに具備された右ねじ孔c1と左ねじ孔c2とにそれぞ
れねじ込むことによって一直線状につないだ構成を有し
ている。このようなターンバックルは、ナット体Cを回
転させることによって二つの軸体A,Bをそれらの軸線方
向に近づけたり遠ざけたりする機能を備えているため、
その機能を利用して構造物の歪みを調節したり構造物を
補強したりすることに用いられている。
従来、ターンバックルのナット体Cを回転させるとき
は、ナット体Cに形成されている孔c3にスパナやロッド
などの工具類を差し込み、その工具類を回転させること
によってナット体Cを工具類と一緒に回転させていた。
は、ナット体Cに形成されている孔c3にスパナやロッド
などの工具類を差し込み、その工具類を回転させること
によってナット体Cを工具類と一緒に回転させていた。
ところが、この種のターンバックルは構造物の壁面な
どに近接して設置されることもあり、そのような場合に
従来の方法でナット体Cを回転させると、工具類のナッ
ト体Cの孔c3から突き出た部分が上記壁面などに当たっ
てそのままの状態ではナット体Cを回転させることがで
きなくなることがある。そのため、従来は、工具類が壁
面などに当たる位置まで回転されてきたときにその工具
類をナット体Cの孔c3の反対側に突き出させ、その状態
で再び工具類と一緒にナット体Cを回転させ得るだけ回
転させていた。すなわち、従来は、工具類がナット体C
の孔c3の片側と他側に交互に突き出るようにしながら工
具類と上記壁面などとの干渉を回避して少しずつナット
体Cを回転させていくという方法が採られていた。
どに近接して設置されることもあり、そのような場合に
従来の方法でナット体Cを回転させると、工具類のナッ
ト体Cの孔c3から突き出た部分が上記壁面などに当たっ
てそのままの状態ではナット体Cを回転させることがで
きなくなることがある。そのため、従来は、工具類が壁
面などに当たる位置まで回転されてきたときにその工具
類をナット体Cの孔c3の反対側に突き出させ、その状態
で再び工具類と一緒にナット体Cを回転させ得るだけ回
転させていた。すなわち、従来は、工具類がナット体C
の孔c3の片側と他側に交互に突き出るようにしながら工
具類と上記壁面などとの干渉を回避して少しずつナット
体Cを回転させていくという方法が採られていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のように工具類がナット体Cの孔
c3の片側と他側に交互に突き出るようにしながらナット
体Cを少しずつ回転させいくといった方法には、工具類
をナット体Cの孔c3に何回も抜差しすることが煩わしい
ためにナット体Cを完全に締め付けたり緩めたりするの
に多くの労力と時間が費やされるいう問題があった。こ
のような問題は、多数のターンバックルのナット体を締
め付けたり緩めたりする場合に顕著である。
c3の片側と他側に交互に突き出るようにしながらナット
体Cを少しずつ回転させいくといった方法には、工具類
をナット体Cの孔c3に何回も抜差しすることが煩わしい
ためにナット体Cを完全に締め付けたり緩めたりするの
に多くの労力と時間が費やされるいう問題があった。こ
のような問題は、多数のターンバックルのナット体を締
め付けたり緩めたりする場合に顕著である。
この考案は以上の問題に鑑みてなされたもので、作業
者が揺動動作を繰り返すことによりターンバックルのナ
ット体を締め付けたり緩めたりすることが可能なターン
バックル用レンチを提供することを技術的課題とするも
のである。
者が揺動動作を繰り返すことによりターンバックルのナ
ット体を締め付けたり緩めたりすることが可能なターン
バックル用レンチを提供することを技術的課題とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上記技術的課題を解決したこの考案に係るターンバッ
クル用レンチは、ターンバックルのナット体を回動させ
るに際して該ナット体をその外方より挟持する構成を具
備してなるターンバックル用レンチであって、前記ナッ
ト体が内部に嵌通するように係合される嵌合孔部を有す
ると共に該嵌合孔部にナット体を係脱する際に該嵌合孔
部を開放状態とすることが可能となるように少なくとも
二つの部分円形状部材に分割され且つ外周全体に渡って
複数の歯が形成されたラチェットホイルと、少なくとも
二つの部分円弧状部材に分割され且つ前記ラチェットホ
イルを回動自在に保持するリング状部材と、該リング状
部材に連設された把手部材と、前記ラチェットホイルの
歯に係脱可能とされて係止状態では前記ラチェットホイ
ルの一方向に対する回転のみを許容するラチェット爪を
有すると共に該ラチェット爪が前記ラチェットホイルの
歯に対して係止する位置と離脱する位置とを取り得るよ
うに前記リング状部材又は把手部材に揺動可能に取り付
けられた操作体とを有するものである。
クル用レンチは、ターンバックルのナット体を回動させ
るに際して該ナット体をその外方より挟持する構成を具
備してなるターンバックル用レンチであって、前記ナッ
ト体が内部に嵌通するように係合される嵌合孔部を有す
ると共に該嵌合孔部にナット体を係脱する際に該嵌合孔
部を開放状態とすることが可能となるように少なくとも
二つの部分円形状部材に分割され且つ外周全体に渡って
複数の歯が形成されたラチェットホイルと、少なくとも
二つの部分円弧状部材に分割され且つ前記ラチェットホ
イルを回動自在に保持するリング状部材と、該リング状
部材に連設された把手部材と、前記ラチェットホイルの
歯に係脱可能とされて係止状態では前記ラチェットホイ
ルの一方向に対する回転のみを許容するラチェット爪を
有すると共に該ラチェット爪が前記ラチェットホイルの
歯に対して係止する位置と離脱する位置とを取り得るよ
うに前記リング状部材又は把手部材に揺動可能に取り付
けられた操作体とを有するものである。
具体的には、ラチェットホイルは、外周に歯が形成さ
れて相互に分割された第1本体及び第2本体の夫々の両
面に第1軸部及び第2軸部を突設してなる第1部分円形
状部材及び第2部分円形状部材を有し、この双方の部分
円形状部材を両者の周端で連結してこの連結部を介して
開閉自在とすることにより嵌合孔部を開放、閉鎖させる
ように構成し、且つ、この双方の部分円形状部材が開状
態の時に開方向に付勢すると共に閉状態の時に閉方向に
付勢するバネ部材を設けて、該バネ部材の付勢力により
前記双方の部分円形状部材が閉状態となっている時に前
記第1、第2軸部の外周面をリング状部材の内周縁に回
動可能に嵌合保持せしめるように構成したものである。
この場合において、前記第1部分円形状部材と第2部分
円形状部材とを開閉自在に連結する連結部は、第1本体
の一方の周端より第1軸部の一方の周端を延出させ且つ
第2本体の一方の周端を第2軸部の一方の周端より延出
させて、この第1軸部の延出部に第2本体の延出部を嵌
め込ませると共に、第1軸部の延出部にその中央部が内
方に凸状となる長孔を形成し且つ第2本体の延出部にピ
ン部材を固設し、前記長孔に前記ピン部材を係合せしめ
て、該ピン部材が前記長孔に沿って移動可能となるよう
に構成し、該ピン部材は、前記双方の部分円形状部材が
開状態の時にバネ部材の中心線より内方に位置すると共
に閉状態の時にバネ部材の中心線より外方に位置するよ
うにその位置設定がなされている。
れて相互に分割された第1本体及び第2本体の夫々の両
面に第1軸部及び第2軸部を突設してなる第1部分円形
状部材及び第2部分円形状部材を有し、この双方の部分
円形状部材を両者の周端で連結してこの連結部を介して
開閉自在とすることにより嵌合孔部を開放、閉鎖させる
ように構成し、且つ、この双方の部分円形状部材が開状
態の時に開方向に付勢すると共に閉状態の時に閉方向に
付勢するバネ部材を設けて、該バネ部材の付勢力により
前記双方の部分円形状部材が閉状態となっている時に前
記第1、第2軸部の外周面をリング状部材の内周縁に回
動可能に嵌合保持せしめるように構成したものである。
この場合において、前記第1部分円形状部材と第2部分
円形状部材とを開閉自在に連結する連結部は、第1本体
の一方の周端より第1軸部の一方の周端を延出させ且つ
第2本体の一方の周端を第2軸部の一方の周端より延出
させて、この第1軸部の延出部に第2本体の延出部を嵌
め込ませると共に、第1軸部の延出部にその中央部が内
方に凸状となる長孔を形成し且つ第2本体の延出部にピ
ン部材を固設し、前記長孔に前記ピン部材を係合せしめ
て、該ピン部材が前記長孔に沿って移動可能となるよう
に構成し、該ピン部材は、前記双方の部分円形状部材が
開状態の時にバネ部材の中心線より内方に位置すると共
に閉状態の時にバネ部材の中心線より外方に位置するよ
うにその位置設定がなされている。
また、前記リング状部材は、把手部材に固設された第
1部分円弧状部材の一方の周端に第2部分円弧状部材の
一方の周端が回動可能に連結され且つこの連結部を介し
て双方の部分円弧状部材が開閉自在とされており、この
双方の部分円弧状部材の夫々の他方の周端に第1係止孔
及び第2係止孔を形成し且つこの夫々の当該他方の周端
を重合可能とすると共に、この夫々の当該他方の周端を
重合させた際に前記第1係止孔及び第2係止孔に挿脱さ
れ且つその外周に挿脱方向に延びる溝が形成された係止
部材を備え、前記第1部分円弧状部材又は第2円弧状部
材の当該他方の周端に、前記係止部材の溝に係合される
球状体と該球状体を前記溝に向かって付勢する弾性部材
とを有してなる付勢機構を取り付けたものである。
1部分円弧状部材の一方の周端に第2部分円弧状部材の
一方の周端が回動可能に連結され且つこの連結部を介し
て双方の部分円弧状部材が開閉自在とされており、この
双方の部分円弧状部材の夫々の他方の周端に第1係止孔
及び第2係止孔を形成し且つこの夫々の当該他方の周端
を重合可能とすると共に、この夫々の当該他方の周端を
重合させた際に前記第1係止孔及び第2係止孔に挿脱さ
れ且つその外周に挿脱方向に延びる溝が形成された係止
部材を備え、前記第1部分円弧状部材又は第2円弧状部
材の当該他方の周端に、前記係止部材の溝に係合される
球状体と該球状体を前記溝に向かって付勢する弾性部材
とを有してなる付勢機構を取り付けたものである。
更に、前記操作体は、所定寸法離間した位置に二個の
ラチェット爪を有し、この二個のラチェット爪を、操作
体の揺動中心とラチェットホイルの中心とを結ぶ直線の
両側に偏位させて配置してなり、且つ、ラチェットホイ
ルの歯に対して一方のラチェット爪のみが係止される位
置と他方のラチェット爪のみが係止される位置とを取り
得るようにリング状部材又は把手部材に揺動可能に取り
付けられたものである。
ラチェット爪を有し、この二個のラチェット爪を、操作
体の揺動中心とラチェットホイルの中心とを結ぶ直線の
両側に偏位させて配置してなり、且つ、ラチェットホイ
ルの歯に対して一方のラチェット爪のみが係止される位
置と他方のラチェット爪のみが係止される位置とを取り
得るようにリング状部材又は把手部材に揺動可能に取り
付けられたものである。
また前記把手部材の末端部には、ターンバックルのナ
ット体に設けられている既存の孔に係合される突出片が
形成される。
ット体に設けられている既存の孔に係合される突出片が
形成される。
(作用) 上記手段によると、この考案に係るターンバックル用
レンチにターンバックルのナット体を係合させる際に
は、先ずラチェットホイルの少なくとも二つの部分円形
状部材により前記ナット体を挟持して嵌合孔部の内部に
該ナット体が嵌通するようにして係合せしめ、然る後リ
ング状部材の少なくとも二つの部分円弧状部材により前
記ラチェットホイルを挟持して該ラチェットホイルをリ
ング状部材に回動可能に嵌合保持せしめる。
レンチにターンバックルのナット体を係合させる際に
は、先ずラチェットホイルの少なくとも二つの部分円形
状部材により前記ナット体を挟持して嵌合孔部の内部に
該ナット体が嵌通するようにして係合せしめ、然る後リ
ング状部材の少なくとも二つの部分円弧状部材により前
記ラチェットホイルを挟持して該ラチェットホイルをリ
ング状部材に回動可能に嵌合保持せしめる。
この場合、ラチェットホイルの第1部分円形状部材と
第2部分円形状部材とを開閉自在に連結し且つこれらが
開状態である時には開方向に付勢し閉状態である時には
閉方向に付勢するバネ部材を設ける構成によれば、前記
双方の部分円形状部材を開動させて嵌合孔部を開放状態
とした場合には双方の部分円形状部材がバネ部材の付勢
力により開状態に維持され、このような状態で嵌合孔部
にナット体を挿入し、然る後、双方の部分円形状部材を
閉動させれば、双方の部分円形状部材がバネ部材の付勢
力により閉状態に維持され、ナット体は双方の部分円形
状部材により確実に挟持された状態となる。また、ラチ
ェットホイルの第1,第2部分円形状部材を、外周に歯が
形成された第1,第2本体と、この双方の本体の夫々の両
面に突設された第1,第2軸部とから構成すれば、第1,第
2軸部のみをリング状部材により支持させて、この双方
の軸部を回転軸承部として使用できることとなり、これ
によりリング状部材と歯との干渉を回避できることとな
る。更に、前記双方の部分円形状部材の連結部の構成
を、第1軸部の周端延出部にその中央部が内方に凸状と
なる長孔を形成し且つ第2本体の周端延出部に前記長孔
に係合されるピン部材を取り付けるようにすれば、双方
の部分円形状部材の開閉動時には長孔に沿って所要軌道
上をピン部材が移動することになり、この移動の結果、
双方の部分円形状部材が開状態となった時にはピン部材
がバネ部材の中心線より内方に位置することによりバネ
部材は前記両部材を開方向に付勢する一方、この双方の
部分円形状部材が閉状態となった時にはピン部材がバネ
部材の中心線より外方に位置することによりバネ部材は
前記両部材を閉方向に付勢することとなる。また、リン
グ状部材における第1,第2部分円弧状部材の夫々の一方
の周端を回動可能に連結し且つこの夫々の他方の周端を
重合可能として、この夫々の当該他方の周端に形成され
た第1,第2係止孔に挿脱可能な係止部材を設け、この係
止部材に挿脱方向に延びるように形成された溝に対して
球状体と弾性部材とでなる付勢機構を取り付ける構成と
した場合には、前記係止部材を離脱方向に移動させた後
に付勢機構の作用により係止部材を離脱位置に保持させ
ておき、第1,第2部分円弧状部材を開動させて前記ラチ
ェットホイルをこの両部材間に収納させ、この後、両部
材を閉動させて夫々の当該他方の周端を重合させ、係止
部材を第1,第2係止孔に対して挿入方向に移動させて付
勢機構の作用により係止部材をこの挿入位置に保持させ
るようにすれば、リング状部材の開閉作業及びリング状
部材に対するラチェットホイルの係脱作業が容易化され
ることとなる。
第2部分円形状部材とを開閉自在に連結し且つこれらが
開状態である時には開方向に付勢し閉状態である時には
閉方向に付勢するバネ部材を設ける構成によれば、前記
双方の部分円形状部材を開動させて嵌合孔部を開放状態
とした場合には双方の部分円形状部材がバネ部材の付勢
力により開状態に維持され、このような状態で嵌合孔部
にナット体を挿入し、然る後、双方の部分円形状部材を
閉動させれば、双方の部分円形状部材がバネ部材の付勢
力により閉状態に維持され、ナット体は双方の部分円形
状部材により確実に挟持された状態となる。また、ラチ
ェットホイルの第1,第2部分円形状部材を、外周に歯が
形成された第1,第2本体と、この双方の本体の夫々の両
面に突設された第1,第2軸部とから構成すれば、第1,第
2軸部のみをリング状部材により支持させて、この双方
の軸部を回転軸承部として使用できることとなり、これ
によりリング状部材と歯との干渉を回避できることとな
る。更に、前記双方の部分円形状部材の連結部の構成
を、第1軸部の周端延出部にその中央部が内方に凸状と
なる長孔を形成し且つ第2本体の周端延出部に前記長孔
に係合されるピン部材を取り付けるようにすれば、双方
の部分円形状部材の開閉動時には長孔に沿って所要軌道
上をピン部材が移動することになり、この移動の結果、
双方の部分円形状部材が開状態となった時にはピン部材
がバネ部材の中心線より内方に位置することによりバネ
部材は前記両部材を開方向に付勢する一方、この双方の
部分円形状部材が閉状態となった時にはピン部材がバネ
部材の中心線より外方に位置することによりバネ部材は
前記両部材を閉方向に付勢することとなる。また、リン
グ状部材における第1,第2部分円弧状部材の夫々の一方
の周端を回動可能に連結し且つこの夫々の他方の周端を
重合可能として、この夫々の当該他方の周端に形成され
た第1,第2係止孔に挿脱可能な係止部材を設け、この係
止部材に挿脱方向に延びるように形成された溝に対して
球状体と弾性部材とでなる付勢機構を取り付ける構成と
した場合には、前記係止部材を離脱方向に移動させた後
に付勢機構の作用により係止部材を離脱位置に保持させ
ておき、第1,第2部分円弧状部材を開動させて前記ラチ
ェットホイルをこの両部材間に収納させ、この後、両部
材を閉動させて夫々の当該他方の周端を重合させ、係止
部材を第1,第2係止孔に対して挿入方向に移動させて付
勢機構の作用により係止部材をこの挿入位置に保持させ
るようにすれば、リング状部材の開閉作業及びリング状
部材に対するラチェットホイルの係脱作業が容易化され
ることとなる。
上記のようにして、ラチェットホイルの嵌合孔部に対
するナット体の係合作業が完了し且つリング状部材に対
するラチェットホイルの係合作業が完了した後は、リン
グ状部材に連設されている把手部材を握持して、操作体
を指先で動かすことによってそのラチェット爪をラチェ
ットホイルの任意の歯に係合させ、然る後、把手部材を
ラチェットホイルの歯に対してラチェット爪が係合する
方向に回すと、操作体のラチェット爪でラチェットホイ
ルの歯が押されてラチェットホイルが把手部材と共に回
転する。次に、把手部材を逆向きに動かすと、操作体の
ラチェット爪がラチェットホイルの歯によりその歯から
の離脱方向に押し出されて両者の係合状態が解除され、
ラチェットホイルはそのままの位置を保ち、操作体と把
手部材だけが逆向きに回転される。したがって、把手部
材を握持して、操作体のラチェット爪がラチェットホイ
ルの歯に係合するようにその操作体を指で軽く押し付け
ておけば、把手部材を揺動させるだけでターンバックル
体が締め付けられたり緩められたりすることとなる。ま
た、ラチェットホイルの歯は、該ラチェットホイルの外
周全体に渡って形成されているので、ラチェット爪を任
意の歯に係合させることができ、把手部材を連続して揺
動させた場合でも、ラチェット爪はその都度、確実に歯
に係合することとなる。この場合、前記操作体に、二個
のラチェット爪を設け、且つこの二個のラチェット爪
を、操作体の揺動中心とラチェットホイルの中心とを結
ぶ直線の両側に偏位させて配置すれば、ラチェットホイ
ルの歯を左右対称な山形を呈する一般的な歯車(インボ
リュート歯車やサイクロイド歯車等)と同様に形成して
も差支えないこととなり、当該歯を鋸歯形にする必要が
なくなる。
するナット体の係合作業が完了し且つリング状部材に対
するラチェットホイルの係合作業が完了した後は、リン
グ状部材に連設されている把手部材を握持して、操作体
を指先で動かすことによってそのラチェット爪をラチェ
ットホイルの任意の歯に係合させ、然る後、把手部材を
ラチェットホイルの歯に対してラチェット爪が係合する
方向に回すと、操作体のラチェット爪でラチェットホイ
ルの歯が押されてラチェットホイルが把手部材と共に回
転する。次に、把手部材を逆向きに動かすと、操作体の
ラチェット爪がラチェットホイルの歯によりその歯から
の離脱方向に押し出されて両者の係合状態が解除され、
ラチェットホイルはそのままの位置を保ち、操作体と把
手部材だけが逆向きに回転される。したがって、把手部
材を握持して、操作体のラチェット爪がラチェットホイ
ルの歯に係合するようにその操作体を指で軽く押し付け
ておけば、把手部材を揺動させるだけでターンバックル
体が締め付けられたり緩められたりすることとなる。ま
た、ラチェットホイルの歯は、該ラチェットホイルの外
周全体に渡って形成されているので、ラチェット爪を任
意の歯に係合させることができ、把手部材を連続して揺
動させた場合でも、ラチェット爪はその都度、確実に歯
に係合することとなる。この場合、前記操作体に、二個
のラチェット爪を設け、且つこの二個のラチェット爪
を、操作体の揺動中心とラチェットホイルの中心とを結
ぶ直線の両側に偏位させて配置すれば、ラチェットホイ
ルの歯を左右対称な山形を呈する一般的な歯車(インボ
リュート歯車やサイクロイド歯車等)と同様に形成して
も差支えないこととなり、当該歯を鋸歯形にする必要が
なくなる。
尚、前記把手部材の末端部に突出片を形成しておけ
ば、必要に応じて、この突出片をターンバックルのナッ
ト体の孔に係合させて、該ナット体を締め付けたり緩め
たりすることが可能となる。
ば、必要に応じて、この突出片をターンバックルのナッ
ト体の孔に係合させて、該ナット体を締め付けたり緩め
たりすることが可能となる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図および第3図はこの考案の第1実施例に
よるターンバックル用レンチの使用状態を示している。
よるターンバックル用レンチの使用状態を示している。
この第1実施例のターンバックル用レンチは、ラチェ
ットホイル1と、該ラチェットホイル1を挟持するリン
グ状部材2と、該リング状部材2に連設された把手部材
3と、前記リング状部材2及び把手部材3の境界部分に
取り付けられた操作体5とを具備してなる。
ットホイル1と、該ラチェットホイル1を挟持するリン
グ状部材2と、該リング状部材2に連設された把手部材
3と、前記リング状部材2及び把手部材3の境界部分に
取り付けられた操作体5とを具備してなる。
前記ラチェットホイル1は、その外周全体に渡って等
間隔おきに複数の歯11を有し、且つその中央部の両面に
軸部161,162が突出され、更にターンバックルのナット
体C(第15図参照)が内部に嵌通するように係合される
長孔形状の嵌合孔部13を備えている。第4図及び第5図
に詳細に示すように、このラチェットホイル1は、嵌合
孔部13を横切る仮想線を境として該嵌合孔部13が開放状
態となるように第1,第2部分円形状部材141,142に二分
割されている。図示例の第1,第2部分円形状部材141,1
42は、複数の歯11を有する半円形状の第1,第2本体1
51,152の表裏両面に、半円形状の薄板でなる第1軸部1
61,161及び第2軸部162,162をかしめ付けて形成した
ものであって、本体151,152と軸部161,162との位相を
それらの周方向に少しずらせてある。そして、第1本体
151の一方の周端より突き出た第1軸部161,161の延出
部には、中央部が内方に凸状となるL字形長孔17,17が
形成されており、また第2軸部162,162の周端より突き
出た第2本体152の延出部には、前記L字形長孔17,17に
係合されるピン部材18,18(第2本体152の下面側のピン
部材は不図示)が突設されている。更に、第1軸部1
61,161の表裏面及び第2軸部162,162の表裏面には
(裏面については不図示)、バネ係止ピン191,192が突
設されており、この双方のバネ係止ピン191,192に跨っ
てバネ部材20の両端が係止されている。そして、双方の
部分円形状部材141,142を合わせて閉状態にすると、第
1部分円形状部材141の第1軸部161,161の延出部の相
互間の隙間に第2部分円形状部材142の第2本体152の延
出部が嵌まり込んで円形状のラチェットホイル1が組み
立てられる構成になっている。この場合、双方の部分円
形状部材141,142が第1〜3図に示す閉状態である時に
は、ピン部材18はL字形長孔17の一端まで移動してバネ
部材20の中心線より外方に位置しているため、前記両部
材141,142はバネ部材20により閉方向に付勢されて確実
に閉状態に維持されるのに対して、この双方の部分円形
状部材141,142が第5図に示す開状態である時には、ピ
ン部材18はL字形長孔17の他端まで移動してバネ部材20
の中心線より内方に位置しているため、前記両部材1
41,142はバネ部材20により開方向に付勢されて確実に
開状態に維持される。
間隔おきに複数の歯11を有し、且つその中央部の両面に
軸部161,162が突出され、更にターンバックルのナット
体C(第15図参照)が内部に嵌通するように係合される
長孔形状の嵌合孔部13を備えている。第4図及び第5図
に詳細に示すように、このラチェットホイル1は、嵌合
孔部13を横切る仮想線を境として該嵌合孔部13が開放状
態となるように第1,第2部分円形状部材141,142に二分
割されている。図示例の第1,第2部分円形状部材141,1
42は、複数の歯11を有する半円形状の第1,第2本体1
51,152の表裏両面に、半円形状の薄板でなる第1軸部1
61,161及び第2軸部162,162をかしめ付けて形成した
ものであって、本体151,152と軸部161,162との位相を
それらの周方向に少しずらせてある。そして、第1本体
151の一方の周端より突き出た第1軸部161,161の延出
部には、中央部が内方に凸状となるL字形長孔17,17が
形成されており、また第2軸部162,162の周端より突き
出た第2本体152の延出部には、前記L字形長孔17,17に
係合されるピン部材18,18(第2本体152の下面側のピン
部材は不図示)が突設されている。更に、第1軸部1
61,161の表裏面及び第2軸部162,162の表裏面には
(裏面については不図示)、バネ係止ピン191,192が突
設されており、この双方のバネ係止ピン191,192に跨っ
てバネ部材20の両端が係止されている。そして、双方の
部分円形状部材141,142を合わせて閉状態にすると、第
1部分円形状部材141の第1軸部161,161の延出部の相
互間の隙間に第2部分円形状部材142の第2本体152の延
出部が嵌まり込んで円形状のラチェットホイル1が組み
立てられる構成になっている。この場合、双方の部分円
形状部材141,142が第1〜3図に示す閉状態である時に
は、ピン部材18はL字形長孔17の一端まで移動してバネ
部材20の中心線より外方に位置しているため、前記両部
材141,142はバネ部材20により閉方向に付勢されて確実
に閉状態に維持されるのに対して、この双方の部分円形
状部材141,142が第5図に示す開状態である時には、ピ
ン部材18はL字形長孔17の他端まで移動してバネ部材20
の中心線より内方に位置しているため、前記両部材1
41,142はバネ部材20により開方向に付勢されて確実に
開状態に維持される。
一方、前記ラチェットホイル1を挟持するリング状部
材2は、断面形状がコ字形をなし(第8図参照)、且つ
その中心を通る仮想線を境として第1,第2部分円弧状部
材211,212に二分割されている。そして、図示例では双
方の部分円弧状部材211,212の相対応する一方の周端同
士がピン22を介してヒンジ結合されており、そのピン22
を中央として第2部分円弧状部材212が第1部分円弧状
部材211に対して開閉回動可能な構成になっている。
尚、第1部分円弧状部材211は把手部材3と一体成型さ
れている。また、第1,第2部分円弧状部材211,212の相
対応する他方の周端にはそれぞれ第1,第2係止孔221,2
22を有する突出部231,232が一体に形成されており、こ
れらの突出部231,232を重合させて双方の係止孔221,2
22に跨るように係止部材6を差し込むことによって双方
の部分円弧状部材211,212が一体に結合される構成にな
っている。そして、前記第2部分円弧状部材212の当該
他方の周端には、指を当接させるための突片21aが突出
形成されている。更に、前記第1部分円弧状部材211の
当該他方の周端には中空状膨出部24が形成されており
(第6図参照)、この膨出部24の中空部には、球状体25
と弾性部材26とでなる付勢機構27が内蔵されていると共
に、前記係止部材6の外周面には(第7図参照)、挿脱
方向に延びる溝28が形成されており、この溝28に前記球
状体25が嵌り込んでいる。そして、第1,第2部分円弧状
部材211,212が一体に結合されている時つまり第6図に
示す状態の時には、前記球状体25が溝28の上端における
位置決凹部28aに押圧付勢されて嵌入しており係止部材
6は第1,第2係止孔221,222に跨って挿入される挿入位
置に確実に保持されると共に、第1,第2部分円弧状部材
211,212を開閉動させる時には、前記係止部材6を第6
図に示す位置から上方に持ち上げて球状体25を溝28の下
端における位置決凹部28bに嵌入させて係止部材6を第
2係止孔222から抜け出た離脱位置に確実に保持するよ
うになっている。
材2は、断面形状がコ字形をなし(第8図参照)、且つ
その中心を通る仮想線を境として第1,第2部分円弧状部
材211,212に二分割されている。そして、図示例では双
方の部分円弧状部材211,212の相対応する一方の周端同
士がピン22を介してヒンジ結合されており、そのピン22
を中央として第2部分円弧状部材212が第1部分円弧状
部材211に対して開閉回動可能な構成になっている。
尚、第1部分円弧状部材211は把手部材3と一体成型さ
れている。また、第1,第2部分円弧状部材211,212の相
対応する他方の周端にはそれぞれ第1,第2係止孔221,2
22を有する突出部231,232が一体に形成されており、こ
れらの突出部231,232を重合させて双方の係止孔221,2
22に跨るように係止部材6を差し込むことによって双方
の部分円弧状部材211,212が一体に結合される構成にな
っている。そして、前記第2部分円弧状部材212の当該
他方の周端には、指を当接させるための突片21aが突出
形成されている。更に、前記第1部分円弧状部材211の
当該他方の周端には中空状膨出部24が形成されており
(第6図参照)、この膨出部24の中空部には、球状体25
と弾性部材26とでなる付勢機構27が内蔵されていると共
に、前記係止部材6の外周面には(第7図参照)、挿脱
方向に延びる溝28が形成されており、この溝28に前記球
状体25が嵌り込んでいる。そして、第1,第2部分円弧状
部材211,212が一体に結合されている時つまり第6図に
示す状態の時には、前記球状体25が溝28の上端における
位置決凹部28aに押圧付勢されて嵌入しており係止部材
6は第1,第2係止孔221,222に跨って挿入される挿入位
置に確実に保持されると共に、第1,第2部分円弧状部材
211,212を開閉動させる時には、前記係止部材6を第6
図に示す位置から上方に持ち上げて球状体25を溝28の下
端における位置決凹部28bに嵌入させて係止部材6を第
2係止孔222から抜け出た離脱位置に確実に保持するよ
うになっている。
前記リング状部材2と把手部材3との境界部分には中
空部が形成されており、その中空部に操作体5が支持ピ
ン51によって揺動自在に取り付けられている。そして、
操作体5の先端部両側にそれぞれラチェット爪52a,52b
が各別に形成されていると共に、この双方のラチェット
爪52a,52bは、操作体5の揺動中心とラチェットホイル
1の中心とを結ぶ直線lの両側に偏位して配置されてい
る。また、前記操作体5の両端部には張出部53a,53bが
それぞれ各別に形成されていると共に、操作体5の後端
と把手部材3に形成された支持部31との間にはバネ7が
介在されており、このバネ7の力によって操作体5が第
1図及び第2図に示された中立位置に保たれる。この場
合、前記操作体5には円弧状長孔35が形成されており、
この円弧状長孔35には、リング状部材2と把手部材3と
の境界部分に固設されたピン36が係合されている。従っ
て、操作体5の揺動はピン36により所定位置で規制され
る。そして、操作体5が中立位置に保たれているときに
は、前記張出部53a,53bが把手部材3とリング状部材2
との境界部分の両側に突き出るようになっていると共
に、ピン36は円弧状長孔35の中央部に位置している。
尚、把手部材3の後端部には突出片32が形成されてい
る。
空部が形成されており、その中空部に操作体5が支持ピ
ン51によって揺動自在に取り付けられている。そして、
操作体5の先端部両側にそれぞれラチェット爪52a,52b
が各別に形成されていると共に、この双方のラチェット
爪52a,52bは、操作体5の揺動中心とラチェットホイル
1の中心とを結ぶ直線lの両側に偏位して配置されてい
る。また、前記操作体5の両端部には張出部53a,53bが
それぞれ各別に形成されていると共に、操作体5の後端
と把手部材3に形成された支持部31との間にはバネ7が
介在されており、このバネ7の力によって操作体5が第
1図及び第2図に示された中立位置に保たれる。この場
合、前記操作体5には円弧状長孔35が形成されており、
この円弧状長孔35には、リング状部材2と把手部材3と
の境界部分に固設されたピン36が係合されている。従っ
て、操作体5の揺動はピン36により所定位置で規制され
る。そして、操作体5が中立位置に保たれているときに
は、前記張出部53a,53bが把手部材3とリング状部材2
との境界部分の両側に突き出るようになっていると共
に、ピン36は円弧状長孔35の中央部に位置している。
尚、把手部材3の後端部には突出片32が形成されてい
る。
次に、この第1実施例の使用状態を説明する。
第15図で説明したターンバックルのナット体Cを締め
付けたり緩めたりするときは、まず、第5図のように開
いた状態となっているラチェットホイル1の第1,第2部
分円形状部材141,142の嵌合孔部13,13を前記ナット体
Cに嵌め込み、然る後、双方の部分円形状部材141,142
を閉動させてラチェットホイル1を組み立てる。この部
分円形状部材141,142の閉動時には、ピン部材18はL字
形長孔17に沿って移動することになるが、この移動は作
業者の手により補助されながら行われる。
付けたり緩めたりするときは、まず、第5図のように開
いた状態となっているラチェットホイル1の第1,第2部
分円形状部材141,142の嵌合孔部13,13を前記ナット体
Cに嵌め込み、然る後、双方の部分円形状部材141,142
を閉動させてラチェットホイル1を組み立てる。この部
分円形状部材141,142の閉動時には、ピン部材18はL字
形長孔17に沿って移動することになるが、この移動は作
業者の手により補助されながら行われる。
次に、リング状部材2の第1,第2部分円弧状部材2
11,212を、係止部材6を離脱位置に保持させた状態で
互いに開いて離反させておき、たとえば第1図のように
第1部分円弧状部材211を上記ラチェットホイル1の半
周部分に嵌め、その後、第2図のように第2部分円弧状
部材212を閉方向に回転させることにより上記ラチェッ
トホイル1の残りの半周部分に嵌め、然る後、係止部材
6を差し込むことにより、双方の部分円弧状部材211,2
12同士を係止部材6を介して固定状態とする。これによ
り、ラチェットホイル1がリング状部材2に収容され、
ラチェットホイル1の第1,第2軸部161,162がリング状
部材2の内周縁によって回転自在に支持される。このよ
うに、ラチェットホイル1をリング状部材2に収容する
時は、リング状部材2を構成する部分円弧状部材211,2
12を差し込めるだけの隙間がナット体Cとその背部の構
造物の壁面などとの間に存在していればよい。
11,212を、係止部材6を離脱位置に保持させた状態で
互いに開いて離反させておき、たとえば第1図のように
第1部分円弧状部材211を上記ラチェットホイル1の半
周部分に嵌め、その後、第2図のように第2部分円弧状
部材212を閉方向に回転させることにより上記ラチェッ
トホイル1の残りの半周部分に嵌め、然る後、係止部材
6を差し込むことにより、双方の部分円弧状部材211,2
12同士を係止部材6を介して固定状態とする。これによ
り、ラチェットホイル1がリング状部材2に収容され、
ラチェットホイル1の第1,第2軸部161,162がリング状
部材2の内周縁によって回転自在に支持される。このよ
うに、ラチェットホイル1をリング状部材2に収容する
時は、リング状部材2を構成する部分円弧状部材211,2
12を差し込めるだけの隙間がナット体Cとその背部の構
造物の壁面などとの間に存在していればよい。
この後、第3図のように把手部材3を持った手の指先
Fで操作体5の張出部53aを押して動かし、そのラチェ
ット爪52aをラチェットホイル1の任意の歯11に係合さ
せた後、把手部材3をラチェットホイル1の歯11に対し
てラチェット爪52aが係合する方向(図示例では矢印X
で示した時計方向)に回すと、ラチェット爪52aでラチ
ェットホイル1の歯11が押されて、ラチェットホイル1
が把手部材3と共に回転する。これにより、ナット体C
も同時に回転する。
Fで操作体5の張出部53aを押して動かし、そのラチェ
ット爪52aをラチェットホイル1の任意の歯11に係合さ
せた後、把手部材3をラチェットホイル1の歯11に対し
てラチェット爪52aが係合する方向(図示例では矢印X
で示した時計方向)に回すと、ラチェット爪52aでラチ
ェットホイル1の歯11が押されて、ラチェットホイル1
が把手部材3と共に回転する。これにより、ナット体C
も同時に回転する。
次に、把手部材3を逆向きに回すと、操作体5のラチ
ェット爪52aがラチェットホイル1の歯11によってその
歯11から離脱方向に押し出されて両者の係合状態が解除
され、ラチェットホイル1はそのままの位置を保ち、操
作体5と把手部材3は逆向きに回転する。
ェット爪52aがラチェットホイル1の歯11によってその
歯11から離脱方向に押し出されて両者の係合状態が解除
され、ラチェットホイル1はそのままの位置を保ち、操
作体5と把手部材3は逆向きに回転する。
以上の操作、すなわち把手部材3を手で持ち、その手
の指先で操作体5の張出部53aを軽く押し付けた状態で
把手部材3を何回にもわたって正転及び逆転させれば、
ナット体Cが一方向にのみ回転する。
の指先で操作体5の張出部53aを軽く押し付けた状態で
把手部材3を何回にもわたって正転及び逆転させれば、
ナット体Cが一方向にのみ回転する。
ナット体Cを上記とは逆の方向に回転させるには、操
作体5の他方の張出部53bを指先で軽く押し付けてラチ
ェット爪52bをラチェットホイル1の歯11に係合させた
状態で把手部材3を何回にもわたって正転及び逆転させ
ればよい。ここで、ラチェットホイル1の歯11は、該ラ
チェットホイル1の外周全体に渡って形成されているの
で、ラチェット爪52a又は52bを任意の歯11に係合させる
ことができ、把手部材3を連続して揺動させた場合で
も、ラチェット爪52a又は52bはその都度、確実に歯11に
係合する。
作体5の他方の張出部53bを指先で軽く押し付けてラチ
ェット爪52bをラチェットホイル1の歯11に係合させた
状態で把手部材3を何回にもわたって正転及び逆転させ
ればよい。ここで、ラチェットホイル1の歯11は、該ラ
チェットホイル1の外周全体に渡って形成されているの
で、ラチェット爪52a又は52bを任意の歯11に係合させる
ことができ、把手部材3を連続して揺動させた場合で
も、ラチェット爪52a又は52bはその都度、確実に歯11に
係合する。
ナット体Cの締め付け作業または緩め作業が終了した
後は、係止部材6を抜脱方向に持ち上げて離脱位置に保
持させた状態でリング状部材2を開動させ、更にラチェ
ットホイル1をバネ部材20の付勢力に抗して開動させて
ナット体Cから取り外す。
後は、係止部材6を抜脱方向に持ち上げて離脱位置に保
持させた状態でリング状部材2を開動させ、更にラチェ
ットホイル1をバネ部材20の付勢力に抗して開動させて
ナット体Cから取り外す。
尚、把手部材3の末端部に形成された突出片32をター
ンバックルのナット体Cの孔C3(第15図参照)に差し込
んでナット体Cを回動させることも可能である。この突
出片32を使用してナット体Cを回転させる方法は冒頭で
説明した従来の方法に類似する方法であると言えるが、
把手部材3にこのような突出片32を設けておくと、ナッ
ト体Cの締め付け度合や緩め度合を微調整したり、或い
はナット体Cの周囲に把手部材3を回転させるだけの広
い空間が存在する場合等には便利である。
ンバックルのナット体Cの孔C3(第15図参照)に差し込
んでナット体Cを回動させることも可能である。この突
出片32を使用してナット体Cを回転させる方法は冒頭で
説明した従来の方法に類似する方法であると言えるが、
把手部材3にこのような突出片32を設けておくと、ナッ
ト体Cの締め付け度合や緩め度合を微調整したり、或い
はナット体Cの周囲に把手部材3を回転させるだけの広
い空間が存在する場合等には便利である。
この第1実施例において、ラチェットホイル1の歯11
は機械要素として汎用されている歯車の歯のように左右
対称な山形に形成されていればよく、一般的なラチェッ
トホイルの歯のように鋸歯形である必要はない。何故な
らば、ラチェット爪52a,52bと歯11との噛合位置(係合
位置)が、ラチェットホイル1の中心と操作体5の揺動
中心とを結ぶ直線lの両側に所定寸法だけ偏位して配置
されているからである。このような配置であれば、第3
図の状態で把手部材3を矢印Xの方向に回転させると、
操作体5が指先で軽く押されているためにラチェット爪
52aが歯11を押してラチェットホイル1を回転させる一
方、把手部材3を矢印Xと反対方向に回転させると、ラ
チェット爪52aの内側に位置している歯11によってラチ
ェット爪52aが離脱方向に押し出されることとなる。
は機械要素として汎用されている歯車の歯のように左右
対称な山形に形成されていればよく、一般的なラチェッ
トホイルの歯のように鋸歯形である必要はない。何故な
らば、ラチェット爪52a,52bと歯11との噛合位置(係合
位置)が、ラチェットホイル1の中心と操作体5の揺動
中心とを結ぶ直線lの両側に所定寸法だけ偏位して配置
されているからである。このような配置であれば、第3
図の状態で把手部材3を矢印Xの方向に回転させると、
操作体5が指先で軽く押されているためにラチェット爪
52aが歯11を押してラチェットホイル1を回転させる一
方、把手部材3を矢印Xと反対方向に回転させると、ラ
チェット爪52aの内側に位置している歯11によってラチ
ェット爪52aが離脱方向に押し出されることとなる。
次に、この考案の第2実施例を第9図乃至第14図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
尚、これらの各図において、上記第1実施例と共通の
構成要件については同一符号を付して、その説明を省略
することとする。
構成要件については同一符号を付して、その説明を省略
することとする。
第9図、第10図及び第11図はこの考案の第2実施例に
係るターンバックル用レンチの使用状態を示すものであ
って、実質的には上記第1実施例と同様の機能を有する
ものであるが、以下に示す点において上記第1実施例と
相違している。
係るターンバックル用レンチの使用状態を示すものであ
って、実質的には上記第1実施例と同様の機能を有する
ものであるが、以下に示す点において上記第1実施例と
相違している。
すなわち、第12図に示すように、ラチェットホイル1
の第1部分円形状部材141と第2部分円形状部材142とは
相互に完全に分離されるものであり、第1部分円形状部
材141における第1本体151より突き出た第1軸部161,1
61の延出部及び第1軸部161,161より突き出た第1本体
151の延出部には夫々止め孔16a,15aが穿設され、且つ第
2部分円形状部材142における第2本体152より突き出た
第2軸部162,162の延出部及び第2第2軸部162,162よ
り突き出た第2本体152の延出部にも夫々止め孔16a,15a
が穿設されている。そして、第1本体151の延出部を第
2軸部162,162の延出部間に嵌め込み且つ第2本体152
の延出部を第1軸部161,161の延出部間に嵌め込ませた
状態で、ピンや止めネジ等の止具16,16を前記止め孔16
a,15aに挿通することにより、固定状態のラチェットホ
イル1が組み立てられる構成となっている。
の第1部分円形状部材141と第2部分円形状部材142とは
相互に完全に分離されるものであり、第1部分円形状部
材141における第1本体151より突き出た第1軸部161,1
61の延出部及び第1軸部161,161より突き出た第1本体
151の延出部には夫々止め孔16a,15aが穿設され、且つ第
2部分円形状部材142における第2本体152より突き出た
第2軸部162,162の延出部及び第2第2軸部162,162よ
り突き出た第2本体152の延出部にも夫々止め孔16a,15a
が穿設されている。そして、第1本体151の延出部を第
2軸部162,162の延出部間に嵌め込み且つ第2本体152
の延出部を第1軸部161,161の延出部間に嵌め込ませた
状態で、ピンや止めネジ等の止具16,16を前記止め孔16
a,15aに挿通することにより、固定状態のラチェットホ
イル1が組み立てられる構成となっている。
更に、リング状部材2における第1,第2部分円弧状部
材211,212の夫々の突出部231,232を重合させた状態で
は、第1,第2係止孔221,222に対しては、第14図に示す
ような係止部材6が挿通される。この係止部材6は、頭
部61と、軸部62と、該軸部62の先端にピン結合された抜
止め片64とを有しており、軸部62を前記両係止孔221,2
22に差し込んで抜止め片64を倒すことにより抜止めされ
る構成となっている。
材211,212の夫々の突出部231,232を重合させた状態で
は、第1,第2係止孔221,222に対しては、第14図に示す
ような係止部材6が挿通される。この係止部材6は、頭
部61と、軸部62と、該軸部62の先端にピン結合された抜
止め片64とを有しており、軸部62を前記両係止孔221,2
22に差し込んで抜止め片64を倒すことにより抜止めされ
る構成となっている。
尚、前記リング状部材2における第2部分円弧状部材
212の一方の周端には指をあてがうための突片21aが形成
されておらず、また操作体5にはピン36に係合する円弧
状長孔35が形成されておらず、而も上述のようにラチェ
ットホイル1の分離及び組み立て作業時には止具16,16
をその都度抜き差しせねばならず、更にリング状部材2
の開閉作業時にはその都度係止部材6を抜き差しせねば
ならないため、若干の作業性及び作業能率の悪化を招く
ものの、ターンバックルのナット体Cの締付け作業及び
緩め作業は上記第1実施例と同様にして良好に行えるも
のである。
212の一方の周端には指をあてがうための突片21aが形成
されておらず、また操作体5にはピン36に係合する円弧
状長孔35が形成されておらず、而も上述のようにラチェ
ットホイル1の分離及び組み立て作業時には止具16,16
をその都度抜き差しせねばならず、更にリング状部材2
の開閉作業時にはその都度係止部材6を抜き差しせねば
ならないため、若干の作業性及び作業能率の悪化を招く
ものの、ターンバックルのナット体Cの締付け作業及び
緩め作業は上記第1実施例と同様にして良好に行えるも
のである。
(考案の効果) 以上の説明からも明らかなように、この考案に係るタ
ーンバックル用レンチは、把手部材を狭いスペース内に
おいて正転及び逆転させるだけで、ターンバックルのナ
ット体を締め付けたり緩めたりすることができるもので
ある。このため、ターンバックルが構造物の壁面等に近
接して設置されている場合においても、従来のようにス
パナやロッド等の工具類をターンバックルの既存の孔に
抜き差ししながら少しずつナット体を締め付けたり緩め
たりするといった煩雑な作業を行う必要がなくなる。従
って、壁面等に近接して設置された多数のターンバック
ルのナット体を締め付けたり緩めたりする必要がある場
合には、従来に比べて作業時間が大幅に短縮され、且つ
労力も大幅に軽減される。また、把手部材を持った手の
指先で操作体を操作することができるため、作業者にと
っては操作体の操作勝手がよくなり、これに起因して疲
労感を感じにくくなる利点がある。また、ラチェットホ
イルの歯が該ラチェットホイルの外周全体に渡って形成
され、把手部材を連続して揺動させた場合でも、ラチェ
ット爪がその都度、確実に歯に係合するので、ナット体
の締め付けや緩めを効率良く行うことができる。
ーンバックル用レンチは、把手部材を狭いスペース内に
おいて正転及び逆転させるだけで、ターンバックルのナ
ット体を締め付けたり緩めたりすることができるもので
ある。このため、ターンバックルが構造物の壁面等に近
接して設置されている場合においても、従来のようにス
パナやロッド等の工具類をターンバックルの既存の孔に
抜き差ししながら少しずつナット体を締め付けたり緩め
たりするといった煩雑な作業を行う必要がなくなる。従
って、壁面等に近接して設置された多数のターンバック
ルのナット体を締め付けたり緩めたりする必要がある場
合には、従来に比べて作業時間が大幅に短縮され、且つ
労力も大幅に軽減される。また、把手部材を持った手の
指先で操作体を操作することができるため、作業者にと
っては操作体の操作勝手がよくなり、これに起因して疲
労感を感じにくくなる利点がある。また、ラチェットホ
イルの歯が該ラチェットホイルの外周全体に渡って形成
され、把手部材を連続して揺動させた場合でも、ラチェ
ット爪がその都度、確実に歯に係合するので、ナット体
の締め付けや緩めを効率良く行うことができる。
第1図乃至第8図はこの考案の第1実施例を示すもの
で、第1図、第2図及び第3図は夫々この考案に係るタ
ーンバックル用レンチの使用状態を示す側面図、第4図
はラチェットホイルの分解斜視図、第5図はラチェット
ホイルが開いた状態を示す側面図、第6図は第2図のVI
-VI線断面図、第7図は係止部材の単体正面図、第8図
は第2図のVIII-VIII線断面図である。また、第9図乃
至第14図はこの考案の第2実施例を示すもので、第9
図、第10図及び第11図は夫々この考案に係るターンバッ
クル用レンチの使用状態を示す側面図、第12図はラチェ
ットホイルの分解斜視図、第13図は第10図のIII-III線
断面図、第14図は第10図のIV-IV線断面図である。更
に、第15図はターンバックルの一部破断正面図である。 1……ラチェットホイル 2……リング状部材 3……把手部材 5……操作体 6……係止部材 11……歯 13……嵌合孔部 141……第1部分円形状部材 142……第2部分円形状部材 151……第1本体 152……第2本体 161……第1軸部 162……第2軸部 18……ピン部材 20……バネ部材 211……第1部分円弧状部材 212……第2部分円弧状部材 221……第1係止孔 222……第2係止孔 25……球状体 26……弾性部材 27……付勢機構 28……溝 32……突出片 52a,52b……ラチェット爪 C……ナット体
で、第1図、第2図及び第3図は夫々この考案に係るタ
ーンバックル用レンチの使用状態を示す側面図、第4図
はラチェットホイルの分解斜視図、第5図はラチェット
ホイルが開いた状態を示す側面図、第6図は第2図のVI
-VI線断面図、第7図は係止部材の単体正面図、第8図
は第2図のVIII-VIII線断面図である。また、第9図乃
至第14図はこの考案の第2実施例を示すもので、第9
図、第10図及び第11図は夫々この考案に係るターンバッ
クル用レンチの使用状態を示す側面図、第12図はラチェ
ットホイルの分解斜視図、第13図は第10図のIII-III線
断面図、第14図は第10図のIV-IV線断面図である。更
に、第15図はターンバックルの一部破断正面図である。 1……ラチェットホイル 2……リング状部材 3……把手部材 5……操作体 6……係止部材 11……歯 13……嵌合孔部 141……第1部分円形状部材 142……第2部分円形状部材 151……第1本体 152……第2本体 161……第1軸部 162……第2軸部 18……ピン部材 20……バネ部材 211……第1部分円弧状部材 212……第2部分円弧状部材 221……第1係止孔 222……第2係止孔 25……球状体 26……弾性部材 27……付勢機構 28……溝 32……突出片 52a,52b……ラチェット爪 C……ナット体
Claims (6)
- 【請求項1】ターンバックルのナット体を回動させるに
際して該ナット体をその外方より挟持する構成を具備し
てなるターンバックル用レンチであって、 前記ナット体が内部に嵌通するように係合される嵌合孔
部を有すると共に該嵌合孔部にナット体を係脱する際に
該嵌合孔部を開放状態とすることが可能となるように少
なくとも2つの部分円形状部材に分割され且つ外周全体
に渡って複数の歯が形成されたラチェットホイルと、少
なくとも2つの部分円弧状部材に分割され且つ前記ラチ
ェットホイルを回動自在に保持するリング状部材と、該
リング状部材に連設された把手部材と、前記ラチェット
ホイルの歯に係脱可能とされて係止状態では前記ラチェ
ットホイルの一方向に対する回動のみを許容するラチェ
ット爪を有すると共に該ラチェット爪が前記ラチェット
ホイルの歯に対して係止する位置と離脱する位置とを取
り得るように前記リング状部材又は把手部材に揺動可能
に取り付けられた操作体とを有することを特徴とするタ
ーンバックル用レンチ。 - 【請求項2】ラチェットホイルは、外周に歯が形成され
て相互に分割された第1本体及び第2本体の夫々の両面
に第1軸部及び第2軸部を突設してなる第1部分円形状
部材及び第2部分円形状部材を有し、この双方の部分円
形状部材を両者の周端で連結してこの連結部を介して開
閉自在とすることにより嵌合孔部を開放、閉鎖させるよ
うに構成し、且つ、この双方の部分円形状部材が開状態
にある時に開方向に付勢すると共に閉状態にある時に閉
方向に付勢するバネ部材を設けて、該バネ部材の付勢力
により前記双方の部分円形状部材が閉状態となっている
時に前記第1、第2軸部の外周面をリング状部材の内周
縁に回動可能に嵌合保持せしめるように構成したことを
特徴とする請求項(1)記載のターンバックル用レン
チ。 - 【請求項3】第1部分円形状部材と第2部分円形状部材
とを開閉自在に連結する連結部は、第1本体の一方の周
端より第1軸部の一方の周端を延出させ且つ第2本体の
一方の周端を第2軸部の一方の周端より延出させて、こ
の第1軸部の延出部間に第2本体の延出部を嵌め込ませ
ると共に、第1軸部の延出部にその中央部が内方に凸状
となる長孔を形成し且つ第2本体の延出部にピン部材を
固設し、前記長孔に前記ピン部材を係合せしめて、該ピ
ン部材が前記長孔に沿って移動可能となるように構成
し、該ピン部材は、前記双方の部分円形状部材が開状態
の時にバネ部材の中心線より外方に位置するようにその
位置設定がなされていることを特徴とする請求項(2)
記載のターンバックル用レンチ。 - 【請求項4】リング状部材は、把手部材に固設された第
1部分円弧状部材の一方の周端に第2部分円弧状部材の
一方の周端が回動可能に連結され且つこの連結部を介し
て双方の部分円弧状部材が開閉自在とされており、この
双方の部分円弧状部材の夫々の他方の周端に第1係止孔
及び第2係止孔を形成し且つこの夫々の当該他方の周端
を重合可能とすると共に、この夫々の当該他方の周端を
重合させた際に前記第1係止孔及び第2係止孔に挿脱さ
れ且つその外周に挿脱方向に延びる溝が形成された係止
部材を備え、前記第1部分円弧状部材又は第2円弧状部
材の当該他方の周端に、前記係止部材の溝に係合される
球状体と該球状体を前記溝に向かって付勢する弾性部材
とを有してなる付勢機構を取り付けたことを特徴とする
請求項(1)又は(2)記載のターンバックル用レン
チ。 - 【請求項5】操作体は、所定寸法離間した位置に二個の
ラチェット爪を有し、この二個のラチェット爪を、操作
体の揺動中心とラチェットホイルの中心とを結ぶ直線の
両側に偏位させて配置してなり、且つ、ラチェットホイ
ルの歯に対して一方のラチェット爪のみが係止される位
置と他方のラチェット爪のみが係止される位置とを取り
得るようにリング状部材又は把手部材に揺動可能に取り
付けられていることを特徴とする請求項(1)又は
(2)記載のターンバックル用レンチ。 - 【請求項6】把手部材の末端部には、ターンバックルの
ナット体に設けられている既存の孔に係合される突出片
が形成されていることを特徴とする請求項(1)又は
(2)記載のターンバックル用レンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990001109U JPH08138Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | ターンバックル用レンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990001109U JPH08138Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | ターンバックル用レンチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393075U JPH0393075U (ja) | 1991-09-24 |
| JPH08138Y2 true JPH08138Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31505034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990001109U Expired - Lifetime JPH08138Y2 (ja) | 1990-01-09 | 1990-01-09 | ターンバックル用レンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08138Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002127033A (ja) * | 2000-10-23 | 2002-05-08 | Sekisui House Ltd | トルクレンチ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6029466U (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-27 | 東部重工業株式会社 | レンチ |
| JPS63201059U (ja) * | 1987-06-17 | 1988-12-26 |
-
1990
- 1990-01-09 JP JP1990001109U patent/JPH08138Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0393075U (ja) | 1991-09-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |