JP2609072B2 - 軸用および孔用止め輪の脱着具 - Google Patents

軸用および孔用止め輪の脱着具

Info

Publication number
JP2609072B2
JP2609072B2 JP6249293A JP24929394A JP2609072B2 JP 2609072 B2 JP2609072 B2 JP 2609072B2 JP 6249293 A JP6249293 A JP 6249293A JP 24929394 A JP24929394 A JP 24929394A JP 2609072 B2 JP2609072 B2 JP 2609072B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
shaft
pin
rod
portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6249293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08112778A (ja
Inventor
高行 中本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwata Denko Co Ltd
Original Assignee
Iwata Denko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwata Denko Co Ltd filed Critical Iwata Denko Co Ltd
Priority to JP6249293A priority Critical patent/JP2609072B2/ja
Priority to US08/391,030 priority patent/US5542167A/en
Publication of JPH08112778A publication Critical patent/JPH08112778A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2609072B2 publication Critical patent/JP2609072B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B7/00Pliers; Other hand-held gripping tools with jaws on pivoted limbs; Details applicable generally to pivoted-limb hand tools
    • B25B7/02Jaws
    • B25B7/04Jaws adjustable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25BTOOLS OR BENCH DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, FOR FASTENING, CONNECTING, DISENGAGING OR HOLDING
    • B25B27/00Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for
    • B25B27/14Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for assembling objects other than by press fit or detaching same
    • B25B27/20Hand tools, specially adapted for fitting together or separating parts or objects whether or not involving some deformation, not otherwise provided for for assembling objects other than by press fit or detaching same inserting or withdrawing split pins or circlips
    • B25B27/205Pliers or tweezer type tools with tow actuated jaws
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53613Spring applier or remover
    • Y10T29/5363Circular spring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸の溝に脱着される軸
用止め輪および孔の溝に脱着される孔用止め輪を、それ
ぞれ脱着する際に用いられる脱着具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の脱着具には、軸面の溝に対して軸
用止め輪をその両端を広げて脱着可能な軸用のものと、
孔面の溝に対して孔用止め輪をその両端を近づけて脱着
可能な孔用のものとがあり、それぞれ専用の脱着具にな
っている。具体的には、軸用止め輪の脱着に用いられる
脱着具は、先側の係止突部と元側の握り部を略く形状に
連続形成した左右対称状の杆が、両係止突部が平行した
態様に、その屈曲部分双方を軸支・連結されており、両
先部における係止突部は互いに離れる方向(外向き)に
曲っていて、使用時に、この係止突部を止め輪両端の穴
に挿入して、握り部を握り締めて両係止突部で止め輪両
端を広げる際に、止め輪の穴と係止突部との係止関係が
外れないようにして、軸面の溝に軸用止め輪を確実に脱
着し得るようにしている。
【0003】また、孔用止め輪の脱着に用いられる脱着
具は、先側に係止突部を有して元側に握り部を有してい
る左右一対の杆がX状に交差されて、その交差部を軸支
されており、両先部における係止突部は互いに接近する
方向(内向き)に曲っていて、使用時に、この係止突部
を止め輪両端の穴に挿入して、握り部を握り締めて両係
止突部で止め輪両端を近づける際に、止め輪の穴と係止
突部との係止関係が外れないようにして、孔面の溝に孔
用止め輪を確実に脱着し得るようにしている。
【0004】しかしながら、これらの脱着具では軸用止
め輪そして孔用止め輪の双方に共用できない問題があ
る。このような問題を解決するものとして米国特許第44
76750号明細書に提案されている軸用および孔用の止め
輪の脱着具(図12〜13参照)がある。この脱着具は、右
可動ピン70と左可動ピン71を反対方向に押し操作して、
軸用と孔用とに切り替え自在であり、右作動杆72と右握
り杆73とを右可動ピン70で、左作動杆74と左握り杆75と
を左可動ピン71でそれぞれ一体連動状に連接して、支軸
76を支点として動作可能な軸用、あるいは、左作動杆74
と右握り杆73とを左可動ピン71で、右作動杆72と左握り
杆75とを右可動ピン70でそれぞれ一体連動状に連接し
て、支軸76を支点として動作可能な孔用にセットするこ
とにより、左右の握り杆73,75が握り締められると、左
右の作動杆72,74 先の両係止突部77,78 が互いに離れる
方向に動いたり、逆に接近する方向に動くようにしてい
るものである。
【0005】したがって、軸用止め輪の脱着時には、右
可動ピン70を押し上げて、同ピンを右作動杆72のピン孔
79と右握り杆73の右係合孔80とに亘り係合させて、右作
動杆72と右握り杆73を一体連動状に連接する一方、左可
動ピン71を押し下げて、同ピンを左作動杆74のピン孔81
と左握り杆75の左係合孔82とに亘り係合させて、左作動
杆74と左握り杆75を一体連動状に連接することにより、
左右の握り杆73,75 を握り締めて、両係止突部77,78 で
止め輪両端を広げて軸の溝に嵌合状に取付けることがで
きる。そして、孔用止め輪の脱着時には、軸用止め輪の
脱着時とは反対に、左可動ピン71を押し上げて、同ピン
を左作動杆74のピン孔81と右握り杆73の左係合孔83とに
亘り係合させて、左作動杆74と右握り杆73を一体連動状
に連接する一方、右可動ピン70を押し下げて、同ピンを
右作動杆72のピン孔79と左握り杆75の右係合孔84とに亘
り係合させて、右作動杆72と左握り杆75を一体連動状に
連接することにより、左右の握り杆73,75 を握り締め
て、両係止突部77,78 で止め輪両端を近づけて孔の溝に
嵌合状に取付けることができ、一つの脱着具で軸用と孔
用の止め輪双方を脱着できるものである。
【0006】ところで、左右の係止突部は、軸用止め輪
を脱着させる場合では、前記した通り、互いに離れる方
向に曲った態勢になっていなければならず、そして、孔
用止め輪を脱着させる場合には、互いに接近する方向に
曲っている態勢を整えていなければならない。仮に、係
止突部の向きが適正に整えられていなければ、係止突部
から止め輪が外れて飛び危険である。
【0007】そのために、脱着する止め輪の種別(軸用
あるいは孔用)に応じて、左右の係止突部を軸線周りに
180 度回してセツトしなければならず、切り替えには、
係止突部を固定しているネジ85,86 を緩める、係止突部
を180 度回す、ネジ85,86 を締めて係止突部を再び固定
する、三通りの作業を左右の係止突部についてそれぞれ
行わなければならない。しかも、その上に、軸用と孔用
の両可動ピンを押し操作する作業があり、一つの脱着具
で軸用と孔用の止め輪双方を脱着できるものの、その切
り替え操作がかなり面倒で手間がかかるものである。
【0008】そこで出願人は前記した軸用および孔用の
止め輪の脱着具の問題点を解決したものとして、特願平
3-173575号(特開平6-47682 号)に軸用および孔用止め
輪の脱着具を提案している。この脱着具は、軸用と孔用
の両可動ピンと左右の係止突部を連動関係に構成したも
ので、係止突部を有する左右の先部を回転操作して軸用
にセットするのにともない両可動ピンが軸用に切り替わ
り、そして、左右の先部を逆回転操作して孔用にセット
するのにともない両可動ピンが孔用に切り替わる機構構
造のものである。したがって、左右の先部を回し操作す
る一つの作業により、同先部における両係止突部と左右
の握り杆を、孔用止め輪の脱着が可能な孔用と、軸用止
め輪の脱着が可能な軸用とに自在に変更してセットする
ことができ、前記脱着具の問題点であった軸用止め輪と
孔用止め輪の切り替えを一つの作業で行えない不都合が
解決されている。
【0009】このように有用な脱着具であるが、次の問
題を抱えている。すなわち、先部は、止め輪の大小に応
じて、係止突部が細い径のものと太い径のものを選択し
ており、また万が一、係止突部が破損した場合に備え
て、先部は回転軸に対して着脱可能に構成してある。こ
の先部の挿着に際しては、左右の先部はその係止突部の
向きが、ともに外向き(軸用)であるか、または内向き
(孔用)であるかを確認してセットしなければならない
が、一方の係止突部が外向きで、他方の係止突部が内向
きであっても挿着可能な接続構造であるため、係止突部
の向きを誤って挿着してしまう人為的ミスが発生し得
る。また、左右係止突部の向きは、ともに外向きまたは
内向きに整えることを知らなければ、同様の接続ミスが
発生する。この場合、前記した通り、係止突部の向きが
適正に整えられていないと、係止突部から止め輪が外れ
て飛び非常に危険である。
【0010】また、先部が接続する回転軸は、ガイド孔
から抜け出ないように抜止めされていないため、先部を
交換のために抜き出した状態で、回転軸がガイド孔から
抜け落ちてしまうことも起こり得る。この場合、本来の
先部の付け替え作業に加えて、回転軸をガイド孔に可動
ピンの歯部と噛み合うように挿入する余分な作業が生
じ、さらに、抜け落ちた回転軸を紛失する恐れさえ有
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、付け替えのため、先部を挿着するに際して、その係
止突部の向き関係を知らなくとも間違いなく挿着でき、
さらに、先部を抜き外している状態でも、回転軸が抜け
出ることがないように構造化することである。
【0012】
【課題を達成するための手段】本発明が前記の課題を達
成するために講じた手段は、左右一対の握り杆と、両握
り杆先部の軸支部を重合状に軸支する支軸と、左右握り
杆に亘り架設されて、握り杆元側を開いた状態に付勢す
るバネと、前記軸支部間に介在した元側杆部における途
中部を前記支軸と同軸心状に軸支されている左右一対の
作動杆と、右作動杆のピン孔に移動自在に保持されて、
前記両軸支部における右係合孔のいずれかに係合可能な
右可動ピンと、左作動杆のピン孔に移動自在に保持され
て、前記軸支部における左係合孔のいずれかに係合可
能な左可動ピンと、基端に接続部を有する軸部が左右の
作動杆のガイド孔にそれぞれ回転且つ抜き差し可能に挿
着されていて、先端に回転軸線に対して幾分弯曲状の係
止突部を有している左右一対の先部と、左右の作動杆の
ガイド孔内にそれぞれ回転可能に納められていて、左右
の先部の前記接続部と先端の被接続部が着脱可能に接続
して一体回転可能に連動し、且つ基端の歯車部が前記左
右の可動ピンにおける歯部とそれぞれ噛み合っている左
右の回転軸と、左右の作動杆のガイド孔内に臨み出てい
て、左右の回転軸の環状溝部に同回転軸の回転を妨げる
ことなく歯合して抜止めしている抜止め部材とからな
り、前記左右の先部の接続部と前記左右の回転軸の被接
続部との接続構造を、前記左右の係止突部がともに内側
または外側に向いた状態で、それぞれ着脱自在に接続可
能に接続軸線回りの接続角度が特定された雄雌態様に形
成してあり、左右の先部と左右の可動ピンとの連動関係
が、係止突部が内側に向けられた時に、右可動ピンがピ
ン孔内を移動して同ピン孔と左握り杆の右係合孔に亘り
係合する一方、左可動ピンがピン孔内を移動して同ピン
孔と右握り杆の左係合孔に亘り係合し、そして、係止突
部が外側に向けられた時に、右可動ピンがピン孔内を移
動して同ピン孔と右握り杆の右係合孔に亘り係合する一
方、左可動ピンがピン孔内を移動して同ピン孔と左握り
杆の左係合孔に亘り係合し得るように連繋したことを特
徴とする。
【0013】また本発明では、前記左右の回転軸の歯車
部にガイド孔脇のピン孔における左右の可動ピンのラッ
ク状歯部が噛み合い、且つ左右の可動ピン側面の係止凹
部に同係止凹部と対向状に形成してあるピン孔面の孔軸
線方向に沿う係止長溝内の転子が係止しており、左右の
可動ピンが回り止めおよび抜止めされていることを特徴
とする。
【0014】また本発明では、前記左右の作動杆のガイ
ド孔内に臨み出ていて、左右の先部における軸部の環状
溝に同先部の回転および着脱を妨げることなく弾性的に
係止しているストッパーを備えていることを特徴とする
【0015】本発明における左右の先部は係止突部が直
角状に延設されている態様を含み、また、係止突部が止
め輪のサイズすなわち小形用のものから中形用のものま
で数タイプを揃えて、止め輪の脱着状況や止め輪サイズ
に応じて適宜の先部と付け替えて交換可能にする。この
左右の先部は、例えばクロムバナジウム鋼などの鍛造成
型品である。
【0016】
【作用】左右の先部の接続部と左右の回転軸の被接続部
との接続構造を、左右の係止突部がともに内側または外
側に向いた状態で、それぞれ着脱自在に接続可能に接続
軸線回りの接続角度が特定された雄雌態様に形成してあ
るため、先部を挿着する時、回転軸の被接続部に対する
先部の接続部の接続軸線回りの接続角度が間違っていて
不適正である場合には、当然のことながら接続できず、
その接続軸線回りの接続角度が適正である場合のみ接続
することができる。
【0017】左右の作動杆のガイド孔内に臨み出てい
て、左右の回転軸の環状溝部に同回転軸の回転を妨げる
ことなく歯合している抜止め部材で、回転軸を抜止めし
ているため、付け替えのために先部を抜き外している状
態でも、ガイド孔から回転軸が抜け出ることがない。さ
らに、抜止め部材が回転軸を位置決めして働くため、回
転軸の歯車部と可動ピンの歯部との噛み合い状態を当初
の設定通りに維持することができる。
【0018】左右の回転軸の歯車部にガイド孔脇のピン
孔における左右の可動ピンのラック状歯部が噛み合い、
且つ左右の可動ピン側面の係止凹部に同係止凹部と対向
状に形成してあるピン孔面の孔軸線方向に沿う係止長溝
内の転子が係止しているため、左右の可動ピンは回り止
めおよび抜止めされ、回転軸の歯車部に対して可動ピン
の歯部を確実に噛み合わせて、円滑な噛み合い関係を維
持することができる。しかも、可動ピンを回り止めおよ
び抜止めしているのが転子であるため、可動ピンの移動
がスムーズであると共に、先部による軸用と孔用の切り
替えを円滑に行うことができる。さらに、回転軸と可動
ピンの連動関係を、回転軸の歯車部脇に可動ピンが位置
して、この可動ピン側面のラック状歯部と噛み合うよう
にしてあるため、可動ピンにおけるラック状歯部を成形
しやすく且つ製作面でも良好な噛み合いを得ることがで
きる。
【0019】左右の作動杆のガイド孔内に臨み出てい
て、左右の先部における軸部の環状溝に同先部の回転お
よび着脱を妨げることなく弾性的に係止しているストッ
パーを備えているため、先部の軸部はガイド孔内に抜止
めされて、回転軸との一体回転状の接続状態を維持する
ことができる。そして、付け替えによる強制的な先部の
抜き外しを妨げず、容易に付け替え可能である。
【0020】そして、軸用止め輪の脱着時には、左右の
先部を掴み孔用セット状態から180度回して、それらの
係止突部が互いに離れた方向に曲っている態勢に整え
る。それにともない、両先部の歯車部と噛合っている右
可動ピンおよび左可動ピンは互いに反対方向に移動させ
られて、右可動ピンは左握り杆の係合孔から外れて右作
動杆のピン孔と右握り杆の係合孔とに亘り係合し、左可
動ピンは右握り杆の係合孔から外れて左作動杆のピン孔
と左握り杆の係合孔とに亘り係合する。それにより、左
右の握り杆を握り締めて、両係止突部で軸用止め輪両端
を広げて、同止め輪を軸の溝に対して脱着自在である。
【0021】また、孔用止め輪の脱着時には、左右の先
部を掴み軸用セット状態から180 度回して、それらの係
止突部が互いに接近した方向に曲っている態勢に整え
る。それにともない、両先部の歯車部と噛合っている右
可動ピンおよび左可動ピンは軸用セット時とは反対の逆
方向に移動して、左可動ピンは左握り杆の係合孔から外
れて左作動杆のピン孔と右握り杆の係合孔とに亘り係合
し、右可動ピンは右握り杆の係合孔から外れて右作動杆
のピン孔と左握り杆の係合孔とに亘り係合する。これに
より、左右の握り杆を握り締めて、両係止突部で孔用止
め輪両端を近づけさせて、同止め輪を孔の溝に対して脱
着自在である。
【0022】
【実施例】図1〜7には本発明の脱着具の一実施例を例
示しており、この脱着具1は、右握り杆2と左握り杆3
の重合状の軸支部2a,3a を、同両軸支部先側の軸孔4,
5に亘り通した支軸6で軸支しており、この左右の握り
杆2,3における対向状の突起部7,8間にはコイルス
プリング状のバネ9を架設して、バネ9の弾発力によっ
て左右の握り杆2,3が支軸6を支点として開かれてい
るようにする。
【0023】重合状の軸支部2a,3a 間には右作動杆10の
元側杆部10a と左作動杆11の元側杆部11a が略並列状に
介在していて、この左右の元側杆部10a,11a における対
向面側の半円弧状軸部12,13 は軸孔4,5に遊嵌して、
軸部12,13 の間に形成された軸孔部14に支軸6が貫通し
ており、左右の作動杆10,11 は支軸6を支点として先側
杆部10b,11b が平行した状態と略V状に開いた状態との
間を揺動して開閉自在にしている。
【0024】また、軸支部2aには軸孔4を頂点とする三
角形の二隅に右係合孔15と左係合孔16を、軸支部3aにも
同様に、軸孔5を頂点とする三角形の二隅に右係合孔17
と左係合孔18を形成していて、この右係合孔15,17 のい
ずれかに右の元側杆部10a のピン孔19に保持された右可
動ピン20が軸線方向に移動して係脱自在に、また、左係
合孔16,18 のいずれかに左の元側杆部11a のピン孔21に
保持された左可動ピン22が軸線方向に移動して係脱自在
にしてある。
【0025】右作動杆10にはピン孔19脇を通って先端ま
で貫通するガイド孔23が穿けられていて、このガイド孔
23内には右回転軸24を納めている。右回転軸24の元側端
の歯車部25はピン孔19内に臨み出て、右可動ピン20のラ
ック状歯部26と噛み合っており、右回転軸24の回転に追
従して右可動ピン20がピン孔19に沿い移動するようにし
ている。また、ガイド孔23には右先部27における軸部28
が着脱且つ回転可能に挿入されていて、同軸部28端の係
合溝29に右回転軸24の先側の係合突部30が一体回転可能
に係合している。
【0026】同様に、左作動杆11のガイド孔31内には左
回転軸32を納めて、左回転軸32の元側端の歯車部33を左
可動ピン22のラック状歯部34と噛み合せ、また、ガイド
孔31には左先部35における軸部36を挿入していて、同軸
部36端の係合溝37に左回転軸32の先側の係合突部38を一
体回転可能に係合させている。
【0027】この右先部27の係合溝29と右側の右回転軸
24の係合突部30との接続関係、そして左先部35の係合溝
37と右側の左回転軸32の係合突部38との接続関係は、先
部27,35 における後で説明する左右の係止突部39,40 が
ともに内側または外側に向いた状態で、それぞれ着脱自
在に接続可能に接続軸線回りの接続角度が特定された雄
雌態様に形成してある。そのため、係合突部30を径断面
略台形状の雄型に成形する一方、係合溝29を係合突部30
が係合可能な径断面略台形状の雌型に成形し、同様に、
係合突部38を径断面略台形状の雄型に成形する一方、係
合溝37を係合突部38が係合可能な径断面略台形状の雌型
に成形してあり、先部27,35 を付け替えする際に、左右
の係止突部39,40 がともに内側または外側に向いて一致
した状態に、確実且つ正確に挿着・接続可能にしてあ
る。
【0028】右先部27は先端に係止突部39を軸線に対し
て幾分弯曲した態様に形成しており、この右先部27は18
0 度回し操作して、係止突部39が外側に向いて曲がった
状態の外向きと、内側に向いて曲がった状態の内向きと
に変更可能にしている。同様に、左先部35は先端に係止
突部40を形成しており、この左先部35は180 度回し操作
して、係止突部40が外側に向いた状態と内側に向いた状
態とに変更可能にしている。
【0029】右先部27と右可動ピン20との連動関係は、
右先部27を右周りあるいは左周りに180 度回して、係止
突部39を外向きから内向きに変えるのにともない、右先
部27と一体連動状の歯車部25が同じく180 度回転し且つ
右可動ピン20が従動してピン孔19内を移動して同ピン孔
19と右係合孔17に亘り係合するようにしてあり、右作動
杆10を通じて右先部27と左握り杆3を一体連動状に連結
自在にしてある。また、右先部27を右周りあるいは左周
りに180 度回して、係止突部39を内向きから外向きに変
えるのにともない、右先部27と一体連動状の歯車部25が
同じく180 度回転し且つ右可動ピン20が従動してピン孔
19内を移動して同ピン孔19と右係合孔15に亘り係合する
ようにしてあり、右作動杆10を通じて右先部27と右握り
杆2を一体連動状に連結自在にしてある。
【0030】同様に、左先部35と左可動ピン22との連動
関係は、左先部35を右周りあるいは左周りに180 度回し
て、係止突部40を外向きから内向きに変えるのにともな
い、左先部35と一体連動状の歯車部33が同じく180 度回
転し且つ左可動ピン22が従動してピン孔21内を移動して
同ピン孔21と左係合孔16に亘り係合するようにしてあ
り、左作動杆11を通じて左先部35と右握り杆2を一体連
動状に連結自在にしてある。また、左先部35を右周りあ
るいは左周りに180 度回して、係止突部40を内向きから
外向きに変えるのにともない、左先部35と一体連動状の
歯車部33が同じく180 度回転し且つ左可動ピン22が従動
してピン孔21内を移動して同ピン孔21と左係合孔18に亘
り係合するようにしてあり、左作動杆11を通じて左先部
35と左握り杆3を一体連動状に連結自在にしてある。
【0031】右回転軸24の環状溝部44にはボール状の抜
止め部材45が同回転軸24の回転を妨げることなく歯合し
ている。この抜止め部材45は、右作動杆10の螺子孔部46
からガイド孔23内に臨み出ていて、且つ螺子孔部46に螺
合している螺子47で押えられて環状溝部44と歯合状に保
持されており、右回転軸24をガイド孔23から抜け出ない
ように抜止めしていると共に、ガイド孔23内における右
回転軸24の位置を決めて、歯車部25と右可動ピン20の歯
部26との噛み合い関係を維持している。
【0032】同様に、左回転軸32の環状溝部48にはボー
ル状の抜止め部材49が同回転軸32の回転を妨げることな
く歯合している。この抜止め部材49は、左作動杆11の螺
子孔部50からガイド孔31内に臨み出ていて、且つ螺子孔
部50に螺合している螺子51で押えられて環状溝部48と歯
合状に保持されており、左回転軸32をガイド孔31から抜
け出ないように抜止めしていると共に、ガイド孔31内に
おける左回転軸32の位置を決めて、歯車部33と左可動ピ
ン22の歯部34との噛み合い関係を維持している。
【0033】右可動ピン20側面の係止凹部52には、この
係止凹部52と対向状に形成してあるピン孔19面の孔軸線
方向に沿う係止長溝53内の転子54が係止しており、この
転子54は係止凹部52に保持された状態で、右可動ピン20
が移動するのにともない係止長溝53に沿って転動可能で
あると共に、右係合孔15または右係合孔17の孔縁に当た
って阻止されるまで転動し、右可動ピン20の軸線方向の
移動を妨げることなく、右可動ピン20を回り止めおよび
抜止めして、歯車部25に対する歯部26の噛み合い関係を
維持している。
【0034】同様に、左可動ピン22側面の係止凹部55に
は、この係止凹部55と対向状に形成してあるピン孔21面
の孔軸線方向に沿う係止長溝56内の転子57が係止してお
り、この転子57は係止凹部55に保持された状態で、左可
動ピン22が移動するのにともない係止長溝56に沿って転
動可能であると共に、左係合孔16または左係合孔18の孔
縁に当たって阻止されるまで転動し、左可動ピン22の軸
線方向の移動を妨げることなく、左可動ピン22を回り止
めおよび抜止めして、歯車部33に対する歯部34の噛み合
い関係を維持している。
【0035】右先部27における軸部28の軸面に設けられ
た環状溝58には右作動杆10側のボール状ストッパー59
が、螺子47で固定してある板状バネ60に押されて噛んで
いて、右先部27を意図して抜き外さない限り、抜けなく
すると共に、先部27,35 と回転軸24,32 との接続関係を
保持している。また、環状溝58には係止突部39の弯曲方
向側の溝部分および相対位置の溝部分に係合窪部61がそ
れぞれ設けられていて、いずれかの係合窪部61にストッ
パー59が噛んだ際に、係止突部39は外側に向いた状態あ
るいは内側に向いた状態にそれぞれロックされるように
してある。そして、係止突部39は弯曲状の内側面に沿い
細溝62を形成していて、止め輪の脱着時に係止突部39が
止め輪の係止孔から外れないようにスベリ止めしてあ
る。
【0036】同様に、左先部35における軸部36の環状溝
63にはストッパー64が、螺子51で固定してある板状バネ
65に押されて噛んでいて、左先部35を意図して抜き外さ
ない限り、抜けなくすると共に、先部35と左回転軸32と
の接続関係を保持している。また、環状溝63におけるい
ずれかの係合窪部66にストッパー64が噛んだ際に、係止
突部40は外側に向いた状態あるいは内側に向いた状態に
それぞれロックされるようにしてある。係止突部40は弯
曲状の内側面に沿い細溝67を形成している。
【0037】図1乃至図5には脱着具1を軸用にセット
した状態を示しており、右先部27および左先部35の両係
止突部39,40 は互いに外側に向き、右先部27と一体連動
状の右可動ピン20は右作動杆10におけるピン孔19と右握
り杆2の右係合孔15とに亘り係合し、右先部27と右握り
杆2は右作動杆10を通じて一体に連結している。そし
て、左先部35と一体連動状の左可動ピン22は左作動杆11
におけるピン孔21と左握り杆3の左係合孔18に亘り係合
し、左先部35と左握り杆3は左作動杆11を通じて一体に
連結している。これにより、左右の握り杆2,3を握
り、両係止突部39,40 を軸用止め輪100 の孔101 にそれ
ぞれ差し込み、止め輪両端を広げて軸における溝に対し
て脱着し得る。(図10参照)
【0038】図6乃至図8には脱着具1を孔用にセット
した状態を示しており、右先部27および左先部35の両係
止突部39,40 は互いに内側に向き合い、右先部27と一体
連動状の右可動ピン20は右作動杆10におけるピン孔19と
左握り杆3の右係合孔17とに亘り係合し、右先部27と左
握り杆3は右作動杆10を通じて一体に連結している。そ
して、左先部35と一体連動状の左可動ピン22は左作動杆
11におけるピン孔21と右握り杆2の左係合孔16に亘り係
合し、左先部35と右握り杆2は左作動杆11を通じて一体
に連結している。これにより、左右の握り杆2,3を握
り、両係止突部39,40 を孔用止め輪110 の孔111 にそれ
ぞれ差し込み、止め輪両端を狭めて、対象物の孔におけ
る溝に対して脱着し得る。(図11参照)
【0039】図9には脱着具1を軸用または孔用に切り
替え可能にした状態を示しており、左右の握り杆2,3
を締めて、ピン孔19と左右握り杆2,3の右係合孔15,1
7 を、ピン孔21と左右握り杆2,3の左係合孔16,18
を、それぞれ上下に一致させて、左右の先部27,35 によ
る左右可動ピン20,22 の移動、そして切り替えを可能に
してある。
【0040】これにより、左右の先部27,35 を回し操作
して、両係止突部39,40 が互いに内側に向き合った状態
の孔用に変えれば、右作動杆10および左作動杆11を介し
た左右の先部27,35 と握り杆2,3との連動関係も孔用
に自動的にセットされて整えられる。そして、左右の先
部27,35 を回し操作して、両係止突部39,40 が互いに外
側に向いた状態の軸用に変えれば、右作動杆10および左
作動杆11を介した左右の先部27,35 と握り杆2,3との
連動関係も軸用に自動的にセットされて整えられる。
【0041】また、図示していないが、左右の先部27,3
5 における各係止突部39,40 は、左右の先部27,35 を軸
または孔の軸線と直角に向けた状態で止め輪の脱着を行
えるような態様、例えば先部の軸線に対して直角状の態
様に形成すれば、脱着状況に応じて付け替えて用いるこ
とができる。
【0042】
【発明の効果】
A.請求項1により、左右の先部の接続部と左右の回転
軸の被接続部との接続構造を、左右の係止突部がともに
内側または外側に向いた状態で、それぞれ着脱自在に接
続可能に接続軸線回りの接続角度が特定された雄雌態様
に形成してあるため、先部を挿着する時、回転軸の被接
続部に対する先部の接続部の接続軸線回りの接続角度が
間違っていて不適正である場合には、当然のことながら
接続できず、その接続軸線回りの接続角度が適正である
場合のみ接続することができる。したがって、係止突部
の向き関係を知らなくとも、間違いなく適正な接続関係
に挿着でき、人為的な接続ミスを解消することができる
と共に、この接続ミスによる止め輪が係止突部から外れ
て飛んでしまうような危険な事態を未然に阻止すること
ができる。
【0043】B.同項により、左右の作動杆のガイド孔
内に臨み出ていて、左右の回転軸の環状溝部に同回転軸
の回転を妨げることなく歯合している抜止め部材で、回
転軸を抜止めしているため、付け替えのために先部を抜
き外している状態でも、ガイド孔から回転軸が抜け出る
ことがない。さらに、抜止め部材が回転軸を位置決めし
て働くため、回転軸の歯車部と可動ピンの歯部との噛み
合い状態を当初の設定通りに維持することができる。し
たがって、先部の付け替え作業を、回転軸の抜け落ちや
紛失の心配なく、何人でも迅速且つ容易に行うことがで
きると共に、可動ピンの歯部に対して回転軸の歯車部を
確実に噛み合わせることができる。
【0044】C.同項により、左右の先部を回して、両
係止突部が互いに内側に向き合った状態の孔用か、両係
止突部が互いに外側に向いた状態の軸用に変えるだけの
操作によって、右作動杆および左作動杆を介した左右の
先部と握り杆との連動関係を自動的に孔用、軸用にセッ
トすることができる。そして、孔用あるいは軸用に一つ
の作業で簡単に変更でき、取扱いが容易であると共に両
係止突部と左右の握り杆との連動関係に不都合をきたす
ことがないので、何人でも自在に使える工具として有用
である。また、左右の先部を、止め輪の脱着状況や止め
輪サイズに応じて、適宜の先部と付け替えて交換できる
ため、脱着する止め輪に最適の係止突部を持つ先部を選
択して、適確且つ迅速に止め輪を脱着することができ
る。
【0045】D.請求項2により、左右の回転軸の歯車
部にガイド孔脇のピン孔における左右の可動ピンのラッ
ク状歯部が噛み合い、且つ左右の可動ピン側面の係止凹
部に同係止凹部と対向状に形成してあるピン孔面の孔軸
線方向に沿う係止長溝内の転子が係止しているため、左
右の可動ピンは回り止めおよび抜止めされ、回転軸の歯
車部に対して可動ピンの歯部を確実に噛み合わせて、円
滑な噛み合い関係を維持することができる。しかも、可
動ピンを回り止めおよび抜止めしているのが転子である
ため、可動ピンの移動がスムーズであると共に、先部に
よる軸用と孔用の切り替えを円滑に行うことができる。
さらに、回転軸と可動ピンの連動関係を、回転軸の歯車
部脇に可動ピンが位置して、この可動ピン側面のラック
状歯部と噛み合うようにしてあるため、可動ピンにおけ
るラック状歯部を成形しやすく且つ製作面でも良好な噛
み合いを得ることができる。
【0046】E.請求項3により、左右の作動杆のガイ
ド孔内に臨み出ていて、左右の先部における軸部の環状
溝に同先部の回転および着脱を妨げることなく弾性的に
係止しているストッパーを備えているため、先部の軸部
はガイド孔内に抜止めされて、回転軸との一体回転状の
接続状態を維持することができる。そして、付け替えに
よる強制的な先部の抜き外しを妨げず、容易に付け替え
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の軸用および孔用止め輪の脱着具の一
実施例を示す平面図で、軸用にセットした状態を示す。
【図2】 部分拡大平面図で一部断面して示す。
【図3】 図1の(3)-(3) 線に沿える拡大縦断面図。
【図4】 先部と回転軸の接続関係を示す部分拡大斜視
図。
【図5】 図1の(5)-(5) 線に沿える拡大縦断面図。
【図6】 脱着具を孔用にセットした状態の部分平面
図。
【図7】 部分拡大平面図で一部断面して示す。
【図8】 図7の(8)-(8) 線に沿える拡大縦断面図。
【図9】 左右の先部を回し操作して、孔用または軸用
に変更可能にした状態を示す拡大縦断面図。
【図10】 軸用止め輪と同止め輪用にセットした先部を
示す部分平面図。
【図11】 孔用止め輪と同止め輪用にセットした先部を
示す部分平面図。
【図12】 従来の脱着具を示す平面図。
【図13】 図12の(13)-(13) 線に沿える拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 脱着具 2 右握り杆 2a 右握り杆の軸支部 4 右握り杆の軸孔 7 右握り杆の突起 15 右握り杆の右係合
孔 16 右握り杆の左係合孔 3 左握り杆 5 左握り杆の軸孔 3a 左握り杆の軸支部 8 左握り杆の突起 17 左握り杆の右係合
孔 18 左握り杆の左係合孔 6 支軸 10 右作動杆 10a 右作動杆の元側
杆部 12 右作動杆の軸部 19 右作動杆のピン孔 23 右作動杆のガイド孔 45 右作動杆の抜止め
部材 46 右作動杆の螺子孔部 47 右作動杆の螺子 53 右作動杆の係止長溝 11 左作動杆 11a 左作動杆の元側杆部 13 左作動杆の軸部 21 左作動杆のピン孔 31 左作動杆のガイド
孔 49 左作動杆の抜止め部材 50 左作動杆の螺子孔
部 51 左作動杆の螺子 56 左作動杆の係止長
溝 14 左右作動杆の軸孔部 20 右可動ピン 26 右可動ピンのラック状歯部 52 右可動ピンの係止凹部 54 右可動ピンの転子 22 左可動ピン 34 左可動ピンのラッ
ク状歯部 55 左可動ピンの係止凹部 57 左可動ピンの転子 24 右回転軸 25 右回転軸の歯車部 30 右回転軸の係合突部(被接続部) 32 左回転軸 33 左回転軸の歯車部 38 左回転軸の係合突部(被接続部) 44 右回転軸の環状溝部 27 右先部 28 右先部の軸部 29 右先部の係合溝
(接続部) 39 右先部の係止突部 58 右先部の環状溝 61 右先部の係合窪部 62 右先部の細溝 35 左先部 36 左先部の軸部 37 左先部の係合溝(接続部) 40 左先部の係止突部 63 左先部の環状溝 66 左先部の係合窪部 67 左先部の細溝 59,64 ストッパー 9,60,65 バネ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対の握り杆と、 両握り杆先部の軸支部を重合状に軸支する支軸と、 左右握り杆に亘り架設されて、握り杆元側を開いた状態
    に付勢するバネと、 前記軸支部間に介在した元側杆部における途中部を前記
    支軸と同軸心状に軸支されている左右一対の作動杆と、 右作動杆のピン孔に移動自在に保持されて、前記両軸支
    部における右係合孔のいずれかに係合可能な右可動ピン
    と、 左作動杆のピン孔に移動自在に保持されて、前記軸支
    部における左係合孔のいずれかに係合可能な左可動ピン
    と、 基端に接続部を有する軸部が左右の作動杆のガイド孔に
    それぞれ回転且つ抜き差し可能に挿着されていて、先端
    に回転軸線に対して幾分弯曲状の係止突部を有している
    左右一対の先部と、 左右の作動杆のガイド孔内にそれぞれ回転可能に納めら
    れていて、左右の先部の前記接続部と先端の被接続部が
    着脱可能に接続して一体回転可能に連動し、且つ基端の
    歯車部が前記左右の可動ピンにおける歯部とそれぞれ噛
    み合っている左右の回転軸と、 左右の作動杆のガイド孔内に臨み出ていて、左右の回転
    軸の環状溝部に同回転軸の回転を妨げることなく歯合し
    て抜止めしている抜止め部材とからなり、 前記左右の先部の接続部と前記左右の回転軸の被接続部
    との接続構造を、前記左右の係止突部がともに内側また
    は外側に向いた状態で、それぞれ着脱自在に接続可能に
    接続軸線回りの接続角度が特定された雄雌態様に形成し
    てあり、 左右の先部と左右の可動ピンとの連動関係が、係止突部
    が内側に向けられた時に、右可動ピンがピン孔内を移動
    して同ピン孔と左握り杆の右係合孔に亘り係合する一
    方、左可動ピンがピン孔内を移動して同ピン孔と右握り
    杆の左係合孔に亘り係合し、 そして、係止突部が外側に向けられた時に、右可動ピン
    がピン孔内を移動して同ピン孔と右握り杆の右係合孔に
    亘り係合する一方、左可動ピンがピン孔内を移動して同
    ピン孔と左握り杆の左係合孔に亘り係合し得るように連
    繋した ことを特徴とする軸用および孔用止め輪の脱着具。
  2. 【請求項2】 前記左右の回転軸の歯車部にはガイド孔
    脇のピン孔における左右の可動ピンのラック状歯部が噛
    み合い、且つ左右の可動ピン側面の係止凹部には同係止
    凹部と対向状に形成してあるピン孔面の孔軸線方向に沿
    う係止長溝内の転子が同可動ピンの軸線方向の移動を妨
    げることなく係止しており、左右の可動ピンが回り止め
    および抜止めされていることを特徴とする請求項1記載
    の軸用および孔用止め輪の脱着具。
  3. 【請求項3】 前記左右の作動杆のガイド孔内に臨み出
    ていて、左右の先部における軸部の環状溝に同先部の回
    転および着脱を妨げることなく弾性的に係止しているス
    トッパーを備えていることを特徴とする請求項1または
    2記載の軸用および孔用止め輪の脱着具。
JP6249293A 1994-10-14 1994-10-14 軸用および孔用止め輪の脱着具 Expired - Fee Related JP2609072B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6249293A JP2609072B2 (ja) 1994-10-14 1994-10-14 軸用および孔用止め輪の脱着具
US08/391,030 US5542167A (en) 1994-10-14 1995-02-21 Device for attaching/detaching shaft snap ring and hole snap ring

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6249293A JP2609072B2 (ja) 1994-10-14 1994-10-14 軸用および孔用止め輪の脱着具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08112778A JPH08112778A (ja) 1996-05-07
JP2609072B2 true JP2609072B2 (ja) 1997-05-14

Family

ID=17190823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6249293A Expired - Fee Related JP2609072B2 (ja) 1994-10-14 1994-10-14 軸用および孔用止め輪の脱着具

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5542167A (ja)
JP (1) JP2609072B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527364A (ja) * 2005-06-20 2009-07-30 エー アンド イー インコーポレーテッド 切り替え可能な止め輪用プライヤのスライド式切り替え機構
WO2015009755A1 (en) * 2013-07-16 2015-01-22 Ford Scott K Gripper tool with multi-function attachments

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE29805608U1 (de) 1998-03-27 1998-05-28 Kraus, Friedrich A., 35083 Wetter Zange
US6347565B2 (en) 1999-01-11 2002-02-19 Hand Held Design Corporation Multi-drive specialty tool
US6257105B1 (en) * 1999-12-20 2001-07-10 Shuh-Sen Lin Reversible jaw snap ring pliers
AU2001251299A1 (en) * 2000-04-05 2001-10-23 Stride Tool Inc. Universal retaining ring plier tool
US6477925B2 (en) * 2001-02-28 2002-11-12 Yi Jin Technology Co., Ltd. Pliers
US7007357B2 (en) 2001-06-07 2006-03-07 Iwata Denko Co., Ltd. Removal and installation device for external and internal snap rings
US6983677B1 (en) * 2004-04-05 2006-01-10 A&E Incorporated Switching mechanism for convertible retaining ring pliers
IE20040399A1 (en) * 2004-06-14 2005-12-14 Seamus Duffy Parallel jaw locking snap ring pliers
ES2265242B1 (es) * 2004-10-28 2008-03-01 Herramientas Eurotools, S.A. Espiga de punta de herramientas manuales.
EP1652623A3 (en) * 2004-10-28 2006-09-13 Herramientas Eurotools, S.A. Pins at the tips of a manual tool
US9764453B1 (en) 2016-03-16 2017-09-19 Temper Axle Products Corporation Systems and methods for preloading a bearing
USD789169S1 (en) * 2016-03-16 2017-06-13 Temper Axle Products Corporation Retaining ring pliers
US7055413B1 (en) * 2005-03-08 2006-06-06 Tien-Shui Wang Pair of pliers for snap rings
JP4909794B2 (ja) * 2006-04-20 2012-04-04 株式会社活充企画 擁壁構造用連結具、係合工具、擁壁構造、および擁壁の構築方法
US20080041197A1 (en) * 2006-08-21 2008-02-21 Janet Lynn Lalond Mechanically leveraged key ring opener
US7448301B1 (en) * 2007-05-03 2008-11-11 Cronin John A Snap ring pliers
DE102007033189A1 (de) * 2007-07-17 2009-01-22 Wiha Werkzeuge Gmbh Ringzange
DE202009016285U1 (de) * 2009-12-01 2010-03-18 Hazet-Werk Hermann Zerver Gmbh & Co. Kg Zange
US8650791B2 (en) * 2010-01-15 2014-02-18 The Otis Patent Trust Multi-purpose tool
US9180556B2 (en) * 2013-03-14 2015-11-10 Poul Chang Metal Industry Co., Ltd Auxiliary clamping system for welding operation
CN103722504A (zh) * 2013-11-26 2014-04-16 南通威明精工机械有限公司 一种钳子
US20150290778A1 (en) * 2014-02-25 2015-10-15 Todd Joseph Burns Expanding Grips
WO2015152979A1 (en) 2014-04-02 2015-10-08 Gyrus Acmi, Inc., D.B.A. Olympus Surgical Technologies America Surgical device having changeable elements
USD885154S1 (en) 2015-05-11 2020-05-26 Todd Joseph Burns Multifunctional tool with interchangeable head
EP3426438A2 (en) * 2016-03-07 2019-01-16 Nigel Alexander Buchanan Hand operated gripping tool with removable jaw
US10137563B1 (en) * 2016-04-12 2018-11-27 Darla Moore Jewelers' interchangeable tool head set
US9850943B1 (en) 2017-04-07 2017-12-26 Temper Axle Products Corporation Systems and methods for preloading a bearing and aligning a lock nut
US10107331B1 (en) 2017-04-07 2018-10-23 Temper Axle Products Corporation Systems and methods for preloading a bearing and aligning a lock nut
US10100872B1 (en) 2017-04-07 2018-10-16 Templer Axle Products Corporation Systems and methods for preloading a bearing and aligning a lock nut
US10974544B2 (en) 2017-04-07 2021-04-13 Temper Axle Products Corporation Systems and methods for preloading a bearing and aligning a lock nut
US10982706B2 (en) 2017-08-08 2021-04-20 Temper Axle Products Corporation Lock nut with adjustable retaining ring
US10107324B1 (en) 2017-08-08 2018-10-23 Temper Axle Products Corporation Lock nut with offset retaining ring
CN107791211B (zh) * 2017-12-01 2019-09-03 平湖市飞天人图文设计有限公司 一种轴的卡簧装卸工具
US10792073B2 (en) * 2017-12-29 2020-10-06 Lawrence D Eisen Skin care apparatus
JP6971194B2 (ja) * 2018-05-16 2021-11-24 株式会社クボタ 内面接合管継手の接合用拡開装置、アタッチメントおよび管の接合方法
US10968945B2 (en) 2018-07-02 2021-04-06 Temper Axle Products Corporation Lock nut with rotatably alignable retaining ring
CN114029895A (zh) * 2021-10-18 2022-02-11 广州飞机维修工程有限公司 一种飞机引气管道阀门卡簧安装工具
US20230286122A1 (en) * 2022-03-10 2023-09-14 A & E Incorporated Switchable pliers and method for use

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1617354A (en) * 1925-02-19 1927-02-15 De Elbert A Reynolds Electric-welding tool
US2614894A (en) * 1949-11-14 1952-10-21 Enes H Brock Pivot for plier type tools
US3044081A (en) * 1959-10-26 1962-07-17 Jr Jewell Robinson Pliers
US3040420A (en) * 1960-01-12 1962-06-26 K D Mfg Co Snap ring pliers
US3383963A (en) * 1967-03-03 1968-05-21 Wallace R. Vondrachek Pivoted gripping tool having removable swivelly mounted jaws
US4280265A (en) * 1979-09-10 1981-07-28 Murphy James W Pliers
US4476750A (en) * 1983-06-07 1984-10-16 Murphy James W Latching mechanism

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527364A (ja) * 2005-06-20 2009-07-30 エー アンド イー インコーポレーテッド 切り替え可能な止め輪用プライヤのスライド式切り替え機構
WO2015009755A1 (en) * 2013-07-16 2015-01-22 Ford Scott K Gripper tool with multi-function attachments

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08112778A (ja) 1996-05-07
US5542167A (en) 1996-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2609072B2 (ja) 軸用および孔用止め輪の脱着具
US5697266A (en) Line fitting orientation guide for a fitting manipulating tool including a split socket and combination thereof
US4823792A (en) Gripping device and locking mechanism for use therewith
AU2008201152A1 (en) Wrench
JP3290713B2 (ja) 損失運動逆転装置付きラチェットレンチ
USRE43908E1 (en) Dual handle safety folding knife
JP2925009B2 (ja) 軸用および孔用止め輪の脱着具
US4631990A (en) Open-ended ratchet wrench
US6055888A (en) Analog position ratchet mechanism
TWI768444B (zh) 活動接頭鎖定按鈕
JPH0435097Y2 (ja)
JP3590399B2 (ja) 軸用および孔用止め輪の脱着具
JPH0516986B2 (ja)
US5218891A (en) Double-ended reversible box wrench with 71/2 degree swing clearance
WO2010002239A1 (en) Improvement to adjustable ratchet wrench or spanner
JP3385113B2 (ja) 乳母車の握り棒
JPH11254338A (ja) 螺子回し工具
JPH0749186B2 (ja) 軸用および孔用止め輪の脱着具
JP2008213076A (ja) ラチエットレンチ
JPH08138Y2 (ja) ターンバックル用レンチ
JP2002307317A (ja) 先端回転型ペンチ
WO2023002209A2 (en) Ratcheting 3 jaw wrench
CA2337765A1 (en) Tool with self-locking grip, interchangeable head-pieces and clamp for fastening to the work bench
JPH07186057A (ja) スパナ
JPS6244379A (ja) 保持リング工具

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090213

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100213

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110213

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees