JP6971194B2 - 内面接合管継手の接合用拡開装置、アタッチメントおよび管の接合方法 - Google Patents
内面接合管継手の接合用拡開装置、アタッチメントおよび管の接合方法 Download PDFInfo
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Description
受口内面と挿口外面との間であってシール部材圧接面へ向けて受口奥側から環状のシール部材を収納し、
シール部材と受口の奥端面との間に押圧部材をセットし、
押圧部材と受口の奥端面との間隔を拡開させることでシール部材を圧縮し、
上記間隔が所定間隔に達したなら、シール部材の圧縮状態を維持可能なように上記間隔を保つスペーサを押圧部材と受口の奥端面との間に挿入し、
拡開力を解除して管の接合作業を終了する内面接合管継手の接合方法の実施のために用いられ、押圧部材と受口の奥端面との間隔を拡開させるための拡開装置であって、
拡開治具と、拡開治具に着脱自在なアタッチメントとを有し、
拡開治具は、押圧部材の受口奥側の面に係合可能な一方の係合部と、受口の奥端面に係合可能な他方の係合部とを有し、
一方の係合部と他方の係合部とは管軸方向において接近離間自在であり、
アタッチメントは、管軸方向において一方の係合部よりも受口開口端側の位置で押圧部材の受口奥側の面に当接する当接部および他方の係合部よりも受口奥側の位置で受口の奥端面に当接する当接部の少なくともいずれかの当接部を有しているものである。
当接部は管軸方向において一方の係合部よりも受口開口端側の位置で押圧部材の受口奥側の面に当接するものである。
アタッチメントは第1および第2の爪の両者に架け渡されて着脱自在であり、
当接部は管軸方向において第1および第2の爪よりも受口開口端側の位置で押圧部材の受口奥側の面に当接するものである。
当接部は管軸方向において他方の係合部よりも受口奥側の位置で受口の奥端面に当接するものである。
アタッチメントは第1および第2の爪の両者に架け渡されて着脱自在であり、
当接部は管軸方向において第1および第2の爪よりも受口奥側の位置で受口の奥端面に当接するものである。
一方の係合部を挿脱可能な挿入部が備えられているものである。
他方の係合部を挿脱可能な挿入部が備えられているものである。
一方の管の受口に他方の管の挿口を挿入し、
受口奥側から受口内面と挿口外面との間にシール部材を収納し、
押圧部材をシール部材と受口の奥端面との間にセットし、
アタッチメントを取り外した拡開治具の一方の係合部を押圧部材の受口奥側の面に係合させるとともに、他方の係合部を受口の奥端面に係合させ、
管軸方向における一方の係合部と他方の係合部との間隔を拡大することにより、押圧部材と受口の奥端面との間隔を拡開させることでシール部材を圧縮し、
管軸方向における一方の係合部と他方の係合部との間隔を縮小して、一方の係合部を押圧部材の受口奥側の面から離脱させるとともに、他方の係合部を受口の奥端面から離脱させ、
アタッチメントと共に一方の係合部と他方の係合部とを、押圧部材の受口奥側の面と受口の奥端面との間に挿入し、
アタッチメントが取り付けられた拡開治具の管軸方向における一方の係合部と他方の係合部との間隔を拡大することにより、押圧部材と受口の奥端面との間隔をさらに拡開させることでシール部材をさらに圧縮し、
上記間隔が所定間隔に達したなら、スペーサを押圧部材と受口の奥端面との間に挿入し、
管軸方向における一方の係合部と他方の係合部との間隔を縮小して、アタッチメントと共に一方の係合部と他方の係合部とを、押圧部材の受口奥側の面と受口の奥端面とから離脱させて、拡開治具の拡開力を解除するものである。
第1の実施の形態では、水道管路の配管方法として、シールド内配管を行ったり、推進工法を採用したりする手法が用いられている。このようなシールド内配管や推進工法に用いることができるダクタイル鉄管の管継手として、例えば図1に示した離脱防止機能を有する内面接合管継手1の構造を以下に説明する。
先述した第1の実施の形態では、図24に示すように、一方の係合部として第1および第2の爪66,67を押輪29の受口奥側の面42に係合するとともに、他方の係合部として第3の爪68を受口3の奥端面19に係合している。また、図26に示すように、アタッチメント62の当接面89を第1および第2の爪66,67(一方の係合部の一例)よりも受口開口端10側の位置で押輪29の受口奥側の面42に当接させている。
2 一方の管
3 受口
4 他方の管
5 挿口
7 管軸方向
19 奥端面
20 シール部材圧接面
26 シール部材
29 押輪(押圧部材)
30 スペーサ
31 所定間隔
38 管周方向
42 受口奥側の面
60 拡開装置
61 拡開治具
62 アタッチメント
63 ピストンシリンダ装置(駆動部)
66 第1の爪(一方の係合部)
67 第2の爪(一方の係合部)
68 第3の爪(他方の係合部)
87a,87b 挿入部
89 当接面(当接部)
A 第1および第2の爪と第3の爪との間隔
B 押輪と受口の奥端面との間隔
Claims (10)
- 一方の管の端部に形成され、開口部内面が開口側へ向けてテーパ状に縮径したシール部材圧接面を有する受口に、他方の管の端部に形成された挿口を挿入し、
受口内面と挿口外面との間であってシール部材圧接面へ向けて受口奥側から環状のシール部材を収納し、
シール部材と受口の奥端面との間に押圧部材をセットし、
押圧部材と受口の奥端面との間隔を拡開させることでシール部材を圧縮し、
上記間隔が所定間隔に達したなら、シール部材の圧縮状態を維持可能なように上記間隔を保つスペーサを押圧部材と受口の奥端面との間に挿入し、
拡開力を解除して管の接合作業を終了する内面接合管継手の接合方法の実施のために用いられ、押圧部材と受口の奥端面との間隔を拡開させるための拡開装置であって、
拡開治具と、拡開治具に着脱自在なアタッチメントとを有し、
拡開治具は、押圧部材の受口奥側の面に係合可能な一方の係合部と、受口の奥端面に係合可能な他方の係合部とを有し、
一方の係合部と他方の係合部とは管軸方向において接近離間自在であり、
アタッチメントは、管軸方向において一方の係合部よりも受口開口端側の位置で押圧部材の受口奥側の面に当接する当接部および他方の係合部よりも受口奥側の位置で受口の奥端面に当接する当接部の少なくともいずれかの当接部を有していることを特徴とする内面接合管継手の接合用拡開装置。 - 拡開治具は一方の係合部と他方の係合部との間隔を拡縮する駆動部を有していることを特徴とする請求項1記載の内面接合管継手の接合用拡開装置。
- 駆動部はピストンシリンダ装置であることを特徴とする請求項2記載の内面接合管継手の接合用拡開装置。
- アタッチメントは一方の係合部に着脱自在であり、
当接部は管軸方向において一方の係合部よりも受口開口端側の位置で押圧部材の受口奥側の面に当接することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内面接合管継手の接合用拡開装置。 - 拡開治具は、管周方向において一対の第1および第2の爪を一方の係合部として有するとともに、第1および第2の爪の間に設けられた第3の爪を他方の係合部として有し、
アタッチメントは第1および第2の爪の両者に架け渡されて着脱自在であり、
当接部は管軸方向において第1および第2の爪よりも受口開口端側の位置で押圧部材の受口奥側の面に当接することを特徴とする請求項4記載の内面接合管継手の接合用拡開装置。 - アタッチメントは他方の係合部に着脱自在であり、
当接部は管軸方向において他方の係合部よりも受口奥側の位置で受口の奥端面に当接することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の内面接合管継手の接合用拡開装置。 - 拡開治具は、管周方向において一対の第1および第2の爪を他方の係合部として有するとともに、第1および第2の爪の間に設けられた第3の爪を一方の係合部として有し、
アタッチメントは第1および第2の爪の両者に架け渡されて着脱自在であり、
当接部は管軸方向において第1および第2の爪よりも受口奥側の位置で受口の奥端面に当接することを特徴とする請求項6記載の内面接合管継手の接合用拡開装置。 - 上記請求項4又は請求項5に記載の接合用拡開装置の拡開治具の一方の係合部に着脱自在なアタッチメントであって、
一方の係合部を挿脱可能な挿入部が備えられていることを特徴とするアタッチメント。 - 上記請求項6又は請求項7に記載の接合用拡開装置の拡開治具の他方の係合部に着脱自在なアタッチメントであって、
他方の係合部を挿脱可能な挿入部が備えられていることを特徴とするアタッチメント。 - 上記請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の接合用拡開装置を用いた管の接合方法であって、
一方の管の受口に他方の管の挿口を挿入し、
受口奥側から受口内面と挿口外面との間にシール部材を収納し、
押圧部材をシール部材と受口の奥端面との間にセットし、
アタッチメントを取り外した拡開治具の一方の係合部を押圧部材の受口奥側の面に係合させるとともに、他方の係合部を受口の奥端面に係合させ、
管軸方向における一方の係合部と他方の係合部との間隔を拡大することにより、押圧部材と受口の奥端面との間隔を拡開させることでシール部材を圧縮し、
管軸方向における一方の係合部と他方の係合部との間隔を縮小して、一方の係合部を押圧部材の受口奥側の面から離脱させるとともに、他方の係合部を受口の奥端面から離脱させ、
アタッチメントと共に一方の係合部と他方の係合部とを、押圧部材の受口奥側の面と受口の奥端面との間に挿入し、
アタッチメントが取り付けられた拡開治具の管軸方向における一方の係合部と他方の係合部との間隔を拡大することにより、押圧部材と受口の奥端面との間隔をさらに拡開させることでシール部材をさらに圧縮し、
上記間隔が所定間隔に達したなら、スペーサを押圧部材と受口の奥端面との間に挿入し、
管軸方向における一方の係合部と他方の係合部との間隔を縮小して、アタッチメントと共に一方の係合部と他方の係合部とを、押圧部材の受口奥側の面と受口の奥端面とから離脱させて、拡開治具の拡開力を解除することを特徴とする管の接合方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018094229A JP6971194B2 (ja) | 2018-05-16 | 2018-05-16 | 内面接合管継手の接合用拡開装置、アタッチメントおよび管の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018094229A JP6971194B2 (ja) | 2018-05-16 | 2018-05-16 | 内面接合管継手の接合用拡開装置、アタッチメントおよび管の接合方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019199909A JP2019199909A (ja) | 2019-11-21 |
JP6971194B2 true JP6971194B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=68611187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018094229A Active JP6971194B2 (ja) | 2018-05-16 | 2018-05-16 | 内面接合管継手の接合用拡開装置、アタッチメントおよび管の接合方法 |
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JP2023054853A (ja) * | 2021-10-05 | 2023-04-17 | 株式会社クボタ | 管継手、管継手に備えられるスペーサおよびスペーサを構成する分割片 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2609072B2 (ja) * | 1994-10-14 | 1997-05-14 | 磐田電工株式会社 | 軸用および孔用止め輪の脱着具 |
JP2004130397A (ja) * | 2002-10-08 | 2004-04-30 | Tsunoda Kogu Seisakusho:Kk | プライヤー |
JP4390543B2 (ja) * | 2003-12-12 | 2009-12-24 | 株式会社クボタパイプテック | 内面接合管継手の接合方法および接合用拡開治具 |
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2018
- 2018-05-16 JP JP2018094229A patent/JP6971194B2/ja active Active
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