JPH0813859A - 錠片作動用角軸のがたつき防止装置 - Google Patents

錠片作動用角軸のがたつき防止装置

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JPH0813859A
JPH0813859A JP16872394A JP16872394A JPH0813859A JP H0813859 A JPH0813859 A JP H0813859A JP 16872394 A JP16872394 A JP 16872394A JP 16872394 A JP16872394 A JP 16872394A JP H0813859 A JPH0813859 A JP H0813859A
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JP
Japan
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leaf spring
piece
shaft
square
square hole
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Application number
JP16872394A
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English (en)
Inventor
Kinji Miyamoto
欣二 宮本
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Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Original Assignee
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 角軸を回転作用片の角孔に単に差し込むだけ
で、板ばねの弾性変形により、がたつきを防止できるよ
うにする。 【構成】 操作部材2を有する角軸1を錠箱5内の回転
作用片4における角孔41に挿通させるものであるこ
と;角軸1の少くも1つの面11に取付溝12を形成す
ること;取付溝12にその深さよりも薄い厚さの板ばね
6を装着すること;及び、板ばね6は回転作用片の角孔
41の内面に弾性的に当接する外に凸の山形部61を有
することを構成条件とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、錠における錠片作動
用角軸のがたつき防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一端又は両端にハンドル等の操作部材を
固定した角軸を、錠箱内のラッチボルト等を作動させる
ためのカムその他の回転作用片における角孔に挿通させ
又は嵌め合せた錠においては、角軸と回転作用片との間
のがたつきを防止するため、何んらかの工夫がなされて
いる場合がある。
【0003】この出願に係る出願人会社によって以前に
提案され、実公昭58−32516号公報において公告
開示された角軸のがたつき防止装置においては、角軸と
回転作用片並びに一方の操作部材の間に板状片を介在さ
せて、その板状片の薄肉中間部を止めねじで幅方向に押
圧し、角軸の溝から板状片の一部をなす2つの固定爪を
突出させることにより、角軸と回転作用片の間のがたつ
きのみならず、角軸と一方の操作部材の間のがたつきも
併せて防止するようにしてある。
【0004】そのため、前記の従来装置では、角軸を回
転作用片の角孔に単に差し込むだけではがたつきを防止
できず、止めねじによる板状片の押圧作用が不可欠であ
る。つまり、同装置は、多機能の分だけ構造が複雑で製
作も面倒になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明の錠片作動用
角軸のがたつき防止装置は、構造並びに製作が簡単であ
るに関わらず、元々可及的微小の間隙をもって嵌め合さ
れる角軸と回転作用片の角孔に対し、板ばねを厚さ方向
(平板面方向)に弾性変形できるように装着することに
より、角軸を回転作用片の角孔に単に差し込むだけでが
たつきを防止できるようにすることを目的として提案さ
れたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、少くも一端に操作部材を
固定した角軸を錠箱内の錠片作動用の回転作用片におけ
る角孔に挿通させるものであること;角軸の長さ方向の
少くも1つの面に長さ方向に取付溝を形成すること;取
付溝にその深さよりも薄い厚さの細長い板ばねの少くも
一端部を固定させて装着すること;及び、板ばねはその
中間部に回転作用片の角孔の内面に弾性的に当接する外
に凸の山形部を有することを構成条件とする。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、基端に操
作部材を固定した角軸の先端を錠箱内の錠片作動用の回
転作用片における角孔に嵌め合せるものであること;角
軸の長さ方向の互に平行をなす2つの面の先端部にそれ
ぞれ長さ方向に沿って取付溝を形成すること;2つの取
付溝に対し角軸の先端面を跨ぐようにして縦断面コ字状
の板ばねを両端部を固定させて装着すること;板ばねの
厚さは取付溝の深さよりも薄くすること;及び、板ばね
は両脚片のそれぞれに回転作用片の角孔の内面に弾性的
に当接する外に凸の山形部を有することを構成条件とす
る。
【0008】
【作用】この発明の錠片作動用角軸のがたつき防止装置
によれば、図1又は図8に示すように、錠箱5内の回転
作用片4の角孔41に単に角軸1を差し込むだけで、図
7又は図15に示すように角軸1の長さ方向の少くも1
つの面11又は平行をなす2つの面11、11から山形
部61の頂部を突出させるようにして取付溝12に装着
した板ばね6が、回転作用片4の角孔41の内面に当接
しつつ、弾性変形するので、角軸1と回転作用片4の角
孔41との間に存在する微小の間隙は、板ばね6によっ
て弾性的に閉塞又は補完され、もって角軸1は回転作用
片4に対しがたつきのない状態で組み付けられることに
なる。
【0009】
【実施例】以下図面に示す実施例に基いてこの発明を説
明する。この発明の各部材は、通常、ステンレススチー
ル、鋼鉄、真ちゅう、アルミニウム等の金属材料で作る
のが普通であるが、強靭な合成樹脂材料で制作すること
もできる。
【0010】図1〜図7で示す第1実施例において、符
号1は角柱状をなす錠片作動用の角軸、2は角軸1の少
くも一端に軸孔21をもって取り付けた操作部材、すな
わち、ハンドル又はノブ、3は角軸1と操作部材2とを
固定させる小ねじ、鋲その他任意の結合手段、4は角軸
1の中間部に角孔41をもって挿通させた錠片作動用の
カムその他の回転作用片、5は図示しない扉又は引戸に
固定された錠箱をそれぞれ示す。前記の回転作用片4は
錠箱5に対し直接又は間接的に支承されていることは言
うまでもない。
【0011】第1実施例の角軸1は、その中間部が錠箱
1内の回転作用片4を角孔41で貫通するものであるか
ら、両端にそれぞれ操作部材2、2を有する形式のもの
として示したが、図1において一方の操作部材(右側の
もの)は図示を省略してある。
【0012】この発明においては、角軸1の長さ方向の
少くも1つの面11(図示の第1実施例では2つの面)
に長さ方向に取付溝12を形成する。各取付溝12は、
そこへ装着される細長い板ばね6の厚さよりも深く形成
するものとする。
【0013】板ばね6はその長さ方向の中間部に回転作
用片4の角孔41の内面に弾性的に当接し得る外向きに
凸の山形部61を備えるものとするが、その山形部61
は板ばね6を屈折させて形成しても弯曲させて形成して
もよい。
【0014】そして、前記の板ばね6は、少くも長さ方
向の一端部(図示例では両端部)を鋲、小ねじ、かし
め、溶接その他任意の固定手段7で固定することによ
り、角軸1の取付溝12に沿って装着する。第1実施例
の固定手段7としては鋲が用いられている。
【0015】尚、図7に示す固定手段としての鋲7は、
図面を明瞭にするため単に板ばね6の両端を角軸1に固
定するように描かれているが、実際には角軸1に植設さ
れた鋲7と、板ばねの両端にその長さ方向に開口した係
合穴(図示せず)とを遊嵌させ、その山形部61が回転
作用片4の角孔41に差込まれたとき、板ばね6の長さ
方向の伸長を許すようにすると、この装置の作動が円滑
になる。
【0016】前記の装着の際、板ばね6の山形部61の
頂部は、当然のことながら、角軸1の表面より突出させ
るようにする。
【0017】また、鋲などの固定手段7は、角軸1の回
転作用片4の角孔41への差込み時、角孔41の周囲に
衝突して差し込みが不能とならないように、その一部が
角軸1の表面11から突出しないようにする。
【0018】次に、図8〜図15に示す第2実施例につ
いて説明する。第2実施例の図面と第1実施例の図面に
おいて、同一の符号で指し示される部材は、互に等効の
作用を呈するものであるから、ここでは、主として第1
実施例と相違する部分について説明する。
【0019】第2実施例の角軸1は、その一端(基端)
にのみ操作部材2が固定され、他端(先端)は、錠片作
動用の回転作用片4に角孔41を通じて差し込まれる。
【0020】この形式の角軸1、単一の操作部材2及び
回転作用片4から成る組立体は、通常、室内用及び室外
用として対称的に対をなして設けられ、格別に独立して
操作・作動されるのが一般的である。但し、その組立体
は、1つの錠箱に1組のみ設けてもよい。
【0021】前記の角軸1において、長さ方向の互に平
行をなす2つの面11、11の先端部にそれぞれ長さ方
向に沿って取付溝12、12を形成する。
【0022】そして、2つの取付溝12、12に角軸1
の先端面13を跨ぐようにして縦断面コ字状の細長い板
ばね6を両端部を固定させて装着する。板ばね6の厚さ
は取付溝12の深さよりも薄くすることは第1実施例と
同様である。
【0023】コ字状の板ばね6は、角軸1の取付溝1
2、12に嵌め込まれる両脚片6a、6aとこれら脚片
6a、6aを一体に接続し角軸1の先端面13に対向す
る接続片6bとから成り、各脚片6aには、本発明装置
の組付け後において、回転作用片4の角孔41の内面に
弾性的に当接する外に凸の山形部61を有する。
【0024】第2実施例の両脚片6a、6aは、図15
に示すように、夫々取付溝12に収容された状態で、且
つ角軸1の先端部を挟むようにして装着され、夫々の端
部はかしめにより固定されている。
【0025】図11及び図14に示される符号62は各
脚片6aに設けた切欠きを表わし、この切欠き62には
角軸1のかしめによる変形部分7が係入している。
【0026】なお、上述の板ばね6の接続片6bは、図
示例では角軸1の先端面13に単に対向させてあるだけ
で結合させてないが、その先端面13に対し鋲、小ね
じ、かしめ、溶接その他任意の固定手段で固定させるこ
ともできる。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したこの発明の錠片作動用角
軸のがたつき防止装置によれば、構造並びに製作が比較
的簡単であるに関わらず、回転作用片の角孔に対し角軸
を単に差し込むだけで、板ばねの厚さ方向(平板面方
向)の弾性変形を利用することができ、回転作用片と角
軸との間のがたつきを長期に亘り防止できる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の要部を示す部分縦断平
面図。
【図2】図1の第1実施例から取り外した角軸の部分平
面図。
【図3】図2のIII−III線による部分縦断面図。
【図4】図1の第1実施例から取り外した板ばねの側面
図。
【図5】第1実施例における角軸と板ばねの組み付け状
態を示す部分平面図。
【図6】図5の要部の拡大部分平面図。
【図7】図6のVII−VII線による拡大縦断面図。
【図8】この発明の第2実施例を示す部分縦断平面図。
【図9】図8の第2実施例から取り外した角軸の平面
図。
【図10】図9のX−X線による部分縦断面図。
【図11】図8の第2実施例から取り外した板ばねの平
面図。
【図12】その側面図。
【図13】その背面図。
【図14】図8の第2実施例における角軸と板ばねの組
付け状態を示す拡大部分平面図。
【図15】図14のXV−XV線による拡大部分縦断面
図。
【符号の説明】 1 角軸 11 面 12 取付溝 13 先端面 2 操作部材 4 回転作用片 41 角孔 5 錠箱 6 板ばね 6a 脚片 6b 接続片 61 山形部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くも一端に操作部材を固定した角軸を
    錠箱内の錠片作動用の回転作用片における角孔に挿通さ
    せるものであること;角軸の長さ方向の少くも1つの面
    に長さ方向に取付溝を形成すること;取付溝にその深さ
    よりも薄い厚さの細長い板ばねの少くも一端部を固定さ
    せて装着すること;及び、板ばねはその中間部に回転作
    用片の角孔の内面に弾性的に当接する外に凸の山形部を
    有することを構成条件とする錠片作動用角軸のがたつき
    防止装置。
  2. 【請求項2】 基端に操作部材を固定した角軸の先端を
    錠箱内の錠片作動用の回転作用片における角孔に嵌め合
    せるものであること;角軸の長さ方向の互に平行をなす
    2つの面の先端部にそれぞれ長さ方向に沿って取付溝を
    形成すること;2つの取付溝に対し角軸の先端面を跨ぐ
    ようにして縦断面コ字状の板ばねを両端部を固定させて
    装着すること;板ばねの厚さは取付溝の深さよりも薄く
    すること;及び、板ばねは両脚片のそれぞれに回転作用
    片の角孔の内面に弾性的に当接する外に凸の山形部を有
    することを構成条件とする錠片作動用角軸のがたつき防
    止装置。
JP16872394A 1994-06-27 1994-06-27 錠片作動用角軸のがたつき防止装置 Pending JPH0813859A (ja)

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JP (1) JPH0813859A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006070620A (ja) * 2004-09-03 2006-03-16 Miwa Lock Co Ltd レバーハンドル軸嵌合構造
KR20170003592U (ko) * 2016-04-07 2017-10-17 (주)혜강씨큐리티 디지털 도어록용 레버 샤프트

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