JPH08137329A - 多色画像形成装置の定着装置 - Google Patents

多色画像形成装置の定着装置

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JPH08137329A
JPH08137329A JP27798694A JP27798694A JPH08137329A JP H08137329 A JPH08137329 A JP H08137329A JP 27798694 A JP27798694 A JP 27798694A JP 27798694 A JP27798694 A JP 27798694A JP H08137329 A JPH08137329 A JP H08137329A
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JP
Japan
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fixing
image
roller
pressure roller
time
Prior art date
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Application number
JP27798694A
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English (en)
Inventor
Jun Okamoto
潤 岡本
Setsuo Soga
節夫 曽我
Toshiya Yabei
俊哉 矢部井
Yasuhiro Kodaira
康弘 小平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】転写材の両面にフルカラー画像を形成しても表
裏光沢差を著しく小さくでき、しかもマニュアル操作で
の両面を得る場合の不利がなく、片面定着でも定着ロー
ラの設定温度を高く設定すること必要のない多色画像形
成装置の定着装置を提供する。 【構成】フルカラー画像を転写材の両面に形成する際、
1回目の画像定着と2回目の画像定着とで定着ローラ2
及び加圧ローラ3の設定温度を切り換え、1回目及び2
回目の画像定着時における定着する画像A、Bに与える
熱量AQとBQをほぼ同量にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転写材の両面に多色画
像を形成可能な複写機、レーザプリンタ等の多色画像形
成装置に設けられ、それぞれ加熱手段を具備した定着ロ
ーラ及び加圧ローラを有する多色画像形成装置の定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な多色画像形成装置である
フルカラーの画像形成装置では異なる色成分毎に分解し
た光像を感光体上に個別に露光して各色成分毎の静電潜
像を異なった色の現像剤で現像して個別に顕像し、それ
らの顕像を1枚の転写材、例えば転写紙上に重ねて転写
することにより該転写材上にフルカラー画像を形成し、
このフルカラー画像を定着ローラ及び加圧ローラを有す
る定着装置で定着している。このとき、フルカラー画像
形成装置の定着装置は転写材上に積層されたトナーを良
好に溶融定着させるため、定着ローラだけでなく加圧ロ
ーラにも加熱手段としてのヒーターを内蔵させているも
のが多い。
【0003】また、フルカラー画像形成装置において表
裏にフルカラー画像を形成する両面機能を備えた装置も
既に提案されている。かかる装置において両面のフルカ
ラー画像を得る場合、片面のフルカラー画像を定着後、
転写材を反転して裏面にフルカラー画像を形成し、これ
を再び定着ローラと加圧ローラのニップを通過させる。
従って、1回目の定着画像は2度定着装置を通り、2回
目の定着時では加圧ローラ側より熱を受けることにな
る。このため、表面と裏面のフルカラー画像は定着装置
から受ける熱量に大きな差が生じ、この差によって表面
と裏面の画像の光沢度に大きな差が生じてしまうという
問題があった。
【0004】この問題を解消するため、特開平4−30
8881号公報には片面定着時に熱量を落として半定着
させ、裏面定着時に通常設定温度にすることで表裏の光
沢差を少なくすることが開示されている。
【0005】また、上記問題を解消するため、特開平5
−188807号公報には定着ローラのの表面温度に対
し加圧ローラの表面温度を20%〜80%に保持するこ
とが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方法では主に自動両面機能としては有効であるが、1度
定着した画像を再びユーザーが通紙を行うマニュアル操
作で両面を得る場合に不利である。
【0007】また、後者の方法では1回目と2回目とも
同一温度で定着するため、使用頻度の高い片面定着のと
きでも同様に、定着ローラと加圧ローラの設定温度に差
が付けられていると、通紙時に定着ローラの熱が加圧ロ
ーラに奪われ、温度低下が発生しやすくなる。従って、
加圧ローラの熱量を落とす分を補うため、定着ローラを
高め温度に設定温度にしてする必要がある。しかし、定
着ローラの温度を高く設定すると、機内の温度上昇や部
品の耐熱性、耐久性を高めなければならず、経済的にも
不利であった。
【0008】本発明は、上記した従来の不具合を解消
し、転写材の両面にフルカラー画像すても表裏光沢差を
著しく小さくでき、しかもマニュアル操作での両面を得
る場合の不利がなく、片面定着でも定着ローラの設定温
度を高く設定すること必要のない多色画像形成装置の定
着装置を提供することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、転写材の両面に多色画像を形成可能な多
色画像形成装置に設けられ、それぞれ加熱手段を具備し
た定着ローラ及び加圧ローラを有する多色画像形成装置
の定着装置において、多色画像を転写材の両面に形成す
る際、1回目の画像定着と2回目の画像定着とで前記定
着ローラ及び前記加圧ローラの設定温度を切り換え、1
回目及び2回目の画像定着時における定着する画像に与
える熱量をほぼ同量にすることを特徴としている。
【0010】さらに、上記課題を解決するために、転写
材の片面に多色画像を形成する際、前記定着ローラ及び
前記加圧ローラの設定温度が両面時の前記1回目の画像
定着時の設定温度と同温であることを特徴としている。
【0011】さらにまた、上記課題を解決するために、
多色画像を転写材の両面に形成する際、前記定着ローラ
の設定温度は1回目より2回目が高い温度に、前記加圧
ローラの設定温度は1回目より2回目を低い温度にそれ
ぞれ切り換えられることを特徴としている。
【0012】さらにまた、上記課題を解決するために、
多色画像を転写材の両面に形成する際、2回目の画像定
着時の前記定着ローラの設定温度を1回目の103%乃
至110%に、2回目の画像定着時の前記加圧ローラの
設定温度を1回目の90%以下にそれぞれ切り換えられ
ることを特徴としている。
【0013】さらにまた、上記課題を解決するために、
前記定着ローラ及び前記加圧ローラのそれぞれ表層側に
設けられた弾性体層は加圧ローラの弾性体層の層厚が定
着ローラの弾性体層の層厚より厚いことを特徴としてい
る。
【0014】
【作用】上記構成によれば、多色画像を転写材の両面に
形成する際、1回目の画像定着と2回目の画像定着とで
前記定着ローラ及び前記加圧ローラの設定温度を切り換
え、1回目及び2回目の画像定着時における定着する画
像に与える熱量をほぼ同量にするので、両面時の表裏の
画像をほぼ同様な光沢度にすることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。
【0016】図1は、本発明に係る両面機能を有するフ
ルカラー画像を形成可能な画像形成装置に用いられた定
着装置を示す説明図である。
【0017】図1において、定着装置1はヒーター4,
5をそれぞれ内蔵した定着ローラ2と該定着ローラ2に
圧接される加圧ローラ3とを有し、定着ローラ2はギヤ
等の駆動手段(図示せず)に駆動連結され、加圧ローラ
3は定着ローラ2によって従動回転される。定着ローラ
2の回りには、転写材Pの巻き付きを防ぐ分離爪6、定
着ローラ2の表面に離型剤を塗布する塗布フェルト7、
塗布された離型剤を均一に薄く伸ばすメタリングブレー
ド8及び表面温度を検知するサーミスタ9等が配置され
ている。他方、加圧ローラ3にはサーミスタ10が配置
されている。なお、図1の定着装置1において、符号1
1は入口ガイド、12は出口ガイドであり、また符号1
3は排出ローラである。
【0018】上記多色画像形成装置において、転写材P
の両面にフルカラー画像を形成した際、転写材Pの表面
に形成された画像Aを定着すると、すなわち1回目の画
像定着を終えると、その画像Aは2回目の画像定着のと
き、図1に示すように、加圧ローラ3側になる。そし
て、2回目の画像定着では転写材Pの裏面に形成された
画像Bが定着ローラ2側となって定着ローラ2と加圧ロ
ーラ3のニップ部を通過する。従って、画像Aは2度定
着ローラ2と加圧ローラ3のニップ部を通過したことに
なる。
【0019】このとき、定着ローラ2と加圧ローラ3と
フルカラー画像に最適な設定温度に保持され、2回の画
像定着とも同温であったとすると、画像Aは画像Bより
2回目の加圧ローラ3からの熱を余分に受けてしまい、
画像Aは画像Bとで光沢度に差が生じてしまう問題があ
ることは先に説明した。
【0020】そこで、本発明ではかかる問題を解消すべ
く、次のように措置を講じている。フルカラー画像を転
写材Pの両面に形成する際、1回目の画像定着と2回目
の画像定着とでフルカラー画像に与える熱量をほぼ同量
にするように、定着ローラ2及び加圧ローラ3の設定温
度を切り換えている。この場合、定着ローラ2の設定温
度は、待機時をTt3、1回目の定着時をTt1及び2
回目の定着時をTt2とすると、図2のグラフに示すよ
うに、Tt1<Tt3≦Tt2となるように切り換え
る。他方、加圧ローラ3の設定温度は待機時をKt3、
1回目の定着時をKt1及び2回目の定着時をKt2と
すると、Kt1>Kt3≧Kt2となるように切り換え
る。この具体例として、定着ローラ2は外径を60mm、
1回目の定着時の設定温度Tt1を160℃、2回目の
定着時の設定温度Tt2を165℃〜170℃、待機時
の設定温度Tt3を170℃とした。また、加圧ローラ
3は外径を60mm、1回目の定着時の設定温度Kt1を
140℃、2回目の定着時の設定温度Kt2を100℃
〜120℃、待機時の設定温度Tt3を120℃とし
た。すなわち、2回目の画像定着時の定着ローラ2の設
定温度Tt2を1回目設定温度Tt1の103%乃至1
10%に、2回目の加圧ローラの設定温度Kt2を1回
目の設定温度Kt1の90%以下になるようにそれぞれ
切り換えている。
【0021】ここで、定着時における画像Aと画像Bが
受ける熱量について考察すると、1回目の定着で画像A
が受ける熱量をAQとすると、熱量AQは図3(a)に
示すように、定着ローラ2の設定温度Tt1にて決定さ
れる定着ローラ2からの熱量をTQ1、加圧ローラ3の
設定温度Kt1にて決定される加圧ローラ3からの熱量
をKQ1とし、この熱量KQ1が転写材Pを介して画像
Aに裏面から与える熱量Kq1とすると、 AQ=TQ
1+Kq1 となる。
【0022】同様に、2回目の定着で画像Bが受ける熱
量をBQとすると、熱量BQは図3(b)に示すよう
に、定着ローラ2の設定温度Tt2にて決定される定着
ローラ2からの熱量をTQ2、加圧ローラ3の設定温度
Kt2にて決定される加圧ローラ3からの熱量をKQ2
とし、この熱量KQ2が転写材Pを介して画像Bに裏面
から与える熱量Kq2とすると、 BQ=TQ2+Kq
2 となる。
【0023】このとき、TQ1<TQ2、Kq1>Kq
2であるから、上記した設定温度のバランス関係から、
図4のグラフに示すほぼAQ=BQとなる関係が成立す
る。
【0024】かくして、画像A、画像Bに対しほぼ同じ
熱量を与えるAQ=BQの関係が成立することにより、
画像A,Bのほぼ同様な光沢度にすることができる。
【0025】また、片面にカラー画像を形成したとき、
定着ローラ2及び加圧ローラ3の設定温度は両面時の上
記画像Aにおける1回目の定着時を同様にTt1とKt
1としている。従って、片面にカラー画像もフルカラー
画像に適した熱量AQが与えられるだけでなく、両面時
でも1回目の定着では比較的頻繁に使用される片面時と
同じ設定になり、定着装置の制御が容易である。
【0026】ところで、本発明により、画像A,Bにほ
ぼ同じ熱量を与えたとき、画像Aは画像Bの定着時に加
圧ローラ3に接してその熱を受けてしまう。この場合、
画像Aは上記熱量AQに2回目の画像定着時に加圧ロー
ラ3から熱量KQ2を受け、最終的には画像AはAQ+
KQ2を受けることになる。そこで、加圧ローラ3の設
定温度は1回目のKt1より2回目のKt2を低い温度
になるように切り換えている。
【0027】かく構成しているので、図5に示すよう
に、熱量AQまたはBQに基づく光沢度をG1とする
と、画像Bの光沢度はG1となり、画像Aの光沢度はA
Q+KQ2に基づく光沢度G2となる。そこで、加圧ロ
ーラ3の設定温度を1回目と2回目を同温度にした場
合、その熱量に基づく光沢度をG3としたとき、画像B
の光沢度G1に対しては光沢度G2の方がG3よりも差
が小さく、両面画像の光沢度を違いを少なくすることが
できる。
【0028】ところで、本例の定着ローラ2及び加圧ロ
ーラ3は図1に示すように、それぞれ芯金2a,3aに
弾性体層2b,3bを被覆し、さらに弾性体層2b,3
bを離型性の高いゴム層(図示せず)を被覆している。
このとき、従来の定着装置では図7に示すように、転写
材Pが定着ローラ2への巻き付くことを防止するため、
定着ローラ2の弾性体層2bが加圧ローラ3の弾性体層
3bよりも厚く設定されている。すなわち、定着ローラ
2の弾性体層2bが加圧ローラ3のそれよりも厚けれ
ば、弾性体層2bが厚い定着ローラ2に加圧ローラ3が
喰い込み、定着ローラ2及び加圧ローラ3のニップ出口
が図7の如く下へ向く。従って、転写材Pが定着ローラ
2から離れる方向に搬送され、転写材Pの定着ローラ2
への巻き付けを防止できる。しかし、転写材Pの両面に
カラー画像を形成する場合では2回目の画像Bを定着す
るとき、画像Aが加圧ローラ3に対して巻き付きやす
く、オフセット等の問題が発生しやすくなる。このた
め、加圧ローラ3は離型性の高いゴム層を選定せざるを
得なくなり、離型性が高いとゴム物性値が低いため耐久
性が悪く、加圧ローラ3の寿命が短くなってしまう。
【0029】仮りに、図7のように定着ローラ2及び加
圧ローラ3のニップ出口が下へ向いてもオフセットしな
かったとする。この場合でも、両面にカラー画像を形成
する場合では2回目の画像Bを定着するとき、画像Aが
ニップ過ぎても熱源に近いところを通るため、表裏の光
沢差が広がってしまう。
【0030】そこで、図6に示すように、加圧ローラ3
の弾性体層3bを定着ローラ2の弾性体層2bよりも厚
く設定する。このように設定すれば、定着ローラ2及び
加圧ローラ3のニップ出口が上に向き、定着ローラ2の
離型性は常に高く設定しているので、両面時の紙分離性
も良好になる。なお、この具体例として定着ローラ2は
外径を60mm、弾性体層2bの厚さを1.5mmで表層に
高離型性のシリコーンゴム(LTV、RTV等)をコー
ティングしてある。また、加圧ローラ3は外径を60m
m、弾性体層3bの厚さを4mmで表層に高離型性のシリ
コーンゴム(LTV、RTV等)をコーティングしてあ
るが、離型性は加圧ローラ3の方が定着ローラ2より低
く、耐久性を高めている。
【0031】
【発明の効果】請求項1に構成によれば、両面フルカラ
ー画像形成時において1回目及び2回目の画像定着時に
おける定着する画像に与える熱量をほぼ同量にしたの
で、両面時の表裏の画像をほぼ同様な光沢度にすること
ができる。
【0032】請求項2に構成によれば、片面フルカラー
画像形成時において定着ローラ及び加圧ローラの設定温
度を両面フルカラー画像形成時の1回目と同温なので、
定着装置の制御が容易である。
【0033】請求項3及び4に構成によれば、両面フル
カラー画像形成時において加圧ローラの設定温度は1回
目より2回目を低い温度にそれぞれ切り換えられるの
で、表裏の光沢差を最小限にすることができる。
【0034】請求項5に構成によれば、加圧ローラの弾
性体層を定着ローラの弾性体層よりも厚く設定したの
で、定着ローラ及び加圧ローラのニップ出口が上に向
き、両面時の紙分離性も良好になり、光沢度の差も小さ
くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る定着装置の一実施例を示す説明図
である。
【図2】定着ローラ及び加圧ローラの設定温度を切り換
えを示すグラフである。
【図3】(a)は1回目の定着で画像が受ける熱量を示
し、(b)は2回目の定着で画像が受ける熱量を示す説
明図である。
【図4】画像Aと画像Bの受熱量を示すグラフである。
【図5】画像Aと画像Bの熱量と光沢度との関係を示す
グラフである。
【図6】本発明に係る定着装置の定着ローラ及び加圧ロ
ーラの弾性体層を示す説明図である。
【図7】従来の定着ローラ及び加圧ローラの弾性体層を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 定着装置 2 定着ローラ 2b 定着ローラの弾性体層 3 加圧ローラ 3b 加圧ローラの弾性体層 4,5 ヒーター P 転写材 A,B 画像 AQ A画像の受熱量 BQ B画像の受熱量 Tt1 1回目の定着の定着ローラの設定温度 Kt1 1回目の定着の加圧ローラの設定温度 Tt2 2回目の定着の定着ローラの設定温度 Kt2 2回目の定着の加圧ローラの設定温度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 康弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写材の両面に多色画像を形成可能な多
    色画像形成装置に設けられ、それぞれ加熱手段を具備し
    た定着ローラ及び加圧ローラを有する多色画像形成装置
    の定着装置において、 多色画像を転写材の両面に形成する際、1回目の画像定
    着と2回目の画像定着とで前記定着ローラ及び前記加圧
    ローラの設定温度を切り換え、1回目及び2回目の画像
    定着時における定着する画像に与える熱量をほぼ同量に
    することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多色画像形成装置の定
    着装置において、転写材の片面に多色画像を形成する
    際、前記定着ローラ及び前記加圧ローラの設定温度が両
    面時の前記1回目の画像定着時の設定温度と同温である
    ことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の多色画像形成
    装置の定着装置において、多色画像を転写材の両面に形
    成する際、前記定着ローラの設定温度は1回目より2回
    目が高い温度に、前記加圧ローラの設定温度は1回目よ
    り2回目を低い温度にそれぞれ切り換えられることを特
    徴とする定着装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の1つに記載の多色画像
    形成装置の定着装置において、多色画像を転写材の両面
    に形成する際、2回目の画像定着時の前記定着ローラの
    設定温度を1回目の103%乃至110%に、2回目の
    画像定着時の前記加圧ローラの設定温度を1回目の90
    %以下にそれぞれ切り換えられることを特徴とする定着
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の1つに記載の多色画像
    形成装置の定着装置において、前記定着ローラ及び前記
    加圧ローラのそれぞれ表層側に設けられた弾性体層は加
    圧ローラの弾性体層の層厚が定着ローラの弾性体層の層
    厚より厚いことを特徴とする定着装置。
JP27798694A 1994-11-11 1994-11-11 多色画像形成装置の定着装置 Pending JPH08137329A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011008059A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011008059A (ja) * 2009-06-26 2011-01-13 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及び画像形成プログラム

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