JPH08136826A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH08136826A
JPH08136826A JP6270046A JP27004694A JPH08136826A JP H08136826 A JPH08136826 A JP H08136826A JP 6270046 A JP6270046 A JP 6270046A JP 27004694 A JP27004694 A JP 27004694A JP H08136826 A JPH08136826 A JP H08136826A
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JP
Japan
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signal processing
processing circuit
holder
terminal
cable
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JP6270046A
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Hidetoshi Saito
秀俊 齋藤
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号処理回路基板の端子と信号ケーブルの外
部導体が導通せず、固体撮像素子や信号処理回路が破壊
されない内視鏡を提供すること。 【構成】CCD13と、このCCD13の出力を標準的
な映像信号に変換するビデオプロセス回路3との間に配
置され複数の端子を有する信号処理回路基板14と、複
数の端子32,41に接続されるケーブル31,40
と、このケーブルの外部導体46と等電位化されかつ基
板14と当接されるホルダ42,43とを内蔵し、基板
14の複数の端子32,41と、ケーブルの外部導体4
6の端部とが空間的に離間されるように、ホルダ42,
43に溝45を設けたので、複数の端子とケーブルの外
部導体が導通する虞がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端部に固体撮像素子
を内蔵した内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長な挿入部を挿入する
ことにより、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じ、
処置具チャンネル内に挿入した処置具を用いて、各種治
療処置のできる内視鏡が広く用いられている。
【0003】また、ボイラー・ガスタービンエンジン・
化学プラント等の配管・自動車エンジンのボディ等の内
部の傷や腐蝕等の観察や検査等に、工業用内視鏡が広く
利用されている。
【0004】さらに、電荷結合素子(CCD)などの固
体撮像素子を撮像手段に用いた電子内視鏡も各種用いら
れている。
【0005】この電子内視鏡において、固体撮像素子で
得た信号を処理するためIC等が実装された信号処理基
板が、固体撮像素子の近くに配置される。このとき、S
/N比を良くするためには、固体撮像素子の近くに基板
を配置する方がよいが、両方を先端構成部材に組込むと
構成部分が長くなり、挿入性が悪くなってしまう。
【0006】この点を解決した構成が、特開昭61−2
50608号公報に開示されている。すなわち、挿入部
先端の第1の硬性部に固体撮像素子を設け、第1の硬性
部の手元側に接続した第1の可撓管の手元側に設けた第
2の硬性部内に信号処理回路を配置している。
【0007】前記公報に示されるような信号処理回路
は、図11に示すごとく同軸ケーブルからなる信号ケー
ブル80の中心導体81を信号処理回路基板82に設け
た端子83に半田付け等により接続されると共に、信号
処理回路基板82を当接させて保持する導電性のホルダ
84に信号ケーブル80の外部導体(シールド)線85
を露出させ、外部導体85とホルダ84をまとめて銅線
86にて結束し、半田付けすることですべての外部導体
85及びホルダ84を等電位化させている。すなわち、
シールドの役割をさらに安定化している。
【0008】しかしながら、図11に示されるような信
号処理回路基板82の端子83は、信号処理回路基板8
2の表面にプリントされており、加工上、基板の端部ま
で延出されてしまう。それゆえホルダ84との当接部8
7において、端子83と外部導体85が近接し、導通し
てしまうおそれがある。導通すると撮像不能となるばか
りでなく、固体撮像素子や信号処理回路が破壊されてし
まうという不具合があった。
【0009】また、図11に示すように、全ての端子8
3がほぼ同位置に配置された場合、映像信号入力・出力
信号ラインの引き回しが長くなり、他の端子(電力供給
用等)や信号ラインからの電気的ノイズを受け、画像が
劣化するという不具合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したように従来例
では、図11に示されるように信号処理回路基板82の
端子83が加工上、基板の端部まで延出されており、ホ
ルダ84との当接部87において、端子83と外部導体
85が近接しいるため、導通してしまうおそれがある。
導通すると撮像不能となるばかりでなく、固体撮像素子
や信号処理回路が破壊されてしまうという不具合があっ
た。
【0011】本発明は前記事情にかんがみてなされたも
ので、信号処理回路基板の端子とケーブルの外部導体と
が導通せず、撮像手段や信号処理回路が破壊されない内
視鏡を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像手段と、
この撮像手段の出力を標準的な映像信号に変換する信号
処理手段との間に配置されかつ端子を有すると共に電子
部品が接続配置された信号処理回路基板と、端子に接続
されるケーブルと、このケーブルの外部導体と等電位化
されかつ前記信号処理回路基板と当接又は近接されるホ
ルダとを内蔵する内視鏡において、前記信号処理回路基
板の端子と、前記ケーブルの外部導体の端部とが空間的
に離間されるように、前記信号処理回路基板、前記ホル
ダ又は前記端子の少なくとも一つを構成し又は配置し
て、絶縁している。
【0013】
【作用】本発明の構成では、信号処理回路基板、ホルダ
又は端子の少なくとも一つの構成又は配置により、信号
処理回路基板の端子と、前記ケーブルの外部導体の端部
とが空間的に離間されて絶縁されており、端子とケーブ
ルの外部導体が導通しない。
【0014】
【実施例】図を参照して本発明の実施例について、以下
に説明する。図1ないし図4は本発明の第1実施例に係
り、図1は内視鏡装置の全体的な概略構成図、図2は撮
像部の断面図、図3は信号処理回路基板と信号ケーブル
の構成図、図4は信号ケーブルと、先端側端子又は手元
側端子部分との接続の様子を示す詳細図である。本実施
例の内視鏡は、信号処理回路基板の端子と信号ケーブル
の外部導体が導通せず、固体撮像素子や信号処理回路が
破壊されない構成となっている。
【0015】図1は内視鏡装置70の全体的な構成を示
しており、撮像手段を有する内視鏡1と、内視鏡1の撮
像手段の出力を処理するビデオプロセス回路3を内蔵し
たビデオプロセッサ2と、ビデオプロセッサ2とは別体
でビデオプロセス回路3の出力を画像として表示するモ
ニタ4と、内視鏡1に照明光を供給する光源装置5とを
有している。
【0016】前記内視鏡1は挿入部6とこの挿入部6に
連結された操作部7とを有し、挿入部6は、先端側から
順に硬性部8と湾曲部9と硬性のパイプ部10とを有し
ている。
【0017】前記操作部7には、湾曲部9の湾曲操作を
行う操作レバー(図示せず)を設けており、側部からは
ユニバーサルコード11が延出されている。
【0018】また、挿入部6の硬性部8の先端には、対
物レンズ12と後述するレンズ群を設け、対物レンズ1
2とレンズ群による結像位置に撮像手段としての固体撮
像素子例えば電荷結合素子13(以下、CCD13と呼
ぶ)を配置している。
【0019】パイプ部10の先端側内部には、信号処理
回路を有する信号処理回路基板14(以下、PC14と
呼ぶ)を配置しており、このPC14と前記CCD13
との間は、すなわち湾曲部9の内部においては複数本の
ケーブルからなる先端側信号ケーブル15で接続されて
いる。従って、湾曲部9が湾曲しても、CCD13やP
C14はストレスを受けないようになっている。
【0020】さらに、PC14の手元側端には、PC1
4への入力・出力用の手元側信号ケーブル16が接続さ
れている。この手元側信号ケーブル16は操作部7内を
介して、操作部7及びユニバーサルコード11内を通
り、ビデオプロセス回路3に接続される。
【0021】また、挿入部6の硬性部8には、前記対物
レンズ12の側部に、ライトガイドファイバ17(以
下、LG17と呼ぶ)の端面が配置される。LG17
は、挿入部6、操作部7、ユニバーサルコード11の内
部を通りユニバーサルコード11の分岐部18にて手元
側信号ケーブル16と別々になり、光源装置5へと導入
される。光源装置5に導入されたLG17の端部には、
キセノンランプ19が配置され、キセノンランプ19に
て発生された光は、LG17を介して硬性部8の先端か
ら出射され、対物レンズ12の視野範囲を照明する。
【0022】図2には、対物レンズ12からCCD13
にかけてレンズ群を含む撮像部の構成を示す。前記対物
レンズ12は内面を黒処理したレンズ枠20に固定さ
れ、このレンズ枠20には、対物レンズ12の手元側か
ら凸レンズ21、凹レンズ22、平板レンズ23、平板
レンズ24、凸レンズ25、凹レンズ26が順番に固定
されている。レンズ枠20の手元側には、黒色のプラス
チックからなるCCDホルダ27が外嵌し、CCDホル
ダ27内には先端側から順番に凸レンズ28、平板レン
ズ29が固定されており、CCD13の前面に固着され
たカバーガラス30が、CCDホルダ27に接着固定さ
れる。
【0023】CCD13の手元側端子等に接続された先
端側信号ケーブル15は、複数本のケーブル31を有し
ており、図3に示すPC14の手元側端子32に半田付
けされている。PC14上には、信号処理回路を構成す
る信号処理用IC33(以下、HIC33と呼ぶ)が固
定され、その外側は放熱及び電気絶縁用の充てん剤34
にて覆われている。また、PC14上には、信号処理回
路を構成するコンデンサ35,36,37、抵抗器3
8,39等の電子部品が固定されている。
【0024】また、PC14の手元側では、手元側信号
ケーブル16を構成する複数本のケーブル40等が手元
側端子41に半田付けされている。
【0025】図4は、先端側端子32又は手元側端子4
1部分の詳細図である。PC14の先端側を保持する先
端ホルダ42(又は手元側を保持する手元ホルダ43)
は導電体よりなり、PC14の端面に当接され固定され
る。先端ホルダ42(又は手元ホルダ43)とPC14
の当接部44は、PC14先端部(又は手元端部)の縁
のみであり、PC14の端部中央は先端ホルダ42(又
は手元ホルダ43)に設けた溝45によって当接しない
構成となっている。
【0026】前記ケーブル31(又はケーブル40)
は、先端ホルダ42の先端側(又は手元ホルダ43の手
元側)で外部導体46を露出させ、まとめて銅線47に
て、先端ホルダ42(又は手元ホルダ43)に巻き付け
て銅線47と外部導体46と半田付けをして電気的に接
続をする。
【0027】先端ホルダ42(又は手元ホルダ43)の
溝45上の位置では、外部導体46は切断し、外部導体
46の内側の絶縁体48を露出させる。先端側端子32
(又は手元側端子41)上では、絶縁体48の内側の中
心導体49を露出させ、先端側端子32(又は手元側端
子41)に半田付けする。なお、先端側端子32又は手
元側端子41はPC14の表側にプリントされた電極で
ありPC14の裏側へとパターンが伸びている。
【0028】このように構成されたPC14の先端側端
子32(又は手元側端子41)は、先端ホルダ42(又
は手元ホルダ43)の溝45にて、ケーブル31(又は
ケーブル40)の外部導体46とが離間され、また外部
導体46をまとめて導通させる銅線47も先端側端子3
2(又は手元側端子41)から離されて保持される。本
実施例では、PC14の端部に当接するホルダ42又は
43には溝を設け、PC14の端部の端子32又は41
と、外部導体46及び外部導体46とこれらをまとめる
銅線47が離間したので、端子32又は41と外部導体
46が導通せず、CCD13やPC14が破壊する虞が
ない。なお、図5に示す変形例のごとく、PC14に溝
45を設け、この溝45内部に先端側端子32(又は手
元側端子41)に設けても第1実施例と全く同じ作用・
効果を得ることができる。さらなる変形例として、ホル
ダ42(又は43)の溝45とPC14の溝45との両
方を有する構成でもよい。
【0029】図6は本発明の第2実施例に係る信号ケー
ブルと、先端側端子又は手元側端子部分との接続の様子
を示す詳細図である。
【0030】図6に示すごとく、PC14の先端側端子
32(又は手元側端子41)の端部を先端ホルダ42
(又は手元ホルダ43)の先端側(又は手元側)に延出
せず、PC14の側面50,51側へと延出してPC1
4を構成する。また先端ホルダ42(又は手元ホルダ4
3)は全面をPC14の先端(又は手元側)に当接可能
とする。その他、構成及び作用については第1実施例と
同じであるため同じ符号を付して説明を省略する。
【0031】前記構成において、PC14の先端側端子
32(又は手元側端子41)の端部は、先端ホルダ42
(又は手元ホルダ43)側になく、PC14の側面5
0,51側へと延出されるため、ケーブル31(又はケ
ーブル40)の外部導体46と接触することがない。
【0032】本実施例では、先端側端子32(又は手元
側端子41)が外部導体46と導通することがないた
め、撮像不能となったり、CCD13やPC14が破壊
される虞がない。また、先端ホルダ42(又は手元ホル
ダ43)には、特別な加工が不要であるため、安価な内
視鏡を提供できる。
【0033】図7は本発明の第3実施例に係る信号ケー
ブルと、先端側端子又は手元側端子部分との接続の様子
を示す詳細図である。
【0034】図7に示すごとく、先端ホルダ42(又は
手元ホルダ43)の先端側(又は手元側)からPC14
(図7には図示せず、図4,6参照)との当接部44へ
向かって、ケーブル31(又はケーブル40)の外部導
体46及び絶縁体48をそれぞれ収納する太径溝52と
細径溝53を設ける。ここで、外部導体46の外径より
も太径溝52の方が若干大きい方が好ましく、同様に絶
縁体48の外径よりも細径溝53の方が若干大きい方が
好ましい。
【0035】また、絶縁体48の軸方向長さAは、細径
溝53の軸方向長さaよりも若干長い方がよい。さら
に、太径溝52は細径溝53よりも太くする。なお、外
部導体46は太径溝52に位置決めした後、先端ホルダ
42(又は手元ホルダ43)に半田付けされる。また、
本実施例の先端ホルダ42(又は手元ホルダ43)に固
定されるPCとしては、図4に示す第1実施例、図6に
示す第2実施例、さらには図11に示す従来例のうちい
ずれのPCでも適用可能である。
【0036】前記構成で、細径溝53の径より、外部導
体46の径の方が太く構成されているので、外部導体4
6がPCに接触しない。
【0037】本実施例では、外部導体46がPC上の端
子に接触しないので、撮像不能やCCD,PCの破壊を
生じる虞がない。また、第1,第2実施例に示すような
銅線による結束が不要のため、より安い内視鏡を提供で
きる。
【0038】図8は本発明の第4実施例に係る信号ケー
ブルと、先端側端子又は手元側端子部分との接続の様子
を示す詳細図である。
【0039】本第4実施例の内視鏡は、信号処理回路の
映像信号入出力端子が他の端子からのノイズを受けにく
くし、画像を劣化させない構成となっている。
【0040】図8に示すPC14には、CCD(図7に
は図示せず、図2参照)側からの映像ケーブル54は、
他のケーブル31(例えば、電力供給用)と同様に、先
端ホルダ42上で外部導体55が露出され、ケーブル3
1の外部導体46と共に先端ホルダ42に銅線47にて
結束される。一方、映像ケーブル54の絶縁体56はH
IC33の近くに設けた映像入力端子57の近くまで延
ばし、中心導体58を映像入力端子57に半田付けす
る。
【0041】また、手元側の映像ケーブル59について
も、他のケーブル40(例えば、電力供給用)と同様に
手元ホルダ43上で外部導体60が露出され、ケーブル
40の外部導体46と共に手元ホルダ43に銅線47に
て結束される。一方、映像ケーブル59の絶縁体61
は、HIC33の近くに設けた映像出力端子62の近く
まで延ばし、中心導体63に半田付けをする。
【0042】以上のごとくPC14を構成することで映
像ケーブル54又は59からHIC33への信号ライン
の引き回しが非常に短くなる。
【0043】前記構成において、PC14を構成するこ
とでHIC33までの映像ケーブル54,59の信号ラ
インが短くなり、他のケーブル31,40から生じる電
気的ノイズを拾いにくくなる。
【0044】本実施例は、他のケーブル31,40から
のノイズを拾いにくくなるため、画像の劣化くできる。
【0045】なお、以上の実施例において、PC14
は、図9,図10に示すごとく、上層と下層からなる2
層構造としてもよい。すなわち、図9に示すように、上
層65の表面側をHIC33、コンデンサ35,36,
37、抵抗38,39の実装面とし、下層66の表側は
回路パターン64のみからなり、上層65の裏側と下層
66の表側を半田付け及び接合することで一つの信号処
理回路となる。このような構成とすれば、回路パターン
64部分にゴミや水分等の導体が入り込むことがなく、
信号処理回路としての機能を損うことがない。
【0046】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 (1)撮像手段と、この撮像手段の出力を標準的な映像
信号に変換する信号処理手段との間に配置されかつ端子
を有すると共に電子部品が接続配置された信号処理回路
基板と、前記端子に接続されるケーブルと、このケーブ
ルの外部導体と等電位化されかつ前記信号処理回路基板
と当接又は近接されるホルダとを内蔵する内視鏡におい
て、前記信号処理回路基板の端子と、前記ケーブルの外
部導体の端部とが空間的に離間されるように、前記信号
処理回路基板、前記ホルダ又は前記端子の少なくとも一
つを構成し又は配置して、絶縁している。
【0047】(1−1)前記端子は、複数設けられてい
る付記1に記載の内視鏡。
【0048】(2)前記端子は、前記信号処理回路基板
において前記ホルダが前当接または近接する位置以外に
設けることにより、前記信号処理回路基板の端子と前記
ケーブルの外部導体の端部とを空間的に離間する付記1
に記載の内視鏡。
【0049】(3)前記外部導体または前記ホルダの当
接又は近接する側であって、前記外部導体または前記ホ
ルダの少なくとも一方に溝を設ける構成とし、前記信号
処理回路基板の端子と前記ケーブルの外部導体の端部と
を空間的に離間する付記1に記載の内視鏡。
【0050】(4)前記ホルダはケーブルの外部導体の
端部を、前記ホルダと前記信号処理回路基板とが当接ま
たは近接する位置より手前に保持する溝を有する付記1
に記載の内視鏡。
【0051】(5)前記端子は、前記信号処理回路基板
のうちホルダ側外縁から空間的に離間するように配置さ
れ、絶縁されている付記1に記載の内視鏡。
【0052】(6)前記端子は、当該端子に接続される
よう前記ケーブルが延出される方向とは異なる方向に向
けて配置された付記5に記載の内視鏡。
【0053】(7)前記溝は、前記ホルダのうち前記信
号処理回路基板側であって、外縁部を除いた部分を切り
欠くように形成した付記3に記載の内視鏡。
【0054】(8)前記溝は、前記信号処理回路基板の
うち前記ホルダ側であって、外縁部を除いた部分を切り
欠くように形成した付記3に記載の内視鏡。
【0055】付記1〜付記8に記載の構成は、前記信号
処理回路基板、前記ホルダ又は前記端子の少なくとも一
つの構成又は配置により、信号処理回路基板の端子と、
前記ケーブルの外部導体の端部とが空間的に離間されて
絶縁されており、端子とケーブルの外部導体が導通しな
い。
【0056】(9)前記撮像手段と、この撮像手段の出
力を標準的な映像信号に変換する信号処理手段との間に
配置されかつ端子を有すると共に電子部品が接続配置さ
れた信号処理回路基板と、端子に接続されるケーブルと
を内蔵する内視鏡において、前記ケーブルのうち映像信
号を電送するためのケーブルが接続される映像信号入力
端子及び映像信号出力端子については、他の入力端子及
び出力端子と離間させて配置する内視鏡。
【0057】(10)前記信号処理回路基板には電子部
品として信号処理用ICが他の入力端子及び出力端子と
離間されて配置しており、この信号処理用ICの近くに
映像信号入力端子及び映像信号出力端子を配置している
付記9に記載の内視鏡。
【0058】付記10に記載の構成は、信号処理回路基
板上の映像信号入/出力端子を信号処理用ICの近くに
配置したことで映像信号ラインの引回しが短くなり、他
の端子や信号ラインからの電気的ノイズを受けにくい。
従って、付記10に記載の構成によれば、映像信号入/
出力端子がノイズを受けにくくし、画像の劣化を小さく
できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号処理回路基板上の端子の端部が、信号処理回路基板の
ホルダとの当接部から離されることで信号ケーブルの外
部導体とホルダが導通せず、撮像が不能になったり、撮
像手段や信号処理回路基板が破損することがないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図4は第1実施例に係り、図1は内
視鏡装置の全体的な概略構成図。
【図2】図2は撮像部の断面図。
【図3】図3は信号処理回路基板と信号ケーブルの構成
図。
【図4】図4は信号ケーブルと、先端側端子又は手元側
端子部分との接続の様子を示す詳細図。
【図5】図5は第1実施例の変形例に係る詳細図。
【図6】図6は第2実施例に係る信号ケーブルと、先端
側端子又は手元側端子部分との接続の様子を示す詳細
図。
【図7】図7は第3実施例に係る信号ケーブルと、先端
側端子又は手元側端子部分との接続の様子を示す詳細
図。
【図8】図8は第4実施例に係る信号ケーブルと、先端
側端子又は手元側端子部分との接続の様子を示す詳細
図。
【図9】図9は2層構造基板の上層基板の構成図。
【図10】図10は2層構造基板の下層基板の構成図。
【図11】図11は従来例に係る信号ケーブルと端子部
分との接続の様子を示す詳細図。
【符号の説明】
1…内視鏡 31,40…ケーブル 42,43…先端ホルダ,手元ホルダ 32,41…先端側端子,手元側端子 44…当接部 45…溝 47…銅線 46…外部導体 48…絶縁体 49…中心導体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、この撮像手段の出力を標準
    的な映像信号に変換する信号処理手段との間に配置され
    かつ端子を有すると共に電子部品が接続配置された信号
    処理回路基板と、前記端子に接続されるケーブルと、こ
    のケーブルの外部導体と等電位化されかつ前記信号処理
    回路基板と当接又は近接されるホルダとを内蔵する内視
    鏡において、 前記信号処理回路基板の端子と、前記ケーブルの外部導
    体の端部とが空間的に離間されるように前記信号処理回
    路基板、前記ホルダ又は前記端子の少なくとも一つを構
    成し又は配置して、絶縁している、ことを特徴とする内
    視鏡。
JP6270046A 1994-11-02 1994-11-02 内視鏡 Withdrawn JPH08136826A (ja)

Priority Applications (2)

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JP6270046A JPH08136826A (ja) 1994-11-02 1994-11-02 内視鏡
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009011813A (ja) * 2007-04-17 2009-01-22 C2Cure Inc 電子画像化装置、カメラ及びカメラを製造する方法
US8568300B2 (en) 2004-12-13 2013-10-29 Gyrus Acmi, Inc. Hermetic endoscope assemblage

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