JPH08136694A - 放射線遮蔽構造体 - Google Patents

放射線遮蔽構造体

Info

Publication number
JPH08136694A
JPH08136694A JP27775794A JP27775794A JPH08136694A JP H08136694 A JPH08136694 A JP H08136694A JP 27775794 A JP27775794 A JP 27775794A JP 27775794 A JP27775794 A JP 27775794A JP H08136694 A JPH08136694 A JP H08136694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
wall
shielding
radiation shielding
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27775794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Nakagawa
隆文 中川
Akihiko Maruyama
昭彦 丸山
Isao Kodera
▲いさ▼男 小寺
Sadahiko Ozaki
禎彦 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP27775794A priority Critical patent/JPH08136694A/ja
Publication of JPH08136694A publication Critical patent/JPH08136694A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Particle Accelerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射線遮蔽機能がすぐれ、施行の容易な放射
線遮蔽構造体を提供する。 【構成】 放射線遮蔽壁にダクトを貫通させる開口を、
浅部の断面積を深部の断面積より大きくし、分割した遮
蔽体を開口内に充填し、分割した遮蔽体の分割境界の断
面に段差を持たせて遮蔽体間の隙間を分断した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は放射線使用施設等で使
用する放射線遮蔽構造体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は例えばW.SWANSON:
「Radiological Safety Aspects of theOperation Elec
tron Linear Accelerators 」Techinical Reports Seri
es No.188,International Atomic Energy Agency(1979)
に記載された放射線発生装置使用施設の構造を示して
いる。図で1はX線発生室、2はX線利用室、3はコン
トロール室、4はX線発生室1へ入るための迷路、5は
遮蔽用のコンクリートの壁、6はX線をX線利用室2へ
導くために壁5に開けた穴、7はX線を発生させるため
のターゲットである。9は直線加速装置、10はX線を
部屋1から2へ導くための真空ダクトである。11は迷
路4を通って漏れてくる放射線を遮蔽するための遮蔽扉
である。8は6の穴に通すX線利用のための真空ダクト
10の周囲を遮蔽するための鉛である。
【0003】以下従来の放射線遮蔽の方法について説明
する。X線発生室1内に設置された直線加速装置9から
出射された電子ビームはターゲット7に衝突して当方的
な放射線を発生する。発生した一部のX線は真空ダクト
10を通して穴6を通ってX線利用室2へ導かれ、X線
利用室2でX線を利用した実験に利用される。電子ビー
ムをターゲット7に当てた時発生する不要の放射線は周
囲のコンクリートの壁5及び穴6の周囲の鉛8で外へ漏
れないように遮蔽される。もし、直線加速装置9から出
射される電子のエネルギーや電子の個数が大きいと発生
する放射線の強度も大きくなる。この場合はコンクリー
トの壁5の厚さや鉛8の厚さを大きくする必要がある。
迷路4については迷路4に設置した遮蔽用の扉11の遮
蔽を厚くするか或いは迷路4の長さを長くする必要があ
る。また、直線加速装置9を設置している場所に装置を
持ち込む場合や人が立ち入って装置の調整を行う場合は
迷路4を通らなければ直線加速装置9を設置している場
所1に近づくことはできない。放射線は人体に有害であ
り、直線加速装置9を運転中はX線発生室1に立ち入る
ことは禁止される。従って、運転は壁5で隔てられたコ
ントロール室3で行う。X線を取り出す穴6の遮蔽には
鉛ブロック8が使われる。通常はレンガ状のブロックが
用いられる場合が多いがダクト断面が円形の場合は隙間
ができないように特殊な形状のブロックや鉛毛を組み合
わせて遮蔽を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
1.従来、X線発生室1からX線利用室2を隔てる壁に
設ける真空ダクト10を通す穴6は、遮蔽する体積を減
らすために穴の断面積から真空ダクトの断面積を除く面
積が最小限になるように設計されていた。従って、設計
上全ての装置の位置が決まらないと装置の遮蔽壁5の設
計を行うことができなかった。また、ターゲット7と真
空ダクト10を介してX線利用室2に設置する装置のア
ライメントを行う場合、穴6の断面積が小さいとターゲ
ット7の位置と装置の位置を直接アライメントすること
が難しく、ターゲット7の位置をX線利用室2内に外挿
してアライメントを行う必要があった。従って、アライ
メント用の基準マークを移していく内に誤差が積み重な
って、ターゲット7と装置のアライメント精度が悪くな
るという問題点があった。さらに、壁5に穴6を開ける
場合は建築のし易さから浅部と深部での穴の断面積は同
じ形状にしていた。発生する放射線量が多くて、遮蔽用
の壁厚を厚くする必要が有る場合などは壁5に開けた穴
6の深部まで遮蔽材を設置する必要がある。しかし、こ
の場合、穴6の断面積が小さいと作業性が悪くなり、十
分な遮蔽をするには時間がかかるという問題点があっ
た。通常は壁5に直方体の穴6を開けると製作精度がc
mのオーダになるので従来のように遮蔽材を穴6に積め
たとき、遮蔽材と穴6の内壁との間に隙間ができてX線
利用室2からX線発生室1内が見通せる場合があり、こ
の場合漏洩する放射線量が大きくなると言う問題点があ
る。
【0005】2.従来は真空ダクト10を多数本通すこ
とができるような開口部の広い壁穴に通す場合、穴の製
作精度はコストと作り易さからcm程度の精度であっ
た。そのために遮蔽を行う場合、遮蔽材と穴の内壁との
間に隙間が生じ易く、十分な遮蔽を行えなかった。
【0006】3.従来の遮蔽において、図面から製作し
たコンクリートの遮蔽材は製作精度がcmのオーダと悪
い。従って、実際の遮蔽ではあらかじめ設計しておいた
遮蔽材の寸法が合わず、現地で寸法を修正する必要があ
った。また、従来は遮蔽を行うための遮蔽材として遮蔽
ブロックを用いる場合が多く、遮蔽壁が厚い場合はブロ
ックを穴の深部に設定する必要があるので作業能率が低
下することがあった。さらに、従来はブロックを用いる
場合はブロックの前後で隙間がないようにするために凹
凸をもった特殊な形状の遮蔽ブロックを用いる場合があ
った。こうしたブロックは高価であるという問題点があ
った。特に壁を斜めに真空ダクトが貫通する場合は直方
体のブロックを用いたのでは隙間ができてしまい遮蔽効
果が小さいという問題点があった。また、数種類の形状
の遮蔽材を製作して組合せて隙間が小さくなるようにす
る遮蔽が行われており、コスト高、あるいは作業に時間
がかかってしまう場合があった。
【0007】4.壁5に設けた穴6に通す真空ダクト1
0の周囲の遮蔽において、ダクト上部の遮蔽は作業性が
悪く、施工に時間がかかる。真空ダクトを通す壁の製作
精度は悪いので、真空ダクト10を通した状態で設計時
の遮蔽材を用いてダクト周囲の遮蔽を遮蔽していくと天
井部などの間に隙間ができる場合があった。また、壁厚
が厚い場合は深部での作業性が悪くなるのでダクト上部
の遮蔽のように作業性が悪い場合は遮蔽工事の能率が低
下すると言う問題点があった。真空ダクトは施工時には
アライメントされており、従来のように特殊なブロック
を真空ダクトの周囲に置く方法では、遮蔽材が固定され
ていないので、真空ダクトの周囲の遮蔽材に隣合う遮蔽
材を並べる作業中に真空ダクトに力が掛かり、アライメ
ントが狂ったり、ダクトを破損したりしないように慎重
に遮蔽工事する必要があり、遮蔽に時間がかっていた。
また、遮蔽の解体再構築の際は組立と同じだけの注意と
時間が必要であった。
【0008】5.従来は図12に示すように通常人が出
入りする迷路4と大きな機器を搬入するための搬入口を
共通にすると迷路4を通す機器の大きさに制限があっ
た。従って通常の出入り口と搬入口とは別になってい
た。この場合搬入口と通常の出入口の2カ所を工事する
必要があった。また、搬入口の扉は大きく、放射線発生
装置を収納する部屋の壁と同程度以上の遮蔽能力が要求
され、コンクリート、鉄あるいは鉛などの特別な材料で
製作されていたのでコスト高になると言う問題があっ
た。
【0009】6.図12において、従来は放射線発生室
1の遮蔽壁25を貫通してケーブルを敷設する場合に、
ダクトはフロアレベルよりも下にあるのでダクトの上部
の蓋を遮蔽材で作ったり、ダクトを曲げたり、あるいは
壁の一部を鉛などの比重の大きい材料と組み合わせて作
り、ダクトからの漏洩線量が少なくなるようにしてい
た。また、隙間に流動硬化性の遮蔽材や粒を充填して遮
蔽していた。従って、遮蔽が複雑であったり、遮蔽後の
ケーブ増設工事が面倒であったりするという問題点があ
った。
【0010】7.従来は放射線発生室を隔てる壁の外へ
信号線などのケーブルを通す場合、放射線の対策などの
ために直接壁に穴を開けて通す場合はその場所の遮蔽が
面倒であったり、ピットなどを通して線を結ぶ場合は配
線する距離が長くなると言う問題点があった。また、図
12において、従来は信号線等を放射線発生室1から壁
を隔てた利用室2まで敷設する場合、施設が完成した後
で信号線を増設したい場合がある。この場合新たなルー
トを通してケーブルを敷設する必要があるので面倒であ
った。
【0011】本発明は、従来技術の前記の問題点を解消
し、放射線遮蔽機能がすぐれ、施行の容易な放射線遮蔽
構造体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る放
射線遮蔽構造体は、放射線遮蔽壁のダクト貫通口の浅部
の断面積を深部の断面積より大きくし、貫通口内に分割
した遮蔽体を充填した。
【0013】請求項2の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽壁のダクト貫通口の内壁を予め埋め込ん
だ金属枠で整形した。
【0014】請求項3の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽壁の開口の遮蔽体を積層した薄板で構成
し、この薄板を開口の深さ方向に分割し、この分割の境
界で薄板の断面に段差を与える異なった厚さの薄板を備
え、開口の深さ方向に斜面を有するくさび状の薄板を備
えて開口の周囲の隙間を閉塞した。
【0015】請求項4の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽壁を貫通するダクトの外形に沿う内面形
状と開口の深さ方向に平行な外面形状を有する容器に流
動硬化性または粒子状の遮蔽材を充填した。
【0016】請求項5の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線発生室の内外を連絡し、放射線遮蔽壁で囲ま
れた迷路において、迷路を構成する壁の一部を移動可能
なブロック状遮蔽体で構成し、このブロックを解体する
ことにより大型の搬入口を開口できる様にした。
【0017】請求項6の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、請求項5の発明に係る放射線遮蔽構造体において、
ブロック状遮蔽体を壁の厚さ方向に分割し、この分割の
境界でブロックの断面に段差を与える異なった寸法のブ
ロックを備えた。
【0018】請求項7の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽壁を貫通するケーブル敷設用溝におい
て、敷設したケーブルを跨ぐ橋状部材を備え、橋状部材
の外側に残った溝の空間を遮蔽体で充填した。
【0019】請求項8の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽のケーブル貫通部において、貫通するケ
ーブルを予め埋設したブロック状遮蔽体を、それと同形
の放射線遮蔽壁の開口にはめ込んだ。
【0020】請求項9の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽壁に貫通口を開口し、該貫通口にこれと
同形で且つ取外し自在な遮蔽体をはめ込んだ。
【0021】
【作用】請求項1の発明に係る放射線遮蔽構造体は、放
射線遮蔽壁の開口を貫通するダクトのアライメントが容
易であり、ダクトの位置ずれや位置の変更を許容でき
る。
【0022】請求項2の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、寸法精度の悪いコンクリートの開口を高い寸法精度
に整形できるので、遮蔽体間の隙間を減少でき、漏洩放
射線を減少できる。
【0023】請求項3の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、遮蔽体の施行が容易であり、また放射線遮蔽壁開口
の寸法精度が悪くても隙間の少ない遮蔽が可能である。
【0024】請求項4の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽壁開口内のダクト等の不規則な形状の部
材を規則的な形状の容器で取り囲むので、隙間の少ない
遮蔽が容易に施行できる。
【0025】請求項5の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、ブロック状遮蔽体の解体と組立てにより、迷路と搬
入口を兼用できるので、放射線発生室の開口の数をへら
すことができる。
【0026】請求項6の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、ブロック状遮蔽体間の隙間が壁の厚さ方向に貫通す
ることがないので、漏洩放射線を減少させることができ
る。
【0027】請求項7の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、ケーブル敷設用溝の中のケーブル量にかかわりなく
隙間の少ない放射線遮蔽が実施できるので漏洩放射線を
減少させることができる。
【0028】請求項8の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、ケーブル等の不規則な形状の貫通部材の周囲に全く
隙間のない放射線遮蔽が実施できるので、漏洩放射線を
減少させることができる。
【0029】請求項9の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、通常時は開口のない放射線遮蔽壁と同様な遮蔽機能
を有し、必要に応じて臨時の貫通口として使用できる。
【0030】
【実施例】
実施例1.図1は本発明に係る放射線遮蔽を実施する放
射線発生装置設置施設の構造の例を示している。図にお
いて21はシンクロトロン、22は電子蓄積リング、2
3は放射線発生装置設置室1とX線利用室2を隔てる壁
に開けた真空ダクト10を多数本通すことができる穴、
24は放射線発生装置室1を隔てるコンクリートの遮蔽
壁である。穴23の両端にはケーブルを通すためのダク
ト25が設置されている。30はコンクリートブロック
を積み上げて構築した搬入口である。31はコンクリー
トブロックを組み合わせて構築した迷路4の遮蔽壁の一
部である。
【0031】図2は本発明の実施例の構成を示す図であ
り、図1の穴23の構造を示したものである。図におい
て(a)は平面図、(b)はA−A断面図である。図で
穴23の断面積は深部では小さく浅部へ行くほど大きく
なっている。蓄積リング22はシンクロトロン21から
順番に設置されるが、機器の設置誤差の為に蓄積リング
22を設置する位置がずれてしまうと真空ダクト10が
壁24を貫通する位置がずれる。しかし、本発明によれ
ば図に示す穴23によって機器の最終位置が決まらなく
ても遮蔽壁の工事を進めることができる。また、水平方
向に広い空間を有する構造にしたのでX線利用室2から
蓄積リング22を容易に見通すことができ、アライメン
ト作業に有利である。さらに、図に示すように深部15
2と浅部150,151で段差を設けたので150部及
び151部に設置する遮蔽材150Aが深部152に設
置する遮蔽材152Aと段差を持つように設置すること
によりX線利用室2から放射線発生室1の内部を見通せ
なくなり、穴23の製作精度がcmのオーダと悪くても
遮蔽効果を上げることができる。図2では穴23は図
(b)に示すように真空ダクト10よりも上部のコンク
リートのみに段差152をつけたが、段差は真空ダクト
の下のみでも、上下両方でもよい。
【0032】実施例2.図3は本発明の第2の実施例の
構成を示す図である。図3において、23はダクト等を
貫通させるための放射線遮蔽壁の開口、40は穴の形状
を設計通りの寸法に保つための支え、41は枠である。
施工時は予め鉄で枠41を作りそれを穴枠としてはめ込
む。穴23が大きく、鉄枠41がたわむ可能性がある場
合は一部に40の支えを設けて強度を保つ。または数個
の鉄枠41を穴23に組み込んでもよい。43は鉄枠付
きコンクリートブロックである。寸法精度を上げるため
に予め鉄の箱を作りコンクリートを流し込む。鉄枠41
と鉄枠付きコンクリートブロック43はmmのオーダの
精度で製作が可能なので43を枠41に入れて41と4
3の間の隙間を小さくすることができる。この程度の隙
間であれば線源はX線利用室2から直接見通せず、漏洩
する放射線はダクトストリーミングのみを考えればよ
い。ダクトストリーミングによる線量は壁との隙間の高
さ/ダクト深さ、あるいはダクト幅/ダクト深さに比例
するので例えば壁厚が1mある場合は隙間高さが1mm
だと線量は1/1000になる。また、ダクトストリー
ミングによる放射線は低エネルギー放射線であり、薄い
遮蔽で減衰させることができる。コンクリートの寸法精
度はcmのオーダーであるが、寸法精度を容易に高くで
きる金属枠の使用により寸法精度をmmのオーダに整形
することができる。また、寸法精度がよいので予めの設
計通りに遮蔽を行うことが出来、施工現場での調整作業
が少なくてすむ。図では穴の断面は長方形にしたが、穴
の形状は円形等の他の形でも良い。
【0033】実施例3.図4は本発明の第3の実施例を
示している。図4(a)は平面図、(b)は断面図であ
る。図で47、46は壁の厚さ方向に分割された直方体
形状の板状コンクリートブロック、45は斜めにカット
したくさび状の板状コンクリートブロックである。一枚
は人が作業するに支障のない程度の重さである。図のよ
うに47、45及び46を組み合わせることによって遮
蔽材間の隙間を小さくすることができる。また、壁ある
いは遮蔽材の寸法精度が悪い場合は三角形の遮蔽材45
を前後にずらして横方向の寸法を調整することができ
る。また、従来用いていたブロックを薄板にしたので壁
厚が大きくても作業性はよい。高さ方向は厚みの違う板
を用いて、前後で隙間をなくすことができる。
【0034】図では三角形にカットしたが台形でも良
い。また、板には予め取り出し易いように穴やネジ穴を
空けておいてもよい。
【0035】また遮蔽ブロックにはコンクリートブロッ
クを用いたが、ポリエチレンや鉄板などの遮蔽材でもよ
い。
【0036】実施例4.図5は本発明の第4の実施例を
示している。図5(a)において放射線発生室1から利
用室2へ真空ダクト10が遮蔽壁24を斜め上方向に貫
通している。51は本発明の遮蔽ブロックである。遮蔽
ブロック51はダクトの上の遮蔽壁に取り付けて遮蔽壁
の一部としている。あるいは55を壁の側面に取り付け
て真空ダクト10の周囲を遮蔽する構造としている。図
5(b)は遮蔽ブロック51の構造を示している。図で
53は鉄の容器、52はコンクリート、54は止め金具
である。適当な形状の遮蔽容器53を予め作り、コンク
リート52を流し込んで遮蔽ブロックとする。ブロック
は金具54で取り付ける。図では鉄容器53には遮蔽材
としてコンクリートを入れたが鉛や鉄、ボロン、ポリエ
チレンや他の流動硬化性または粒状の遮蔽材でも良い。
また、容器はボロンやポリエチレン、アルミなどの放射
線遮蔽材料で作ってもよい。図5のように真空ダクト1
0が斜めに空間23を貫通している場合に10の周囲を
遮蔽することを考える。真空ダクト10のアライメント
が完了すると穴23内の空間的位置が決まるので予め遮
蔽ブロック51の形状を決定することができる。真空ダ
クト10をアライメントする為にアライメント基準を移
しておく。次に遮蔽ブロック51を取り付けて真空ダク
ト10をアライメントし直す。以後は51は壁の一部と
考えることができるのでダクト10の上部の遮蔽は不要
になる。また、容器53の形状は真空ダクト10の形状
に沿った形にしても良い。また、図5(c)で56、5
7はダクトを囲むように作った容器を示している。構造
は図(b)と同じである。
【0037】実施例5.図6は本発明の第5の実施例を
示している。図6(a)において51、60、61、6
2、63、64は鉄枠付き遮蔽ブロックである。51は
天井に予め取り付ける。65は真空ダクト10と遮蔽ブ
ロックの間の隙間にいれた硬化する流動性の遮蔽材、6
6は鉛ブロック、67はポリエチレン板、70はコンク
リート板である。図6(b)は遮蔽ブロックを組み合わ
せた例を示している。図6(b)において真空ダクト1
0の周囲は遮蔽ブロック61、62、69、68で囲ま
れ、真空ダクト10の間に入れる流動性の遮蔽材の接着
を防ぐようにダクト10の周りを処理してある。遮蔽ブ
ロック68、69は真空ダクト10に直接力がかからな
いように10の断面積よりも大きくしており、遮蔽ブロ
ック61を上に載せた場合に真空ダクトと10と遮蔽ブ
ロック61との間に隙間が開く。この隙間に時間経過で
硬化する流動性の遮蔽材を入れて隙間をふさぐ構造にな
っている。また、69と62は移動しないように固定用
の鉄板59で連結することができる。図では真空ダクト
10が斜めになっている場合に付いて説明したが真空ダ
クト10が水平方向に斜めに壁に入っている場合も施工
方法は同じである。
【0038】実施例6.図7は本発明の第6の実施例を
示している。図7(a)において91は真空ダクト0を
包み込むように置いた遮蔽材注入用の容器、92は流動
性の遮蔽材で時間が経つと硬化する。図7(b)は
(a)の実際の配置を示している。93は煉瓦形状の鉛
ブロックを積む領域である。94はポリエチレン板であ
る。図において真空ダクト10は遮蔽壁24を斜めに貫
通している。鉛を積む領域93の面と容器91の壁が平
行になるように容器91を作る。91にあらかじめ遮蔽
材92を充填し硬化させる。91はダクト10と一体の
構造体になる。本方法によれば隣接する遮蔽材と接する
面の隙間が小さくできるので遮蔽効果を上げることがで
きる。図では鉛ブロック93の間に容器91を置いた
が、容器91を置かず鉛ブロック93の隙間に直接流動
硬化性の遮蔽材を充填してもよい。
【0039】実施例7.図8は本発明の第7の実施例を
示している。図において30、31はコンクリートブロ
ック、110はブロックを積むためのガイドである。ガ
イド110は金属でできており天井及び床にアンカ止め
して、解体組み立て時位置決めのガイドにする。111
は積み上げたブロックを見えないようにするための化粧
用パーテイションである。また、図8(b)は図8
(a)のA部の詳細図、図8(c)はA部の上部であ
る。115は鉄板、116は鉛ブロック、114は鉄板
115を支えるための支持用I形アングルを組み合わせ
た構造物である。また、112はボロン入りポリエチレ
ン、図8(c)の113は鉄板である。117は出入り
口扉である。施工方法について説明する。まず、ガイド
110を設置する。ガイドに合わせてブロック31を積
み上げる。次に112及び113を用いて前後左右にコ
ンクリートブロック31あるいは30の位置をずらしな
がらコンクリートブロックを積み上げる。ブロックが積
み上がると支持金属114を取り付け、鉄板115を敷
いて放射線が天井方向へ漏れないように鉛ブロック11
6を敷く。さらに鉛ブロック116の上には中性子遮蔽
用にボロン入りポリエチレンやパラフィンなどを置いて
もよい。次に、遮蔽体が構築されれば美観を保つために
パーティッション111を取り付けて外からブロックが
見えないようにする。上記のようにして迷路4が完成す
る。通常は出入口扉117から迷路4を通って放射線発
生装置設置室1へ入室する。もし、大きな機器を搬入す
る場合はブロック30あるいは31を解体して搬入口と
して機器を搬入する。その結果、広い搬入経路を確保す
る事ができる。
【0040】実施例8.図9は本発明の第8の実施例を
示している。図において77は放射線遮蔽壁を貫通する
ケーブル敷設用の溝、76はケーブル、71は鉄板、7
2は鉛、73はポリエチレン、74は鉄蓋、75は鉄板
71を支えるための足である。図で75、71でケーブ
ル76をまたぐように橋を作り、橋の上に鉛ブロック7
2及びポリエチレン73を積んで遮蔽する。従って、ケ
ーブルダクトの断面積が小さくなるので漏洩する放射線
量を減らすことができる。主要な放射線は鉄蓋74のあ
る上部から来るのでポリエチレン73及び鉛72をもち
いて上部からの放射線を遮蔽している。また、下部はダ
クトストリーミングが主であり、断面積が大きいほどま
た、放射線の移動経路の長さが短いほど漏洩する放射線
は多くなる。ケーブルの重なり具合で隙間が開き、断面
積が大きくなることが考えられるが、重なりによって放
射線の通る実効経路はかえって長くなり、放射線は減衰
する。また、もし漏洩する放射線が多い場合はボロン入
りポリエチレンやパラフィンなどの粒を充填すれば断面
積を小さくできかつ実効経路を長くできる。しかも中性
子を減速吸収する事ができる。ケーブルの増設時は橋を
高くすればよい。
【0041】実施例9.図10は本発明の第9の実施例
の構成を示す図である。図10において80はコンクリ
ートブロック、81はケーブルである。ケーブル81は
予めブロックを作る型に入れられコンクリートブロック
に埋め込む。この方法はケーブルの様な不規則な形状の
貫通部材の周囲に隙間の全くない遮蔽を実施できる。ま
たケーブルを蛇行させれば遮蔽能力の低いケーブルが遮
蔽の弱点となることを防ぐことができる。
【0042】実施例10.図11は本発明の第10の実
施例の構成を示す図である。図11は本発明の実施例を
示している。図で140は壁に埋め込んだ丸型ダクトで
ある。141は円筒形の鉄、142は円筒形のポリエチ
レンである。使わない場合は円筒形状の鉄やポリエチレ
ンを詰めて遮蔽しておく。この方法により、通常時は開
口のない放射線遮蔽壁と同様な遮蔽機能を有し、必要に
応じて臨時の貫通口として使用できる。
【0043】
【発明の効果】請求項1の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽壁の開口を貫通するダクトのアライメン
トが容易であり、ダクトの位置ずれや位置の変更を許容
できる。
【0044】請求項2の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、寸法精度の悪いコンクリートの開口を高い寸法精度
に整形できるので、遮蔽体間の隙間を減少でき、漏洩放
射線を減少できる。
【0045】請求項3の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、遮蔽体の施行が容易であり、また放射線遮蔽壁開口
の寸法精度が悪くても隙間の少ない遮蔽が可能である。
【0046】請求項4の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、放射線遮蔽壁開口内のダクト等の不規則な形状の部
材を規則的な形状の容器で取り囲むので隙間の少ない遮
蔽が容易に施行できる。
【0047】請求項5の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、ブロック状遮蔽体の解体を組立てにより、迷路と搬
入口を兼用できるので、放射線発生室の開口の数を減ら
すことができる。
【0048】請求項6の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、ブロック状遮蔽体間の隙間が壁の厚さ方向に貫通す
ることがないので、漏洩放射線を減少させることができ
る。
【0049】請求項7の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、ケーブル敷設用溝の中のケーブル量にかかわりなく
隙間の少ない放射線遮蔽が実施できるので、漏洩放射線
を減少させることができる。
【0050】請求項8の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、ケーブル等の不規則な形状の貫通部材の周囲に全く
隙間のない放射線遮蔽が実施できるので、漏洩放射線を
減少させることができる。
【0051】請求項9の発明に係る放射線遮蔽構造体
は、通常時は開口のない放射線遮蔽壁と同様な遮蔽機能
を有し、必要に応じて臨時の貫通口として使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る放射線遮蔽を実施する放射線発
生施設の一例を示す図。
【図2】 本発明の第1の実施例を示すダクトを貫通さ
せる開口を持った遮蔽壁の構造を示す図。
【図3】 本発明の第2の実施例の鉄枠を付けた開口を
有する遮蔽壁の構造を示す図。
【図4】 本発明の第3の実施例を示す遮蔽壁の薄板に
よる遮蔽方法を示す図。
【図5】 本発明の第4の実施例を示す遮蔽ブロックを
遮蔽壁に取り付けた構造を示す図。
【図6】 本発明の第5の他の実施例を示す遮蔽ブロッ
クを用いて遮蔽した構造を示す図。
【図7】 本発明の第6の実施例を示す流動性の遮蔽材
を用いて遮蔽した真空ダクトの周りの遮蔽構造を示す
図。
【図8】 本発明の第7の実施例を示す迷路と搬入口の
構造を示す図。
【図9】 本発明の第8の実施例を示すケーブルダクト
の遮蔽構造を示す図。
【図10】 本発明の第9の実施例を示す信号線をコン
クリートブロックに埋め込んだ構造を示す図。
【図11】 本発明の第10の実施例を示すケーブルダ
クトを遮蔽壁に埋め込んだ構造を示す図。
【図12】 従来の放射線発生施設の遮蔽方法を示す
図。
【符号の説明】
1 X線発生室 2 X線利用室 3
コントロール室 4 迷路 5 コンクリート壁 6
窓 7 ターゲット 8 鉛 9
直線加速機 10 真空ダクト 11 遮蔽扉 21
シンクロトロン 22 電子蓄積リング 23 穴 24
コンクリート壁 25 ケーブルダクト 30 迷路の壁となるコンク
リートブロック 31 搬入口となるコンクリートブロック 40
支え 41 鉄枠 43 鉄枠付きコンクリート
ブロック 44 他の鉄枠付きコンクリートブロック 45 三角形の薄板状のコンクリートブロック 46 薄板状コンクリートブロック 47 薄板状コンクリートブロック 51 鉄枠付きコンクリートブロック 52
コンクリート 53 鉄枠 54 取付金具 56 鉄枠付きコンクリートブロック 57 鉄枠付きコンクリートブロック 59
固定用鉄板 60 鉄枠付きコンクリートブロック 61 鉄枠付きコンクリートブロック 62 鉄枠付きコンクリートブロック 63 鉄枠付きコンクリートブロック 64 鉄枠付きコンクリートブロック 65
流動性遮蔽材 66 鉛 67 ポリエチレン板 68 鉄枠付きコンクリートブロック 69 鉄枠付きコンクリートブロック 70 薄板状コンクリートブロック 71
鉄板 72 鉛 73 ポリエチレン板 74
鉄蓋 75 支え 76 ケーブル支え 80 コンクリートブロック 81 信号ケーブル
91 鉄箱 92 流動性遮蔽材 93 鉛ブロック 94
ポリエチレン 110 ガイド 111 パーティッション 112 ポリエチレン板 113 鉄板 114
支持金具 115 鉄板 116 鉛ブロック 117
扉 140 ケーブルダクト 141 鉄円筒 142
ポリエチレン円筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 禎彦 尼崎市塚口本町八丁目1番1号 三菱電機 株式会社半導体基礎研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線発生室と他の部屋とを隔てて、ダ
    クトを貫通させる開口を有する放射線遮蔽壁において、 前記開口の浅部の断面積を深部の断面積より大とし、開
    口内に分割した遮蔽体を充填したことを特徴とする放射
    線遮蔽構造体。
  2. 【請求項2】 放射線発生室と他の部屋とを隔てて、ダ
    クトを貫通させる開口を有する放射線遮蔽壁において、 前記開口の内壁を予め埋め込んだ金属枠で整形したこと
    を特徴とする放射線遮蔽構造体。
  3. 【請求項3】 放射線発生室と他の部屋とを隔てて、ダ
    クトを貫通させる開口を有する放射線遮蔽壁において、 前記開口の遮蔽体を積層した薄板で構成し、前記薄板を
    開口の深さ方向に分割し、該分割の境界で前記薄板の断
    面に段差を与える異なった厚さを薄板を備え、前記開口
    の深さ方向に斜面を有するくさび状の薄板を備え、前記
    開口の周囲の隙間を閉塞したことを特徴とする放射線遮
    蔽構造体。
  4. 【請求項4】 放射線発生室と他の部屋とを隔てて、ダ
    クトを貫通させる開口を有する放射線遮蔽壁において、 前記ダクトの外形に沿う内面形状と前記開口の深さ方向
    に平行な外面形状を有する容器を備え、該容器内に流動
    硬化性遮蔽材料または粒子状遮蔽材料を充填したことを
    特徴とする放射線遮蔽構造体。
  5. 【請求項5】 放射線発生室の内外を連絡し、放射線遮
    蔽壁で囲まれた迷路において、該迷路を構成する壁の一
    部を移動可能なブロック状遮蔽体で構成し、該ブロック
    を解体することにより大型の搬入口を開口することを特
    徴とする放射線遮蔽構造体。
  6. 【請求項6】 前記ブロック状遮蔽体を壁の厚さ方向に
    分割し、該分割の境界で前記ブロックの断面に段差を与
    える異なった寸法のブロックを備えたことを特徴とする
    請求項5に記載の放射線遮蔽構造体。
  7. 【請求項7】 放射線遮蔽構造体を貫通するケーブル敷
    設用溝において、敷設したケーブルを跨ぐ橋状部材を備
    え、該橋状部材の外側に残った前記溝の空間を遮蔽体で
    充填したことを特徴とする放射線遮蔽構造体。
  8. 【請求項8】 放射線遮蔽壁のケーブル貫通部におい
    て、貫通するケーブルを予め埋設したブロック状遮蔽体
    を、それと同形の放射線遮蔽壁の開口にはめこんだこと
    を特徴とする放射線遮蔽構造体。
  9. 【請求項9】 放射線遮蔽壁に貫通口を開口し、該貫通
    口にこれを同形に充填し、且つ取外し自在な遮蔽体をは
    め込んだことを特徴とする放射線遮蔽構造体。
JP27775794A 1994-11-11 1994-11-11 放射線遮蔽構造体 Pending JPH08136694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27775794A JPH08136694A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 放射線遮蔽構造体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27775794A JPH08136694A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 放射線遮蔽構造体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08136694A true JPH08136694A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17587916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27775794A Pending JPH08136694A (ja) 1994-11-11 1994-11-11 放射線遮蔽構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08136694A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001051093A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Mitsubishi Materials Corp 核燃料物質貯蔵容器、中性子遮蔽材及びその製造方法
JP2009229181A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Ihi Corp 地下式電子線照射設備
JP2016223954A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 株式会社安藤・間 貫通孔内遮蔽構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001051093A (ja) * 1999-08-10 2001-02-23 Mitsubishi Materials Corp 核燃料物質貯蔵容器、中性子遮蔽材及びその製造方法
JP2009229181A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Ihi Corp 地下式電子線照射設備
JP4697250B2 (ja) * 2008-03-21 2011-06-08 株式会社Ihi 地下式電子線照射設備
JP2016223954A (ja) * 2015-06-01 2016-12-28 株式会社安藤・間 貫通孔内遮蔽構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101309868B1 (ko) 이온화 방사선용 차폐물
JP5227160B2 (ja) 放射線遮蔽構造
CN101548160B (zh) 具有包含辐射屏蔽材料的结构梁的散装材料分析仪装置
CN101202127A (zh) 一种建造射线屏蔽室的模块式屏蔽方法及其结构
JPH08136694A (ja) 放射線遮蔽構造体
WO2015151356A1 (ja) 最終処分場
JP2014092462A (ja) プレキャストコンクリート版のガンマ線遮蔽構造
CN106782728A (zh) 一种可移动箱式组合屏蔽系统
KR20090050375A (ko) 조립이동식 방사선 차폐 건물
CN206283709U (zh) 一种屏蔽体可拆卸的加速器
JP3919264B2 (ja) 放射線遮蔽体
JP2019187687A (ja) 粒子線治療システム、粒子線治療システムの構築方法および粒子線治療装置
JP2001091690A (ja) 放射線遮蔽施設
Ghosh et al. Dose rates outside the SR tunnel for gate valve fault conditions and mis-steering events: Comparisons with measurements
JP2600074B2 (ja) 放射線遮蔽壁における傾斜したダクト孔周囲の構造
KR100733791B1 (ko) 방사선 차폐벽
JP5666741B1 (ja) 廃棄物処分方法
JPH0950899A (ja) 電子蓄積リング
JP2022089464A (ja) 配管用放射線遮蔽構造
JP5666740B1 (ja) 最終処分場
KR200394990Y1 (ko) 방사선 차폐벽
JP5666742B1 (ja) 最終処分場
Matsushita et al. Dose rate evaluation of workers on the operation floor in Fukushima-Daiichi Unit 3
Dunn et al. Radiation control aspects of the civil construction for a high power free electron laser (FEL) facility
Jenkins et al. Unique radiation problems associated with the SLAC Linear Collider