JPH08136386A - 管路閉塞検出装置 - Google Patents
管路閉塞検出装置Info
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- JPH08136386A JPH08136386A JP27651894A JP27651894A JPH08136386A JP H08136386 A JPH08136386 A JP H08136386A JP 27651894 A JP27651894 A JP 27651894A JP 27651894 A JP27651894 A JP 27651894A JP H08136386 A JPH08136386 A JP H08136386A
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Abstract
信頼性が向上でき、メンテナンスが容易な管路閉塞検出
装置を提供する。 【構成】 2本の導圧管と、該導圧管を介して差圧と静
圧とを検出する差圧検出手段を具備する管路閉塞検出装
置において、前記差圧信号の揺動と前記静圧信号の揺動
との相関関係から前記導圧管の一方又は両方の詰まり状
態を検出し検知信号を発する検知手段を具備したことを
特徴とする管路閉塞検出装置である。
Description
が可能で、圧力測定の信頼性が向上でき、メンテナンス
が容易な管路閉塞検出装置に関するものである。
従来例の構成説明図で、例えば、「工業計測ハンドブッ
ク」(空気式計器編) 横河電機製作所編 東京電機大
学出版局発行 昭和41年12月10日発行 第2頁
図1・3に示されている。
管路である。3は測定流体の流量を制御する弁、4は弁
3の弁開度を制御するポジショナである。5はポジショ
ナ4をコントロールするコントローラである。6は、弁
3により制御された測定流体の流量を検出し、検出信号
をコントローラ5に送る流量計本体で、この場合は、差
圧伝送器が使用されている。7は流量計本体6に測定流
体2の圧力を伝達する導圧管である。8はオリフイスで
ある。
が流れると、流量計本体6は測定流体2の流量を測定す
る。流量計本体6の流量測定信号は、コントローラ5に
送られ、目標値と比較され、調節信号がバルブポジショ
ナー4に送られ、弁3の開閉が行われる。
な装置においては、導圧管7に詰まりが生じ導圧管7に
異常があった時でも、流量計本体6の出力が振切れるほ
どの流量の大変動が生じた場合や、定期点検等の点検を
した場合には異常が検知出来るが、多くの場合は、異常
検出が困難である。これらの異常を、出力異常発生前に
防ぐには、出力の変化から経験的に予測するか、作業者
の定期点検等で詰まり状態を発見するしかない。安全サ
イドからは頻繁な定期点検が必要であり,頻繁な点検は
時間と手間がかかるという問題がある。更に突発的な詰
まりには対応出来ないという問題があった。本発明は上
記従来技術の問題を解決するためになされたものであ
る。本発明の目的は、導圧管の詰まり状態を常に監視し
ておき導圧管の詰まりが所定レベルを越えた場合には警
報を発することが可能な管路閉塞検出装置を提供するこ
とを目的とする。即ち、導圧管の詰まりの検出が可能
で、圧力測定の信頼性が向上でき、メンテナンスが容易
な管路閉塞検出装置を提供するにある。
に、本発明は、 (1)2本の導圧管と、該導圧管を介して差圧と静圧と
を検出する差圧検出手段を具備する管路閉塞検出装置に
おいて、前記差圧信号の揺動と前記静圧信号の揺動との
相関関係から前記導圧管の一方又は両方の詰まり状態を
検出し検知信号を発する検知手段を具備したことを特徴
とする管路閉塞検出装置。 (2)差圧値の揺動幅と高圧側圧力値を静圧とした場合
の静圧値の揺動幅と静圧値から差圧値を差し引いて得ら
れる低圧側圧力値の揺動幅或いは差圧値の揺動幅と低圧
側圧力値を静圧とした場合の静圧値の揺動幅と静圧値か
ら差圧値を加算して得られる高圧側圧力値の揺動幅の相
関関係から導圧管の一方又は両方の詰まり状態を検出し
検知信号を発する検知手段を具備したことを特徴とする
請求項1の管路閉塞検出装置。 (3)高圧側圧力値の揺動の度合と低圧側圧力値の揺動
の度合の差と,高圧側圧力値の揺動の度合いと差圧の揺
動の度合の差と,低圧側圧力値の揺動の度合いと差圧の
揺動の度合の差から導圧管の一方又は両方の詰まり状態
を検出し検知信号を発する検知手段を具備したことを特
徴とする請求項1の管路閉塞検出装置。を構成したもの
である。
導圧管を介して差圧と静圧とを検出する。検知手段にお
いて、差圧検出手段で検出された差圧信号の揺動と静圧
信号の揺動との相関関係から、導圧管の一方又は両方の
詰まり状態を検出し検知信号を発する。以下、実施例に
基づき詳細に説明する。
において、11は測定対象であり,例えば10kgf/
cm2を中心として±300mmHg程度の圧力揺らぎ
を有している。12は管路13に設けられたオリフィス
である。14a,14bは、測定対象1から圧力を伝達
するための、この場合は、内径15mm程度の導圧管で
ある。15は、導圧管14の一端に接続された差圧検出
器で、静圧値と差圧値とを検出する。ここで、静圧と
は、JISの規定によると、高圧側圧力PHを静圧とし
ているので、ここでも高圧側圧力を静圧として考える。
差分回路で、静圧値から差圧を差し引いて低圧側圧力値
PL計算する差分回路である。低圧側圧力値PLは導圧管
14bにより導圧された圧力である。17は差分回路1
6で計算された低圧側圧力値PLと、圧力検出器3で検
出された差圧値と静圧値(高圧側圧力PH)をある時間
保持する圧力データの記憶回路である。18は記憶回路
17に保持されている圧力データから各圧力の揺動の度
合を計算する圧力揺動の度合計算回路である。19は、
圧力揺動度合の計算回路18で計算された各圧力値の揺
動の度合の相関関係を決められた方法で計算する相関計
算回路である。21は導圧管詰まり時の相関関係を示す
値が記録されている相関関係記録回路である。22は相
関計算回路19から出力される相関関係を示す値と、相
関関係記録回路21の記録値とを比較して、導圧管14
a,14bの詰まり具合を計算する詰まり診断回路であ
る。この場合は、差圧信号の揺動と静圧信号の揺動との
相関関係から直接詰まり具合を診断する。23は詰まり
診断回路22から出力される、詰まり診断結果信号であ
る。以上の構成において、差圧検出器15は導圧管14
a,14bにより伝達される測定対象11の差圧値と静
圧値(高圧側圧力PH)を検出する。検出された圧力値
から低圧側圧力値PLを計算する。差圧値,静圧値(高
圧側圧力PH),低圧側圧力値PLは圧力データの記憶回
路17において、ある時間中に測定されたデータが全て
保持される。圧力揺動度合の計算回路18は、圧力デー
タの記憶回路17に保持されているデータを使用して、
各圧力の揺動の度合を計算する。相関計算回路7は、圧
力揺動度合の計算回路18から出力される各圧力の揺動
の度合の相関関係を定められた方法にて計算し、詰まり
診断回路22に出力する。詰まり診断回路22は相関関
係記録回路21に前もって保持されている、導圧管14
a,14bの各モード(高圧側/低圧側の両側詰まり、
片側詰まり)の相関関係と比較し、例えば、ファジイ推
論等の手法で、詰まり状態の診断を行い、診断結果を決
められた方法で出力する。更に、詳述すると、差圧出力
と静圧出力の以下のような相関関係から、導圧管の詰ま
りが推定可能となる。通常、オリフィス式流量測定を行
っている場合、差圧と静圧の値は一定ではなく、常に揺
動分を持っている。(このときの静圧とは、一般に高圧
側圧力を静圧としているので、ここでも、高圧側圧力を
静圧として考える。低圧側を静圧としても同様に考えら
れる。) 従って、高圧側・低圧側両者の導圧管詰まりが発生して
いない状態の差圧の揺動幅・静圧値の揺動幅と比較して
両者の揺動幅が小さくなれば、高圧側・低圧側導圧管が
ともにつまったことが推定される。また、差圧伝送器は
通常、如何なる環境でも正しい差圧出力をだすため、静
圧変化とは充分に分離されている。しかし、高圧側・低
圧側導圧管のどちらかが詰まった場合、伝送器には、詰
まりによる静圧の圧力変化の影響を受けた差圧値が加わ
るため、詰まりが発生する前後で、差圧の揺動分と静圧
の揺動分に、ある相関関係をもった変化が現れる。それ
を以下に示す。まず、最初に静圧・差圧には、プランジ
ャポンプ等による大きな脈動圧力変化がない場合につい
て考える。従って、差圧や静圧の揺動はオリフィスによ
って発生する乱流によって引き起こされるランダムな圧
力変化であって、両者の揺動の位相は一致いていないと
する。相関関係は、高圧側、低圧側ともに詰まっていな
い場合の差圧の揺動と静圧の揺動の大きさによって、大
きく分類される。以下で揺動幅の比較の基準対象となる
のは、導圧管が高圧側、低圧側ともに詰まっていない場
合の揺動幅である。 1)静圧の揺動幅が差圧の揺動幅に比べて大きいとき。 a)高圧側導圧管と低圧側導圧管の両方が詰まった場
合。 ……差圧の揺動、静圧の揺動ともに小さくなる。 b)高圧側導圧管のみ詰まった場合。 ……静圧の揺動幅が小さくなり、差圧の揺動幅は大きく
なる。 c)低圧側導圧管のみ詰まった場合。 ……差圧と静圧の揺動が大きさ・位相ともに等しくな
る。つまり、差圧の揺動幅は大きくなり、静圧の揺動幅
は変化しない。 2)静圧の揺動幅と差圧の揺動幅が同じくらいのとき。 a)高圧側導圧管と低圧側導圧管の両方が詰まった場
合。 ……差圧の揺動、静圧の揺動ともに小さくなる。 b)高圧側導圧管のみ詰まった場合。 ……静圧の揺動幅が小さくなり、差圧の揺動幅は変化し
ない。 c)低圧側導圧管のみ詰まった場合。 ……差圧と静圧の揺動が大きさ・位相ともに等しくな
る。つまり、差圧・静圧の揺動幅に大きな変化はない。 3)差圧の揺動幅が静圧の揺動幅に比べて大きいとき。 a)高圧側導圧管と低圧側導圧管の両方が詰まった場
合。 ……差圧の揺動、静圧の揺動ともに小さくなる。 b)高圧側導圧管のみ詰まった場合。 ……静圧の揺動幅が小さくなり、差圧の揺動幅は変化し
ない。 c)低圧側導圧管のみ詰まった場合。 ……差圧と静圧の揺動が大きさ・位相ともに等しくな
る。つまり、差圧の揺動幅が小さくなり、静圧の揺動幅
は変化しない。 次に、静圧や差圧に脈動圧力変化が含まれる場合を考え
る。前述したように、導圧管の片側のみが詰まった場合
は、詰まりが発生していない方の圧力変化と差圧値の変
化が等しくなる。つまり、低圧側が詰まった場合は、高
圧側の圧力変化と差圧の変化が大きさ・位相共に等しく
なる。高圧側が詰まった場合は、低圧側の圧力変化と差
圧の変化が大きさは等しく、変化の方向は逆になる。従
って、次にような相関関係が現れ、詰まりが推定できる
静圧に大きな脈動圧力変化がある場合について考えると a)高圧側導圧管のみ詰まった場合。 ……静圧の脈動圧力変化はなくなり、差圧にその脈動変
化が現れる。 b)低圧側導圧管のみ詰まった場合。 ……静圧の脈動圧力変化と同期して、差圧にも同じよう
な脈動変化が現れる。つまり、静圧の脈動圧力変化は変
化せず、差圧にその脈動変化が現れる。 以上のように、静圧と差圧の揺動(脈動)変化の相関関
係から、導圧管の詰まりが推定できる。実際の流量測定
の結果を図2、3、4に示す。a図は差圧出力で、b図
は静圧出力である。縦軸は圧力値を示し、横軸は離散化
して測定したデータNoで、時間軸を示す。全ての図
は、大体データNo.1〜500まで、導圧管詰まりが無い
状態の圧力変化で、501〜1000までは、擬似的に導圧管
詰まりを発生させたときの出力変化である。測定した流
量状態は、上述の1)の静圧の揺動の方が差圧のに比べ
て大きい場合に該当する。高圧側・低圧側ともに導圧管
詰まりを発生させると、図2に示す如く、静圧・差圧と
もに揺動幅が小さくなる。高圧側のみ導圧管詰まりを発
生させると、図3に示す如く、差圧の揺動幅は大きくな
り、静圧の揺動は小さくなる。低圧側のみ導圧管詰まり
を発生させると、図4に示す如く、静圧の揺動と差圧の
揺動が、ほぼ等しくなり、従ってこの場合、差圧の揺動
幅が大きくなる。また、両者の相関関係を脈動がある場
合と無い場合に分けて説明したが、実際にはこれらが混
在している場合が多い。このような場合は、脈動の無い
部分の揺動に着目して判断するか、脈動に着目するして
判断することにより、詰まりが推定できる。この結果、
導圧経路の詰まり状態の定期点検が必要無くなり、メン
テナンス工数の削減が可能になる。また、必要時に必要
な程度、詰まり診断が可能になるので、圧力測定の信頼
性が向上する。また、圧力測定器の異常出力から、導圧
管の詰まり状態を推測するには長年の経験が必要であっ
たが、本発明装置を使用することにより、誰でも診断が
可能となる。図5は本発明の他の実施例の要部構成説明
図である。本実施例において、31は相関計算回路19
から出力される相関関係を示す値と、相関関係記録回路
21の記録値とを比較して、導圧管14a,14bの詰
まり具合を計算する詰まり診断回路である。この場合
は、差圧信号の揺動幅と高圧側圧力値から得られる静圧
信号の揺動幅と静圧値から差圧値を差し引いて得られる
低圧側圧力値の揺動幅の相関関係から導圧管の一方又は
両方の詰まり状態を検出し検知信号を発する。この結
果、静圧値と差圧値の差をとることにより、図1実施例
で明確でなかった低圧側の導圧管詰まりを明確にでき
る。つまり、”差圧と静圧の揺動が大きさ・位相ともに
等しくなる”と言うのは、静圧−差圧 または差圧−静
圧の値の絶対値が小さくなることで表現できることにな
る。このことにより、推定を行う上で、より簡便に、よ
り確実に診断が可能になる。実際に、図2、3、4の測
定結果で、静圧−差圧(詰まり低圧側圧力)を計算した
結果を図6(a),(b),(c)に示す。(a)、
(b)、(c)はそれぞれ図2、3、4の静圧値と差圧
値から計算したものである。低圧側導圧管詰まりが発生
すると、図6(c)のように揺動幅が小さくなり、詰ま
りが発生したことが推定できる。図7は本発明の他の実
施例の要部構成説明図である。本実施例において、41
は相関計算回路19から出力される相関関係を示す値
と、相関関係記録回路21の記録値とを比較して、導圧
管14a,14bの詰まり具合を計算する詰まり診断回
路である。この場合は、高圧側圧力値の揺動の度合いか
ら低圧側圧力値の揺動の度合を差し引いた値と高圧側圧
力値の揺動の度合いから差圧の揺動の度合を差し引いた
値と低圧側圧力値の揺動の度合いから差圧の揺動の度合
を差し引いた値とから導圧管の一方又は両方の詰まり状
態を検出し検知信号を発する。この結果、実際に導圧管
の詰まりを推定する場合、ただ単に揺動幅の変化だけで
推定すると、測定している流量条件により、差圧と静圧
の揺動幅が変化し、詰まっていないにも関わらず詰まり
と推定してしまう恐れがある。また、これを回避するた
めに、相関関係に種々な条件を付けなければならず、詰
まりの推定が複雑になる。そこで、次のような信号処理
を行うことにより、より簡便に推定が行える。 1)差圧出力と静圧(高圧側圧力)出力と静圧−差圧(低
圧側圧力)出力の揺動幅Dp b,Spb,PLbを計算し、それぞれ
の差を取る。例えば、Q=Spb-PLb、R=PLb-Dpb、S=S
pb-Dpbで計算されるパラメータQ,R,Sを使うことによ
り流量変化による揺動幅の変化をキャンセルすることが
できる。 a)高圧側・低圧側ともに導圧管が詰まった場合。 Dpb,Spb,PLb全てが小さくなるので、Q,R,Sは全て小
さくなる。 b)高圧側の導圧管が詰まった場合。 Spbが小さくなるので、Qは負の値となり、Dpbも低圧側
の圧力変化によりある程度の値をとるので、Sも負の値
となる。PLbとDpbを比べると、Dpbは低圧側の圧力揺動
から発生してるので、Rはゼロに近い値をとる。 c)低圧側の導圧管が詰まった場合。 PLBが小さくなるのでQは増加し、Dpbも高圧側の圧力変
化によりある程度の値をとるので、Rは負の値をとる。
SpbとDpbを比べるとDpbは高圧側の圧力揺動から発生し
てるので、Sはゼロに近い値をとる。 実際の測定結果を図8、9、10に示す。図8、9、1
0の順で流速は遅くなり、静圧は高くなり、流量条件が
変わっている。図に示したグラフの見方は、図1と同じ
である。図に示した(a),(b),(c)は図6の
(a),(b),(c)と対応する。また、図8、9、
10の(b)の(R)、図8、9、10の(c)の(S)
は厳密にはゼロでなく、正の値を取っているが、これ
は、実験に使用した伝送器のセンタダイアフラム構造に
より、図8、9、10の(b)の場合は低圧側の圧力変
化がセンタダイアフラムを介して高圧側にも伝わり、若
干差圧の揺動が低圧側圧力の揺動より小さくなったため
と考えられる。同様に図8、9、10の(c)の場合も
説明できる。図11は本発明の他の実施例の要部構成説
明図である。本実施例において、51は相関計算回路1
9から出力される相関関係を示す値と、相関関係記録回
路21の記録値とを比較して、導圧管14a,14bの
詰まり具合を計算する詰まり診断回路である。この場合
は、差圧,静圧,静圧から差圧を引いて得られた低圧側
圧力値の、ある時刻の圧力値と一つ前の圧力値のそれぞ
れの差を求め、この3つの差の値をパラメータとして、
その積商差和の組み合わせから最適の組み合わせを取り
出して、最適の導圧管の一方又は両方の詰まり状態を検
出し検知信号を発する。この結果、最適の導圧管の一方
又は両方の詰まり状態を検出することができる。具体的
には、離散化し測定した差圧・静圧値を使って、 a. まず、静圧から差圧を引いて、低圧側圧力値を計算
する。 b. 一つ前の圧力値との差分をとる。例えば、ある時刻
の圧力値が、DPn,SPn,PLnとして、それより一つ前の圧
力値をDPn-1,SPn-1,Pn-1とすると 、差分dDPn=DPn-DPn-1
, dSPn=SPn-SPn-1 , dPLn=PLn-PLn-1 を計算する。 c. パラメータdDPn、dSPn、dPLnを使って、DP,SP,PLの
相関関係を求め、詰まり状態を推定する。 ここでこのパラメータを使って、詰まり状態を推定する
にあたり以下の特性を利用する。 a)H側・L側導圧管ともに詰まりが発生することによ
り、圧力の揺動は小さくなる。(dDPn、dSPn、dPLnの絶
対値は小さくなる) b)L側導圧管が詰まることにより、差圧出力と静圧出力
の揺動が一致し、(dDPn≒dSPn 、|dDPn|≒|dSPn| ) 低圧側圧力の揺動は小さくなる。(dPLnの絶対値は小さ
くなる) c)H側導圧管が詰まることにより、差圧出力と低圧側出
力の揺動は、符号が逆で一致する。( dDPn≒−dPLn 、
|dDPn|≒|dPLn| ) 静圧の揺動は小さくなる。(dSPnの絶対値は小さくな
る) 1.それぞれを掛けたことにより、各パラメータは以下
のような意味をもつ。 dDPn×dSPn:正の符号を取る傾向にあれば、dDPnとdSPn
の符号が一致していることを示し、b)からL側導圧管の
詰りが発生したことが推測される。また、絶対値が小さ
くなれば、a)からDPかSPのどちらかの揺動が小さくなっ
ていることを示すので、H側/L側ともに詰まっている
か、H側が詰まっていることが推測される。 dDPn×dPLn:負の符号を取る傾向にあれば、dDPnとdPLn
の符号が逆になっていることを示し、c)からH側導圧管
の詰りが発生したことが推測される。また、絶対値が小
さくなれば、a)からDPかPLのどちらかの揺動が小さくな
っていることを示すので、H側/L側ともに詰まってい
るか、L側が詰まっていることが推測される。 dSPn×dPLn:絶対値が小さくなれば、a)からDPかPLのど
ちらかの揺動が小さくなっていることを示すので、H側
/L側ともに詰まっているか、H側又はL側が詰まって
いることが推測される。 2.それぞれを割ることにより、各パラメータは以下の
ような意味を持つ。 dSPn/dDPn:正の符号をとり、絶対値が1に近づく傾向
にあれば、dSPnとdDPnの大きさが等しく符号も等しいこ
とを示し、b)からL側導圧管の詰りが発生したことが推
測される。絶対値が小さくなれば、dSPnが小さくなった
ことを示し、a)からH側導圧管に詰まりが発生したこと
が推測される。 dDPn/dSPn:正の符号をとり、絶対値が1に近づく傾向
にあれば、dDPnとdSPnの大きさが等しく、符号も等しい
事を示し、b)からL側導圧管の詰りが発生したことを推
測される。絶対値が大きくなれば、dSPnが小さくなった
事を示し、a)からH側導圧管に詰まりが発生したことが
推測される。 dPLn/dDPn:負の符号をとり、絶対値が1に近づく傾向
にあれば、dPLnとdDPnの大きさが等しく、符号が逆にな
っていることを示し、c)からH側導圧管の詰りが発生し
たことを推測される。絶対値が小さくなれば、dPLnの大
きさが小さくなったことを示し、a)からL側導圧管に詰
まりが発生したことが推測される。 dDPn/dPLn:負の符号をとり、絶対値が1に近づく傾向
にあれば、dPLnとdDPnの大きさが等しく、符号が逆にな
っていることを示し、c)からH側導圧管の詰りが発生し
たことを推測される。絶対値が大きくなれば、dPLnの大
きさが小さくなったことを示し、a)からL側導圧管に詰
まりが発生したことが推測される。 dSPn/dPLn:絶対値が大きくなれば、dPLnが小さくなっ
たことを示し、a)からL側導圧管に詰まりが発生したこ
とを推測される。絶対値が小さくなれば、dSPnが小さく
なったことを示し,a)からH側導圧管に詰まりが発生し
たことが推測される。 dPLn/dSPn:絶対値が大きくなれば、dSPnが小さくなっ
たことを示し,a)からH側導圧管に詰まりが発生したこ
とを推測される。絶対値が小さくなれば、dPLnが小さく
なったことを示し、a)からL側導圧管に詰まりが発生し
たことが推測される。 3.それぞれを加えるにより、各パラメータは以下のよ
うな意味を持つ。 dDPn+dSPn:絶対値が増加すれば、dDPnとdSPnの符号が
一致している傾向を示し、b)からL側導圧管の詰りが発
生したことが推測される。 dDPn+dPLn:絶対値が減少すれば、dDPnとdPLnの符号が
逆で一致している傾向を示し、c)からH側導圧管の詰り
が発生したことが推測される。 4.それぞれを引くことにより、各パラメータは以下の
ような意味を持つ。 dDPn−dSPn:絶対値が減少すれば、dDPnとdSPnの大きさ
が等しく符号が等しい傾向を示し、b)からL側導圧管の
詰りが発生したことが推測される。また、絶対値が増加
すれば、SPの揺動が小さくなっていることを示すので、
a)からH側が詰まっていることが推測される。 dSPn−dDPn:絶対値が減少すれば、dDPnとdSPnの大きさ
が等しく符号が等しい傾向を示し、b)からL側導圧管の
詰りが発生したことが推測される。また、同様にSPの揺
動が小さくなっていることを示すので、a)からH側が詰
まっていることが推測される。 dDPn−dPLn:絶対値が増加すれば、dDPnとdPLnの符号が
逆である傾向を示し、c)からH側導圧管の詰りが発生し
たことが推測される。また、絶対値が減少すれば、PLの
揺動が小さくなっていることを示すので、a)からL側が
詰まっていることが推測される。 dPLn−dDPn:絶対値が増加すれば、dDPnとdPLnの符号が
逆である傾向を示し、c)からH側導圧管の詰りが発生し
たことが推測される。また、同様にPLの揺動が小さくな
っていることを示すので、a)からL側が詰まっているこ
とが推測される。 上記に示された1〜4までのパラメータを組み合わせ
て、最適な導圧管の詰まり診断を行う事が出来る。例え
ば、dDPn×dSPn、dDPn×dPLn、dSPn×dPLnの三つのパラ
メータを使うと、 (1)dDPn×dSPn > 0 かつ、|dSPn×dPLn| と|dDPn
×dPLn| が減少−−−>L側導圧管の詰りが発生 (2)dDPn×dPLn < 0 かつ、|dDPn×dSPn| と|dSPn
×dPLn| が減少−−−>H側導圧管の詰りが発生 (3)dDPn×dSPn、dDPn×dPLn、dSPn×dPLnすべてが減
少−−−>H側/L側導圧管ともに詰りが発生 のように詰まり具合を推定できる。
を検出する差圧検出手段を具備する管路閉塞検出装置に
おいて、前記差圧信号の揺動と前記静圧信号の揺動との
相関関係から前記導圧管の一方又は両方の詰まり状態を
検出し検知信号を発する検知手段を具備したことを特徴
とする管路閉塞検出装置。 (2)差圧値の揺動幅と高圧側圧力値を静圧とした場合
の静圧値の揺動幅と静圧値から差圧値を差し引いて得ら
れる低圧側圧力値の揺動幅或いは差圧値の揺動幅と低圧
側圧力値を静圧とした場合の静圧値の揺動幅と静圧値か
ら差圧値を加算して得られる高圧側圧力値の揺動幅の相
関関係から導圧管の一方又は両方の詰まり状態を検出し
検知信号を発する検知手段を具備したことを特徴とする
請求項1の管路閉塞検出装置。 (3)高圧側圧力値の揺動の度合と低圧側圧力値の揺動
の度合の差と,高圧側圧力値の揺動の度合いと差圧の揺
動の度合の差と,低圧側圧力値の揺動の度合いと差圧の
揺動の度合の差から導圧管の一方又は両方の詰まり状態
を検出し検知信号を発する検知手段を具備したことを特
徴とする請求項1の管路閉塞検出装置。を構成した。こ
の結果、特許請求の範囲の請求項1によれば、導圧経路
の詰まり状態の定期点検が必要無くなり、メンテナンス
工数の削減が可能になる。また、必要時に必要な程度、
詰まり診断が可能になるので、圧力測定の信頼性が向上
する。また、圧力測定器の異常出力から、導圧管の詰ま
り状態を推測するには長年の経験が必要であったが、本
発明装置を使用することにより、誰でも診断が可能とな
る。特許請求の範囲の請求項2によれば、静圧値と差圧
値の差をとることにより、請求項1で明確でなかった低
圧側の導圧管詰まりを明確にできる。このことにより、
推定を行う上で、より簡便に、より確実に診断が可能に
なる。特許請求の範囲の請求項3によれば、実際に導圧
管の詰まりを推定する場合、ただ単に揺動幅の変化だけ
で推定すると、測定している流量条件により、差圧と静
圧の揺動幅が変化し、詰まっていないにも関わらず詰ま
りと推定してしまう恐れがある。また、これを回避する
ために、相関関係に種々な条件を付けなければならず、
詰まりの推定が複雑になる。本請求項3の発明の信号処
理により、より簡便に推定を行う事ができる。従って、
本発明によれば、導圧管の詰まりの検出が可能で、圧力
測定の信頼性が向上でき、メンテナンスが容易な管路閉
塞検出装置を実現することが出来る。
説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】2本の導圧管と、該導圧管を介して差圧と
静圧とを検出する差圧検出手段を具備する管路閉塞検出
装置において、 前記差圧信号の揺動と前記静圧信号の揺動との相関関係
から前記導圧管の一方又は両方の詰まり状態を検出し検
知信号を発する検知手段を具備したことを特徴とする管
路閉塞検出装置。 - 【請求項2】差圧値の揺動幅と高圧側圧力値を静圧とし
た場合の静圧値の揺動幅と静圧値から差圧値を差し引い
て得られる低圧側圧力値の揺動幅或いは差圧値の揺動幅
と低圧側圧力値を静圧とした場合の静圧値の揺動幅と静
圧値から差圧値を加算して得られる高圧側圧力値の揺動
幅の相関関係から導圧管の一方又は両方の詰まり状態を
検出し検知信号を発する検知手段を具備したことを特徴
とする請求項1の管路閉塞検出装置。 - 【請求項3】高圧側圧力値の揺動の度合と低圧側圧力値
の揺動の度合の差と,高圧側圧力値の揺動の度合いと差
圧の揺動の度合の差と,低圧側圧力値の揺動の度合いと
差圧の揺動の度合の差から導圧管の一方又は両方の詰ま
り状態を検出し検知信号を発する検知手段を具備したこ
とを特徴とする請求項1の管路閉塞検出装置。
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