JPH08136131A - 熱風発生装置 - Google Patents
熱風発生装置Info
- Publication number
- JPH08136131A JPH08136131A JP6274646A JP27464694A JPH08136131A JP H08136131 A JPH08136131 A JP H08136131A JP 6274646 A JP6274646 A JP 6274646A JP 27464694 A JP27464694 A JP 27464694A JP H08136131 A JPH08136131 A JP H08136131A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- wall
- gas burner
- combustion chamber
- heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Air Supply (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃焼室の周壁から外部に漏洩する熱を著しく
軽減させ、また、冷たい外気を燃焼用空気としてガスバ
ーナに供給することにより内部の熱が奪われることな
く、ガスバーナで発生した熱を有効に利用してエネルギ
ーロスを減少させランニングコストを軽減することを目
的とする。 【構成】 熱処理炉２内から吸引した空気をガスバーナ
４で加熱する燃焼室５と、当該燃焼室５で加熱した空気
を再び熱処理炉２に循環供給する循環ファン６を備えた
熱風発生装置において、前記燃焼室５の周壁8R，8L，8S
が内壁９と外壁11の間に隙間を有する二重壁構造に形成
され、当該隙間が、ガスバーナ４へ燃焼用空気として導
入される外気の空気流路11になっている。
軽減させ、また、冷たい外気を燃焼用空気としてガスバ
ーナに供給することにより内部の熱が奪われることな
く、ガスバーナで発生した熱を有効に利用してエネルギ
ーロスを減少させランニングコストを軽減することを目
的とする。 【構成】 熱処理炉２内から吸引した空気をガスバーナ
４で加熱する燃焼室５と、当該燃焼室５で加熱した空気
を再び熱処理炉２に循環供給する循環ファン６を備えた
熱風発生装置において、前記燃焼室５の周壁8R，8L，8S
が内壁９と外壁11の間に隙間を有する二重壁構造に形成
され、当該隙間が、ガスバーナ４へ燃焼用空気として導
入される外気の空気流路11になっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱風循環ファンで熱処
理炉内から吸引した空気をガスバーナで加熱して再び熱
処理炉内に循環供給する熱風発生装置に関する。
理炉内から吸引した空気をガスバーナで加熱して再び熱
処理炉内に循環供給する熱風発生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】塗装乾燥炉等の熱処理炉に熱風を供給す
る熱風発生装置は、図４に示すように、熱処理炉４１内
から吸引した空気をガスバーナ４３で加熱する燃焼室４
４と、当該燃焼室４４で加熱した空気を再び熱処理炉４
１内に循環供給する熱風循環ファン４５を備え、前記ガ
スバーナ４３には燃焼ガス配管４６と燃焼用空気配管４
７が接続されている。
る熱風発生装置は、図４に示すように、熱処理炉４１内
から吸引した空気をガスバーナ４３で加熱する燃焼室４
４と、当該燃焼室４４で加熱した空気を再び熱処理炉４
１内に循環供給する熱風循環ファン４５を備え、前記ガ
スバーナ４３には燃焼ガス配管４６と燃焼用空気配管４
７が接続されている。
【０００３】そして、熱風循環ファン４５を起動させる
と、熱処理炉４１内から吸引した空気が熱風循環系４２
を介して再び熱処理炉４１内に循環供給され、次いで、
燃焼ガス配管４６及び燃焼用空気配管４７から燃焼ガス
及び燃焼用空気を供給してガスバーナ４３を燃焼させる
ことにより、熱処理炉４１内から吸引した空気が加熱さ
れ再び熱処理炉４１に供給される。
と、熱処理炉４１内から吸引した空気が熱風循環系４２
を介して再び熱処理炉４１内に循環供給され、次いで、
燃焼ガス配管４６及び燃焼用空気配管４７から燃焼ガス
及び燃焼用空気を供給してガスバーナ４３を燃焼させる
ことにより、熱処理炉４１内から吸引した空気が加熱さ
れ再び熱処理炉４１に供給される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この場合、燃焼室４４
の壁はその外側が冷たい外気に曝されているので熱が逃
げないように断熱材で形成されているものの、それで
も、かなりの熱が外部へ漏洩してしまうため、エネルギ
ーロスが大きく、また、ガスバーナ４３には燃焼用空気
として冷たい外気が供給されるので、その外気を所定の
温度に加熱する分エネルギーロスがあり、ランニングコ
ストが嵩んでいた。
の壁はその外側が冷たい外気に曝されているので熱が逃
げないように断熱材で形成されているものの、それで
も、かなりの熱が外部へ漏洩してしまうため、エネルギ
ーロスが大きく、また、ガスバーナ４３には燃焼用空気
として冷たい外気が供給されるので、その外気を所定の
温度に加熱する分エネルギーロスがあり、ランニングコ
ストが嵩んでいた。
【０００５】そこで、本発明は、燃焼室の周壁から外部
に漏洩する熱を著しく軽減させ、また、冷たい外気を燃
焼用空気としてガスバーナに供給することにより内部の
熱が奪われることなく、ガスバーナで発生した熱を有効
に利用してエネルギーロスを減少させランニングコスト
を軽減することを技術的課題としている。
に漏洩する熱を著しく軽減させ、また、冷たい外気を燃
焼用空気としてガスバーナに供給することにより内部の
熱が奪われることなく、ガスバーナで発生した熱を有効
に利用してエネルギーロスを減少させランニングコスト
を軽減することを技術的課題としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、熱処理炉内から吸引した空気をガスバー
ナで加熱する燃焼室と、当該燃焼室で加熱した空気を再
び熱処理炉に循環供給する循環ファンを備えた熱風発生
装置において、前記燃焼室の周壁が内壁と外壁の間に隙
間を有する二重壁構造に形成され、当該隙間が、ガスバ
ーナへ燃焼用空気として導入される外気の空気流路にな
っていることを特徴とする。
に、本発明は、熱処理炉内から吸引した空気をガスバー
ナで加熱する燃焼室と、当該燃焼室で加熱した空気を再
び熱処理炉に循環供給する循環ファンを備えた熱風発生
装置において、前記燃焼室の周壁が内壁と外壁の間に隙
間を有する二重壁構造に形成され、当該隙間が、ガスバ
ーナへ燃焼用空気として導入される外気の空気流路にな
っていることを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明によれば、循環ファンを起動させガスバ
ーナを燃焼させると、熱処理炉内の空気が燃焼室内に吸
引されてガスバーナにより加熱され、再び熱処理炉内に
循環供給される。このとき燃焼室では、吸引された空気
が加熱されるだけでなく、二重壁構造に形成された周壁
の内壁も加熱されることとなり、その熱は内壁を伝わり
その外側に漏洩する。この内壁の外側には、外壁との間
に、ガスバーナへ燃焼用空気として導入する外気の空気
流路が形成されているので、この空気流路を流れる外気
が内壁の外側に漏洩する熱で高温に加熱され、したがっ
て、冷たい外気を燃焼室内に導入することによるエネル
ギーロスが軽減される。また、内壁から漏洩する熱の殆
どは燃焼用空気となる外気に奪われて回収されるので、
燃焼室の周壁から燃焼室の外部に漏洩する熱が著しく軽
減される。
ーナを燃焼させると、熱処理炉内の空気が燃焼室内に吸
引されてガスバーナにより加熱され、再び熱処理炉内に
循環供給される。このとき燃焼室では、吸引された空気
が加熱されるだけでなく、二重壁構造に形成された周壁
の内壁も加熱されることとなり、その熱は内壁を伝わり
その外側に漏洩する。この内壁の外側には、外壁との間
に、ガスバーナへ燃焼用空気として導入する外気の空気
流路が形成されているので、この空気流路を流れる外気
が内壁の外側に漏洩する熱で高温に加熱され、したがっ
て、冷たい外気を燃焼室内に導入することによるエネル
ギーロスが軽減される。また、内壁から漏洩する熱の殆
どは燃焼用空気となる外気に奪われて回収されるので、
燃焼室の周壁から燃焼室の外部に漏洩する熱が著しく軽
減される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。図１は本発明に係る熱風発生装置を
示す側面図、図２はその平面図、図３はその正面図であ
る。
具体的に説明する。図１は本発明に係る熱風発生装置を
示す側面図、図２はその平面図、図３はその正面図であ
る。
【０００９】図中１は、熱処理炉２内から熱風循環系３
のリターンダクト３Ｒを介して吸引した空気をガスバー
ナ４で加熱する燃焼室５と、当該燃焼室５で加熱した空
気を熱風循環系３のサプライダクト３Ｓを介して再び熱
処理炉２に循環供給する循環ファン６を備えた熱風発生
装置であって、ガスバーナ４には燃焼ガス配管７が接続
されている。
のリターンダクト３Ｒを介して吸引した空気をガスバー
ナ４で加熱する燃焼室５と、当該燃焼室５で加熱した空
気を熱風循環系３のサプライダクト３Ｓを介して再び熱
処理炉２に循環供給する循環ファン６を備えた熱風発生
装置であって、ガスバーナ４には燃焼ガス配管７が接続
されている。
【００１０】燃焼室５の周壁は、断熱材で形成された床
壁８Ｆ部分を除き、左右側壁８Ｒ，８Ｌ及び天井壁８Ｓ
が、内壁９と外壁１０の間に隙間を有する二重壁構造で
形成されると共に、その外壁１０が断熱材で形成されて
いる。そして、内壁９と外壁１０の間に形成された隙間
が、ガスバーナ４へ燃焼用空気として導入される外気の
空気流路１１になっており、前端側に外気を導入する外
気導入口１２，１２が形成されると共に、後端側には導
入された外気をガスバーナ４へ燃焼用空気として供給す
る外気送給管１３が接続され、この外気送給管１３に外
気導入ブロア１４が介装されている。
壁８Ｆ部分を除き、左右側壁８Ｒ，８Ｌ及び天井壁８Ｓ
が、内壁９と外壁１０の間に隙間を有する二重壁構造で
形成されると共に、その外壁１０が断熱材で形成されて
いる。そして、内壁９と外壁１０の間に形成された隙間
が、ガスバーナ４へ燃焼用空気として導入される外気の
空気流路１１になっており、前端側に外気を導入する外
気導入口１２，１２が形成されると共に、後端側には導
入された外気をガスバーナ４へ燃焼用空気として供給す
る外気送給管１３が接続され、この外気送給管１３に外
気導入ブロア１４が介装されている。
【００１１】なお、１５は熱処理炉２から吸引された空
気を導入する流入口、１６はガスバーナ４で加熱した空
気を流出する流出口、１７はガスバーナ４で加熱された
空気に含まれる煤や塵埃を除去するフィルタ、１８は空
気流路１１に導入される外気の塵埃を除去するフィルタ
である。
気を導入する流入口、１６はガスバーナ４で加熱した空
気を流出する流出口、１７はガスバーナ４で加熱された
空気に含まれる煤や塵埃を除去するフィルタ、１８は空
気流路１１に導入される外気の塵埃を除去するフィルタ
である。
【００１２】以上が本発明の一例構成であって、次にそ
の作用について説明する。まず、熱風循環ファン６を起
動すると、熱処理炉２内の空気が熱風循環系３のリター
ンダクト３Ｒを通って燃焼室５内に吸引され、サプライ
ダクト３Ｓから再び熱処理炉２内に循環供給される。次
いで、ガスバーナ４に燃焼ガス配管７から燃焼ガスを供
給すると共に、外気導入ブロア１４を回転させて空気流
路１１を介して燃焼用空気となる外気を導入してガスバ
ーナ４を燃焼させると、燃焼室５内に吸引された空気が
直接加熱され、その加熱空気が熱処理炉２内に送給され
る。
の作用について説明する。まず、熱風循環ファン６を起
動すると、熱処理炉２内の空気が熱風循環系３のリター
ンダクト３Ｒを通って燃焼室５内に吸引され、サプライ
ダクト３Ｓから再び熱処理炉２内に循環供給される。次
いで、ガスバーナ４に燃焼ガス配管７から燃焼ガスを供
給すると共に、外気導入ブロア１４を回転させて空気流
路１１を介して燃焼用空気となる外気を導入してガスバ
ーナ４を燃焼させると、燃焼室５内に吸引された空気が
直接加熱され、その加熱空気が熱処理炉２内に送給され
る。
【００１３】このとき燃焼室５では、吸引された空気が
加熱されるだけでなく、燃焼室５の内壁９も加熱される
ことになり、その熱は内壁９を伝わりその外側に漏洩す
る。そして、内壁９からその外側に漏洩した熱は、内壁
９と外壁１０の間に形成された空気流路１１を流れる冷
たい外気に奪われて、ガスバーナ４に送給されることと
なる。
加熱されるだけでなく、燃焼室５の内壁９も加熱される
ことになり、その熱は内壁９を伝わりその外側に漏洩す
る。そして、内壁９からその外側に漏洩した熱は、内壁
９と外壁１０の間に形成された空気流路１１を流れる冷
たい外気に奪われて、ガスバーナ４に送給されることと
なる。
【００１４】したがって、ガスバーナ４に導入される外
気は、空気流路１１を通過するときに内壁９から漏洩す
る熱によりかなりの高温に加熱されることとなり、冷た
い外気を燃焼室５内に導入することによるエネルギーロ
スが軽減されるだけなく、内壁９から漏洩する熱の殆ど
は燃焼用空気となる外気に奪われて回収されるので、燃
焼室５の外部（外壁１０の外側）に漏洩する熱が著しく
減少される。
気は、空気流路１１を通過するときに内壁９から漏洩す
る熱によりかなりの高温に加熱されることとなり、冷た
い外気を燃焼室５内に導入することによるエネルギーロ
スが軽減されるだけなく、内壁９から漏洩する熱の殆ど
は燃焼用空気となる外気に奪われて回収されるので、燃
焼室５の外部（外壁１０の外側）に漏洩する熱が著しく
減少される。
【００１５】例えば、気温２０度の外気を毎分１２ｍ3
導入しこれを３００度まで加熱する場合を想定すると、
気温２０℃の冷たい外気をそのままガスバーナ４の燃焼
用空気として導入して３００度まで加熱するのに必要な
熱量は毎時６万キロカロリーであったが、本発明によれ
ば、外気が空気流路１１を通過するときに約１５０度ま
で予備加熱されるので、１５０度の空気を３００℃に加
熱すれば足り、そのときに必要な熱量は毎時約２万２千
キロカロリーで済む。そして、その差２万８千キロカロ
リーをガス代（例えば５０円／ｍ3 ）に換算すると、１
年間で約６４万５千円分ランニングコストを軽減するこ
とができる。
導入しこれを３００度まで加熱する場合を想定すると、
気温２０℃の冷たい外気をそのままガスバーナ４の燃焼
用空気として導入して３００度まで加熱するのに必要な
熱量は毎時６万キロカロリーであったが、本発明によれ
ば、外気が空気流路１１を通過するときに約１５０度ま
で予備加熱されるので、１５０度の空気を３００℃に加
熱すれば足り、そのときに必要な熱量は毎時約２万２千
キロカロリーで済む。そして、その差２万８千キロカロ
リーをガス代（例えば５０円／ｍ3 ）に換算すると、１
年間で約６４万５千円分ランニングコストを軽減するこ
とができる。
【００１６】なお、実施例では、燃焼室５の周壁のう
ち、左右側壁８Ｒ，８Ｌと天井壁８Ｓ等の熱の漏洩が比
較的多い部分だけを二重構造とした場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず、床壁８Ｆを含む全周壁を
二重構造とする場合であってもよい。また、二重構造の
周壁は、その外壁１０を断熱材で形成する場合に限ら
ず、内壁９を断熱材で形成してもよく、内壁９及び外壁
１０の双方を断熱材で形成してもよい。
ち、左右側壁８Ｒ，８Ｌと天井壁８Ｓ等の熱の漏洩が比
較的多い部分だけを二重構造とした場合について説明し
たが、本発明はこれに限らず、床壁８Ｆを含む全周壁を
二重構造とする場合であってもよい。また、二重構造の
周壁は、その外壁１０を断熱材で形成する場合に限ら
ず、内壁９を断熱材で形成してもよく、内壁９及び外壁
１０の双方を断熱材で形成してもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、燃
焼室の周壁が二重壁構造に形成され、その内壁と外壁の
間の隙間が、ガスバーナへ燃焼用空気として導入される
外気の空気流路となっているので、ガスバーナを燃焼し
て内壁が加熱されたときに、その熱が空気流路を通過す
る外気に奪われて回収され、したがって、熱が周壁から
外部に漏洩することに起因するエネルギーロスや、冷た
い外気を燃焼用空気としてガスバーナに供給することに
起因するエネルギーロスを軽減することができ、ランニ
ングコストも大幅に節約できるという大変優れた効果を
有する。また、燃焼室の周壁が二重壁構造に形成したの
で、熱交換器等の廃熱回収装置やそのための施設を別途
設ける必要がなく、熱風発生装置自体がコンパクトで、
且つ、極めて簡単な構成で廃熱回収を行なうことができ
るという効果も有する。
焼室の周壁が二重壁構造に形成され、その内壁と外壁の
間の隙間が、ガスバーナへ燃焼用空気として導入される
外気の空気流路となっているので、ガスバーナを燃焼し
て内壁が加熱されたときに、その熱が空気流路を通過す
る外気に奪われて回収され、したがって、熱が周壁から
外部に漏洩することに起因するエネルギーロスや、冷た
い外気を燃焼用空気としてガスバーナに供給することに
起因するエネルギーロスを軽減することができ、ランニ
ングコストも大幅に節約できるという大変優れた効果を
有する。また、燃焼室の周壁が二重壁構造に形成したの
で、熱交換器等の廃熱回収装置やそのための施設を別途
設ける必要がなく、熱風発生装置自体がコンパクトで、
且つ、極めて簡単な構成で廃熱回収を行なうことができ
るという効果も有する。
【図１】本発明に係る熱風発生装置の側面図。
【図２】その平面図。
【図３】その正面図。
【図４】従来装置を示すフローシート。
１・・・・・・・熱風発生装置 ２・・・・・・・熱処理炉 ３・・・・・・・熱風循環系 ４・・・・・・・ガスバーナ ５・・・・・・・燃焼室 ６・・・・・・・熱風循環ファン ８Ｒ，８Ｌ・・・左右側壁（周壁） ８Ｓ・・・・・・天井壁（周壁） ９・・・・・・・内壁 １０・・・・・・・外壁 １１・・・・・・・空気流路
Claims (1)
- 【請求項１】 熱処理炉（２）内から吸引した空気をガ
スバーナ（４）で加熱する燃焼室（５）と、当該燃焼室
（５）で加熱した空気を再び熱処理炉（２）に循環供給
する循環ファン（６）を備えた熱風発生装置において、
前記燃焼室（５）の周壁（8R，8L，8S）が内壁（９）と
外壁（10）の間に隙間を有する二重壁構造に形成され、
当該隙間が、ガスバーナ（４）へ燃焼用空気として導入
される外気の空気流路（11）になっていることを特徴と
する熱風発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6274646A JPH08136131A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 熱風発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6274646A JPH08136131A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 熱風発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08136131A true JPH08136131A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17544609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6274646A Pending JPH08136131A (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 熱風発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08136131A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102213541A (zh) * | 2011-05-26 | 2011-10-12 | 天津华能北方热力设备有限公司 | 一种可同时生产蒸汽的燃煤热风炉 |
| CN105716438A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-29 | 北京京南尚德生物科技有限公司 | 一种环保热风回收炉 |
-
1994
- 1994-11-09 JP JP6274646A patent/JPH08136131A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102213541A (zh) * | 2011-05-26 | 2011-10-12 | 天津华能北方热力设备有限公司 | 一种可同时生产蒸汽的燃煤热风炉 |
| CN105716438A (zh) * | 2016-04-21 | 2016-06-29 | 北京京南尚德生物科技有限公司 | 一种环保热风回收炉 |
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