JPH08135674A - 自在継手 - Google Patents

自在継手

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JPH08135674A
JPH08135674A JP6277991A JP27799194A JPH08135674A JP H08135674 A JPH08135674 A JP H08135674A JP 6277991 A JP6277991 A JP 6277991A JP 27799194 A JP27799194 A JP 27799194A JP H08135674 A JPH08135674 A JP H08135674A
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cross
pins
sectional area
shaft
compression
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Hiroshi Sekine
博 関根
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
    • F16D3/38Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
    • F16D3/40Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes
    • F16D3/41Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another with intermediate member provided with two pairs of outwardly-directed trunnions on intersecting axes with ball or roller bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/26Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected
    • F16D3/38Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another
    • F16D3/382Hooke's joints or other joints with an equivalent intermediate member to which each coupling part is pivotally or slidably connected with a single intermediate member with trunnions or bearings arranged on two axes perpendicular to one another constructional details of other than the intermediate member
    • F16D3/385Bearing cup; Bearing construction; Bearing seal; Mounting of bearing on the intermediate member

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱性に優れ、且つ、軸方向両端に設けた1
対のシールリング14、14の圧縮量に差が生じない構
造を得る。 【構成】 十字軸8の軸部11、11と軸受カップ1
0、10との間に加わるスラスト荷重を、PPS製のピ
ン16a、16aにより支承する。これら各ピン16
a、16aは、両端の大断面積部21、21と中間の小
断面積部とを備える。そして、この小断面積部の軸方向
両端と上記各大断面積部21、21とを中断面積部2
3、23により連続させている。軸受カップ10、10
の組み付け時には、上記小断面積部が潰れてから、上記
各中断面積部23、23が圧縮変形し始める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る自在継手は、例え
ば自動車のステアリング装置に組み込み、ハンドル軸の
動きをステアリングギヤに伝達する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】自動車のステアリング装置に使用する自
在継手として従来から、カルダン継手と呼ばれる十字軸
継手が、広く知られている。例えば実開平5−3652
号公報には、図10に示す様なステアリング装置に組み
込む、図11に示す様な自在継手が記載されている。ス
テアリング装置は図10に示す様に、ステアリングホイ
ール1の動きを、ステアリングシャフト2、中間シャフ
ト3を介してステアリングギヤ4に伝達し、このステア
リングギヤ4によって車輪を操舵する様に構成してい
る。上記ステアリングシャフト2とステアリングギヤ4
の入力シャフト5とは、互いに同一直線上に設けられな
いのが通常である。この為、上記両シャフト2、5の間
に中間シャフト3を設け、この中間シャフト3の両端部
とステアリングシャフト2及び入力シャフト5の端部と
を、本発明の対象となる自在継手6、6を介して結合し
ている。
【0003】これら各自在継手6、6の構造に就いて、
上記図11に図12を加えて説明する。尚、図11に示
した構造は、振動の伝達を防止する、所謂防振継手であ
るが、本発明の対象となる自在継手は、必ずしも防振構
造を具備する必要はない。従って、以下の説明は防振構
造を省略して、この自在継手6に就いて説明する。この
自在継手6は、十分な剛性を有する金属材によりそれぞ
れが二又状に形成された1対のヨーク7a、7bと、合
金鋼等の硬質金属により造られた十字軸8とから構成さ
れる。上記各ヨーク7a、7bの両端部には、互いに同
心の円孔9、9を形成している。そして各円孔9、9
に、やはり軸受鋼等の硬質金属により有底円筒状に造ら
れた軸受カップ10、10を、互いの開口を対向させた
状態で内嵌固定している。又、上記十字軸8は、1対の
柱部の中間部同士を互いに直交させた如き形状を有し、
それぞれが円柱状である、4個所の軸部11、11を有
する。この4個所の軸部11、11は、上記各軸受カッ
プ10、10内に挿入されている。そして、これら各軸
受カップ10、10の内周面と上記各軸部11、11の
外周面との間に、ニードル軸受等のラジアル軸受12、
12を設け、上記十字軸8に対して上記各ヨーク7a、
7bが、軽い力で揺動する様にしている。この様に構成
する為、これら両ヨーク7a、7bの中心軸同士が一致
しない状態でも、これら両ヨーク7a、7bの間で回転
力の伝達を、殆ど伝達ロスを生じる事なく行なえる。
【0004】自在継手6の基本構成は上述の通りである
が、この様な自在継手6に於いては、上記十字軸8の基
部13と上記各軸受カップ10、10の開口部との間
に、それぞれシールリング14、14を設けている。そ
して、これら各シールリング14、14により、上記各
ラジアル軸受12、12の設置部分に泥水等が進入する
のを防止し、自在継手6の耐久性の確保を図っている。
更に、上記4個所の軸部11、11中心部にはそれぞれ
有底の挿入孔15、15を、これら各軸部11、11の
端面に開口する状態で、上記各軸部11、11の軸方向
に亙って形成している。そして、これら各挿入孔15、
15の内側には、例えば実公昭64−2982号公報に
詳しく記載されている様に、合成樹脂製のピン16、1
6を挿入している。
【0005】これら各ピン16、16は従来、図13又
は図14に示す様な形状に造られていた。即ち、円柱状
の小径部17の軸方向両端部にフランジ状の大径部1
8、18を形成し、これら各大径部18、18の外端面
を、円錐台状の突出面19、19としている。図13に
示した例は、上記小径部17の軸方向両端から上記各大
径部18、18の基端部に亙ってリブ20、20を形成
したもの、図14に示した例は、この様なリブ20、2
0を省略したものである。何れにしても、上記自在継手
6の組立時にこれら各ピン16、16は、各挿入孔1
5、15に挿入されて、一端をこれら各挿入孔15、1
5の奥端に突き当てられ、他端を上記各軸受カップ1
0、10の底面に突き当てられる。
【0006】この様なピン16、16は、上記各軸受カ
ップ10、10と上記各軸部11、11との間で突っ張
る事により、これら各軸受カップ10、10の開口端部
と前記基部13との距離が縮まり過ぎる事を防止する。
これは、前記各シーリング14、14が過度に圧縮され
たり、反対に圧縮量が低下し過ぎる事を防止する為であ
る。即ち、自在継手6の使用時に前記十字軸8と上記各
軸受カップ10、10との間にはスラスト荷重が加わ
る。この為、何ら対策を施さないと、スラスト荷重作用
側(アンカ側)のシールリング14が過度に圧縮されて
耐久性が損なわれ、反対側(反アンカ側)のシールリン
グ14の圧縮量が低下し過ぎて、このシールリング14
によるシール性が損なわれる為である。上記各ピン1
6、16は、この様なスラスト荷重を支承する事で、上
記各シールリング14、14の圧縮量を適性範囲に保持
する役目を有する。
【0007】この様な役目を果たす上記各ピン16、1
6の装着作業を行なうには、先ず、これら各ピン16、
16を、軸方向反対位置に存在する上記各挿入孔15、
15に挿入する。この際、図13に示したピン16を使
用する場合には、前記各リブ20、20の外周端縁部を
塑性変形させつつ、各ピン16、16を上記各挿入孔1
5、15内に、これら各挿入孔15、15の奥端にまで
圧入する。圧入後はこれら各ピン16、16が各挿入孔
15、15から不用意に脱落する事はない。リブ20、
20を持たない、図14に示したピン16を使用する際
には、上記各挿入孔15、15にピン16、16を挿入
した後、次述する様に軸受カップ10、10を装着する
前の間、ピン16、16の脱落を防止すべく、これら各
ピン16、16を抑え付けておく。
【0008】この様にして、各挿入孔15、15内にピ
ン16、16を挿入した状態で、前記各軸部11、11
を当該ヨーク7a(7b)の円孔9、9内に位置させ
る。そして、上記各軸受カップ10、10を上記円孔
9、9内に、外端開口側から圧入し、更にこれら各軸受
カップ10、10を上記各軸部11、11に向け、互い
に近付ける方向に押圧する。勿論、この押圧作業に先立
って上記各軸部11、11の基端部には、前記シールリ
ング14、14を外嵌しておく。又、押圧作業の際に
は、上記各軸受カップ10、10の内側に、前記ラジア
ル軸受12、12をセットしておく。更に、上記各軸受
カップ10、10の開口端部は、予め直径方向内方に絞
っておく。
【0009】上記押圧作業により、軸方向反対側の軸受
カップ10、10が上記各円孔9、9内の所定位置に内
嵌固定されると同時に上記各ピン16、16が、軸方向
に圧縮される。即ち、上記各ピン16、16の小径部1
7、17が、上記各軸受カップ10、10の底面と上記
各挿入孔15、15の奥面との間で強く挟持される事
で、図12に示す様にビヤ樽状に変形する。この状態で
上記各ピン16、16は、上記各軸受カップ10、10
の底面と上記各挿入孔15、15の奥面との間で突っ張
り、前記スラスト荷重に拘らず、これら各軸受カップ1
0、10が軸方向に変位する事を防止する。この結果、
上記各シールリング14、14の圧縮量が適正に保たれ
る。上記各軸受カップ10、10の底面と上記各突出面
19、19との接触面積は小さい為、これら各底面と突
出面19、19との接触部分での摩擦損失は小さくて済
む。
【0010】尚、従来はこれらピン16、16を構成す
る合成樹脂として、ポリアセタール樹脂を使用してい
た。ポリアセタール樹脂製のピン16、16に圧縮荷重
を加えた場合に於ける、圧縮荷重と圧縮量との関係は、
図15に鎖線aで示す様に、滑らかなものとなる。言い
換えれば、圧縮荷重の僅かな差が圧縮量に大きく影響す
る事はない。従って、前記押圧作業に伴って、軸方向反
対位置に存在する1対のピン16、16の圧縮量に大き
な差が生じる事はない。即ち、これら各ピン16、16
の圧縮特性は、製造上避けられない誤差(寸法誤差、材
料の品質誤差)により、多少異なる事がある。圧縮荷重
と圧縮量との関係が、上記鎖線aに示す様に滑らかであ
れば、上記1対のピン16、16の圧縮量に大きな差が
生じる事はなく、軸方向反対位置に存在する1対のシー
ルリング14、14の圧縮量に大きな差が生じる事もな
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の様に
構成され作用する従来の自在継手の場合には、ピン1
6、16を構成する合成樹脂の材質に起因して、次に述
べる様な解決すべき点がある。即ち、これらピン16、
16を構成する合成樹脂として、従来使用されていたポ
リアセタール樹脂は耐熱性が必ずしも十分でないのに対
して、ステアリング装置を構成する自在継手6は、高温
のエンジンルーム内に設けられる。特に、近年に於ける
エンジン出力の向上や補機類の増大によるエンジンルー
ム内の空間減少等により、エンジンルーム内の温度が高
くなる傾向にある。しかも、ステアリング装置用の自在
継手は、しばしば排気管に隣接して配置される為、相当
の高温に曝らされる事も考慮しなければならない。ポリ
アセタール樹脂製のピン16、16の場合、高温に曝ら
されると軟化して変形し、その結果、各ピン16、16
の端部と軸受カップ10、10の底面との間に隙間が生
じる可能性がある。そして、隙間が生じた場合には、自
在継手6部分でがたつきを生じ、ステアリングホイール
1(図10)を操作する運転者に不快感を与える等、好
ましくない現象が発生する。
【0012】上記各ピン16、16を構成する合成樹脂
として、優れた耐熱性を有するポリフェニレンサルファ
イド系のもの(以下『PPS』とする。)を使用すれ
ば、上述の様な問題を解決できるが、代わりに、PPS
の特性に起因して、次に述べる様な問題が発生する。即
ち、PPS製のピンに圧縮荷重を加えた場合に於ける、
圧縮荷重と圧縮量との関係は、図15に破線bで示す様
になる。この破線bから明らかな通り、PPSの材料特
性として降伏点が明瞭に現れる。この結果として、圧縮
荷重及び圧縮量が一定値を越えると急に、圧縮荷重の変
化量が小さい(少ない)にも拘らず圧縮量が大きく(多
く)なる。上記降伏点が使用範囲から外れた部分に存在
すれば、特に問題とはならないが、ステアリング装置用
等として一般的に使用される自在継手6に組み込むピン
16、16をPPSにより構成すると、この降伏点が使
用範囲内に表われる。
【0013】この様に使用範囲内に降伏点が表われる
と、軸方向反対側に設けられる1対のピン16、16の
うち、一方のピン16の圧縮量が他方のピン16の圧縮
量に比較して、大きく異なり易い。即ち、製造上避けれ
ない誤差に起因して、軸受カップ10、10を円孔9、
9内に押し込む押し込み作業時に、一方(例えば図12
の上方)のピン16の小径部17が降伏点に達する以前
に、他方(例えば図12の下方)のピン16の小径部1
7が降伏点に達する場合がある。この様な場合には、他
方のピン16の小径部17が降伏点に達した以後も続行
される押し込み作業に伴って、上記一方のピン16の圧
縮量に比べて上記他方のピン16の圧縮量が多くなる。
上記1対のピン16、16の小径部17、17の降伏点
が極く近ければ良いが、離れていた場合には、これら1
対のピン16、16の圧縮量が、図12に示す様に、大
きく異なってしまう。この結果、上記他方のピン16に
対応するシールリング14の圧縮量が多く(過大にな
り)、上記一方のピン16に対応するシールリング14
の圧縮量が少なくなる(不足する)。
【0014】この様なピン16、16の圧縮量の偏りに
基づくシールリング14、14の圧縮量のばらつきは、
当該シールリング14の耐久性不足(圧縮量が過大であ
る場合)やシール性能の悪化(圧縮量が不足する場合)
を招く。この為従来は、軸受カップ10、10の組み付
けを完了した自在継手6のシールリング14、14の圧
縮量を、全数検査し、不良品を廃棄していた。この為、
歩留悪化により、自在継手6の製作費を高くしていた。
【0015】上記各ピン16、16の圧縮特性のばらつ
きに拘らず、軸方向反対側に設けられたピン16、16
の圧縮量がばらつかない様にする為には、十字軸8を固
定した状態で上記軸受カップ10、10の押し込み作業
を行なう事が考えられる。即ち、十字軸8を構成する4
本の軸部11、11のうち、押し込み作業を行なわない
(例えば図12の水平方向に配置された)2本の軸部1
1、11を支持固定し、上記押し込み作業を行なう。こ
の様にして押し込み作業を行なえば、上記圧縮量のばら
つきを防止できるが、十字軸8を固定する作業が必要に
なり、自在継手6の製造工程が複雑化して、やはり自在
継手6の製作費を高くしてしまう。本発明の自在継手
は、この様な事情に鑑みて発明したものである。
【0016】
【課題を解決する為の手段】本発明の自在継手は、前述
した従来の自在継手と同様に、それぞれが二又状に形成
された1対のヨークと、各ヨークの両端部に互いに同心
に形成された円孔と、互いの開口を対向させた状態で上
記各円孔の内側に内嵌固定された、有底円筒状の軸受カ
ップと、それぞれが円柱状に形成された4個所の軸部を
有し、各軸部を上記各軸受カップ内に挿入された十字軸
と、上記各軸受カップの内周面と上記各軸部の外周面と
の間に設けられたラジアル軸受と、上記十字軸の基部と
上記各軸受カップの開口部との間に設けられたシールリ
ングと、上記各軸部の端面に開口する状態で上記十字軸
の内側に、軸方向に亙って形成された有底の挿入孔と、
各挿入孔に挿入されてそれぞれの一端をこの挿入孔の奥
端に突き当てられ、それぞれの他端を上記各軸受カップ
の底面に突き当てられた合成樹脂製のピンとを備えてい
る。
【0017】特に、本発明の自在継手に於いては、これ
ら各ピンを構成する合成樹脂はPPSである。且つ、上
記各ピンは、軸方向両端部に形成された、上記各挿入孔
に挿入自在な大断面積部と、両大断面積部同士の間に軸
方向に亙って互いに直列に設けられた、小断面積部及び
中断面積部とを備えている。
【0018】
【作用】上述の様に構成される本発明の自在継手が、同
一直線上に存在しない1対のシャフト同士の間で回転力
を伝達する作用、並びに各ピンが挿入孔の奥端と軸受カ
ップの内面との間で突っ張る事により、シールリングの
圧縮量を適性範囲に規制する作用は、前述した従来の自
在継手と同様である。
【0019】特に、本発明の自在継手の場合には、上記
各ピンの圧縮荷重と圧縮量との関係を滑らかにできる。
即ち、これら各ピンに圧縮荷重が加わると、先ず小断面
積部が変形し、次いで中断面積部が変形する。中断面積
部が変形し始める時点で、上記1対のピンは何れも、或
る程度圧縮されている。中断面積部の変形が開始される
以前に、変形し易い小断面積部でPPSの降伏点を通過
するが、小断面積部が十分に圧縮された後に、上記1対
のピンの中断面積部は、更に圧縮荷重を加えられる事で
圧縮され始める。言い換えれば、小断面積部の降伏後、
中断面積部の降伏が引き続いて発生する。この結果、ピ
ン全体としての見掛け上の特性は、降伏点が存在しない
様な、滑らかな特性となり、上記1対のピンの中断面積
部の圧縮量に大きな差を生じる事がなくなる。
【0020】この結果、優れた耐熱性を有するPPSを
使用するにも拘らず、ポリアセタール樹脂を使用した場
合と同様に、軸方向反対位置に存在する1対のシールリ
ングの圧縮量を、何れも適性範囲内に納める事ができ
る。
【0021】
【実施例】図1〜4は本発明の第一実施例を示してい
る。尚、本発明の特徴は、ピン16a、16aとしてP
PSを使用し、しかも十字軸8の軸方向反対位置に設け
た1対のシールリング14、14の圧縮量を何れも適性
範囲に納めるべく、上記各ピン16a、16aの形状を
工夫した点にある。その他の部分の構造及び作用は、前
述した従来構造と同じである為、同等部分には同一符号
を付して重複する説明を省略若しくは簡略化し、以下、
本発明の特徴部分を中心に説明する。尚、図1に示した
自在継手6は防振構造を備えていないが、前記図11に
示す様に防振構造を持たせる事は自由である。
【0022】PPS製のピン16a、16aの軸方向
(図1〜3の上下方向)両端部には、円柱形の大断面積
部21、21を形成している。この大断面積部21、2
1の外径は、十字軸8を構成する4本の軸部11、11
の端面中央部に開口した挿入孔15、15の内径と同じ
か、この内径よりも僅かに小さくしている。従ってこれ
ら各大断面積部21、21は、上記各挿入孔15、15
に挿入自在である。又、上記各ピン16a、16aの軸
方向中央部には、やはり円柱状の小断面積部22を形成
している。そして、この小断面積部22の軸方向両端と
上記各大断面積部21、21との間に、それぞれ中断面
積部23、23を設けている。
【0023】この様な形状を有する上記各ピン16a、
16aは、それぞれ各軸部11、11に形成した挿入孔
15、15に挿入し、これら各挿入孔15、15の奥端
と各軸受カップ10、10の底面との間で突っ張らせて
いる。図示の実施例の場合には、上記各中断面積部2
3、23から上記各大断面積部21、21に亙ってリブ
20、20を形成している。従って、上記各挿入孔1
5、15内に挿入した上記各ピン16a、16aが、上
記各軸受カップ10、10の装着前に、不用意に脱落す
る事はない。
【0024】上述の様なピン16a、16を含んで構成
される本発明の自在継手の場合には、これら各ピン16
a、16aの圧縮荷重と圧縮量との関係を滑らかにでき
て、軸方向反対側に設けられた1対のピン16a、16
aの圧縮量をほぼ均等にできる。即ち、ヨーク7aに形
成した1対の円孔9、9内への上記各軸受カップ10、
10の押し込み作業に伴って、上記各ピン16a、16
aに圧縮荷重が加わると、先ず上記小断面積部22が圧
縮変形する。そして、この小断面積部22が或る程度圧
縮変形し切った状態で、上記各中断面積部23、23が
圧縮変形を開始する。尚、小断面積部22が圧縮変形し
ている間に、上記中断面積部23、23も僅かに圧縮変
形するが、小断面積部22の変形量に比べれば遥かに少
ない。
【0025】従って、上記各中断面積部23、23が実
質的に圧縮変形し始める時点では、上記1対のピン16
a、16aは何れも、上記小断面積部22の圧縮変形に
より、或る程度圧縮されている。尚、この様に上記各中
断面積部23、23の変形が開始される以前に、上記小
断面積部22でPPSの降伏点を通過する。尚、上記各
中断面積部23、23の圧縮変形が開始される段階で、
上記各ピン16a、16a全体としての圧縮量は未だ使
用範囲に達しない。
【0026】言い換えれば、上記各中断面積部23、2
3が実質的に圧縮変形を開始する時点で上記小断面積部
22は、殆ど圧縮変形し切っている。従って、上記1対
のピン16a、16aの小断面積部22の降伏点に差が
あっても、1対の軸受カップ10、10の押し込み完了
時点で、この差がピン16a、16a全体の圧縮量に影
響を及ぼす事は殆どない。
【0027】上記小断面積部22が圧縮され切った後
に、上記1対のピン16a、16aの各中断面積部2
3、23は、上記1対の軸受カップ10、10の押し込
み作業続行に伴って更に圧縮荷重を加えられる事で、実
質的に圧縮され始める。そして、これら1対のピン16
a、16aは、それぞれの小断面積部22に加えて各中
断面積部23、23が圧縮される事で、それぞれ全体と
して所定量ずつ圧縮される。即ち、これら各ピン16
a、16aは、上記小断面積部22部分での圧縮量に、
上記各中断面積部23、23部分での圧縮量を加えた分
だけ、全体として圧縮される。
【0028】この様な、各ピン16a、16a毎の全体
としての圧縮量のうち、上記小断面積部22での圧縮量
が或る程度を占める為、上記各中断面積部23、23の
圧縮量は限られたものとなる。従って、これら各中断面
積部23、23の圧縮では降伏点を通過しないか、通過
したとしても上記1対の軸受カップ10、10の押し込
み作業の完了間際で通過するだけである。従って、上記
1対のピン16a、16aの中断面積部23、23の圧
縮量に大きな差を生じる事はない。この様に、これら1
対のピン16a、16aは、上記小断面積部22による
圧縮量を確保した状態で更に中断面積部23、23を圧
縮するので、これら各ピン16a、16aの見掛け上の
圧縮特性は、図15に実線cで示す如く、降伏点が存在
しない様な滑らかなものとなる。
【0029】従って、優れた耐熱性を有するPPSを使
用するにも拘らず、ポリアセタール樹脂を使用した場合
と同様に、軸方向反対位置に存在する1対のピン16
a、16aの圧縮量に大きな差を生じない様にできる。
この結果、やはり軸方向反対位置に設けた1対のシール
リング14、14の圧縮量を、何れも適性範囲内に納め
る事ができる。この為、何れかのシールリング14が過
度に圧縮されて耐久性が低下したり、或は反対側のシー
ルリング14の圧縮量が不足してシール性能が損なわれ
る事がない。
【0030】尚、PPS製のピン16aの見掛け上の圧
縮特性を滑らかなものにする為には、このピン16aの
寸法を次の様に規制すれば良い事が、本発明者の実験に
より確認された。先ず、軸方向両端に形成した大断面積
部21、21同士の間隔D21を1.0とした場合に、小
断面積部22の長さ寸法L22を0.25〜0.4の範囲
に納める(L22=(0.25〜0.4)D21)。この長
さ寸法L22の絶対値は、ピン16a全体として必要な圧
縮量L0 よりも小さい。要は、上記小断面積部22が完
全に圧縮されて(それ以上圧縮する為には極く大きな荷
重を必要とする様になって)も、その圧縮量が上記必要
な圧縮量L0 に達しない様に、上記長さ寸法L22を規制
する。又、上記小断面積部22の軸方向両側に存在する
中断面積部23、23の長さ寸法は互いに等しくする。
更に、これら各中断面積部23、23の断面積S23を1
とした場合に、上記小断面積部22の断面積S22を0.
5〜0.7の範囲に納める(S22=(0.5〜0.7)
23)。
【0031】次に、図5〜7は本発明の第二実施例を示
している。本実施例の場合には、PPS製のピン16b
の小断面積部22の外周面4個所位置に、それぞれが軸
方向に亙る補強リブ24、24を形成している。本実施
例の場合には、この様な補強リブ24、24の存在に基
づき、上記ピン16bを挿入孔15に圧入する際に、上
記小断面積部22が折れ曲がりにくくなる。本実施例の
場合には、小断面積部22の断面積は、これら補強リブ
24、24を含んだものとする。即ち、上記断面積規制
の式(S22=(0.5〜0.7)S23)は、補強リブ2
4、24の断面積を含んだ断面積で満たす必要がある。
尚、上記補強リブ24、24の数は、ピン16bの機能
の面からは特に規制されない。但し、補強リブ24、2
4の数を2本又は4本とし、円周方向等間隔に配置すれ
ば、射出成形時にアンダーカット部分がなくなり、単純
な二つ割れの型で成形できる為、有利である。その他の
構成及び作用は、上述した第一実施例と同様である。
【0032】次に、図8〜9は本発明の第三実施例を示
している。本実施例の場合には、PPS製のピン16c
の小断面積部22の断面形状を正方形にしている。その
他の構成及び作用は、前述した第一実施例の場合と同様
である。尚、図示の各実施例は何れも、1対の中断面積
部23、23により小断面積部22を、軸方向両側から
挟んでいるが、本発明の作用効果を得る為には、必ずし
もこの様な配置でなくても良い。要は、少なくとも1個
ずつの小断面積部22と中断面積部23とが、両端の大
断面積部21、21同士の間に、軸方向に亙り互いに直
列に設けられていれば良い。但し、図示の実施例の様な
配置にすれば、軸方向に隣り合う断面積部同士の間の段
差を少なくして、成形に伴う変形を小さくできる等の効
果がある。
【0033】
【発明の効果】本発明の自在継手は、以上に述べた通り
構成され作用するので、次の〜の効果を同時に得ら
れる。 PPS製のピンの使用により十分な耐熱性を確保で
きる為、エンジンルーム内等の高温環境下で長期間使用
してもがたつき等の不具合を発生しにくい。 シールリングの圧縮量を適正にできる為、このシー
ルリングの耐久性及びシール性能の確保を図れる。 組立時に十字軸を固定する等の面倒な作業を必要と
しない為、製品の歩留が向上する事と合わせて、価格の
低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す部分切断側面図。
【図2】十字軸に一方のヨークのみを装着した状態を示
す、図1のA−A断面に相当する図。
【図3】第一実施例に使用するピンの拡大側面図。
【図4】図3のB−B断面図。
【図5】本発明の第二実施例を、軸受カップの押し込み
途中の状態で示す部分拡大断面図。
【図6】第二実施例に使用するピンの側面図。
【図7】一部を省略して示す、図6のC−C断面図。
【図8】本発明の第三実施例を示す、ピンの側面図。
【図9】一部を省略して示す、図8のD−D断面図。
【図10】自在継手を組み込んだステアリング装置の斜
視図。
【図11】従来から知られた自在継手の1例を示す部分
切断側面図。
【図12】従来の自在継手を示す、図2と同様の図。
【図13】従来使用されていたピンの第1例を示す側面
図。
【図14】同第2例を示す側面図。
【図15】ピンの軸方向に加わる圧縮荷重とピンの軸方
向に亙る圧縮量との関係を示す線図。
【符合の説明】
1 ステアリングホイール 2 ステアリングシャフト 3 中間シャフト 4 ステアリングギヤ 5 入力シャフト 6 自在継手 7a、7b ヨーク 8 十字軸 9 円孔 10 軸受カップ 11 軸部 12 ラジアル軸受 13 基部 14 シールリング 15 挿入孔 16、16a、16b、16c ピン 17 小径部 18 大径部 19 突出面 20 リブ 21 大断面積部 22 小断面積部 23 中断面積部 24 補強リブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが二又状に形成された1対のヨ
    ークと、各ヨークの両端部に互いに同心に形成された円
    孔と、互いの開口を対向させた状態で上記各円孔の内側
    に内嵌固定された、有底円筒状の軸受カップと、それぞ
    れが円柱状に形成された4個所の軸部を有し、各軸部を
    上記各軸受カップ内に挿入された十字軸と、上記各軸受
    カップの内周面と上記各軸部の外周面との間に設けられ
    たラジアル軸受と、上記十字軸の基部と上記各軸受カッ
    プの開口部との間に設けられたシールリングと、上記各
    軸部の端面に開口する状態で上記十字軸の内側に、軸方
    向に亙って形成された有底の挿入孔と、各挿入孔に挿入
    されてそれぞれの一端をこの挿入孔の奥端に突き当てら
    れ、それぞれの他端を上記各軸受カップの底面に突き当
    てられた合成樹脂製のピンとを備えた自在継手に於い
    て、これら各ピンを構成する合成樹脂はポリフェニレン
    サルファイド系であり、且つ、上記各ピンは、軸方向両
    端部に形成された、上記各挿入孔に挿入自在な大断面積
    部と、両大断面積部同士の間に軸方向に亙って互いに直
    列に設けられた、小断面積部及び中断面積部とを備えて
    いる事を特徴とする自在継手。
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