JPH081351A - インバータ制御交流式抵抗溶接装置及びその抵抗溶接 方法 - Google Patents

インバータ制御交流式抵抗溶接装置及びその抵抗溶接 方法

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JPH081351A
JPH081351A JP16326494A JP16326494A JPH081351A JP H081351 A JPH081351 A JP H081351A JP 16326494 A JP16326494 A JP 16326494A JP 16326494 A JP16326494 A JP 16326494A JP H081351 A JPH081351 A JP H081351A
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welding
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circuit
inverter
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JP16326494A
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Inventor
Kinya Ichikawa
欣也 市川
Suteo Fujino
捨生 藤野
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NASU TOA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インバータ制御直流式における問題を解決
し、単相交流式の特徴を併せ持たせ、特に、小型,軽量
化を図り、電極の長寿命化を図ると共に、低い溶接電流
で且つ安定した電流範囲を持たせること。 【構成】 溶接トランス4の2次側の整流器を削除し、
インバータ回路3のスイッチング素子Q1 ,Q2 又はQ
3 ,Q4 を高周波で一定期間交互にスイッチングさせ
る。これにより溶接トランス4に2次側から台形波交流
を出力する。この台形波交流の周波数を商用電源の2〜
5倍の100〜300Hzの範囲とし、スイッチング素
子Q1 〜Q4 のスイッチング周波数を10〜30KHz
の高周波とする。これによりインバータ制御直流式と単
相交流式との長所をそれぞれ併せ持った溶接装置が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ回路を用い
たインバータ制御交流式抵抗溶接装置及びその抵抗溶接
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のインバータ式の抵抗溶接装
置のブロック回路図を示し、また図7は図6の各部の電
圧,電流波形を示すものである。電源としては単相交流
の場合もあるが図示例では三相交流(50/60Hz)
の場合を示している(図7(a)参照)。1は三相ダイ
オードブリッジ回路からなる整流回路であり、この整流
回路1により図7(b)に示すように三相交流が整流
(直流化)される。上記整流回路1からの整流出力は平
滑コンデンサC0 からなる平滑回路2にて平滑されてイ
ンバータ回路3に電源として直流電源が供給される。
【0003】上記インバータ回路3は、例えば4個のス
イッチング素子からなるフルブリッジ回路から構成され
ており、制御回路(図示せず)により各アームのスイッ
チング素子が交互にスイッチングされて図7(c)に示
すような高周波交流が出力されるようになっている。こ
の高周波交流は溶接トランス4の1次巻線N1 に印加さ
れて、所望の電圧に降圧されて該溶接トランス4の2次
巻線N2 に出力される。溶接トランス4の2次巻線N2
には整流用ダイオードD1 ,D2 からなるセンサー・タ
ップ型の単相全波整流回路が設けられている。
【0004】ダイオードD1 ,D2 のカソード側と2次
巻線N2 のセンサー・タップには2次側導体5,6が接
続されていて、2次側導体5,6の先端には一対の電極
7,8が設けられている。そして電極7,8にて母材
(例えば2枚の板)9を加圧して商用周波数の何サイク
ルかの間インバータ回路3のスイッチング素子をスイッ
チングさせて溶接トランス4の出力をダイオードD1
2 で整流して図7(d)に示すような直流電流(溶接
電流)を一定期間母材9に流して抵抗溶接を行う。
【0005】ところで、抵抗溶接装置には上記のような
インバータ直流式や単相交流式が既に存在しており、適
宜に使用されている。単相交流式は溶接トランスの2次
側の整流器が不要となり、その分小型化が可能となる。
また、単相交流式の最大の特徴は、溶接トランスの1次
側には出力調整を兼ねたスイッチング素子である安価な
サイリスタがあるだけで、装置全体の価格が安いことで
ある。したがって単相交流式の抵抗溶接装置は広く使用
されている。更には図4に示すように交流式の場合は電
極寿命が長いという特徴を有している。図4は打点回数
とナゲット径の関係を示すものであり、詳細は実施例の
部分で説明するが、定電流制御のインバータ直流式の1
800回と、定電圧制御のインバータ直流式の2900
回に比べて単相交流式の方が3100回と電極寿命が長
い。
【0006】ところがインバータ直流式の場合において
は、ナゲットを形成する溶接電流範囲が単相交流式の場
合と比べて約2〜4倍であり、溶接部の散り(splash)
の少ない安定した溶接が可能である。また、所定のナゲ
ット径(4√t:tは板厚)を得るのに必要な溶接電流
は、単相交流式では例えば8700A位からであり、イ
ンバータ直流式では5600A位からであり、そのた
め、インバータ直流式の方が単相交流式と比べて低い溶
接電流で溶接が可能となる。
【0007】そこで、装置の費用が安価な単相交流式で
あっても、安定した電流範囲での溶接、低い溶接電流で
の溶接という観点から考えると、インバータ直流式が多
く使用されている。特に、施工の難易度、溶接品質など
の面では、熱伝導の良いアルミニウム合金などにはゼロ
クロスの無い直流が有利(溶接電流の安定範囲が広い)
であり、散りを嫌う場合にも同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記のように
種々の有利な点を備えているインバータ直流式に限らず
単相や三相整流式の直流式は、溶接電流を供給する電極
7,8の極性がプラス、マイナスに固定されるため、交
流式では現れない下記に示すような多くの問題を有して
いる。 被溶接物と接触する電極先端部の変形が陽極に偏
り、接触面積が広がるため電流密度が低下し、そのた
め、電極寿命が交流式と比較して短い。 整流器での電圧降下は電力損失となり、交流式と比
較して消費電力が大きい。 整流器及びこの整流器を冷却するための冷却板の価
格が高い。 溶接トランスは小型・軽量化されるが、整流器及び
冷却板が必要なため、総合的には期待される小型・軽量
化が実現できない。 被溶接物が磁化される場合があり、残留磁気により
品質不良となる場合がある。 アルミニウム合金などでは、ナゲットが板厚方向に
偏り品質不良となったり、溶接が困難な場合がある。 メッキ鋼板の種類によっては、極性を逆にしないと
溶接が困難な場合がある。 上記と類似した現象として、特にシリーズ通電の
場合には、打痕や圧痕、焼けなどの表面状態が極性によ
って異なり、品質不良となったり、溶接が困難な場合が
ある。
【0009】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、インバータ制御直流式における問題を解決し、
単相交流式の特徴を併せ持たせるようにしたものであ
り、特に、小型,軽量化を図り、電極の長寿命化を図る
と共に、低い溶接電流で且つ安定した電流範囲を持った
インバータ制御交流式抵抗溶接装置及びその抵抗溶接方
法を提供することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の請求項1
記載のインバータ制御交流式抵抗溶接装置では、商用電
源を整流する整流回路1と、この整流回路1の出力を平
滑する平滑回路2と、この平滑回路2にて直流化された
直流電源が電源として供給されスイッチング素子Q1
4 からなるインバータ回路3と、このインバータ回路
3の出力が1次巻線N1 に印加される溶接トランス4
と、この溶接トランス4の2次側導体5,6の両端に設
けられ母材9を抵抗溶接する一対の電極7,8と、上記
インバータ回路3のスイッチング素子Q1 〜Q4 をスイ
ッチングさせて正側に一定期間高周波発振させると共
に、上記正側の発振後に負側に一定期間高周波発振させ
て上記溶接トランス4の2次側に台形波交流を出力させ
るインバータ制御装置10とを備えていることを特徴と
している。
【0011】また、請求項2記載のインバータ制御交流
式抵抗溶接方法では、商用電源を整流する整流回路1
と、この整流回路1の出力を平滑する平滑回路2と、こ
の平滑回路2にて直流化された直流電源が電源として供
給されスイッチング素子Q1 〜Q4 からなるインバータ
回路3と、このインバータ回路3の出力が1次巻線N1
に印加される溶接トランス4と、この溶接トランス4の
2次側導体5,6の両端に設けられ母材9を抵抗溶接す
る一対の電極7,8と、上記インバータ回路3のスイッ
チング素子Q1 〜Q4 を高周波にてスイッチングさせる
インバータ制御装置10とを備え、上記インバータ制御
装置10によりインバータ回路3のスイッチング素子Q
1 ,Q2 を正側に一定期間高周波発生させ、その後イン
バータ回路3のスイッチング素子Q3 ,Q4 を負側に一
定期間高周波発生させることで、上記溶接トランス4の
2次側に台形波交流を出力させて母材9を抵抗溶接する
ようにしたことを特徴としている。
【0012】更に、請求項3記載のインバータ制御交流
式抵抗溶接装置及びインバータ制御交流式抵抗溶接方法
では、上記溶接トランス4の2次側から出力される台形
波交流の周波数を商用電源の2〜5倍の整数倍とし、イ
ンバータ回路3のスイッチング素子Q1 〜Q4 の発振周
波数を10〜30KHzとしたことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載のインバータ制御交流式抵抗溶接
装置によれば、インバータ制御装置10により、インバ
ータ回路3のスイッチング素子Q1 〜Q4 をスイッチン
グさせて正側に一定期間高周波発振させると共に、上記
正側の発振後に負側に一定期間高周波発振させて上記溶
接トランス4の2次側に台形波交流を出力させるように
しているので、溶接トランス4の2次側には正の溶接電
流が一定期間流れ、その一定期間の経過後に負の溶接電
流が一定期間流れる。そのため、一対の電極7,8及び
母材9に対しては一定期間インバータ制御直流式と同様
の溶接電流が流れ、また一定期間毎に正と負の溶接電流
が流れるため、全体としては一対の電極7,8及び母材
9に対して台形波交流が流れることになる。
【0014】また、請求項2記載のインバータ制御交流
式抵抗溶接方法によれば、インバータ制御装置10によ
り、インバータ回路3のスイッチング素子Q1 〜Q4
スイッチングさせて正側に一定期間高周波発振させると
共に、上記正側の発振後に負側に一定期間高周波発振さ
せて上記溶接トランス4の2次側に台形波交流を出力さ
せるようにしているので、溶接トランス4の2次側には
正の溶接電流が一定期間流れ、その一定期間の経過後に
負の溶接電流が一定期間流れる。そのため、一対の電極
7,8及び母材9に対しては一定期間インバータ制御直
流式と同様の溶接電流が流れ、また一定期間毎に正と負
の溶接電流が流れるため、全体としては一対の電極7,
8及び母材9に対して台形波交流が流れることになる。
【0015】更に、請求項3記載のインバータ制御交流
式抵抗溶接装置及びインバータ制御交流式抵抗溶接方法
によれば、溶接トランス4の2次側から出力される台形
波交流の周波数を商用電源の2〜5倍の整数倍としてい
るので、使用者にとって従来より慣習的に用いている所
謂商用電源のサイクル管理ができ、使用者に違和感を与
えない。また、インバータ回路3のスイッチング素子Q
1 〜Q4 の発振周波数を10〜30KHzとしているの
で、溶接トランス4の偏磁現象の制御が容易となり、ス
イッチング素子Q1 〜Q4 の破壊の防止が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明のブロック回路図を示し、溶接トラ
ンス4、インバータ回路3等は従来と同様の構成であ
り、10は上記インバータ回路3を制御するインバータ
制御装置である。また、図6に示す従来の構成とは異な
り、整流器(ダイオードD1 ,D2 )は使用していな
い。上記インバータ回路3に電源を供給する構成は図6
の従来例と同様であるので、図1では整流回路1や平滑
回路2は図示していない。
【0017】インバータ回路3は、4つのスイッチング
素子Q1 〜Q4 のフルブリッジ回路で構成されており、
スイッチング素子Q1 〜Q4 は、例えば、IGBT(Ins
ulated Gate Bipolar Transistor) やトランジスタなど
の半導体スイッチング素子で構成している。スイッチン
グ素子Q1 とQ4 、Q3 とQ2 のそれぞれの接続点間に
溶接トランス4の1次巻線N1 を介装し、溶接トランス
4の2次巻線N2 としの2次側導体5,6の先端には電
極7,8がそれぞれ設けられている。そして、母材9の
両側に上記電極7,8を配置して周知のように抵抗溶接
を行うものである。
【0018】インバータ制御装置10は図1に示すよう
に、基本タイミング発生回路11、PWM回路12、ド
ライバー13、波形整形回路14、偏磁防止回路15、
A/D変換器16、補正回路17、指令回路18等で構
成されている。なお、上記補正回路17及び指令回路1
8は実際にはソフトウエアによる処理にて行っている。
また、ドライバー13の出力はスイッチング素子Q1
4 のベースにそれぞれ入力されており、ドライバー1
3の出力信号により各スイッチング素子Q1 〜Q4 をス
イッチング制御するようになっている。さらに、溶接ト
ランス4の1次巻線N1 側、つまりインバータ回路3の
出力側にはカレントトランス21が設けてあり、その出
力が波形整形回路14に入力されている。
【0019】基本タイミング発生回路11は上記インバ
ータ回路3のスイッチング素子Q1〜Q4 を高周波で発
振させるべく所定の範囲の周波数を出力する回路であ
り、例えば10〜30KHzの間の任意の周波数が発振
可能としてある。PWM回路12は溶接時において所定
の電圧値、あるいは所定の電流値になるようにスイッチ
ング素子Q1 〜Q4 のオン期間幅を制御するものであ
り、またスイッチング素子Q1 〜Q4 は、Q1 とQ2
3 とQ4 がそれぞれオン、オフ制御する機能を有して
おり、PWM回路12からの出力がドライバー13を介
してスイッチング素子Q1 とQ2 、Q3 とQ4 をそれぞ
れ交互にオンまたはオフするように駆動制御している。
【0020】インバータ回路3のスイッチング素子Q1
〜Q4 のスイッチング動作により溶接トランス4の出力
電流は後述するように台形波交流となるが、その前に図
1に示すブロック回路図の全体の動作を説明する。まず
操作者がスイッチング素子Q1 〜Q4 のスイッチング周
波数と上記台形波交流の周波数を予め設定し、その設定
値に対応した信号が補正回路17、指令回路18を介し
てPWM回路12に入力され、PWM回路12はドライ
バー13を介してスイッチング素子Q1 ,Q2(又はQ3
,Q4 )をスイッチングさせる。インバータ回路3を
定電流制御する場合ではカレントトランス21の2次出
力が波形整形回路14を介してA/D変換器16に入力
され、その検出値が補正回路17に入力される。そして
補正回路17で設定値と検出値とを比較して定電流とな
るように指令回路18を介してPWM回路12を制御し
てスイッチング素子Q1 〜Q4 のオン期間幅を制御す
る。なおこの場合は溶接トランス4の1次側で設定した
電流値となるように制御される。もちろん電流値は任意
に設定可能である。
【0021】一方溶接トランス4の偏磁現象を防止する
ために上記波形整形回路14からの出力が偏磁防止回路
15にも入力されており、溶接トランス4が磁気飽和し
かけた時に偏磁防止回路15に出力にてPWM回路12
をスイッチング素子Q1 〜Q 4 のオン期間幅が小さくな
るように制御してスイッチング素子Q1 〜Q4 に過大な
電流が流れるのを防止して、スイッチング素子Q1 〜Q
4 が破壊するのを阻止している。また定電圧制御の場合
には、溶接トランス4の1次巻線N1 と並列にパルスト
ランスを接続し、該パルストランスの2次側の出力電圧
を検出し、その検出出力を補正回路17側にフィードバ
ックして定電圧制御を行う。
【0022】ここで、図2(a)はインバータ回路3の
出力電圧を示し、図2(b)は溶接トランス4の出力電
流を示している。図2に示す時刻t1 〜時刻t2 までの
期間インバータ回路3のスイッチング素子Q1 とQ2
10KHzのスイッチング周波数でオンオフし、また他
方のアームのスイッチング素子Q3 とQ4 はオフしてい
る。次に、時刻t2 〜時刻t3 の期間では、スイッチン
グ素子Q1 とQ2 がオフしており、スイッチング素子Q
3 とQ4 が10KHzのスイッチング周波数でオンオフ
するようにしている。そしてこのスイッチング動作を所
定の商用電源のサイクル数だけ繰り返して母材9の溶接
を行う。すなわち、図2の時刻t1 〜時刻t2 では溶接
トランス4の出力電流が正の極性(正側の直流電流)と
なり、時刻t2 〜時刻t3 では溶接トランス4の出力電
流が負の極性(負側の直流電流)となる。したがって溶
接トランス4の出力電流は全体として図2(b)に示す
ような台形波交流となり、この台形波交流により母材9
を抵抗溶接する。
【0023】溶接トランス4の出力電流、つまり台形波
交流の周波数としては、従来より慣習的に用いられてい
る商用電源のサイクル管理ができるように、商用電源の
周波数の2〜5倍の100〜300Hzとしている。図
2に示す場合では、台形波交流の周波数を2倍の100
Hz(または120Hz)としているので、100Hz
の場合は1周期が10msecであり、120Hzの場
合には8.3msecである。したがって商用電源のサ
イクル管理ができるために、操作者は従来の装置と同様
に何ら違和感は感じないものである。
【0024】このように上記台形波交流の周波数は、従
来の制御装置の時間設定単位である商用電源のサイクル
管理を継承して、使用者の操作に対する違和感をなくす
ためにしているものであり、技術的にはこれに限定され
るものではない。したがって溶接トランス4の2次側出
力の台形波交流の周波数を、商用電源の2〜5倍の範囲
内の100Hz〜300Hzの間であれば、1Hz単位
で可変制御するようにしても良いものである。またイン
バータ回路3のスイッチング素子Q1 〜Q4 のスイッチ
ング周波数も10〜30KHzの範囲内で任意の周波数
に設定可能としてある。このスイッチング周波数を10
〜30KHzとしているのは、台形波交流の正側,負側
のそれぞれの半周期に多数のパルスを持たせて、溶接ト
ランス4に磁気飽和が生じた場合に最初の複数のパルス
で出力電流を絞る方向に制御し、残りのパルスで定電流
あるいは定電圧制御を可能にすることが主な理由であ
る。これにより溶接トランス4の偏磁現象の制御が容易
となり、スイッチング素子Q1 〜Q4 の破壊を防止する
ことができる。
【0025】ここで、図3は母材9のナゲット形成温度
に至るまでの時間を各溶接方法毎に示したものであり、
所謂コンデンサ式では一気に放電するためにナゲット形
成温度に至る時間は最も早いP1 である。その次に早い
のが従来のインバータ制御直流式であり、P2 である。
しかしながらこのインバータ制御直流式は従来例で説明
したように多くの問題点を有している。そして、安価な
単相交流式ではインバータ制御直流式における問題点を
有していないものの、ナゲット形成温度に至る時間が最
も遅いP3 である。また単相交流式も従来例で説明した
ように高い溶接電流を必要としたり、安定溶接電流の範
囲が狭いという問題を有している。そこで本発明におけ
る台形波交流式でのナゲット形成温度に至る時間P4
インバータ制御直流式の場合と略近似した特性となり少
し遅いものの、単相交流式の場合と比較した場合には比
較的早くナゲット形成温度に至る。
【0026】また図4は合金化亜鉛めっき鋼板における
打点数とナゲット径との関係を示し、電極の寿命が従来
の定電流式インバータ制御直流式では1800回、定電
圧式インバータ制御直流式では2900回、従来の交流
式では3100回である。しかし本発明の台形波交流式
では3900回と大幅に寿命が延びている。これは台形
波交流式なので電極の極性が偏らず、交流式と比較して
低い溶接電流で溶接が可能となるからである。
【0027】また、台形波交流式では、正負交互に直流
の溶接電流が流れるために、単相交流式の場合と比べて
一定期間では直流式的に溶接を行うことになるので、低
い溶接電流で溶接が可能となり、また単相交流式と比べ
て溶接電流の広い範囲にわたって溶接部の散りの少ない
安定した溶接が可能となる。さらに、台形波交流式で
は、従来のように溶接トランス4の2次側の整流器が不
要となり、整流器での電圧降下における電力損失がなく
なり、且つ交流式と比較して低い溶接電流で溶接が可能
となるため、消費電力量を大幅に少なくすることができ
る。また、本発明の台形波交流式では上記の整流器及
び、この整流器を冷却するための冷却板が不要となるた
め、小型,軽量化が実現できる。
【0028】また従来のインバータ制御直流式において
は、電極の極性が固定化されていたため、被溶接物が磁
化されて残留磁気により品質不良となる場合があった
が、本発明の台形波交流式では従来の交流式と比較して
低い溶接電流で溶接が可能となるため、残留磁気を交流
式以下にできて、残留磁気による品質不良を防止するこ
とが可能となる。
【0029】さらに従来、インバータ制御直流式におい
てアルミニウム合金などではナゲットが板厚方向に偏り
品質不良となったり、溶接が困難な場合があったが、本
発明の台形波交流式では従来の交流式と同様にナゲット
が板厚方向に偏ることなく溶接ができ、不良の発生を防
止でき、しかも溶接も容易にできる。また、従来のイン
バータ制御直流式では、めっき鋼板の種類によって極性
を逆にしないと溶接が困難な場合があったが、本発明の
台形波交流式では、台形波交流なので一定期間毎に極性
が逆になるので、めっき鋼板の種類を問わずに容易に溶
接が可能となる。特にシリーズ通電の場合においても、
一定期間毎に極性が逆になるので、打痕や圧痕、焼けな
どの表面状態が異なることはなく、不良の発生を防止
し、且つ溶接も容易となる。
【0030】また一般のインバータ制御直流式では、制
御装置と専用の溶接トランスが必要であるが、台形波交
流式では、溶接トランスは従来の交流式用を使用するこ
とができるため、応用範囲が広く設備金額を抑えること
が可能である。例えば、現在使用している交流式溶接機
を、本発明の台形波交流式として溶接性を改善する場合
には、制御装置を従来型の本発明の台形波交流式(本発
明のインバータ制御装置)とするだけで実現でき、その
ため、溶接トランス単体の費用、溶接トランスの交換費
用が不要であり、工期の短縮にもなり、経済効果が極め
て大きい。
【0031】図5はインバータ回路3の他の実施例を示
し、ハーフブリッジで構成した場合である。すなわち、
スイッチング素子Q1 ,Q2 、コンデンサC1 ,C2
インバータ回路を構成している。なお本発明に用いるイ
ンバータ回路3の構成としては、図1に示すフルブリッ
ジや、図5に示すハーフブリッジのいずれの構成でも良
いが、例えば、大容量機(200V系は15kVA、4
00V系は30kVA程度を境に)はフルブリッジ、こ
れ以下はハーフブリッジと使い分けるようにしても良
い。
【0032】また、図1に示すインバータ回路3のスイ
ッチング素子Q1 〜Q4 の動作としては、スイッチング
素子Q1 とQ2 またはQ3 とQ4 とを同時にスイッチン
グさせているが、例えば、スイッチング素子Q1 をオン
状態としておき、スイッチング素子Q2 を高周波(10
KHz)でスイッチングさせるようにしても良い。
【0033】また、本溶接装置の商用電源としては単相
交流でも、三相交流の場合でも本発明を適用することが
できる。三相交流の場合には電源設備を安価に構成する
ことができる。この理由は以下の通りである。すなわ
ち、比較的容量の大きい電源設備に使用される機器や部
品は、その負荷が主として三相交流機であることから、
三相仕様が標準的で単相仕様は特殊で高価となる。一般
的な生産工場内の配線は三相であって、この三相設備に
単相の負荷を接続すれば電圧降下が大きくなり、他の機
器に悪影響を与える可能性が大きい。これを避けるため
にには、上記の三相用設備とは別の単相用設備が必要と
なる。溶接機が三相入力であれば、容量に余裕が有れば
付加工事の必要がなく、容量不足の場合には不足してい
る箇所だけを補強すれば良いため、総合的に安価とな
る。さらに、電力会社の線路のインピーダンスが大きい
場合には、電圧フリッカの恐れがあり、三相の線電流の
大きさは単相の1/√3となり、電圧フリッカに対する
余裕が大きくなる。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載のインバータ制御交流式抵
抗溶接装置によれば、インバータ制御装置により、イン
バータ回路のスイッチング素子をスイッチングさせて正
側に一定期間高周波発振させると共に、上記正側の発振
後に負側に一定期間高周波発振させて上記溶接トランス
の2次側に台形波交流を出力させるようにしているの
で、溶接トランスの2次側には正の溶接電流が一定期間
流れ、その一定期間の経過後に負の溶接電流が一定期間
流れる。そのため、一対の電極及び母材に対しては一定
期間インバータ制御直流式と同様の溶接電流が流れ、ま
た一定期間毎に正と負の溶接電流が流れるため、全体と
しては一対の電極及び母材に対して台形波交流が流れる
ことになる。したがって、インバータ制御直流式と単相
交流式の特徴を併せ持つことになり、従来の単なる交流
式と比較して低い溶接電流で溶接が可能となり、従来の
交流式と比べて電極の長寿命化が可能となる。また、正
または負の一定期間毎に直流の溶接電流を流しているた
め、従来のインバータ制御直流式と同様の溶接方法とな
り、そのため、低い溶接電流で溶接ができると共に、従
来の交流式の場合と比べてナゲットを形成する溶接電流
範囲を広くとることができて、溶接部の散りの少ない安
定した溶接が可能となる。
【0035】しかも、溶接トランスの2次側に台形波交
流を出力する本発明の台形波交流式では、従来のインバ
ータ制御直流式で用いていた整流器が不要となり、更に
交流式と比較して低い溶接電流で溶接が可能となるた
め、消費電力量を少なくすることができる。また上述の
ように整流器が不要となるので、整流器及びこの整流器
を冷却するために別途要してした冷却板が不要となる。
したがって整流器及び冷却板が不要となるので、小型,
軽量化を図ることができる。また従来のインバータ制御
直流式においては、電極の極性がプラス、マイナスに固
定化されていたため、被溶接物が磁化されて残留磁気に
より品質不良となる場合があったが、台形波交流式であ
ると共に、本発明の台形波交流式では従来の交流式と比
較して低い溶接電流で溶接が可能となるため、残留磁気
を交流式以下にできて、残留磁気による品質不良を防止
することが可能となる。
【0036】さらに従来、インバータ制御直流式におい
てアルミニウム合金などではナゲットが板厚方向に偏り
品質不良となったり、溶接が困難な場合があったが、本
発明の台形波交流式では従来の交流式と同様となるた
め、ナゲットが板厚方向に偏ることなく溶接ができ、不
良の発生を防止でき、しかも溶接も容易にできる。ま
た、従来のインバータ制御直流式では、めっき鋼板の種
類によって極性を逆にしないと溶接が困難な場合があっ
たが、本発明の台形波交流式では、台形波交流なので一
定期間毎に極性が逆になり、そのため、めっき鋼板の種
類を問わずに容易に溶接が可能となる。特にシリーズ通
電の場合においても、一定期間毎に極性が逆になるの
で、打痕や圧痕、焼けなどの表面状態が異なることはな
く、不良の発生を防止し、且つ溶接も容易となる。
【0037】また一般のインバータ制御直流式では、制
御装置と専用の溶接トランスが必要であるが、台形波交
流式では、溶接トランスは従来の交流式用を使用するこ
とができるため、応用範囲が広く設備金額を抑えること
が可能である。例えば、現在使用している交流式溶接機
を、本発明の台形波交流式として溶接性を改善する場合
には、制御装置を従来型の本発明の台形波交流式(本発
明のインバータ制御装置)とするだけで実現でき、その
ため、溶接トランス単体の費用、溶接トランスの交換費
用が不要であり、工期の短縮にもなり、経済効果が極め
て大きい。
【0038】また、請求項2記載のインバータ制御交流
式抵抗溶接方法によれば、インバータ制御装置により、
インバータ回路のスイッチング素子をスイッチングさせ
て正側に一定期間高周波発振させると共に、上記正側の
発振後に負側に一定期間高周波発振させて上記溶接トラ
ンスの2次側に台形波交流を出力させるようにしている
ので、溶接トランスの2次側には正の溶接電流が一定期
間流れ、その一定期間の経過後に負の溶接電流が一定期
間流れる。そのため、一対の電極及び母材に対しては一
定期間インバータ制御直流式と同様の溶接電流が流れ、
また一定期間毎に正と負の溶接電流が流れるため、全体
としては一対の電極及び母材に対して台形波交流が流れ
ることになる。したがって、インバータ制御直流式と単
相交流式の特徴を併せ持つことになり、従来の単なる交
流式と比較して低い溶接電流で溶接が可能となり、従来
の交流式と比べて電極の長寿命化が可能となる。また、
正または負の一定期間毎に直流の溶接電流を流している
ため、従来のインバータ制御直流式と同様の溶接方法と
なり、そのため、低い溶接電流で溶接ができると共に、
従来の交流式の場合と比べてナゲットを形成する溶接電
流範囲を広くとることができて、溶接部の散りの少ない
安定した溶接が可能となる。
【0039】しかも、溶接トランスの2次側に台形波交
流を出力する本発明の台形波交流式では、従来のインバ
ータ制御直流式で用いていた整流器が不要となり、更に
交流式と比較して低い溶接電流で溶接が可能となるた
め、消費電力量を少なくすることができる。また上述の
ように整流器が不要となるので、整流器及びこの整流器
を冷却するために別途要してした冷却板が不要となる。
したがって整流器及び冷却板が不要となるので、小型,
軽量化を図ることができる。また従来のインバータ制御
直流式においては、電極の極性がプラス、マイナスに固
定化されていたため、被溶接物が磁化されて残留磁気に
より品質不良となる場合があったが、台形波交流式であ
ると共に、本発明の台形波交流式では従来の交流式と比
較して低い溶接電流で溶接が可能となるため、残留磁気
を交流式以下にできて、残留磁気による品質不良を防止
することが可能となる。
【0040】さらに従来、インバータ制御直流式におい
てアルミニウム合金などではナゲットが板厚方向に偏り
品質不良となったり、溶接が困難な場合があったが、本
発明の台形波交流式では従来の交流式と同様になるた
め、ナゲットが板厚方向に偏ることなく溶接ができ、不
良の発生を防止でき、しかも溶接も容易にできる。ま
た、従来のインバータ制御直流式では、めっき鋼板の種
類によって極性を逆にしないと溶接が困難な場合があっ
たが、本発明の台形波交流式では、台形波交流なので一
定期間毎に極性が逆になり、そのため、めっき鋼板の種
類を問わずに容易に溶接が可能となる。特にシリーズ通
電の場合においても、一定期間毎に極性が逆になるの
で、打痕や圧痕、焼けなどの表面状態が異なることはな
く、不良の発生を防止し、且つ溶接も容易となる。
【0041】また一般のインバータ制御直流式では、制
御装置と専用の溶接トランスが必要であるが、台形波交
流式では、溶接トランスは従来の交流式用を使用するこ
とができるため、応用範囲が広く設備金額を抑えること
が可能である。例えば、現在使用している交流式溶接機
を、本発明の台形波交流式として溶接性を改善する場合
には、制御装置を従来型の本発明の台形波交流式(本発
明のインバータ制御装置)とするだけで実現でき、その
ため、溶接トランス単体の費用、溶接トランスの交換費
用が不要であり、工期の短縮にもなり、経済効果が極め
て大きい。
【0042】更に、請求項3記載のインバータ制御交流
式抵抗溶接装置及びインバータ制御交流式抵抗溶接方法
によれば、溶接トランスの2次側から出力される台形波
交流の周波数を商用電源の2〜5倍の整数倍としている
ので、上述のような多くの効果を有しているにも関わら
ず、使用者にとって従来より慣習的に用いている所謂商
用電源のサイクル管理ができ、使用者に違和感を与えな
い。また、インバータ回路のスイッチング素子の発振周
波数を10〜30KHzとしているので、溶接トランス
の偏磁現象の制御が容易となり、スイッチング素子の破
壊の防止が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の溶接装置のブロック回路図で
ある。
【図2】(a)は本発明の実施例のインバータ回路の出
力電圧の波形図である。(b)は本発明の実施例の溶接
トランスの出力電流の波形図である。
【図3】ナゲット形成温度に至るまでの各溶接方法にお
ける通電時間を示す図である。
【図4】各溶接方法における電極寿命を示す図である。
【図5】本発明のインバータ回路の他の実施例を示す回
路図である。
【図6】従来例の溶接装置のブロック回路図である。
【図7】(a)〜(d)はそれぞれ従来例の図6に示す
各部の波形を示す図である。
【符号の説明】
1 整流回路 2 平滑回路 3 インバータ回路 4 溶接トランス 5 2次側導体 6 2次側導体 7 電極 8 電極 9 母材 10 インバータ制御装置 Q1 〜Q4 スイッチング素子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源を整流する整流回路(1)と、
    この整流回路(1)の出力を平滑する平滑回路(2)
    と、この平滑回路(2)にて直流化された直流電源が電
    源として供給されスイッチング素子(Q1 )〜(Q4
    からなるインバータ回路(3)と、このインバータ回路
    (3)の出力が1次巻線(N1 )に印加される溶接トラ
    ンス(4)と、この溶接トランス(4)の2次側導体
    (5)(6)の両端に設けられ母材(9)を抵抗溶接す
    る一対の電極(7)(8)と、上記インバータ回路
    (3)のスイッチング素子(Q1 )〜(Q4 )をスイッ
    チングさせて正側に一定期間高周波発振させると共に、
    上記正側の発振後に負側に一定期間高周波発振させて上
    記溶接トランス(4)の2次側に台形波交流を出力させ
    るインバータ制御装置(10)とを備えていることを特
    徴とするインバータ制御交流式抵抗溶接装置。
  2. 【請求項2】 商用電源を整流する整流回路(1)と、
    この整流回路(1)の出力を平滑する平滑回路(2)
    と、この平滑回路(2)にて直流化された直流電源が電
    源として供給されスイッチング素子(Q1 )〜(Q4
    からなるインバータ回路(3)と、このインバータ回路
    (3)の出力が1次巻線(N1 )に印加される溶接トラ
    ンス(4)と、この溶接トランス(4)の2次側導体
    (5)(6)の両端に設けられ母材(9)を抵抗溶接す
    る一対の電極(7)(8)と、上記インバータ回路
    (3)のスイッチング素子(Q1 )〜(Q4 )を高周波
    にてスイッチングさせるインバータ制御装置(10)と
    を備え、上記インバータ制御装置(10)によりインバ
    ータ回路(3)のスイッチング素子(Q1 )(Q2 )を
    正側に一定期間高周波発生させ、その後インバータ回路
    (3)のスイッチング素子(Q3 )(Q4 )を負側に一
    定期間高周波発生させることで、上記溶接トランス
    (4)の2次側に台形波交流を出力させて母材(9)を
    抵抗溶接するようにしたことを特徴とするインバータ制
    御交流式抵抗溶接方法。
  3. 【請求項3】 上記溶接トランス(4)の2次側から出
    力される台形波交流の周波数を商用電源の2〜5倍の整
    数倍とし、インバータ回路(3)のスイッチング素子
    (Q1 )〜(Q4 )の発振周波数を10〜30KHzと
    したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のイ
    ンバータ制御交流式抵抗溶接装置及びインバータ制御交
    流式抵抗溶接方法。
JP16326494A 1994-06-21 1994-06-21 インバータ制御交流式抵抗溶接装置及びその抵抗溶接 方法 Pending JPH081351A (ja)

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58500702A (ja) * 1981-05-13 1983-05-06 エルパトロニツク・アクチエンゲゼルシヤフト 抵抗溶接機用電気エネルギ源
JPS6376771A (ja) * 1986-09-17 1988-04-07 Miyachi Electric Co 抵抗溶接機
JPH01233074A (ja) * 1988-03-15 1989-09-18 Dengensha Mfg Co Ltd インバータ式抵抗溶接機
JPH01293985A (ja) * 1988-05-20 1989-11-27 Dengensha Mfg Co Ltd インバータ式抵抗溶接機
JPH04333380A (ja) * 1991-03-06 1992-11-20 Elpatronic Ag 抵抗溶接方法及び該方法を実施する装置

Patent Citations (5)

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