JPH0813439A - 除雪機 - Google Patents

除雪機

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JPH0813439A
JPH0813439A JP14504094A JP14504094A JPH0813439A JP H0813439 A JPH0813439 A JP H0813439A JP 14504094 A JP14504094 A JP 14504094A JP 14504094 A JP14504094 A JP 14504094A JP H0813439 A JPH0813439 A JP H0813439A
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JP
Japan
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blower
flange
snow
shear pin
driven
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JP14504094A
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Inventor
Masashi Takeuchi
正志 竹内
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エンジンで駆動される駆動軸10に雪掻きの
ためのオーガを連結し、且つ、オーガで掻かれた雪を外
方へ放出するブロア30をシャーピン機構40を介して
駆動軸に連結した除雪機において、シャーピン機構が、
駆動軸側の駆動フランジ41と、ブロア側の従動フラン
ジ42と、駆動フランジと従動フランジとの間に渡され
たシャーピン43とからなり、且つ、各フランジ41,
42が、非円形フランジである除雪機。 【効果】 狭いブロアハウジング内でも各フランジの輪
郭同士を合せることで各ピン孔同士を容易に位置合せす
ることができ、寒い屋外でのシャーピン交換作業を簡単
にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除雪機の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の除雪機の側面図(一部断
面)であり、除雪機100はトランスミッション付きエ
ンジン101と、このエンジン101で駆動される駆動
軸102と、この駆動軸102に連結され且つ走行方向
前側(この図で左側)に配置された雪掻きのためのオー
ガ103と、このオーガ103で掻かれた雪を外方へ放
出するブロア104と、このブロア104を駆動軸10
2に連結するシャーピン機構110とからなる。
【0003】なお、105はブロア104の回転羽根、
106はブロアハウジング、107は雪をブロア104
から外方へ放出するシュータ、108はクローラであ
る。
【0004】図10は従来のシャーピン機構の作用説明
図である。シャーピン機構110は、駆動軸102に連
結ピン111で固着された駆動フランジ112と、駆動
軸102に回転自在に嵌合された従動フランジ113
と、これらの駆動フランジ112と従動フランジ113
との間に渡されたシャーピン114(ボルト・ナットで
構成し、各フランジ112,113間を連結する)とか
らなる。
【0005】エンジン101の出力は、駆動軸102→
連結ピン111→駆動フランジ112→シャーピン11
4→従動フランジ113→回転羽根105の経路でブロ
ア104に伝達される。ブロアの回転羽根105とブロ
アハウジング106(図9参照)との間に異物が噛み込
んだ異常状態になると、負荷トルクの急増に伴いシャー
ピン114が切断され、駆動フランジ112から従動フ
ランジ113への動力伝達は断たれる。このため、ブロ
ア104は停止して駆動系部品等の損傷を防止する。噛
み込んだ異物を取り除いた後、駆動フランジ112と従
動フランジ113との間に新しいシャーピン114を渡
すことでブロア104の運転を再開できる。
【0006】図11は従来のシャーピン機構の説明図で
あり、駆動フランジ112及び従動フランジ113は円
形フランジであり、これらのフランジ112,113の
外周近傍にシャーピン114を挿入するピン孔115が
開けられた状態を示す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】駆動フランジ112と
従動フランジ113との間にシャーピン114を渡す
(シャーピン114の交換)際に、フランジ112,1
13の各ピン孔115,115同士を一致させる必要が
ある。そのため、目視しながら従動フランジ113を手
で回し、各ピン孔115,115同士が一致するように
位置合せをする。上記従来の技術は、駆動フランジ11
2及び従動フランジ113が円形フランジであり、各ピ
ン孔115,115同士を目視で位置合せするのは容易
でない。特に、狭いブロアハウジング106内で、駆動
フランジ112の裏側にある従動フランジ113のピン
孔115位置を探し出す作業は容易でなく、このため、
寒い屋外で長時間にわたりシャーピン114の交換作業
を続けることは面倒である。
【0008】位置合せを容易にするために、駆動フラン
ジ112及び従動フランジ113の各外周面などに目印
を設け、これらの目印同士を一致させることで各ピン孔
115,115同士を一致させることも考えられる。し
かし、狭いブロアハウジング106内に詰っている雪を
掻き取りながら目印同士を一致させることは、やはり、
作業が容易でない。
【0009】そこで本発明の目的は、除雪機の狭いブロ
アハウジング内で、シャーピンの交換作業を簡単にする
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、エンジンで駆動される駆動軸に雪掻きのた
めのオーガを連結し、且つ、このオーガで掻かれた雪を
外方へ放出するブロアをシャーピン機構を介して前記駆
動軸に連結した除雪機において、前記シャーピン機構
が、駆動軸側の駆動フランジと、ブロア側の従動フラン
ジと、これらの駆動フランジと従動フランジとの間に渡
されたシャーピンとからなり、且つ、前記駆動フランジ
及び従動フランジが、非円形フランジであることを特徴
とした除雪機である。
【0011】前記駆動フランジ及び従動フランジを、略
卵形状にしてもよい。
【0012】更に、前記駆動フランジ及び従動フランジ
の少なくとも一方に、雪の塊を掻きほぐす突起を備え
た。
【0013】前記シャーピンの取付け位置が、前記ブロ
アの回転羽根の1枚の位置と円周上で略同一であること
が好ましい。
【0014】また、エンジンで駆動される駆動軸に、雪
掻きのためのオーガと、このオーガで掻かれた雪を外方
へ放出するブロアとを連結した除雪機において、前記オ
ーガからブロアへ向う雪を破砕すると共に径方向へ送り
出す小ブロアを、前記駆動軸に付設したことを特徴とす
る除雪機である。
【0015】前記ブロアと前記駆動軸との間に、駆動フ
ランジと従動フランジとシャーピンとからなるシャーピ
ン機構を介設し、前記駆動フランジ及び従動フランジの
少なくとも一方にフィンを形成したことで、前記小ブロ
アを構成した。
【0016】
【作用】シャーピンが切断した場合に、目視しながら従
動フランジを手で回し、駆動フランジと従動フランジと
の輪郭同士を合せすることで各フランジのピン孔同士を
位置合せし、これらのピン孔に新たなシャーピンを挿入
してフランジ間に渡す。
【0017】駆動フランジ及び従動フランジは略卵形状
をして、両フランジの位置合せを容易にする。
【0018】駆動フランジ及び従動フランジの少なくと
も一方に備えた突起が回転し、オーガから送り込まれた
雪の塊を破砕して小さくする。
【0019】シャーピンの交換をする際に、ブロアの回
転羽根に当たらずにスパナ等のシャーピン交換用工具を
操作できる。
【0020】小ブロアは、ブロアの回転羽根よりも周速
度の遅い駆動軸付近の雪をブロア側に送り出す。
【0021】駆動フランジ及び従動フランジの少なくと
も一方に備えたフィンが回転し、オーガから送り込まれ
た雪の塊を掻きほぐして小さくする。
【0022】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る除雪機の側面図(一部断面)であ
り、除雪機1はトランスミッション2付きエンジン3
と、このエンジン3で駆動される駆動軸10と、この駆
動軸10に連結され且つ走行方向前側(この図で左側)
に配置された雪掻きのためのオーガ20と、このオーガ
20で掻かれた雪を外方へ放出するブロア30と、この
ブロア30を駆動軸10に連結したシャーピン機構40
と、エンジン3を搭載したフレーム4と、このフレーム
4の下側に取付けられたクローラ5と、フレーム4の後
端側に立設されたハンドルポスト6と、このハンドルポ
スト6に設けられたハンドル7とからなる。
【0023】オーガ20は、走行方向前後及び下側が開
放されたオーガカバー21と、このオーガカバー21の
左右両側に軸支された羽根回転軸22と、この羽根回転
軸22に取付けられオーガカバー21に収納されたオー
ガ羽根23と、羽根回転軸22と上記駆動軸10とを連
結するウォーム減速機構24とからなる。
【0024】ブロア30は、前側が開放され上記駆動軸
10が貫通したブロアハウジング31と、このブロアハ
ウジング31内に収納され駆動軸10を中心として回転
する回転羽根32と、ブロアハウジング31の上側に偏
心して取付けられ雪を外方へ放出するシュータ33とか
らなる。ブロアハウジング31はトランスミッション2
のケースに固着され、オーガカバー21はブロアハウジ
ング31に固着されている。
【0025】図2は本発明に係る駆動軸及びシャーピン
機構の断面図であり、駆動軸10は、後端がブロアハウ
ジング31で軸支されドリブンプーリ11を介して駆動
される中実軸部12と、この中実軸部12の前端側に嵌
合され且つ連結ピン13で連結されたパイプ軸部14と
からなる。
【0026】シャーピン機構40は、ブロアハウジング
31内に配置されている。そして、シャーピン機構40
は、筒部41aが駆動軸10に上記連結ピン13で固着
された駆動フランジ41と、筒部42aが駆動軸10に
回転自在に嵌合された従動フランジ42と、これらの駆
動フランジ41と従動フランジ42との間に渡されたシ
ャーピン43(ボルト43a及びナット43bで構成
し、各フランジ41,42間を連結する)とからなる。
なお、従動フランジ42の筒部42aの後部にブロア3
0の回転羽根32が固着されている。
【0027】図3は本発明に係るブロアの回転羽根及び
駆動フランジの正面図であり、回転羽根32は中央の環
状部32aと、この環状部32aの周囲に均等に固着さ
れた3枚の羽根部32b…(…は複数を示す。以下同
じ。)とからなる。駆動フランジ41は、略卵形状をし
た非円形フランジである。そして、この駆動フランジ4
1は、シャーピン43の取付け位置が、回転羽根32の
1枚の羽根部32b位置と円周上で略同一である。この
ため、スパナ等のシャーピン交換用工具Sを回転羽根3
2の羽根部32b…に当たらないように矢印方向に操作
できるので、シャーピン43の交換が容易である。
【0028】図4は本発明に係る従動フランジの背面図
であり、従動フランジ42は、駆動フランジ41と同一
の略卵形状をした非円形フランジである。なお、45,
45は従動フランジ42に固着された回り止め部材であ
り、シャーピン43のボルト43aの回り止めをするも
のである。
【0029】図5は本発明に係るシャーピンの側面図で
あり、シャーピン43はボルト43aと、ボルト43a
先端にねじ込まれるナット43bとからなる。43cは
ボルト43aの切断位置及びこの切断位置の切断面積を
設定するための小径部であり、必要に応じて形成され
る。なお、シャーピン43は、ボルト43aに小径部4
3cを有する構成に限定されない。
【0030】次に、上記構成の除雪機の作用を図1、図
2及び図6に基づき説明する。図1において、エンジン
3の出力は、トランスミッション2→駆動軸10→ウォ
ーム減速機構24→羽根回転軸22→オーガ羽根23の
経路でオーガ20に伝達される。このため、オーガ20
は屋外に積もった雪掻きをする。一方、図2において、
エンジン3の動力は、駆動軸10→連結ピン13→駆動
フランジ41→シャーピン43→従動フランジ42→回
転羽根32の経路でブロア30に伝達される。このた
め、ブロア30(図1参照)はオーガ20で掻かれた雪
をシュータ33を通じて外方へ放出する。
【0031】また、略卵形状の非円形フランジである駆
動フランジ41及び従動フランジ42は、シャーピン4
3が取付けられた先端側で、オーガ20から送り込まれ
た雪の塊を小さく切断する。
【0032】ところで、ブロア30に入ってきた雪の中
に小石などの硬い異物が含まれていると、異物は回転羽
根32の遠心力でブロアハウジング31の内周方向に飛
ばされる。このため、異物がブロアハウジング31と回
転羽根32との間に噛み込んでロックした異常状態にな
る場合がある。この異常状態になると、負荷トルクの急
増に伴う過大な剪断力がシャーピン43のボルト43a
に作用し、この剪断力でボルト43aが切断され、駆動
フランジ41から従動フランジ42への動力伝達を断
つ。このため、ブロア30の回転羽根32は停止して各
部材の損傷を防止する(ダメージ回避)。
【0033】図6(a)及び(b)は本発明に係るシャ
ーピン機構の作用説明図である。図6(a)はボルト4
3aが切断されない状態を示し、駆動フランジ41及び
従動フランジ42はこの図で前後方向に一致し、このた
め、シャーピン43の取付け位置(ピン孔41b,42
b)も一致している。その後、図6(b)に示すように
ボルト43aが切断された状態になると、従動フランジ
42だけが停止して駆動フランジ41からずれるので、
シャーピン43の取付け位置(ピン孔41b,42b)
がずれる。
【0034】このような異常状態になった場合には、先
ず、噛み込んだ異物を取り除く。次に、目視しながら従
動フランジ42を手で回して、図6(a)に示すように
駆動フランジ41と従動フランジ42との輪郭同士を合
せる。これにより、シャーピン43の取付け位置(ピン
孔41b,42b)は位置合せされる。その後、駆動フ
ランジ41と従動フランジ42との間に新しいシャーピ
ン43を渡すことで、ブロア30を駆動軸10に連結
し、除雪機1の運転を再開する。このように、除雪機1
の狭いブロアハウジング31内でも、各フランジ41,
42の輪郭同士を合せることで各ピン孔41b,42b
同士を容易に位置合せすることができ、寒い屋外でのシ
ャーピン43の交換作業を簡単に且つ短時間にできる。
【0035】図7は本発明に係るシャーピン機構の変形
例の説明図であり、駆動フランジ41及び従動フランジ
42の少なくとも一方に、雪の塊を破砕する突起46を
備えた構成である。この実施例によれば、オーガ20か
ら送り込まれた雪の塊を突起46で破砕して小さくする
ことができるので、オーガ20からブロア30への雪の
移動は円滑となり、しかも、ブロア30から放出された
雪がシュータ33内に詰り難い。
【0036】図8は本発明に係るシャーピン機構の更な
る変形例の説明図であり、駆動フランジ41及び従動フ
ランジ42の少なくとも一方の縁から軸方向へ一定寸法
折曲げてフィン51を形成したことで、小ブロア50を
構成したものである。すなわち、この小ブロア50は、
オーガ20からブロア30へ向う雪を破砕すると共に径
方向へ送り出すようにするために、駆動軸10に付設さ
れている。
【0037】この実施例によれば、ブロア30の回転羽
根32よりも周速度の遅い駆動軸10付近の雪を小ブロ
ア50でブロア30側に送り出す作用がある。このた
め、湿度が高く比重が大きく付着し易い雪(一般に「重
い雪」と称する)が、駆動軸10回りに付着したり滞ら
ないで速やかにブロア30から放出される。また、これ
に伴い、除雪機を停止時に雪が駆動軸10回りに付着し
たり滞らないので、再始動が容易である。
【0038】また、オーガ20から送り込まれた雪の塊
をフィン48で掻きほぐして小さくすることができるの
で、ブロア30から放出された雪が滞らないでシュータ
33から外部に速やかに放出される。更に、シャーピン
機構40と小ブロア50とで部品を共用化できるので、
部品数が少なく且つ小型化できる。
【0039】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。請求項1の除雪機
は、シャーピン機構が駆動軸側の駆動フランジと、ブロ
ア側の従動フランジと、これらの駆動フランジと従動フ
ランジとの間に渡されたシャーピンとからなり、且つ、
駆動フランジ及び従動フランジを非円形フランジにした
ことにより、除雪機の狭いブロアハウジング内でも各フ
ランジの輪郭同士を合せることで各ピン孔同士を容易に
位置合せすることができ、寒い屋外でのシャーピンの交
換作業を簡単に且つ短時間にできる。
【0040】また、駆動フランジ及び従動フランジを非
円形フランジにしたことにより、オーガからブロアへ通
る雪の流れが良くなり、更に、オーガから送り込まれた
雪の塊をこれらのフランジで切断して小さくすることが
できるので、ブロアから放出された雪がシュータ内に詰
り難い。
【0041】請求項2の除雪機は、駆動フランジ及び従
動フランジを略卵形状にしたことにより、各フランジが
小型になると共に、フランジの切断効果で駆動軸付近の
雪の塊を小さくすることができるので、オーガからブロ
アへ通る雪の流れが良くなる。
【0042】請求項3の除雪機は、駆動フランジ及び従
動フランジの少なくとも一方に、雪の塊を破砕する突起
を備えたことにより、オーガから送り込まれた雪の塊を
突起で破砕して小さくすることができる。
【0043】請求項4の除雪機は、シャーピンの取付け
位置が、ブロアの回転羽根の1枚の位置と円周上で略同
一であることにより、スパナ等のシャーピン交換用工具
を回転羽根に当たらないで操作できるので、シャーピン
の交換が容易である。
【0044】請求項5の除雪機は、オーガで掻かれてブ
ロアへ向う雪を破砕すると共に径方向へ送り出す小ブロ
アを、オーガ及びブロアが連結された駆動軸に付設した
ことにより、ブロアの回転羽根よりも周速度の遅い駆動
軸付近の雪を小ブロアでブロア側に送り出す作用があ
る。このため、湿度が高く比重が大きく付着し易い雪
(一般に「重い雪」と称する)が、駆動軸回りに付着し
たり滞らないで速やかにブロアから放出される。また、
これに伴い、除雪機を停止時に雪が駆動軸回りに付着し
たり滞らないので、再始動が容易である。
【0045】請求項6の除雪機は、ブロアと駆動軸との
間に、駆動フランジと従動フランジとシャーピンとから
なるシャーピン機構を介設し、駆動フランジ及び従動フ
ランジの少なくとも一方にフィンを形成することで、小
ブロアを構成したことにより、シャーピン機構と小ブロ
アとで部品を共用化できるので、部品数が少なく且つ小
型化できる。また、オーガから送り込まれた雪の塊をフ
ィンで掻きほぐして小さくすることができるので、ブロ
アから放出された雪が滞らないでシュータから外部に速
やかに放出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除雪機の側面図(一部断面)
【図2】本発明に係る駆動軸及びシャーピン機構の断面
【図3】本発明に係るブロアの回転羽根及び駆動フラン
ジの正面図
【図4】本発明に係る従動フランジの背面図
【図5】本発明に係るシャーピンの側面図
【図6】本発明に係るシャーピン機構の作用説明図
【図7】本発明に係るシャーピン機構の変形例の説明図
【図8】本発明に係るシャーピン機構の更なる変形例の
説明図
【図9】従来の除雪機の側面図(一部断面)
【図10】従来のシャーピン機構の作用説明図
【図11】従来のシャーピン機構の説明図
【符号の説明】
1…除雪機、3…エンジン、10…駆動軸、13…連結
ピン、20…オーガ、30…ブロア、31…ブロアハウ
ジング、32…回転羽根、32b…羽根部、33…シュ
ータ、40…シャーピン機構、41…駆動フランジ、4
1b…ピン孔、42…従動フランジ、42b…ピン孔、
43…シャーピン、43a…ボルト、43b…ナット、
46…突起、50…小ブロア、51…フィン。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで駆動される駆動軸に雪掻きの
    ためのオーガを連結し、且つ、このオーガで掻かれた雪
    を外方へ放出するブロアをシャーピン機構を介して前記
    駆動軸に連結した除雪機において、前記シャーピン機構
    は、駆動軸側の駆動フランジと、ブロア側の従動フラン
    ジと、これらの駆動フランジと従動フランジとの間に渡
    されたシャーピンとからなり、且つ、前記駆動フランジ
    及び従動フランジが、非円形フランジであることを特徴
    とした除雪機。
  2. 【請求項2】 前記駆動フランジ及び従動フランジは、
    略卵形状であることを特徴とする請求項1記載の除雪
    機。
  3. 【請求項3】 前記駆動フランジ及び従動フランジの少
    なくとも一方に、雪の塊を掻きほぐす突起を備えたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の除雪機。
  4. 【請求項4】 前記シャーピンの取付け位置が、前記ブ
    ロアの回転羽根の1枚の位置と円周上で略同一であるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の
    除雪機。
  5. 【請求項5】 エンジンで駆動される駆動軸に、雪掻き
    のためのオーガと、このオーガで掻かれた雪を外方へ放
    出するブロアとを連結した除雪機において、前記オーガ
    からブロアへ向う雪を破砕すると共に径方向へ送り出す
    小ブロアを、前記駆動軸に付設したことを特徴とする除
    雪機。
  6. 【請求項6】 前記ブロアと前記駆動軸との間に、駆動
    フランジと従動フランジとシャーピンとからなるシャー
    ピン機構を介設し、前記駆動フランジ及び従動フランジ
    の少なくとも一方にフィンを形成したことで、前記小ブ
    ロアを構成したことを特徴とする請求項5記載の除雪
    機。
JP14504094A 1994-06-27 1994-06-27 除雪機 Pending JPH0813439A (ja)

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