JPH08134271A - 防水ゴム栓用ゴム組成物 - Google Patents

防水ゴム栓用ゴム組成物

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JPH08134271A
JPH08134271A JP27882694A JP27882694A JPH08134271A JP H08134271 A JPH08134271 A JP H08134271A JP 27882694 A JP27882694 A JP 27882694A JP 27882694 A JP27882694 A JP 27882694A JP H08134271 A JPH08134271 A JP H08134271A
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weight
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rubber
nbr
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JP27882694A
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Motoya Kawakita
元也 川北
Shichiro Sumiya
七郎 角谷
Koji Kobayashi
功児 小林
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧着に対して大きい抵抗力を有するワイヤー
ハネス用防水ゴム栓を製造するのに適したNBRゴム組
成物を提供する。 【構成】 NBR、補強充填剤、可塑剤、ブリード、硫
黄、および加硫促進剤を含むゴム組成物において、(1)
加硫剤の濃度を調節する、(2)増量充填剤を加えるおよ
び/または(3)ムーニー粘度の小さいNBRを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水ゴム栓用ゴム組成
物に関する。詳しくは本発明は、圧着に対する抵抗力が
強いワイヤーハーネス用防水ゴム栓に使用する含油NB
Rゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネス用防水ゴム栓は、含油
NBR、含油シリコーンゴム等で製造され、端子を圧着
して使用されている。ゴム栓と端子との十分な固着力を
得るためには、圧着ハイトを低くしなければならない。
しかし、従来の防水ゴム栓用材料では、圧着に対する抵
抗力が弱いため、圧着ハイトを低くすると防水ゴム栓が
破れることがある。このような防水ゴム栓の圧着部での
割れは、圧着によって、端子バレルで圧縮されたゴム材
料の反発弾性力がバレルの端面に作用して亀裂が入り成
長して生じる。このような圧着部での割れを避けようと
すれば圧着ハイト、圧着形状に制限を受け十分な固着力
が得られないことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は圧着に対して
大きい抵抗力を有するワイヤーハーネス用防水ゴム栓に
使用する含油NBRゴム組成物を提供をすることを目的
とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明者等は鋭意検討を加えた。その結果次のような
組成物によって上記課題を解決できることを見出して本
発明を完成させた。すなわち本発明は、(a)アクリルニ
トリル−ブタジエンゴム(NBR)100重量部、(b)補
強充填剤10〜50重量部、(c)可塑剤5〜20重量
部、(d)ブリードオイル3〜15重量部、(e)硫黄0〜
0.4重量部、および(f)スルフェンアミド系加硫促進剤
0.5〜3重量部、を含んでなるワイヤーハーネス防水
ゴム栓用ゴム組成物(以下組成物Aと呼ぶ)を要旨とす
る。
【0005】本発明はまた、(a)アクリルニトリル−ブ
タジエンゴム(NBR)100重量部、(b)補強充填剤1
0〜50重量部、(c)増量充填剤5〜20重量部、(d)可
塑剤5〜20重量部、(e)ブリードオイル3〜15重量
部、(f)硫黄0〜1重量部、および(g)加硫促進剤1〜7
重量部、を含んでなるワイヤーハーネス防水ゴム栓用ゴ
ム組成物(以下組成物Bと呼ぶ)をも要旨とする。
【0006】本発明はさらに、(a)ムーニー粘度が55
以下のアクリルニトリル−ブタジエンゴム(NBR)10
0重量部、(b)補強充填剤10〜50重量部、(c)可塑剤
5〜20重量部、(d)ブリードオイル3〜15重量部、
(e)硫黄0〜1.5重量部、および(f)加硫促進剤1〜7
重量部、を含んでなるワイヤーハーネス防水ゴム栓用ゴ
ム組成物(以下組成物Cと呼ぶ)をも要旨とする。以下本
発明を詳細に説明する。
【0007】先ず組成物(A)について説明する。組成物
(A)に使用するNBRはゴム材料として用いることがで
きるものであれば特に制限はない。NBR100重量部
に対して補強充填剤を10〜50重量部、好ましくは3
0〜40重量部用いる。本発明において補強充填剤とは
加硫ゴムの物性、特に力学的性質を改良するために用い
る物質を言う。補強充填剤としては例えばシリカ、カー
ボンブラック、クレー、タルク等を挙げることができ
る。本発明の組成物(A)においては、NBR100重量
部に対し可塑剤を5〜20重量部、好ましくは10〜5
0重量部用いる。可塑剤はゴムの加工を容易にするとと
もに、加硫ゴムの柔軟性、弾性を増す目的で使用され
る。好ましい可塑剤としては、ジオクチルフタレート、
ジオクチルアジペート、ジオクチルセバケート、トリオ
クチルフォスフェート、ポリエーテル系可塑剤、アジピ
ン酸ポリエステル系可塑剤等を挙げることができる。N
BR100重量部に対し、ブリードオイルを3〜15重
量部、好ましくは3〜10重量部加える。ブリードオイ
ルは防水ゴム栓への電線挿入力の低減、防水ゴム栓をハ
ウジングへ挿入する際の挿入力の低減のために使用す
る。ブリードオイルとしてはパラフィン系プロセスオイ
ル、例えば出光興産(株)から商業的に入手できるPW−
90、PW−380、PS−32、PS−90、PS−
430等を挙げることができる。
【0008】本発明の組成物(A)は加硫剤として硫黄を
用い、その量はNBR100重量部に対して0〜0.4
重量部、好ましくは0〜0.3重量部用いる。本発明の
組成物においては加硫剤としての硫黄を用いない無硫黄
系も可能である。しかしながら使用する硫黄量が0.4
重量部を超えると、本発明の目的である圧着に対する抵
抗力の強いゴム栓は得られない。加硫剤の量、従って加
硫密度を低減させたことが組成物(A)の特徴である。加
硫促進剤として本発明の組成物はスルフェンアミド系加
硫促進剤をNBR100重量部に対して0.5〜3重量
部、好ましくは1.5〜2重量部用いる。スルフェンア
ミド系加硫促進剤としてはゴム加工においてスルフェン
アミド系加硫促進剤として従来用いられているいずれの
ものをも使用することができ、好ましい例としてはC
Z、NS、MSA、DZ等の略称で呼ばれているものを
挙げることができる。この外にチウラム系加硫促進剤
も、NBRゴム100重量部に対して0.9重量部以下
であれば用いてもよい。0.9重量部を超えると本発明
の目的である圧着に対する抵抗力の強いゴム栓は得られ
ない。
【0009】本発明の組成物(A)にはさらに増量充填剤
を5〜20重量部、好ましくは10〜15重量部加えて
もよい。本発明において増量充填剤とは組成物の反発弾
性力を低減するために用いる物質を言う。増量充填剤と
しては軽質炭酸カルシウム、極微細活性化炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム等を例示できる。
【0010】組成物(A)に、さらに0〜5重量部の亜鉛
華、0〜5重量部のステアリン酸などの高級脂肪酸およ
び/または0〜5重量部の老化防止剤を加えるのも本発
明の好ましい態様である。老化防止剤としては、ゴム加
工において老化防止剤として従来用いられているもので
あればいづれをも使用することができ、好ましい例とし
てRD、MB等の略称で呼ばれているものを挙げること
ができる。
【0011】次に組成物(B)について説明する。組成物
(B)はアクリルニトリル−ブタジエンゴム、補強充填
剤、増量充填剤、可塑剤、ブリードオイル、硫黄および
加硫促進剤を含んでなる。組成物(B)に使用するアクリ
ルニトリル−ブタジエンゴム(NBR)は組成物(A)で用
いたものと同じものを使用できる。補強充填剤はNBR
100重量部に対して、10〜50重量部、好ましくは
30〜40重量部用いる。補強充填剤としては、例えば
上に例示したものを用いることができる。増量充填剤は
NBR100重量部に対して5〜20重量部、好ましく
は10〜15重量部用いる。増量充填剤としては組成物
(A)において例示したもの用いることができる。増量充
填剤を必須成分としたことが組成物(B)の特徴である。 可塑剤はNBR100重量部に対して、5〜20重量
部、好ましくは10〜15重量部用いる。可塑剤として
は組成物(A)において例示したもの用いることでき
る。ブリードオイルはNBR100重量部に対して、3
〜15重量部、好ましくは3〜10重量部用いる。ブリ
ードオイルとしては組成物(A)において例示したものを
用いることができる。硫黄はNBR100重量部に対し
て、0〜1重量部、好ましくは0.3〜1重量部用い
る。加硫促進剤はNBR100重量部に対して1〜7重
量部、好ましくは3〜5重量部用いる。加硫促進剤とし
てはスルフェンアミド系のものおよび/またはチウラム
系のものが好ましい。チウラム系加硫促進剤としては、
ゴム加工においてスルフェンアミド系加硫促進剤として
従来用いられているいずれかのものを使用することがで
き、好ましい例としてTT、TET、TRA、TBT、
TS等の略称で呼ばれているものを挙げることができ
る。
【0012】組成物(B)にさらに0〜5重量部の亜鉛
華、0〜5重量部のステアリン酸などの高級脂肪酸およ
び/または0〜5重量部の老化防止剤を加えるのも本発
明の好ましい実施態様である。老化防止剤としては組成
物(A)において示したものを用いることができる。
【0013】次に組成物(C)について説明する。組成物
(C)は、用いるNBRがムーニー粘度55以下、好まし
くは40以下である点に特徴がある。その場合NBRは
単独物である必要はなく、高ムーニー粘度物と低ムーニ
ー粘度物の混合物であっても全体としてムーニー粘度が
55以下であればよい。ここでムーニー粘度はJIS
K6300の方法に従って測定したもの(ML1+4(10
0℃))をいう。組成物(C)はNBRの外に、補強充填
剤、可塑剤、ブリードオイル、硫黄および加硫促進剤を
含んでなる。補強充填剤はNBR100重量部に対して
10〜50重量部、好ましくは30〜40重量部用い
る。補強充填剤としては組成物(A)において例示したも
のを用いることができる。可塑剤はNBR100重量部
に対して5〜20重量部、好ましくは10〜15重量部
用いる。可塑剤としては組成物(A)において例示したも
のを用いることができる。ブリードオイルはNBR10
0重量部に対して3〜15重量部、好ましくは3〜10
重量部用いる。ブリードオイルとしては組成物(A)にお
いて例示したものを用いることができる。加硫剤として
の硫黄はNBR100重量部に対して0〜1.5重量
部、好ましくは0.3〜1.0重量部用いる。加硫促進剤
はNBR100重量部に対して1〜7重量部、好ましく
は3〜5重量部用いる。加硫促進剤は上記したスルフェ
ンアミド系および/またはチウラム系のものである。
【0014】本発明の組成物(C)にはさらに増量充填剤
を5〜20重量部、好ましくは10〜15重量部加えて
もよい。増量充填剤としては組成物(A)において例示し
たものを用いることができる。
【0015】組成物(C)に、さらに0〜5重量部の亜鉛
華、0〜5重量部のステアリン酸などの高級脂肪酸、お
よび/または0〜5重量部の老化防止剤を加えるのも本
発明の好ましい実施態様である。老化防止剤としては組
成物(A)において例示したものを用いることができる。
【0016】本発明の各組成物は各組成物の上記各成分
を、例えばバンバリーミキサー、加圧ニーダー、ミキシ
ングロールを用い例えばジャケット温度100℃の加圧
ニーダーで10分間の条件で混練することにより得られ
る。次に組成物を例えば射出成形機を用いて30〜10
0℃のシリンダー温度、500〜1,500kgf/cm2
射出圧、150〜180℃の金型温度で射出成形加硫す
ればワイヤーハネス用防水ゴム栓が得られる。
【0017】
【作用】加硫密度を調節すること(組成物(A))、増量充
填剤を加えること(組成物(B))、および/またはムーニ
ー粘度の低いNBRを用いること(組成物(C))によって
反撥弾性力が適度に低下した加硫ゴムが得られる。
【0018】
【実施例】次に本発明を実施例によって説明するが本発
明がこれら実施例によって限定されるものでないことは
勿論である。
【0019】実施例1〜4および比較例1 表1に示す配合物を加圧ニーダ、ミキシングロールで混
練した後(ジャケット温度100℃、加圧ニーダー、1
0分間)、射出成形機を用いシリンダー温度80℃、射
出圧800kgf/cm2、金型温度175℃、2分間30秒
加硫で、防水ゴム栓を成形した。得られた防水ゴム栓に
ついて次のような方法で圧着に対する抵抗性調べた。防
水ゴム栓に電線を挿入した後、圧着機で端子を圧着した
(ビニルハイト 3.4mm)圧着直後の試料の割れの有無
を目視により観察した。また試料を80℃で3時間ギア
オーブンで処理した後、同様に圧着試験を行い亀裂の有
無を観察した。また次のようにして、防水ゴム栓の防水
機能を調べた。M、F共に圧着防水ゴム栓を挿入したハ
ウジングを嵌合させ、電線端部の1ケ所を除き残りをエ
ポキシ樹脂で封着し、封着していない電線端部から加圧
空気(最大218kgf/cm2)を入れ、空気のもれを確認
した。それらの結果を組成物の組成と共に表1に示す。
なお比較のために従来の含油NBRゴム組成物から同様
に防水ゴム栓を成形し、同様に性能評価した。
【0020】
【表1】 実 施 例 比較例 1 2 3 4 1 配合物(重量部): NBR1) 100 100 100 100 100 亜鉛華2) 5 5 5 5 5 ステアリン酸 1 1 1 1 1 補強充填剤3) 15 15 15 15 15 カーボンブラック4) 20 20 20 20 20 可塑剤15) 5 5 5 5 5 可塑剤26) 5 5 5 5 5 ブリードオイル7) 5.5 5.5 5.5 5.5 5.5 老化防止剤18) 1 1 1 1 1 老化防止剤29) 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 オゾン老化防止剤10) 1 1 1 1 1 硫黄11) 0.3 0.2 0.1 0 0.5 加硫促進剤112) 2 2 2 2 2 加硫促進剤213) 0.7 0.7 0.7 0.7 0.7 加硫促進剤314) 0 0 0 0 0.3 性能評価 : 圧着部の亀裂: 圧着直後 なし なし なし なし なし 熱処理後 なし なし なし なし 亀裂 防水機能: 初期 良好 良好 良好 良好 良好 熱老化後 良好 良好 良好 良好 良好
【0021】注: 1) JSR NBR 240S、日本合成ゴム社製 ムーニー粘度:56 2) 亜鉛華1号、堺化学工業社製 3) シリカ、ニブシルVN3、日本シリカ社製 4) FEFカーボンブラック、東海カーボン社製 5) DOA、協和醗酵社製 6) アデカP200、旭電化社製 7) PS32、出光興産社製 8) RD、川口化学工業社製 9) MB、川口化学工業社製 10) サンタイトS、精工化学社製 11) 表面処理硫黄、サルファックスA、鶴見化学社製 12) スルフェンアミド系、CZ、川口化学工業社製 13) チウラム系、TT、川口化学工業社製 14) チウラム系、TRA、川口化学工業社製
【0022】実施例5〜8および比較例2 表2に示す配合物を用いて上記実施例1〜4と同様にし
て防水ゴム栓を成形し、性能を評価した。それらの結果
を配合物の組成と共に表2に示す。比較のために従来の
含油NBRゴム組成物から同様に防水ゴムの栓を成形
し、性能評価した。
【0023】
【表2】 実 施 例 比較例 5 6 7 8 2 配合物(重量部) 4) NBR1) 100 50 100 100 NBR2) 50 100 亜鉛華 5 5 5 5 5 ステアリン酸 1 1 1 1 1 補強充填剤 35 35 35 35 35 増量充填剤3) 10 可塑剤1 5 5 5 5 5 可塑剤2 5 5 5 5 5 ブリードオイル 5.5 5.5 5.5 5.5 5.5 老化防止剤1 1 1 1 1 1 老化防止剤2 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 オゾン老化防止剤 1 1 1 1 1 硫黄 0.5 0.5 0.5 0.3 0.5 加硫促進剤1 2 2 2 2 2 加硫促進剤2 2 2 2 1.5 2 加硫促進剤3 0.5 0.5 0.5 0 0.5 性能評価 圧着部の亀裂: 圧着直後 なし なし なし なし なし 熱処理後 なし なし なし なし 亀裂 防水機能: 初期 良好 良好 良好 良好 良好 熱老化後 良好 良好 良好 良好 良好
【0024】1) JSR NBR 240S、日本合
成ゴム社製 ムーニー粘度:56 2) 81SR NBR T466、日本合成ゴム社製 ムーニー粘度:40 3) 軽質炭酸カルシウム、シルバーW、白石工業社製 4) その他は表1の注に同じ
【0025】表1および表2から明らかなように、本発
明の組成物より製造した防水ゴム栓は圧着直後、熱処理
後ともに亀裂の発生は見られない。これに対して、従来
の組成物より製造した防水ゴム栓は圧着直後には亀裂は
生じないものの、熱処理した試料では全数亀裂が発生し
た。また防水ゴム栓として重要な防水機能についても、
本発明の組成物より製造したゴム栓は初期、熱老化後と
もに良好であった。
【0026】
【発明の効果】本発明の組成物より製造した防水ゴム栓
は圧着に対し強い抵抗力を有するとともに、良好な防水
機能を有する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 //(C08L 9/02 91:00)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)アクリルニトリル−ブタジエンゴム
    (NBR)100重量部、 (b)補強充填剤10〜50重量部、 (c)可塑剤5〜20重量部、 (d)ブリードオイル3〜15重量部、 (e)硫黄0〜0.4重量部、および (f)スルフェンアミド系加硫促進剤0.5〜0.7重量
    部、を含んでなるワイヤーハーネス防水ゴム栓用ゴム組
    成物。
  2. 【請求項2】 増量充填剤5〜20部を更に含んでなる
    請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 【請求項3】 (a)アクリルニトリル−ブタジエンゴム
    (NBR)100重量部、 (b)補強充填剤10〜50重量部、 (c)増量充填剤5〜20重量部、 (d)可塑剤5〜20重量部、 (e)ブリードオイル3〜15重量部、 (f)硫黄0〜1重量部、および (g)加硫促進剤1〜7重量部、を含んでなるワイヤーハ
    ーネス防水ゴム栓用ゴム組成物。
  4. 【請求項4】 (a)ムーニー粘度が55以下のアクリル
    ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)100重量部、 (b)補強充填剤10〜50重量部、 (c)可塑剤5〜20重量部、 (d)ブリードオイル3〜15重量部、 (e)硫黄0〜1.5重量部、および (f)加硫促進剤1〜7重量部、を含んでなるワイヤーハ
    ーネス防水ゴム栓用ゴム組成物。
  5. 【請求項5】 増量充填剤5〜20重量部を更に含んで
    なる請求項4に記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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