JPH08133559A - 排出ガイドバーの引き上げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新聞折込広告丁合機から排出されて積層され
た被丁合物を横移送する際に、被丁合物の排出ガイドバ
ーを引き上げる装置を提供する。 【構成】 排出ガイドバーの直下部には、丁合機から排
出されて積み上げられる被丁合物の横移送用ベルトコン
ベアを設置し、そのコンベアの側端部には、排出されて
積み上げられる被丁合物の障壁ボックスを立ち上げ、当
該障壁ボックスの前部プレートには、前記排出ガイドバ
ーの先端部を挿通する縦長開口部を設け、また、前記障
壁ボックスの内部には、上下に間隔を隔てて回転プーリ
を支持し、当該上下の回転プーリの外周位置には、コイ
ルスプリングを掛架支持し、当該コイルスプリングに
は、前記排出ガイトバーの先端部を着脱自在に係合支持
し、回転プーリを回転させることで、排出ガイドバーの
先端部をコイルスプリングに係合して引き上げるように
構成している。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、新聞折込広告丁合機の
排出口から排出されて積み上げられた被丁合物の取り出
し作業を簡便とするために利用される、排出ガイドバー
の引き上げ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】本件出願人は、特開平６−９２５３６号
公報において、「機体の上部側に折込広告類を載置する
棚板と折込広告類の搬入用ローラ装置を設け、当該ロー
ラ装置で送り込まれた折込広告類を、機体の下方へ落と
し込むガイドとその送り込みローラ装置を設け、機体の
下部片側には、新聞本紙類を載置する棚板とその搬入用
ローラ装置と新聞本紙類の解放端部側を開成する吸着開
成装置を設け、機体の本体下部には新聞本紙類の解放端
部側を開成支持する開口ガイドを設け、当該開口ガイド
の内部を通過して新聞本紙類に折り込まれた折込広告類
を、搬出用ローラ装置で送り出すように構成した新聞本
紙類に折込広告類を丁合する装置」（以下、新聞折込広
告丁合機という）を提案している。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これにて、朝夕、新聞
社から新聞販売店へ配送される新聞本紙類に、多種類の
折込広告類を丁合する作業の機械化と省力迅速化に対処
し得たものの、新たに、次のような問題点が派生してい
る。それは、前記の新聞折込広告丁合機で機械丁合され
た被丁合物は、特開平６−９２５３６号公報の図３に示
すように、本機の排出口付近に張り出し形成した排出ガ
イドバーを介して収納ケースの内部に積み上げられる
が、当該収納ケースは、殆ど床面に近い付近に配置され
ている為、作業者は腰を折り曲げた状態で、積み上げら
れた被丁合物を、適量ごと抱え上げて取り出す作業を、
繰り返し行わねばならい。

【０００４】この点、実公昭５５−３８９２２号公報の
第１図に示す「新聞広告丁合装置」、実開昭５８−１０
２５３３号公報の第１図や実開昭５８−１５４２３６号
公報の第１図に示す「新聞広告丁合機の自動給紙装
置」、実開平３−８００３７号公報の第８図に示す「給
紙装置」の場合においても、排出ガイドバーは開示され
ていないものの、収容ケースに積み上げられた被丁合物
を、適量ごと抱え上げて取り出さねばならない。

【０００５】前記のような被丁合物の取り出し作業を手
軽に行うに、収納ケースそれ自体をリフタ装置で引き上
げることにすれば、被丁合物の取り出し作業を簡便とす
ることができるものの、折込広告丁合機における排出口
には、被丁合物を排出案内する排出ガイドバーが張り出
し形成され、当該排出ガイドバーは搬出される被丁合物
を、多層に積み上げる上で不可欠なものである。それが
為、収納ケースそれ自体をリフタ装置で、そのまま引き
上げる程度のことでは対応できない。

【０００６】そこで、次善の策として、前記収納ケース
の位置に、それに代えてベルトコンベアを設置し、当該
ベルトコンベアの上に排出される被丁合物を積み上げる
ことにし、当該ベルトコンベアを作動させることで、リ
フタ装置の昇降テーブル上に被丁合物を一旦、横移送
し、当該テーブルを床面から作業者の腰の高さ程度の位
置まで持ち上げることで、被丁合物の取り出し作業の簡
便化に対処することにした。

【０００７】ところが、ベルトコンベア上に積み上げら
れた被丁合物の上面には、排出ガイドバーが接触状態で
当接されており、ベルトコンベアを回転させて被丁合物
を横移送しようすると、被丁合物の表層部が排出ガイド
バーに引っかかり、被丁合物の円滑な横移送を阻害する
場合が発生する。

【０００８】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、被
丁合物をベルトコンベアで横移送する際における引っか
かり現象を発生させない為に、被丁合物をベルトコンベ
アで横移送する直前に、排出ガイドバーの先端部を引き
上げることで、円滑な横移送を可能ならしめる排出ガイ
ドバーの引き上げ装置を提案したのである。具体的に
は、新聞折込広告丁合機の排出口に、被丁合物の排出ガ
イドバーを張り出し形成してなる丁合機において、排出
ガイドバーの直下部には、丁合機から排出されて積み上
げられる被丁合物の横移送用ベルトコンベアを設置し、
そのコンベアの側端部には、コンベア上に積み上げられ
る被丁合物の障壁ボックスを立ち上げ、当該障壁ボック
スの前部プレートには、前記排出ガイドバーの先端部を
挿通案内する縦長開口部を設け、また、前記障壁ボック
スの内部には、上下に間隔を隔てて回転プーリを支持
し、当該上下の回転プーリの外周位置には、コイルスプ
リングを掛架支持し、当該コイルスプリングには、前記
排出ガイトバーの先端部を着脱自在に係合支持し、回転
プーリを半回転させることにより、排出ガイドバーの先
端部をコイルスプリングに係合して引き上げるように構
成している。

【０００９】

【作用】新聞折込広告丁合機の排出口から、予め設定時
間に見合う部数の、或いは、設定部数の被丁合物が、排
出ガイドバーを介してベルトコンベアの上に搬出されて
積み上げられることで、機械丁合作業が一時停止する。
それを感知すると、障壁ボックスの内部に設けた上下の
回転プーリが回転し始め、回転プーリに掛架したコイル
スプリングの間に排出ガイドバーの先端適所が係合さ
れ、回転プーリの半回転でコイルスプリングが引き上げ
られることで、排出ガイドバーが引き上げられて一時停
止する。これにて、被丁合物の表層部と引き上げられた
排出ガイドバーとの間に空間部が形成される。排出ガイ
ドバーの引き上げ停止を感知すると、今度は、コンベア
装置のベルトコンベアが駆動し、その上に積み上げられ
た被丁合物を横移送させて、リフト装置の昇降テーブル
に被丁合物を移載搬送する。次いで、リフト装置がモー
タ駆動して昇降テーブルの上に移載された被丁合物を、
腰の高さ程度の位置まで上昇移動させ、これを作業者が
立ち姿勢のまま抱え上げることで、被丁合物の取り出し
作業時における作業負担を著しく軽減させる。また、リ
フト装置の昇降テーブルに被丁合物が移送された後、障
壁ボックスの内部に設けた回転プーリが復帰回転し、コ
イルスプリングの適所に係合されることで引き上げられ
ていた排出ガイドバーは、当該コイルスプリングから外
されて下方へ落とし込まれ、再び、ベルトコンベアの直
上部へ臨ませられることで、再び、新聞折込広告丁合機
から排出される被丁合物が積み上げられる。

【００１０】

【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明するに、１は新聞折込広告丁合機Ｓの内部で機械丁合
された被丁合物Ｘの排出ガイドローラであって、新聞折
込広告丁合機Ｓにおける排出口２の内部横断方向に上下
１組を並設支持している。３、４は左右に間隔を隔てて
並設した被丁合物Ｘの排出ガイドバーであって、その基
端部の連結軸５を、前記排出ガイドローラ１のほぼ直上
部で、折込広告丁合機Ｓの排出口２の内部横断方向に固
定した上で、機外へ張り出し形成している。Ｃは積み上
げられた被丁合物のコンベア装置であって、折込広告丁
合機Ｓの排出口２付近の床面に左右横断方向に配設さ
れ、当該コンベア機台６における左側位置に軸受した駆
動ローラ７と、右側位置に軸受した従動ローラ８との間
に、ベルトコンベア９を掛架支持している。Ｍ１は駆動
ローラ７の軸端部に軸着したコンベア装置Ｃの駆動モー
タである。

【００１１】１０はコンベア機台６の後端部に取り付け
た障壁ボックスであって、その前部プレート１１の左右
両側位置には、排出ガイドバー３、４の先端部を挿通す
る縦長開口部１２、１３を並設し、また、ボックス内部
には、排出ガイトバー３、４の先端部を引き上げ作動す
る引き上げ装置を構成している。図３〜図６において、
１４、１５は障壁ボックス１０の後部側の上方部と下方
部に固定した上部支持枠と下部支持枠、１６、１７は上
部支持枠１４の左右両側位置に差し渡した回転軸であっ
て、その先端部に回転プーリ１８、１９を、その裏側に
スプロケット２０、２１を固定している。２２、２３は
下部支持枠１５の左右両側位置に差し渡した回転軸であ
って、その先端部に回転プーリ２４、２５を、その裏側
にスプロケット２６、２７を固定している。２８、２９
は上部支持枠１４の下部寄り位置の左右に軸受したテン
ションスプロケット、３０、３１は上下１組の回転プー
リ１８、２４、１９、２５の駆動チェーンであって、上
下１組のスプロケット２０、２６、２１、２７とテンシ
ョンスプロケット２８、２９に掛架支持している。

【００１２】３２、３３は下部支持枠１５の裏側の回転
軸２２に固定した平歯車と、そのスプロケット、３４、
３５は下部支持枠１５のほぼ中心位置に差し渡した回転
軸３６に固定した平歯車と、そのスプロケット、３７は
下部支持枠１５の裏側の回転軸２３に固定したスプロケ
ット、Ｍ２は下部支持枠１５の片側位置に固定した駆動
モータであって、その回転軸に固定した駆動スプロケッ
ト３８と、スプロケット３３とテンションスプロケット
３９との間に駆動チェーン４０を掛架支持している。４
１はチェーンであって、スプロケット３５、３７とテン
ションスプロケット４２との間に掛架支持している。

【００１３】４３、４４はコイルスプリングであって、
その上下両端部を、上下１組の回転プーリ１８、２４、
１９、２５の外周端部に固定した連結ピン４５、４６に
掛架支持している。４７、４８は上部支持枠１４と下部
支持枠１５に取着した光電センサであって、上下１組の
回転プーリ１８、２４に取着した扇形状の検出板４９、
５０が、光電センサ４７、４８を遮断することによっ
て、駆動モータＭ２のＯＮ・０ＦＦが制御される。Ｌは
新聞折込広告丁合機Ｓの隣に立ち上げたリフト装置であ
って、図１に示すように、ベルトコンベア９の搬出端部
に、リフト装置Ｌの昇降テーブル５１を臨設している。

【００１４】而して、新聞折込広告丁合機Ｓが駆動して
機械丁合が開始されると、内部で次々と機械丁合された
被丁合物Ｘが、本機の排出口２に設けた上下のガイドロ
ーラ１によって機外へ排出される。その排出に当たっ
て、被丁合物Ｘは排出ガイドバー３、４に案内規制され
て送り出されることで、機外に配置したベルトコンベア
９の上に次々と積み上げられる。この積み上げの際、排
出ガイドバー３、４の先端部は、障壁ボックス１０の前
部プレート１１に開口形成された縦長開口部１２、１３
にフリーに挿通されている。即ち、コイルスプリング４
３、４４に掛架されていない状態であって、コイルスプ
リング４３、４４が、上下１組の回転プーリ１８、２
４、１９、２５の内側中央部寄りの位置に停止位置する
図３に示す状態にある。従って、送り出される被丁合物
Ｘが、排出ガイドバー３、４の下面に沿って触接しなが
ら、ベルトコンベア９の上面に積み上げられることで、
排出ガイドバー３、４は、徐々に上方へ押し上げられ
る。このようにして、予め設定時間に見合う部数の、或
いは、設定部数の被丁合物Ｘが、排出ガイドバー３、４
を介してベルトコンベア９の上に排出されて積み上げら
れることで、機械丁合作業が一時停止する。

【００１５】それを感知すると、障壁ボックス１０の内
部に設けた駆動モータＭ２が駆動し、スプロケット３
８、駆動チェーン４０、スプロケット３３を介して回転
軸２２が回転し、それと同軸上の平歯車３２とスプロケ
ット２６と回転プーリ２４が一体に回転する。その内、
平歯車３２には平歯車３４が噛み合い係合されており、
この平歯車３４の回転により、スプロケット３５、チェ
ーン４１、スプロケット３７を介して回転軸２３が回転
し、それと同軸上のスプロケット２７と回転プーリ２５
が一体に回転する。このように下段部における左右のス
プロケット２６、２７が回転すると、チェーン３０、３
１を介して上段部における左右のスプロケット２０、２
１が回転し、これにて下段部における左右の回転プーリ
２４、２５と、上段部における左右の回転プーリ１８、
１９が一体に回転する。斯様に、上下１組の回転プーリ
１８、２４、１９、２５が回転すると、当該回転プーリ
１８、２４、１９、２５の外周端部に掛架したコイルス
プリング４３、４４が一体にスイング回転し、当該スイ
ング回転によって、コイルスプリング４３、４４に排出
ガイドバー３、４の先端部が係合された上で、コイルス
プリング４３、４４が上方へ引き上げられることで、排
出ガイドバー３、４の先端部を、回転プーリ１８、２
４、１９、２５の略直径程度の高さの範囲を持ち上げた
ところで、駆動モータＭ２が一時停止する。これにて、
積み上げられた被丁合物Ｘの最上部と、排出ガイドバー
３、４との間に、回転プーリ１８、２４、１９、２５の
略直径程度のクリアランスが形成される。

【００１６】そこで、排出ガイドバー３、４の引き上げ
停止を感知すると、コンベア装置Ｃの駆動モータＭ１が
駆動してベルトコンベア９が回転して、その上に積み上
げられた被丁合物Ｘを横移送し、リフト装置Ｌの昇降テ
ーブル５１に移載搬送する。すると、今度は、リフト装
置Ｌが駆動して昇降テーブル５１の上に移載された被丁
合物Ｘを、腰の高さ程度の位置まで上昇移動させ、これ
を作業者が立ち姿勢のまま抱え上げることで、被丁合物
Ｘの取り出し作業時における作業負担が軽減される。

【００１７】他方、リフト装置Ｌの昇降テーブル５１に
被丁合物Ｘが移送された後、障壁ボックス１０の内部に
設けた回転プーリ１８、２４、１９、２５が、原位置に
復帰回転し、コイルスプリング４３、４４に係合掛架さ
れて引き上げられていた排出ガイドバー３、４は、当該
コイルスプリング４３、４４から外れて離脱することで
下方へ落とし込まれ、再び、ベルトコンベア９の直上部
へ臨ませられることで、新聞折込広告丁合機Ｓから再び
排出される被丁合物Ｘを積み上げるようにしている。

【００１８】尚、前記の実施例では、上下１組の回転プ
ーリ１８、２４、１９、２５をコイルスプリング４３、
４４で連結したが、それに代えてラック（図示せず）を
連結することもできる。

【発明の効果】本発明は、前記のように、新聞折込広告
丁合機の排出口に、被丁合物の排出ガイドバーを張り出
し形成してなる丁合機において、排出ガイドバーの直下
部には、丁合機から排出されて積み上げられる被丁合物
の横移送用ベルトコンベアを設置し、そのコンベアの側
端部には、排出されて積み上げられる被丁合物の障壁ボ
ックスを立ち上げ、当該障壁ボックスの前部プレートに
は、前記排出ガイドバーの先端部を挿通する縦長開口部
を設け、また、前記障壁ボックスの内部には、上下に間
隔を隔てて回転プーリを支持し、当該上下の回転プーリ
の外周位置には、コイルスプリングを掛架支持し、当該
コイルスプリングには、前記排出ガイトバーの先端部を
着脱自在に係合支持するように構成してなる排出ガイド
バーの引き上げ装置としたので、従前のように腰を折れ
曲げて被丁合物を収納ケースから繰り返し取り出す、人
為的な取り出し作業を不要とすることで、朝夕の作業負
担を著しく軽減させることができる。その際、ベルトコ
ンベアの上に積み上げられた被丁合物を、ベルトコンベ
アで横移送するに、排出ガイドバーが引き上げられ、排
出ガイドバーと被丁合物との間に適度なクリアランスが
形成される為、被丁合物を横移送する搬送作業が円滑に
行われる等の諸効果をもたらす。

【図面の簡単な説明】

【図１】丁合機から排出された被丁合物のコンベア装置
と、被丁合物のリフト装置を示す全体概要斜視図であ
る。

【図２】丁合機の排出口付近に設けた排出ガイドバーの
引き上げ装置を示す縦断側面図である。

【図３】排出ガイドバーの引き上げ装置の内部構造を示
す斜視図である。

【図４】引き上げ装置の内部構造を示す正面図である。

【図５】引き上げ装置の上部構造を示す平面図である。

【図６】引き上げ装置の下部構造を示す平面図である。

【符号の説明】

Ｓ 新聞折込広告挿入機 Ｘ 被丁合物 Ｃ コンベア装置 Ｍ１、Ｍ２ 駆動モータ Ｌ リフト装置 １ 排出ガイドローラ ２ 排出口 ３、４ 排出ガイドバー ９ ベルトコンベア １０ 障壁ボックス １１ 前部プレート １２、１３ 縦長開口部 １４、１５ 支持枠 １６、１７、２２、２３、３６ 回転軸 １８、１９、２４、２５ 回転プーリ ２０、２１、２６、２７、３３、３５、３７、３８ ス
プロケット ３０、３１、４０、４１ チェーン ３２、３４ 平歯車 ４３、４４ コイルスプリング ４５、４６ 連結ピン ４７、４８ センサ ４９、５０ 検出板 ５１ 昇降テーブル

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 新聞折込広告丁合機Ｓの排出口２に、被
   丁合物Ｘの排出ガイドバー３、４を張り出し形成してな
   る丁合機において、排出ガイドバー３、４の直下部に
   は、丁合機Ｓから排出されて積み上げられる被丁合物Ｘ
   のベルトコンベア９を設置し、そのコンベア９の側端部
   には、排出されて積み上げられる被丁合物Ｘの障壁ボッ
   クス１０を立ち上げ、当該障壁ボックス１０の前部プレ
   ート１１には、前記排出ガイドバー３、４の先端部を挿
   通する縦長開口部１２、１３を設け、また、前記障壁ボ
   ックス１０の内部には、上下に間隔を隔てて回転プーリ
   １８、２４、１９、２５を支持し、当該上下１組の回転
   プーリ１８、２４、１９、２５の外周位置には、コイル
   スプリング４３、４４を掛架支持し、当該コイルスプリ
   ング４３、４４には、前記排出ガイトバー３、４の先端
   部を着脱自在に係合支持するように構成したことを特徴
   とする排出ガイドバーの引き上げ装置。
2. 【請求項２】 コイルスプリング４３、４４に代えてラ
   ックを連結支持してなる請求項１に記載の排出ガイドバ
   ーの引き上げ装置。