JPH08133405A - 空缶破袋選別装置 - Google Patents

空缶破袋選別装置

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JPH08133405A
JPH08133405A JP6304306A JP30430694A JPH08133405A JP H08133405 A JPH08133405 A JP H08133405A JP 6304306 A JP6304306 A JP 6304306A JP 30430694 A JP30430694 A JP 30430694A JP H08133405 A JPH08133405 A JP H08133405A
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bag
bag breaking
wall
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breaking chamber
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Takashi Tawarazumita
孝志 俵積田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、資源分別収集によりビニール袋で
包まれた状態で回収された空缶を、自動的に空缶とビニ
ール袋に選別できるようにした。 【構成】 外枠1で一体に支持されている破袋室2とホ
ッパー3とコンベア4とからなり、上記破袋室2は、前
後両側壁5、6を各々外側にく字状に屈曲形成し、上側
に供給口18を下側に落下口19を設け、室内中央部には係
止片24を具え破袋軸21を装着してある。上記ホッパー3
は、その下側開口部25を上記破袋室の供給口18に連結す
ると共に、下側開口部25には落下調整杆28を並設し、内
部には羽根31を設けた低速回転する羽根軸30を装着して
ある。上記コンベア4は上記破袋室の落下口19下方に沿
って配設し、その両端部が破袋室の外側に突出している
と共に送出口20外側には破袋分離用のブロアー32と破袋
収容具33を具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、資源分別収集により回
収されているところのビニール袋で包まれた空缶を、缶
とビニール袋等に自動的に分離する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から地方自治体や、資源回収業務を
行っている業者等によって処理場に回収された空缶は、
ブリキ缶とアルミ缶に分ける前に、先ず手作業で空缶と
ビニール袋等に分離されている。しかし、空缶が包まれ
ているビニール袋を破り、空缶とビニール袋に分離選別
する作業は、大変な労力を要し汚れ易い作業であるた
め、労働力の不足と人件費の増大する困難な問題を生じ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明では、
ビニール袋等で多数個包まれた状態で回収された空缶
を、自動的に空缶とビニール袋に選別できるようにし
て、作業能率の増大を計ると共に、人件費を軽減できる
ようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、外枠で一体に支持されている破袋室
と、ホッパーと、コンベアとからなり、上記破袋室は、
前側壁と後側壁を各々外側にく字状に屈曲形成し、かつ
前側壁には作業窓を設け、外周に適宜数の係止片を具
え、室内中央部に配置された破袋軸を左右両側壁に亘り
装着すると共に、上側に供給口を下側に落下口を設け、
一方の側壁下端部に送出口を設けてあり、上記ホッパー
は、その下側開口部を上記破袋室の供給口に連結すると
共に、開口部には前斜壁と後斜壁に亘る落下調整杆を並
設し、内部には外周に適宜数の羽根を設けた羽根軸を左
右両側壁に亘り装着してあり、上記コンベアは上記破袋
室の落下口下方に沿って配設し、その両端部が破袋室の
外側に突出していると共に送出口外側には破袋分離用の
ブロアーと破袋収容具を具えて構成した。また、ホッパ
ーの前斜壁と後斜壁の上面には先端縁が下側開口部縁上
に突出する吹き上げ防止板を設けた。更に、外壁とホッ
パーの前後両斜壁間、及び外壁と破袋室の前後両側壁間
には消音材を充填した。
【0005】
【作用】上記構成の如く、ホッパー3は、その下側開口
部25を上記破袋室2の供給口18に連結すると共に、開口
部25には前斜壁26と後斜壁27に亘る落下調整杆28を並設
し、ホッパー3内には外周に適宜数の羽根31を設けた羽
根軸30を左右両側壁22、23に亘り装着してあるから、羽
根軸31を低速回転させ乍ら、ホッパー3上側からビニー
ル袋bに包まれた空缶aを次々投入すると羽根31により
供給口18内に送り込まれる。その際落下調整杆28により
落下量が常に一定量に調整される。
【0006】また、破袋室2は、前側壁5と後側壁6を
各々外側にく字状に屈曲形成し、かつ前側壁5には作業
窓7,8を設け、外周に適宜数の係止片24を具え、室内
中央部に配置された破袋軸21を左右両側壁22、23に亘り
装着すると共に、上側に供給口18を下側に落下口19を設
けてあるから、破袋軸21を高速回転させ乍ら、供給口18
からビニール袋b入り空缶aが供給されると、軸の係止
片24にビニール袋bが巻き付くと共に、巻き付いたビニ
ール袋bは遠心力で外側に振り回され棒状になって回転
する。而して、この棒状で回転するビニール袋bが、次
々と送られて来る袋に包まれた空缶に強く当り破袋され
る。また、同時にビニール袋が棒状になって回転するこ
とにより室内に風が起きるが、その風力で空缶aが飛び
衝撃を受けて破袋されるものもある。
【0007】またコンベア4は、上記破袋室2の落下口
19下方に沿って配設し、その両端部が破袋室2の外側に
突出していると共に、送出口20外側には破袋分離用のブ
ロアー32と破袋収容具33を具えているから、送出口20側
に向け回転させて置くことにより、落下口19からコンベ
ア4上に落ちた空缶aは送出口20から外に送り出される
と同時に、コンベア4上の破袋cはブロアー32で吹き飛
ばされ収容具33内に集められる。
【0008】また破袋軸21に巻き付いた破袋は、装置を
一時停止させ、軸を逆回転させることにより容易に分離
でき、作業窓を開いて簡単に取り除くことができる。更
に、ホッパー3の前斜壁26と後斜壁27の上面に先端縁が
下側開口部25縁上に突出する吹き上げ防止板29を設ける
と、破袋室2内に生ずる風圧により、破袋室2内の空缶
がホッパー3内に吹き上げられるのを防止できる。ま
た、破袋室の後側壁6下部に空気孔15を列設し、その外
側にはブロアー17に通じる通風路16を設けると、空気孔
15から流入した風が、破袋室2内の風圧を強めるので破
袋作用が増す。
【0009】
【実施例】次に図面に従って本発明の実施例を説明す
る。外枠1で一体に支持結合されている破袋室2と、ホ
ッパー3と、コンベア4とからなる。上記破袋室2は、
その前側壁5と後側壁6を共にく字状に屈曲形成し外側
に向け突出させてある。7及び8は前側壁下部に設けた
作業窓であって、蓋9、10の各下側端を軸着11、12して
上下に回動し開閉できるようになっている。13、14は蓋
の締付ねじを示す。また、15は後側壁下部に沿って横方
向に列設した空気孔であって、各空気孔は外側に設けた
通風路16でブロアー17に接続し、室内に風を送り込むこ
とができるようになっている。18は前後両側壁5、6の
上側縁間に形成された長形の供給口を示し、19は下側縁
間に形成された落下口を示す。20は落下口19の一方の側
壁下端部に設けた送出口であって、40はその垂蓋を示
す。21は室内中央部の左右両側壁22、23に亘り装着した
破袋軸であって、軸外周には螺旋状に適宜数の係止片24
が突設してある。而して、左側壁22の外側に設けたモー
ター37で高速回転し得るようになっている。上記破袋軸
21を矢印方向に回転させると、破袋軸21の回転により生
ずる風力が、空気孔15から流入した風力により助勢され
る。
【0010】上記ホッパー3は、その下側に設けた長形
の開口部25を上記破袋室2の供給口18に連結すると共
に、開口部25には前斜壁26と後斜壁27に亘る落下調整杆
28を適宜間隔毎に並設してある。また、両斜壁26、27の
上面には、開口部25縁上に先端部を突出させた吹き上げ
防止板29を対設してある。また、ホッパー3内には、や
や前斜壁26側よりに左右両側壁22、23に亘る羽根軸30を
装着し、その軸30外周には平たい棒状の羽根31を適宜間
隔毎に螺旋状に突設してある。而して、左側壁の外側に
設けたモーター38で毎分数回程度の低速で回転し得るよ
うになっている。上記のように羽根軸30を前斜壁26より
に装着すると、羽根軸30と後斜壁27間がやや広くなるの
で、羽根軸30を矢印方向に回転することにより、空缶a
を供給口18内に送り込みやすい。
【0011】上記コンベア4は、破袋室2の落下口19下
方に沿って配設し、その前後両端部が破袋室2の外側に
可成り突出させてある。送出口20の外側にはコンベア4
を介し対向させたブロアー32と網状の破袋収容具33を設
けてある。34はコンベア4の作動モーターである。図中
35は外枠1に取付けられた外壁であって、この外壁35と
ホッパー両斜壁26、27間、及び外壁35と破袋室2の前後
両側壁6、7間には消音材36を充填してある。図中39は
操作盤を示す。なお、図示していないが、ホッパー3と
破袋室2の各壁内面には騒音の発生を低減するために、
ゴムまたは軟質樹脂製のシートを貼着または塗着して防
音層を形成する場合がある。
【0012】
【発明の効果】上記構成からなる本発明においては、ビ
ニール袋で包まれた状態の空缶を順次ホッパー内に投入
すると、自動的に空缶と破袋に分離選別できる。しかも
非常に効率的に選別できるので、作業能率を著しく向上
させることができると共に人件費を大幅に軽減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空缶破袋選別装置の正面図であ
る。
【図2】背面図である。
【図3】平面図である。
【図4】図3におけるAーA線断面図である。
【図5】図3におけるBーB線断面図である。
【符号の説明】
1 外枠 2 破袋室 3 ホッパー 4 コンベア 5 前側壁 6 後側壁 7 作業窓 8 作業窓 18 供給口 19 落下口 20 送出口 21 破袋軸 22 左側壁 23 右側壁 24 係止片 25 開口部 26 前斜壁 27 後斜壁 28 落下調整杆 29 吹き上げ防止板 30 羽根軸 31 羽根 32 ブロアー 33 破袋収容具 35 外壁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠で一体に支持されている破袋室と、
    ホッパーと、コンベアとからなり、上記破袋室は、前側
    壁と後側壁を各々外側にく字状に屈曲形成し、かつ前側
    壁には作業窓を設け、外周に適宜数の係止片を具え室内
    中央部に配置された破袋軸を左右両側壁に亘り装着する
    と共に、上側に供給口を下側に落下口を設け、一方の側
    壁下端部に送出口を設けてあり、上記ホッパーは、その
    下側開口部を上記破袋室の供給口に連結すると共に、開
    口部には前斜壁と後斜壁に亘る落下調整杆を並設し、内
    部には外周に適宜数の羽根を設けた羽根軸を左右両側壁
    に亘り装着してあり、上記コンベアは上記破袋室の落下
    口下方に沿って配設し、その両端部が破袋室の外側に突
    出していると共に、送出口外側には破袋分離用のブロア
    ーと破袋収容具を具えていることを特徴とする空缶破袋
    選別装置。
  2. 【請求項2】 ホッパーの前斜壁と後斜壁の上面には先
    端縁が下側開口部縁上に突出する吹き上げ防止板を設け
    てある請求項1記載の空缶破袋選別装置。
  3. 【請求項3】 外壁とホッパーの前後両斜壁間、及び外
    壁と破袋室の前後両側壁間には消音材を充填してある請
    求項1または2記載の空缶破袋選別装置。
  4. 【請求項4】 破袋室の後側壁下部には空気孔を列設
    し、その外側にはブロアーに通じる通風路をもうけてあ
    る請求項1、2または3記載の空缶破袋選別装置。
  5. 【請求項5】 ホッパーと破袋室の各壁内面にゴムまた
    は軟質合成樹脂の防音層を設けてある請求項1乃至4記
    載の空缶破袋選別装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110469A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Jfe Engineering Kk 食品ごみの破袋分別機
CN104971811A (zh) * 2015-07-08 2015-10-14 广州市隽诺机械有限公司 一种垂直入料破碎机料斗
CN108643517A (zh) * 2018-05-17 2018-10-12 江西联保工程咨询有限公司 一种用于施工现场建筑垃圾收集装置

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CN104971811B (zh) * 2015-07-08 2018-05-08 广东隽诺环保科技股份有限公司 一种垂直入料破碎机
CN108643517A (zh) * 2018-05-17 2018-10-12 江西联保工程咨询有限公司 一种用于施工现场建筑垃圾收集装置
CN108643517B (zh) * 2018-05-17 2019-06-07 江西联保工程咨询有限公司 一种用于施工现场建筑垃圾收集装置

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