JPH081321U - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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JPH081321U
JPH081321U JP010914U JP1091495U JPH081321U JP H081321 U JPH081321 U JP H081321U JP 010914 U JP010914 U JP 010914U JP 1091495 U JP1091495 U JP 1091495U JP H081321 U JPH081321 U JP H081321U
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core
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ジョン パヌスカ,アンドリュー
ダハイアブハイ パテル,パーブハブハイ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 光ファイバコアに関し、外装を付随した単一
チューブ内に複数の多重ファイバユニットを配置する。 【解決手段】 長手方向中心軸線を有する光ファイバケ
ーブルであって、前記光ファイバケーブルの前記長手方
向中心軸線と共直線をなして延在する長手方向中心軸線
を有するコアと、補強部材と、プラスチック材料からな
り、該コアを包囲するジャケットと、から成る光ファイ
バケーブルにおいて、前記コアは、プラスチック材料か
ら成り、前記光ファイバケーブルの前記長手方向中心軸
線と共直線をなすと共にそれとほぼ平行に延在する管状
部材と、意図的に撚り合わせることなく前記管状部材内
に配置されると共に前記光ファイバケーブルの前記長手
方向中心軸線とほぼ平行に延在し、各々光学ガラス伝送
媒体および該光学ガラス伝送媒体を包囲する少なくとも
一つの被覆層を含む複数の光ファイバと、を有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は光ファイバケーブルに関する。特に本考案は光ファイバコアに関し、 この光ファイバコアは、外装を付随した単一チューブ内に複数の多重ファイバユ ニットを配置したものである。
【0002】
【考案の背景】
光ファイバ通信分野の最近の発展は急速であるが、その技術的動向は未だ定ま っていない。例えば、初期の頃のファイバシステムは波長が約0.8μmで動作 するように設計されたが、最近では1.3μmで動作するように設計されている 。更に現在は波長が約1.55μmで動作するシステムに関心が高まっている。 これはその波長領域でシリカをベースとした光ファイバに存在する損失窓を利用 するものである。このような動向の他の例としてより高帯域での動作を目的とし て多重モードから単一モードファイバを志向したものがある。
【0003】 この場合、帯域幅が広く、寸法は小さいものが望まれるわけであるが、光透過 性ファイバは機械的に脆く、引張荷重の下では歪によりすぐ破壊され、また曲げ た時の光透過率が低下するという欠点があった。このような曲げから生じた透過 率の低下は微小曲げ損失として知られている。従って、光ファイバを機械的に保 護できるケーブル構造が望まれ、開発されている。
【0004】 ダクトに用いられるケーブルは、これがダクト内に引込まれた時受ける引張荷重 、および曲げにより生じる応力に耐え得るものでなければならない。光ファイバ 用としてこれまでに開発されたケーブル構造としてはルース(loose)チューブや 、よりケーブル、リボンケーブルなどがある。このルースチューブケーブルに関 しては、例えば、ディー・ローレンス(D. Lawrence)とピー・バーク(P.Bark) により『小規模ケーブルの最近の発展』(“Recent Development in Mi ni-Uni t Cable") 第32回国際電線ケーブルシンポジウム議事録第301〜307頁、 1983年(Published at pp.301〜307 of the Proceedings of the 32n d International Wire and Cable Symposium, 1983)に記載してあり、また 米国特許第4,153,332号にも記載してある。
【0005】 上記リボンケーブルは一般に平面状アレイ構造をなす複数の光ファイバをそれ ぞれが有した1本以上のリボンから構成される。米国特許第4,078,853 号には隙間嵌の可塑性内部管状外被を囲繞させたリボンコアを備えたケーブルが 開示されている。プラスチックの外被がこれとの結合を強固にするためこの外被 に封入した強度部材で補強されている。
【0006】 或る場合には、特に市街区域のループプラントの場合のように多くの曲げを有 するダクトシステムではより大きな引張荷重がかかることが予測される。この様 な用途に適した光通信用ケーブルの改良が米国特許第4,241,979号に開 示されている。強度部材を螺旋状にラップするベッド層をプラスチックの押出し 内、外被の間に付加して、補強部材をどの程度まで外被で封入するかを制御して いる。このケーブルは、反対方向に螺旋状にラップした2つの個別の補強部材層 を有している。長期にわたる引張荷重の下ではこれ等の2つの補強部材層はケー ブルの周りに大きさは等しいが反対方向のトルクを与えて捩りが生じないように してある。
【0007】 リボンケーブルには多くの魅力的な特徴がある。例えば、アレイ接続が比較的 容易である。例えば、米国特許第3,864,018号にはアレイコネクタが示 してあるが、これは工場で取付けることができ、単一ファイバ接合法に比べて非 常に時間を節約することができるものである。更に、ケーブルの単位断面当りの ファイバ密度が撚ケーブルの場合より大きくなる利点がある。
【0008】 他の形の光通信ケーブルの場合、複数の光ファイバを押出しプラスチック管内 に収容してユニットを形成し、複数のこれ等の管状ユニットを外被システムで包 被した共通の押出プラスチック管に収容している。一般に、各ユニット管に収容 された光ファイバは中央の補強部材の周りに撚合わされている。中央の補強部材 は、ケーブルへの組付けが容易なために用いられる。更に、このケーブルは、外 被システムに補強部材を取込んだ場合よりも中央に取込んだ方が、曲げが容易に なる。しかしながら、このようなケーブルを曲げると、中央の補強部材は或る場 合には1本以上のファイバを管に押圧し、従ってファイバが損傷を受け易くなる 。
【0009】 一般に、リボンや撚ケーブル、ルーズチューブなどの従来の光ファイバケーブ ルでは、リボンや撚ユニット、またはチューブを個別の製造ラインで製造しなけ ればならないという欠点を有していた。例えば、撚ケーブルの場合、管内に個別 に予め収容され、撚合わされている複数のユニットを共通管や外被に適用される 生産ラインに送り込むようにしている。これ等のユニットの各々は、複数のこれ 等のユニットを共通の管内に結合するまでは別々に他のラインで製造し、目録を 作らなければならない。リボン或いは管状コアは一般に所定のレイで撚合すので 、リボン或いは管の製造および組付けには製造上望ましくない比較的重い回転装 置を用いなければならない。
【0010】 更にケーブルの構造を複雑なものにする要因として、ケーブルへの水の侵入を 防ぐためケーブルコアに防水用充てん剤を導入することが考えられる。米国特許 第4,176,240号にはこれまでに用いた粘弾性防水材料の1例が示してあ る。通常は、使用防水材料は、ケーブルの製造或いは処理時に歪が生じても降伏 することはない。従って、ケーブルやファイババックルが比較的小さな周期で降 伏していない充てん材料の表面と接触するので、それ等の中で光ファイバの運動 が阻止されることになる。このような非降伏面と接触する場合、ファイバの周期 性が小さい程、マイクロベンド損失は大きくなる。この欠点はケーブルを撚り合 わせることにより若干は緩和される。即ちその場合のファイバは何等かの歪みが 生じても新しい螺旋を形成できるからである。臨界降伏応力が比較的小さなグリ ース状の充填材料がシー・エイチ・ガートサイド等(C. H. Gartside III et al )の1985年1月31日付けの特許出願書継続番号第697,054号に示し てある。
【0011】 現在この分野で必要なのは、これまでに用いられて来たものとは異なり光ファ イバ伝送用のケーブルであることは明らかである。このケーブルはこれまでのも のに比べて安価で比較的コンパクトなものでなければならない。更に、このケー ブルの構造は、マイクロベンド損失を与えるような不適当な歪みが生じないよう に作用しなければならない。従来の方法では、低コスト光ファイバ通信を可能に するため長い間切望されて来たかかるケーブルは提供していないと考えられる。
【0012】
【考案の概略】
本考案のケーブルによれば、以上に述べた従来の方法の欠点を解決することが できる。即ち、本考案による光ファイバケーブルは複数本の光ファイバを有して おり、これ等の光ファイバは撚り合わせの必要なしにまとめて組付けられ、それ によりケーブルの長手方向軸線に沿って延在するユニットを形成するものである 。プラスチック材料で構成された一定長の管が上記複数本の光ファイバを包被し 、ケーブルの長手方向軸線に並列配置される。上記複数本の光ファイバの断面積 の、管内部断面積に対する比は、光ファイバを塗被する好ましい実施例において は約0.5としたが、このような所定値以上にはならないものである。更に、こ のケーブルは少なくとも1つの補強部材と、プラスチック材で形成され、管を長 さ方向に包被する外被とを備えている。1実施例によれば、このケーブルは各々 が複数本の光ファイバを有する複数のユニットを具備している。プラスチック材 料からなる一定長の、同様に一定長のユニット内のファイバより短い長さのチュ ーブが複数個のユニットを包被している。本考案の1実施例によると、上記チュ ーブ内に配置され、ファイバ間の隙間をほぼ充たす防水材料の臨界降伏応力は2 0℃で約70Paより大きくはなく、またその剪断弾性率は約20℃で約13K pa以下である。各ユニットは互いに防水材料で分離され、更に従来の場合のよ うに個別のチューブの代りに長さが共通のチューブ内に上記複数個のユニットを 包被している。この場合の防水材料は臨界応力値までは弾性固体として作用し、 この値以上では液体としての性質を持つものである。
【0013】 本考案の光ケーブルによると、複数本のファイバを互いに隣接させてユニット を形成し、その後、このユニットを結合するようにする。プラスチック材料から なるチューブを上記ユニットの周りに押出し、その後上記ケーブルには補強部材 を付加する。その後、このチューブをプラスチック材料製の外被で被覆する様に 構成する。
【0014】 本考案の他の実施例によると、複数個の結合したユニットを共通の製造ライン で形成し、これを押出機に導き、プラスチック材料製のチューブによりこれ等の 複数個のユニットを包被するように構成する。このチューブを形成する途中で、 臨界降伏応力が20℃で約70Paより大きくなく、剪断弾性率が20℃で約1 3Kpa以下の防水材料をコア内に導入する。これは光ファイバとユニットの間 の隙間を充填するものである。その後、外装(sheath)を共通プラスチックチュ ーブの周囲に配置し、この外装は少なくとも1つの外被(jacket)と、チューブ および外被の外面の間に配置した補強部材を備えている。
【0015】
【詳細な説明】
ここで図1および図2を参照すると、本考案のケーブル20の好ましい実施例 が示してある。このケーブルは、各々が数字22で一般に示した複数個のユニッ トから構成されたコア21と、複数本の個別の光ファイバ24とを備えている。 各光ファイバ24は、ファイバ26と一層もしくはそれ以上の被覆28(図3参 照)とを有している。ここで用いた用語「光ファイバ」はファイバ自体とこれに 塗布した被覆とを指している。上記ユニット22の各々は撚り合わせ式か非撚り 合わせ式であり、即ちこのユニットはケーブルの長手方向軸線29に対して一般 に平行して延在するか、或いは撚りが振動して形成されている。
【0016】 この好ましい実施例のユニット22の各々が含む光ファイバ24は撚り合わさ れずに組付けられ、更にユニット自体は無限の撚り長さで組込まれていることは 言うまでもない。ここで光ファイバは、これ等の光ファイバの各々が、包被外装 システムの長さより少なくともわずかな長くなるように、ユニットの要部に沿っ て波状にすることができ、これによりケーブルの製造時や設置、使用時に光ファ イバ24に不要な歪みがかからなくなる。
【0017】 図1および図2に更に示したように、コア21は複数のユニットで構成し、こ れ等のユニットはバインダ32により個別に結合され、管34内に包被されてい る。上記管34はポリ塩化ビニル或いはポリエチレンなどのプラスチック材料か らなり、例えば個々には管状でない結合ユニットを含み、ケーブル20の長手軸 線に一般に平行に延在している。
【0018】 本考案のケーブルの重要な特徴はその充填密度にある。この充填密度は、管3 4に包被される全断面積に対する光ファイバの断面積とその上に施される被覆の 断面積との間の比として定義される。充填密度が大き過ぎると、コア内の光ファ イバは比較的大きな応力を受け、従ってケーブルの処理中に破断する可能性があ る。これは充填密度が非常に大きい時に生じるが、その理由は、比較的大きな応 力で降伏する防水材料を用いた場合、光ファイバは管内で十分に動くことができ ないので曲げる際に生じるような歪を解放できないからである。
【0019】 従来の場合、この問題はユニットを包被する個々の管を撚り合わせることによ り解決していた。しかしながら、公知のように、撚り合わせ工程は製造ラインの 速度を遅くし、従ってコストの増加をもたらすものである。
【0020】 図1および図2に示した実施例によると、ユニット22およびこれ等のユニッ トと管34の間のコアは適切な防水材料36で充填される。光ファイバケーブル 内では充填材料は光ファイバを比較的低い応力状態に維持するように機能しなけ ればならない。このような材料はコロイド粒子充填グリース配合物で既出の米国 特許出願番号第697,054号に示してある。
【0021】 通常グリースは液体キャリヤ中に増粘剤或いはゲル化剤を懸濁させたものから 構成される。グリース用のゲル化剤には脂肪酸石鹸をよく用いるが、高融点材料 、例えば粘土やシリカ、有機染料、芳香族アミド、尿素誘導体も用いることがで きる。
【0022】 グリースに小さな応力を加えると、この材料はほぼ固体材料として作用する。 応力が臨界値以上になると、粘度が急速に低下し、材料が流動するようになる。 この粘度の減少は、通常これは充てん粒子間のネットワーク接合部の破壊により 惹起されるため、十分可逆的であり、従ってこれ等の接合部は超臨界応力の除去 後再成形が可能である。
【0023】 ケーブル充填材料或いは防水材料、特に光ファイバケーブル充填化合物は多く の要件を満たす必要がある。これ等の中にはケーブルの物理的性質がかなり広い 温度範囲にわたって、例えば約−40〜約76℃までの許容制限内にあるべきで あるという要件がある。充填材料は上記温度範囲にわたって離液現象が比較的な いことも望まれる。離液現象とは印加応力の下でゲルから油が分離することを意 味している。光ファイバケーブルに用いる充填材料は更に比較的低い剪断弾性率 (shear modulus)を有するべきである。従来の方法によると、この剪断弾性率は 、これがマイクロベンド損失量に直接関係すると思われているので、光ファイバ ケーブル充填材料の臨界材料パラメータとなっている。このマイクロベンド損失 に関しては、エス・イー・ミラー等の『光ファイバ通信』アカデミック出版、ニ ューヨーク、1979年(S. E. Miller et al., Optical Fiber Telecommunica tions., Academic Press, New York(1979))の第158〜161頁を参照 されたい。通常は、マイクロベンド損失は短波長より長波長側でより制御し難い ものである。従って、長波長、例えば1.55μmなどで大きなケーブル誘起損 失のない光ファイバケーブルを製造することが重要である。
【0024】 好ましい防水材料は、2つの主要成分、即ち油とコロイド粒子などのゲル化剤 、および任意に、第3主要成分としてのブリード抑制剤からなる配合物である。 他の成分、例えば熱酸化安定剤などの使用は任意である。
【0025】 防水材料に用いる油としては、ポリブテン油で最小比重が約0.83および最 大注入温度がASTMD97により約18℃以下のもの、或いは最小比重が約0 .86で最大注入点がASTM D97により約−4℃以下のナフテン系或いは パラフィン系油の、ASTM D−226試験法による、ASTMタイプ103 、104A、或いは140B、またはそれ等の混合物などがある。本発明のケー ブルに有用な油の特定例としてはポリブテン油があり、これは注入温度がAST M D97により−35℃で、SUS粘度が99℃で1005、比重が0.85 09、更に平均分子量が460の合成炭化水素系油である。これは商標L−10 0の下でテキサス州、テキサス市、アムコ化学会社(Amcco Chemical Corporati on, Texas City, Texas)から購入可能である。他の例の油はホワイトミネラル油 で、注入温度がASTM D97により−25℃の注入点を持ち、SUS粘度が 99℃で53.7、平均比重が0.884、最大芳香族系油が重量(b.w.) で1%である。後者は商標ドラケオル(Drakeol)35の下でペンシルバニア州の ペンレコ・オブ・バトラー社(Penreco of Butler, Paennsylvania)から市販さ れている。その他の油としては、ヒマシ油などのトリグリセリドに基づく植物油 やポリプロピレン油などの他の合成炭化水素オイルがある。難燃性が必要な場合 は、塩素含量が重量で約30〜75%で25℃の粘度が100と10,000c psの間の塩素化パラフィン油が用いられる。このような油としては例えばパロ イル(Paroil)152があり、これはオハイオ州のドーヴア化学会社(Dover Ch emical Company of Dover, Ohio)から入手可能である。アクリル酸の合成エステ ル或いは類似の材料が重量で5%以下の付加レベルで注入温度降下剤として用い られる。これは例えばエクソン化学会社(Exxon Chemical Company)からECA 7955として市販されている。
【0026】 油中のコロイド充填粒子は表面ヒドロキシル基を結合させて網状構造を形成し て得られる。このようなゲルは臨界応力値以下の負荷を支承することができる。 この応力レベル以上では、網状構造は破断され、更にこの材料は液状特性を取る ようになり、応力下で流動する。この挙動はチキソトロープと呼ばれることが多 い。
【0027】 本考案のケーブルに用いられるコロイド充填剤は、親水性か疎水性のコロイド 状シリカ、好ましくはBET表面積が約50と約400m2 /gmの間の疎水性 ヒュームドシリカを有している。疎水性ヒュームドシリカの例は、商標Cab− O−SilN70−TSの下でイリノイ州、タスコーラのカボット株式会社(Ca bot Corporation of Tuscola, Illinois) から市販の約5重量%の炭素を含むB ET表面積が約80〜120m2 /gmのポリジメチルシロキサンを塗布したヒ ュームドシリカである。疎水性コロイド材料は、BET表面積が約175〜22 5m2 /gm、公称粒度が0.012μm、比重が2.2のヒュームドシリカで あり、商標Cab−O−SilM−5の下でカボット株式会社から市販されてい る。本考案の実施に有用な他のコロイド充填剤は、表面処理の有無とは関係なく ベントナイトなどの沈降シリカや粘土などである。
【0028】 本考案のグリースの油残率は1つ以上のブリード防止剤を成分に付加すること により改良可能である。このブリード防水剤はラバーブロックコポリマー、半固 体と呼ぶこともある比較的高粘度の半流動体を用いることができる。上記ブロッ クコポリマと半流動性ラバーはまとめてラバーポリマーと呼ばれる。上記グリー ス組成物にラバーポリマーを加えると、混合物に付加してゲルの離液現象を防止 しなければならないコロイド粒子の量が低減される。これにより、コストを下げ ることができ、また比較的低い臨界降伏応力を持つ非ブリード成分の配合が可能 になる。
【0029】 本考案のケーブルに対する防水配合物に用いることができるラバーブロックコ ポリマーにはスチレン・ラバーおよびスチレン・ラバー・スチレンブロックコポ リマーが用いられ、このコポリマーは約0.1と0.8の間のスチレン/ラバー 比を持ち、更に25℃のトルエンの粘度で示すと20重量%のラバー溶液中での 約100cpsから15重量%のラバー溶液中での約2000cpsまでの分子 量を持つものである。ここで例示として用いるブロックラバーは、a)スチレン ・エチレンプロピレンブロックコポリマ(SEP)であり、可塑化されてなく、 スチレン/ラバー比が約0.59、比重が約0.93、ASTM D−412に よる破断強度が300psiで、商標クレイトン(Kraton) G1701としてテ キサス州、ヒューストンのシェル化学会社(Shell Chemical Company of Housto n, Texas)から市販されており、またb)スチレン・エチレンブチレンブロック コポリマ(SEB)で、スチレン/ラバー比が約0.41で、商標TRW−7− 1511の下でシェル化学会社から市販されており、更にc)スチレン・エチレ ンブチレン・スチレンブロックコポリマー(SEBS)で、可塑化されてなく、 スチレン/ラバー比が約0.16、比重約0.90、伸び率が750%、AST M D−412による弾性率が350psiで商標クレイトン(Kraton) G16 57としてシェル化学会社から市販されているものである。他のスチレン・ラバ ー或いはスチレン・ラバー・スチレンブロックコポリマーとしては、スチレン・ インプレンラバー(SI)、スチレン・イソプレン・スチレン(SIS)ラバー 、スチレン・ブタジエン(SB)、およびスチレン・ブタジエン・スチレン(S BS)ラバーが用いられる。SISとしては例えばクレイトン(Kraton) G11 07が、またSBSとしてはクレイトン(Kraton) D1102が用いられ、共に シェル化学会社から市販されている。
【0030】 本考案の実施に有用な半流動性ラバーとしてはフローリー(Flory)分子量が約 20,000と70,000の間の高粘度ポリイソブチレンがあり、例えば、商 標ビスタネックス(Vistanex)LM−MSとしてエクソン化学会社から市販され ているフローリー分子量が約42,600〜46,100、比重が約0.91、 350°F(約177℃)のブルークフィールド(Brookfield)粘度が約26, 000〜35,000cpsのポリイソブチレンが用いられる。ここで有用と考 えられる他のラバーとしては、ブチルラバー、エチレン・プロピレンラバー(E PR)、エチレン・プロピレンダイマーラバー(EPDM)、およびASTM D−1646による100℃におけるムーニィー(Mooney)粘度ML1+8が約 20と90の間の塩素化ブチルラバーがあり、例えばエクソン化学会社から市販 されているブチル(Butyl)077、ヴィスタロン(Vistalon)404、ヴィスタ ロン(Vistalon)3708、およびクロロブチル(Chlorobutyl)1066が用い られる。更に、脱重合ラバーも有用であり、その粘度は38℃で約40,000 と400,000cpsの間にある。これは例えばニュージャージィ州、ベルビ ルのハードマン株式会社(Hardman, Inc. of Belleville, New Jersey)から市販 のDPR75が用いられる。
【0031】 油残留性は、農村電化局(Rural Electrification Authority)(REA)PE −89油残留試験法にほぼ対応する手順により試験を行っている。この試験法に より何等かの漏出油が測定された場合は、このグリース配合物は油残留試験に不 合格と考える。他の試験法としては、10,000rpmで60分間30gmの 配合物サンプルを遠心し、デカントし、試験の最後の分離オイルを秤量する方法 がある。この場合配合物に最高約60℃または約80℃の所望の油残留度を与え るためには、上記遠心試験により決定した室温の油分離度がそれぞれ約7%およ び約2.5%より大きくあってはならないことが見出されている。
【0032】 上記防水材料36の配合物は水がコア21に侵入するのを有効に阻止し、ケー ブルに加わる損失を最小にし、それにより優れた光学的性能を与えることを目的 としている。この配合物の油保持特性も問題であるが、最も重要な性質はケーブ ル20の光学的性能にある。
【0033】 表Iは2種類の異なる油、ドラケオル(Drakeol)35とL−100に対する油 分離に与える若干の異なるブリード抑制剤の効果を示したものである。3種のブ ロックコポリマーを含有する配合物は92重量%のオイル、6重量%のCab− O−SilN70−TSコロイド充填剤、および2重量%の抑制剤からなる。半 液状ラバー含有配合物LM−MSは6重量%のN70−TSコロイド充填剤、表 示量の抑制剤、および89および84重量%のドラケオル(Drakeol)35からな る。
【0034】 表 I 油 分 離 量 抑制剤 ドラケオル−35 L−100 分離量(%) 分離量(%) 2%SEP 2.5 0.7 2%SEB 11 3.5 2%SEBS 5 2 5%LM−MS 7 − 10%LM−MS 2 −
【0035】 表IIにはブリード抑制剤を含まない若干の配合物に対する油分離に関するデ ータを示している。油分離或いはドリップの防止には配合物のコロイド粒子含量 を増すよりブリード抑制剤を付加した方がより有効である。更に、グリースのコ ロイド粒子含量が離液現象が回避される点まで増加させると臨界降伏応力が増加 するようになる。従って、離液現象も回避するためには、若干の場合に必要な臨 界降伏応力の小さな値はブリード抑制剤なしでは得ることはできない。表IIに 示したデータはN70−TSコロイド充填剤およびドラケオル(Drakeol)35油 と共に得られたものである。
【0036】 表 II 油 分 離 量 ヒュームドシリカ(重量%) 6 7 8 10 油分離量(重量%) 36 28 20 14
【0037】 図4は上記防水材料36として用いたようなチキソトロープ材料に対する一定 歪率における一般化した応力歪曲線37、および若干の重要なパラメータを与え るものである。上記チキソトロープ材料はほぼ弾性固体として作用している。こ のセグメントは応力ゼロから臨界降伏応力σc にまで延在している。このσc に 対応する歪みは臨界剪断歪γc として与えられる。定義により、座標σc 、γc は降伏の開始点を示し、更に量σo /γc (またはσ<σc に対してd/dσ )は材料の剪断弾性率(Ge)として公知のものである。
【0038】 従来の方法によると、光ファイバケーブルの充填材料はGe値が小さくなくて はならない。しかしながら、少なくとも幾つかの応用では、充填材料のGe値が 小さいと十分ケーブル損失を小さくできず、更に他のパラメータ、臨界降伏応力 も更に調節しなければならないことが見出されている。通常は、本考案による材 料の臨界降伏応力は20℃で測定して70Paより大きくてはならず、一方、剪 断弾性率は20℃で約13KPa以下である。
【0039】 更に、図4の応力・歪曲線のセグメント39は応力が増加した時の増分歪の増 加値を示すものである。応力σy は、所与の歪率において材料が耐え得る応力の 最大値を示し、γy は対応する歪を表わしている。歪がγy より大きくなると、 応力が先ずセグメント40により示したように減少し、セグメント41で示した ように更に大きな歪値に対する歪とはほぼ無関係になる。従って、防水材料はγ >σy の場合液体状に作用することになる。
【0040】 充填したケーブル20の充填配合物は通常は油の約77と95重量%の間にあ る。ブリード抑制剤が存在し、この抑制剤がラバーのブロックコポリマーの場合 は、油含量は通常約90および約95重量%の間にある。一方、このブリード抑 制剤が半液状ラバーの場合は、油含量は通常約77および約91重量%の間にな る。更に、上記配合物は多くて15重量%、好ましくは多くて10重量%のコロ イド粒子から構成される。このコロイド粒子がヒュームドシリカの場合は、これ 等の通常の範囲は約2から約10重量%であり、若干の応用で現在好ましいとさ れているのは5〜8重量%である。上記配合物のブリード抑制剤の含量は通常は 約0.5と15%の間にあり、ブロックコポリマラバーに対する現在好ましい範 囲は約0.5と約5重量%の間にあり、更に半液状ラバーに対しては約3と約1 5重量%の間にある。選択できるものとして、上記配合物は更に微少量の酸化安 定化剤およびその他の添加剤からなる。ここで用いる例示としての安定化剤には 商標イルガノックス(Irganox)1010としてチバ−ガイギ(ciba-Gaigy) から 市販されているテトラキスメタンが用いられる。通常は、上記油、コロイド粒子 、また必要に応じてブリード抑制剤は全組成の約99重量%以上である。
【0041】 この配合物の例が表IIIに重量部で与えてある。この配合物は公知の方法に より調整され、通常は、先ず油とブリード抑制剤、酸化防止剤、およびコロイド 粒子材料を周囲温度および圧力の下で配合し、次に部分真空(通常は約300T orr以下)、周囲温度の下で配合することからなる。若干の配合物、例えばE は約150℃に加熱、撹拌し、約4時間その温度で放置する。得られた配合物を 、コーン・アンド・プレート流動度測定法によるσc とGe の決定などの評価を 行った。表IIIには上記性質の要約、および20℃におけるσc およびGe の 全ての測定結果が与えてある。
【0042】 表IIIに示した配合例のうちではA例が好ましい。(a)で示した応力値は エージングなしで決定したものだが(b)は表示した時間エージングを施した結 果のものである。
【0043】 表IIIに示した例の多くのものはブリード抑制剤を用いているが、若干のも のはドリップ試験は不合格であった。しかし、表IIIの配合物を充填したケー ブルは光学的性能要件を満足するものである。
【0044】 本考案の配合物の機械的性質はコロイド粒子含量の関数として与えられる。例 えば、σc とGe は粒状物の含量が減少すると減少することが決定されている。
【0045】
【表1】
【0046】 本考案のケーブルのコアの充填に用いる防水材料36は、ケーブルに荷重を加 えたり、曲げた時光ファイバ24−24およびユニット22がコア内で移動でき るように小さくて十分な応力で降伏するものが都合が良い。このように充填材料 が降伏すると、光ファイバはチューブ34内を移動できるようになり、従って、 チューブ内の応力が小さくなり、光ファイバの寿命が長くなる。
【0047】 既に記載したように、本考案のケーブルは、好ましい実施例で示したように、 共に撚り合せてないユニットで構成するか、或いは撚り合せたか、或いは波状に 撚り合せたもので構成する。撚り合せ装置を用いず、製造ライン速度を増加させ る場合は非撚り合わせケーブルが好ましいことは当然である。
【0048】 上記管34はケーブル20の外装システム42の1要素と考えることができる 。ここで図1および図2に戻ると、ベッド層43と1群の補強用部材48、ポリ エチレン製の中間外被50、他のベッド層52、他の補強部材56群、および外 部外被58からなる外装システムの他の要素が管34にわたって配置してある。 両外被はポリエチレン製であるが、その他のプラスチック材料を用いてもよい。 また、これ等の外被に用いる材料は異なってもよい。好ましい実施例で用いた補 強部材はスチールワイヤである。しかし、これ等の部材に対して金属や非金属な どのその他の材料を用いてもよいことは明らかである。
【0049】 ここで、図5を参照すると、一般に番号70で示し、本考案のケーブルの製造 に用いる装置が示してある。この装置70においては、繰り出し器71(図5お よび図6参照)が各ユニット22に対する複数本の被覆光ファイバ24の供給の ために設けてある。ファイバ24の各々はスプール73から配分し、このスプー ルは支承用プラットホーム76に装着してある。この供給用スプール73は製造 ラインの軸線79のいずれかの側、或いはそれに沿って回転自在に装着してあり 、ファイバに所望の逆張力を印加するように調整する。
【0050】 次に、各ユニットからなる光ファイバ24を互いに徐々に平行に、またこれ等 ファイバに組付けたユニットに結合剤を与える装置75を通して移動させるよう にする。既に言及したように、上記光ファイバ24は一般的な撚り目なしに組付 けるようにする。即ち、これ等の光ファイバは撚り合わせず、また撚り目は一般 に無限大である。勿論、光ファイバ24を共に組付けると、これ等は或る程度は 交錯し、好ましくない撚り合わせが若干は生じるが、光ファイバの相対的位置は 360°以上は変化しない。
【0051】 光ファイバ24をユニットに組付けた後、これ等を案内管(図略)および充填 室を通して前進させるが、これ等は従来のクロスヘッド押出機のダイキャビティ とコアチューブに類似したものである。ここで既に記載した防水材料36をコア 内およびコア周りに導入する。これにより、コアの各ユニット22の光ファイバ 24間の隙間、およびユニット22間のケーブル断面部を防水材料36で充填す ることになる。この充填室から充填コアを押出機86のコアチューブを通して前 進させ、この押出機は上記ユニット周りにプラスチック管34を押出するように 動作する。このコアチューブは全てのユニット22に共通するものである。
【0052】 既に言及したように、本考案のケーブルは更に、充填材料を含まない空心ケー ブルと呼ぶものとしても用いることができる。ユニット22は、上記ケーブルの 断面内を、押出機86を通過する前にテフロンプラスチックなどのプラスチック 材料からなるテープ82を供給する装置81を移動するようにする。このテープ を公知の方法によりコア周りにラップし、管34の押出し中にユニットを保護す る熱障壁として用いられるコアラップを形成する。
【0053】 包被コア21を押出機86を通して前進させた時、プラスチック材料が包被コ ア周りに押出されて共通管としての内部外被34を形成する。上記押出機86か ら、外被付きコアを、負圧に露出させた冷却用トラフ88を通して通過させる。 これにより、管34はコア21から膨脹し、冷却につれて外部から寸法が定めら れる。結果的に、管34が、コアとこの管の間での相対運動を可能にする充填密 度でコア21周りに形成され、続いて外装システムの塗被部分が形成される。
【0054】 その後、冷却および外被付コアを外被周りにベッド層43を塗被する装置91 を通して移動させる。続いて、上記外被付コアを長手方向の補強部材48のため の供給アセンブリ95を通して前進させる。このアセンブリ95は米国特許第4 ,446,686号に記載してある。
【0055】 上記装置95内には上記補強部材48を形成する一定長のワイヤの複数のスプ ールを装着する。制御された逆張力を上記スプールに印加する。上記供給アセン ブリ95はベッド層43周りに螺旋状に互いに隔置されてワイヤをラップするの に有効である。
【0056】 内部ケーブル構造は供給アセンブリ95を通して、次に中間外被50を塗被す る押出機101のコアチューブを通して移動させる。同時に、補強部材48を供 給スプールから導き、内部ケーブル構造に隣接したほぼ長手方向径路内を移動さ せる。この補強部材は、押出機に入る前に、所定の螺旋状撚り目(lay)内に 配置されるようになる。
【0057】 上記中間外被50の内部ケーブル構造周りの押出およびトラフ103内でのそ の冷却の後、第2ベッド層52を装置105により塗被する。次に、部分的に完 成したケーブル構造体を、供給アセンブリ95および押出機101に類似の第2 補強部材繰り出しアセンブリ107を通し、押出機108上に前進させる。これ 等により、補強部材56を中間外被に螺旋状にラップし、更に外側外被58を上 記中間外被にわたって押出す。その後、外被付コアを冷却トラフ109を通して 前進させる。
【0058】 ケーブル20はトルクのバランスを取ったものが都合が良い。即ち、2つの補 強部材層を、引張荷重の下でこれ等の層がケーブルの長手軸線周りに等しいが反 対方向のトルクを発生するように、反対方向に螺旋状にラップする。これにより 、ケーブル20を引張荷重にさらした時生じる可能性のある捩りを除去すること ができる。
【0059】 外側外被58を押出した後で、但しケーブル20を巻取る前に、コア21を、 外装を所定量伸長させた後の外装システム42に係合させる。ケーブル20の製 造時になされる結合は、コア21と外装システム42の間の相対運動がほぼゼロ であることを意味している。これは米国特許第4,446,686号に記載の方 法および装置により達成できる。
【0060】 装置110(図5)は、コア21を外装システムに対して移動させる引張力に より外装システム42を伸張させるのに用いる。外装システム42をコア21か ら延在させた後、このコアを外装システムに結合し、これによりコアと外装シス テムの相対運動を防止している。この結果は一時的なもので、その後コア21を 外装システム42から離脱させ、それ等の間の相対運動が生じ得るようにする。 外装システム42は、比較的大きな弾性率を持つ補強部材を有するその複合構造 のために、張力を除くと弾性的に元に復帰する。外装の拡張と結合は、伸張した 外装システム42が復帰する時、コア21と外装システム42の長さの比が所定 値になるように行う。上記外装システムの復帰は、ケーブル20が巻取られる時 かなりの程度生じ、従ってケーブルを繰り出し、現場に設置する時間により所望 のコア・外装比を与えるようにする。
【0061】 上記結合装置110は直線状のキャプスタン112と結合用溝付プーリー(sh eave)115(図5および図7)とを備え、これ等は、外装が伸張され張力を受 けるようになった後、共同して結合を達成するものである。直線状キャプスタン 112と共同して外装を伸張させ結合を与えるのは溝付プーリー115が行う。 このプーリー115はスタンド117の側部支持体間に回転自在に装着され、モ ータにより付勢駆動される。このプーリー115から、ケーブル20を巻取リー ル120まで移動させる。上記直線状キャプスタン112は定速装置であるが、 結合用溝付プーリー115の回転速度は可変である。帰還制御システムによりプ ーリー速度を制御して、外装システム42に所望の張力を与える。
【0062】 上記溝付プーリー115は、このプーリー上のケーブル20の連続する各回旋 部をプーリーのハブ124の表面122に沿って横方向に移動させる案内手段を 備えている。フレーム128内には、ハブ124に隣接してフイン126(図7 )を装着する。プーリー115の回動につれて、上記フイン126はケーブル2 0の回旋パターンを分離し、更に各々の連続する回旋パターンをプーリーのフラ ンジ129の1つの向けて移動させる。ハブ124を横切る任意箇所から出口点 までの上記回旋パターンの移動は、ハブの最大径が各回旋パターンの入口点に隣 接し、出口点で最小となるように上記ハブ124をテーパ構造にすることにより 促進される。
【0063】 コア21は、外装システムを直線状キャプスタン112と大きなプーリー11 5の間で伸張させた後、外装システム42に結合する。直線状キャプスタン11 2とプーリー115間での外装システム42の歪量はコア21に生じた全歪量に 等しい。この全歪量は幾何学的歪、ファイバの繰り出し張力が若起する歪、およ び、必要な場合は、最終段階のコア21の長さが、好ましくは1.0000と約 1.0015の間のコア・外装長さ比を得るように、外装システム42の長さ以 上になることを保証する増分の和として与えられる。外装システム42の張力は 、ファイバ中心が外装の中心軸線或いは中立軸線から変位したために生じた幾何 学的歪と、その他の歪を補償するように溝付プーリー115の回転速度を制御す るこきにより、制御できる。要求される張力は、幾何学的歪がコア21のユニッ ト22の個数の関数として変化するにつれて変化する。
【0064】 ケーブル20は、その外装システム42を伸張させた状態で溝付プーリー11 5に巻回し、これは外装が伸張状態にある時外装システム42とコア21を結合 させるのに十分な回数行う。即ち、3回で十分であり、5回だと多過ぎることを 見出している。装置70においては、コア21に逆張力が作用する。コア21と 外装システム42の間の結合は、コアにかかった逆張力によりコアを、これを結 合する外装に対してスリップさせ得ない程十分なものである。この結合装置の出 力側では、他側で逆張力のバランスを取るため、比較的小さな力が必要である。 この出力側における小さな張力は、ファイバコア21の重みと摩擦により、溝付 プーリー115と巻取りリール120の間のケーブルの比較的小さな部分に与え られる。
【0065】 外装システム42にコア21をうまく結合させるのに重要な要件は、結合プー リー115上のケーブル20の回旋部の各々の直径がケーブルを更に続いて巻回 した時の他の回旋部の直径より大きいという点にある。この回旋部の直径を更に 増加させると、コア21に加わる張力が更に増加することが見出されている。こ のような構成において上記のようにコア21にかかる張力が増加すると、コアは チューブ41が溝付プーリー側に保持されることを惹起し、それにより幾何学的 歪が増加するようになる。ケーブル20が溝付プーリーを過ぎて移動すると、少 なくとも2つの連続するプーリーの間で直径が大きくなり、従って更にコアが不 足することになる。この状態はポンピング(Pumping)と呼ばれ、累積的なもので ある。結合溝付プーリー115の直径は、これが結合しているか否かに関わらず 、引続く全てのプーリーより大きく、更に引続いてケーブル20が巻回される回 旋部より大きいものである。
【0066】 更に、結合プーリー115の直径は比較的大きいということも重要である。既 に記載したように、コア20はプーリー周りに移動する。その所望の位置はケー ブル20の中立軸線に沿って与えられる。プーリーが大きい程、ケーブル20の 各増分は直線に近似してくる。直径が無限に大きなプーリーの場合、各増分に等 しい長さになる。更に、溝付プーリーの直径が小さい程、コア21の不足を補償 するのに必要な力が大きくなるので、比較的大きな直径の溝付プーリー115を 用いるようにするとよい。コアの不足はプーリーの直径とは無関係であるが、こ の不足が上記幾何学的歪に達するプーリー周囲の%として表わされた時は、この %はプーリーの直径に依存するようになる。従って、プーリーの直径が小さい場 合は、外装システム42の伸張はより大きなプーリーに対するものより大きくな ければならない。プーリー115の直径が減少するにつれて増加する幾何学的歪 の結果として、外装42を伸張させて幾何学的歪を補償するのに必要な張力が増 加することになる。好ましくは実施例では約9フィートの直径を有している結果 溝付プーリーを用いたが、これは上記の問題を解決するためのものである。
【0067】 上記の結果は一時点なものである。ケーブル20をほぼ張力から解放すると、 コア21と外装システム42は、複合外装システムが元の長さに弾性的に復帰す るので、脱結合され、更に両者の長さはほぼ等しくなる。好ましい実施例による と、ケーブル20は、プーリー115から前進して巻取リール120に移動する 時脱結合する。結合プーリー115と巻取リール120の間ではケーブルコア2 1の張力はほぼ零である。巻取リール上での外装システム42は通常は比較的小 さな張力下にあり、この張力は出荷および/またはそれに続く処理に適した巻取 パッケージを与えるのに十分なものである。ケーブル20を巻取リール120に 巻回してしまうまでに、コア21は溝付プーリー115の出力側で外装システム 42と共に十分前進してコアと外装の長さ比を所定の値にし、そしてコアと外装 システムはほぼ脱結合することになる。
【0068】 一般に必要なのは、ケーブル20を現場に設置した時ケーブル外装システム4 2とコア21の間の長さの差をゼロにすることである。全ての引張力をほぼ除去 すると、これにより外装システム42はコアの幾何学歪と繰り出し歪の和に等し い量だけ復帰し、従ってコアと外装の長さがほぼ等しくなる。しかしながら、既 に記載したように、好ましい実施例によると、外装システム42は、幾何学的歪 以外に所定の増分を含む全コア歪に等しい量だけ伸張するようにしてある。従っ て、外装システム42が弾性的に復帰すると、コア長は外装長よりわずかに長く なり、コアは圧縮荷重をわずかではあるが受けるようになる。
【0069】 本考案によるケーブルは従来のケーブルがそう遇した問題点を解決するもので ある。このケーブルはユニットを包被する共通管を備えるが、比較的コンパクト である。ファイバおよび好ましい実施例におけるユニットは撚り合わせてないの で、製造プロセスは他のケーブルより安価である。更に、光ファイバをケーブル に組付けることによる付加損失は殆んど除去される。本考案のケーブルの防水材 料がσc ≦70Paの場合、平均付加損失が約0.1dB/km以下のケーブル が得られることが見出されている。このケーブルは更に機械的特性が優れている 。また内部補強部材を用いない限り、これがファイバを傷つける可能性は排除さ れることになる。
【0070】 既に記載したように、本考案のケーブルは充填したものに拘束されることはな い。空心ケーブル130(図8)の場合は、プラスチック・コアラップ材132 をコア133とプラスチックチューブ134の間に導入している。このケーブル 130は少なくとも1つの、一般には複数のユニット136を備え、これ等のユ ニットの各々は複数の光ファイバ24を有し、これ等のファイバはバインダ13 8により確保されている。充填ケーブル20においては、ケーブル130の光フ ァイバ24は一般に無限長の撚り目を持ち、即ち、換言すると特別に撚り合わさ れていない。しかしながら、上記ファイバの部分部分は波状に配置されるように なる。ケーブル130の残る部分は図1のものと同じ番号で表示される。
【0071】 光ファイバ24は共に撚り合わせてないが、ユニット136は波状の撚りを持 つか或いは共に撚り合わせる(図9)。この構成においては、ユニットはバイン ダにより共に確保される。
【0072】ケーブルの例1 本考案により得られたケーブルにおいては、各々が12信号モードを有し、0 .0096インチの被覆より大きな外径を有し、圧縮されたクラッド層を備えた 光ファイバを含む2つのユニットを組込んでいる。これ等のユニットも光ファイ バも撚り合せたものではない。ポリ塩化ビニル(PVC)−エチレン酢酸ビニル (EVA)グラフトポリマーに基づく組成からなるプラスチック材料をユニット 周りに押出して内径が0.017インチの管を形成し、一方、表IIIの例Aの 防水材料をコア領域に導入した。外装システムは図1に示したスチール補強クロ ス・プライ(cross-ply)テープからなり、外径は0.41インチとした。131 0nmおよび1550nmの本ケーブルの平均付加マイクロベンド損失は0dB /kmであった。1310nmおよび1550nmにおける最終ケーブル損失は それぞれ0.38dB/kmおよび0.24dB/kmであった。
【0073】ケーブル例2 例1のものと同じ構造の他のケーブルは銅製シールド、ステンレススチールラ ミネート、および他のポリエチレン外被からなる外装を備えている。この外装は 防鼠および避雷機能を有している。更に、1310nmおよび1550nmにお ける付加損失は0dB/kmであった。最終ケーブル損失は1310nmで0. 38dB/km、1550では0.22dB/kmであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のファイバケーブルの斜視図であ
る。
【図2】図2は図1の光ファイバケーブルの端面図であ
る。
【図3】図3は被覆光ファイバの端面図である。
【図4】図4は図1のケーブルに用いられた防水材料の
印加応力対歪みの関係を示した例示としての曲線を示
す。
【図5】図5は図1のケーブルの製造に用いられる製造
ラインの概略図である。
【図6】図6は図5の製造ラインの要部の斜視図であ
り、光ファイバの供給と複数本の光ファイバを個別ユニ
ットに組付けたアセンブリを示す。
【図7】図7は図5の装置の要部の端面図であり、図1
のケーブルのコア・外装の長さ比の調整に用いられる装
置を示す。
【図8】図8は本考案のケーブルの他の実施例の斜視図
であり、更に、
【図9】図9は本考案のケーブルの更に他の実施例の斜
視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 パヌスカ,アンドリュー ジョン アメリカ合衆国 30247 ジョージア,リ ルバーン,ジェームス ストリート 464 (72)考案者 パテル,パーブハブハイ ダハイアブハイ アメリカ合衆国 30338 ジョージア,ダ ンウーディ,バックライン クロッスィン グ 5001

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向中心軸線を有する光ファイバケ
    ーブルであって、 前記光ファイバケーブルの前記長手方向中心軸線と共直
    線をなして延在する長手方向中心軸線を有するコアと、 補強部材と、 プラスチック材料からなり、該コアを包囲するジャケッ
    トと、 から成る光ファイバケーブルにおいて、 前記コアは、 プラスチック材料から成り、前記光ファイバケーブルの
    前記長手方向中心軸線と共直線をなすと共にそれとほぼ
    平行に延在する管状部材と、 意図的に撚り合わせることなく前記管状部材内に配置さ
    れると共に前記光ファイバケーブルの前記長手方向中心
    軸線とほぼ平行に延在し、各々光学ガラス伝送媒体およ
    び該光学ガラス伝送媒体を包囲する少なくとも一つの被
    覆層を含む複数の光ファイバと、 を有し、前記管状部材内の断面積に対する前記複数の光
    ファイバの断面積の比は所定値を越えることなく、また
    前記光ファイバケーブルが好ましくない付加的損失を防
    ぐために取り扱われる時、前記光ファイバは、前記管状
    部材内で再配置することができ、前記各光ファイバは前
    記管状部材の長さを越える長さを有していることを特徴
    とする光ファイバケーブル。
  2. 【請求項2】 前記管状部材内の断面積に対する前記複
    数の光ファイバの断面積の前記比の所定値は、約0.5
    であることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケー
    ブル。
  3. 【請求項3】 前記管状部材は、前記複数の光ファイバ
    から成る複数のユニットの周りに配置された共通の管状
    部材であり、各前記ユニットは、結合剤で包被されると
    共に、前記ユニットと前記管状部材との間に設けられる
    比較的可撓性のあるプラスチック材料内に包囲されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の光ファイバケーブ
    ル。
  4. 【請求項4】 前記光ファイバケーブルは、前記管状部
    材内に配置され前記光ファイバ間および前記光ファイバ
    と前記管状部材との間の間隙をほぼ満たす防水材料を備
    え、前記防水材料は、前記防水材料が所定の応力を受け
    た時、前記管状部材内での前記光ファイバの移動を許容
    する臨界降伏応力および剪断弾性率を有することを特徴
    とする請求項1記載の光ファイバケーブル。
  5. 【請求項5】 前記防水材料は20℃において約70P
    aより大きくはない臨界降伏応力と、20℃において約
    13KPa以下の剪断弾性率とを有した請求項4記載の
    光ファイバケーブル。
  6. 【請求項6】 前記ユニットの各々は平行な撚り目を有
    する請求項5記載の光ファイバケーブル。
  7. 【請求項7】 前記ユニットの各々は撚り合わされた撚
    り目を有する請求項5記載の光ファイバケーブル。
  8. 【請求項8】 前記管は複数のユニットを包被する共通
    管であり、これ等のユニットは防水材料のみにより互い
    に分離されており、前記光ファイバの各々は被膜を有
    し、前記所定の値は0.5であり、更に前記チューブの
    長さは各ユニット内のファイバの長さより大きくはない
    請求項5記載の光ファイバケーブル。
  9. 【請求項9】 前記防水材料は、 a) i. 約0.86の最小比重と−4℃以下の流動点を有
    し、且つASTM形103、104A、或いは104B
    であるパラフィン系オイルと、 ii. 約0.86の最小比重と−4℃以下の流動点を有
    し、且つASTM形103、104A或いは104Bで
    あるナフテン系オイルと、 iii.約0.83の最小比重と18℃以下の流動点を有し
    たポリブデンオイルと、更に iv. これ等の任意の混合物からなるグループから選択さ
    れた77〜95重量%のオイルと、 b) 2〜15重量%の疎水性ヒュームドシリカコロイド
    粒子とから構成された組成物である請求項8記載のケー
    ブル。
  10. 【請求項10】 前記防水材料は、 a) i. 最小比重が約0.86で流動点が−4℃以下であ
    り、更にASTM形103、104A或いは104Bで
    あるパラフィン系オイルと、 ii. 最小比重が約0.86で流動点が−4℃以下であ
    り、更にASTM形103、104A或いは104Bで
    あるナフテン系オイルと、 iii.最小比重が約0.83で流動点が18℃以下のポリ
    ブデンオイルと、 iv. トリグリセリドを基剤とした植物油と、 v. ポリプロピレンオイルと、 vi. 塩素含量が約30と75重量%の間で、25℃にお
    ける粘度が100と10,000cpsの間にある塩素
    化パラフィンオイルと、更に vii.重合エステルとからなるグループから選択された7
    7〜95重量%のオイルと、更に b) 疎水性ヒューズドシリカと、親水性ヒューズドシリ
    カと、沈降シリカと、更にクレーとからなるグループか
    ら選択された2〜15重量%のコロイド粒子であって、
    約50〜約400m2 /gの範囲のBET表面積を有し
    たコロイド粒子とから構成された組成物である請求項8
    記載のケーブル。
  11. 【請求項11】 前記組成物は、更に、スチレン/ラバ
    ー比が約0.1と0.8の間のスチレン・ラバーとスチ
    レン・ラバー・スチレンブロックコポリマと、フローリ
    分子量が20,000と70,000の間の半流動性ラ
    バーと、ブチルラバーと、エチレン・プロピレンラバー
    と、エチレン・プロピレンダイマーラバーと、100℃
    におけるムーニー粘度が約20と90の間の塩素化ブチ
    ルラバーと、更に38℃における粘度が40,000と
    400,000cpsの間の脱重合ラバーとからなるグ
    ループから選択された最高15重量%のブリード防止剤
    から構成され、 前記オイル、コロイド粒子、およびブリード防止剤は少
    なくとも99重量%の該組成物とからなる請求項10記
    載のケーブル。
  12. 【請求項12】 前記組成物は約90〜95重量%のオ
    イルと約2〜10重量%のコロイド粒子とからなる請求
    項11記載のケーブル。
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