JPH081320A - ろう付け曲面積層パネルおよびその製作方法 - Google Patents

ろう付け曲面積層パネルおよびその製作方法

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JPH081320A
JPH081320A JP6136891A JP13689194A JPH081320A JP H081320 A JPH081320 A JP H081320A JP 6136891 A JP6136891 A JP 6136891A JP 13689194 A JP13689194 A JP 13689194A JP H081320 A JPH081320 A JP H081320A
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JP
Japan
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piece
pieces
brazed
face plates
surface laminated
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Application number
JP6136891A
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English (en)
Inventor
Kanji Nishiyama
寛二 西山
Mamoru Ohara
守 大原
Kenji Kimura
謙治 木村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ろう付け曲面積層パネルの面板と枠材、骨部材
とを、確実にろう付けできるようにすることにある。 【構成】14,15は2枚の面板11の間に配置した枠
材、骨部材である。パネル10は図1の奥行き方向に曲
がっており、枠材14、骨部材15も曲がっている。軽
合金の押出し型材の枠材14、骨部材15を曲げた後、
曲がった面板11の上に載せ、ろう付けする。枠材14
の面板11に接する片14b,14cの中央部を斜めに
片14fで接続している。骨部材15の面板11に接す
る片15a,15aの中央部には片15cを設けてい
る。このため、枠材14、骨部材15を曲げても片14
b,14c、15a,15aは片14f、15cで支え
られているので、その凹み量は小さくなり、面板に良好
に老好けされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、に関するものである。
【0002】
【従来の技術】強度部材として利用されるろう付け積層
パネルは、2枚の面板の間に芯材、骨部材、枠材を配置
し、接触面をろう付けによって接合したものである。骨
部材、枠材は圧肉であり、強度部材である。枠材は面板
の周辺に沿って配置しており、隣接するパネル等へ溶接
やリベット結合する場合の接合部材となる。接合は面板
と共に行われる。骨部材は面板の一端と他端との間に所
定間隔で配置している。骨部材、枠材の断面形状はチャ
ンネル状または中空の四角形である。このようなパネル
は特開平05−139295号公報に示されている。
【0003】さらに、曲面パネルは前記のろう付け積層
パネルを1方向に曲げたものである。骨部材及び枠材は
押出し型材である。パネルの製作に当たって、押出し型
材を曲げた骨部材及び枠材を2枚の面板の間に配置して
ろう付けする。このような曲面パネルは特開平05−1
61933号公報に示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、鉄道車両の構
体の構成部材のように、曲面積層パネルを強度部材とし
て利用する場合は、面板、芯材、骨部材、枠材の接触
部、すなわち、ろう付け部のろう付けが所定のとおりに
行われていることが必要である。ところが、骨部材また
は枠材と面板との接合部のろう付けは不十分であった。
このため、局部的に弱く、面外剛性の高いろう付け積層
パネル特性を十分に生かすことができないことが判明し
た。
【0005】これは骨部材、枠材を曲げる際に面板に接
合する面が凹状になることが原因であることが判明し
た。凹み量は数mm程度になり、面板との間に大きな隙
間が生じ、ろう付けができないものである。
【0006】本発明の目的は、枠材、骨部材と面板とを
確実にろうつけできるようにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、パネルの円弧
面に沿う枠材に対しては、2枚の面板に直交する第1の
片と、それぞれの面板に接するものであって前記第1の
片からパネルの端部に向けて突出する第2、第3の片
と、該第2、第3の片の突出長さの中央部において該第
2、第3の片に直交する突起部とから構成すること、を
特徴とする。
【0008】パネルの円弧面に沿う骨部材に対しては、
2枚の面板に直交する2つの第1の片と、それぞれの面
板に接するものであって前記第1の片同士を接続する第
2、第3の片と、該第2、第3の片の中央部において該
第2、第3の片に直交する突起部とから構成すること、
を特徴とする。
【0009】
【作用】上記の枠材、骨部材は、面板に接する第2、第
3の片の中央部の断面係数が突起部のないものに比べ大
きいため、枠材、骨部材を曲げても円弧面の凹みが少な
くなり、面度がでるため、枠材、骨部材と面板とを確実
にろう付けできるものである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図4によっ
て説明する。図1は複数のろう付け曲面積層パネルを溶
接した状態を示すものである。図4の丸印内はハニカム
状の芯材を構成するリボンの方向を示している。図1、
図4において、パネル10は2枚の面板11と、ハニカ
ム状の芯材12と、面板の外周に沿って配置した枠材1
3,14と、骨部材15とから成る。芯材12、枠材1
3,14、骨部材15は2枚の面板11の間に配置され
ている。面板11、芯材12、枠材13,14、骨部材
15のそれぞれは隣接する部材にろう付けされている。
但し、一般的に枠材13,14、骨部材15と芯材11
とは老付け困難である。図1は曲面に直交する断面であ
る。パネル10は図1の奥行き方向に曲がっている。従
って、枠材14、骨部材15も図1の奥行き方向に曲が
っている。枠材13は直線状である。パネル10は枠材
13の長手方向に直線状である。
【0011】製作方法は、軽合金の押出し型材の枠材1
4、骨部材15を曲げた後、曲げた面板11に載せ、枠
材13、芯材12、骨部材15を載せ、更にその上に曲
げた面板11を載せ、ろう付けする。芯材12を構成す
るリボンは面板11の曲面に沿って、その長手方向を枠
材13に並行に並べる。
【0012】枠材14は縁故状であり、隣接するパネル
等に溶接する部材である。このため、面板11に直交す
る片14aと、面板11,11に接する片14b,14
cと、片14bと片14cとを斜めに接続する片14f
と、からなる。片14cの先端は片14bの先端よりも
外側に突出している。さらに、片14cの先端は隣接す
るパネル10の枠材14の片14bに重なるように片1
4b側に凹んでいる。隣接する枠材14,14を図1の
ように重ねたとき、片14cと片14bとが成す凹部を
溶接している。面板11も溶接される。片14b,14
cの厚さは片14aよりも大きい。片14fは片14
b,14cの長さの中央部をできるだけ接続するように
している。枠材14を曲げたとき、片14b,14cの
中央部は片14fで支えられているので、片14b,1
4cは凹むのが困難になる。また、片14b,14cの
厚さも厚いので、凹みは少ない。面板11に接する部分
の凹み量が0.1mm程度以下になるようにする。ろう
付け部の隙間が0.1mm程度以下であれば、良好にろ
う付けできることが知られている。突出代の長い片14
bの凹み量が大きいので、特に、片14fとの接続を考
慮する。
【0013】骨部材15の外形は四角形である。面板1
1に接する片15bの中央に片15fを設けている。片
15bの厚さは片15f、芯材15aの厚さよりも厚
い。これらの目的は枠材15の場合と同様である。この
ため、骨部材15を曲げたときの片15bの凹み量を
0.1mm程度以下にできる。
【0014】枠材14、骨部材15のいずれも、片14
f,15fがあることによってパネルの円弧面に沿う片
の中央部の断面係数が大きいので、凹み良が小さくな
り、平面度が得られ、ろう付けを確実に行うことができ
るものである。
【0015】片14f,15fは面板に沿う他方の片に
接続しているが、突起部でもよい。これによれば軽量に
できる。
【0016】枠材14は、片14b,14cの突出長さ
が同一の場合は、片14fは片14aに平行になり、隣
接するパネル10に対して突き合わせ溶接する。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、枠材、骨部材の曲げ時
の凹み量が制限されるため、枠材、骨部材の2次加工等
を不要にして、凹み量を少なくできるので、製作工数低
減とろう付けを確実に行なえ信頼性の向上を図ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の複数のパネルの縦断面図で
ある。
【図2】図1の枠材の縦断面図である。
【図3】図1の骨部材の縦断面図である。
【図4】曲面パネルの斜視図である。
【符号の説明】
10…曲面パネル、11…面板、12…芯材、13,1
4…枠材、15…骨部材。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の面板の間に芯材、枠材を配置してお
    り、これらの接触部同士をろう付けによって接合したろ
    う付け曲面積層パネルにおいて、円弧状に設けた前記枠
    材は、2枚の面板に直交する第1の片と、それぞれの面
    板に接するものであって前記第1の片からパネルの端部
    に向けて突出する第2、第3の片と、該第2、第3の片
    の突出長さの中央部において該第2、第3の片に直交す
    る突起部とからなること、を特徴とするろう付曲面積層
    パネル。
  2. 【請求項2】請求項1記載のろう付曲面積層パネルにお
    いて、前記第2、第3の片の厚さは前記第1の片の厚さ
    よりも厚いこと、を特徴とするろう付曲面積層パネル。
  3. 【請求項3】請求項1記載のろう付曲面積層パネルにお
    いて、前記第2の片の突起部は前記第3の片の突起部に
    接続していること、を特徴とするろう付曲面積層パネ
    ル。
  4. 【請求項4】2枚の面板の間に芯材、骨部材を配置して
    おり、これらの接触部同士をろう付けによって接合した
    ろう付け曲面積層パネルにおいて、円弧状に設けた前記
    骨部材は、2枚の面板に直交する2つの第1の片と、そ
    れぞれの面板に接するものであって前記第1の片同士を
    接続する第2、第3の片と、該第2、第3の片の中央部
    において該第2、第3の片に直交する突起部とからなる
    こと、を特徴とするろう付曲面積層パネル。
  5. 【請求項5】請求項4記載のろう付曲面積層パネルにお
    いて、前記第2、第3の片の厚さは前記第1の片の厚さ
    よりも厚いこと、を特徴とするろう付曲面積層パネル。
  6. 【請求項6】請求項4記載のろう付曲面積層パネルにお
    いて、前記第2の片の突起部は前記第3の片の突起部に
    接続していること、を特徴とするろう付曲面積層パネ
    ル。
  7. 【請求項7】2枚の面板に沿う2つの第1の片と、該第
    1の2つの片を接続する第2の片と、前記第1の片の中
    央部に設けられ、それぞれ他方の第1の片に向けて突出
    した突起部とかなる部材を前記第1の片に沿って曲げ、
    これを芯材と共に2枚の面板の間に配置してろう付けす
    ること、を特徴とするろう付曲面積層パネルの製作方
    法。
JP6136891A 1994-06-20 1994-06-20 ろう付け曲面積層パネルおよびその製作方法 Pending JPH081320A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120263573A1 (en) * 2009-09-28 2012-10-18 Mitsubishi Electric Corporation Cross flow fan, air blower and air conditioner

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120263573A1 (en) * 2009-09-28 2012-10-18 Mitsubishi Electric Corporation Cross flow fan, air blower and air conditioner
US9039347B2 (en) * 2009-09-28 2015-05-26 Mitsubishi Electric Corporation Cross flow fan, air blower and air conditioner

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