JPH081319B2 - 空気調和装置及び空気調和方法 - Google Patents

空気調和装置及び空気調和方法

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JPH081319B2
JPH081319B2 JP62295949A JP29594987A JPH081319B2 JP H081319 B2 JPH081319 B2 JP H081319B2 JP 62295949 A JP62295949 A JP 62295949A JP 29594987 A JP29594987 A JP 29594987A JP H081319 B2 JPH081319 B2 JP H081319B2
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ルミニス ピーティーワイ.リミテッド
ショウ アラン
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、除湿器を備えた空気調和装置及び空気調和
方法に関する。特に、本発明は、除湿器がピーク負荷条
件及び部分負荷条件の下でも顕熱負荷及び潜熱負荷の両
方を満足させるため負荷条件の変化に対して制御される
新規な空気調和装置及び空気調和方法に関する。
(従来技術及びその問題点) 空気調和装置に対しエネルギコストを減らすため、装
置設備するための主要コストを減らすため、又、必要空
間占有条件を減らすために行った努力が原因で一定の空
気量装置系と可変空気量装置系には幾つかの問題が生じ
ている。
これら問題の幾つかはうまく解決されているが、他は
元来の設計目標と大きく離れ、そしてしばしばその性能
を受容出来ないレベルにまで落としている不適切な手段
によって解決されている。
特に、以下のパラメータは熟慮を要する。
(i)冷却体流量 冷却体流量はぎりぎりの天候条件では部分負荷性能に
影響を与える。他のパラメータが全て一定に維持された
状態で、除湿器の配管内の冷却体速度が速くなれば、温
度図表上のコイル条件が急峻となる。即ち、潜熱冷却
(除湿)対顕熱冷却の比が大きくなる。
従来から空気調和装置が一定の空気量装置系であろう
が可変空気量装置系であろうが、顕熱冷却要求が減るに
伴に冷却体の流量を除湿器コイルの配管を介して減らす
ことにより制御することが一般に行われている。このこ
とは、除湿器コイルの冷却性能を低下させるばかりでな
く冷却側熱移動係数を少なくすることにより熱が冷却体
に移動する割合を減らすこととなる。
部分負荷の天候条件中、顕熱が空調ゾーンに伝わる度
合が減少するか或は実際には負になりそのため内部顕熱
負荷の一部をキャンセルする。しかしながら、同時にし
かも顕熱の移動と平行して潜熱が追加されること(人
体、浸透、及び他の熱源から)は通常そのままかあるい
は増加する。周囲の乾球温度が低く露点温度が設計ピー
ク負荷条件でのそれよりも高い部分負荷条件を持つこと
は良く知られている。従って、顕熱負荷は減少し、潜熱
負荷が増加する。除湿器は新しい潜熱対顕熱の移動比で
動作しなければならず従ってコイル条件カーブの傾きは
より急峻なものが要求される。
(a)一定空気量装置系(CAV)に対する従来の冷却体
流量 一定の空気量装置系では除湿器コイルの面に入る従来
の空気流速度(以下、面速度と称する)は負荷変動に伴
う変化はない。負荷の減少分は除湿器への冷却体の流量
を絞ることによりオフセットされる。その結果、除湿器
の表面の温度は上昇し除湿器から出る空気の温度が絞り
のない冷却体の流れの場合よりも高くなる。この事は通
常では全く起きないものであるか、空調ゾーンの潜熱負
荷が顕著でなく部分負荷での周囲温度が感想しているな
らば、減少した負荷を調整するのに十分な手段となる。
冷却体の流量が減少したならば表面温度が冷却体側での
熱移動係数が少なくなる結果上昇し又、それによりコイ
ル条件カーブの傾斜は潜熱対顕熱移動比に対する潜熱と
顕熱移動比以下に減少するように下がる。冷却体の絞り
が進むと、更に湿度比が高くなる。しかしながら、部分
負荷時増加した潜熱負荷対顕熱負荷の比を調整するため
により急峻なコイル条件カーブが必要であることが判明
している。
(b)冷却流量と可変空気量(VAV)装置系 VAV装置系の場合、出ていく供給空気温度は一般に一
定に保たれている。又、空気流量は負荷全体が減少する
と少なくなる。一定空気量装置系については冷却体流量
は負荷が減少するに伴い供給空気温度を一定に維持する
ように絞られる。そして上記のようにこのことはコイル
条件カーブの傾斜を小さくする傾向がある。コイルの表
面温度がその空気の露点温度以下のままであれば、この
効果は空気流量の減少により一部オフセットされる。何
故ならば、空気はコイルを通過するのに時間がかかりそ
の空気の大部分が凝結が発生するに十分な程度に冷却さ
れるからである。これら2つの相対する影響が組み合わ
された結果、部分負荷での冷却体流量を絞ることにより
VAV装置系のコイル条件カーブの傾斜がCAV装置系のそれ
よりも幾分小さい程度まで下がる。冷却体温度上昇を減
らすこと及び冷却体供給温度を下げることの両方または
いずれか一方はコイル条件カーブの急峻度を制御できる
追加手段である。
(ii)除湿器寸法 全負荷設計条件に対し選択された除湿器コイルの寸法
と部分負荷条件でオフセットされる実際の負荷の間にあ
る不整合が本発明により克服された主たる問題となって
いる。
要求される空気調和装置が全設計負荷の40%又は30%
である部分負荷条件を満足することは知られている。現
在の慣行では、ピーク設計負荷に対し適当な寸法を与え
られた除湿器が部分負荷条件に対して除湿することが必
要となる時起こる厳しい結果を評価していないと思われ
る。部分負荷に対する性能がコンサルティングエンジニ
アによって指定されることは稀である。低負荷条件で
は、負荷の大きさに対し反比例して寸法の大きい所与の
コイルを介する冷却体の流量は少々落ちる。上記配管の
熱移動係数は幾分下がりコイル表面温度は上昇すること
は避けられない。
冷却体側熱移動係数の減少は冷却体のような液体の冷
却体及び冷凍液R12又はR22のような液体及び蒸気相をも
つ流量冷却体と両方で生じる。後者の場合、液体の大部
分と、各相の流体特性と、流量とに応じて幾つかの流れ
のパターンが生じる。熱移動係数に対する冷凍液の低質
量速度の影響を良く理解するには1981年米国ジョウジア
州アトランタにあるヒーテイング レフリジゲーテイン
グ アンド エアコンデショニング エンジニアズ イ
ンコーポレションのアメリカン ソサエテイ発行のASHR
EA Handbook ファンダメンタル パート2.31の第20図
に示してある。そこでは図示したピーク流量の40%まで
の冷凍液の大部分の流量の低下は熱移動係数が34%に低
下することと関連していることを示している。
コイルの大部分の表面温度は処理空気の露点温度より
も高くなるが除湿に損失が伴うこととなる。この二番目
の理由のため、従来の空気調和装置の部分負荷でのコイ
ル条件カーブの傾斜はコイルを介しての面速度の落ち込
みに対し急峻させる効果があるにもかかわらず、ちょう
ど急峻となることが要求される時に浅くなる(shallo
w)(緩やかになる)。
(iii)二次表面積対一次表面積の比(フィン密度) コイルの湿った外側表面の温度が下がると水蒸気のそ
の表面での凝結が多くなる。フィン即ち二次表面は配管
即ち一次表面の持つ表面温度よりも高い表面温度を有す
る。フィン密度が増加するにつれ平均フィン温度も増加
する。そしてフィン間の空気流のレイノルド数が減りそ
のため熱と移動係数を減少させる。一次表面積を大きく
持つことにより単位表面積当たりの除湿量が大きくなる
が、大きすぎるとそれらを上記凝結により製造した材料
を効率的に利用しない、多くの奥行の列を有するコイル
を作ることとなる。従って、所与の適用に対して必要な
除湿度を達成するに際し材料の最も良好な使用になる二
次表面対一次表面比が最適となるようにする。非常に高
いフィン密度を使用することによってコイルの奥行を減
らすことにする試みはあまり好ましいやりかたではな
い。
それは寸法の幾分かの減少、従って除湿器の主要コス
トの減少となるが、除湿を低下させるし部分負荷性能に
妥協する強い証拠となる。コイル条件カーブの傾斜が低
下し、性能を損しない高いフィン密度によって空気流に
与えられる抵抗が大きくなるのでファンの消費電力量が
増加することとなる。
性能 空気調和装置を設計する場合、特にエネルギ節約とス
ペース節約を考慮する場合、可変空気量装置系(VAV)
がしばしば使用されている。
しかしながら、この装置系は性能が部分負荷のもとで
は期待したものにならないのでビルの居住者より批判を
しばしば受けていた。新しいVAV装置系について1983年
(9月)ASHRAEジャーナル、(Tamblyn)のある項目で
は空気を抜き又空気の移動が無いという不平を揚げ又ビ
ルオーナは達は外側の空気比率を揚げることにより、フ
ァンを長く動作させることにより、又以前は除外した同
じレヒートの使用を要求する最小空気流を設定すること
によりエネルギ消費方向に戦っているという報告をして
いる。
VAV装置系の問題を詳細に検討している1987年8月のA
SHRAEジヤーナル第22頁を参照することができる。ここ
では不均一な温度、温度と湿度制御の欠如、新鮮な空気
の欠如、及び不満足なエネルギ節約が列挙されている。
その項目ではレヒーテイングが推奨されている。更にそ
こではインテリアゾーンのみVAV装置系によってサービ
スを受けるべきだと示唆している。
特にスペースとエネルギとを節約することに長所があ
る代表的なVAV装置系は各フロアに複数の空気取り扱い
ユニットを有する高いオフィスブロックの設備に当てら
れている。各空気取り扱いユニットが使用フロアに位置
しているので大きなシャフト用スペースと長いダクトを
備える必要がない。天井空間を大きな戻り空気吹き込み
スペースとして利用することが知られている。このよう
なビルデイングが、例えばオーストラリアのメルボルン
テキサス州 ダラスのように市街に位置すればこのよ
うな装置系は夏のピーク設計条件時高い外側空気の乾燥
球温度即ち90゜F(30℃)及び湿度が低いような時動作す
るように設計される。周囲の乾燥球温度が低い時部分負
荷時昼間及びぎりぎりの気象条件では湿度比が夏のピー
ク条件をかなり上回る期間が長い。最小の新鮮な空気の
吹き込み量は例えば全ピーク設計空気流量の15%に等値
である。換気要求に合致するこの最小の新鮮な空気の吹
き込み量は固定された量であるので、60%部分負荷では
外側空気の要求率は(15/0.6)%即ち26%であり30%の
部分負荷では50%の外側空気が必要である。従って、除
湿器は湿気の多い部分負荷日にピーク負荷での場合より
も高い外側空気湿度比条件でだけでなく高い比率の外側
空気で負荷がかかる。大気が湿っぽい又は蒸し暑いとい
う多くの不平となっている原因となる従来のVAV装置系
ではこの要望はその性能を超えてたものである。
上記幾つかの問題点は本発明に於いて総ての負荷条件
で十分な除湿性能があることを確認するためにコイルの
大部分に速い冷却体流量速度が存在するようにコイルを
介する冷却体流量を制御することにより主に克服され
る。ある実施例では除湿器の他の部分の箇所を介して冷
却体の流量を減少させる時除湿器の一部を介する冷却体
流量を増加させている。
除湿器の各部分はその設計及び装置に関して独立でも
よい。即ち各々の部分は異なった回路、異なったフィン
密度、異なった奥行の列、異なった寸法を有してよい。
従って、各コイルは異なった部分間で異なった冷却体温
度上昇を有することが出来る。他の実施例では、所望の
部分的負荷条件で除湿を増加させるためにコイルのアク
テイブ部分が低度の冷却体温度上昇を有するようにコイ
ルを選択している。
この手段により装置の全体の性能を低下させることに
なるが、殆ど直線に近いようコイル条件カーブの傾斜を
増加させることが可能である。
空気調和されたスペース内(部分負荷時での)での湿
っぽい又は蒸し暑い状態に関連した問題は本発明によっ
て適当な換気と、空気を空気調和用スペースに供給する
出口のレジスタでのCoanda効果の維持と、該スペース内
の空気の移動とを確保するために空気速度を十分な高い
レベルで維持することにより解決されるものである。
部分負荷条件の下で生じる顕熱負荷と潜熱負荷との比
率をかなり満足させるために、十分に急峻(ほぼ直線状
態となるような)となるコイル条件カーブを示している
公知資料はないと思われる。
しかしながら、1982年(Shaw)ASHRAE報告書と、それ
に対応する米国特許第4319461号を参照されたい。本引
例に於いては湿気のある空気の面速度は部分負荷性能に
影響を与えることを示している。レイノルド数と面速度
とが減少するにつれコイル条件カーブの傾斜が急峻にな
りコイル条件カーブの曲率半径が減り直線状になる。
この問題はワシントンD.C.にあるヘミスフェア出版会
社(Hemspheve Publishing Corp.)の西ドイツ ミュン
ヘンに於ける第7回熱移動会議の議事録第6巻(V.6)
に示されるようにShawにより更に検討された。又、関係
する情報はR.T.TamblynによるBeating the blahs for V
AVというタイトルの項目の上記1983年9月のASHRAEジャ
ーナルに含まれている。最後に、1985年ShawとR.Eレキ
シントン教授による“Latent findings on air stream
velocity effects in heat and mass transfer through
dehumidifier coils"(メルボルン大学でのN,S,W.St.
レオナードのE.A.Booksにより出版された第3回オース
トラリア熱及び物質移動に関する議事録)を参照された
い。
(問題点を解決するための手段及び作用) 本発明に於いて、空気調和装置の除湿器は例えば、冷
却体又は冷凍液等の冷却用媒体によって冷却される複数
コイル部分からなることを特徴とする。部分負荷状態で
は、ピーク負荷時の流量以下の冷却体の流量に対する制
限又はその全体の遮断は幾つかの上記コイル部分のみに
限定され残りのコイル部分はピーク負荷条件時の冷却体
流量と同じかそれよりも多くの冷却体の流量を受け入れ
ることとなる。この残りのコイル部分を経由する相対絞
りを入れていない冷却体の流量は減少したアクテイブな
寸法のコイルを供給するのに、更に多くのポンプ出力が
得られているためにピーク負荷条件のもとでの冷却体の
流量よりも大きくすることが出来る。更に、アクテイブ
なコイル部分を経由する相対絞りが入っていない冷却体
の流量は、制御器を、特定の空気調和装置の負荷での冷
却体用スロットル弁をオープン(又はクローズ)するよ
うにプリセットすることによりピーク負荷条件の下での
流量より多く(又は少なく)するこが出来る。本発明に
於いて、複数の制御弁があるのが特徴である。各制御弁
はコイル系全体を構成するコイルの部分の少くとも1部
と接続している。負荷変動の全範囲をオフセットするた
めの制御弁にはピーク負荷時全開とはならない幾つかの
弁と、部分負荷時全開する幾つかの弁と、装置が動作す
る範囲のうち一部である程度の開放状態に固定されたま
まとなる幾つかの弁とを含む。
たいていの場合、除湿器のコイル部分を経由した冷却
体の流れは完全に絞りが入らないことになる。しかしな
がら、本発明は通常は(しかしながら常時ではないが)
コイル系全体の各コイル部分に対し少くとも1の弁を関
係させている。全範囲の負荷変動を行うための制御弁は
装置の動作範囲の一部に部分負荷では全開である幾つか
の弁と全開でない幾つかの弁とを含む。
具体的には、本発明に於いては、空気調和装置は複数
のコイル部分と、このコイル部分を通る冷却体供給手段
からの冷却体の流れを選択的に制御する弁手段と、負荷
がピーク条件から部分負荷条件に減少する時コイル部分
を経由する冷却体の流量が弁手段により絞られその結果
上記コイル部分の熱移動が減少するが残りのコイル部分
を経由する冷却体の流量は除湿を維持するのに十分なま
まであるように上記弁手段とセンサとを接続するカップ
リング手段とからなることを特徴としている。
その結果除湿器のアクテイブな寸法は部分負荷に対し
小さくなり、又除湿を上げるためにより多くの冷却体が
得られる。
設計条件は空調スペースの割に幾分任意な条件であ
る。しかしながら、22℃から26℃の狭い温度範囲にあり
又湿度範囲は35%から55%までと狭い。本発明は最小か
らピーク負荷までの範囲にわたり顕熱負荷と潜熱負荷と
を正しく比例させてこれら条件を満足させるため負荷条
件をオフセットさせるためのより良い性能をあたえるよ
うにしている。
本発明の実施例では、除湿器のコイルの1つ又は幾つ
かのコイルを経由する空気流速度は従来の装置の除湿器
の1つのコイル又は幾つかのコイルを経由するものより
も小さいことが特徴となっている。その結果、従来の空
気調和装置よりもファンの必要電力が著しく低下し、又
同様に騒音レベルも著しく低下する効果を示す。
(実施例の説明) 以下、本発明に係る空気調和装置及び空気調和方法を
図面を参照しつつ説明する。
第1図は、従来からの条件(破線)のもとで使用され
る本発明に従った可変空気量装置系でのコイル条件カー
ブと負荷比とを示す簡略化した湿度図である。
第2図は、本発明が異なった負荷率(100%と80%、6
1%、60%、そして40%)の下での同様な装置に適用し
た時のコイル条件カーブを示したものである。
第3図は、第1図及び第2図で示す結果が達成される
装置の実施例を示し、第3A図は全負荷での全体図を、第
3B図は部分負荷(60%)の下での部分図を、第3C図は部
分負荷(40%)の下での部分図を夫々示している。
第4図は、除湿器が単一の弁により作用する2つのコ
イル部分と更に別々の弁により作用する2つのコイル部
分とからなる本発明に係る空気調和装置の実施例に於け
る或る負荷範囲に於ける弁の制御グラフである。
第4図に示すように、例えば過大寸法の空気調和装置
がビルディングを増設することを予期して備える場合の
ように弁の絞りが必要となる例が多い。多くの場合、例
えピーク負荷条件下でも除湿器を通る冷却体の流れを一
部分絞ることが必要である。従って、以下に説明するよ
うに冷却体の流れに対する絞りは相対絞りと考えなけれ
ばならない。例えば、空気調和の要求条件のダイナミッ
クスに於いて環境条件を考慮することは除湿器を選択す
る上で重要な要因である。例えば、ビクトリア州メルボ
ルン、テキサス州ダラスのようなピーク空気調和負荷時
乾燥している気候では、ピーク空気調和期間時最大の冷
却体の流れを発生する必要はない。従って、冷却体の流
れは一部絞ることでよい。これに対し、部分負荷である
が湿気の多い条件時には冷却体流量を最も少なく絞る理
由がある。この効果は第4図にグラフで示している。
第4図に示す例では、従来の装置では得ることの出来
ない本発明の重要な要素を含んでいる。即ち、除湿器全
体の内各部分は特定の空気調和での部分負荷条件時性能
を高めるために異なる回路、異なるフィン密度、異なる
奥行列のコイル及び異なる寸法を使用できるという特徴
を有する。従って、本発明は寸法と全空気調和範囲に渡
り最高にフィットすることを可能とする性能特性の変動
の両方を選択することが出来る。このことも冷却体流量
の絞りに影響を与える。
従って、上記のように負荷性能が落ちる時に占める全
体的負荷特性を支持するかそれに反対する多くの特別に
考慮することが必要となることが分かるであろう。上記
用語である“相対”絞りを使用することに関係するのが
これら特別考慮することである。
本発明に於けるコイル系は複数コイル部分に分割され
る。従って、空調負荷がピーク負荷より下がった時コイ
ル全部の実効(アクテイブ)寸法を減らすことができ
る。部分負荷時にはコイル系の残りのアクティブな部分
がコイル系の除湿性能を維持又は増大させるためにその
残りの部分を通る冷却体の速度を増加させるようになっ
ている。この方法で全体の負荷特性と部分負荷時発生す
る潜熱対顕熱負荷特性比とを上げることとを満足させる
部分負荷時のコイル条件カーブが得られる。コイル条件
カーブがより急峻な傾斜となり面速度が減り又冷却体速
度が増加し更に冷却体温度上昇が下がるのに伴い、この
カーブの曲率半径は、減少し、直線状態に近似する。本
発明では、コイル系のアクティブな寸法はピークから最
小までの全負荷条件でのコイルの動作範囲に整合してい
る。ところが、従来の方法は非常に異なる。何故なら、
どんな性能を所望しても、負荷が減少すると、冷却体速
度は落ちしかもコイルのアクティブな寸法は一定である
からである。
本発明に係るピーク冷却体条件と比較すると、第4図
に示すように、37%のピーク空気調和負荷で弁を介して
の65%の冷却体の流れで32%のコイルがアクティブとな
り、53%のピーク空気調和負荷で弁を介しての110%の
冷却体の流れで67%のコイルがアクティブとなる。明ら
かに、本発明に於いては負荷の減少につれてのアクティ
ブなコイル寸法は冷却体の流れの弁による絞り具合と必
ずしも比例していない。本発明に於ける理想目標は空気
調和負荷の減少と共に除湿器のアクティブな寸法を減ら
すことであり、同時にピークから最小までの全負荷範囲
の時起こる同じ比率での顕熱負荷と潜熱負荷とをオフセ
ットするために面速度を減少させること、冷却体速度を
増加させること、可能ならば冷却体温度上昇を抑えるこ
とである。
第1図は、同じ部分負荷条件での従来のVAV装置系と
本発明に係るVAV装置系との比較を示す。又、第2図
は、本発明に係るVAV装置系に対する負荷減少に伴う除
湿の増加を示す。
次に、第3A,3B,及び3C図を参照して説明を行う。
熱交換器(冷却器)10は図示しない冷凍器からの冷凍
液によって冷却される1つの回路を有す。また、該交換
器10が有する別の回路には冷却媒体または別の冷却媒体
(冷却体)が収容されている。この冷却体は水ポンプ11
によってコイル部分14、15、17からなる除湿器16の第1
コイル部分14と第3コイル部分15とに冷却体を供給する
2つの導管12、13内に吸い上げられる。除湿器16の第2
コイル部分17は第3コイル部分15の出口側からブリッジ
導管18によって冷却体が供給される。但し、本実施例は
発明のほんの一例であって発明の範囲内で多数の変形例
が実施可能である。
更に、本実施例に於いて20で示す電子制御器を設けて
いる。該電子制御器20は3つの弁21、22、23を直接ディ
ジタル的に制御しているものである。この各弁21、22、
23は接続されたソレノイド、駆動モータ、又は他の手段
によって動作する。これら、全ソレノイド又は駆動部材
は全体として24で示す。
上記電子制御器20は又空気をフィルタ27と除湿器16と
を経由して吸い込むファン26とこの吸い込んだ空気をゾ
ーン28に出すように制御する機能を有する。このゾーン
の1つが第3A図に示す。各ゾーン28には通常の構成に従
ってサーモスタット30により制御されるバッフル29を含
んでいる。
上記弁21、22、23の機能は以下の通りである。
全負荷 冷却体はポンプ11により吸い上げられ導管12と第1コ
イル部分14とを通り開放状態の弁21を通り熱交換器10に
戻る。冷却体は又導管13と第3コイル部分15と導管18と
第2コイル部分17と開放状態の弁22とを通り熱交換器10
までの冷却体復帰線に流れていく。尚、弁23は閉じてい
る。
次の相の間全負荷から部分負荷(60%)までの遷移状
態では弁23が開放し弁22は絞る状態となる。又この状態
では、第2コイル部分17を通る冷却流の減少が徐々に起
こる。
部分負荷(60%) 上記電子制御器20の制御により弁が第3b図に示す状態
となるようソレノイド24を介して動作する。開放状態の
弁21を介し又第1のコイル部分14を介して冷却体全部が
流れ弁22が閉じているので第2コイル部分17を介する冷
却体流量は無い。次に弁23が開放されているので第3コ
イル部分15を介して冷却体全体の流れが起きる。この状
態は第2図のC 60%で示してある。このCは本発明によ
れば除湿器全体16から出発する状態を示している。この
ことは、(100%を示す)C 100%、(遷移時の状態)61
%、及び(以下に示す40%負荷での状態を示す)C 40%
と比較された。しかしながら、60%負荷に対し示した状
態は以下に示す第1図の全ての線に略対応する。
部分負荷60%から40%への遷移 弁22は閉じたままである。又、弁23は開放のままであ
る。弁21は閉位置のほうに絞られているが弁23は開放の
ままである。従って第1コイル部分14を通る冷却体の流
れは40%負荷で弁21が全閉となるまでゆっくりと絞られ
る。
40%部分負荷 第3C図に示すように40%負荷状態では弁21と弁22は共
に閉じられる。一方弁23は開放される。従って、冷却体
の流れは第3コイル部分15を介してのみ行われる。図示
のように、水ポンプ11が遠心ポンプであれば、その特性
により第3コイル部分15を通る冷却体の流れは全負荷状
態の下でのそれよりも大きくなる。そのため、第3コイ
ル部分15で更に除湿が行なわれ、このことは第1図に示
すようにC 60%で印した点にまでコイル条件カーブの傾
斜が上昇することとなる。(加えて、全体的には第4図
に示すように、制御器20がいずれかの弁を任意の所望位
置に開放するようプリセットされることによって冷却体
流量は増加出来る。) 40%から30%までの部分負荷 弁21、22、23は、第3C図に示すままである。しかしな
がら、弁23は第3コイル部分15を通る冷却流量を減らす
ように閉じる方向に動作する。
30%の最小部分負荷 最小位置状態で、弁23は第3コイル部分15を介する冷
却体流量を減らすように一部開放状態である。
上記機能の総てを以下に示す第1表に列挙する。
上記のように、可変空気量装置系(VAV)で起こる問
題の1つとして非常に低い負荷条件では喚起が十分でな
い為に冷却すべき及び除湿すべきゾーンが息苦しく又快
適でない。ファンの速度(又は、他の空気流量速度制御
対象)は、供給サーモスタット32と空気流量測定ゲージ
33によって制御される。又、適切な喚起を与える最小量
の空気流量速度を確保する為に、第1表に示すように乾
燥球温度を1°と3°の間だけ上昇させる。これは下記
のように電子制御器20によって達成出来る。負荷百分率
はこのゲージ33の実施例に於いては空気調和に現在使用
される公知の手順のいずれか1つにより決定出来る。
ゲージ33は部分的負荷の要因でもあるので除湿器での
空気流のエンタルピ差がかなり変化するようになってい
てもよい。
以下に示すチャートは電子制御器20の動作について示
している。電子制御器20は空気調和装置用に製作された
入手可能な多数の電子制御デバイスの内のどの種類のも
のでも可能であり、本実施例ではイリノイ州ナペールビ
ル1250イースト デイール ロードに在るジョンソンコ
ントロール プロダクツ デビィジョン(Johnson Cont
rol Products Division,1250East Diehl Road,Nepervil
le,Illinois)製のC500及びN500とDSC100で各々指定さ
れたコントローラ及びインタフェイスシステム及びこれ
らの結合からなる。
略号 TSA=空温供給 TRA=空温復帰 PSA=空圧供給 TSA STPT=空気セット点供給 VR(1,2,3)=冷却体弁(1,2,3)=V1,V2,V3 又、本発明の特徴をグラフにて示した第1図と第2図
とに戻って説明する。
第1図に於いて、破線B−Dはコイル条件カーブを示
し破線F−Dは従来の制御方法による部分負荷で生じる
負荷比率線を示す。負荷比率線F−Dの傾斜はオフセッ
トすべき潜熱と顕熱負荷比によって決定される。しかし
ながら、図での位置は除湿器から出る後の空気状態によ
って決定される。
Q点は部分負荷条件での外側(outside)空気の状態
例を示す。線QFは外側空気と空調されたゾーンから戻っ
た空気とが長さFB/QBの比で混合されたことを示す。
第1図では、同じ部分負荷条件での従来の装置と本発
明の装置とが比較されている。尚、第1表の空気全体の
内の外側空気(Outside Air−Part of Total Air)と言
うコラムで示すようにFB/BQの比率は部分負荷が更に小
さくなると増加する。従って、同じ外側空気の条件では
点Q、点Bはさらに高い湿度比まで上昇する。これは大
きな問題である。一方、本発明に係る装置は最小部分負
荷条件でも指定された条件を達成する事が可能である。
点Bは従来の制御方法によって混合した空気が除湿器
に入る場合の点を示す。点Dはこの混合空気が除湿器を
出た時の調和空気を示し、点Fは従来の制御条件での実
際の平均ゾーン状態を示す。この点Fと実線とを比較さ
れたい。本発明によれば、混合空気は点Aから除湿器に
入る。本発明によれば、除湿器から出る空気の状態は点
Cからである。そして本発明による空気の平均ゾーン状
態は点Eによって示されている。このことは部分負荷で
の平均ゾーン所望条件となる。上側の実線は本発明に於
けるコイル条件カーブであり下側の実線は本発明に於け
る負荷比率線を示す。
第1図に示すような浅い形(shallow)のコイル条件
カーブ特性を持つ従来の装置では、例え従来の装置に入
ってくる空気が最初点Aからであっても点Eにかなり近
い形での除湿器からの空気が出ていく状態は達成されな
い。
更には、従来の部分負荷性能では第1図の実線A−C
の傾斜よりも浅い(shallow)コイル条件カーブの傾斜
となることである。この結果、点Cの出発状態よりも上
となる。第1図の実線C−Eに示すように同じ室内負荷
比率線を与えれば、対象スペースから復帰した空気は所
望点Eよりも高い湿度比となる。この復帰した空気は点
Qでの部分負荷の外側空気と混合時点Aでの湿度比より
高い湿度比を有する除湿器への入力条件となる。従っ
て、点A,C,及びEは外側の空気の必要量に対し負荷比率
線D−Fに必要な傾斜をコイル条件カーブB−Dの傾斜
が満足する平衡点まで上昇し続ける。このことは線D−
Fの傾斜が部分負荷で室内負荷比率線C−Eの実際の傾
斜と等しくなると起こる。
不幸にも、従来の空気調和装置はその点Eにかなり近
接するスセース設計条件を達成すると言う主たる目的を
達成していない。代わりに、点Fというしばしば受認出
来ない条件になっている。
線D−F(これは線C−Eに平行である)は点Fが設
計目標の40%ではなくわずかに受認出来る60%と言う相
対湿度を有するものとして区分けされるので全く不快で
ある条件で終わるとは思われない。このことは単一のゾ
ーンが空気処理ユニットで処理されたケースにあたる。
しかしながら、可変空気量系が全ゾーンの処理を行うフ
ロア当たり単一の空気処理ユニット用に設計された場合
を考えよう。これらの条件では、点Fは点Eでの設計条
件を考えると受け入れられない。線D−Fは全ゾーンか
らの平均負荷比率線を表わす。そして、平均点Fによっ
て示される場合よりも更に設計条件Eから遠くなるゾー
ンがある。
上記のように、第2図は又全負荷条件と部分負荷条件
との下での負荷比率線を示し第2図は如何にして負荷が
40%まで下る時負荷比率線が急峻になるかをグラフによ
り示している。尚、上記第1表のように40%負荷で第3
コイル部分15を通る冷却流量を制御する弁23では最大速
度となる。そのため上記負荷でコイルから最大の除湿が
得られる。
上記事柄は大変簡単な装備に対して当てはまり本発明
を例示したものである。しかしながら、このような簡単
な条件はあまり通常では起こらない。装備が異なれば異
なったコイル制御方法が必要となってくる。
第4図は除湿器が2つの2列奥行の除湿器コイル部分
からなり各コイルは別々の制御弁2、3を有する実施例
の場合の所定の負荷範囲にわたる弁の制御グラフを示
す。加えて、上記2つの2列奥行部分に第3の奥行列を
構成する2つの奥行1列部分がある。これら2つの1列
奥行部分は単一制御弁である番号1によって処理され
る。第4図は本実施例でのピーク負荷条件から最小負荷
条件までの装置性能を最適にする各制御弁の位置を示
す。
全負荷設計条件に対し選択した除湿器のコイルの寸法
と部分負荷条件下でオフセットされる実際の負荷との間
に存在する不整合が問題の核心となる。そこで第3A図を
参照すれば、弁21、23は閉塞状態であるので、この極端
に小さい部分負荷条件ではコイル部分14、17はアクテイ
ブ状態ではない。従って、コイル部分15がアクテイブと
なって面速度と部分負荷条件での高い除湿要求特性と一
致する冷却体流量の増加が達成することが出来る。
上記事柄は負荷が減少していくことに関係する。本発
明はが部分負荷から増大し設計負荷条件の方に行くよう
な条件が逆となる場合にも適用されることは明らかであ
る。
(効果) 本発明の効果を以下のようにまとめられる。
(a)一定空気量装置系及び可変空気量装置系の両方に
対しても、エネルギ要求量は最小で済む。又、装置の性
能は顕熱負荷及び潜熱負荷の全範囲にわたり最適であ
る。
(b)部分負荷条件でも全負荷条件でも騒音は減る。
(c)アクテイブ状態のコイル寸法はそれにかかる実際
の負荷と整合するよう可変であり部分負荷条件でのアク
テイブ状態のコイル部分は潜熱対顕熱比の増加に対し過
度冷却が無くオフセットするよう速い冷却流量速度を持
たせることが出来る。コイルでの水温上昇は過度の空気
冷却が無い状態で少なく出来る。
(d)コイル条件カーブの傾斜は空調スペースに供給す
る空気のうち新鮮な外側空気の必要量を維持しつつ顕熱
負荷と潜熱負荷とが起こる割合でオフセットするのに必
要な負荷比率線を発生するように制御可能である。特
に、コイル条件カーブは従来の装置よりもより急峻にす
ることが出来、又直線に近似することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の条件(破線)の下で又本発明(実線)
に従って使用された可変空気量装置系に対するコイル条
件カーブと負荷比率線を示す湿度表である。 第2図は、本発明が同じ寸法の装置に適用した時及び異
なった負荷率(100%と80%、61%、60%、及び40%)
の下でのコイル条件カーブを示す。 第3A図、第3B図、及び第3C図は第1図及び第2図に示す
結果を達成できる本発明の実施例を示す空気調和装置の
簡単なダイヤグラムであり第3A図は全負荷状態時の装置
全体を第3B図は部分負荷(60%)でのその一部分を第3C
図は部分負荷(40%)でのその一部分をそれぞれ示す。 第4図は除湿器が単一の弁により作動する2つのコイル
部分と別の弁により作動する更に2つのコイル部分とか
らなる本発明に係る空気調和装置の別の実施例に於ける
ある負荷範囲にわたる弁の制御グラフを示す。 (符号の説明) 10……熱交換器(冷却器)、11……水ポンプ、12……導
管、13……導管、14……第1コイル部分、15……第3コ
イル部分、16……除湿器、17……第2コイル部分、18…
…ブリッジ導管、20……電子制御器、21……弁、22……
弁、23……弁、24……駆動部材、26……ファン、27……
フィルタ、28……ゾーン、29……バッフル、30……サー
モスタット、32……供給空気サーモスタット、33……空
気流量ゲージ
フロントページの続き (71)出願人 999999999 ラッセル エストコート ラクストン オーストラリア,サウス オーストラリ ア,アデライデ,ノース テラス 233, セキュリティ ハウス,フィフス フロア ー (72)発明者 アラン ショウ オーストラリア,サウス オーストラリ ア,アデライデ,ノース テラス 223 セキュリティ ハウス,フィフス フロア ー (72)発明者 ラッセル エストコート ラクストン オーストラリア,サウス オーストラリ ア,アデライデ,ノース テラス 233, セキュリティ ハウス,フィフス フロア ー

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)複数のコイルと、 b)冷却用媒体を供給する第1手段と、 c)除湿器本体と冷却用媒体とを冷却用媒体回路内で接
    続する導管と、 d)空気流量ファンと、 e)前記空気流量ファンと前記除湿器本体とを前記ファ
    ンの動作時ファンによって少くとも幾つかの前記コイル
    に空気流を与えるように接続する第2手段と、 f)前記除湿器本体の下流側にある少くとも1つのセン
    サと、 g)前記第1手段からの冷却媒体の流れを選択制御する
    複数の弁からなる第3手段と、 h)装置負荷がピーク負荷条件から部分負荷条件に減少
    する時、前記1つのコイルを通る冷却用媒体の流量を前
    記第3手段の内の1つの弁によって絞り従ってその1つ
    のコイルの熱移動を減少させ残りの第3手段のコイルを
    通る冷却用媒体の流量は十分に除湿を維持し続けるよう
    に前記第3手段の弁を前記センサに接続する第4手段と
    からなる除湿器を備えたことを特徴とする空気調和装
    置。
  2. 【請求項2】a)複数のコイル部分と、 b)冷却用媒体供給手段と、 c)冷却用媒体回路内で前記コイル部分と冷却用媒体供
    給手段とを接続する導管と、 d)前記コイル部分の内の少くともいくつかを通る冷却
    用媒体の流量を制御するように動作可能な前記冷却用媒
    体回路内にある複数の弁と e)空気流量ファンと、 f)前記ファンが動作時前記コイル部分を通る空気の流
    れを発生させるように前記空気流量ファンと除湿器とを
    接続する第1カップリング手段と、 g)前記除湿器の下流側にある少くとも1のセンサと、 h)ピーク負荷条件時、除湿器コイル部分を介しての冷
    却用媒体の流量は前記複数の弁により相対絞りは行われ
    ないが負荷が減少すると、前記除湿器のコイル部分の内
    の少なくとも1のコイル部分を介しての冷却用媒体の流
    量が前記弁の内少くとも1の弁によって相対絞りが行な
    われるが残りの前記コイル部分を介しての相対絞りは行
    われないように前記センサを前記弁に接続する第2カッ
    プリング手段とからなる除湿器を備えたことを特徴とす
    る空気調和装置。
  3. 【請求項3】前記弁は、スロットル弁からなり、且つ前
    記センサは、前記コイル部分の内のただ幾つかを介する
    冷却用媒体の流量が負荷が減少するにつれ徐々に絞られ
    ていくように前記スロットル弁を制御することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の空気調和装置。
  4. 【請求項4】前記サンサは負荷が連続して減少するにつ
    れ前記コイルの内の少くとも1つを介しての冷却用媒体
    の流量の絞りが連続して流れを遮断するように前記第3
    手段の弁を制御することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の空気調和装置。
  5. 【請求項5】前記冷却用媒体は冷却水であって、前記冷
    却用媒体を供給する第1手段は、前記冷却水を負荷の減
    少に伴い前記相対絞りが入らない残りのコイルを通して
    増加する割合で前記冷却用媒体回路を介して吸い上げる
    ポンプからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の空気調和装置。
  6. 【請求項6】前記冷却用媒体は冷凍液であって、前記冷
    却用媒体を供給する第1手段は冷凍液供給手段となり且
    つ前記冷凍液を前記コイルの上流側に在る増設装置と冷
    却用媒体回路を介して負荷が増加するにつれ相対絞りが
    入っていない残りのコイルを介して増加する割合で吸い
    上げるコンプレッサからなることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の空気調和装置。
  7. 【請求項7】前記ポンプは、前記少くとも1つのコイル
    を通る冷却用媒体の流量に絞りを入れた時前記コイル全
    体の内残りの絞りのはいらない部分での冷却用媒体の流
    量が増加するように圧力が増加する特性を有する遠心ポ
    ンプであることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載
    の空気調和装置。
  8. 【請求項8】前記弁をセンサに接続する第4手段は、負
    荷がピーク負荷条件から部分負荷条件に減少するに伴い
    前記残りのコイルへの冷却用媒体の流れを制御する弁が
    開放しその冷却用媒体の流れを増加させるようにプログ
    ラムされた電気制御手段からなることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載の空気調和装置。
  9. 【請求項9】前記弁からなる第3手段は少くとも弁の幾
    つかが電気的に動作するスロットル弁からなることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の空気調和装置。
  10. 【請求項10】前記センサは、前記空気流量ファンの下
    流にあり且つ隣接するサーモスタットと、電子制御回路
    と、前記サーモスタットの温度が下降する時前記弁から
    なる第3手段が冷却用媒体の流量を絞るように前記サー
    モスタットと前記電子制御回路と前記弁からなる第3手
    段とを相互に接続する接続手段とからなることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の空気調和装置。
  11. 【請求項11】前記弁からなる第3手段は、複数の電気
    的に制御される弁であって、前記サンサはサーモスタッ
    トからなり、更に空気調和装置は前記電気制御される弁
    と前記センサとの間に接続された電子制御回路からな
    り、前記電子制御回路は供給空気によるサーモスタット
    の温度が下降すると前記1つの弁を少くとも部分的に閉
    塞させ前記コイル部分の1つへの冷却用媒体の流量を絞
    り、且つ、前記電子制御回路は又別の弁を前記制御され
    る別のコイルへの冷却用媒体の流量を増加させるように
    開放させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の空気調和装置。
  12. 【請求項12】前記空気調和装置は更に前記空気流量フ
    ァンの下流にある別のセンサと空気流速度制御手段とか
    らなり、前記別のセンサは空気流量センサと、空気流量
    速度が下がり負荷の減少に伴って換気速度が不十分なレ
    ベルにまで下がる場合空気流量速度が再び前記供給空気
    サーモスタットをより高い温度にリセットする電子制御
    回路からのプリセット信号により増加され、その結果コ
    イル条件カーブのエンタルピ差を減少させ、各ゾーンに
    関係する空気ダンパが更に開放する位置に移動すること
    により修正動作を取らせ又、ファンの空気量を増加させ
    十分な換気を生じさせるように、前記電子制御回路と空
    気流量センサと空気流速度制御手段とを相互接続させる
    相互接続手段とからなることを特徴とする特許請求の範
    囲第9項記載の空気調和装置。
  13. 【請求項13】複数のコイル部分からなる除湿器を備え
    除湿器の各部分はその設計と装置構成に於いて独立して
    いる、即ち、異なる回路構成と、異なるフィン密度と、
    異なる奥行列と異なる寸法とを持ちその結果特定の適用
    条件に合致するように制御に更にフレキシビリテイを持
    たせることを特徴とする空気調和装置。
  14. 【請求項14】a)複数のコイル部分を通る冷却体を吸
    い上げることにより複数のコイル部分を冷却する工程
    と、 b)空気流量ファンによって少くとも幾つかの前記コイ
    ル部分を通って空気が流れるように空気を付勢する工程
    と、 c)除湿器の下流側の空気の温度を検出する工程と、 d)供給空気サーモスタットによって温度の下降として
    負荷の減少を検出した時、少くとも1つの前記コイル部
    分を通る冷却用媒体の流量を絞り残りのコイル部分を介
    する冷却用媒体の流量はそのままにする工程とからなる
    ことを特徴とする空気調和方法。
  15. 【請求項15】前記少くとも1つのコイル部分を介して
    の冷却用媒体の流量を絞る工程時残りのコイル部分を通
    る冷却用媒体の流量を増やす工程を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第14項記載の空気調和方法。
  16. 【請求項16】前記冷却用媒体の流量の絞りはスロット
    ル弁によって行われることを特徴とする特許請求の範囲
    第14項記載の空気調和方法。
  17. 【請求項17】前記空気調和方法は更に部分負荷条件を
    識別することにより最小空気流速度を制限する工程から
    なり所定の部分負荷条件では前記ファンの空気流下流側
    に設定しているサーモスタット動作温度が上がることを
    特徴とする特許請求の範囲第14項記載の空気調和方法。
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