JPH0466308B2 - - Google Patents

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JPH0466308B2
JPH0466308B2 JP62047325A JP4732587A JPH0466308B2 JP H0466308 B2 JPH0466308 B2 JP H0466308B2 JP 62047325 A JP62047325 A JP 62047325A JP 4732587 A JP4732587 A JP 4732587A JP H0466308 B2 JPH0466308 B2 JP H0466308B2
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    • G01M9/02—Wind tunnels
    • G01M9/04—Details
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
    • F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
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Description

【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は自走車、特に自動車の各種テストを行
なう環境試験室における温度、湿度の制御装置に
関する。
＜従来技術とその欠点＞ 自動車その他の自走車の性能テストには、恒
温、恒湿の空気状態下で走行するばあいを想定し
て各種のテストをする検査項目がある。
この試験装置の試験室内へ送り込まれる空気
（風）は風量が大で、顕熱負荷も大であるが、反
面において潜熱負荷は極めて小である。。
従来の装置では高温・低湿条件下においては潜
熱負荷を除去するのに過大な冷却と再熱が必要と
なる。そして空調器は、凝縮水が飛沫しない風風
速に抑えるべく風の通過面積を大きくしていた。
すなわち、装置は実負荷に対し数倍の冷・温熱
源と大型の空調器で構成されていた。
また従来の装置では、空調器の出口空気温度
が、温度制御中に冷・温熱媒体が変化することに
より空調器全面に温度ムラが生じていた。
また、風洞構成を有する本装置では、空調器の
出口で発生した温度ムラがそのまま吹出口での温
度ムラにつながり、自走車の各種実験の妨げとな
つていた。
＜本発明の目的＞ 本発明の目的は、空調器で温度制御と湿度制御
を行うのではなく、湿度制御は空調器とは別な除
湿器にて潜熱負荷を除去するこにより行うよにし
たことにある。
かくすることにより、空調器は温度制御のみを
行い、したがつて顕熱負荷だけを除去できるもの
でよいようにした。
また、空調器では空気中の水分が凝縮すること
はなく、したがつて空調器の風の通過する断面面
積（風路面積）を小さくできて、通過する風の速
度を上げることができるようにした。
すなわち、装置の冷・温熱源は実負荷対応能力
の数倍の能力のものにする必要がなく、また空調
器は風速を上げることができることから比較的小
型化できるようにした。
さらに、空調器へ供給する熱冷媒（水）の量を
最大負荷時に対応する量に一定ならしめることに
より、空調器から吹き出される空気の温度が空調
器全面おいて一定温度で、温度ムラの生じないも
のとし、かくすることにより、性能の優れた風洞
を提供できるようにした。
＜本発明の構成＞ 前記目的を達成するために、本発明の自走車用
環境試験室の可変恒温、恒湿制御装置は、試験
室、空調器、送風機、及び風路で回流形風洞を構
成してこの回流形風洞の外部に除湿器を設け、こ
の除湿器が試験室内の空気を吸入して、その空気
中の水分を除去して再び試験室内へ供給するよう
ににし、また空調器へ供給する熱媒体（水）の流
量は空調器の最大負荷時に対応する量に一定なら
しめ、かつ冷却装置と加熱装置とにより熱媒体
（水）の温度を制御するようにした。
＜実施例＞ 次ぎに本発明の実施例を添付図面に示す一体例
によつて説明する。
図において符号１は試験室を示し、この中で自
走車、例えば自動車Ａについての各種の試験、実
験が行われる。
試験室１内には、室外に設けた空調器２からの
空気が送りダクト３の吹出口４から送り込まれ、
試験室内の空気は戻りダクト６内にその吸込口５
から送風機７によつて吸い込まれて前記空調器に
戻され、再調温されて送りダクトへ送り出され
る。
しかして戻りダクト６内には加湿器８を設けて
あり、この加湿器はパイプ９へ送られた水または
蒸気をノズル１０から噴霧せしめる構造のもの
で、試験室内に設けた湿度センサ２６からの指令
によつて作動させられる流量調節弁１１の開度調
節により噴霧量が調節されるようになつている。
空調器２はコイル２ａを備え、このコイルには
熱媒体たる温水あるいは冷水が供給される。
すなわち、貯槽１２内の熱媒体がポンプ１３に
よつて送液管１４から空調器のコイルへ供給さ
れ、コイル２ａ内を通つた熱媒体は複液管１５か
ら貯槽に戻される。
しかして送液管１４には加熱器１６が設けられ
ており、この加熱器１６はシエル１６ａ内にコイ
ル１６ｂを設けたものとしてあり、空調器２で空
気を加熱するばあいには、貯槽からの冷水は加熱
コイル１６ｂへ供給される蒸気と熱交換して加温
され、温度調節はコイル１６ｂへの蒸気供給管１
８に設けた流量調節弁１７の開度を調節して行う
ようにしてある。
貯槽１２には冷凍機１９によつて冷却された冷
水がパイプ２０から供給され、貯槽１２内の冷水
はポンプ２１によつてパイプ２２から冷凍機に戻
され、再冷却されて貯槽１２へ戻される。
また空調器からの複液管１５と、空調器への送
液管１４における前記ポンプ１３の１次側との間
にはバイパス管２３を設けてあり、このパイパス
管における送液管との交点に三方弁２４を設けて
ある。
この三方弁２４は、空調器へ冷水を供給する際
には側路側ポート２４ｃが閉じて側路を遮断して
いるが、空調器へ温水を供給する際には側路を導
通ならしめ、かつ試験室内に設けた温度センサ２
５からの信号によりポート２４ｃの開度が調整さ
れるようになつている。
すなわち、空調器へ供給される温水の温度が高
すぎるばあいには試験室内に設けた温度センサ２
５からの信号によりポート２４ｃの開度が絞られ
て、空調器からの戻り温水の一部が貯槽１２に戻
される。
また温度センサ２５の指令で前記加熱器用流量
調整弁１７の開度調整もなされる。
試験室１内の空気の除湿は室外に設けた除湿器
２９で行う。
除湿器２９における吸入管２７の吸込口２７ａ
は試験室内に開口し、吸入口から吸入された空気
の水分は冷水が流れるコイル２９ａで凝縮して除
去され、その除湿された空気は送気管２８の出口
から試験室内または戻りダクト６内へ送り込まれ
る。
しかして除湿量の調整は流量調節弁３０にてコ
イルへの冷水供給量を調節して行う。
なお、除湿器２９は必要に応じて吸込管３２か
ら外気をも吸入できるようにしてあり、この吸込
管３２と前記吸入管２７とにダンパー３３，３１
をそれぞれ設けてある。
＜作用効果＞ 上述した実施例の装置の運転は次ぎのように行
われる。
試験室１内の自動車Ａを比較的湿度、温度の高
い気象条件下でテストするいわゆるホツトウイン
ドトンネル（Hot Wind Tunnel）として使用す
るばあいには、貯槽１２からの冷水を加熱器１６
で加熱し、この加熱された温水を空調器２のコイ
ル２ａへ供給し、これにより空気を加熱する。空
調器からの温水は復液管１５からバイパス管２３
の三方弁２４を経て送液管１４より空調器２のコ
イル２ａへ再び供給されるが、この際、空調器へ
送られる温水の温度が高すぎるときには三方弁２
４のポート２４ｃの開度が絞られて、空調器から
の戻り温水の一部は貯槽に戻され、貯槽からの冷
水とバイパス管２３からの温水が三方弁２４で混
合し、加熱器１６にて調温されて空調器へ供給さ
れる。
逆に空調器へ送られる温水の温度が低すぎると
きには、三方弁は全開あるいは開度が大となつて
温度調整が行われる。
また試験室内の空気の湿度調整は除湿器２９と
加湿器８で行われる。
すなわち、除湿器２９で試験室内の空気の潜熱
を除去するとともに除湿を行い、この除湿された
空気へ加湿器８にて加湿して所定の湿度の空気に
する。
なお、除湿器２９へ供給する冷却水の流量調節
は、室内湿度センサ２６からの信号で流量調節弁
３０の開度制御をして行う。
以上のように、本発明の装置では循環空気中の
潜熱の除去は除湿器で行われ、空調器では循環空
気中の顕熱を除去するだけである。
したがつて空調器は小型のものでよく、これに
伴いダクトには断面形状の小なるものを使用で
き、装置のコストダウンを図れる。
冷却運転のばあいには三方弁のポート２４ｃは
閉じ、また加熱器１６には蒸気を供給しない。
かくすることにより貯槽１２からの冷水が直接
空調器へ供給され、空調器からの冷水は貯槽に戻
されて、冷凍機からの冷却水にて冷却されて再び
空調器へ供給される循環を繰り返す。
このばあい空調器は戻りダクトからの空気と顕
熱交換するだけである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明に係る自走車用環境試験室の恒温、
恒湿制御装置の一例を示す構成図である。 図中符号の各部の名称は次ぎのとおりである。
１…試験室、２…空調器、３…送りダクト、４…
吹出口、５…吸込口、６…戻りダクト、７…送風
機、８…加湿器、９…パイプ、１０…ノズル、１
１…流量調節弁、１２…貯槽、１３…ポンプ、１
４…送液管、１５…復液管、１６…加熱器、１７
…流量調節弁、１８…蒸気供給管、１９…冷凍
機、２０…パイプ、２１…ポンプ、２２…パイ
プ、２３…バイパス管、２４…三方弁、２５…温
度センサ、２６…湿度センサ、２８…送気管、２
９…除湿器、３０…流量調節弁、３１…ダンパ
ー、３２…吸込管、３３…ダンパー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １ 試験室内の空気を試験室外に導いて再び試験
    室内へ送り込む循環風路を構成するダクト内に、
    送風機と加湿器並びに顕熱交換用の空調器を設
    け、また試験室内の空気を吸入してその空気中の
    水分を除去し、除湿された空気を試験室内へ供給
    する除湿器を試験室外に設け、さらに、冷凍機か
    らの冷却水が送り込まれる貯槽内の熱媒体をポン
    プにより送液管から前記空調器へ送り込み、空調
    器からの熱媒体は復液管にて貯槽へ戻されるよう
    した前記送液管に加熱器を設けてなる自走車用環
    境試験室の可変恒温、恒湿制御装置。 ２ 第１項記載の発明において、加熱器はシエル
    内に設けたコイルに蒸気が供給される構造のもの
    となし、かつコイルへの蒸気供給量の制御が、試
    験室内に設けた温度センサからの指令により開度
    が調整される蒸気量供給調節弁にて行われるよう
    にした自走車用環境試験室の可変恒温、恒湿制御
    装置。 ３ 第１項記載の発明において、空調器からの液
    復液管と、空調器への送液管におけるポンプの１
    次側になる個所とをバイパス管にて接続して、バ
    イパス管の交点に三方弁を設け、この三方弁は、
    試験室内の温度が所定温度よりも低いときには側
    路側の入口ポートが全開し、試験室の温度が所定
    温度よりも高いときには前記ポートの開度が小と
    なるよう、試験室内の温度センサからの信号によ
    つて作動させられるようにした自走車用環境試験
    室の可変恒温、恒湿制御装置。 ４ 第１項記載の発明において、除湿器の制御が
    室内に設けた湿度センサからの指令によつて行わ
    れるようにした自走車用環境試験室の可変恒温、
    恒湿制御装置。 ５ 第１項記載の発明において、加湿器の制御
    が、試験室内に設けた前項記載の湿度センサから
    の指令にて行われるようにした自走車用環境試験
    室の可変恒温、恒湿制御装置。 ６ 第１項記載の発明において、空調器へ供給す
    る温・冷熱媒体の流量を空調器の最大負荷時に対
    応する流量に一定ならしめた自走車用環境試験室
    の可変恒温、恒湿制御装置。
JP62047325A 1987-02-03 1987-03-02 自走車用環境試験室の可変恒温、恒湿制御装置 Granted JPS63212836A (ja)

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