JPH08131807A - 廃棄物分解処理装置 - Google Patents

廃棄物分解処理装置

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JPH08131807A
JPH08131807A JP6275421A JP27542194A JPH08131807A JP H08131807 A JPH08131807 A JP H08131807A JP 6275421 A JP6275421 A JP 6275421A JP 27542194 A JP27542194 A JP 27542194A JP H08131807 A JPH08131807 A JP H08131807A
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  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来とは異なる新しい方式の受圧板によって
全体の高さが高くなることが防止できる廃棄物分解処理
装置を提供する。 【構成】 撹拌機6を囲むようにチェーン25が配置さ
れた伝導手段21と、伝導手段21のチェーン25に固
定されて、該撹拌機6によりかき揚げられた有機廃棄物
Mにより後方側から押圧されることにより、該撹拌機6
を前方に走行させる受圧板22と、撹拌機6の周囲に沿
って、撹拌機6の走行方向と反対の側に受圧板22を移
動させる受圧板駆動手段23とからなる受圧板機構20
を具備し、受圧板駆動手段23により、撹拌機6を囲む
ように配置されている伝導手段21のチェーン25を駆
動することで、該受圧板22をチェーン25の移動経路
に沿って移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家畜から排出される糞
尿、家庭から排出される生ごみ等の有機廃棄物を発酵分
解処理する廃棄物分解処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、糞尿、生ごみ等の有機廃棄物を処
理する廃棄物分解処理装置として、特願平3−1600
89号に示すものが提案されている。この出願に示され
る廃棄物分解処理装置10は、図7、図8に示すよう
に、有機廃棄物Mが貯留される貯留槽1と、貯留槽1の
上部位置に水平(矢印(イ)−(ロ)方向)に設けられ
たレール2と、レール2に沿って走行自在な台車3に設
けられて、貯留槽1内に貯留された有機廃棄物Mを撹拌
する撹拌機6と、撹拌機6の前後位置に昇降自在に設け
られた一対の受圧板7・8とから構成されるものであ
る。
【0003】撹拌機6は、台車3の固定部材(図示略)
に対して回転自在に支持されたスプロケット4A、及び
スプロケット4Aに巻回されたチェーン4Bからなる伝
導手段4と、伝導手段4のチェーン4Bに一定の間隔を
おいて固定され、貯留槽1内の有機廃棄物Mを上下方向
に対してかき揚げる複数の羽根5とから構成されたもの
である。受圧板7・8は、羽根5の上下方向に沿う移動
経路の外側に上下方向に移動自在に設けられ、羽根5に
よりかき揚げられた有機廃棄物Mが後方側に送り込まれ
た場合に、該有機廃棄物Mの重圧力により台車3ととも
に撹拌機6を前方側に走行させるものである。また、こ
れら受圧板7・8は、台車3の前後(矢印(イ)側及び
矢印(ロ)側)に対してそれぞれ設けられ、かつそれぞ
れが貯留槽1内に位置する降下位置と、貯留槽1内から
上昇した上昇位置との間を上下方向に昇降するようワイ
ヤ9によって連結されている。なお、伝導手段4のスプ
ロケット4Aは図示しないかき揚げ駆動モータによって
回転駆動され、また、受圧板7・8は図示しない受圧板
昇降モータによって昇降されるようになっている。
【0004】そして、以上のように構成された廃棄物分
解処理装置10では、図7に示すように、受圧板7が貯
留槽1の下部に配置されている場合に、かき揚げ駆動モ
ータによりチェーン4Bを矢印方向に駆動させ、チェ
ーン4Bに固定された羽根5により、矢印(イ)側に位
置する有機廃棄物Mを受圧板7の後方側(矢印(ロ)
側)に送り込ませる。これにより受圧板7の後方側に有
機廃棄物Mが貯留され、更にこの貯留された有機廃棄物
Mによって該受圧板7が矢印(イ)方向に押圧され、そ
の結果、台車3とともに撹拌機6がレール2に沿って矢
印(イ)方向に走行する。一方、前記台車3が矢印
(イ)方向に走行して、貯留槽1の末端にまで進んだ場
合には、受圧板昇降モータを駆動して、図7の状態にあ
る受圧板7・8を、図8に示すように、受圧板7を上昇
させ、かつ受圧板8を下降させた状態とする。
【0005】そして、図8に示すように、受圧板8を貯
留槽1の下部に配置した状態で、かき揚げ駆動モータに
よりチェーン4Bを矢印方向に駆動させ、チェーン4
Bに固定された羽根5により、矢印(ロ)側に位置する
有機廃棄物Mを受圧板8の後方側(矢印(イ)側)に送
り込ませる。これにより受圧板8の後方側に有機廃棄物
Mが貯留され、更にこの貯留された有機廃棄物Mによっ
て該受圧板8が矢印(ロ)方向に押圧され、その結果と
して、台車3とともに撹拌機6がレール2に沿って矢印
(ロ)方向に走行する。すなわち、以上のように構成さ
れた有機物分解処理装置によれば、昇降自在に設けられ
た受圧板7・8のいずれか一方を貯留槽1の下部に位置
させることにより、台車3とともに撹拌機6をレール2
に沿って、矢印(イ)方向あるいは矢印(ロ)方向のい
ずれにも往復動できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記廃棄物
分解処理装置10では、撹拌機6の前後に受圧板7・8
をそれぞれ設け、これら受圧板7・8の一方を上昇、他
方を下降させることにより、撹拌機6を矢印(イ)又は
矢印(ロ)方向へ移動させるようにしたものであるの
で、受圧板7・8を上昇させるスペースを確保する分全
体の高さが高くなり、例えば、上述した廃棄物分解処理
装置10を図9に示すような、豚房11のスノコ12下
に埋設しようとした場合に、地面を深く掘り下げる必要
があってその施工工事が大がかりになり、また、図10
に示すような廃棄物分解処理車内に配置しようとした場
合に、廃棄物貯留容器(符号1で示す)の高さが高くな
り、これを防止するために受圧板7・8を分割する等の
改良が必要となるという問題があった。図10におい
て、受圧板7・8を分割した場合には、これら受圧板7
・8の昇降の際に、これら分割した受圧板7・8を互い
に重ね合わせたり広げたりする必要があり、このとき分
割した受圧板7・8の間に廃棄物Mが入り込んだ場合に
は、廃棄物Mが障害となって受圧板7・8の昇降ができ
なくなるという不具合も生じていた。
【0007】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであって、矢印(イ)−(ロ)方向に往復動を可能
な撹拌機を有するものにおいて、従来とは異なる全く新
しい方式の受圧板によって全体の高さが高くなることが
防止でき、これによって豚房の床面であるスノコ下に埋
設する際の施工工事も簡易に行なうことができ、また、
廃棄物分解容器の高さが高くならない廃棄物分解処理車
を実現することが可能な廃棄物分解処理装置の提供を目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の請求項に示す発明では、有機廃棄物を貯留する
貯留槽と、水平方向に沿って走行自在に設けられ、該貯
留槽内の有機廃棄物を撹拌して該有機廃棄物を発酵分解
処理する撹拌機と有し、撹拌機には、該撹拌機を走行さ
せる受圧板機構が設けられており、この受圧板機構は、
撹拌機を囲むように配置された無端伝導体を有する伝導
手段と、伝導手段の無端伝導体に固定されて、該撹拌機
によりかき揚げられた有機廃棄物により後方側から押圧
されることにより、該撹拌機を前方に走行させる受圧板
と、伝導手段を駆動して、撹拌機の走行方向と反対の側
に受圧板を移動させる受圧板駆動手段とから構成されて
いることを特徴とする。
【0009】第2の請求項に示す発明では、上記受圧板
は、多数の小板が、伝導手段の無端伝導体の移動方向に
沿って隣接配置されることにより構成されていることを
特徴とする。
【0010】第3の請求項に示す発明では、上記受圧板
は、伝導手段の移動方向に沿う長さが撹拌機の高さに近
似するように設定されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の請求項に示す発明では、撹拌機を囲むよ
うに配置された無端伝導体を有する伝導手段と、伝導手
段の無端伝導体に固定されて、該撹拌機によりかき揚げ
られた有機廃棄物により後方側から押圧されることによ
り、該撹拌機を前方に走行させる受圧板と、伝導手段を
駆動して、撹拌機の走行方向と反対の側に受圧板を移動
させる受圧板駆動手段とから、受圧板機構を構成したの
で、受圧板駆動手段を駆動することによって、該受圧板
が無端伝導体の移動経路に沿って移動され、その結果、
従来の廃棄物分解処理装置のように受圧板を上昇、下降
させること無く、該受圧板を撹拌機のいずれの側にも配
置することができる。従って、本発明の廃棄物分解処理
装置では、従来のように受圧板が原因となって全体の高
さが高くなることは無く、これによって豚房の床面であ
るスノコ下に埋設する際の施工工事も簡易に行うことが
でき、また、廃棄物分解容器の高さが高くならない廃棄
物分解処理車を実現することが可能なる。
【0012】第2の請求項に示す発明では、受圧板は、
多数の小板が、伝導手段の無端伝導体の移動方向に沿っ
て隣接配置されることで構成されたものであるので、受
圧板駆動手段によって伝導手段が駆動された場合に、こ
の伝導手段の動きに受圧板が追従し、これによって受圧
板の配置転換を円滑に行うことができる。
【0013】第3の請求項に示す発明では、受圧板の伝
導手段の移動方向に沿う長さは、撹拌機の高さに近似す
るように設定されているので、該受圧板を撹拌機の走行
方向と反対の側に配置した場合に、かき揚げた有機廃棄
物によって受圧板の全面を押圧することができ、これに
よって撹拌機の効率の良い走行が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図6に基づ
いて説明する。なお、本発明に係わる有機物分解処理装
置100では、従来と同様の貯留槽1、レール2、台車
3、撹拌機6を有しており、従って、以下の実施例では
特徴部分である受圧板機構20について詳細に説明す
る。図1に符号20で示す受圧板機構は、撹拌機6を囲
むように配置された伝導手段21と、伝導手段21に固
定されて、該撹拌機6によりかき揚げられた有機廃棄物
Mにより後方側から押圧されることにより、該撹拌機6
を前方に走行させる受圧板22と、伝導手段21を駆動
して、撹拌機6の走行方向と反対の側に受圧板22を移
動させる受圧板駆動手段23とから構成されている。
【0015】伝導手段21は、撹拌機6の各側部位置
に、台車3に固定された固定部材(図示略)に上下方向
に間隔をおいて設けられた一対のスプロケット24と、
上下に間隔をおいて配置されたスプロケット24に、撹
拌機6を囲むように巻回されたチェーン25(無端伝導
体)とを有するものである。前記一対スプロケット24
は、撹拌機6の各側部位置にそれぞれあって合計で2組
が配置されるとともに、上側のスプロケット24の回転
軸24Aは、台車3に回転自在に支持され、これによっ
て受圧板機構20の全体が回転軸24Aを中心として揺
動されるようになっている。受圧板22は、紙面と直交
する方向に板面が配置された多数の小板26が、チェー
ン25の移動方向に沿って隣接配置されてなるものであ
って、該チェーン25の移動方向に沿う長さが、撹拌機
6の高さに近似するように設定されている。
【0016】次に、上記のように構成された有機物分解
処理装置100の動作について説明する。 (一)図1に示すように、受圧板22が撹拌機6の矢印
(ロ)側に配置されている状態で、かき揚げ駆動モータ
によりチェーン4Bを矢印方向に駆動させ、チェーン
4Bに固定された羽根5により、矢印(イ)側に位置す
る有機廃棄物Mを受圧板22の後方側(矢印(ロ)側)
に送り込ませる。これにより受圧板22の後方側に有機
廃棄物Mが貯留され、更にこの貯留された有機廃棄物M
によって該受圧板22が矢印(イ)方向に押圧され、そ
の結果、台車3とともに撹拌機6がレール2に沿って矢
印(イ)方向に走行する。
【0017】(二)図2に示すように、台車3が矢印
(イ)方向に走行して、貯留槽1の末端にまで進んだ場
合には、かき揚げ駆動モータを停止させてチェーン4B
を停止させた状態で、受圧板駆動手段23を駆動して、
スプロケット24を回転させ、図2のように配置された
受圧板22を図3で示すように配置する。そして、この
状態で、かき揚げ駆動モータによりチェーン4Bを矢印
方向に駆動させ、チェーン4Bに固定された羽根5に
より、矢印(ロ)側に位置する有機廃棄物Mを受圧板2
2の後方側(矢印(イ)側)に送り込ませる。これによ
り図3〜図4で示すように受圧板22の後方側に有機廃
棄物Mが貯留され、更にこの貯留された有機廃棄物Mに
よって該受圧板22が矢印(ロ)方向に押圧され、その
結果として、台車3とともに撹拌機6がレール2に沿っ
て矢印(ロ)方向に走行する。
【0018】なお、受圧板機構20では、受圧板駆動手
段23を駆動してスプロケット24を回転させた場合
に、回転軸24Aを中心に揺動して、上下方向に沿う中
心線より偏心して配置される(すなわち、垂直な状態で
は無く、下端部が走行方向と反対側に若干傾斜する)
が、このような受圧板機構20の揺動は、受圧板駆動手
段23の動力を利用して図示しない揺動機構が行なう。
また、受圧板駆動手段23を駆動して、受圧板機構20
全体が回転軸24Aを中心として揺動し、傾斜した状態
となった場合には、揺動機構がロックされてこの傾斜状
態を保持する(以上の動作は、図5〜図6で示すような
走行方向転換時も同様である)。
【0019】(三)図5に示すように、台車3が矢印
(ロ)方向に走行して、貯留槽1の反対側の末端にまで
進んだ場合には、かき揚げ駆動モータを停止させてチェ
ーン4Bを停止させた状態で、受圧板駆動手段23を駆
動して、スプロケット24を回転させ、図5のように配
置された受圧板22を図6で示すように配置する。そし
て、この状態で、かき揚げ駆動モータによりチェーン4
Bを矢印方向に駆動させることにより、上記(一)か
らの動作を繰り返し、撹拌機6が矢印(イ)ー(ロ)方
向に往復動されることになる。
【0020】以上詳細に説明したように本実施例に示す
有機物分解処理装置100では、撹拌機6を囲むように
チェーン25が配置された伝導手段21と、伝導手段2
1のチェーン25に固定されて、該撹拌機6によりかき
揚げられた有機廃棄物Mにより後方側から押圧されるこ
とにより、該撹拌機6を前方に走行させる受圧板22
と、撹拌機6の周囲に沿って、撹拌機6の走行方向と反
対の側に受圧板22を移動させる受圧板駆動手段23と
からなる受圧板機構20を具備したので、受圧板駆動手
段23により、撹拌機6を囲むように配置されている伝
導手段21のチェーン25を駆動することで、該受圧板
22がチェーン25の移動経路に沿って移動され、その
結果、従来の廃棄物分解処理装置10のように受圧板2
2を上昇、下降させること無く、該受圧板22を撹拌機
6のいずれの側(矢印(イ)側又は矢印(ロ)側)にも
配置することができる。従って、上記廃棄物分解処理装
置100では、従来のように受圧板22が原因となって
全体の高さが高くなることは無く、これによって図9に
示すような豚房11の床面のスノコ12下に埋設する際
の施工工事も簡易に行うことが可能となり、また、廃棄
物分解容器の高さが高くならない廃棄物分解処理車(図
10参照)を実現することが可能なる。
【0021】また、上述した廃棄物分解処理装置100
では、伝導手段21のチェーン25の移動方向に分割さ
れた多数の小板26が、該チェーン25に隣接配置され
ることにより受圧板22が構成されているので、受圧板
駆動手段23によってチェーン25が駆動された場合
に、このチェーン25の動きに受圧板22が追従し、こ
れによって受圧板22の配置転換を円滑に行うことが可
能となる。また、受圧板22のチェーン25の移動方向
に沿う長さは、撹拌機6の高さにほぼ一致するように設
定されているので、該受圧板22を撹拌機6の走行方向
と反対の側に配置した場合に、かき揚げた有機廃棄物M
によって受圧板22の全面を押圧することができ、これ
によって撹拌機6の効率の良い走行が可能となる効果も
得られる。
【0022】なお、上記実施例では、伝導手段21の無
端伝導体としてチェーン25を設けたが、このチェーン
25に代えて無端ベルトを設けても良い。そして、無端
伝導体として無端ベルトを使用した場合には、スプロケ
ット25をプーリに変更する。また、上記実施例では、
図2〜図3、図5〜図6に示すように、受圧板駆動手段
23を駆動して、スプロケット24を回転させて、受圧
板22を矢印(イ)側あるいは矢印(ロ)側に臨むよう
に配置したが、このときスプロケット24の回転方向は
特に限定されるものではなく、図中時計方向、反時計方
向のいずれであっても良い。
【0023】
【発明の効果】以上詳細に説明したように第1の請求項
に示す発明では、撹拌機を囲むように配置された無端伝
導体を有する伝導手段と、伝導手段の無端伝導体に固定
されて、該撹拌機によりかき揚げられた有機廃棄物によ
り後方側から押圧されることにより、該撹拌機を前方に
走行させる受圧板と、伝導手段を駆動して、撹拌機の走
行方向と反対の側に受圧板を移動させる受圧板駆動手段
とから、受圧板機構を構成したので、受圧板駆動手段を
駆動することによって、該受圧板が無端伝導体の移動経
路に沿って移動され、その結果、従来の廃棄物分解処理
装置のように受圧板を上昇、下降させること無く、該受
圧板を撹拌機のいずれの側にも配置することができる。
従って、本発明の廃棄物分解処理装置では、従来のよう
に受圧板が原因となって全体の高さが高くなることは無
く、これによって豚房の床面であるスノコ下に埋設する
際の施工工事も簡易に行うことが可能となり、また、廃
棄物分解容器の高さが高くならない廃棄物分解処理車を
実現することが可能なる。
【0024】第2の請求項に示す発明では、受圧板は、
多数の小板が、伝導手段の無端伝導体の移動方向に沿っ
て隣接配置されることで構成されたものであるので、受
圧板駆動手段によって伝導手段が駆動された場合に、こ
の伝導手段の動きに受圧板が追従し、これによって受圧
板の配置転換を円滑に行うことが可能となる。
【0025】第3の請求項に示す発明では、受圧板の伝
導手段の移動方向に沿う長さは、撹拌機の高さに近似す
るように設定されているので、該受圧板を撹拌機の走行
方向と反対の側に配置した場合に、かき揚げた有機廃棄
物によって受圧板の全面を押圧することができ、これに
よって撹拌機の効率の良い走行が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる廃棄物分解処理装置100が矢
印(イ)方向に走行する際の動作を示す側面図。
【図2】図1に示す廃棄物分解処理装置100の走行方
向転換動作を示す側面図。
【図3】図2に続く廃棄物分解処理装置100の走行方
向転換動作を示す側面図。
【図4】図3で走行方向を転換した廃棄物分解処理装置
100が矢印(ロ)方向に走行する際の動作を示す側面
図。
【図5】図4に示す廃棄物分解処理装置100の走行方
向転換動作を示す側面図。
【図6】図5に続く廃棄物分解処理装置100の走行方
向転換動作を示す側面図。
【図7】従来の有機物分解処理装置10を示す側面図。
【図8】従来の有機物分解処理装置10を示す側面図。
【図9】上記有機物分解処理装置10・100が設置さ
れる豚房を示す平面図。
【図10】上記有機物分解処理装置10・100が設置
される廃棄物分解処理車を示す正面図。
【符号の説明】
M 有機廃棄物 1 貯留槽 2 レール 6 撹拌機 20 受圧板機構 21 伝導手段 22 受圧板 23 受圧板駆動手段 24 スプロケット 25 チェーン(無端伝導体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機廃棄物を貯留する貯留槽と、水平方
    向に沿って走行自在に設けられ、該貯留槽内の有機廃棄
    物を撹拌して該有機廃棄物を発酵分解処理する撹拌機と
    有し、 撹拌機には、該撹拌機を走行させる受圧板機構が設けら
    れており、 この受圧板機構は、撹拌機を囲むように配置された無端
    伝導体を有する伝導手段と、伝導手段の無端伝導体に固
    定されて、該撹拌機によりかき揚げられた有機廃棄物に
    より後方側から押圧されることにより、該撹拌機を前方
    に走行させる受圧板と、伝導手段を駆動して、撹拌機の
    走行方向と反対の側に受圧板を移動させる受圧板駆動手
    段とから構成されていることを特徴とする廃棄物分解処
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記受圧板は、多数の小板が、伝導手段
    の無端伝導体の移動方向に沿って隣接配置されることに
    より構成されていることを特徴とする請求項1記載の廃
    棄物分解処理装置。
  3. 【請求項3】 上記受圧板は、伝導手段の移動方向に沿
    う長さが撹拌機の高さに近似するように設定されている
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の廃
    棄物分解処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113145620A (zh) * 2021-05-07 2021-07-23 郑州航空工业管理学院 一种旋转式垃圾发酵箱

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113145620A (zh) * 2021-05-07 2021-07-23 郑州航空工业管理学院 一种旋转式垃圾发酵箱

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