JPH08131676A - 縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシン - Google Patents

縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシン

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JPH08131676A
JPH08131676A JP29906294A JP29906294A JPH08131676A JP H08131676 A JPH08131676 A JP H08131676A JP 29906294 A JP29906294 A JP 29906294A JP 29906294 A JP29906294 A JP 29906294A JP H08131676 A JPH08131676 A JP H08131676A
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野 章 嘉 笹
Mikio Koike
池 三 喜 夫 小
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 縫製可能な模様の表示が可能なミシンを提供
する。 【構成】 下糸残量検出手段8で検出した下糸残量と模
様データ記憶手段1からの必要下糸量に基づいて、縫製
可能模様検出手段9は縫製可能な模様を検出して、表示
制御手段5を介して表示手段6に表示させる。縫製可能
か否かを判断する模様の順序は縫製可能模様判断順序付
与手段7により与えられ、この順序に従って縫製可能模
様検出手段9は判断し模様を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は縫製可能模様を表示可
能な刺繍ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】記憶装置に模様を形成する縫い目データ
を記憶させておき、このデータに基づいて刺繍縫いを行
うことが可能なミシンが普及している。このようなミシ
ンにおいて、近年の記憶装置の容量の増大化に伴い、複
雑な模様データを記憶させることも可能になり、またこ
のような複雑な模様を組み合わせて刺繍縫いを行えるよ
うになって来ており、刺繍縫いのための針数が拡大しつ
つある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし針数の拡大に伴
い、刺繍縫い実行途中に下糸がなくなることが頻発する
問題が生じている。刺繍途中に下糸がなくなると、ミシ
ンを止めて模様を停止位置から数十針前に戻し、下糸を
補充して再起動する必要があり、その戻し作業が煩雑で
時間を要する欠点があった。このような欠点を改善する
ために、特願平4−334987号、特願平4−146
665号、特願平4−163652号等により、下糸残
量を表示したり、下糸残量の不足を警告可能なミシンが
本願出願人により既に提案されている。本発明はこれら
の発明を更に発展させ、縫製可能な模様を表示可能な刺
繍ミシンを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するために本発明の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミ
シンは、選択可能な複数の模様に対応する縫い目を形成
させ、又該模様を表示させるための模様データを与える
手段と、該模様データを与える手段から所望の模様を選
択し対応する模様データを得る手段と、該選択した模様
の模様データに基づいて縫い目を形成する手段と、前記
選択した模様の模様データに基づいて模様を表示する手
段と、前記選択した模様を形成するに必要な下糸量を表
すデータを与える手段と、ミシンに装着されている下糸
の残量を検出する手段と、前記選択する模様が縫製可能
か否か判断する順序に関する情報を与える手段と、該検
出する手段からの下糸残量と前記必要な下糸量を表すデ
ータとから、前記選択した模様が縫製可能か否か前記順
序に関する情報に従った順序で判断し、縫製可能な模様
を検出する手段と、前記検出する手段により検出された
模様について縫製可能表示を前記表示する手段に表示さ
せる手段と、を備えたことを特徴とする。模様データを
与える手段はメモリなどの記憶装置や或いは画像スキャ
ナ等から画像を読み取って、模様データを作成する装置
等であって、これにより模様データを供給する。この模
様データは通常縫い目を形成するため縫い目形成データ
と模様を表示装置に表示するための表示データとから構
成される。模様データを与える手段にからの模様データ
は選択可能であって、ユーザは所望の単数又は複数の模
様を選択できるようになっている。この模様データに基
づいて縫い目を形成する手段により縫製が実行され、ま
た表示する手段に該模様が表示されるようになってい
る。下糸量を表すデータを与える手段としては、予め模
様に対応した必要下糸量を記憶した記憶手段で良く、こ
の場合、下糸量を表すデータを与える手段と、模様デー
タを与える手段を共通の記憶手段により構成し、必要下
糸量を表すデータを前記模様データに付随させておいて
も良い。また、また直接必要下糸量を記憶せず、模様の
針数を記憶させておき、ここから必要下糸量を算出する
ように構成することも可能である。また、模様を形成す
るための縫い距離を求めて、これに所定の定数を乗じて
下糸必要量を求めることま可能である。下糸の残量を検
出する手段としては種々のものが採用可能であるが、例
えば本願出願人により提案された特開平1−12699
6号に開示された構成のものを使用すれば良い。必要と
する下糸量のデータと下糸残量のデータは縫製可能模様
検出手段に送られ、ここで前記選択した模様が該下糸残
量で縫製可能か否か判断され、縫製可能な模様が検出さ
れる。選択された模様が複数の場合は、縫製可能か否か
判断する順序に関する情報を与える手段からの情報によ
る順序に従って、判断する。この順序に関する情報を与
える手段は、例えばユーザが判断順序を指定するキー等
でも良いし、或いは模様データに付随させた判断の優先
順位に関するデータ等であっても良い。例えば、必要下
糸量に応じた優先順位を予め決めておき、この順位を記
憶させておけば良い。判断の順序としては、模様の縫製
順や配列順、或いは下糸必要量の大きい順、下糸必要量
の小さい順、模様の重要性の順、模様の同一色の順等が
ある。また、ユーザが希望する順を任意に指定できるよ
うにしても良い。選択された模様が単数の場合には、該
1つの模様に付いて判断される。縫製可能表示は、該当
する模様を他の部分と色分けして表示するのが良く、ま
た斜線や点などの表示上の変化や輝度の変化或いは点滅
などにより表示することも可能である。なお、前記表示
手段に表示された模様と縫製可能模様は、単に表示させ
ておくだけでなく、これらを印刷出力する手段により印
刷するようにすることも可能である。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、模様データ記憶手段1には複数の模
様を形成するための縫い目データと表示手段6に該模様
を表示させるための表示データ及び該模様を縫製するに
必要な必要下糸量Hkとが記憶されている。この模様は
模様選択手段2により選択可能になっており、単数或い
は複数の模様を選択できるように構成されている。各模
様には模様コードが付されており、該コードにより模様
を認識できるようになっている。模様自体が複数の小模
様から形成される場合には、図示するように各小模様毎
に模様コードが付され、各々に縫い目データと表示デー
タ及び必要下糸量Hkとが記憶されている。模様選択手
段2で選択された模様の表示データは表示制御手段5に
送られ、表示手段6に表示される。また、該模様の縫い
目データは縫い目形成機構制御手段3に送られて、縫い
目形成機構4により該模様の刺繍縫いが実行されるよう
に構成されている。
【0006】また必要下糸量Hkは縫製可能模様検出手
段9に送られるようになっている。なお、この実施例で
は必要下糸量Hkを模様データ記憶手段1に記憶させて
いるが、これに限定されることなく、必要下糸量データ
付与手段として、別に設けても良い。また直接必要下糸
量を記憶せず、模様の針数を記憶させておき、ここから
必要下糸量を算出して出力するように構成することも可
能である。即ち、予め一針に必要な下糸必要量を決めて
おき、これに針数を乗じて計算することも可能である。
また、縫い目データの相対移動量を累計して縫い距離を
求め、これに所定の定数を乗じて下糸必要量を求める等
の構成も可能である。
【0007】縫い目形成機構4における、現在装着され
た下糸の残量は下糸残量検出手段8により検出されるよ
うになっている。下糸残量検出手段8は、この実施例で
は縫い目形成機構4のボビンに装着された下糸の残量を
検出するようになっており、前記した特開平1−126
996号に開示された構成のものを使用している。
【0008】縫製可能模様検出手段9は、模様データ記
憶手段1の必要下糸量Hkと、下糸残量検出手段8から
の下糸残存量とを比較し、下糸残量検出手段8で検出さ
れた下糸残存量で選択された模様が縫製可能か否か判断
し、縫製可能な模様を検出するようになっている。この
際選択された模様が複数ある場合には、縫製可能模様判
断順序付与手段7で指定された順序に従って縫製可能か
否かの判断を行うようになっている。
【0009】縫製可能模様判断順序付与手段7は例え
ば、ユーザが操作して任意の或いは所定の判断の順序を
指定可能な操作手段等であっても良いし、或いは選択さ
れた模様に応じて予め決められた順序を縫製可能模様判
断順序付与手段7が与えるようにしても良い。例えば、
模様の必要下糸量Hkの大きい模様を先に判断する等必
要下糸量Hkに応じて優先順位を決めておき、選択され
た模様によりこの優先順位を縫製可能模様検出手段9に
指示するようにしても良い。また模様の配列順や縫製順
を判断順序として指示させるようにすることも可能であ
る。更に、模様の色分けに対応した順序や選択順序、模
様データ記憶手段1に記憶されている順序等他のどのよ
うな順序を指示できるようにすることも可能である。
【0010】表示制御手段5は縫製可能模様検出手段9
から検出された縫製可能な模様に、縫製可能表示を付し
て表示手段6に表示させるようになっている。この実施
例では縫製可能な模様を色分けで表示させるようになっ
ている。
【0011】図5により、縫製可能模様判断順序付与手
段7による判断の順序の指定と、縫製可能模様検出手段
9による縫製可能な模様の検出及び表示について、具体
例を挙げて説明する。例えば、図5(A)に示すように
大中小の3つの模様を模様データ記憶手段1から選択
し、図示するような配列で縫製を行うとする。大中小の
必要下糸量Hkはそのまま大中小の順とする。(B)に
示すように縫製可能模様判断順序付与手段7で必要下糸
量Hkの大きい順に判断する旨の指示が出された場合に
は、選択された模様が大中小の順に順序付けられて、縫
製可能模様検出手段9はこの順に模様が縫製可能か否か
判断する。即ち、最初に大について残存下糸量から縫製
可能か否か判断し、可能であれば次に中について判断す
る。この際残存下糸量から大に使用する下糸量を差し引
いたものと中の必要下糸量Hkとを比較する。このよう
に順次指定された順序に従って、比較する。(B)の場
合、大の縫製は可能であるが、続いて中の縫製は途中ま
でしか行うことができず、縫製可能模様検出手段9は大
のみを縫製可能と判断し、この大のみが色分け表示され
ている。
【0012】(C)の例では必要下糸量Hkの小さいも
のから判断するように縫製可能模様判断順序付与手段7
から指示された場合を示しており、小と中が縫製可能で
あり、この2つの模様が色わけ表示されている。(D)
では、模様の配列順である中小大の順に判断する場合の
例を示しており、中小の模様が色分け表示されている。
(E)はユーザが模様の重要度や色分け、その他の基準
に基づいて中大小の順序を指定した場合の、例を示して
おり、ここでは中と大の途中まで縫製可能と判断され、
中のみが検出されて色分け表示されている。(F)は同
様にユーザにより、大小中の順序が指定され、大小が色
分け表示されている。なお、上記は判断及び表示の一例
を示すものであって、本発明の範囲内であれば他の判断
及び表示も当然に可能である。また、縫製可能な模様の
表示は色分けではなく、表示の濃淡や斜線や塗りつぶ
し、輝度の変化或いは点滅など種々の形態を採用可能で
ある。
【0013】図2により、上記実施例をマイクロコンピ
ュータを用いて実現した場合のハードの構成例を説明す
る。中央演算処理装置20はミシンモータ駆動回路23
とX−Yモータ駆動回路40を制御して、X方向モータ
41とY方向モータ42を駆動しつつ縫い目形成機構2
4を駆動して、模様データ記憶手段21に記憶され、模
様選択釦22に選択された模様の縫い目を形成させるよ
うに構成されている。ミシンモータ駆動回路23の速度
は速度コントローラ44により制御され、またX方向モ
ータ41とY方向モータ42は図3に示す刺繍枠43を
x−y方向に移動させて刺繍縫いを実現させるようにな
っている。
【0014】中央演算処理装置20は表示制御装置25
を介して表示装置26に選択された模様の表示を行わせ
るようになっており、該表示装置26は図4に示すよう
にミシン本体Xのアーム部に設けられている。該表示装
置26には前記模様選択釦22がタッチパネルとして形
成されており、表示装置26に表示された模様をタッチ
パネルにより選択できるようなっている。
【0015】模様データ記憶手段21には複数の模様が
模様コードを付されて記憶されており、各模様データは
縫い目データと表示データ及び必要下糸量Hkとから構
成されている。また縫い目形成機構24には下糸残量検
出センサ28が設けられており、現在装着されているボ
ビンの下糸残存量を検出して中央演算処理装置20に入
力するようになっている。中央演算処理装置20は入力
した下糸残存量と模様データ記憶手段21に記憶されて
いる必要下糸量Hkとから、縫製可能模様検出プログラ
ム記憶装置30に記憶されたプログラムに基づいて縫製
可能な模様を検出するように構成されている。縫製可能
模様検出プログラム記憶装置30において縫製可能か否
か判断する模様の順序は、縫製可能模様判断順選択釦3
3により指定可能になっており、ユーザは必要下糸量H
kの大きい順、必要下糸量Hkの小さい順或いは配列
順、縫製順、模様の色に従った順序等の指示を出せるよ
うになっている。また、任意の順序を設定可能になって
いる。一時記憶装置31には縫製可能模様検出プログラ
ム記憶装置30からの指示に対応して、選択された模様
に順番の番号付けを行うプログラムが格納されており、
中央演算処理装置20はこれに従って選択された模様の
縫製可能判断の順序付けを行い、この順序を一時記憶装
置31に記憶させるように構成されている。
【0016】縫製可能模様検出プログラム記憶装置30
のプログラムに従って検出された縫製可能な模様につい
ては表示制御装置25を介して表示装置26において縫
製可能表示(この実施例では色分け)が付され、前記図
5に示すように色分け表示されるように構成されてい
る。なお、この実施例では縫製可能模様表示選択釦29
を備えており、ユーザが該縫製可能模様表示選択釦29
を操作した時に、縫製可能模様を検出し、表示するよう
になっている。なお、縫製可能模様判断順選択釦33か
ら順序の指示がない時は、配列順等の所定のイニシャル
モードを設定しておき、この順に従って判断させるよう
になっている。
【0017】この実施例では更に印刷装置32を備えて
おり、表示装置26に表示された模様及び縫製可能表示
をプリントアウトできるようになっている。
【0018】図3により動作を説明する。模様選択釦2
2が操作され、模様選択がなされ、模様が表示され、
(ステップS1、2)、縫製可能模様表示選択釦29の
操作があると(ステップS3)、中央演算処理装置20
は縫製可能模様判断順序付けプログラム記憶装置34の
プログラムに従って、選択された模様の順序付けを行
い、該順序に従って模様番号をk=1〜Nまで割り振
る。そして該順序を一時記憶装置31に記憶する(ステ
ップS4)。次に、下糸残量検出センサ28による下糸
残存量の検出値を入力し(ステップS5)、選択された
模様数Nを記憶し(ステップS6)、累計必要下糸量H
sをゼロと置く(ステップS7)。またkを1とする
(ステップS8)。そして最初の模様、k=1について
模様データ記憶手段21に格納されている必要下糸量H
kと残存下糸量を比較する(ステップS9)。下糸残存
量が必要下糸量より多いと、当該模様を色分け表示させ
ると共に、その模様コードを一時記憶装置31に記憶す
る(ステップS10)。そして、累計必要下糸量Hsに
その模様の必要下糸量Hkを累積し(ステップS1
1)、k=Nか否か判断する(ステップS12)。ステ
ップ9で下糸残存量が必要下糸量Hkよりも小さい場
合、またステップ12でkがN以下の場合には、kに1
を加え(ステップS14)、必要下糸量Hkにいままで
縫製可能とされた模様の必要下糸量の累積値Hsを加え
て(ステップS15)、ステップ9に戻る。以上の動作
を模様数N全てについて、実行して縫製可能模様を検出
する。検出が完了し、縫製可能模様がゼロの場合には
(ステップS13)、中央演算処理装置20は表示装置
26に下糸不足の警告及び交換を促す表示を実行させ
(ステップS16)、ユーザが下糸交換等の操作をして
再び縫製可能模様表示選択釦29を操作した場合は(ス
テップS17)、ステップ5に戻る。操作していなけれ
ば動作を終了する。
【0019】縫製可能模様がある場合は(ステップS1
3)、速度コントローラ44の操作があった時に(ステ
ップS18)、模様データ記憶手段21から縫製可能模
様の縫い目データを読み出し(ステップS19)、縫い
目形成を実行する(ステップS20)。そして全ての縫
製可能模様の縫製が終了したら(ステップS21)、動
作を終了する。
【0020】以上説明した実施例によれば、選択した模
様が現在の下糸残存量で縫製可能か否か判断され、縫製
可能な模様が検出され表示装置26に色分けで表示され
る。しかも、縫製可能か否かの判断の順番は必要下糸量
Hkの大きい順や小さい順等種々の基準により指定可能
であるから、ユーザは表示装置26を見ながら現在の下
糸残量で縫製可能な模様を種々の順序で探すことが出
来、下糸の効率的な利用をはかることが可能である。ま
た、縫製可能な模様がない場合は下糸量の不足の警告が
なされるから、縫い開始前に下糸の交換を行うことが可
能になる。更に、表示装置26に表示された模様と縫製
可能模様は、単に表示させておくだけでなく、印刷装置
32により印刷出力できる等の効果がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の縫製可能模
様を表示可能な刺繍ミシンは、選択した模様に関して、
現在の下糸残存量に基づいて縫製可能な模様を種々の基
準に従った順序で探索し、検出することが可能であり、
該検出結果を表示させることが可能になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示す回路ブロック構成図。
【図3】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
図。
【図4】本発明の一実施例を示す外観斜視図。
【図5】本発明の一実施例の動作と表示例の説明図。
【符号の説明】
1:模様データ記憶手段、2:模様選択手段、3:縫い
目形成機構制御手段、4:縫い目形成機構、5:表示制
御手段、6:表示手段、7:縫製可能模様判断順序付与
手段、8:下糸残量検出手段、9:縫製可能模様検出手
段、20:中央演算処理装置、21:模様データ記憶手
段、22:模様選択釦、23:ミシンモータ駆動回路、
24:縫い目形成機構、25:表示制御装置、26:表
示装置、28:下糸残量検出センサ、29:縫製可能模
様表示選択釦、30:縫製可能模様検出プログラム記憶
装置、31:一時記憶装置、32:印刷装置、33:縫
製可能模様判断順選択釦、34:縫製可能模様判断順序
付けプログラム記憶装置、40:X−Yモータ駆動回
路、41:X方向モータ、42:Y方向モータ、43:
刺繍枠、44:速度コントローラ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択可能な複数の模様に対応する縫い目
    を形成させ、又該模様を表示させるための模様データを
    与える手段と、 該模様データを与える手段から所望の模様を選択し対応
    する模様データを得る手段と、 該選択した模様の模様データに基づいて縫い目を形成す
    る手段と、 前記選択した模様の模様データに基づいて模様を表示す
    る手段と、 前記選択した模様を形成するに必要な下糸量を表すデー
    タを与える手段と、 ミシンに装着されている下糸の残量を検出する手段と、 前記選択された模様が縫製可能か否か判断する順序に関
    する情報を与える手段と、 該検出する手段からの下糸残量と前記必要な下糸量を表
    すデータとから、前記選択した模様が縫製可能か否か前
    記順序に関する情報に従った順序で判断し、縫製可能な
    模様を検出する手段と、 前記検出する手段により検出された模様について縫製可
    能表示を前記表示する手段に表示させる手段と、 を備えたことを特徴とする縫製可能な模様を表示可能な
    刺繍ミシン。
  2. 【請求項2】 前記順序に関する情報を与える手段が、
    縫製順序に対応した順序を与える、 請求項1に記載の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシ
    ン。
  3. 【請求項3】 前記順序に関する情報を与える手段が、
    模様配列順序に対応した順序を与える、 請求項1に記載の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシ
    ン。
  4. 【請求項4】 前記順序に関する情報を与える手段が、
    ユーザの希望する任意の順序を与える、 請求項1に記載の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシ
    ン。
  5. 【請求項5】 前記順序に関する情報を与える手段が、
    必要下糸量に対応した順序を与える、 請求項1に記載の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシ
    ン。
  6. 【請求項6】 前記必要下糸量に対応した順序が、必要
    下糸量の大きい順である、 請求項5に記載の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシ
    ン。
  7. 【請求項7】 前記必要下糸量に対応した順序が、必要
    下糸量の小さい順である、 請求項5に記載の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシ
    ン。
  8. 【請求項8】 前記縫製可能表示が、縫製可能な模様の
    色分け表示である、 請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7に記載
    の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシン。
  9. 【請求項9】 前記表示手段に表示された模様と縫製可
    能表示を印刷出力する手段を更に備えた、 請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8
    に記載の縫製可能な模様を表示可能な刺繍ミシン。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002113276A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Juki Corp ミシン
US7908985B2 (en) 2007-03-13 2011-03-22 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Sewing machine and computer-readable recording medium storing thread amount processing program
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