JPH08130516A - デイジタル信号受信システム - Google Patents

デイジタル信号受信システム

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JPH08130516A
JPH08130516A JP6290539A JP29053994A JPH08130516A JP H08130516 A JPH08130516 A JP H08130516A JP 6290539 A JP6290539 A JP 6290539A JP 29053994 A JP29053994 A JP 29053994A JP H08130516 A JPH08130516 A JP H08130516A
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晃一 後藤
Shinichi Fukushima
慎一 福島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はデイジタル信号受信システムにおい
て、対話性の優れた受信システムを実現する。 【構成】大量のデイジタル信号を帯域圧縮符号化した状
態のまま伝送路から取り込んで記録媒体に一旦記録して
おき、ユーザが所望するデイジタル情報だけを記録媒体
から読み出して視聴できるようにする。これによりいつ
でも必要な情報を自由に得ることができる対話性の優れ
たデイジタル信号受信システムを容易に得ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用 実施例(図1〜図10) (1)受信システムの概要(図1) (2)受信システムの構成(図2〜図4) (2−1)暗号化解除ブロツクを受信端末及びストレー
ジ装置の双方にもつ場合のシステム構成(図2) (2−2)暗号化解除ブロツクを受信端末にのみもつ場
合のシステム構成(1)(図3) (2−3)暗号化解除ブロツクを受信端末にのみもつ場
合のシステム構成(2)(図4) (3)GUIによる画面の切換え(図5) (4)使用例(図6〜図10) (5)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はデイジタル信号受信シス
テムに関し、例えば映画ソフトの電子宅配サービスを実
現するのに好適なものである。
【0003】
【従来の技術】今日、ユーザはテレビジヨン放送の他、
映像のパツケージソフトをレンタルしたり購入すること
により家庭で様々な映画ソフトを楽しむことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでユーザが映像
のパツケージソフトをレンタルしたい場合や購入したい
場合、ユーザはその都度、パツケージソフトを扱つてい
るレンタル店や販売店に足を運ばなければならない。し
かもその際にユーザが所望するパツケージソフトが貸出
中の場合や品切れの場合にはユーザはそのパツケージソ
フトを手に入れるために数日間も待たなければ成らない
こともあり不便を強いられている。
【0005】また現在、有料のケーブルテレビジヨンサ
ービス(アナログ)が運用されており、このサービスに
よつても様々な映画ソフトを家庭で楽しむことができる
が、各家庭には局側がプログラムした番組が一方的に供
給されるため視聴時間や番組内容がユーザの都合に合わ
せて選択できない不便さがある。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、局側とユーザとの対話性を向上させ、かつユーザの
利便性を格段的に向上させることができるデイジタル信
号受信システムを提案しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、帯域圧縮符号化されかつ暗号化さ
れて伝送されてくるデイジタル信号(S1)を受信する
受信手段(3)と、デイジタル信号(S1)にかけられ
ている暗号を解除し、課金する暗号解除手段(4A)
と、暗号が解除されたデイジタル信号を復号して帯域を
伸張する復号手段(9)と、復号手段(9)によつて帯
域が伸張される前のデイジタル信号を記録媒体に一括し
て記録する記録手段(8)と、ユーザの操作入力のため
画面上に図形を表示するグラフイツクユーザインターフ
エースコントロール手段(5A)とを備え、記録媒体に
記録されたデイジタル信号のうちグラフイツクユーザイ
ンターフエースコントロール手段(5A)によつて適宜
選択されたユーザが所望するデイジタル情報だけを視聴
できるようにする。
【0008】
【作用】大量のデイジタル信号が帯域圧縮符号化された
状態のまま伝送路から取り込まれて記録媒体に記録され
ていることにより、ユーザは所望するデイジタル情報を
記録媒体から読み出すことによりいつでも自由に必要と
される情報を得ることができる。これにより対話性の優
れた受信システムを実現できる。
【0009】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0010】(1)受信システムの概要 この実施例で説明する受信システムは受信端末とストレ
ージ装置とを組み合わせることにより、ユーザが必要と
する情報をいつでも自由に視聴することができる機能を
実現するものである。図1にこの受信システムに必要と
なる基本的な構成要素の組み合わせと実現できる機能と
を一覧表によつて表示する。
【0011】まず図1(A)にケーブル又は衛星等を介
して伝送される帯域圧縮されたデイジタル情報の例を示
す。デイジタル情報としては映画ソフトや音楽ソフト、
電子プログラムガイド(チヤンネルと番組内容との一覧
表)やシヨツピングガイド(商品カタログと値段等)の
他、ゲームソフトが考えられる。この実施例では映像の
帯域圧縮方法として例えばMPEG(Moving Picture E
xperts Group)を用いる。
【0012】図1(B)が各種のデイジタル情報を伝送
路を介して受信する受信端末1の概略構成である。受信
端末1はオペレーテイングシステム(OS:Operating
System)と圧縮符号化デコーダ(例えばMPEGデコー
ダ)とを基本構成としており、受信したストレージ装置
2(図1(C))から再生したデイジタル情報又は伝送
路から受信したデイジタル情報をデコードしてテレビジ
ヨン受像機等に出力する構成となつている。
【0013】図1(C)は受信端末1に対して外部接続
又は内蔵されるストレージ装置2を示している。図に示
すように、ストレージ装置2としてはデイジタルビデオ
カセツトレコーダやデイジタルビデオデイスクレコーダ
の他、デイジタルビデオデイスクプレーヤ(デコーダな
し)やハードデイスクが考えられる。いずれにしてもス
トレージ装置2は伝送路を介して受信される大容量のデ
イジタルデータを一括して格納するのに用いられ、これ
によりユーザは各記録媒体の容量に応じた様々なサービ
スを享受できるようになされている。
【0014】例えばユーザの視聴しようとするデイジタ
ル情報が全てストレージ装置2に圧縮された状態で格納
されていることを用いることにより、必要な情報を必要
なときにいつでも即座に視聴できる家庭内ビデオオンデ
マンドを実現することができる。しかも画面上に表示さ
れる映像は局側から実時間で伝送されてくる情報そのも
のではないため映像を一時停止させて視聴したり、変速
再生等して視聴することもできる。
【0015】またユーザはこの他にも、セルソフトの電
子デリバリー、大量の動画クリツプ付きシヨツピング情
報によるネツトワークシヨツピング、ゲームソフトの電
子デリバリー等、様々サービスを享受することができる
ようになる。以上はユーザにとつての利点であるが、通
信サービス業者にとつても様々な利点が考えられる。例
えば伝送コストの削減、伝送路の有効活用、及びサーバ
ーコストの削減等さまざまな効果を実現することが可能
となる。またインフオメーシヨンプロバイダーにとつて
もセルソフトやレンタルソフトのパツケージ在庫をもた
なくて良いという利点が考えられる。
【0016】(2)受信システムの構成 次に上述の受信システムの構成例を説明する。受信シス
テムの形態には商品形態に応じて受信端末とストレージ
装置とを一体型化した形態の他、受信端末とストレージ
装置とを外部接続して用いる形態も含む。この項では受
信端末とストレージ装置とを外部接続して用いる商品形
態の構成例を図2〜図4に説明する。
【0017】(2−1)暗号化解除ブロツクを受信端末
及びストレージ装置の双方にもつ場合のシステム構成 この場合の例を図2に示す。受信端末1は伝送路(ケー
ブル又は衛星)を介して受信されたデイジタルデータS
1をフロントエンドブロツク3のチユーナ3Aに入力
し、視聴するチヤンネルを選択する。続いて復調器3B
によつて伝送路に応じた復調方式で復調し、エラー訂正
回路3C等を介して暗号化解除ブロツク4A及び4Bに
出力する。
【0018】暗号化解除ブロツク4A及び4Bは登録さ
れたユーザのみがもつことができる解除キーによつてデ
イジタルデータS2にかけられている暗号を解除すると
共に、デイジタルデータS2のパケツト構造を解除して
出力するようになされている。因に暗号化解除ブロツク
4A及び4Bに入力されるデイジタル情報には局側から
提供されるソフトデータの他、大量のデータ中からユー
ザが必要とする情報をテレビモニタ上等で容易に選択で
きるようにするための一般データが含まれているものと
する。
【0019】この一般データはテキストデータ、フオン
トデータ、イメージデータ、グラフイツクデータ等でな
り、場合によつては動画データも含まれる。暗号化解除
ブロツク4A及び4BはデイジタルデータS2の中から
一般データを抜き出し、これをデータポートを介してG
UIコントローラ5A及び5Bに送出する。ここでGU
Iコントローラ5A及び5Bに取り込まれた一般データ
はCPUバスを介してハードデイスク装置6に一旦格納
され、ユーザからの指示に応じて適宜読み出されるよう
になつている。因にハードデイスク装置6に静止画デー
タや短時間の動画データを格納するようにすれば、例え
ばプレビユー機能やGUI上の静止表示の他、グラフイ
ツク表示にも利用することができる。
【0020】またGUIコントローラ5A及び5Bはユ
ーザが選択したソフトデータに暗号がかけられており暗
号を解除するのに料金を支払う必要がある場合や画面上
で確認したソフトや商品の購入指示があつた場合にはモ
デム7を介して課金データS4を所定の管理局へ送信す
るようになされている。さて前述したように、この受信
システムの特徴は伝送路を介して受信される大量のデイ
ジタルデータを帯域圧縮された状態で記録媒体に一旦記
録することにある。
【0021】この例の場合、ストレージ装置2に設けら
れている暗号化解除ブロツク4Bから出力されるデイジ
タルデータS3がデイジタル記録装置8に送出され、記
録媒体に記録される。このデイジタル記録装置8は入力
されたデイジタルデータS3をパケツト分離する他、変
速再生処理やタイムベースコレクタ処理やエラー訂正符
号のパリテイ付加、変調等の処理を施し、これを記録媒
体に記録するようになされている。このとき記録媒体に
はソフトデータの他、前述した一般データの一部を記録
媒体の特定エリア内に記録することも可能である。
【0022】さてこのようにデイジタル記録装置8への
デイジタルデータS3の書き込みが終了した段階でユー
ザより再生指示が入力されると、デイジタル記録装置8
に対してGUIコントローラ5Bからアクセス指令が送
出され、記録媒体の所望の絶対アドレスに記録されてい
るデイジタルデータS5の読み出しが開始される。再生
信号は復調後、エラー訂正され、さらにパケツト処理さ
れてMPEGデコーダ9に送出される。
【0023】MPEGデコーダ9は受信端末1に内蔵さ
れている暗号化解除ブロツク4A又はストレージ装置2
に内蔵されているデイジタル記録装置8から入力される
デイジタルデータS3又はS5を入力し、デイジタルデ
ータにかけられている帯域圧縮処理(MPEG処理)を
解凍してテレビジヨンモニタ装置等に出力する。
【0024】(2−2)暗号化解除ブロツクを受信端末
にのみもつ場合のシステム構成(1) 次に図2との対応部分に同一符号を付して示す図3を用
いて、暗号化解除ブロツクを受信端末にのみもつ場合の
システム構成の一例を説明する。図3に示す受信システ
ムと前項の受信システムとの違いは暗号のかかつたまま
の状態でデイジタルデータを一旦記録媒体に記録してお
き、ユーザによつて選択されたデイジタルデータの暗号
を再生時に解除し、同時に課金する点である。またこの
受信システムはデイジタル記録装置8からデイジタルデ
ータを再生する際に変速再生(早送り再生や巻戻し再生
等)を実現するため、フレーム内符号化された画像デー
タのみ記録時に暗号を解除しておく点が異なつている。
【0025】すなわちこの例の場合、受信端末11は暗
号化解除ブロツク4AがデイジタルデータS2を受信す
る時、フレーム内符号化された画像データに対応するデ
イジタルデータについてのみ暗号を解除し、これをフレ
ーム内符号化画像データS6としてストレージ装置12
に出力する。そしてこの暗号が解除されたフレーム内符
号化画像データS6と暗号がかかつたままのデイジタル
データS2とをストレージ装置12のミキサ10で混合
する。これによりデイジタル記録装置8の記録媒体には
圧縮データを解凍するだけで画像内容を確認できるフレ
ーム内符号化画像データS6と暗号のかかつた状態の画
像データS2とが同時に記録される。
【0026】この例の場合、記録媒体から読み出される
デイジタルデータは2つの信号経路を介して再生され
る。まず1つは通常再生時の信号経路である。このとき
デイジタル記録装置8は読み出した再生デイジタル信号
S7を受信端末11の暗号化解除ブロツク4Aの入力端
子側に与え、ユーザの選択した情報にかけられている暗
号をこの段階で解除してからMPEGデコーダ9に出力
する。すなわち記録媒体に記録された段階では情報の機
密性を保つことができ、画像ソフトやゲームソフト等の
提供を提供する著作権者にとつても都合が良い。
【0027】またこのとき記録媒体に記録されているデ
イジタルデータは帯域圧縮符号化されているため短時間
の間に数本〜10本程度の映画画像データを記録するこ
ともでき、回線使用効率上も望ましく、またユーザも記
録媒体を有効に利用できる。さらにこの場合には記録媒
体にデータを一度記録しているため映画の途中で画面を
静止させたり、早送り再生や巻戻し再生等の変速再生も
実現でき、ユーザの使い勝手も良い。
【0028】一方、変速再生時の信号経路は次の通りで
ある。このときデイジタル記録装置8は記録媒体上から
フレーム内符号化画像データS6を抜き出して再生し、
これを再生フレーム内符号化画像データS8としてMP
EGデコーダ9に直接出力する。これにより暗号化解除
ブロツク4Aを通すことによる処理時間の不足を回避し
た再生が可能となる。
【0029】(2−3)暗号化解除ブロツクを受信端末
にのみもつ場合のシステム構成(2) 次に図3との対応部分に同一符号を付して示す図4を用
いて、暗号化解除ブロツクを受信端末にのみもつ場合の
システム構成のもう1つの例を説明する。図4に示す受
信システムと前項の受信システムとの違いは暗号化解除
ブロツクで一旦全てのデータの暗号を解除し、記録媒体
に記録する直前で改めて簡易暗号化処理を施す点であ
る。
【0030】すなわち受信端末21の暗号化解除ブロツ
ク4Aからストレージ装置22に送出される生データS
9(暗号が解除されたデイジタルデータ)は簡易暗号化
ブロツク20に取り込まれて再度簡易暗号化処理され、
記録媒体に記録される。従つてこの場合にも簡易的では
あるが生データが簡単に複写されるおそれを回避でき
る。そして再生時には、再び簡易暗号化ブロツク20を
通つて簡易暗号化処理が解除された生データS10が受
信端末21側に出力され、前述の実施例同様再生され
る。
【0031】(3)GUIによる画面の切換え 次に図5を用いて、この受信システムを利用して実現で
きるサービスの利用方法の操作例を簡単に説明する。ま
ず通常はテレビジヨン画面がモニタ上に表示されてい
る。この状態でストレージ装置に記録されている画像デ
ータの視聴を選択すると、モニタ上の画面はオープニン
グのアニメーシヨン画面に切り替わつた後、どのサービ
スを利用するかの選択画面に移る。
【0032】このとき図5(C)のメインメニユー画面
には選択されるサービス画面としてホームシヨツピング
画面、ホツトムービークラブ画面(有料映画視聴サービ
ス)、マルチチヤンネル画面、電子プログラムガイド画
面、エンターテイメントデリバリー画面(配達注文サー
ビス)、ゲームソフト配送画面等が表示される。以下、
各サービス画面の表示内容を説明する。
【0033】まず図5(D)のホームシヨツピング画面
について説明する。この画面では最初に大量の情報の中
から検索する商品のタイトル、例えば車、家具等が表示
される。このうち1つを選択すると、該当する商品のカ
タログが表示される。さらにその中から商品を選択する
と、選択された商品の静止画や値段の他、商品説明や使
用例が動画像として表示される。この段階で商品の注文
を操作キーで操作すると、料金の支払方法等の照会画面
となる。
【0034】次に図5(E)のホツトムービークラブ画
面について説明する。詳しくは後述するが、まず最初に
映画のタイトル名が表示された後、データを記録した記
録媒体を再生し得る状態に設定するのを促す画面に切り
替わる。次に各タイトル名と静止画等がマルチ画面で表
示される。そのうちの1つを選択すると、表示画面は映
画についての情報、例えば監督名やスタツフ名、またス
トーリ等を表示する画面となる。場合によつてはプリビ
ユー画面も表示される。そして視聴を注文すると、課金
のための照会画面となり、操作の終了した時点で再生が
開始される。
【0035】また図5(F)のマルチチヤンネル画面を
選択すれば、同じ時間帯に放送される複数の番組を切り
替えて視聴したり、複数のカメラアングルで撮影したス
ポーツ番組等を撮影角度を自由に切り替えながら視聴す
ることができる。さらに図5(G)の電子プログラムガ
イド画面を選択すれば、画面上に表示される番組一覧表
で時間帯を選択するだけで即座に対応するチヤンネルの
番組を表示させたり、放送時間になつたら画面を予約し
たテレビ画面に切り替えることもできる。
【0036】また図5(H)のエンターテイメントデリ
バリー画面を選択すれば、映画のパツケージソフトや音
楽のパツケージソフト、またゲームソフトを注文すると
いつたサービスも受けることができる。この場合、最初
の画面で注文する商品の種類(映画、音楽、ゲーム等)
を選択した後、検索画面に従つて希望する商品の説明画
面(静止画、制作者、ストーリー、プレビユー等)を呼
出して注文すれば、課金のための照会画面となり、操作
の終了した時点で注文が完了する。
【0037】(4)使用例 ここではホツトムービークラブの使用例を図6〜図10
によつて説明する。図中、受信端末には最低限、フロン
トエンドブロツク、暗号化解除ブロツク、MPEGデコ
ーダが含まれているものとし、外に表されているCP
U、RAM、ROM、インターフエース(IF)ブロツ
クは受信端末内にあつてもストレージ装置内にあつても
良いものとする。
【0038】因に局側からは伝送路を通じて図上部に示
すデータフオーマツト(タイトルデータ、イメージデー
タ、テキストデータ、プライスデータ、プレビユーデー
タ(MPEGによる帯域圧縮処理済みのもの)、映画デ
ータ「1」〜「8」)のデイジタルデータが繰り返し伝
送されているものとする。また映画データは前述したよ
うに帯域圧縮されかつ暗号符号化されているものとす
る。
【0039】まず図6に示すように、受信端末で受信さ
れたデイジタルデータのうちタイトルデータとイメージ
データとがインターフエース(IF)ブロツクを介して
抜き出され、RAM及びCPUに与えられる。このとき
画面上には現在提供されている映画のタイトル名が「A
BC−1」等として一覧表示される。次に図7に示すよ
うに、記録媒体(この例では磁気テープ)をデイジタル
記録装置に装填するよう指示が出され、装填が終了する
と、受信される一連の映画データを録画するか否かが画
面上に表示される。ここで録画が選択されると、インタ
ーフエースブロツクからデイジタル記録装置へ受信デー
タが伝送され、磁気テープ上に図8の要領でデータが記
録される。
【0040】録画動作が終了すると、次は再生動作に移
り、図9に示すようなデータの流れで処理が開始され
る。まず画面上に録画されている映画に関するテキスト
データやイメージデータ等が表示される。続いて選択さ
れた映画に関する説明画面に移り、プレビユー画面が選
択された場合にはプレビユー画面が表示され、また視聴
時には課金ボタンを押せば良い。そしてユーザが注文を
指示すると、図10に示すように実際の映画ソフトの再
生が開始される。
【0041】(5)他の実施例 なお上述の実施例においては、MPEG方式で帯域圧縮
された動画像を伝送を介して受信する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、帯域圧縮方式としては他
の圧縮方式を採用しても良い。要は情報を帯域圧縮して
大量に伝送して記録媒体に一時記録しておき、ユーザが
必要とするときに伸張して視聴することができれば良
い。
【0042】また上述の実施例においては、受信端末及
びストレージ装置を組み合わせて構築される受信システ
ムの態様として図2〜図4を用いて説明したが、本発明
はこれに限らず、受信端末とストレージ装置が一体かさ
れたシステムにも、またさらに複数の装置に細分される
システムにも広く適用し得る。
【0043】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、大量のデ
イジタル信号を帯域圧縮符号化した状態のまま伝送路か
ら取り込んで記録媒体に記録しておき、ユーザが所望す
るデイジタル情報だけを記録媒体から読み出して視聴で
きるようにしたことによりいつでも必要な情報を得るこ
とができる対話性の優れたデイジタル信号受信システム
を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデイジタル信号受信システムの概
要を示す一覧表である。
【図2】受信システムの一実施例を示すブロツク図であ
る。
【図3】受信システムの一実施例を示すブロツク図であ
る。
【図4】受信システムの一実施例を示すブロツク図であ
る。
【図5】サービス画面の切換え手順を示すフローチヤー
トである。
【図6】受信されるデイジタルデータのデータ構造とデ
イジタルデータを受信する際のデータの流れを示す略線
図である。
【図7】デイジタルデータの記録時におけるデータの流
れと表示画面の様子を示すブロツク図である。
【図8】データ記録エリアの説明に供する略線図であ
る。
【図9】記録媒体から必要とするデイジタルデータを必
要とする情報を選択する際のデータの流れと表示画面の
様子を示す略線図である。
【図10】選択された情報の再生画面とそのときのデー
タの流れを示す略線図である。
【符号の説明】
1、11、21……受信端末、2、12、22……スト
レージ装置、3……フロントエンドブロツク、4A、4
B……暗号化解除ブロツク、5A、5B……GUIコン
トローラ、6……ハードデイスク、7……モデム、8…
…デイジタル記録装置、9……MPEGデコーダ、10
……ミキサ、20……簡易暗号化ブロツク。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/16 C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯域圧縮符号化されかつ暗号化されて伝送
    されてくるデイジタル信号を受信する受信手段と、 上記デイジタル信号にかけられている暗号を解除し、課
    金する暗号解除手段と、 上記暗号が解除されたデイジタル信号を復号して帯域を
    伸張する復号手段と、 上記復号手段によつて帯域が伸張される前のデイジタル
    信号を記録媒体に一括して記録する記録手段と、 ユーザの操作入力のため画面上に図形を表示するグラフ
    イツクユーザインターフエースコントロール手段とを具
    え、上記記録媒体に記録されたデイジタル信号のうち上
    記グラフイツクユーザインターフエースコントロール手
    段によつて適宜選択されたユーザが所望するデイジタル
    情報だけを視聴できるようにしたことを特徴とするデイ
    ジタル信号受信システム。
  2. 【請求項2】上記記録媒体に記録されるデイジタル信号
    は、上記暗号解除手段による暗号解除前の信号であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のデイジタル信号受信シ
    ステム。
  3. 【請求項3】上記記録媒体に記録されるデイジタル信号
    は、上記暗号解除前の信号の他、所定の映像単位内で上
    記帯域圧縮符号化が完結しているデイジタル信号であつ
    て暗号が解除されているデイジタル信号を含むことを特
    徴とする請求項2に記載のデイジタル信号受信システ
    ム。
  4. 【請求項4】上記記録媒体に記録されるデイジタル信号
    は、上記暗号解除手段によつて暗号を解除した後のデイ
    ジタル信号を再度暗号化した信号であることを特徴とす
    る請求項1に記載のデイジタル信号受信システム。
  5. 【請求項5】上記受信手段と、上記暗号解除手段と、上
    記復号手段と、上記記録手段と、上記グラフイツクユー
    ザインターフエースコントロール手段とを一体構成とし
    て有することを特徴とする請求項1に記載のデイジタル
    信号受信システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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