JPH08130290A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH08130290A
JPH08130290A JP26712394A JP26712394A JPH08130290A JP H08130290 A JPH08130290 A JP H08130290A JP 26712394 A JP26712394 A JP 26712394A JP 26712394 A JP26712394 A JP 26712394A JP H08130290 A JPH08130290 A JP H08130290A
Authority
JP
Japan
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terminal
semiconductor device
control
wiring board
terminals
Prior art date
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Pending
Application number
JP26712394A
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English (en)
Inventor
Toru Hosen
徹 宝泉
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単一の印刷配線板のみを以て外部端子の接続
が実現できるパワーモジュールの半導体装置を提供す
る。 【構成】 制御端子C1,2 の先端部は電源負極端子V
- , 電源正極端子V+ ,出力端子VOUT の先端レベルよ
りも印刷配線板10の板厚程度だけ高く設定されてい
る。印刷配線板10には、電源負極端子V- , 電源正極
端子V+ ,出力端子VOUT にバネ付きネジ5b,5c,
5aのねじ止め接続により導通する主配線(図示せず)
と、ファストン形の制御端子C1,2 を差込み穴10a
(10b)に差し込むことで導通する制御配線(図示せ
ず)とが形成されている。制御端子C1,2 を印刷配線
板10に差し込むだけで制御配線との導通を達成するこ
とができる。従って、中継用のサブ印刷配線板やリード
線が不要となっているので、部品点数の削減が実現さ
れ、また接続作業性の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータ装置等の電
力変換装置等に使用される半導体装置に関し、特に、I
GBT(伝導度変調形トランジスタ)等のパワーモジュ
ールを樹脂封止した半導体装置における外部端子の接続
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の大電力パワートランジスタやIG
BT(伝導度変調形トランジスタ)のチップを回路基板
(セラミック基板)に集積したパワーモジュールとして
は、例えば、図5に示す回路構成のものが知られてい
る。このパワーモジュールは、第1のトランジスタQ1
及び第2のトランジスタQ2 と、電流容量の大きな主端
子としての電源負極端子V- , 電源正極端子V+ ,出力
端子VOUT と、制御端子(ドライブ用端子)C1,2
を有している。このような回路構成のパワーモジュール
のパッケージ構造は、図4に示す如く、第1のトランジ
スタQ1 及び第2のトランジスタQ2 を実装したセラミ
ック配線基板(図示せず)を絶縁性ケース体(中ケー
ス)1の底を閉蓋する銅製の放熱性ベース板2の内面に
半田等で固着し、絶縁性ケース体1の頂面には、平坦面
の電源負極端子V- , 電源正極端子V+,出力端子V
OUT 及びファストン形の制御端子C1,2 が設けられて
いる。平坦面の電源負極端子V- , 電源正極端子V+
出力端子VOUT にはバネ付きネジ(図示せず)のネジ穴
3a,3b,3cが形成されている。
【0003】このようなパワーモジュールの半導体装置
は例えば3個横並びにして共通する端子同士を結線する
ことにより、たやすくインバータ回路装置を構成するこ
とができる。従来、この共通する端子同士の相互結線を
容易に行い、取付け作業の容易化を図るために、印刷配
線板が用いられている。図6に示すように、主配線及び
制御配線(図示せず)が形成されたメイン印刷配線板4
をバネ付きネジ5a,5b,5cでねじ止め接続して電
源負極端子V- , 電源正極端子V+ ,出力端子VOUT
対応の主配線に導通させるようになっている。他方、サ
ブ印刷配線板6の差込み穴(図示せず)にファストン形
の制御端子C1,2 の先端を差込んで突き出し部位を半
田等で固着し、サブ印刷配線板6上に形成された制御配
線(図示せず)にリード線L1 ,(L2 )の一端が半田
等で接続されており、リード線L1 ,(L2 )の他端は
メイン印刷配線板4の制御配線にコネクタ7を介して導
通している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記パ
ワーモジュールの半導体装置における端子接続構造にあ
っては次の問題点がある。
【0005】即ち、制御端子C1,2 はサブ印刷配線板
6やリード線L1 ,(L2 )を以てメイン印刷配線板4
の制御配線に接続されているため、部品点数の増大をも
たらし、外部端子の接続作業も煩わしく、作業効率が悪
いという問題点があった。
【0006】そこで上記問題点に鑑み、本発明の課題
は、単一の印刷配線板のみを以て外部端子の接続が実現
できるパワーモジュールの半導体装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、半導体装置の制御端子を主端子をねじ止
めする印刷配線板に直接差込んで接続した構造を有して
いる。即ち、本発明は、複数の半導体素子を実装した回
路基板を樹脂封止し、同一面側に主端子及び制御端子を
配して成る半導体装置において、主配線及び制御配線が
形成された印刷配線板を有し、上記制御端子の先端部を
上記主端子の先端レベルよりも高く設定し、上記主端子
をねじ止め接続により上記印刷配線板の上記主配線に導
通させると共に、上記制御端子を差込み接続により上記
印刷配線板の上記制御配線に導通させて成ることを特徴
とする。ここで、制御端子としては従前と同様なファス
トン形の制御端子でも構わないが、差込み穴を小さく
し、基板面積の縮小化を図るには、ピン端子であること
が望ましい。ピン端子の角寸法としては0.6mm 又は0.64
mmが良い。また、細いピン端子を用いる場合は、その起
立方向に差込みガイドピンが例えばケース体と一体的に
成形されていることが望ましい。
【0008】
【作用】このように制御端子の先端を主端子のレベルよ
りも高く(例えば印刷配線板の板厚以上)したので、こ
れを印刷配線板の差込み穴に挿入するとその先端側はほ
ぼ上面に露出するほどである。このため、制御端子を印
刷配線板に差し込むだけで制御配線との導通を達成する
ことができる。従前必要であったサブ印刷配線板やリー
ド線は不要となっているので、部品点数の削減が実現さ
れ、また接続作業性の向上を図ることができる。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0010】〔第1実施例〕図1(a)は本発明の第1
実施例に係るパワーモジュールの半導体装置の側面図
で、図1(b)は同半導体装置に印刷配線板を取付けた
状態を示す側面図である。
【0011】本例の半導体装置のパッケージ構造は、図
5に示す第1のトランジスタQ1 及び第2のトランジス
タQ2 を実装したセラミック配線基板(図示せず)を絶
縁性ケース体1の底を閉蓋する銅製の放熱性ベース板2
の内面に半田等で固着し、絶縁性ケース体1の頂面に
は、平坦面の電源負極端子V- , 電源正極端子V+ ,出
力端子VOUT 及びファストン形の制御端子C1,2 が設
けられている。平坦面の電源負極端子V- , 電源正極端
子V+ ,出力端子VOUT にはバネ付きネジ5b,5c,
5aのネジ穴3a,3b,3c(図4(b)を参照)が
形成されている。
【0012】制御端子C1,2 の先端部は電源負極端子
- , 電源正極端子V+ ,出力端子VOUT の先端レベル
よりも印刷配線板10の板厚程度だけ高く設定されてい
る。印刷配線板10には、電源負極端子V- , 電源正極
端子V+ ,出力端子VOUT にバネ付きネジ5b,5c,
5aのねじ止め接続により導通する主配線(図示せず)
と、ファストン形の制御端子C1,2 を差込み穴10a
(10b)に差し込むことで導通する制御配線(図示せ
ず)とが形成されている。
【0013】制御端子C1,2 の先端が電源負極端子V
- , 電源正極端子V+ ,出力端子VOUT のレベルよりも
高くなっていると、これを印刷配線板10の差込み穴1
0a(10b)に挿入するとその先端側はほぼ上面に露
出するほどである。このため、制御端子C1,2 を印刷
配線板10に差し込むだけで印刷配線板10側の制御配
線との導通を達成することができる。従って、中継用の
サブ印刷配線板やリード線が不要となっているので、部
品点数の削減が実現され、また接続作業性の向上を図る
ことができる。これによって低コスト化が実現する。
【0014】〔第2実施例〕図2は本発明の第2実施例
に係るパワーモジュールの半導体装置の側面図である。
図1と同一部分には同一の参照符号を付し、その説明は
省略する。本例における制御端子C1,2 は角ピン端子
となっている。この角ピン端子の先端も電源負極端子V
- , 電源正極端子V+ ,出力端子VOUT のレベルよりも
高くなっている。ピン端子の角寸法としては0.6mm 又は
0.64mmとすることができる。印刷配線板側の差込み穴を
小さくでき、基板面積の縮小化を図ることができる。ま
た印刷配線板側に雌コネクタを用いることができる。
【0015】〔第3実施例〕図3は本発明の第3実施例
に係るパワーモジュールの半導体装置の側面図である。
図1と同一部分には同一の参照符号を付し、その説明は
省略する。本例においては、角ピンの制御端子C1,2
の脇には、その起立方向に1本又は2本以上の差込みガ
イドピン20が絶縁性ケース体1と一体的に成形されて
いる。このガイドピン20を先に印刷配線板のガイド穴
に挿入すると、自然に細い制御端子C1,2 も差込み穴
に挿入される。制御端子C1,2 を曲げずに正しく差し
込むことができる。このガイドピン20は絶縁性ケース
体1に一緒に成形されるので、部品点数の増加を招かず
に済む。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半導体
装置の制御端子を主端子をねじ止め接続する印刷配線板
に直接差込んで接続した構造を有している点を特徴とす
る。従って次の効果を奏する。
【0017】 制御端子を印刷配線板に差し込むだけ
で制御配線との導通を達成することができる。従前必要
であったサブ印刷配線板やリード線は不要となっている
ので、部品点数の削減が実現され、また接続作業性の向
上を図ることができる。
【0018】 制御端子がピン端子である場合には、
印刷配線板側の差込み穴を小さくでき、基板面積の縮小
化を図ることができる。また印刷配線板側に雌コネクタ
を用いることができる。
【0019】 ピン端子に起立方向に差込みガイドピ
ンが設けられて成る場合には、ガイドピンを印刷配線板
のガイド穴に挿入すると、自然にピン端子も差込み穴に
挿入されるので、細いピン端子を曲げずに正しく差し込
むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施例に係るパワーモジ
ュールの半導体装置の側面図で、(b)は同半導体装置
に印刷配線板を取付けた状態を示す側面図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るパワーモジュールの
半導体装置の側面図である。
【図3】本発明の第3実施例に係るパワーモジュールの
半導体装置の側面図である。
【図4】(a)は従来のパワーモジュールの半導体装置
の側面図で、(b)は同半導体装置の平面図である。
【図5】パワーモジュールの半導体装置の回路構成の一
例を示す回路図である。
【図6】図4に示す従来のパワーモジュールの半導体装
置に印刷配線板を取付けた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…絶縁性ケース体 2…放熱性ベース板 3a,3b,3c…ネジ穴 Q1 ,Q2 …トランジスタ V- …電源負極端子 V+ …電源正極端子 VOUT …出力端子 C1,2 …制御(ドライブ用)端子 5b,5c,5a…バネ付きネジ 10…印刷配線板 10a,10b…差込み穴 20…差込みガイドピン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体素子を実装した回路基板を
    樹脂封止し、同一面側に主端子及び制御端子を配して成
    る半導体装置において、主配線及び制御配線が形成され
    た印刷配線板を有し、前記制御端子の先端部を前記主端
    子の先端レベルよりも高く設定し、前記主端子をねじ止
    め接続により前記印刷配線板の前記主配線に導通させる
    と共に、前記制御端子を差込み接続により前記印刷配線
    板の前記制御配線に導通させて成ることを特徴とする半
    導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記制御端子はピン端子であることを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の半導体装置において、
    前記ピン端子の起立方向に差込みガイドピンが設けられ
    て成ることを特徴とする半導体装置。
JP26712394A 1994-10-31 1994-10-31 半導体装置 Pending JPH08130290A (ja)

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JP26712394A JPH08130290A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 半導体装置

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JP26712394A JPH08130290A (ja) 1994-10-31 1994-10-31 半導体装置

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JPH08130290A true JPH08130290A (ja) 1996-05-21

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ID=17440396

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0924845A3 (en) * 1997-12-22 2001-05-23 Omnirel LLC Power semiconductor module

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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