JPH0541563Y2 - - Google Patents
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- JPH0541563Y2 JPH0541563Y2 JP14526586U JP14526586U JPH0541563Y2 JP H0541563 Y2 JPH0541563 Y2 JP H0541563Y2 JP 14526586 U JP14526586 U JP 14526586U JP 14526586 U JP14526586 U JP 14526586U JP H0541563 Y2 JPH0541563 Y2 JP H0541563Y2
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- semiconductor switching
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Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は半導体スイツチング素子によつて交
流電流を開閉制御するソリツドステート・コンタ
クタ、特にその実装に関する。
流電流を開閉制御するソリツドステート・コンタ
クタ、特にその実装に関する。
[従来の技術]
ソリツドステート・コンタクタは、パワートラ
ンジスタやサイリスタのような半導体スイツチン
グ素子を用いて構成された一種の電流開閉装置で
あつて、特に交流用に構成されたものは、例えば
電動機の運転制御や発熱体の通電制御などに利用
できる。
ンジスタやサイリスタのような半導体スイツチン
グ素子を用いて構成された一種の電流開閉装置で
あつて、特に交流用に構成されたものは、例えば
電動機の運転制御や発熱体の通電制御などに利用
できる。
なお、この種のソリツドステート・コンタクタ
に関する技術については、例えば「トランジスタ
技術1986年2月号」345〜351頁などに記載があ
る。
に関する技術については、例えば「トランジスタ
技術1986年2月号」345〜351頁などに記載があ
る。
第3図は従来のソリツドステート・コンタクタ
の分解斜視図を示す。この場合、ソリツドステー
ト・コンタクタは、A,B,Cの3部分に分けて
示されている。
の分解斜視図を示す。この場合、ソリツドステー
ト・コンタクタは、A,B,Cの3部分に分けて
示されている。
先ず、主要な構成要素について説明する。
第3図A,B,Cにおいて、1は電流を開閉す
る半導体スイツチング素子を示す。2は放熱フイ
ンであつて、上記半導体スイツチング素子1から
の発熱を空気中に放出する。
る半導体スイツチング素子を示す。2は放熱フイ
ンであつて、上記半導体スイツチング素子1から
の発熱を空気中に放出する。
3,4,5はそれぞれ端子リードであつて、こ
れらには外部の通電用電線(図示せず)が接続さ
れる。
れらには外部の通電用電線(図示せず)が接続さ
れる。
6は上記半導体スイツチング素子1を制御する
ための電子部品である。7はその電子部品6が搭
載された第1のプリント配線基板である。
ための電子部品である。7はその電子部品6が搭
載された第1のプリント配線基板である。
8は表示灯であつて、外部から与えられる開閉
制御信号に基づいて半導体スイツチング素子1の
開閉動作状態を表示する。9はその表示灯8が搭
載された第2のプリント配線基板を示す。
制御信号に基づいて半導体スイツチング素子1の
開閉動作状態を表示する。9はその表示灯8が搭
載された第2のプリント配線基板を示す。
10は、半導体スイツチング素子1の開閉制御
信号を外部から与えるための開閉制御信号入力用
端子である。11はその端子を第1のプリント配
線基板7に電気的に接続するリード線、12は第
1と第2の2つのプリント配線基板7,9間を接
続するリード線である。13はサージ吸収器であ
つて、半導体スイツチング素子1をサージ電圧及
びサージ電流から保護する。14はこのサージ吸
収器13と端子リード3,4,5を接続する端
子、15は第3のプリント配線基板であつて、サ
ージ吸収器13と端子14が搭載されている。
信号を外部から与えるための開閉制御信号入力用
端子である。11はその端子を第1のプリント配
線基板7に電気的に接続するリード線、12は第
1と第2の2つのプリント配線基板7,9間を接
続するリード線である。13はサージ吸収器であ
つて、半導体スイツチング素子1をサージ電圧及
びサージ電流から保護する。14はこのサージ吸
収器13と端子リード3,4,5を接続する端
子、15は第3のプリント配線基板であつて、サ
ージ吸収器13と端子14が搭載されている。
16は1組のケースであつて、このケース16
は放熱フイン2に係合して端子リード3,4,5
を保持する。17はフタであつて、上記ケース1
6に係合してサージ吸収器13等の帯電部を覆
う。
は放熱フイン2に係合して端子リード3,4,5
を保持する。17はフタであつて、上記ケース1
6に係合してサージ吸収器13等の帯電部を覆
う。
18は取付け板である。この取付け板18は放
熱フイン2に固定され、DIN規格レール等へは
め込み取付けが可能なフツク(図示せず)および
ネジ取付けが可能な取付け穴18aを有する。
熱フイン2に固定され、DIN規格レール等へは
め込み取付けが可能なフツク(図示せず)および
ネジ取付けが可能な取付け穴18aを有する。
次に、組立状態について説明する。
半導体スイツチング素子1は放熱板1aと接続
足1bを有する。放熱板1aには取付け穴1cが
設けられている。半導体スイツチング素子1は、
その取付け穴1cとネジ19とによつて、その放
熱板1aの部分が放熱フイン2の取付け座2aに
固定される。半導体スイツチング素子1にて発生
する熱は、その放熱板1aを介して放熱フイン2
に伝導し、この放熱フイン2から空気中に放出さ
れる。放熱フイン2には、放熱効果を高めるため
に、空気が対流する貫通孔2bが多数設けられて
いる。
足1bを有する。放熱板1aには取付け穴1cが
設けられている。半導体スイツチング素子1は、
その取付け穴1cとネジ19とによつて、その放
熱板1aの部分が放熱フイン2の取付け座2aに
固定される。半導体スイツチング素子1にて発生
する熱は、その放熱板1aを介して放熱フイン2
に伝導し、この放熱フイン2から空気中に放出さ
れる。放熱フイン2には、放熱効果を高めるため
に、空気が対流する貫通孔2bが多数設けられて
いる。
半導体スイツチング素子1の接続足1bには、
端子リード3,4,5の先端3a,4a,5aが
ロウ付けにより強固に接続されている。これとと
もに、その接続足1bの先端1dは、折り曲げら
れて第1のプリント配線基板7にハンダ付けされ
ることにより、半導体スイツチング素子1を開閉
制御する電子部品6に電気的に接続されている。
端子リード3,4,5の先端3a,4a,5aが
ロウ付けにより強固に接続されている。これとと
もに、その接続足1bの先端1dは、折り曲げら
れて第1のプリント配線基板7にハンダ付けされ
ることにより、半導体スイツチング素子1を開閉
制御する電子部品6に電気的に接続されている。
外部からの開閉制御信号が与えられる端子10
は、ハンダ付けされたリード線11を介して第1
のプリント配線基板7上の電子部品6に電気的に
接続されている。これとともに、その開閉制御信
号入力用端子10は、ハンダ付けされたリード線
12を介して、第2のプリント配線基板9上の表
示灯8にも電気的に接続されている。
は、ハンダ付けされたリード線11を介して第1
のプリント配線基板7上の電子部品6に電気的に
接続されている。これとともに、その開閉制御信
号入力用端子10は、ハンダ付けされたリード線
12を介して、第2のプリント配線基板9上の表
示灯8にも電気的に接続されている。
これにより、開閉制御信号入力用端子10に外
部から開閉制御信号を与えると、電子部品6を介
して半導体スイツチング素子1が導通駆動されて
電流を通じるようになり、これとともに表示灯8
が点灯されて動作確認の表示が行われるようにな
つている。
部から開閉制御信号を与えると、電子部品6を介
して半導体スイツチング素子1が導通駆動されて
電流を通じるようになり、これとともに表示灯8
が点灯されて動作確認の表示が行われるようにな
つている。
ケース16には突起16aが設けられている。
一方、放熱フイン2には溝状のくぼみ2cが形成
されている。その突起16aとくぼみ2cを係合
させることによつて、ケース16が放熱フイン2
に固定されるようになつている。
一方、放熱フイン2には溝状のくぼみ2cが形成
されている。その突起16aとくぼみ2cを係合
させることによつて、ケース16が放熱フイン2
に固定されるようになつている。
また、ケース16には角穴16bが設けられて
いる。この角穴16bには、端子リード3,4,
5及び開閉制御信号入力用端子10が挿入されて
互いに絶縁を保ちながら保持される。
いる。この角穴16bには、端子リード3,4,
5及び開閉制御信号入力用端子10が挿入されて
互いに絶縁を保ちながら保持される。
ケース16とフタ17は、サージ吸収器13に
接続された端子14を端子リード3,4,5の上
に載せた状態で、フタ17に設けられた穴17a
をケース16に設けられた突起16aに係合させ
ることにより、一体化されるようになつている。
接続された端子14を端子リード3,4,5の上
に載せた状態で、フタ17に設けられた穴17a
をケース16に設けられた突起16aに係合させ
ることにより、一体化されるようになつている。
また、取付け板18はネジ20によつて放熱フ
イン2に固定されるようになつている。
イン2に固定されるようになつている。
[考案が解決しようとする問題点]
以上のように構成された従来のソリツドステー
ト・コンタクタでは、大きな電流が流れる端子リ
ード3,4,5と半導体スイツチング素子1の接
続足1bとの接合部が発熱しやすいので、その両
者は直接当接させなければならない。これととも
に、その接続足1bは、電子部品6との電気的な
接続を確実にするために、第1のプリント配線基
板7にハンダ付けする必要がある。つまり、接続
足1bは、端子リード3,4,5に直接当接させ
ながら電子部品6が搭載された第1のプリント配
線基板7にハンダ付けしなければならない。この
ため、その接続はどうしても煩雑となつてしま
い、このことがこの種のソリツドステート・コン
タクタの組立能率の向上を阻害する大きな要因と
なつていた。
ト・コンタクタでは、大きな電流が流れる端子リ
ード3,4,5と半導体スイツチング素子1の接
続足1bとの接合部が発熱しやすいので、その両
者は直接当接させなければならない。これととも
に、その接続足1bは、電子部品6との電気的な
接続を確実にするために、第1のプリント配線基
板7にハンダ付けする必要がある。つまり、接続
足1bは、端子リード3,4,5に直接当接させ
ながら電子部品6が搭載された第1のプリント配
線基板7にハンダ付けしなければならない。この
ため、その接続はどうしても煩雑となつてしま
い、このことがこの種のソリツドステート・コン
タクタの組立能率の向上を阻害する大きな要因と
なつていた。
この考案は、係る問題点を解決するためになさ
れたもので、半導体スイツチング素子の接続足に
おける接続を容易に行えるようにして組立能率の
向上を可能にしたソリツドステート・コンタクタ
を得ることを目的とする。
れたもので、半導体スイツチング素子の接続足に
おける接続を容易に行えるようにして組立能率の
向上を可能にしたソリツドステート・コンタクタ
を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この考案に係るソリツドステート・コンタクタ
は、開閉制御用の電子部品が搭載されたプリント
配線基板の同じ穴に、半導体スイツチング素子の
接続足と端子リードの先端を一緒に挿入した状態
でもつてプリント配線基板全体をハンダ付けした
ものである。
は、開閉制御用の電子部品が搭載されたプリント
配線基板の同じ穴に、半導体スイツチング素子の
接続足と端子リードの先端を一緒に挿入した状態
でもつてプリント配線基板全体をハンダ付けした
ものである。
[作用]
上述した手段により、接続足と端子リードは、
プリント配線基板の穴に一緒に挿入されることに
よつて互いに直接当接される。そして、このよう
に直接当接された状態でもつてハンダ付けされる
ことにより、接続足は、端子リードと機械的に直
接接続する状態を確実に保ちながら、電子部品が
搭載されたプリント配線基板にハンダ付けにより
電気的にも確実に接続されるようになる。これに
よつて、半導体スイツチング素子の接続足付近に
おける接続が確実かつ容易に行えるようになつ
て、組立能率が向上させられるようになる。
プリント配線基板の穴に一緒に挿入されることに
よつて互いに直接当接される。そして、このよう
に直接当接された状態でもつてハンダ付けされる
ことにより、接続足は、端子リードと機械的に直
接接続する状態を確実に保ちながら、電子部品が
搭載されたプリント配線基板にハンダ付けにより
電気的にも確実に接続されるようになる。これに
よつて、半導体スイツチング素子の接続足付近に
おける接続が確実かつ容易に行えるようになつ
て、組立能率が向上させられるようになる。
[実施例]
以下、この考案の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。
て説明する。
なお、図において、同一符号は同一部分あるい
は相当部分を示す。
は相当部分を示す。
第1図はこの考案によるソリツドステート・コ
ンタクタの要部における断面状態を示す。
ンタクタの要部における断面状態を示す。
また、第2図は、第1図に要部を示したソリツ
ドステート・コンタクタの全体的な構成を分解斜
視図によつて示す。この場合、ソリツドステー
ト・コンタクタはA,B,Cの3部分に分けて示
されている。
ドステート・コンタクタの全体的な構成を分解斜
視図によつて示す。この場合、ソリツドステー
ト・コンタクタはA,B,Cの3部分に分けて示
されている。
第1図及び第2図に示したソリツドステート・
コンタクタは、基本的には前述したものと同様で
ある。従つて、以下の説明は、前述したものとの
相違点に着目して行い、前述したものと同一のと
ころについては図中に同一符号を用いて示すだけ
とする。
コンタクタは、基本的には前述したものと同様で
ある。従つて、以下の説明は、前述したものとの
相違点に着目して行い、前述したものと同一のと
ころについては図中に同一符号を用いて示すだけ
とする。
先ず、前述したものと相違する構成要素の主要
部分について説明する。
部分について説明する。
第1図及び第2図において、21,22,23
は端子リードである。この端子リード21,2
2,23は、第1のプリント配線基板24にて半
導体スイツチング素子1の接続足1dとハンダ付
けされる。
は端子リードである。この端子リード21,2
2,23は、第1のプリント配線基板24にて半
導体スイツチング素子1の接続足1dとハンダ付
けされる。
第1のプリント配線基板24には半導体スイツ
チング素子1を開閉制御するための電子部品6が
搭載されている。
チング素子1を開閉制御するための電子部品6が
搭載されている。
25は表示灯8が搭載された第2のプリント配
線基板である。この第2のプリント配線基板25
は上記第1のプリント配線基板24に対して直交
する姿勢で取り付けられ固定される。
線基板である。この第2のプリント配線基板25
は上記第1のプリント配線基板24に対して直交
する姿勢で取り付けられ固定される。
26は、半導体スイツチング素子1の開閉制御
信号を外部から与えるための端子である。この端
子26には、先端が第1のプリント配線基板24
の穴に挿入されるリード部が延設されるととも
に、そのリード部の途中にて側方へ突起する突起
26aが形成されている。この突起26aは第2
のプリント配線基板25の穴に挿入されてハンダ
付けされる。
信号を外部から与えるための端子である。この端
子26には、先端が第1のプリント配線基板24
の穴に挿入されるリード部が延設されるととも
に、そのリード部の途中にて側方へ突起する突起
26aが形成されている。この突起26aは第2
のプリント配線基板25の穴に挿入されてハンダ
付けされる。
27は放熱フインである。この放熱フイン27
は、半導体スイツチング素子1及び電子部品6を
納める凹部27eを有する。
は、半導体スイツチング素子1及び電子部品6を
納める凹部27eを有する。
28は取付け板である。この取付け板28は弾
性変形させられることによつて放熱フイン27に
固定されるようになつている。
性変形させられることによつて放熱フイン27に
固定されるようになつている。
29は絶縁板である。この絶縁板29は上記放
熱フイン27の凹部27eの底に介挿される。
熱フイン27の凹部27eの底に介挿される。
30は注型材である。この注型材30はエポキ
シ系樹脂などからなり、放熱フイン27の凹部2
7eに納められた第1のプリント配線基板24を
電子部品6とともにモールド封止する。
シ系樹脂などからなり、放熱フイン27の凹部2
7eに納められた第1のプリント配線基板24を
電子部品6とともにモールド封止する。
次に組立状態について説明する。
半導体スイツチング素子1は、第1のプリント
配線基板24と一体に形成された支持板24b上
に保持された状態にて、その接続足1bの先端1
dが第1のプリント配線基板24の穴24aに挿
入されるようになつている(第2図)。この場合、
その支持板24bは一種の組立用治具として利用
されるものであつて、接続足1bの挿入及びハン
ダ付けなどが完了した後は、第1のプリント配線
基板24から切り離されて除去される。従つて、
第1のプリント配線基板24と支持板24aとの
境には、切り離しやすくするための切欠きがあら
かじめ形成されている。
配線基板24と一体に形成された支持板24b上
に保持された状態にて、その接続足1bの先端1
dが第1のプリント配線基板24の穴24aに挿
入されるようになつている(第2図)。この場合、
その支持板24bは一種の組立用治具として利用
されるものであつて、接続足1bの挿入及びハン
ダ付けなどが完了した後は、第1のプリント配線
基板24から切り離されて除去される。従つて、
第1のプリント配線基板24と支持板24aとの
境には、切り離しやすくするための切欠きがあら
かじめ形成されている。
端子リード21,22,23は、その先端21
a,22a,23aが、上記接続足1bの先端1
dが挿入されている穴24aに一緒に挿入されて
いる(第1図)。穴24aに一緒に挿入された両
先端1dと21a,1dと22a,1aと23a
はそれぞれ、他の電子部品6と同時にハンダ付け
されている。これにより、接続足1bと端子リー
ド21,22,23はそれぞれ機械的にも電気的
にも確実に接続されている。
a,22a,23aが、上記接続足1bの先端1
dが挿入されている穴24aに一緒に挿入されて
いる(第1図)。穴24aに一緒に挿入された両
先端1dと21a,1dと22a,1aと23a
はそれぞれ、他の電子部品6と同時にハンダ付け
されている。これにより、接続足1bと端子リー
ド21,22,23はそれぞれ機械的にも電気的
にも確実に接続されている。
つまり、接続足1bと端子リード21,22,
23は、第1のプリント配線基板24の穴24a
に一緒に挿入されることによつて互いに直接当接
される。そして、このように直接当接された状態
でもつてハンダ付けされることにより、接続足1
bは、端子リード21,22,23と機械的に直
接接続する状態を確実に保ちながら、電子部品6
が搭載された第1のプリント配線基板24にハン
ダ付けにより電気的にも確実に接続されるように
なる。これにより、半導体スイツチング素子1の
接続足1b付近における接続が確実容易に行える
ようになつて、組立能率が向上させられるように
なる。
23は、第1のプリント配線基板24の穴24a
に一緒に挿入されることによつて互いに直接当接
される。そして、このように直接当接された状態
でもつてハンダ付けされることにより、接続足1
bは、端子リード21,22,23と機械的に直
接接続する状態を確実に保ちながら、電子部品6
が搭載された第1のプリント配線基板24にハン
ダ付けにより電気的にも確実に接続されるように
なる。これにより、半導体スイツチング素子1の
接続足1b付近における接続が確実容易に行える
ようになつて、組立能率が向上させられるように
なる。
外部から開閉制御信号を与えるための開閉制御
信号入力用端子26は、そのリード部の先端が第
1のプリント配線基板24の穴により挿入されて
ハンダ付けされるとともに、そのリード部の突起
26aが第2のプリント配線基板25の穴に挿入
されてハンダ付けされるようになつている(第2
図)。この場合、第2のプリント配線基板25は
第1のプリント配線基板24に対して垂直に立て
られた姿勢で固定される。これにより、開閉制御
信号入力用端子26は、第1のプリント配線基板
24側の開閉制御用電子部品6と第2のプリント
配線基板25側の動作確認用表示灯8の両方に電
気的に接続されるようになつている。
信号入力用端子26は、そのリード部の先端が第
1のプリント配線基板24の穴により挿入されて
ハンダ付けされるとともに、そのリード部の突起
26aが第2のプリント配線基板25の穴に挿入
されてハンダ付けされるようになつている(第2
図)。この場合、第2のプリント配線基板25は
第1のプリント配線基板24に対して垂直に立て
られた姿勢で固定される。これにより、開閉制御
信号入力用端子26は、第1のプリント配線基板
24側の開閉制御用電子部品6と第2のプリント
配線基板25側の動作確認用表示灯8の両方に電
気的に接続されるようになつている。
第1のプリント配線基板24の支持板24b
は、以上までの組立が完了した段階で切り離され
て除去される。
は、以上までの組立が完了した段階で切り離され
て除去される。
半導体スイツチング素子1の放熱板1aは、ネ
ジ19によつて放熱フイン27の取付け座27a
に固定される。一方、第1のプリント配線基板2
4は、上記取付け座27aよりも一段低いくぼみ
27eに配置される。このとき、放熱フイン27
と第1のプリント配線基板24の間には絶縁板2
9が介挿されて相互の絶縁強化がはかられる。こ
れらの組立工程は、上記支持板24aが除去され
た後に行われる。
ジ19によつて放熱フイン27の取付け座27a
に固定される。一方、第1のプリント配線基板2
4は、上記取付け座27aよりも一段低いくぼみ
27eに配置される。このとき、放熱フイン27
と第1のプリント配線基板24の間には絶縁板2
9が介挿されて相互の絶縁強化がはかられる。こ
れらの組立工程は、上記支持板24aが除去され
た後に行われる。
放熱フイン27の取付け座27aのくぼみ27
eの周囲には壁27dが形成されているが、この
壁27dで囲まれた部分にはエポキシ樹脂等の注
型材30が注入されて硬化させられている。これ
により、電子部品6、端子リード21,22,2
3、端子26、及びプリント配線基板24,25
などが固定されている。
eの周囲には壁27dが形成されているが、この
壁27dで囲まれた部分にはエポキシ樹脂等の注
型材30が注入されて硬化させられている。これ
により、電子部品6、端子リード21,22,2
3、端子26、及びプリント配線基板24,25
などが固定されている。
全体の組立は、前述したものと同様に、ケース
16に放熱フイン27と端子リード21,22,
23及び端子26を挿入して固定し、サージ吸収
器13とフタ17をケース16に被せ、フタ17
の穴17aをケース16の突起16cに係合させ
一体に固定する(第2図)。
16に放熱フイン27と端子リード21,22,
23及び端子26を挿入して固定し、サージ吸収
器13とフタ17をケース16に被せ、フタ17
の穴17aをケース16の突起16cに係合させ
一体に固定する(第2図)。
また、取付け板28の取付けは、取付け板28
側の突起28aを放熱フイン27側のくぼみ27
fにはめ込んで係合させた後、そのくぼみ27f
に案内させながら取付け板28を水平方向に摺動
移動させる。取付け板28が所定の位置まで移動
させられると、取付け板28側の掛け爪28cが
放熱フイン27の端面に係合するとともに、スト
ツパ28bが放熱フイン27の端面に突き当る。
これにより、取付け板28が放熱フイン27に固
定される。
側の突起28aを放熱フイン27側のくぼみ27
fにはめ込んで係合させた後、そのくぼみ27f
に案内させながら取付け板28を水平方向に摺動
移動させる。取付け板28が所定の位置まで移動
させられると、取付け板28側の掛け爪28cが
放熱フイン27の端面に係合するとともに、スト
ツパ28bが放熱フイン27の端面に突き当る。
これにより、取付け板28が放熱フイン27に固
定される。
そのほか、前述したものと同様、ケース16に
は突起16aが設けられている。一方、放熱フイ
ン27には溝状のくぼみ27cが形成されてい
る。その突起16aとくぼみ27cを係合させる
ことによつて、ケース16が放熱フイン27に固
定されるようになつている。
は突起16aが設けられている。一方、放熱フイ
ン27には溝状のくぼみ27cが形成されてい
る。その突起16aとくぼみ27cを係合させる
ことによつて、ケース16が放熱フイン27に固
定されるようになつている。
また、ケース16には角穴16bが設けられて
いる。この角穴16bには、端子リード21,2
2,23及び端子26が挿入されて互いの絶縁を
保ちながら保持される。
いる。この角穴16bには、端子リード21,2
2,23及び端子26が挿入されて互いの絶縁を
保ちながら保持される。
ケース16とフタ17は、サージ吸収器13に
接続された端子14を端子リード21,22,2
3上に載せた状態で、フタ17に設けられた穴1
7aをケース16に設けられた突起16aに係合
させることにより、一体化されるようになつてい
る。以上のように構成されたソリツドステート・
コンタクタでは、端子リードと半導体スイツチン
グ素子との電気的及び機械的な接続が、プリント
配線基板の同じ穴にて行われたハンダ付けによつ
てなされていることにより、その電気的及び機械
的な接続が簡単かつ確実に行われ、さらに従来は
別工程で行われていた端子リードと半導体スイツ
チング素子との間のロウ付けも不要にできる。こ
れにより、製品の信頼性及び生産能率をともに向
上させることが可能になる。
接続された端子14を端子リード21,22,2
3上に載せた状態で、フタ17に設けられた穴1
7aをケース16に設けられた突起16aに係合
させることにより、一体化されるようになつてい
る。以上のように構成されたソリツドステート・
コンタクタでは、端子リードと半導体スイツチン
グ素子との電気的及び機械的な接続が、プリント
配線基板の同じ穴にて行われたハンダ付けによつ
てなされていることにより、その電気的及び機械
的な接続が簡単かつ確実に行われ、さらに従来は
別工程で行われていた端子リードと半導体スイツ
チング素子との間のロウ付けも不要にできる。こ
れにより、製品の信頼性及び生産能率をともに向
上させることが可能になる。
[考案の効果]
この考案は以上説明したとおり、電子部品が搭
載されたプリント配線基板の穴に半導体スイツチ
ング素子の接続足と端子リードの先端を一緒に挿
入した状態でもつてハンダ付けする構成により、
半導体スイツチング素子の接続足における接続を
容易にして組立能率を向上させる、という効果が
ある。
載されたプリント配線基板の穴に半導体スイツチ
ング素子の接続足と端子リードの先端を一緒に挿
入した状態でもつてハンダ付けする構成により、
半導体スイツチング素子の接続足における接続を
容易にして組立能率を向上させる、という効果が
ある。
第1図はこの考案によるソリツドステート・コ
ンタクタの要部における一実施例を示す断面図、
第2図A,B,Cは第1図に要部を示したソリツ
ドステート・コンタクタの構成要素及びその組立
状態を示す分解斜視図、第3図A,B,Cはこの
考案に先立つて検討されたソリツドステート・コ
ンタクタの構成要素及びその組立状態を示す分解
斜視図である。 図において、1は半導体スイツチング素子、6
は電子部品、8は表示灯、16はケース、17は
フタ、21,22,23は端子リード、24は第
1のプリント配線基板、24aは第1のプリント
配線基板24の穴、24bは第1のプリント配線
基板24から一体に延設された支持板、25は第
2のプリント配線基板、26は開閉制御信号入力
用の端子、26aは端子26のリード部に形成さ
れた突起、13はサージ吸収器、27は放熱フイ
ン、27dは放熱フイン27に形成された壁、2
7eはその壁27dに囲まれたくぼみ、28は取
付け板、29は絶縁板、30は注型材である。な
お、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。
ンタクタの要部における一実施例を示す断面図、
第2図A,B,Cは第1図に要部を示したソリツ
ドステート・コンタクタの構成要素及びその組立
状態を示す分解斜視図、第3図A,B,Cはこの
考案に先立つて検討されたソリツドステート・コ
ンタクタの構成要素及びその組立状態を示す分解
斜視図である。 図において、1は半導体スイツチング素子、6
は電子部品、8は表示灯、16はケース、17は
フタ、21,22,23は端子リード、24は第
1のプリント配線基板、24aは第1のプリント
配線基板24の穴、24bは第1のプリント配線
基板24から一体に延設された支持板、25は第
2のプリント配線基板、26は開閉制御信号入力
用の端子、26aは端子26のリード部に形成さ
れた突起、13はサージ吸収器、27は放熱フイ
ン、27dは放熱フイン27に形成された壁、2
7eはその壁27dに囲まれたくぼみ、28は取
付け板、29は絶縁板、30は注型材である。な
お、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。
Claims (1)
- 放熱板と接続足とを備えた半導体スイツチング
素子と、上記半導体スイツチング素子から発生し
て上記放熱板に伝導されてくる熱を空気中に放出
する放熱フインと、外部の電線と接続可能な端子
を有する端子リードと、上記半導体スイツチング
素子の開閉制御を行う電子部品が搭載されたプリ
ント配線基板とを備え、上記接続足と上記端子リ
ードとが、上記プリント配線基板の同じ穴に一緒
に挿入された状態でハンダ付けされていることを
特徴とするソリツドステート・コンタクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14526586U JPH0541563Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14526586U JPH0541563Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6351462U JPS6351462U (ja) | 1988-04-07 |
JPH0541563Y2 true JPH0541563Y2 (ja) | 1993-10-20 |
Family
ID=31056644
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14526586U Expired - Lifetime JPH0541563Y2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541563Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP14526586U patent/JPH0541563Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6351462U (ja) | 1988-04-07 |
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