JPH0813021A - 溶鋼中介在物の除去装置 - Google Patents
溶鋼中介在物の除去装置Info
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- JPH0813021A JPH0813021A JP6146599A JP14659994A JPH0813021A JP H0813021 A JPH0813021 A JP H0813021A JP 6146599 A JP6146599 A JP 6146599A JP 14659994 A JP14659994 A JP 14659994A JP H0813021 A JPH0813021 A JP H0813021A
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- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
火部フィルタの耐久性を向上させることが可能な溶鋼中
介在物の除去装置を提供する。 【構成】板厚方向に多数の貫通孔13aを有する板状の
耐火物フィルタ13の周縁部に、外周が耐火物で覆われ
た枠状の支持フレーム14が固着されてフィルタ部8が
形成されている。そして、溶鋼容器1の上部には、溶鋼
容器内部に立設状態で配設されたフィルタ部を、所定方
向に水平旋回させる旋回機構5が配設されている。ここ
で、支持フレームは、その外周を覆う耐火物と同等の熱
膨張率である金属管により構成されている。また、支持
フレームを構成する金属管には、外部から供給された冷
却されたガスGが循環する循環路が形成されている。
Description
おけるタンディッシュ等の溶鋼容器中において溶鋼中の
非金属介在物を除去する溶鋼中介在物の除去装置に関す
る。
しくなってきている。この鋼材品質には、鋼中の非金属
介在物が大きく影響を与えており、この非金属介在物は
凝固終了後も鋼中に残存し、鋼の加工性、機械的性質及
び表面品質に悪影響を及ぼす。このため、従来より、例
えば特開平1ー218752号公報、特開昭59ー11
0421号公報等に記載の溶鋼中介在物の除去技術が知
られている。
は、溶鋼が一方向に流れる容器中にその通流方向に適長
間隔をおいて配設され溶鋼が通過する孔を備えた一対の
堰と、この堰間に溶鋼通流方向の上流側の堰との間に間
隙をおいて配設されたフォーム型の着脱自在な耐火物フ
ィルタとを有する溶鋼中介在物の除去装置であり、耐火
物フィルタに対する溶鋼流動及び通過による衝撃力及び
通液抵抗力が、堰により緩和され、耐火物フィルタの全
域が溶鋼の濾過に有効に使用されるので、目詰まりが抑
制されながら介在物が除去され、耐火物の寿命が延長さ
れるという効果を奏する。
載の技術は、注入ノズル上部に、有孔耐火物からなる着
脱自在のフィルター機構を設け、該フィルター機構を通
して溶鋼を鋳型に注入することを特徴とする介在物の除
去方法であり、注入ノズルの開度が100%になったと
きにも所定の介在物除去効果が期待でき、鋳込み期間中
にもフィルター機構の取換えが容易にでき、しかもその
取換え期間中にあっても鋳型内容鋼の介在物量が急激に
増加することがないという効果を奏する。
た従来技術は、外部からの溶鋼注入によりタンディッシ
ュ等の溶鋼容器中内に自然の溶鋼流れを発生させ、耐火
物フィルタ(若しくはフィルター機構)の孔に溶鋼を通
過させて介在物を除去しているので、一回限りのフィル
タリングとなり、除去効率がさほど向上せず、実用性が
低いという問題がある。
的な介在物除去が行える方法について種々検討を加えた
結果、溶鋼中において耐火物フィルタを旋回させること
により、積極的に溶鋼流れを発生させて複数回のフィル
タリングを行うとともに、旋回する耐火部フィルタの耐
久性を向上させることが必要不可欠であるとの知見を
得、本発明を完成した。
め、請求項1記載の溶鋼中介在物の除去装置は、タンデ
ィッシュ等の溶鋼容器中に、溶鋼中の非金属介在物を除
去する耐火物フィルタを配設してなる溶鋼中介在物の除
去装置において、板厚方向に多数の貫通孔を有する板状
の耐火物フィルタの周縁部に、外周が耐火物で覆われた
枠状の支持フレームが固着されてなるフィルタ部と、前
記溶鋼容器の上部に配設され、溶鋼容器内部に立設状態
で配設された前記フィルタ部を、所定方向に水平旋回さ
せる旋回機構とを備えてなること特徴とする装置であ
る。
装置は、請求項1記載の装置において、フィルタ部は、
平面視において旋回機構の回転中心から放射状に延在す
るように、少なくとも2以上配設されていることを特徴
とする装置である。また、請求項3記載の溶鋼中介在物
の除去装置は、請求項1若しくは2記載の装置におい
て、支持フレームが、その外周を覆う耐火物と金属管に
より構成されていることを特徴とする装置である。
装置は、請求項3記載の装置において、支持フレームを
構成する金属管には、フレーム冷却用として外部から供
給されたガスが循環する循環路が形成されていることを
特徴とする装置である。また、請求項5記載の溶鋼中介
在物の除去装置は、請求項3若しくは4記載の装置にお
いて、支持フレームを構成する金属管は、ガスの往路及
び復路を形成する二重管構造とされていることを特徴と
する装置である。
去装置は、請求項3、4若しくは5記載の装置におい
て、支持フレームを構成する金属管を循環したガスは、
溶鋼の湯面に向けて放出されることを特徴とする装置で
ある。
置によれば、旋回機構によりフィルタ部が水平旋回する
ことにより、溶鋼容器中にに貯溜されている溶鋼は、流
れのよどみを発生せずに全域に溶鋼流れが発生し、耐火
物フィルタの貫通孔内部を溶鋼が均一に通過して、溶鋼
中の介在物は貫通孔の内壁に付着して高効率に除去され
ていく。ここで、旋回する耐火物フィルタには、その旋
回方向の面(貫通孔が穿設されている面)に溶鋼流れに
よる動圧や脈動による振動が作用し、特に、耐火物フィ
ルタの旋回中心側に大きな曲げモーメントが加わって
も、耐火物フィルタの周縁部には枠状の支持フレームが
固着されているので、支持フレームが耐火物フィルタに
加わる負荷を補強する構造とされ、よって、耐火物フィ
ルタの亀裂発生若しくは亀裂から破壊に至るおそれがな
く、耐久性を向上させた耐火物フィルタを提供すること
ができる。
装置によれば、請求項1記載の作用に加えて、溶鋼中の
介在物が貫通孔の内壁に付着される率が高まり、さらに
高効率に介在物が除去されていく。また、請求項3記載
の溶鋼中介在物の除去装置によれば、請求項2記載の作
用に加えて、支持フレームを構成する金属管は、外周が
耐火物により覆われているので高温状態が防止されて機
械的強度が低下せず、常に、耐火物フィルタを確実に支
持する。
装置によれば、請求項3記載の作用に加えて、冷却用の
ガスの循環によって金属管の熱量が奪われるので、さら
に金属管の高温状態が防止される。また、請求項5記載
の溶鋼中介在物の除去装置によれば、請求項4記載の作
用に加えて、ガスは、二重管の一方の管(往路)を通過
した後、他方の管(復路)を通過して他方に流れていく
ので、金属管の冷却を確実に行うことが可能となる。
去装置によれば、請求項4記載の作用に加えて、放出さ
れたガスが、溶鋼の湯面を覆うガス被膜を形成するの
で、空気中の酸素を遮断してアルミナ等の酸化物析出が
防止される。
実施例を図面を参照して説明する。図1は、本実施例の
介在物除去装置を内部に設置したタンディッシュを示す
ものである。
定量の溶鋼2が貯溜されている。そして、タンディッシ
ュ本体1の上縁には、開口部3aが形成されたタンディ
ッシュ蓋3が配設されている。なお、湯面2a上に設け
られている図中符号Fで示すものは、溶鋼2の酸化を防
止するフラックスである。また、タンディッシュ蓋3の
上部には、上下部フランジ4a、4bを有する円筒状の
装置支持台4が載置され、下部フランジ4bはタンディ
ッシュ蓋3の上面と、ボルト等の締結手段によって着脱
自在に連結されている。そして、装置支持台4の上部に
は、上部フランジ4aと固定フランジ5aが締結手段に
より着脱自在に連結された状態で回転装置(旋回機構)
5が配設されている。
の内部に向けて鉛直下方に延在する駆動軸5aと、この
駆動軸5aを軸回りに所定回転数で回転させる回転モー
タ5bとを備えた装置である。そして、駆動軸5aの下
端に設けられたフランジ5cには、介在物除去装置6の
フランジ7aが締結手段により着脱自在に連結され、こ
れにより、介在物除去装置6は回転モータ5bの駆動に
より旋回可能に連結されている。
aを上端に設けて鉛直方向に延在する回転部(旋回機
構)7と、回転部7の軸線Pを中心として放射状に配設
された8組のフィルタ部8とで構成され、各フィルタ部
8…は溶鋼2中に浸漬されている。すなわち、回転部7
は、上端にフランジ7aを設けて軸線P回りに回転する
上部回転部9と、この上部回転部9より拡径されて下部
に一体連結され、上部回転部9とともに軸線P回りに回
転する下部回転部10とで構成されている。
に、内管9a及び外管9bとからなる二重管構造とされ
ている。そして、内管9aには、タンディッシュ外部に
配設された供給源(図示せず)から、アルゴン、窒素等
のガスGが供給されるようになっている。また、外管9
bには、溶鋼2の湯面2aを臨む位置に放出口9cが穿
設されている。そして、外管9bの外周は、アルミナ等
を材質とするキャスタブル耐火物11により覆われてい
る。なお、下部回転部10の下部には、軸線Pに対して
互いに対称位置に配設されるフィルタ部8、8に向けて
延在する内管12a及び外管12bからなる二重管構造
とされた流路12が設けられている。そして、流路12
の外周にも、キャスタ耐火物11が設けられている。
部8は、図3に示すように、多数の貫通孔13a…が板
厚方向に穿設された矩形板状の有孔耐火物フィルタ(以
下フィルタと略称する。)13と、フィルタ13の端面
に当接して固定されている枠状の支持フレーム14と、
溶鋼2との接触が防止されるように支持フレーム14を
囲撓するキャスタブル耐火物11とで構成されている。
有孔物質からなる矩形板状の耐火部材であり、多数の貫
通孔13a内部を溶鋼2が通過すると、溶鋼2中の介在
物を貫通孔13aの内壁に付着させて除去する構造とさ
れている。また、各フィルタ12に枠状に配設されてい
る支持フレーム14は、フィルタ13の上端面に当接す
る上部フレーム部材15と、フィルタ13の下端面に当
接する下部フレーム部材16と、前記下部回転部10の
外周に沿いながらフィルタ13の側端面に当接している
側部フレーム17とで構成されている。
16及び側部フレーム部材17は、高温における機械強
度が高い耐熱鋼、ステンレス鋼等の金属を材料とする中
空管が使用されている。そして、上部フレーム部材15
は、内管15a及び外管15bからなる二重管構造とさ
れ、下部フレーム部材16も、内管16a及び外管16
bからなる二重管構造とされている。また、側部フレー
ム17は、中空配管からなる単管構造とされている。そ
して、支持フレーム14とフィルタ13との固定構造
は、図4に示すように、外管16bの外周に固着されて
いる一対のツメ部材18が、フィルタ13の側面縁部を
挟持する構造とされている。
配設されている支持フレーム14、14は、上部回転部
9の内管9aに供給されたガスGが、フィルタ13に沿
って循環した後、外管9bの放出口9cから溶鋼2の湯
面2aに向けて放出される循環路を形成している。すな
わち、図3の○印A〜Dで示す位置の内管15a及び外
管15b(若しくは、内管16a及び外管16b)は、
図5から図8に示すように(図5が○印Aを示し、図6
が○印Bを示し、図7が○印Cを示し、図8が○印Dを
示している。)、相互に連通する構造とされている。
て説明すると、ガスGの供給→内管9a→右側の上部フ
レーム15の外管15b→内管15a→右側の側部フレ
ーム17→右側の下部フレーム16の内管16a→外管
16b→流路12の外管12b→左側の下部フレーム1
6の外管16b→内管16a→左側の側部フレーム17
→左側の上部フレーム15の内管15a→外管15b→
外管9b→放出口9cの循環路を形成する。
設されている他の3組の支持フレーム14、14も、同
様に、上部回転部9の内管9aに供給されたガスGが、
フィルタ13に沿って循環した後、外管9bの放出口9
cから溶鋼2の湯面2aに向けて放出される循環路を形
成している。次に、本実施例の作用効果を、実際に使用
されている各構成部材の寸法形状等を示して説明する。
mm及び厚さ50mmの矩形板材が使用されている。そし
て、回転モータ5bの駆動によるフィルタ部8の回転数
は20rpm である。また、支持フレーム14の構成部材
である内管15a(16a)は配管径が15Aの鋼パイ
プ、外管15b(15b)は配管径が40Aの鋼パイプ
が使用されている。
回転モータ5bの駆動により、回転力が駆動軸5a及び
回転部7に伝達されることにより、タンディッシュ本体
1内に放射状に配設された8枚のフィルタ部8が同時に
所定方向に水平旋回していく。そして、各フィルタ部8
の水平旋回によって、タンディッシュ本体1内に貯溜さ
れている溶鋼2は、流れの疎の部分を発生せずに全域に
溶鋼流れが発生し、各フィルタ13の多数の貫通孔13
a…内部をタンディッシュ本体1内部の溶鋼2が均一に
通過して、溶鋼2中の介在物は貫通孔12aの内壁に付
着して高効率に除去されていく。
の旋回方向の面(貫通孔13aが穿設されている面)に
溶鋼流れによる動圧や脈動による振動が作用し、特に、
旋回中心側(各フィルタ13の下部回転部10側)に大
きな曲げモーメントが加わっても、各フィルタ13の端
面に枠状の支持フレーム14が当接して固定され、この
支持フレーム14がフィルタ13に加わる負荷を補強す
る構造とされているので、フィルタ13の亀裂発生若し
くは亀裂から破壊に至るおそれがない。
4は、長時間高温状態に晒されてクリープ現象の発生に
より機械的強度が低下するおそれがあるが、この支持フ
レーム14の外周はキャスタブル耐火物11により覆わ
れているので、高温状態が防止されて機械的強度が低下
せず、フィルタ13を確実に支持する。そして、各支持
フレーム14を構成している複数本の中空管は、上部回
転部9の内管9aから外管9bの放出口9cまで連通す
る循環路を形成し、内管9aから供給されたガスGが循
環路を通過することにより支持フレーム14の冷却がな
されるので、さらに高温状態が防止されて支持フレーム
14の機械的強度が低下しない。また、支持フレーム1
4の構成部材である上部フレーム部材15及び下部フレ
ーム部材16は、内管15a(16a)及び外管15b
(15b)からなる二重管構造とされ、これらに供給さ
れてきたガスGは二重管の一方の管を通過した後、他方
の管を通過して他方に流れていくので、フレーム部材の
冷却を確実に行うことができ、さらに高温状態が防止さ
れて支持フレーム14の機械的強度が低下しない。
が、放出口9cから溶鋼2の湯面2aに向けて放出され
ることにより、湯面2aを覆うガス被膜を形成するの
で、アルミナ等の酸化物析出を防止することができる。
また、フィルタ13の貫通孔13aに目詰まりが発生
し、交換のためにタンディッシュ本体1内部から各フィ
ルタ部8を取り出す場合には、駆動軸5aの下端に設け
られたフランジ5cとフランジ7aとの連結状態を解除
するだけで、タンディッシュ本体1内部から8枚のフィ
ルタ部8の全てを同時に取り出すことが可能なので、フ
ィルタ交換が容易となる。
に示したフィルタ部8の変形例を示すものである。これ
らの実施例は、各フィルタ部8のフィルタを一枚の矩形
板によって形成せず、複数枚のフィルタ13b、13c
により構成している。そして、所定のフィルタの端面全
域を支持するように、フィルタ13b、13cに対する
支持フレーム20の支持領域が多く設定されている。
比較して、さらに支持フレーム20がフィルタ13b、
13cに加わる負荷を補強する構造としているので、フ
ィルタ13b、13cの亀裂発生若しくは破壊防止を確
実に行うことができる。さらに、図12から図15に示
すものは、上部フレーム部材15、下部フレーム部材1
6に設けられた管構造の変形例を示すものである。
て、対称に管部材22a、22b、22c、22dを固
着してなる構造であり、ガスGの往路(例えば、紙面の
表面から裏面に向かう方向)23aと、復路(紙面の裏
面から表面に向かう方向)が形成される。なお、上記実
施例において、前述したアルゴン、窒素等のガスGに、
噴霧状の水を混合すると、支持ブレーム14の冷却効果
をさらに高めることができる。
記載の溶鋼中介在物の除去装置は、旋回機構によりフィ
ルタ部が水平旋回することにより、溶鋼容器中に貯溜さ
れている溶鋼が流れの疎の部分を発生せずに全域に溶鋼
流れを発生し、耐火物フィルタの貫通孔内部を溶鋼が均
一に通過していくので、溶鋼中の介在物を貫通孔の内壁
に付着させて高効率に除去することができる。
旋回方向の面(貫通孔が穿設されている面)に溶鋼流れ
による動圧や脈動による振動が作用し、特に、耐火物フ
ィルタの旋回中心側に大きな曲げモーメントが加わって
も、耐火物フィルタの周縁部には枠状の支持フレームが
固着されているので、支持フレームが耐火物フィルタに
加わる負荷を補強する構造とされ、したがって、耐火物
フィルタの耐久性を向上させた装置を提供することがで
きる。
装置は、請求項1記載の効果に加えて、溶鋼中の介在物
が貫通孔の内壁に付着される率が高まり、さらに短時間
で高効率に介在物を除去することができる。また、請求
項3記載の溶鋼中介在物の除去装置は、請求項2記載の
効果に加えて、支持フレームを構成する金属管は外周が
耐火物により覆われているので、高温状態が防止されて
機械的強度が低下せず、常に、耐火物フィルタを確実に
支持することができる。
装置は、請求項3記載の効果に加えて、冷却用ガスの循
環によって金属管の熱量を奪うことが可能なので、さら
に金属管の高温状態を防止することができる。また、請
求項5記載の溶鋼中介在物の除去装置は、請求項4記載
の効果に加えて、ガスは、二重管の一方の管(往路)を
通過した後、他方の管(復路)を通過して他方に流れて
いくので、金属管の冷却を確実に行うことができる。
去装置は、請求項4記載の効果に加えて、放出されたガ
スが溶鋼の湯面を覆ってガス被膜を形成するので、アル
ミナ等の酸化物析出を防止することができる。
横断面図である。
る。
る。
る。
る。
る。
図である。
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
耐火物) 13 フィルタ(耐火物フィルタ) 13a 貫通孔 14 支持フレーム 15 上部フレーム 15a、16a 内管 15b、16b 外管 16 下部フレーム 17 側部フレーム 18 ツメ部材 G ガス
Claims (6)
- 【請求項1】 タンディッシュ等の溶鋼容器中に、溶鋼
中の非金属介在物を除去する耐火物フィルタを配設して
なる溶鋼中介在物の除去装置において、 板厚方向に多数の貫通孔を有する板状の耐火物フィルタ
の周縁部に、外周が耐火物で覆われた枠状の支持フレー
ムが固着されてなるフィルタ部と、 前記溶鋼容器の上部に配設され、溶鋼容器内部に立設状
態で配設された前記フィルタ部を、所定方向に水平旋回
させる旋回機構とを備えてなること特徴とする溶鋼中介
在物の除去装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の溶鋼中介在物の除去装置
において、 フィルタ部は、平面視において旋回機構の回転中心から
放射状に延在するように、少なくとも2以上配設されて
いることを特徴とする溶鋼中介在物の除去装置。 - 【請求項3】 請求項1若しくは2記載の溶鋼中介在物
の除去装置において、支持フレームは、その外周を覆う
耐火物と金属管により構成されていることを特徴とする
溶鋼中介在物の除去装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の溶鋼中介在物の除去装置
において、 支持フレームを構成する金属管には、フレーム冷却用と
して外部から供給されたガスが循環する循環路が形成さ
れていることを特徴とする溶鋼中介在物の除去装置。 - 【請求項5】 請求項3若しくは4記載の溶鋼中介在物
の除去装置において、支持フレームを構成する金属管
は、ガスの往路及び復路を形成する二重管構造とされて
いることを特徴とする溶鋼中介在物の除去装置。 - 【請求項6】 請求項3、4若しくは5記載の溶鋼中介
在物の除去装置において、 支持フレームを構成する金属管を循環したガスは、溶鋼
の湯面に向けて放出されることを特徴とする溶鋼中介在
物の除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6146599A JPH0813021A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 溶鋼中介在物の除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6146599A JPH0813021A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 溶鋼中介在物の除去装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0813021A true JPH0813021A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15411375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6146599A Pending JPH0813021A (ja) | 1994-06-28 | 1994-06-28 | 溶鋼中介在物の除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0813021A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105397081A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-03-16 | 贵州正合博莱金属制品有限公司 | 一种铝液扒渣装置 |
-
1994
- 1994-06-28 JP JP6146599A patent/JPH0813021A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105397081A (zh) * | 2015-12-10 | 2016-03-16 | 贵州正合博莱金属制品有限公司 | 一种铝液扒渣装置 |
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