JPH08130081A - 自動コネクタ着脱装置 - Google Patents

自動コネクタ着脱装置

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JPH08130081A
JPH08130081A JP26676394A JP26676394A JPH08130081A JP H08130081 A JPH08130081 A JP H08130081A JP 26676394 A JP26676394 A JP 26676394A JP 26676394 A JP26676394 A JP 26676394A JP H08130081 A JPH08130081 A JP H08130081A
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JP
Japan
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connector
roller
nut
chuck
attaching
Prior art date
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Pending
Application number
JP26676394A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Saito
弘光 斉藤
Kenji Otomo
健嗣 大友
Tetsuo Sudo
哲夫 須藤
Shigenori Nemoto
重則 根元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
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Publication of JPH08130081A publication Critical patent/JPH08130081A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】短時間で確実にコネクタを着脱でき、コネクタ
着脱動作の制御を容易に行なうことができる装置を提供
する。 【構成】コネクタ1をチャック10により保持し、トル
クモータ3により回転駆動するローラ8をコネクタ1の
締付ナット1Bに外接して、ローラ8の正,逆回転によ
るころがり接触でナット1Bに締付と緩めるための回転
力を加える。ローラ8の正,逆回転に合わせて該ローラ
に進,退の移動力をシリンダ3により与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ナット締付式コネクタ
を自動的に着脱する自動コネクタ着脱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2にナット締付式コネクタとその接続
対象(着脱対象)となるアダプタの概観を示す。
【0003】この種のコネクタ(コネクタ本体)1の先
端には、端子1Aが設けてあり、後部にはコード1Cが
ある。コネクタ1をアダプタ2に接続するためには、ア
ダプタ2側の端子孔2Bに端子1Aを挿入した後、コネ
クタ1側のナット1Bを回してアダプタ2のねじ2Aに
締付ける。逆に接続を外すためには、ナット1Bを逆に
回して緩めた後、端子1Aを引き抜く。
【0004】したがって、コネクタ1の着脱を自動的に
行なうためには、コネクタ1の保持(把持)、端子1A
の抜き差し、及びナット1Bの締付と緩めができる機構
が必要となる。
【0005】図3に従来の自動コネクタ着脱装置の概観
を示す。
【0006】この従来装置は、トルクモータ3にチャッ
ク4が取り付けられている。また、通常、トルクモータ
3は、ロボットアーム5の先端に取り付けられている。
【0007】以上のように構成された従来の自動コネク
タ着脱装置の動作は、チャック4によりコネクタ1を
保持し、さらにロボットアーム5でコネクタ1を前進
(図のX方向の移動)させてコネクタの端子1Aをアダ
プタ2の端子孔2Bに挿入する。
【0008】次にチャック4でナット1Bを保持した
後、トルクモータ3で約180°までナット1Bを締ま
る方向に回転させながら、トルクモータ3をX方向に移
動させる。その後、チャック4を開きと逆の方向に
チャック4を180°回転させて元の状態に戻す。さら
に上記,の動作を繰り返して、規定のトルク値に達
したらコネクタ接続が完了となる。
【0009】反対に接続を外す場合には、,の動作
とそれぞれ逆の動作を行ない、これを繰り返す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の自動コ
ネクタ着脱装置は、コネクタのコード1Cによる制約を
受けるために、必ず,の繰り返し動作が必要とな
る。その結果、タクトタイムの増加となる。
【0011】また、ナット1Bを回転させる時に、コネ
クタ1をナット1Bと独立して保持できないため、ナッ
ト1Bの回転につられてコネクタ1全体が回転してしま
うという欠点がある。
【0012】さらに確実にナット1Bを締め付けるため
には、チャック4の回転速度とX方向への移動速度をね
じのピッチに合うように制御する必要があるので、制御
する機器が複雑かつ高価なものになってしまう。
【0013】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、短時間で確実にコネクタを着脱でき、しかも、コ
ネクタ着脱動作の制御を容易に行なうことができる装置
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、締付ナ
ットで接続する方式のコネクタを自動的に着脱する装置
において、コネクタ本体を保持するコネクタチャック
と、前記締付ナットに外接して正,逆回転によるころが
り接触で該締付ナットに締付と緩めるための回転力を加
えるローラと、前記ローラの正,逆回転に合わせて該ロ
ーラに進,退の移動力を与えるローラ移動機構とを備え
た点にある。
【0015】
【作用】上記構成によれば、コネクタを接続する場合に
は、まずコネクタ本体をチャックに保持して、接続の相
手方にコネクタ端子を挿入する。次いで、コネクタに装
着された締付ナットにローラを外接した状態で該ナット
とローラがころがり接触するようにローラを回転駆動
(この回転は、ころがり接触相手の締付ナットを締付方
向に回転させるために、ローラ自身はナットの回転と反
対方向の回転となり、これを正回転とする)しつつ、こ
のローラを前進移動させると、締付ナットにローラから
の締付方向回転力と推力が加えられる。そのため、締付
ナットが接続相手方の雄ねじ上を回転しながらコネクタ
先端方向に移動することで締め付けられ、コネクタの接
続がなされる。
【0016】また、コネクタを抜く場合には、コネクタ
本体をチャックに保持した後に、締付ナットのローラを
外接した状態で該ナットとローラがころがり接触するよ
うローラを回転駆動(この回転は、ころがり接触相手の
締付ナットを緩める方向に回転させるために、ローラ自
身はナットと反対方向の回転となり、これを逆回転とす
る)しつつ、このローラを後退移動させると、締付ナッ
トにローラからの緩め方向回転力と後退力が加えられ
る。そのため、締付ナットが接続相手方の雄ねじ上を回
転しながらコネクタ後部方向に移動することで緩めら
れ、コネクタの離脱がなされる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明する。
【0018】図1の(A)は本発明の一実施例に係る自
動コネクタ着脱装置の概要図、(B)はその右側面図で
ある。
【0019】図1において、ロボットハンド5の先端に
は支持板5Aが取り付けられ、支持板5AにX軸シリン
ダ7A,Z軸シリンダ7Bを介してトルクモータ3が支
持されると共に、ナットチャック6及びコネクタチャッ
ク10が支持されている。ここでは、X軸シリンダ7A
の可動部にZ軸シリンダ7Bを結合し、Z軸シリンダ7
Bの可動部にトルクモータ3を取り付けている。
【0020】トルクモータ3のシャフト3A先端には、
ローラ8が取り付けてある。ローラ8は、その外周面が
Z軸シリンダ7Bの移動により、コネクタ1の外周に接
触可能となり、この外接によりローラ8とナット1Bと
がころがり接触することで、ローラ8の回転力がナット
1Bに伝わるようにしてある。ナット1Bは上記ころが
り接触が可能なように円形を呈する。
【0021】ナットチャック6はローラ8の前方に、コ
ネクタチャック10はローラ8の後方に配置される。ナ
ットチャック6はその一対の開閉可能なアーム6A,6
Bの各先端に補助ローラ9を設けて成り、ローラ8がナ
ット1Bに外接した状態にある時にアーム6A,6Bを
閉じると、補助ローラ9からナット1Bに対してローラ
8側に向けた押し付け力が加わる構成としてある。
【0022】一方、コネクタチャック10はその一対の
開閉可能なアーム10A,10Bより成り、アーム10
A,10Bを閉じると、コネクタ1を保持する構成とし
てある。これらのチャック6,10は、例えば電磁力に
より開閉駆動される。
【0023】次に本実施例の動作について説明する。
【0024】まず、コネクタ1を接続相手方(例えば、
図2のアダプタ2)に接続する場合は、 チャック10のアーム10A,10Bを閉じ、コネク
タ1を保持した後、ロボット5をX方向に移動させて、
端子1Aをアダプタ2の端子孔2Bに挿入する。 次にチャック6のアーム6A,6Bを閉じ、シリンダ
7BをZ方向の下向きに移動させるとローラ8及び補助
ローラ9が三点支持によりナット1Bに外接する。この
状態で補助ローラ9からナット1Bに対してローラ8側
に向けた押し付け力が加わり、ローラ8とナット1Bと
が確実なころがり接触状態となる。
【0025】次にトルクモータ3によりローラ8を正
回転(この回転は、ころがり接触相手のナット1Bを締
付方向に回転させるために、ローラ8自身は上記ナット
の回転方向と反対方向に回転するもので、例えば左回転
である)させつつ、シリンダ7Aによりローラ8をコネ
クタ先端方向すなわちX方向に前進移動させる。これに
より、ナット1Bはアダプタ2の雄ねじ2A上を回転
(右回転)しながらコネクタ先端方向に移動することで
締め付けられ、コネクタ1のアダプタ2への接続がなさ
れる。
【0026】規定のトルク値に達したところで、トル
クモータ3が停止し接続が完了する。接続完了後チャッ
ク6,10を開く。
【0027】次にコネクタ1をアダプタ2から抜く場合
には、 ´チャック10のアーム10A,10Bを閉じ、コネ
クタ1を保持し、チャック6のアーム6A,6Bを閉じ
て、上記同様にローラ8及び補助ローラ9が三点支持
によりナット1Bに外接する。
【0028】´上記のようにローラ8を外接した状態
で、トルクモータ3によりローラ8を逆回転(この回転
は、ころがり接触相手のナット1Bを緩める方向に回転
させるために、ローラ8自身は上記ナットの回転方向と
反対方向に回転するもので、例えば右回転)させつつ、
シリンダ7Aによりローラ8をコネクタ後部方向すなわ
ちX方向に後退移動させる。
【0029】これにより、ナット1Bはアダプタ2の雄
ねじ2A上を緩む方向に回転(左回転)しながらコネク
タ後部方向に移動することで緩められる。
【0030】´その後、ロボット5により、端子1A
を端子孔2Bから引き抜くことで、コネクタ離脱作業が
完了する。
【0031】なお、上記,の工程のうち、まずの
ローラ8をナット1Bに接触させた後にの動作を行な
ってもよい。
【0032】本実施例によれば、 (イ)ローラ8がナット1Bに外接してころがり接触す
ることで、ナット1Bの締付,緩めを行なうので、ロー
ラ8が回転してもコネクタ1のコード1Cの制約を受け
ないので、ナット1Bを連続的に回転させて、締付或い
は緩めることができる。したがって、タクトタイムを大
幅に短縮する効果を奏する。
【0033】(ロ)また、コネクタ1を保持する機構と
ナット1Bを回す機構を独立に構成できるので、コネク
タ1を保持しながらナット1Bだけを確実回すことがで
きる。 (ハ)また、ロータ8の回転速度及びX方向の移動速度
をねじのピッチに合わせなくてもよいので、速度制御す
る機器が不要となる。したがって、装置が安易に且つ安
価に構成できる利点がある。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、コネクタ
を締付ナットと独立して保持しながら、連続したロータ
の回転により上記ナットの締付,緩めを行ない得るの
で、短時間で確実にコネクタを着脱でき、しかも、複雑
な制御を必要とすることなくコネクタ着脱動作を容易に
行なうことができ、その結果、着脱装置の製作コストも
安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例に係る自動コネクタ
着脱装置の概要図、(B)はその右側面図。
【図2】本発明の適用対象となるコネクタの概要図。
【図3】自動コネクタ着脱装置の従来例を一部断面して
示す概要図。
【符号の説明】
1 コネクタ 1A 端子 3 トルクモータ 6 ナットチャック 7A シリンダ(ローラ移動機構) 8 ローラ 9 補助ローラ 10 コネクタチャック
フロントページの続き (72)発明者 根元 重則 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社日高工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】締付ナットで接続する方式のコネクタを自
    動的に着脱する装置において、コネクタ本体を保持する
    コネクタチャックと、前記締付ナットに外接して正,逆
    回転によるころがり接触で該締付ナットに締付と緩める
    ための回転力を加えるローラと、前記ローラの正,逆回
    転に合わせて該ローラに進,退の移動力を与えるローラ
    移動機構とを備えて成ることを特徴とする自動コネクタ
    着脱装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、開閉可能な一対のアー
    ムの各先端に補助ローラを有するナットチャックを備
    え、前記アームを閉じた時に前記補助ローラから前記締
    付ナットに対して前記ローラ側に向けた押し付け力が加
    わる構成としたことを特徴とする自動コネクタ着脱装
    置。
JP26676394A 1994-10-31 1994-10-31 自動コネクタ着脱装置 Pending JPH08130081A (ja)

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JPH08130081A true JPH08130081A (ja) 1996-05-21

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ID=17435374

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010093054A1 (ja) * 2009-02-10 2010-08-19 日清紡ホールディングス株式会社 太陽電池パネル用のコネクタ接続装置
CN102950459A (zh) * 2011-08-29 2013-03-06 苏州艾尔克科技有限公司 基于整体旋转固定技术的自动化螺母装配系统
CN104057289A (zh) * 2014-06-19 2014-09-24 中信戴卡宁波轮毂制造有限公司 一种车轮翻转装置
CN109616827A (zh) * 2018-12-14 2019-04-12 京信通信系统(中国)有限公司 接头旋接装置
CN112038869A (zh) * 2020-09-08 2020-12-04 江西应用技术职业学院 一种协作机器人接口自旋式连接线接入器
JP2021005527A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 東北アンリツ株式会社 コネクタ用アタッチメント及びコネクタ着脱装置

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