JPH08129508A - コンピュータシステム及びその共有メモリ制御方法 - Google Patents
コンピュータシステム及びその共有メモリ制御方法Info
- Publication number
- JPH08129508A JPH08129508A JP26692894A JP26692894A JPH08129508A JP H08129508 A JPH08129508 A JP H08129508A JP 26692894 A JP26692894 A JP 26692894A JP 26692894 A JP26692894 A JP 26692894A JP H08129508 A JPH08129508 A JP H08129508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory device
- write
- shared memory
- data processing
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Storage Device Security (AREA)
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】共有メモリ装置を使用するコンピュータシステ
ムにおいて、特にオフライン時のCPUにより、共有メ
モリ装置に誤ったデータ書込みの発生を確実に防止し
て、共有メモリ装置のデータを確実に保護することによ
りシステム全体の信頼性を向上させることにある。 【構成】各CPU2は書込み要求信号を出力して、共有
メモリ装置3をアクセスし、データの書込みを行なう。
各CPU2はOSの動作時には書込み許可を示すオンラ
イン信号OLを出力し、その停止時には書込み禁止を示
すオンライン信号OLを出力する。インターフェース5
は、CPU2からの書込み要求信号WEQに応じて共有
メモリ装置3の書込み動作を許可するが、書込み禁止信
号の出力時には書込み要求信号を無効にして、共有メモ
リ装置3の書込み動作を禁止する。これにより、オフラ
イン状態のCPU2により、共有メモリ装置3に対して
誤ってデータの書込みが発生するような事態を防止でき
る。
ムにおいて、特にオフライン時のCPUにより、共有メ
モリ装置に誤ったデータ書込みの発生を確実に防止し
て、共有メモリ装置のデータを確実に保護することによ
りシステム全体の信頼性を向上させることにある。 【構成】各CPU2は書込み要求信号を出力して、共有
メモリ装置3をアクセスし、データの書込みを行なう。
各CPU2はOSの動作時には書込み許可を示すオンラ
イン信号OLを出力し、その停止時には書込み禁止を示
すオンライン信号OLを出力する。インターフェース5
は、CPU2からの書込み要求信号WEQに応じて共有
メモリ装置3の書込み動作を許可するが、書込み禁止信
号の出力時には書込み要求信号を無効にして、共有メモ
リ装置3の書込み動作を禁止する。これにより、オフラ
イン状態のCPU2により、共有メモリ装置3に対して
誤ってデータの書込みが発生するような事態を防止でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のコンピュータに
よりアクセス可能な共有メモリ装置を有するコンピュー
タシステムに関する。
よりアクセス可能な共有メモリ装置を有するコンピュー
タシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のコンピュータの各CPUが
共通にアクセスできる共有メモリ装置を有するコンピュ
ータシステムがある。共有メモリ装置は、例えばマルチ
ポートを備えたRAM(random access
memory)であり、各CPUからデータの読出しと
書込みを実行する。
共通にアクセスできる共有メモリ装置を有するコンピュ
ータシステムがある。共有メモリ装置は、例えばマルチ
ポートを備えたRAM(random access
memory)であり、各CPUからデータの読出しと
書込みを実行する。
【0003】各CPUは、共有メモリ装置をメインメモ
リのアドレス空間の一部としてアクセスすることにな
る。共有メモリ装置は、各CPUとはシステムバスとイ
ンターフェース(共有メモリインターフェース)を介し
て接続されており、各CPUによる並列処理やシステム
のバックアップ運転を行なうために使用される。
リのアドレス空間の一部としてアクセスすることにな
る。共有メモリ装置は、各CPUとはシステムバスとイ
ンターフェース(共有メモリインターフェース)を介し
て接続されており、各CPUによる並列処理やシステム
のバックアップ運転を行なうために使用される。
【0004】このようなシステムにおいて、あるCPU
が誤って共有メモリ装置の記憶領域の一部、特に他のC
PUが使用している領域を書換えた場合に、システム全
体が停止するような事態となる可能性がある。
が誤って共有メモリ装置の記憶領域の一部、特に他のC
PUが使用している領域を書換えた場合に、システム全
体が停止するような事態となる可能性がある。
【0005】通常では、各コンピュータのOS(ope
rating system)の動作時(オンライン
時)には、メモリ保護機能が働くため、共有メモリ装置
に誤ったデータ書込みが発生する可能性は少ない。しか
し、OSの停止時(オフライン時)には、メモリ保護機
能は働かないため、オフライン時のCPUから誤ったデ
ータ書込みがなされる可能性がある。
rating system)の動作時(オンライン
時)には、メモリ保護機能が働くため、共有メモリ装置
に誤ったデータ書込みが発生する可能性は少ない。しか
し、OSの停止時(オフライン時)には、メモリ保護機
能は働かないため、オフライン時のCPUから誤ったデ
ータ書込みがなされる可能性がある。
【0006】具体的には、例えばオフライン時のCPU
に、システムのハードウェア(共有メモリ装置も含む)
を点検するためのテストプログラムを実行させ、他の各
CPUが稼働状態の場合に、前記のような誤動作が発生
しやすい。即ち、点検中のハードウェアの故障や誤操
作、またはテストプログラムの誤操作などにより、共有
メモリ装置に誤ったデータ書込みが実行されることがあ
る。このため、稼働中の他のCPUが使用している共有
メモリ装置内のデータを破壊して、システムを停止させ
る事態となる。
に、システムのハードウェア(共有メモリ装置も含む)
を点検するためのテストプログラムを実行させ、他の各
CPUが稼働状態の場合に、前記のような誤動作が発生
しやすい。即ち、点検中のハードウェアの故障や誤操
作、またはテストプログラムの誤操作などにより、共有
メモリ装置に誤ったデータ書込みが実行されることがあ
る。このため、稼働中の他のCPUが使用している共有
メモリ装置内のデータを破壊して、システムを停止させ
る事態となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】共有メモリ装置を使用
するシステムでは、特にオフライン時のCPUにより例
えばテストプログラムを実行しているときに、共有メモ
リ装置に誤ったデータ書込みを行ない、他のCPUに必
要な記録データを破壊するような事態が発生することが
ある。最悪の場合には、システムを停止させる要因とな
る。
するシステムでは、特にオフライン時のCPUにより例
えばテストプログラムを実行しているときに、共有メモ
リ装置に誤ったデータ書込みを行ない、他のCPUに必
要な記録データを破壊するような事態が発生することが
ある。最悪の場合には、システムを停止させる要因とな
る。
【0008】本発明の目的は、共有メモリ装置を使用す
るコンピュータシステムにおいて、特にオフライン時の
CPUにより、共有メモリ装置に誤ったデータ書込みの
発生を確実に防止して、共有メモリ装置のデータを確実
に保護することによりシステム全体の信頼性を向上させ
ることにある。
るコンピュータシステムにおいて、特にオフライン時の
CPUにより、共有メモリ装置に誤ったデータ書込みの
発生を確実に防止して、共有メモリ装置のデータを確実
に保護することによりシステム全体の信頼性を向上させ
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、CPUをそれ
ぞれ有する複数のコンピュータおよび各CPUにより共
通にアクセスされる共有メモリ装置を備えたコンピュー
タシステムにおいて、各コンピュータのシステム制御手
段であるOSの動作時に書込み許可信号を出力し、その
OSの停止時に書込み禁止信号を出力する書込み制御信
号出力手段、および書込み禁止信号の出力時には共有メ
モリ装置に対する書込み動作を禁止するメモリ制御手段
を備えたシステムである。
ぞれ有する複数のコンピュータおよび各CPUにより共
通にアクセスされる共有メモリ装置を備えたコンピュー
タシステムにおいて、各コンピュータのシステム制御手
段であるOSの動作時に書込み許可信号を出力し、その
OSの停止時に書込み禁止信号を出力する書込み制御信
号出力手段、および書込み禁止信号の出力時には共有メ
モリ装置に対する書込み動作を禁止するメモリ制御手段
を備えたシステムである。
【0010】
【作用】本発明では、各CPUは書込み要求信号を出力
して、共有メモリ装置をアクセスし、データの書込みを
行なう。書込み制御信号出力手段は、システム制御手段
であるOSの停止時には書込み禁止信号を出力する。メ
モリ制御手段は、CPUからの書込み要求信号に応じて
共有メモリ装置の書込み動作を許可するが、書込み禁止
信号の出力時には書込み要求信号を無効にして、共有メ
モリ装置の書込み動作を禁止する。これにより、OSの
停止状態のコンピュータにより、共有メモリ装置に対し
て誤ってデータの書込みが発生するような事態を防止で
きる。
して、共有メモリ装置をアクセスし、データの書込みを
行なう。書込み制御信号出力手段は、システム制御手段
であるOSの停止時には書込み禁止信号を出力する。メ
モリ制御手段は、CPUからの書込み要求信号に応じて
共有メモリ装置の書込み動作を許可するが、書込み禁止
信号の出力時には書込み要求信号を無効にして、共有メ
モリ装置の書込み動作を禁止する。これにより、OSの
停止状態のコンピュータにより、共有メモリ装置に対し
て誤ってデータの書込みが発生するような事態を防止で
きる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。図1は第1の実施例に係わるコンピュータシステム
の基本的構成を示すブロック図、図2は第1の実施例の
動作を説明するためのフローチャート、図3は第2の実
施例に係わるコンピュータシステムの要部を示すブロッ
ク図、図4は第2の実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャート、図5は第3の実施例に係わるコンピュータ
システムの基本的構成を示すブロック図、図6は第3の
実施例に係わるコンピュータシステムの要部を示すブロ
ック図である。 (第1の実施例の基本的構成)本システムは、図1に示
すように、複数のコンピュータ(1a…1n)および共
有メモリ装置3からなるマルチコンピュータシステムで
ある。共有メモリ装置3は例えばマルチポートを備えた
RAM(random access memory)
であり、各コンピュータのメインメモリのアドレス空間
の一部としてアクセスされる。
る。図1は第1の実施例に係わるコンピュータシステム
の基本的構成を示すブロック図、図2は第1の実施例の
動作を説明するためのフローチャート、図3は第2の実
施例に係わるコンピュータシステムの要部を示すブロッ
ク図、図4は第2の実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャート、図5は第3の実施例に係わるコンピュータ
システムの基本的構成を示すブロック図、図6は第3の
実施例に係わるコンピュータシステムの要部を示すブロ
ック図である。 (第1の実施例の基本的構成)本システムは、図1に示
すように、複数のコンピュータ(1a…1n)および共
有メモリ装置3からなるマルチコンピュータシステムで
ある。共有メモリ装置3は例えばマルチポートを備えた
RAM(random access memory)
であり、各コンピュータのメインメモリのアドレス空間
の一部としてアクセスされる。
【0012】各コンピュータ(1a…1n)は、中央処
理ユニットであるCPU2、システムバス4および共有
メモリ装置3をアクセスするためのインターフェース5
を有する。各CPU2は、システム制御手段であるOS
が動作時(オンライン時)であることを示すオンライン
フラグ(制御情報)を記憶し、このオンラインフラグに
基づいてオンライン信号OLを出力するためのレジスタ
(書込み制御信号出力手段)2aを有する。オンライン
フラグは、起動したOSによりセットされて、システム
クリア信号または停止時のOSによりリセットされる。
理ユニットであるCPU2、システムバス4および共有
メモリ装置3をアクセスするためのインターフェース5
を有する。各CPU2は、システム制御手段であるOS
が動作時(オンライン時)であることを示すオンライン
フラグ(制御情報)を記憶し、このオンラインフラグに
基づいてオンライン信号OLを出力するためのレジスタ
(書込み制御信号出力手段)2aを有する。オンライン
フラグは、起動したOSによりセットされて、システム
クリア信号または停止時のOSによりリセットされる。
【0013】各インターフェース5は、共有メモリ装置
3に対する書込み動作の許可または禁止を制御する書込
み制御信号WEを出力する論理ゲート回路(アンド回
路)5aを有する。アンド回路5aは、CPU2から出
力される書込み要求信号WRQとオンライン信号OLを
入力とし、両者が有意信号(論理レベル“1”)の場合
に論理レベル“1”の書込み許可信号WEを出力する。
一方、オンラインフラグがリセットされたオフライン時
には、オンライン信号OLは論理レベル“0”となるた
め、アンド回路5aは論理レベル“0”の書込み禁止信
号WEを出力する。(第1の実施例の動作)図2のフロ
ーチャートを参照して、同実施例の動作を説明する。
3に対する書込み動作の許可または禁止を制御する書込
み制御信号WEを出力する論理ゲート回路(アンド回
路)5aを有する。アンド回路5aは、CPU2から出
力される書込み要求信号WRQとオンライン信号OLを
入力とし、両者が有意信号(論理レベル“1”)の場合
に論理レベル“1”の書込み許可信号WEを出力する。
一方、オンラインフラグがリセットされたオフライン時
には、オンライン信号OLは論理レベル“0”となるた
め、アンド回路5aは論理レベル“0”の書込み禁止信
号WEを出力する。(第1の実施例の動作)図2のフロ
ーチャートを参照して、同実施例の動作を説明する。
【0014】同実施例では、便宜的にコンピュータ1a
の動作について説明する。他のコンピュータ1nはコン
ピュータ1aと同様の機能を有する。まず、コンピュー
タ1aにおいて、OSが起動されて、OSの制御の下で
CPU2が共有メモリ装置3をアクセスすると想定す
る。即ち、コンピュータ1aはオンライン状態となり、
OSによりオンラインフラグがセットされる(ステップ
S1のYES,S2)。
の動作について説明する。他のコンピュータ1nはコン
ピュータ1aと同様の機能を有する。まず、コンピュー
タ1aにおいて、OSが起動されて、OSの制御の下で
CPU2が共有メモリ装置3をアクセスすると想定す
る。即ち、コンピュータ1aはオンライン状態となり、
OSによりオンラインフラグがセットされる(ステップ
S1のYES,S2)。
【0015】この状態で、CPU2は、共有メモリ装置
3をアクセスしてデータの書込み要求が発生すると、書
込み要求信号WRQを出力する(ステップS3)。イン
ターフェース5では、アンド回路5aには共に論理レベ
ル“1”の書込み要求信号WRQとオンライン信号OL
が入力されるため、アンド回路5aは論理レベル“1”
の書込み許可信号WEを共有メモリ装置3に出力する。
3をアクセスしてデータの書込み要求が発生すると、書
込み要求信号WRQを出力する(ステップS3)。イン
ターフェース5では、アンド回路5aには共に論理レベ
ル“1”の書込み要求信号WRQとオンライン信号OL
が入力されるため、アンド回路5aは論理レベル“1”
の書込み許可信号WEを共有メモリ装置3に出力する。
【0016】これにより、共有メモリ装置3は書込み可
能の状態となり、CPU2からシステムバスを介して転
送されるデータを指定のアドレスに書込むことになる
(ステップS4)。ここで、コンピュータ1aがリセッ
トされて、システムクリア信号が出力されると、CPU
2のオンラインフラグはリセットされて、オフライン状
態となる(ステップS5,S6)。または、OSが停止
するときに、OSによりオンラインフラグはリセットさ
れる。即ち、CPU2がオンライン時以外では、オンラ
インフラグはリセットされている。
能の状態となり、CPU2からシステムバスを介して転
送されるデータを指定のアドレスに書込むことになる
(ステップS4)。ここで、コンピュータ1aがリセッ
トされて、システムクリア信号が出力されると、CPU
2のオンラインフラグはリセットされて、オフライン状
態となる(ステップS5,S6)。または、OSが停止
するときに、OSによりオンラインフラグはリセットさ
れる。即ち、CPU2がオンライン時以外では、オンラ
インフラグはリセットされている。
【0017】オフライン状態では、コンピュータ1aで
のOSは停止状態である(ステップS1のNO,S
7)。このとき、例えばCPU2から誤って書込み要求
信号WRQが出力されたと想定する(ステップS8のY
ES)。
のOSは停止状態である(ステップS1のNO,S
7)。このとき、例えばCPU2から誤って書込み要求
信号WRQが出力されたと想定する(ステップS8のY
ES)。
【0018】インターフェース5では、オフライン状態
により、オンライン信号OLが論理レベル“0”である
ため、アンド回路5aは書込み要求信号WRQを無効に
する。したがって、アンド回路5aは論理レベル“0”
の書込み禁止信号WEを出力する。これにより、共有メ
モリ装置3に対する書込み動作は全て禁止状態となる
(ステップS9)。
により、オンライン信号OLが論理レベル“0”である
ため、アンド回路5aは書込み要求信号WRQを無効に
する。したがって、アンド回路5aは論理レベル“0”
の書込み禁止信号WEを出力する。これにより、共有メ
モリ装置3に対する書込み動作は全て禁止状態となる
(ステップS9)。
【0019】ここで、CPUのオフライン時に、テスト
プログラムにより共有メモリ装置3をテストする必要が
ある場合には、テストプログラムによりオンラインフラ
グをセットさせることは可能である(ステップS10の
YES)。オンラインフラグをセットさせることによ
り、テストプログラムに基づいて、テスト用データを共
有メモリ装置3に書込むことができる(ステップS3,
S4)。
プログラムにより共有メモリ装置3をテストする必要が
ある場合には、テストプログラムによりオンラインフラ
グをセットさせることは可能である(ステップS10の
YES)。オンラインフラグをセットさせることによ
り、テストプログラムに基づいて、テスト用データを共
有メモリ装置3に書込むことができる(ステップS3,
S4)。
【0020】なお、共有メモリ装置3をテストする場合
には、システムの全てのCPU2がオフライン状態であ
ることが必要である。これを確認するために、通常のテ
ストプログラムの操作とは別に、オンラインフラグを意
識的にセットさせる操作を加える方式が望ましい。
には、システムの全てのCPU2がオフライン状態であ
ることが必要である。これを確認するために、通常のテ
ストプログラムの操作とは別に、オンラインフラグを意
識的にセットさせる操作を加える方式が望ましい。
【0021】以上のように、OSの動作時にオンライン
フラグをセットすることにより、CPU2からの書込み
要求信号WRQを有効にし、オフライン時には全て書込
み要求信号WRQを無効にすることができる。したがっ
て、メモリ保護機能は働かないOSの停止時(オフライ
ン時)に、共有メモリ装置3に対してCPU2から誤っ
たデータ書込みが発生する事態を確実に防止することが
できる。これにより、あるコンピュータ1aのオフライ
ン時に、オンライン時の他のコンピュータ1nが使用し
ている共有メモリ装置3のデータを破壊するような事態
を防止できることになる。 (第2の実施例)図3は第2の実施例に係わるブロック
図であり、図1のシステムにおいて便宜的にコンピュー
タ1aについてのみ説明する。同実施例では、インター
フェース5は、アンド回路5a以外にオア回路5bとフ
リップフロップ5cを有する。
フラグをセットすることにより、CPU2からの書込み
要求信号WRQを有効にし、オフライン時には全て書込
み要求信号WRQを無効にすることができる。したがっ
て、メモリ保護機能は働かないOSの停止時(オフライ
ン時)に、共有メモリ装置3に対してCPU2から誤っ
たデータ書込みが発生する事態を確実に防止することが
できる。これにより、あるコンピュータ1aのオフライ
ン時に、オンライン時の他のコンピュータ1nが使用し
ている共有メモリ装置3のデータを破壊するような事態
を防止できることになる。 (第2の実施例)図3は第2の実施例に係わるブロック
図であり、図1のシステムにおいて便宜的にコンピュー
タ1aについてのみ説明する。同実施例では、インター
フェース5は、アンド回路5a以外にオア回路5bとフ
リップフロップ5cを有する。
【0022】ここで、第1の実施例では、前述のよう
に、CPU2のオフライン時に共有メモリ装置3のテス
トを実行する場合に、オンラインフラグをセットする必
要がある。しかし、OSの停止時にオンラインフラグを
セットすると、システムや他のコンピュータ1nに不都
合な事態が発生する可能性がある。換言すれば、OSの
動作時のみ、オンラインフラグをセットする方式がシス
テムの運用上望ましい。
に、CPU2のオフライン時に共有メモリ装置3のテス
トを実行する場合に、オンラインフラグをセットする必
要がある。しかし、OSの停止時にオンラインフラグを
セットすると、システムや他のコンピュータ1nに不都
合な事態が発生する可能性がある。換言すれば、OSの
動作時のみ、オンラインフラグをセットする方式がシス
テムの運用上望ましい。
【0023】そこで、第2の実施例は、オフライン状態
の場合でも、オンラインフラグをセットせずに、共有メ
モリ装置3に対する書込み禁止状態を解除できる機能を
付加したものである。具体的には、インターフェース5
に設けられたフリップフロップ5cにより、オンライン
フラグとは無関係に、論理レベル“1”のオンライン信
号OLに相当する信号ALを生成する。フリップフロッ
プ5cは、CPU2の初期化時にリセットされる。オア
回路5bは、オンライン信号OLまたは信号ALをアン
ド回路5aの一方の入力端子に出力する。 (第2の実施例の動作)図4のフローチャートを参照し
て、同実施例の動作を説明する。
の場合でも、オンラインフラグをセットせずに、共有メ
モリ装置3に対する書込み禁止状態を解除できる機能を
付加したものである。具体的には、インターフェース5
に設けられたフリップフロップ5cにより、オンライン
フラグとは無関係に、論理レベル“1”のオンライン信
号OLに相当する信号ALを生成する。フリップフロッ
プ5cは、CPU2の初期化時にリセットされる。オア
回路5bは、オンライン信号OLまたは信号ALをアン
ド回路5aの一方の入力端子に出力する。 (第2の実施例の動作)図4のフローチャートを参照し
て、同実施例の動作を説明する。
【0024】まず、CPU2の初期化時に、フリップフ
ロップ5cはCPU2からのリセット信号によりリセッ
トされる(ステップS20)。この状態で、OSが起動
されて、オンラインフラグがセットされると、前記第1
の実施例の場合と同様に、CPU2からの書込み要求信
号WRQに応じて、インターフェース5のアンド回路5
aは書込み許可信号WEを出力する。
ロップ5cはCPU2からのリセット信号によりリセッ
トされる(ステップS20)。この状態で、OSが起動
されて、オンラインフラグがセットされると、前記第1
の実施例の場合と同様に、CPU2からの書込み要求信
号WRQに応じて、インターフェース5のアンド回路5
aは書込み許可信号WEを出力する。
【0025】即ち、インターフェース5では、オア回路
5bは論理レベル“1”のオンライン信号OLをアンド
回路5aに出力する。アンド回路5aは、論理レベル
“1”の書込み要求信号WRQに応じて、書込み許可信
号WEを共有メモリ装置3に出力する。これにより、C
PU2は、共有メモリ装置3にデータの書込み動作を実
行することが可能となる(ステップS21〜S24)。
5bは論理レベル“1”のオンライン信号OLをアンド
回路5aに出力する。アンド回路5aは、論理レベル
“1”の書込み要求信号WRQに応じて、書込み許可信
号WEを共有メモリ装置3に出力する。これにより、C
PU2は、共有メモリ装置3にデータの書込み動作を実
行することが可能となる(ステップS21〜S24)。
【0026】一方、オンラインフラグがリセットされた
オフライン状態時では、CPU2から誤って書込み要求
信号WEQが出力されても、アンド回路5aにより無効
にされる。したがって、共有メモリ装置3に対する書込
み動作は禁止状態となる(ステップS27〜S29)。
オフライン状態時では、CPU2から誤って書込み要求
信号WEQが出力されても、アンド回路5aにより無効
にされる。したがって、共有メモリ装置3に対する書込
み動作は禁止状態となる(ステップS27〜S29)。
【0027】この様なCPU2のオフライン時に、テス
トプログラムにより共有メモリ装置3をテストする場合
を想定する。この場合には、テストプログラムによりC
PU2からセット信号を出力して、フリップフロップ5
cをセットさせる(ステップS30のYES)。したが
って、フリップフロップ5cは出力端子Qから論理レベ
ル“1”の信号ALを出力する。
トプログラムにより共有メモリ装置3をテストする場合
を想定する。この場合には、テストプログラムによりC
PU2からセット信号を出力して、フリップフロップ5
cをセットさせる(ステップS30のYES)。したが
って、フリップフロップ5cは出力端子Qから論理レベ
ル“1”の信号ALを出力する。
【0028】この状態で、テストプラグラムにより、C
PU2から書込み要求信号WEQが出力されると、アン
ド回路5aは論理レベル“1”の書込み要求信号WRQ
に応じて書込み許可信号WEを共有メモリ装置3に出力
する(ステップS31のYES)。これにより、オンラ
インフラグをセットせずに、テストプログラムに基づい
て、テスト用データを共有メモリ装置3に書込むことが
できる(ステップS32)。
PU2から書込み要求信号WEQが出力されると、アン
ド回路5aは論理レベル“1”の書込み要求信号WRQ
に応じて書込み許可信号WEを共有メモリ装置3に出力
する(ステップS31のYES)。これにより、オンラ
インフラグをセットせずに、テストプログラムに基づい
て、テスト用データを共有メモリ装置3に書込むことが
できる(ステップS32)。
【0029】このようにして、第2の実施例によれば、
オフライン時に、インターフェース5のフリップフロッ
プ5cをセットすることにより、オンライン信号OLに
相当する信号ALを生成して、共有メモリ装置3に対す
るデータの書込み禁止状態を解除することができる。換
言すれば、オフライン時にオンラインフラグをセットせ
ずに、共有メモリ装置3のテスト処理等に必要なデータ
書込み動作を可能にすることができる。 (第3の実施例)図5は第3の実施例に係わるコンピュ
ータシステムのブロック図であり、図6はその共有メモ
リ装置3の要部を示すブロック図である。
オフライン時に、インターフェース5のフリップフロッ
プ5cをセットすることにより、オンライン信号OLに
相当する信号ALを生成して、共有メモリ装置3に対す
るデータの書込み禁止状態を解除することができる。換
言すれば、オフライン時にオンラインフラグをセットせ
ずに、共有メモリ装置3のテスト処理等に必要なデータ
書込み動作を可能にすることができる。 (第3の実施例)図5は第3の実施例に係わるコンピュ
ータシステムのブロック図であり、図6はその共有メモ
リ装置3の要部を示すブロック図である。
【0030】同実施例では、各CPU(1a,1b…1
n)からのオンライン信号(OLa,OLb…OLn)
は各インターフェース5を介して、共有メモリ装置3に
送られて、共有メモリ装置3において書込み禁止の制御
が実行される方式である。
n)からのオンライン信号(OLa,OLb…OLn)
は各インターフェース5を介して、共有メモリ装置3に
送られて、共有メモリ装置3において書込み禁止の制御
が実行される方式である。
【0031】同実施例の共有メモリ装置3は、図6に示
すように、メモリ制御回路3aおよびデータの書込み制
御を実行するための論理ゲート回路群を有する。メモリ
制御回路3aは、論理ゲート回路群の各アンド回路(3
1a,31b…31n)のいずれから論理レベル“1”
の書込み許可信号(WEa,WEb…WEn)が出力さ
れたら、共有メモリ装置3のメモリセルに対するデータ
の書込み動作が可能となる。
すように、メモリ制御回路3aおよびデータの書込み制
御を実行するための論理ゲート回路群を有する。メモリ
制御回路3aは、論理ゲート回路群の各アンド回路(3
1a,31b…31n)のいずれから論理レベル“1”
の書込み許可信号(WEa,WEb…WEn)が出力さ
れたら、共有メモリ装置3のメモリセルに対するデータ
の書込み動作が可能となる。
【0032】論理ゲート回路群は、アンド回路(31
a,31b…31n)、オア回路(30a,30b…3
0n)およびノア(NOR)回路32からなる。各CP
U(1a,1b…1n)からのオンライン信号(OL
a,OLb…OLn)は、対応するオア回路(30a,
30b…30n)の第1の入力端子、およびノア回路3
2の各入力端子に与えられる。オア回路(30a,30
b…30n)の各第2の入力端子には、ノア回路32の
出力信号が与えられる。アンド回路(31a,31b…
31n)の各第1の入力端子には、対応するオア回路
(30a,30b…30n)の出力信号が与えられる。
アンド回路(31a,31b…31n)の各第2の入力
端子には、対応する各CPU(1a,1b…1n)から
の書込み要求信号(WEQa,WEQb…WEQn)が
与えられる。 (第3の実施例の動作)同実施例の動作を図6を参照し
て説明する。
a,31b…31n)、オア回路(30a,30b…3
0n)およびノア(NOR)回路32からなる。各CP
U(1a,1b…1n)からのオンライン信号(OL
a,OLb…OLn)は、対応するオア回路(30a,
30b…30n)の第1の入力端子、およびノア回路3
2の各入力端子に与えられる。オア回路(30a,30
b…30n)の各第2の入力端子には、ノア回路32の
出力信号が与えられる。アンド回路(31a,31b…
31n)の各第1の入力端子には、対応するオア回路
(30a,30b…30n)の出力信号が与えられる。
アンド回路(31a,31b…31n)の各第2の入力
端子には、対応する各CPU(1a,1b…1n)から
の書込み要求信号(WEQa,WEQb…WEQn)が
与えられる。 (第3の実施例の動作)同実施例の動作を図6を参照し
て説明する。
【0033】ノア回路32は、各CPU(1a,1b…
1n)のオンライン状態を反映しており、1台でもオン
ラインフラグがセットされていれば、論理レベル“0”
の信号NGを出力する。一方、各CPU(1a,1b…
1n)の全てがオフラインの状態であれば、オンライン
信号(OLa,OLb…OLn)の全てが論理レベル
“0”となるため、論理レベル“1”の信号NGを出力
する。
1n)のオンライン状態を反映しており、1台でもオン
ラインフラグがセットされていれば、論理レベル“0”
の信号NGを出力する。一方、各CPU(1a,1b…
1n)の全てがオフラインの状態であれば、オンライン
信号(OLa,OLb…OLn)の全てが論理レベル
“0”となるため、論理レベル“1”の信号NGを出力
する。
【0034】各CPU(1a,1b…1n)の中で、例
えばオンライン状態のCPU(1aとする)から書込み
要求信号WEQaが出力されると、アンド回路31aか
ら書込み許可信号WEaが出力される。したがって、C
PU1aは、他のCPUとは無関係にオンライン状態時
には、共有メモリ装置3に対して書込み許可の状態とな
る。
えばオンライン状態のCPU(1aとする)から書込み
要求信号WEQaが出力されると、アンド回路31aか
ら書込み許可信号WEaが出力される。したがって、C
PU1aは、他のCPUとは無関係にオンライン状態時
には、共有メモリ装置3に対して書込み許可の状態とな
る。
【0035】一方、例えばCPU1nがオフラインの状
態で、CPU1aがオンラインの状態では、ノア回路3
2は論理レベル“0”の信号NGを出力する。したがっ
て、CPU1nからの書込み要求信号WEQnは、アン
ド回路31nにより無効の状態となる。これにより、オ
フライン状態のCPU1nは、共有メモリ装置3に対し
て書込み禁止の状態となる。
態で、CPU1aがオンラインの状態では、ノア回路3
2は論理レベル“0”の信号NGを出力する。したがっ
て、CPU1nからの書込み要求信号WEQnは、アン
ド回路31nにより無効の状態となる。これにより、オ
フライン状態のCPU1nは、共有メモリ装置3に対し
て書込み禁止の状態となる。
【0036】また、全てのCPU(1a,1b…1n)
がオフライン状態の場合に、ノア回路32の出力信号N
Gは論理レベル“1”となる。このため、オンライン信
号(OLa,OLb…OLn)の全てが論理レベル
“0”の場合でも、アンド回路(31a,31b…31
n)は、対応するCPUからの書込み要求信号(WEQ
a,WEQb…WEQn)を有効にする。換言すれば、
オフライン状態による書込み禁止状態を、書込み要求信
号(WEQa,WEQb…WEQn)の出力に応じて解
除することになる。
がオフライン状態の場合に、ノア回路32の出力信号N
Gは論理レベル“1”となる。このため、オンライン信
号(OLa,OLb…OLn)の全てが論理レベル
“0”の場合でも、アンド回路(31a,31b…31
n)は、対応するCPUからの書込み要求信号(WEQ
a,WEQb…WEQn)を有効にする。換言すれば、
オフライン状態による書込み禁止状態を、書込み要求信
号(WEQa,WEQb…WEQn)の出力に応じて解
除することになる。
【0037】要するに第3の実施例によれば、第1にオ
ンライン状態のCPUは、他のCPUの状態とは無関係
に、共有メモリ装置3に対して書込み許可の状態とな
る。第2に、1台でもオンライン状態のCPUがあれ
ば、オフライン状態のCPUはいかなる場合でも、共有
メモリ装置3に対して書込み禁止の状態となる。
ンライン状態のCPUは、他のCPUの状態とは無関係
に、共有メモリ装置3に対して書込み許可の状態とな
る。第2に、1台でもオンライン状態のCPUがあれ
ば、オフライン状態のCPUはいかなる場合でも、共有
メモリ装置3に対して書込み禁止の状態となる。
【0038】第3に、全てのCPUがオフライン状態に
なった場合には、オフライン状態のCPUでも書込み要
求に応じて、共有メモリ装置3に対して書込み許可の状
態となる。この第3の特徴により、第3の実施例の方式
は、共有メモリ装置3をテストする場合に、オフライン
状態のCPUにより、オンラインフラグのセットまたは
フリップフロップ5cにより、書込み禁止状態を解除す
る操作を不要にすることができる。即ち、共有メモリ装
置3のテスト処理モードでは、システムの全てのCPU
がオフライン状態であることが必要であるが、テスト処
理を実行するCPUからの書込み動作を許可する操作が
必要であった。この操作を、第3の実施例では不要にす
ることができる。
なった場合には、オフライン状態のCPUでも書込み要
求に応じて、共有メモリ装置3に対して書込み許可の状
態となる。この第3の特徴により、第3の実施例の方式
は、共有メモリ装置3をテストする場合に、オフライン
状態のCPUにより、オンラインフラグのセットまたは
フリップフロップ5cにより、書込み禁止状態を解除す
る操作を不要にすることができる。即ち、共有メモリ装
置3のテスト処理モードでは、システムの全てのCPU
がオフライン状態であることが必要であるが、テスト処
理を実行するCPUからの書込み動作を許可する操作が
必要であった。この操作を、第3の実施例では不要にす
ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、共
有メモリ装置を使用するコンピュータシステムにおい
て、オフライン時のCPUにより、誤って共有メモリ装
置にデータ書込み動作を実行するような事態を防止する
ことができる。したがって、他のCPUが使用している
共有メモリ装置のデータを破壊するような事態を未然に
防止し、共有メモリ装置を確実に保護することが可能と
なる。また、オフライン時のCPUにより、共有メモリ
装置のテスト処理等を行なう場合には、共有メモリ装置
のデータを保護すると共に、テスト処理に必要なデータ
の書込み動作を可能にすることができる。よって、結果
的にシステム全体の信頼性を向上させると共に、共有メ
モリ装置のテスト処理等を効率的に行なうことが可能と
なる。
有メモリ装置を使用するコンピュータシステムにおい
て、オフライン時のCPUにより、誤って共有メモリ装
置にデータ書込み動作を実行するような事態を防止する
ことができる。したがって、他のCPUが使用している
共有メモリ装置のデータを破壊するような事態を未然に
防止し、共有メモリ装置を確実に保護することが可能と
なる。また、オフライン時のCPUにより、共有メモリ
装置のテスト処理等を行なう場合には、共有メモリ装置
のデータを保護すると共に、テスト処理に必要なデータ
の書込み動作を可能にすることができる。よって、結果
的にシステム全体の信頼性を向上させると共に、共有メ
モリ装置のテスト処理等を効率的に行なうことが可能と
なる。
【図1】本発明の第1の実施例に係わるコンピュータシ
ステムの基本的構成を示すブロック図。
ステムの基本的構成を示すブロック図。
【図2】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート。
ャート。
【図3】本発明の第2の実施例に係わるコンピュータシ
ステムの要部を示すブロック図。
ステムの要部を示すブロック図。
【図4】第2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート。
ャート。
【図5】本発明の第3の実施例に係わるコンピュータシ
ステムの基本的構成を示すブロック図。
ステムの基本的構成を示すブロック図。
【図6】第3の実施例に係わるコンピュータシステムの
要部を示すブロック図。
要部を示すブロック図。
1a,1b,1n…コンピュータ、2…CPU、2a…
レジスタ、3…共有メモリ装置、4…システムバス、5
…インターフェース、5a,31a,31b,31n…
アンド回路、5b,30a,30b,30n…オア回
路、5c…フリップフロップ、32…ノア回路。
レジスタ、3…共有メモリ装置、4…システムバス、5
…インターフェース、5a,31a,31b,31n…
アンド回路、5b,30a,30b,30n…オア回
路、5c…フリップフロップ、32…ノア回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 独立してデータ処理を実行する複数のデ
ータ処理装置と、 この各データ処理装置のそれぞれにアクセスされる共有
メモリ装置と、 前記各データ処理装置のそれぞれに設けられて、前記共
有メモリ装置をアクセスする前記データ処理装置におい
てそのシステム制御手段の動作時に前記共有メモリ装置
に対する書込み動作を許可し、前記システム制御手段の
停止時に前記共有メモリ装置に対する書込み動作を禁止
するメモリ制御手段とを具備したことを特徴とするコン
ピュータシステム。 - 【請求項2】 独立してデータ処理を実行する複数のデ
ータ処理装置と、 この各データ処理装置のそれぞれにアクセスされる共有
メモリ装置と、 前記各データ処理装置のそれぞれに設けられて、前記共
有メモリ装置をアクセスする前記データ処理装置におい
てそのシステム制御手段の動作時にセットまたはリセッ
トされる制御情報に基づいて、前記システム制御手段の
動作時に前記共有メモリ装置に対する書込み許可信号を
出力し、前記システム制御手段の停止時に前記共有メモ
リ装置に対する書込み禁止信号を出力する書込み制御信
号出力手段と、 前記共有メモリ装置に対する書込み要求信号を出力した
前記データ処理装置において、前記書込み制御信号出力
手段から前記書込み禁止信号が出力されたときには前記
共有メモリ装置に対する書込み動作を禁止し、前記書込
み許可信号が出力されたときには前記共有メモリ装置に
対する書込み動作を許可するメモリ制御手段とを具備し
たことを特徴とするコンピュータシステム。 - 【請求項3】 独立してデータ処理を実行する複数のデ
ータ処理装置と、 この各データ処理装置のそれぞれにアクセスされる共有
メモリ装置と、 前記各データ処理装置のそれぞれに設けられて、前記共
有メモリ装置をアクセスする前記データ処理装置におい
てそのシステム制御手段の動作時にセットまたはリセッ
トされる制御情報に基づいて、前記システム制御手段の
動作時に前記共有メモリ装置に対する書込み許可信号を
出力し、前記システム制御手段の停止時に前記共有メモ
リ装置に対する書込み禁止信号を出力する書込み制御信
号出力手段と、 前記システム制御手段が停止状態の前記データ処理装置
において、前記制御情報に基づいて前記書込み禁止信号
が出力されたときには前記共有メモリ装置に対する書込
み動作を禁止し、かつ所定の処理モード時に前記制御情
報に基づいた前記共有メモリ装置に対する書込み禁止状
態を解除し、前記システム制御手段が停止状態の場合で
も前記共有メモリ装置に対して書込み要求に応じた書込
み動作を許可するメモリ制御手段とを具備したことを特
徴とするコンピュータシステム。 - 【請求項4】 独立してデータ処理を実行する複数のデ
ータ処理装置と、 この各データ処理装置のそれぞれにアクセスされる共有
メモリ装置と、 前記各データ処理装置のそれぞれに設けられて、前記共
有メモリ装置をアクセスする前記データ処理装置におい
てそのシステム制御手段の動作時にセットまたはリセッ
トされる制御情報に基づいて、前記システム制御手段の
動作時に前記共有メモリ装置に対する書込み許可信号を
出力し、前記システム制御手段の停止時に前記共有メモ
リ装置に対する書込み禁止信号を出力する書込み制御信
号出力手段と、 前記各データ処理装置の中で、前記書込み禁止信号を出
力したときに前記共有メモリ装置に対する前記データ処
理装置からの書込み要求信号を無効にし、かつ前記制御
情報に基づいた書込み禁止状態時に前記共有メモリ装置
のテスト処理モードの実行時に前記書込み要求信号を有
効にする論理ゲート回路を有するメモリ制御手段とを具
備したことを特徴とするコンピュータシステム。 - 【請求項5】 独立してデータ処理を実行する複数のデ
ータ処理装置と、 この各データ処理装置のそれぞれに設けられて、システ
ム制御手段の動作時にセットまたはリセットされる制御
情報に基づいて、前記システム制御手段の動作時に書込
み許可信号を出力し、前記システム制御手段の停止時に
書込み禁止信号を出力する書込み制御信号出力手段と、 前記各データ処理装置のそれぞれにアクセスされる共有
メモリ手段であって、前記各データ処理装置の中で少な
くとも1台のデータ処理装置から前記書込み許可信号が
出力された場合に前記書込み禁止信号を出力したデータ
処理装置からの書込み動作を禁止し、前記各データ処理
装置の全てが前記書込み禁止信号を出力している状態時
に前記各データ処理装置の中で少なくとも1台のデータ
処理装置からの書込み要求に応じて書込み動作を許可す
るメモリ制御手段を有する共有メモリ装置とを具備した
ことを特徴とするコンピュータシステム。 - 【請求項6】 独立してデータ処理を実行する複数のデ
ータ処理装置、この各データ処理装置のそれぞれにアク
セスされる共有メモリ装置、および前記各データ処理装
置のそれぞれに設けられてシステム制御手段の動作時に
セットされた制御情報に基づいて書込み許可信号を出力
し、前記制御情報のリセット状態で書込み禁止信号を出
力する書込み制御信号出力手段を備えたコンピュータシ
ステムにおいて、 前記書込み許可信号を出力したデータ処理装置からの書
込み要求信号に応じて、前記共有メモリ装置に対する書
込み動作を実行するステップと、 前記書込み禁止信号を出力したデータ処理装置からの書
込み要求信号を無効にして、前記共有メモリ装置に対す
る書込み動作を禁止するステップと、 前記制御情報のリセット状態のデータ処理装置におい
て、前記共有メモリ装置のテスト処理モードの実行時に
前記共有メモリ装置に対する書込み動作の禁止状態を解
除し、そのデータ処理装置からの書込み要求信号を有効
にするステップとからなることを特徴とする共有メモリ
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26692894A JPH08129508A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コンピュータシステム及びその共有メモリ制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26692894A JPH08129508A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コンピュータシステム及びその共有メモリ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08129508A true JPH08129508A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17437636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26692894A Pending JPH08129508A (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | コンピュータシステム及びその共有メモリ制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08129508A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010015037A (ko) * | 1999-06-16 | 2001-02-26 | 니시무로 타이죠 | 기억 매체 및 이 기억 매체를 사용한 콘텐츠 보호 방법 |
JP2007220085A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-30 | Marvell World Trade Ltd | プロセッサアーキテクチャ |
KR20210079348A (ko) * | 2019-01-22 | 2021-06-29 | 주식회사 아도반테스토 | 커맨드 오류 처리를 위해 하나 이상의 테스트 대상 디바이스를 테스트하기 위한 자동 테스트 장비, 하나 이상의 테스트 대상 디바이스의 자동 테스트를 위한 방법 및 컴퓨터 프로그램 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26692894A patent/JPH08129508A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010015037A (ko) * | 1999-06-16 | 2001-02-26 | 니시무로 타이죠 | 기억 매체 및 이 기억 매체를 사용한 콘텐츠 보호 방법 |
US7137012B1 (en) | 1999-06-16 | 2006-11-14 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Storage medium and contents protection method using the storage medium |
JP2007220085A (ja) * | 2006-01-18 | 2007-08-30 | Marvell World Trade Ltd | プロセッサアーキテクチャ |
KR20210079348A (ko) * | 2019-01-22 | 2021-06-29 | 주식회사 아도반테스토 | 커맨드 오류 처리를 위해 하나 이상의 테스트 대상 디바이스를 테스트하기 위한 자동 테스트 장비, 하나 이상의 테스트 대상 디바이스의 자동 테스트를 위한 방법 및 컴퓨터 프로그램 |
JP2021520001A (ja) * | 2019-01-22 | 2021-08-12 | 株式会社アドバンテスト | 1または複数の被テストデバイスをテストするための自動試験装置、1または複数の被テストデバイスの自動試験のための方法、および、バッファメモリを使用するコンピュータプログラム |
KR20210116604A (ko) * | 2019-01-22 | 2021-09-27 | 주식회사 아도반테스토 | 온-칩-시스템 테스트 제어기를 사용하는 자동 테스트 장비 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9158941B2 (en) | Managing access to content in a data processing apparatus | |
US5396609A (en) | Method of protecting programs and data in a computer against unauthorized access and modification by monitoring address regions | |
US4181940A (en) | Multiprocessor for providing fault isolation test upon itself | |
JPH0719231B2 (ja) | 改良されたアクセス安全装置を備える集積回路 | |
US9984766B1 (en) | Memory protection circuitry testing and memory scrubbing using memory built-in self-test | |
US3986169A (en) | Device protection method and apparatus | |
JP4526111B2 (ja) | マイクロコンピュータおよびデバッグ方法 | |
US7555627B2 (en) | Input-output control apparatus, input-output control method, process control apparatus and process control method | |
JPH08129508A (ja) | コンピュータシステム及びその共有メモリ制御方法 | |
JPS59231650A (ja) | ソフトウエア保護処理方式 | |
US20050223265A1 (en) | Memory testing | |
JPS59231800A (ja) | 主記憶装置への不正書込防止装置 | |
JPH01106150A (ja) | ローカルメモリ保護方式 | |
JPS62160554A (ja) | メモリの不正アクセス防止装置 | |
JPS6329859A (ja) | 記憶保護装置 | |
JPH0217550A (ja) | マルチプロセッサシステムの障害処理方式 | |
JPS63250753A (ja) | メモリアクセスチエツク方式 | |
JPS6250863B2 (ja) | ||
JPH0795311B2 (ja) | 二重化処理装置 | |
JP2619671B2 (ja) | メモリ制御回路 | |
KR950013262B1 (ko) | 데이타 처리 장치 | |
JPH03184128A (ja) | 二重化計算機システム | |
JPH01300357A (ja) | 電子ディスク装置 | |
JP2640139B2 (ja) | メモリカード | |
JPH0528413B2 (ja) |