JPH08128214A - 共同部屋 - Google Patents

共同部屋

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JPH08128214A
JPH08128214A JP26900094A JP26900094A JPH08128214A JP H08128214 A JPH08128214 A JP H08128214A JP 26900094 A JP26900094 A JP 26900094A JP 26900094 A JP26900094 A JP 26900094A JP H08128214 A JPH08128214 A JP H08128214A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
sleeping
person
room
working
Prior art date
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Pending
Application number
JP26900094A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Monya
幹男 紋谷
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共用者の寝る時間帯や、作業を行う時間帯が
異なっても、他の人の生活のペースを崩させることのな
いレイアウトの共同部屋を提供する。 【構成】 一つの部屋1に、個別の作業用空間2と就寝
用空間3の組(2a,2b),(3a,3b)が、縦列
に設けられているので、各人の就寝や読書等の作業は、
個別の就寝用空間3a,3bと作業用空間2a,2bと
で別個に行うことができる。従って、一方の人が自己の
作業用空間で読書等の作業を行っても、他方の人の就寝
等を邪魔することが防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つの部屋を複数人で
共用する共同部屋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一つの部屋を複数人で使う共同部
屋におけるレイアウトは、就寝用空間内に置かれるベッ
ドが別々に配置されるだけで、勉強机等を配置する作業
用空間や、服や身回り品等を収納する収納用空間などの
配置は特に考慮されないことが多かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、部屋を共用
する各人の生活リズムや生活パターンはそれぞれ相違す
るため、寝る時間帯や、読書や勉強などの作業を行う時
間帯も個々異なる場合が多い。そのため、一方の人が寝
ようとしているか、或いは寝ているときに、他方の人
が、その一方の人のベッドの近くで読書等の作業をして
いたりすると、その一方の人が寝付けなかったり、目が
覚めてしまったりして、その寝る人の邪魔になるという
問題点があった。この発明は、上記問題点を解決するた
めになされたもので、寝る時間帯や、作業を行う時間帯
が異なっていても、他の人の生活のペースを崩させるこ
とのないレイアウトの共同部屋を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、一つの部屋に、個別の就寝
用空間と作業用空間の組が、縦列に並べて複数組設けら
れる構成となっている。また、請求項2に記載したよう
に、請求項1記載の共同部屋において、前記作業用空間
が、前記部屋に設けられた窓に面しているようにしても
よい。
【0005】また、請求項3に記載したように、請求項
1又は請求項2に記載の共同部屋において、前記就寝用
空間と作業用空間の組の各列に、それぞれ個別の収納用
空間が設けられるように構成できる。また、請求項4に
記載したように、請求項1から請求項3の何れかに記載
された共同部屋において、前記就寝用空間と前記作業用
空間とが、両面に収納部を備えた家具によって仕切られ
るようにしてもよい。
【0006】
【作用】本発明の作用は次の通りである。請求項1記載
の共同部屋によれば、一つの部屋に、個別の就寝用空間
と作業用空間の組が、縦列に並べて複数列設けられてい
るので、各人の就寝や、読書等の作業は、それぞれ個別
に与えられる縦列に配された就寝用空間と作業用空間と
で別個に行うことができる。従って、一方の人が自己の
作業空間で読書や勉強等の作業を行なっても、他方の人
の就寝等を邪魔をすることなく、各人が自己のペースで
生活することができる。
【0007】また、請求項2に記載したように、前記作
業用空間を前記部屋に設けられた窓に面している場合に
は、机などを採光し易い位置に配置して作業環境を整え
ることができる。また、請求項3に記載したように、前
記就寝用空間と作業用空間の組の各列に、それぞれ個別
の収納用空間が設けられる場合には、各人個別の生活空
間を一つの部屋内に確保することができる。
【0008】また、請求項4に記載したように、前記就
寝用空間と前記作業用空間とが、両面に収納部を備えた
家具によって仕切られるようにした場合には、就寝用空
間と作業用空間の双方から収納部を使用できるので、限
られた空間を有効に利用することができるとともに、そ
の家具によって、一方の人の作業用空間からの音や光が
他方の人の就寝用空間へ漏れるのをある程度防ぐことが
できるので、各人が互いの生活を邪魔することが少なく
なる。
【0009】
【実施例】以下、図1および図2を参照して本発明に係
る共同部屋の実施例について説明する。ここに、図1は
この発明に係る共同部屋のレイアウトを示す間取り図、
図2はその要部の一つである家具の拡大縦断側面図であ
る。図1において、共同部屋1は、作業用空間2と、就
寝用空間3と、収納用空間4とから構成されている。
【0010】各作業用空間2,就寝用空間3,収納用空
間4は、部屋の中心から図面上それぞれ左右に分けられ
た二組の個別の作業用空間2a,2b、就寝用空間3
a,3b、収納用空間4a,4bによって構成されてい
る。作業用空間2の前面壁には採光用の窓5が設けら
れ、それぞれの作業用空間2a,2bには、共用者個別
の机6a,6bと椅子7a,7bが配置されている。
【0011】作業用空間2a,2bと就寝用空間3a,
3bとの境界には、両面に収納部9a,9b,9cを備
えた所定高さの家具(例えば、本棚として使用される)
8a,8bがそれぞれ左右の内壁10,11に一端側を
接して配設されている。この家具8a,8bは、例え
ば、図2に示すように、床20から天井21に達する高
さに選定され、一定の幅内のある高さから背板12a,
12b,12cが互い違いに設けられており、作業用空
間2側の収納部9a,9bと、就寝用空間3側の収納部
9cが形成されている。
【0012】就寝用空間3a,3bのそれぞれには、共
用者個別のベッド13a,13bが枕側を家具8a,8
bに当接させて配置されている。このベッド13a,1
3bは、家具8a,8bと略同じ幅に選定され、ベッド
13aと13bとの間に所定幅の通路が形成されてい
る。収納用空間4a,4bには、開閉扉15a,15b
を備えた共用者個別のクローゼット16a,16bが設
けられている。就寝用空間3a,3bの各ベッド13
a,13bの後部と、クローゼット16a,16bの前
部との間には、人が通れる程度の空間が確保されてい
る。
【0013】本実施例に係る共同部屋1は、上述のよう
な構成となっているので、共用者各人は、一つの部屋内
で、個別の生活空間を確保することができる。即ち、生
活のペースが異なる共有者A,Bが共同部屋1を使用す
る場合において、例えば、一方の人:Aが、自己の就寝
用空間3aのベッド13aで寝ている時に、他方の人:
Bが読書等の作業をしたい場合には、Bは自己の作業用
空間2bの机6bで作業を行うことにより、寝ている
人:Aの邪魔をすることなく自分のリズムで生活するこ
とができる。
【0014】特に、作業用空間2と就寝用空間3との境
界に設置した家具8a,8bによって、作業用空間2
a,2bからの音や光が、就寝用空間3a,3bに漏れ
ることがある程度防止されるため、ベッド13a,13
bに居る者は、作業用空間2a,2bからの音や光によ
って眠りを妨げられることがない。
【0015】また、共用者個別のクローゼット16a,
16bが用意されているので、プライバシーを守ること
ができるとともに、収納用空間4を使用する時間帯が重
なっても互いに気兼ねすることなく物の出し入れを行う
ことができる。また、家具8a,8bは、それぞれ作業
用空間2と就寝用空間3に面する両側に収納部9a,9
b,9cを備えているので、作業用空間2a,2bと就
寝用空間3a,3bの双方から本などを収納するのに利
用でき、限られた空間を有効に使用することができる。
【0016】なお、本発明において家具8a,8bは、
必須のものではなく、作業用空間2a,2bと、就寝用
空間3a,3bとの間に十分な距離がある場合などは、
家具8a,8bで仕切らなくても、作業用空間での作業
が就寝用空間に及ぼす影響を小さくすることができる。
【0017】また、本実施例では、一つの部屋1を二人
の共用者で使用する場合について述べたが、これに限ら
ず、三人以上で共用する場合にも適用可能であり、その
場合には、共用者の人数に応じて各人個別の作業用空
間,就寝用空間,収納用空間をそれぞれ縦列に並べて設
けることとなる。
【0018】また、本実施例では、収納用空間4a,4
bに各人個別のクローゼット16a,16bを設ける場
合について述べたが、これに限定されるものではなく、
共同で使用する押入れ等を設けて、空間を有効に利用で
きるようにしてもよい。また、本実施例では、就寝用空
間3a,3bにベッド13a,13bを設置する場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、就
寝用空間3を和室風にして布団敷きとしてもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、一つの部
屋に、個別の就寝用空間と作業用空間の組が、縦列に並
べて複数列設けられているので、各人の就寝や、読書等
の作業は、それぞれ個別に与えられる縦列に配された就
寝用空間と作業用空間とで別個に行うことができる。従
って、一方の人が自己の作業空間で読書や勉強等の作業
を行なっても、他方の人の就寝等を邪魔をすることな
く、各人が自己のペースで生活することができるという
効果がある。
【0020】また、請求項2に記載したように、前記作
業用空間を前記部屋に設けられた窓に面している場合に
は、机などを採光し易い位置に配置して作業環境を整え
ることができる。また、請求項3に記載したように、前
記就寝用空間と作業用空間の組の各列に、それぞれ個別
の収納用空間が設けられる場合には、各人個別の生活空
間を一つの部屋内に確保することができるという効果が
ある。
【0021】また、請求項4に記載したように、前記就
寝用空間と前記作業用空間とが、両面に収納部を備えた
家具によって仕切られるようにした場合には、就寝用空
間と作業用空間の双方から収納部を使用できるので、限
られた空間を有効に利用することができるとともに、そ
の家具によって、一方の人の作業用空間からの音や光が
他方の人の就寝用空間へ漏れるのをある程度防ぐことが
できるので、各人が互いの生活を邪魔することが少なく
なるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る共同部屋のレイアウトを示す間取
り図である。
【図2】本発明に係る共同部屋の要部の一つを成す家具
の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 共同部屋 2(2a,2b) 作業用空間 3(3a,3b) 就寝用空間 4(4a,4b) 収納用空間 5 窓 6a,6b 机 8a,8b 家具 9a,9b,9c 収納部 13a,13b ベッド 16a,16b クローゼット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つの部屋に、個別の就寝用空間と作業用
    空間の組が、縦列に並べて複数組設けられていることを
    特徴とする共同部屋。
  2. 【請求項2】前記作業用空間が、前記部屋に設けられた
    窓に面していることを特徴とする請求項1記載の共同部
    屋。
  3. 【請求項3】前記就寝用空間と作業用空間の組の各列
    に、それぞれ個別の収納用空間が設けられていることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の共同部屋。
  4. 【請求項4】前記就寝用空間と前記作業用空間とが、両
    面に収納部を備えた家具によって仕切られていることを
    特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の共同
    部屋。
JP26900094A 1994-11-01 1994-11-01 共同部屋 Pending JPH08128214A (ja)

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JP26900094A JPH08128214A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 共同部屋

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26900094A JPH08128214A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 共同部屋

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JPH08128214A true JPH08128214A (ja) 1996-05-21

Family

ID=17466285

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JP26900094A Pending JPH08128214A (ja) 1994-11-01 1994-11-01 共同部屋

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