JP2022150230A - 多床室 - Google Patents

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芙紗子 石川
Misako Ishikawa
亜紀 鳥山
Aki Toriyama
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

【課題】患者のプライバシーが確保されるとともに、患者どうしがコミュニケーションをとりやすい多床室を提供する。【解決手段】多床室1は、外部開口11が設けられた共有スペース2と、共有スペース2に隣接して配置された複数の個人スペース3と、を備え、共有スペース2と個人スペース3とは、間仕切20に設けられた出入り可能な内部開口21で連通され、内部開口21には、引き戸22が設置され、共有スペース2には、着座可能な椅子23が設置されている。【選択図】図1

Description

本開示は、多床室に関するものである。
従来から、病院等の医療施設や福祉施設等の施設では、通路の幅方向の一方側に複数の病室が配置されたものや、通路の幅方向の両側に複数の病室が配置されたものが知られている(下記の特許文献1参照)。また、外壁に面してベッドが配置されカーテンで区画された1ベッド単位が複数配置された多床室も知られている(下記の特許文献2参照)。
特開2019-82082号公報 特開平6-323017号公報
しかしながら、特許文献1,2のような病室や多床室の配置では、患者どうしが会話するスペースがなく、患者どうしがコミュニケーションをとりにくいという問題点がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、患者のプライバシーが確保されるとともに、患者どうしがコミュニケーションをとりやすい多床室を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る多床室は、外部開口が設けられた共有スペースと、該共有スペースに隣接して配置された複数の個人スペースと、を備え、前記共有スペースと前記個人スペースとは、出入り可能な内部開口で連通されている。
このように構成された多床室では、共有スペースとは別に個人スペースが設けられているため、個人スペースを利用する患者のプライバシーが確保される。また、共有スペースと個人スペースとは出入り可能な内部開口で連通されているため、患者は個人スペースから内部開口を通って共有スペースに出れば、共有スペースで他の患者とコミュニケーションをとることができる。共有スペースに外部開口が設けられているため、共有スペースの採光を確保することができる。共有スペースと個人スペースとは隣接しているために、個人スペースと共有スペースとの間のアクセスが良い。
また、本発明に係る多床室は、前記内部開口には、引き戸が設置されていてもよい。
このように構成された多床室では、共有スペースと個人スペースとの間の内部開口には引き戸が設置されている。よって、引き戸を閉めれば、個人スペースのプライバシーが確保される。また、引き戸を開ければ、内部開口の有効開口が大きく確保される。
また、本発明に係る多床室は、前記共有スペースには、着座可能な椅子が設置されていてもよい。
このように構成された多床室では、共有スペースには、着座可能な椅子が設置されている。よって、患者は共有スペースの椅子に着座してくつろぐことができる。
また、本発明に係る多床室では、平面視で、前記共有スペースは、第一方向に長く、前記外部開口は、前記共有スペースの前記第一方向と直交する第二方向の一方側に配置され、前記個人スペースは、前記共有スペースの前記第二方向の他方側に配置されていてもよい。
このように構成された多床室では、複数の個人スペースは、共有スペースの第二方向の他方側に配置されている。よって、個人スペースの水廻り等の設備スペースを多床室の第二方向の他方側に集約できて、配管の集約、床下がり範囲の集約及び下階の漏水リスクの低減ができる。
本発明に係る多床室によれば、患者のプライバシーが確保されるとともに、患者どうしがコミュニケーションをとりやすい。
本発明の一実施形態に係る多床室の平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る多床室について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る多床室の平面図である。
図1に示す本実施形態に係る多床室1は、病院の産婦人科病棟の一部である。本実施形態では、多床室1は、病棟10に2室隣配置されている。なお、本実施形態の多床室1は、産婦人科病棟に限られず、小児科病棟等他の科に設置されていてもよい。
多床室1は、平面視で略長方形をしている。以下の説明において、多床室1の短手方向をX方向とし、長手方向をY方向とする。X方向に隣接配置された多床室1は、X方向に対称なプランとなっている。
病棟10のX方向の両側の外壁部10A及びY方向の一方側(図1の紙面上側)の外壁部10Cは、屋外に面している。多床室1のY方向の他方側(図1の紙面下側)の内壁部10Dは、他の病棟等の屋内に面している。
多床室1の外壁部10Aには、外部開口11が複数設けられている。外部開口11は、外壁部10AのY方向に間隔を有して複数設けられている。外部開口11には、屋外の採光を確保する窓等の建具が設置されている。
多床室1の内壁部10Dには、病室入口16が設けられている。病室入口16には、片引き戸(引き戸)17が設置されている。片引き戸17は、X方向にスライド可能であり、内壁部10Dに設けられた戸袋18に引き込み可能とされている。他の空間から多床室1内に出入り可能な開口は、病室入口16のみである。
多床室1は、共有スペース2と、個人スペース3と、を備えている。本実施形態では、各多床室1では、共有スペース2が一箇所配置され、個人スペース3が6箇所配置されている。
共有スペース2は、平面視でY方向(第一方向)を長手方向とする略長方形をしている。共有スペース2は、内壁部10Dの病室入口16に面して形成されている。換言すると、利用者が多床室1に入る際には、病室入口16に設置された片引き戸17を開けて、まず共有スペース2に入ることになる。共有スペース2は、外壁部10Aの外部開口11に面して形成されている。共有スペース2内には、外部開口11からの採光が確保されている。
共有スペース2には、外壁部10Aに沿って患者が着座可能な椅子23が設置されている。共有スペース2は、患者どうしが椅子23に着座してコミュニケーションをとったり、患者のお見舞い人及び患者が椅子23に着座して会話したりする等の用途として使用される。
共有スペース2と個人スペース3との間には、間仕切20が設置されている。換言すると、共有スペース2と個人スペース3とは、間仕切20で区画されている。間仕切20は、Y方向に沿って配置されている。共有スペース2の有効幅員は、1.8m以上あることが好ましい。
共有スペース2では、X方向(第二方向)の一方側(第二方向の一方側)に外部開口11が配置され、X方向に他方側に間仕切20が配置されている。間仕切20よりもさらにX方向の他方側には、個人スペース3が配置されている。共有スペース2では、間仕切20と外壁部10AとがX方向に対向配置されている。
間仕切20には、個人スペース3に出入り可能な内部開口21が設けられている。内部開口21には、2枚の引き戸22が設置されている。引き戸22はY方向にスライド可能である。共有スペース2と個人スペース3とは、引き戸22を開けると内部開口21で連通されている。
間仕切20には、共有スペース2側に張り出すように凸状に形成された壁部26が形成されている。壁部26で囲まれた空間は、個人スペース3内のクローゼット31とされている。2枚の引き戸22は、クローゼット31の前側に引き込み可能とされている。
個人スペース3は、共有スペース2に隣接して配置されている。個人スペース3は、Y方向に隣接して複数配置されている。各個人スペース3は、間仕切20と3方向に配置された壁部27によって四方が囲まれ、共有スペース2及び他の個人スペース3と区切られている。個人スペース3のX方向の両側には、外部開口が設けられていない。個人スペース3のうちY方向の一方側(病室入口16が配置されるのと反対側)の個人スペース3Aにのみ、外壁部10Cに個室外部開口12が設けられている。
個人スペース3の内部には、主スペース30及び水廻り等の設備スペース40が形成されている。主スペース30には、ベッドやカウンター等の家具が設置されている。設備スペース40には、トイレ41及びシャワー42が設置されている。設備スペース40は、多床室1のY方向の中央に集約されるように配置されている。
このように構成された多床室1では、共有スペース2とは別に個人スペース3が設けられているため、個人スペース3を利用する患者のプライバシーが確保される。また、共有スペース2と個人スペース3とは出入り可能な内部開口21で連通されているため、患者は個人スペース3から内部開口21を通って共有スペース2に出れば、、共有スペース2で他の患者とコミュニケーションをとることができる。共有スペース2に外部開口11が設けられているため、共有スペース2の採光を確保することができる。共有スペース2と個人スペース3とは隣接しているために、個人スペース3と共有スペース2との間のアクセスが良い。
また、共有スペース2と個人スペース3との間の内部開口21には引き戸22が設置されている。よって、引き戸22を閉めれば、個人スペース3のプライバシーが確保される。また、引き戸22を開ければ、内部開口21の有効開口が大きく確保される。
また、共有スペース2には、着座可能な椅子23が設置されている。よって、患者は共有スペース2の椅子23に着座してくつろぐことができる。
また、複数の個人スペース3は、共有スペース2のX方向に他方側に配置されている。よって、個人スペース3の水廻り等の設備スペース40を多床室1のX方向に他方側に集約できて、配管の集約、床下がり範囲の集約及び下階の漏水リスクの低減ができる。
個人スペース3A以外の個人スペース3には、外部開口が設けられていないため、外気や直射日光の外部環境の影響を受けにくく、安定した住環境を作ることができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記に示す実施形態では、平面視で略長方形をなす共有スペース2の一辺側(一方側)に個人スペース3が配置されるようになっているが、本発明はこれに限られない。共有スペース2の二方及び三方を囲むように個人スペース3が配置されていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、共有スペース2と個人スペース3とを連通する内部開口21には、引き戸22が設置されているが、本発明はこれに限られない。引き戸22によって有効開口幅を大きく確保することができるが、折れ戸やカーテン等であってもよい。
また、上記に示す実施形態の多床室1は、病院の産婦人科病棟に設置されているが、本発明はこれに限られない。多床室は、高齢者施設や福祉施設等に設置されていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、個人スペース3が6箇所設置されているが、本発明はこれに限られない。個人スペース3は2箇所以上設置されていればよい。
1, 多床室
2 共有スペース
3 個人スペース
11 外部開口
21 内部開口
22 引き戸
23 椅子

Claims (4)

  1. 外部開口が設けられた共有スペースと、
    該共有スペースに隣接して配置された複数の個人スペースと、を備え、
    前記共有スペースと前記個人スペースとは、出入り可能な内部開口で連通されている多床室。
  2. 前記内部開口には、引き戸が設置されている請求項1に記載の多床室。
  3. 前記共有スペースには、着座可能な椅子が設置されている請求項1または2に記載の多床室。
  4. 平面視で、前記共有スペースは、第一方向に長く、
    前記外部開口は、前記共有スペースの前記第一方向と直交する第二方向の一方側に配置され、
    前記個人スペースは、前記共有スペースの前記第二方向の他方側に配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の多床室。
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