JP2010019049A - 収納機能付き間仕切装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】病院の大部屋を準個室に仕切る収納部付き間仕切装置において、ユーザーフレンドリー性を一層アップさせる。
【手段】間仕切装置は、人が机として使用できる天板1と、天板1の上方に配置された上仕切り壁部2と、上仕切り壁部2の一端部に固定されたエンドパネル4と、上仕切り壁部2の他端部に固定された第1収納部(ロッカー)とを有している。上仕切り壁部2のうち天板1を使用する人の顔の高さ位置に、開閉式の蓋26を有する鏡装着部23が設けられている。蓋26を開くと固定鏡24が表れる。蓋26の表面部にはホワイトボート33が配置され、蓋26の表面部には可動鏡34が装着されている。入院患者はいちいち鏡を持ち込まなくても身だしなみや化粧をチェックすることができ、また、予定等はホワイトボードに記録しておける。
【選択図】図2

Description

本願発明は、例えば病室の大部屋や介護・養護施設の大部屋に設置して当該大部屋を複数の準個室と成すのに好適な収納機能付き間仕切装置に関するものである。
病院の大部屋を個々の入院患者のエリアごとに仕切る方法としては従来はカーテンや衝立が多用されていたが、このカーテンや衝立は遮蔽機能が貧弱で患者のプライバシー保護が不完全であった。他方、厚い壁パネルで仕切ってドア付きの個室と成すことも提案されているが、これは遮蔽機能には優れているものの、工事に多大の手間がかかって病院に多大の設置コストがかかる問題や、収納家具は別に設置せねばならないため患者の負担も嵩む問題、或いは、ドア付きであるためベッドの出し入れのためにはドアの外側に広い通路が必要となって部屋全体の使用効率が悪いという問題などがあった。
そこで、本願出願人は、例えば特許文献1において、平面視で細長い形状の収納機能付き間仕切装置を開示した。すなわちこの収納機能付き間仕切装置は、仕切り方向に向かって細長い形状でかつ人が机として使用できる天板と、前記天板の奥側(使用者を基準にすると左右両側のうち一方の側)に配置したロッカーと、天板の手前側(使用者を基準にすると左右両側のうち他方の側)に配置したエンドパネルと、天板の上方の空間を2つに仕切る上仕切り壁部とを備えており、天板の下方の空間のうち使用者に対応した部位は下仕切り壁部で仕切られ、天板の下方の空間のうち下仕切り壁部とロッカーとの間の部位にはキャビネットが配置されている。
そして、天板は上下仕切り壁部を挟んだ両側に背中合わせに配置されており、このため、仕切られた空間の両側で人が天板を使用することができる。また、ロッカーとキャビネットとはそれぞれ一方の空間から使用できるものと他方の空間から使用できるものとに区分されている。
上仕切り壁部のうち天板に連続した下部は木製板等の遮光材からなるフロントパネルになっており、このフロントパネルに電源コンセントや通信用コネクタ類を設け得るようになっている一方、上仕切り壁部のうちフロントパネルの上方に位置した広い範囲は透光性を有している。
特許文献1の間仕切装置は、工事不要で置くだけに過ぎないものでありながら全体として重厚であるため遮蔽機能に優れている、天板が組み込まれているため、パソコンを使用したり読書したり書き物をしたりといった要請に的確に応えることができる、間仕切装置が収納機能を備えているため使用者の負担を無くすことができる、間仕切装置で仕切られた空間は間口が大きく空いているためベッドの出し入れが容易である、上仕切り壁部が透光性を有するため灯具を取り付けなくても天井の灯具だけでも明るさを確保できる、と言った多く利点があり、現実に多くの施設に設置されて好評を博している。
特開2005−218701号公報
人はいかなる場所いかなる時にも身だしなみや容貌に気をつけるものであり、このため鏡は生活の必需品である。特に、女性は化粧をしたり直したり髪を整えたりと、鏡を必要とする度合いが男性より多いと言える。また、入院患者の場合は、男女の別なく顔色を見たり舌を見たりというように、体調をチェックするために鏡を見る機会も多いと言える。
この点に対しては、例えばスタンド式の鏡を持参して天板の上に置いたり、フラットな鏡を両面テープで上仕切り壁部に固定したりといったことが考えられるが、天板は椅子に腰掛けている人の腹部程度の高さであるため、スタンド式鏡は人の顔の高さに保持するのが厄介であるという問題や、落して破損する虞がある問題、どこかに置き忘れてしまう問題、といった問題が懸念される。
他方、鏡を両面テープ等で上仕切り壁部に固定すると、高さの保持や置き忘れといった問題は解消できるが、鏡は常に空間に露出しているため、見たくない時にも姿や顔が写ってしまって邪魔に感じる虞がある問題や、照明の光が反射してまぶしく感じる虞があるといった問題、退院によって鏡を取り外すと後に両面テープの糊が残って体裁が悪くなる虞がある問題、等の懸念される。また、スタンド式にしても両面テープ固定式にしても、入院患者が外から持ち込まなければならないため、患者の負担が増えるという問題もある(入院は一時的なものなので、持ち込む物品はできるだけ少ないのが好ましい。)。
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、特許文献1に例示されるような収納機能付き間仕切装置において、よりユーザーフレンドリーな形態と成すことを目的とするものである。
本願発明は、室に設置して当該室の空間を2つに仕切る収納機能付き間仕切装置に係るものであり、この間仕切装置は、人が椅子に腰掛けた姿勢で机として使用できる天板と、前記天板を使用している人と対面するように天板の背部から立ち上がっている上仕切り壁部とを備えており、前記天板の下方の空間のうち少なくとも使用者に対応した部位は下仕切り壁部で仕切られており、更に、前記天板を使用している人を基準にして右側又は左側若しくは左右両側に、天板と一体に連続した収納部を設けている、という基本構成になっている。そして、前記上仕切り壁部は一般成人の身長よりも高くて天井より低い高さであり、この上仕切り壁部に、椅子に腰掛けた状態の人が自分の顔を写して見ることができる固定鏡と、前記固定鏡を覆う開閉式又は着脱式の蓋(カバー板)とが設けられている。
本願発明は様々のバリエーションを含んでいる。このうち請求項2の発明は、請求項1において、まず、平面視で上仕切り壁部を挟んだ両側に前後2枚の天板が背中合わせ状態で配置されており、このため上仕切り壁部を向いた対向姿勢で2人の人がそれぞれ天板を使用できるようになっており、前記上仕切り壁部は、基本的には、下部を構成して水平方向に長く延びる遮光材製フロントパネルと、前記フロントパネルの数倍の高さを有する透光部とに分離構成されており、前記上仕切り壁部に、一方の人に対応した固定鏡及び蓋と他方の人に対応した固定鏡及び蓋とが、当該固定鏡及び蓋の上方と側方とに透光部が広がるようにして設けられている。
更に、請求項2の発明では、前記使用者を基準にして上仕切り壁部の左右両側のうち一方の側に、前記上仕切り壁部と同じ程度の高さの第1収納部が上仕切り壁部及び前後天板と一体に繋がった状態で設けられ、前記使用者を基準にして上仕切り壁部の左右両側のうち他方の側に、前記上仕切り壁部と同じ程度の高さのエンドパネルが、上下仕切り壁部と前後天板とに固定された状態で配置されており、このためエンドパネルと下仕切り壁部とは平面視でT形の姿勢になっており、かつ、前記天板の下方の空間のうち使用者の右側又は左側若しくは左右両側に第2収納部を設けている。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記蓋は水平回動自在であり、当該蓋の表面にはホワイトボードを配置して裏面には可動鏡を配置している。なお、蓋の表面には、請求項3のようにホワイトボードを設けることに代えて、例えば押しピンが刺さるピンナップボードを設けたり、写真や絵画のようなカード類・紙葉類を装着できるようにすることも可能である。
本願発明では、固定鏡が間仕切装置に組み込まれているため、いちいち使用者が持ち込む必要はなく、このため使用者の負担を軽減できる。また、落下して破損するような心配もない。また、鏡は顔の高さに配置されているため、顔や頭や口腔をチェックしたり化粧・整髪を行ったりするのに便宜である。更に、鏡は不使用時には蓋で覆うことができるため、顔や姿が必要以上に写って鏡を邪魔に感じたり照明が反射して不愉快感を人に与えるといった不具合もない。このように本願発明の間仕切装置は、問題を生じることなく鏡を組み込んだものであり、高い使用価値を有している。
請求項2のように上仕切り壁部に透光機能を持たせると、特許文献1と同様に空間が暗くなり過ぎることを防止できるが、請求項2の発明では、フロントパネルの上方の部分のうちの一部に鏡と蓋とを設けたに過ぎないため、透光機能が阻害されることはない。
請求項3のように蓋を開閉式にすると、蓋を紛失したり落して破損したりすることを防止でき、また、蓋は水平回動式であるため、上仕切り壁部に設けた固定鏡と蓋に設けた可動鏡とをセットにして二面鏡として使用することができ、その結果、横顔や耳を見るのが容易になって使用価値が一層高くなる。また、蓋の表面はホワイトボードになっているため、蓋をメモ帳代わりに使用することが可能になって使用価値がより一層高くなっている。特に、病室を仕切る間仕切装置に適用すると、入院患者は食事や診察など何かとメモ事項が多いため、特に有益で使用価値が一層高いと言える。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。 図1のうち(A)は斜視図で(B)は斜視図、図2のうち(A)は要部の斜視図で(B)は正面図、図3の(A)は図2(B)の III-III視断面図、(B)は別例図である。
(1).全体の構造
本実施形態は、病院の大部屋を仕切って複数の準個室と成す間仕切装置に適用している。まず、図1に基づいて全体を説明する。図1(A)に示すように、間仕切装置と平面視で細長い形態になっており、平面視で壁面Wと直交した姿勢に配置することにより、間仕切装置を挟んだ両側の空間が準個室P1,P21,P2になっている。準個室P1,P2には、間仕切装置と平行な姿勢でベッド(図示せず)が設置される。準個室P1,P2の出入り口は、カーテンレール(図示せず)に吊支したカーテンCで仕切られるようになっている。
間仕切装置をこれを挟んだ2つの準個室P1,P2から人Mがそれぞれ使用できる。すなわち、2つの準個室P1,P2にいる人Mは相対向した姿勢で間仕切装置を使用できる。本願発明では、方向を特定する文言として「前後」「左右」の文言を使用するが、この前後方向と左右方向は、図1(A)に表示するように、間仕切装置を向いた人を基準にしている。以下、説明する。
間仕切装置は、人Mが椅子に腰掛けて机として使用できる高さに配置された天板1と、天板1の上方の空間を前後に仕切るため天板1の上方に配置した前後長手の上仕切り壁部2と、天板1及び上仕切り壁部2を挟んで準個室P1,P2の奥側に配置された平面視略矩形の第1収納部3と、天板1及び上仕切り壁部2を挟んで準個室P1,P2の出入り口側に配置されエンドパネル4と、天板1の下方のうち第1収納部3の側に配置した第2収納部5と、天板1の下方の空間のエンドパネル4と第2収納部5との間の空間(すなわち人の足が入る空間)を前後に仕切る下仕切り壁部6とを備えている。
天板1は上仕切り壁部2及び下仕切り壁部6を挟んだ前後両側に位置している。換言すると、2枚の天板1が上下仕切り壁部2,7を挟んだ前後両側に位置しており、従って、上仕切り壁部2は前後天板1の背部から立ち上がり、下仕切り壁部6は前後天板1の背部から下がっている。エンドパネル4と上下仕切り壁部2,7とは平面視でT字の姿勢に交叉しており、上仕切り壁部2は第1収納部3の前後中間部に当接して両者は互いに固定されている。
天板1は左右に長い形態であり、人はエンドパネル4に近い半分程度を机として使用できるようになっており、この机として使用できる部分の下方に下仕切り壁部6が配置されている。また、天板1のうち机として使用できる部分は他の部位よりもやや手前側に突出している。すなわち、机として使用できる部分は他の部分よりも奥行き寸法がやや大きくなっている。もちろん、天板1は左右全長にわたって等しい奥行き寸法であっても良い。なお、前後の天板1は一体に連続させても良いし(すなわち1枚板を使用しても良いし)、別体に分離構成しても良い。強度的には前者が有益である。
第1収納部3は、ロッカー7とその下方に位置したキャビネット8とから成っている。ロッカー7は天板1の下面より上方のエリアに位置し、キャビネット8は天板1の下面よりも下のエリアに位置している。ロッカー7とキャビネット8とはビス等によって固定されている。なお、第1収納部3を嵩高い収納部と言い換えて第2収納部5を嵩低収納部と言い換えること、或いは、第1収納部3のキャビネット8を第1キャビネットと言い換えて第2収納部5を第2キャビネットと言い換えることも可能である。
ロッカー7の内部はセンター板9によって左右(準個室P1,P2の奥行き方向から見ると前後)に区分されており、一方の空間には一方の準個室P1から操作される回動式の扉10を、他方の空間には他方の準個室P2から操作される回動式の扉11を設けている。なお、ロッカー3は前後に仕切っても良い。
キャビネット8は、一方の準個室P1に引き出しできる引出し12と他方の準個室P2に開口したオープン棚13とが背中合わせに配置された構造になっている。他方、第2収納部5はキャビネット8と同じ構造であるが向きが逆になっている。すなわち、第2収納部5は、他方の準個室P2に引き出しできる引出し12と一方の準個室P1に開口したオープン棚13とが背中合わせに配置された構造になっている。
引出し12の奥行き寸法に比べてオープン棚13の奥行き寸法は小さい。敢えて述べるまでもないが、キャビネット8及び第2収納部5とも中間部で前後に区分して、前後半分ずつをそれぞれ準個室P1,P2の使用領域としても良い。いずれにしても、第1収納部3及び第2収納部5とも構造は任意に設定することができる。
天板1と上仕切り壁部2、上仕切り壁部2とロッカー7及びエンドパネル4、天板1と第2収納部5、下仕切り壁部6と天板1及びエンドパネル4並びに第2収納部5、はそれぞれビス等によって互いに固定されている。また、第2収納部5とキャビネット8とは、天板と底板と中間仕切り板とを共有して全体としては1つのユニットになっている。
ロッカー7は上仕切り壁部2及びエンドパネル4と同じ高さである。間仕切装置は、全体の高さは例えば1800mm前後、奥行き寸法(左右長さ)は2200〜2100mm前後、ロッカー3や収納ユニット4,6の幅寸法は550mm程度に設定している。
上仕切り壁部2のうち下部は前後2枚の板を有する中空のフロントパネル14になっており、このフロントパネル14の前後両面部に、電源コンセントや通信又はテレビ用ジャックが設けられたコネクタユニット15を装着している。上仕切り壁部2のうちフロントパネル14よりも上方の部位は、横長及び縦長の枠体16〜20より成る枠組みに透光板21を装着された透光部になっている。
すなわち、透光部を構成する枠組は、上端を構成する左右横長(水平状)のアッパー横長枠体16と、フロントパネル8の上端部に組み込まれたロア横長枠体17と、エンドパネル4に固定されたエンド縦長枠体18と、ロッカー7に固定されたリア縦長枠体19と、左右の縦長枠体18,19の間に配置された2本の中間縦長枠体20とを備えており、基本的には、隣り合った枠体で囲われた空間に透光板21を嵌め込んでいる。透光板21としては樹脂板やすりガラスなどを使用できる。透光板21は枠体に形成した溝に嵌め込んでいるが、エッジ部材で押さえ固定するといったことも可能である。敢えて述べるまでもないが、枠組は任意の構造にすることができる。
上仕切り壁部2のうちフロントパネル8より上方の部分は大部分が透光部になっているが、エンド縦長枠体18とその奥側の中間縦長枠体20との間には、アッパー横長枠体16とロア横長枠体17との間に位置した中間横長枠体22が位置されており、入り口側の2本の縦長枠体18,20と中間横長枠体22とロア横長枠体17とで囲われた部位を鏡装着部23と成している。この点を図2,3も参照して説明する。
(2).鏡装着部の構造・まとめ
図3に示すように、鏡装着部23は2つの準個室P2,P2に対応して2枚の固定鏡24を有しており、両固定鏡24は4本の枠体18,20,22,17に形成した溝25に嵌め込まれているが、エッジ部材で押さえ固定するなどしても良い。或いは、枠体18,20,22,17に両面テープで固定することも可能である。
鏡装着部23には蓋26が取り付けられている。蓋26は上下左右の枠材より成る正面視四角形のフレーム27を有しており、フレーム27は上下2個の蝶番28でベース29に水平回動自在に取り付けられている。ベース29は、エンドパネル4にビス止めされた上下2個のブラケット30にビス31で固定されている。蓋26を閉じ状態に保持する閉止手段として、フレーム27の自由端部と中間縦長枠体20とにマグネットキャッチ32を設けているが、スナップキャッチ等の他の閉止手段を採用してもよい。
フレーム27の内部には、その表側に位置したホワイトボート33と裏側に位置した可動鏡34とが装着されている。ホワイトボート33と可動鏡34とはフレーム27の段部に嵌め込んでエッジ材35で押さえ保持しているが、接着等の他の手段で固定してもよい。図3(B)に示す変形例では、2枚の固体鏡24を重ね合わせて一つの溝25に嵌め入れており、また、ホワイトボード33と可動鏡34とは重ねてフレーム27の溝に嵌め込んでいる。
鏡装着部23は、天板1を使用する人の顔と略同じ程度の高さ位置にあり、このため、使用者は蓋26を開けると顔や頭等を写して見ることができる。また、蓋26の裏面にも可動鏡34が取り付けられているため、2枚の鏡23,34を二面鏡として使用することができ、例えば横顔を見るのに便宜である。
本実施形態では蓋26はベース29に取り付けられているが、ベース29の存在により、蓋26の回動支点はエンドパネル4から離れており、このため、図3(A)に明示するように蓋26は90度以上開くことができる。このため、可動鏡34を見やすい利点がある。また、本実施形態では、蓋26は開き切った状態でその先端(自由端)がエンドパネル4の端に近接するように設定しており、このため、蓋26に人の身体や物が当たることを防止しつつ、可動鏡34の横幅をできるだけ広くすることができる。
また、蓋26の表面にはホワイトボート33が装着されているため、各種の予定や薬・食事に関する注意等をメモ的に記録しておくことができ、このため重宝である。蓋26には、可動鏡34やホワイトボート33等のシート状又は板状部材を簡単に付け替えできるようにすることも可能である。
(3).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば上記の実施形態では両方の準個室において人がエンドパネルに近い位置で天板を使用するように設定しているが、一方の準個室の人はエンドパネルに近い位置で天板を使用し、他方の準個室の人はロッカーに近い位置で天板を使用することも可能であり、天板の使用位置に応じて鏡装着部の位置も変えたらよい。
間仕切装置の形態も実施形態に限定されるものではない。例えば、ロッカーのような嵩高の収納部を備えずに、上仕切り壁部の左右両側(準個室の奥行き方向から見ると前後両側)にエンドパネルが配置された構造や、エンドパネルを有さない構造も形態も採用可能である。蓋26はフレーム方式に限定されるものではなく、例えば単なる板材として、その表面にホワイトボードを固定して裏面に可動鏡を固定するといったことも可能である。ホワイトボードを直接に蝶番に取り付けて、その裏面に可動鏡を接着することも可能である。
更に、例えば蓋を上側への跳ね上げ方式として、可動鏡と固定鏡とで上下に広い範囲を写せるようにすることも可能である。更に、例えば蓋をマグネットで取り付け状態を保持する着脱方式とすることも可能である。
本願発明の実施形態を示す図で、(A)は平面図、(B)は斜視図である。 (A)は要部の斜視図で(B)は正面図である。 (A)は図2(B)の III-III視断面図、(B)は変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 天板
2 上仕切り壁部
3 ロッカー
4 キャビネット
5 エンドパネル
6 第2収納部
7 下仕切り壁部

Claims (3)

  1. 室に設置して当該室の空間を2つに仕切る収納機能付き間仕切装置であり、
    人が椅子に腰掛けた姿勢で机として使用できる天板と、前記天板を使用している人と対面するように天板の背部から立ち上がっている上仕切り壁部とを備えており、前記天板の下方の空間のうち少なくとも使用者に対応した部位は下仕切り壁部で仕切られており、更に、前記天板を使用している人を基準にして右側又は左側若しくは左右両側に、天板と一体に連続した収納部を設けている、という構成において、
    前記上仕切り壁部は一般成人の身長よりも高くて天井より低い高さであり、この上仕切り壁部に、椅子に腰掛けた状態の人が自分の顔を写して見ることができる固定鏡と、前記固定鏡を覆う開閉式又は着脱式の蓋とが設けられている、
    収納機能付き間仕切装置。
  2. 平面視で上仕切り壁部を挟んだ両側に前後2枚の天板が背中合わせ状態で配置されており、このため上仕切り壁部を向いた対向姿勢で2人の人がそれぞれ天板を使用できるようになっており、前記上仕切り壁部は、基本的には、下部を構成して水平方向に長く延びる遮光材製フロントパネルと、前記フロントパネルの数倍の高さを有する透光部とに分離構成されており、前記上仕切り壁部に、一方の人に対応した固定鏡及び蓋と他方の人に対応した固定鏡及び蓋とが、当該固定鏡及び蓋の上方と側方とに透光部が広がるようにして設けられており、
    更に、前記使用者を基準にして上仕切り壁部の左右両側のうち一方の側に、前記上仕切り壁部と同じ程度の高さの第1収納部が上仕切り壁部及び前後天板と一体に繋がった状態で設けられ、前記使用者を基準にして上仕切り壁部の左右両側のうち他方の側に、前記上仕切り壁部と同じ程度の高さのエンドパネルが、上下仕切り壁部と前後天板とに固定された状態で配置されており、このためエンドパネルと下仕切り壁部とは平面視でT形の姿勢になっており、
    かつ、前記天板の下方の空間のうち使用者の右側又は左側若しくは左右両側に第2収納部を設けている、
    請求項1に記載した収納機能付き間仕切装置。
  3. 前記蓋は水平回動自在であり、当該蓋の表面にはホワイトボードを配置して裏面には可動鏡を配置している、
    請求項1又は2に記載した収納機能付き間仕切装置。
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