JPH08128182A - 衝撃音遮断床及びその施工方法 - Google Patents

衝撃音遮断床及びその施工方法

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JPH08128182A
JPH08128182A JP28710994A JP28710994A JPH08128182A JP H08128182 A JPH08128182 A JP H08128182A JP 28710994 A JP28710994 A JP 28710994A JP 28710994 A JP28710994 A JP 28710994A JP H08128182 A JPH08128182 A JP H08128182A
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floor
sound insulation
impact sound
vibration isolator
floating floor
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JP28710994A
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Toshihiko Shimizu
俊彦 清水
Matsuo Notsu
松男 能津
Muneo Uchida
宗男 内田
Taketo Izumi
丈登 和泉
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ONODA KK
Onoda Corp
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ONODA KK
Onoda Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 一般のコンクリートビルディング等に設けら
れている電気室に用いられている床又は一般住宅等の床
に生じる衝撃音の発生を抑止又は防止することができる
ようにした衝撃音遮断床の提供。 【構成】 下面に略アーチ状凹部を適当間隔に形成する
ことによって生じる凸状脚部3を有する浮き床1を形成
する際に、別途用意した連結プレート13の下面には逆
截頭円錐形状のゴム製防振材4を、また連結プレートの
上面には、形成される前記凸状脚部の下端を包接するこ
とができる皿状プレート14を互いに連結して一体化さ
せ、また形成される前記浮き床の下面の形状に対応する
プラスチック製の捨型材7の凸状脚部成型部下面を前記
皿状パネルの上面に位置するように敷設し、この捨型材
上に浮き床用スラブ材を打設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一般のコンクリート
ビルディング等に設けられている電気室に用いられてい
る床又は一般住宅等(集合住宅を含む。)の床に生じる
衝撃音の発生を抑止又は防止することができるようにし
た衝撃音遮断床及びその施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的なコンクリートビルディングに
は、ビル内の空調設備又は冷暖房設備の一環としての電
気室が設置されている。そしてこれらの電気室は、いわ
ゆる高層ビルディングを除くと、基本的には地下階層に
設置されているが、高層ビルディングにあっては、中間
階層に設置されている。
【0003】しかしこの電気室の作動中には、その作動
にともなう特有の音のみならず振動も発生し、かつこの
振動にともなう音が生じることになり、この振動及び音
が電気室の床又は壁を伝達して他の階に伝わらないよう
にする配慮が、一応とられている。
【0004】例えば、床のコンクリート層を厚くするこ
とも一策であるが、このようにコンクリート層を厚くす
ると建造物の重量が大になり、全体の強度を高めなけれ
ばならないという課題が生じるため、浮き床構造にする
ことが行われている。
【0005】そしてこの浮き床構造には、図15に示す
ように浮き床の下面にロックウール又はドリゾール板を
配設することによりスラブ上に浮上せしめるもの又は図
16に示すように根太又はクッションゴム付きアジャス
ターを配設してスラブ上に浮上せしめるものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし同図から明らか
なように、衝撃音に対する遮断効果は、オクターブバン
ド中心周波数を1KHzまで減じる(JIS A 14
18 「建築物の現場における衝撃音レベルの測定方
法」に準じた測定方法による。)のがせいぜいであり、
さほど画期的な改善効果がないのであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明に係る衝
撃音遮断床(請求項1)は前記の課題を解決するため
に、下面に略アーチ状凹部を適当間隔に形成することに
よって生じる凸状脚部を有する浮き床の下面に、前記凹
部を確保して防振材を配設したものである。
【0008】さらにこの発明に係る衝撃音遮断床(請求
項2,3,4,5及び6)は前記の課題を解決するため
に、前記防振材はゴム製とし、このゴム製防振材は逆截
頭円錐形状又はマット状とし、又はマット状のゴム製防
振材は片面又は両面に突条を形成し、かつこれらゴム製
防振材の硬度を40〜75としたものである。
【0009】またこの発明に係る衝撃音遮断床の施工方
法(請求項7及び12)は前記の課題を解決するため
に、下面に略アーチ状凹部を適当間隔に形成することに
よって生じる凸状脚部を有する浮き床を形成する際に、
凸状脚部成型部中央にゴム製防振材係合用孔をあらかじ
め穿設するとともに形成する前記浮き床の下面形状に対
応する形状の捨型材下面に、逆截頭円錐形状のゴム製防
振材を前記係合用孔に係合せしめた後、すでに養生した
スラブ上に前記防振材を下向きにして敷設し、この捨型
上に浮き床用スラブ材を打設するものであり、またここ
に用いるゴム製防振材の硬度を、40〜75としたもの
である。
【0010】またこの発明に係る衝撃音遮断床の施工方
法(請求項8乃至12)は前記の課題を解決するため
に、下面に略アーチ状凹部を適当間隔に形成することに
よって生じる凸状脚部を有する浮き床を形成する際に、
別途用意した連結プレートの下面には逆截頭円錐形状の
ゴム製防振材を、また連結プレートの上面には、形成さ
れる前記凸状脚部の下端を包接することができる皿状プ
レートを互いに連結して一体化させ、また形成される前
記浮き床の下面の形状に対応する捨型材の凸状脚部成型
部下面を前記皿状パネルの上面に位置するように敷設
し、この捨型材上に浮き床用スラブ材を打設するもので
ある。
【0011】さらにこの発明に係る衝撃音遮断床の施工
方法(請求項10及び11)は前記の課題を解決するた
めに、前記ゴム製防振材、連結プレート及び皿状プレー
トは、接着剤、粘着剤又はベルクロファスナー等によっ
て一体的に連結、又はゴム製防振材、連結プレート及び
皿状プレートは、これらに共通する孔をあらかじめ穿設
し、釘状又は螺子状の連結杆によって一体的に連結する
ものである。
【0012】
【作用】すなわち請求項1乃至6記載の衝撃音遮断床に
あっては、浮き床の下面に形成されている略アーチ状凹
部及び凸状脚部の下面に配設した防振材によって騒音の
吸音及び振動の発生を抑止するのである。
【0013】また請求項7及び12記載の衝撃音遮断床
の施工方法にあっては、下面に略アーチ状凹部を有する
浮き床を施工する際に、その捨型の凸状脚部成型部中央
にゴム製防振材の取付けを容易にすることによって、施
工作業全体の円滑化を実現することができ、かつ、これ
によって形成される浮き床の衝撃音の吸収効果を高める
ことができるのである。
【0014】また請求項8乃至12記載の衝撃音遮断床
の施工方法にあっては、下面に略アーチ状凹部を有する
浮き床の施工を容易にするとともに、前記略アーチ状凹
部によって形成される凹状脚部に対す防振材の位置決め
等を容易に行うことができるのである。
【0015】
【実施例】次にこの発明に係る衝撃音遮断床及びその施
工方法の一実施例を図面に基づいて述べると、1は下面
に略アーチ状の凹部2を適当間隔に形成することによっ
て生じる凸状脚部3を有する浮き床であり、4はこの浮
き床1の前記凹部2を確保して浮き床1の下面に配設し
た防振材である。また浮き床1はコンクリートで形成さ
れており、防振材4はゴムで形成されている。そしてゴ
ム製の防振材4の硬度は40〜75としてある。
【0016】またゴムで形成された防振材4の形状につ
いては、図2に示すように円逆截頭円錐形状の場合もあ
れば図3に示すようにマット状の場合もあり、かつこの
マット状に形成した場合にあってもその片面又は両面に
突条5を形成することもある。
【0017】以上によって衝撃音遮断床が構成されるの
であるが、これの施工に際しては、基本的にはすでに施
工されているスラブ層6上に、マット状ゴム製の防振材
4を敷き、その上面に、あらかじめ成型した浮き床1を
敷設すればよい。
【0018】また逆截頭円錐形状の防振材4を用いる場
合にあっては、この防振材4の頂部、すなわち大径面側
を浮き床1の凸状脚部3に接着剤、粘着剤又はベルクロ
ファスナー等を介して貼着せしめ、スラブ層6上に敷設
すればよいのである。
【0019】しかし上記の方法によれば、現実としての
施工にともなう作業性がはなはだ悪いことも予想される
ところ、これを解決するために次の方法による。
【0020】すなわち図4に示すように、浮き床1を現
場で施工するためのプラスチック製の捨型材7を用意す
る。この捨型材7は形成しようとする浮き床1の下面形
状に対応する凹部及び凸部を形成したものである。この
うち凹部は、浮き床1の下面の凸状脚部3を形成するも
のであり、この凸状脚部3形成部中央に、あらかじめゴ
ム製防振材係合用孔8を形成しておく。
【0021】このゴム製防振材係合用孔8は、中央に正
円状の孔部9と、この正円状の孔部9に対して180度
の位相をもった放射状の横長孔10を、あたかも鍵穴状
に形成されている。
【0022】一方、逆截頭円錐形状のゴム製防振材4に
は、図2(ロ)(ハ)に示すようにその頂部、すなわち
大径面上に、前記鍵穴状に形成した係合用孔8に対応す
る係合突起体11を形成しておき、この係合突起体11
を前記係合用孔8に挿し込んだ後、防振材4を90度回
転せしめるのである。これによって前記捨型材7の凸状
脚部3成型部に対して防振材4が連結されることにな
る。そしてこのように防振材4と一体化された捨型材7
を、防振材4が下向きとなる状態でスラブ層6上に敷設
し、その上から浮き床1用スラブ材12を打設(流し込
み)するのである。
【0023】また他の方法としては、前記と同様な捨型
材7を用意する(図5参照)。ただしここにおいて用い
る捨型材7は、前記のように凸状脚部3成型部にゴム製
防振材係合用孔8を積極的に形成する必要がない点で前
記図4に示すものと相違する。
【0024】次に図6及び図7に示すように、平坦な連
結プレート13及び皿状プレート14を用意する。この
うち連結プレート13は、前記のように平坦であればそ
の材質を特に問うところではないが、プラスチックで形
成すれば量産上好ましく、また皿状プレート14はその
上面に捨型材7の凸状脚部3成型部を係合することがで
きるように底浅の凹部を形成してあれば、その材質を特
に問うものではない。
【0025】そして前記連結プレート13の上面に皿状
プレート14を、また下面には逆截頭円錐形状のゴム製
防振材4をそれぞれ前記捨型材7において凸状脚部3成
型部間隔に接着せしめる。この接着せしめる手段として
は前記のように接着剤、粘着剤又はベルクロファスナー
等を用いることができ、また前記三者に共通する孔を穿
設して釘状又は螺子状の連結杆15(図9参照)によっ
て一体化せしめることもできる。
【0026】さらにまた他の方法としては、防振材4を
図2(ロ)(ハ)に示すように逆截頭円錐状に形成する
とともに、その頂部に係合突起体11を形成するととも
に、これを連結する対象である連結プレート13及び皿
状プレート14には、この係合突起体11が係合する鍵
穴状の係合用孔8を穿設しておき、前記した捨型材7に
形成したゴム製防振材係合用孔8に対する防振材4の係
合と同様の方法によって前記三者を連結して一体化せし
めることもできる。
【0027】そして前記のように一体化した防振材4、
連結プレート8及び皿状プレート9を、防振材4を下面
にしてスラブ層6上に載置した後、捨型材7を、その凸
状脚部3成型部が前記皿状プレート9に係合するように
敷設し、その上に浮き床用スラブ材12を打設(流し込
み)するのである(図8参照)。
【0028】以上において遮音性能の試験をしたとこ
ろ、下記のとおりであった。 1,試験体 試験体は、試験用床版(RC製スラブ、4150×26
50mm、厚さ150mm)上に施工した。そしてこの
試験用床版には、図10に示すように、ゴム製防振材4
を接合した捨型材7を敷き並べ、その上に床コンクリー
ト(浮き床用スラブ)(普通 180 18 20
N)を打設した。この床コンクリートの厚さは約75m
mである。
【0029】
【0030】
【0031】2,試験方法 床衝撃音レベル改善量試験は、試験用床版の床衝撃音レ
ベルと試験用床版上に試験体を施工した仕上床の床衝撃
音レベルとの差を求めるものとし、床衝撃音レベルの測
定方法は、JIS A 1418(建築物の現場におけ
る床衝撃音レベルの測定方法)に準じた。尚、衝撃源
は、軽量衝撃源(タッピングマシン)及び重量衝撃源
(バッグマシン)である。実験室の平面図、断面図及び
測定装置の構成は、図11に示す。また床衝撃音レベル
改善量(dB)は、試験用床版の床衝撃音レベル(dB)より仕
上床の床衝撃音レベル(dB)を減じることによって求め
た。
【0032】3,試験結果 床衝撃音レベル改善量試験結果を下記表3及び表4並び
に図12及び図13に示す。
【0033】 以上から明らかなように、高周波数の衝撃音に改善の効
果が顕著であった。
【0034】
【0035】
【0036】床衝撃音レベル計算値(dB)は、床衝撃音レ
ベル改善量試験結果をもとに、現場のコンクリート床版
(厚さ150mm)に試験体を施工した場合の床衝撃音
レベルを推定したもので、現場におけるコンクリート床
版の衝撃音レベル計算値(dB)より床衝撃音レベル改善量
(dB)を減じたものである。また遮音等級は、床衝撃音レ
ベル計算値(dB)からJIS A 1419(建築物のし
ゃ音等級)に準じて求めた。
【0037】
【発明の効果】前記のようにこの発明に係る衝撃音遮断
床(請求項1乃至6)によれば、下面に略アーチ状凹部
を適当間隔に形成することによって生じる凸状脚部を有
する浮き床の下面に、前記凹部を確保して防振材を配設
し、また防振材はゴム製とし、ゴム製防振材は逆截頭円
錐形状又はマット状とし、マット状のゴム製防振材は片
面又は両面に突条を形成し、かつゴム製の防振材は、硬
度40〜75としてあるので、浮き床の下面に形成され
ている略アーチ状凹部及び凸状脚部の下面に配設した防
振材によって騒音の吸音及び振動の発生を抑止するとい
う効果を有するとともに、これを地下層に設けた場合に
は、これを湧水処理用として兼用することができるとと
もに、このように湧水処理用として用いる場合には、こ
れ自体が浮き床となるために、従来湧水処理用の層の上
部にロックウール等の緩衝材を介して設けた浮き床層を
施工する必要がなくなる等の効果も有する。
【0038】またこの発明に係る衝撃音遮断床の施工方
法(請求項7及び12)によれば、下面に略アーチ状凹
部を適当間隔に形成することによって生じる凸状脚部を
有する浮き床を形成する際に、凸状脚部成型部中央にゴ
ム製防振材係合用孔をあらかじめ穿設するとともに形成
する前記浮き床の下面形状に対応する形状の捨型材下面
に、逆截頭円錐形状のゴム製防振材を前記係合用孔に係
合せしめた後、すでに養生したスラブ上に前記防振材を
下向きにして敷設し、この捨型上に浮き床用スラブ材を
打設し、またゴム製の防振材は、硬度40〜75として
あるので、下面に略アーチ状凹部を有する浮き床の施工
を容易にするとともに、前記略アーチ状凹部によって形
成される凹状脚部に対す防振材の位置決め等を容易に行
うことができるという効果を有するとともに、これを地
下層に設ける場合には、湧水処理層の形成を容易にする
とともに、このように湧水処理用として用いる場合に
は、これ自体が浮き床となるために、従来湧水処理用の
層の上部にロックウール等の緩衝材を介して設けた浮き
床層を施工する必要がなくなる等の効果も有する。
【0039】さらにまたこの発明に係る衝撃音遮断床の
施工方法(請求項8乃至12)によれば、下面に略アー
チ状凹部を適当間隔に形成することによって生じる凸状
脚部を有する浮き床を形成する際に、別途用意した連結
プレートの下面には逆截頭円錐形状のゴム製防振材を、
また連結プレートの上面には、形成される前記凸状脚部
の下端を包接することができる皿状プレートを互いに連
結して一体化させ、また形成される前記浮き床の下面の
形状に対応する捨型材の凸状脚部成型部下面を前記皿状
パネルの上面に位置するように敷設し、この捨型材上に
浮き床用スラブ材を打設し、一方、ゴム製防振材、連結
プレート及び皿状プレートは、接着剤、粘着剤又はベル
クロファスナー等によって一体的に連結し、又はゴム製
防振材、連結プレート及び皿状プレートは、これらに共
通する孔をあらかじめ穿設し、釘状又は螺子状の連結杆
によって一体的に連結し、あるいはゴム製防振材は逆截
頭円錐状に形成するとともに、この防振材の頂部に係合
用突起体を形成し、かつ連結プレート及び皿状プレート
には前記係合突起体係合用孔を形成するので、下面に略
アーチ状凹部を有する浮き床の施工を容易にするととも
に、前記略アーチ状凹部によって形成される凹状脚部に
対す防振材の位置決め等を容易に行うことができるとい
う効果を有するとともに、これを地下層に設ける場合に
は、湧水処理層の形成を容易にするとともに、このよう
に湧水処理用として用いる場合には、これ自体が浮き床
となるために、従来湧水処理用の層の上部にロックウー
ル等の緩衝材を介して設けた浮き床層を施工する必要が
なくなる等の効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】浮き床を裏返した状態を示す斜視図である。
【図2】(イ)及び(ロ)は逆截頭円錐形状に形成した
防振材の二例を示す斜視図、(ハ)は(ロ)のA−A線
断面図である。
【図3】マット状に形成し、その表裏両面に突条を形成
した防振材の斜視図である。
【図4】捨型材の平面図(イ)及びB−B線断面図
(ロ)である。
【図5】捨型材の平面図(イ)、側面図(ロ)及びC−
C線断面図(ハ)である。
【図6】連結プレートの斜視図である。
【図7】皿状プレートの斜視図である。
【図8】この発明に係る衝撃音遮断床の断面図である。
【図9】連結杆の斜視図である。
【図10】この発明の遮音性能の試験に使用した捨型材
の断面図(イ)及び床構造の断面図(ロ)である。
【図11】この発明の遮音性能の試験を行った実験室の
平面図(イ)(ロ)及び断面図(ハ)である。
【図12】軽量衝撃音による床衝撃音レベル改善量試験
結果を示すグラフである。
【図13】重量衝撃音による床衝撃音レベル改善量試験
結果を示すグラフである。
【図14】床衝撃音レベル計算値及び遮音等級を示すグ
ラフである。
【図15】従来例による床衝撃音レベル計算値及び遮音
等級を示すグラフである。
【図16】従来例による床衝撃音レベル計算値及び遮音
等級を示すグラフである。
【符号の説明】
1 浮き床 2 凹部 3 凸状脚部 4 防振材 5 突条 6 スラブ層 7 捨型材 8 ゴム製防振材係合用孔 9 孔部 10 横長孔 11 係合突起体 12 浮き床用スラブ材 13 連結プレート 14 皿状プレート 15 連結杆

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に略アーチ状凹部を適当間隔に形成
    することによって生じる凸状脚部を有する浮き床の下面
    に、前記凹部を確保して防振材を配設したことを特徴と
    する衝撃音遮断床。
  2. 【請求項2】 防振材はゴム製である請求項1記載の衝
    撃音遮断床。
  3. 【請求項3】 ゴム製防振材は逆截頭円錐形状とした請
    求項1又は請求項2記載の衝撃音遮断床。
  4. 【請求項4】 ゴム製防振材はマット状とした請求項1
    又は請求項2記載の衝撃音遮断床。
  5. 【請求項5】 マット状のゴム製防振材は片面又は両面
    に突条を形成した請求項1、請求項2又は請求項4記載
    の衝撃音遮断床。
  6. 【請求項6】 ゴム製の防振材は、硬度40〜75であ
    る請求項1、請求項3、請求項4又は請求項5記載の衝
    撃音遮断床。
  7. 【請求項7】 下面に略アーチ状凹部を適当間隔に形成
    することによって生じる凸状脚部を有する浮き床を形成
    する際に、凸状脚部成型部中央にゴム製防振材係合用孔
    をあらかじめ穿設するとともに形成する前記浮き床の下
    面形状に対応する形状の捨型材下面に、逆截頭円錐形状
    のゴム製防振材を前記係合用孔に係合せしめた後、すで
    に養生したスラブ上に前記防振材を下向きにして敷設
    し、この捨型上に浮き床用スラブ材を打設することを特
    徴とする衝撃音遮断床の施工方法。
  8. 【請求項8】 下面に略アーチ状凹部を適当間隔に形成
    することによって生じる凸状脚部を有する浮き床を形成
    する際に、別途用意した連結プレートの下面には逆截頭
    円錐形状のゴム製防振材を、また連結プレートの上面に
    は、形成される前記凸状脚部の下端を包接することがで
    きる皿状プレートを互いに連結して一体化させ、また形
    成される前記浮き床の下面の形状に対応する捨型材の凸
    状脚部成型部下面を前記皿状パネルの上面に位置するよ
    うに敷設し、この捨型材上に浮き床用スラブ材を打設す
    ることを特徴とする衝撃音遮断床の施工方法。
  9. 【請求項9】 ゴム製防振材、連結プレート及び皿状プ
    レートは、接着剤、粘着剤又はベルクロファスナー等に
    よって一体的に連結する請求項8記載の衝撃音遮断床の
    施工方法。
  10. 【請求項10】 ゴム製防振材、連結プレート及び皿状
    プレートは、これらに共通する孔をあらかじめ穿設し、
    釘状又は螺子状の連結杆によって一体的に連結する請求
    項8記載の衝撃音遮断床の施工方法。
  11. 【請求項11】 ゴム製防振材は逆截頭円錐状に形成す
    るとともに、この防振材の頂部に係合用突起体を形成
    し、かつ連結プレート及び皿状プレートには前記係合突
    起体係合用孔を形成した請求項8記載の衝撃音遮断床の
    施工方法。
  12. 【請求項12】 ゴム製の防振材は、硬度40〜75で
    ある請求項7、請求項8、請求項9、請求項10又は請
    求項11記載の衝撃音遮断床の施工方法。
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JP2018123536A (ja) * 2017-01-31 2018-08-09 株式会社昭和サイエンス 防振床構造

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