JPH08128017A - 表示設備 - Google Patents

表示設備

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JPH08128017A
JPH08128017A JP6265516A JP26551694A JPH08128017A JP H08128017 A JPH08128017 A JP H08128017A JP 6265516 A JP6265516 A JP 6265516A JP 26551694 A JP26551694 A JP 26551694A JP H08128017 A JPH08128017 A JP H08128017A
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Misao Kobayashi
操 小林
Takeshi Kato
剛 加藤
Hiroaki Koibuchi
博秋 鯉淵
Mayumi Tajiri
まゆみ 田尻
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Nippon Light Metal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の取付角度と取付高さに簡単に取り付け
出来ると共に、保守の簡単な、しかも多目的に利用出来
る、美観上優れた表示設備を提供する。 【構成】 表示体3を支柱33に形成された嵌合凹部3
5に取り付けた表示設備1において、嵌合凹部35は、
長尺な中空部34を有し外形断面が略三角形の支柱の稜
部41に形成され、表示体3は、表示体3の取付角度に
適合し表示体3を締結する取付面を有した取付部材6、
6′、9を介して、嵌合凹部35に取り付けられたもの
である。更に、取付部材6、6′、9は、支柱33の嵌
合凹部に嵌合し嵌合凹部の開口部を塞ぐ嵌合塞材を介し
て、嵌合凹部35に固定されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、掲示、案内又は展示等
の表示のための表示体を支柱に取り付けた表示設備に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、交通標識板、方向指示板や地名表
示、建物表示或いは屋内展示場の展示パネル等の表示の
ための表示体又は表示板を支柱に取り付けるには、この
表示体又は表示板を支持金具を介して支柱バンド等の取
付金具や溶接等の固定手段を用いて支柱の側面に沿うよ
うに取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、支柱に
表示体を取り付ける場合、支柱バンドその他の取付金具
或いはブラケット等を溶接等の固定手段で表示体に固定
して、それを利用して支柱の側面に沿うように取り付け
ていたので、その取付角度、取付高さ等に制限があり、
取り付けが煩雑で施工性に難点があり、且つ施工後も取
付角度、取付高さの変更が困難であり、その固定手段が
緩んだり或いは脱落、腐食等の恐れがあり保守の点でも
満足するものではなかった。
【0004】更に、上記表示体を支柱に取り付ける取付
角度や取付高さに制限があったので、複数の表示体を複
数の支柱に取り付けて多目的に利用することが困難であ
った。
【0005】又、支柱に表示板を取り付ける場合、支柱
バンドその他の取付金具或いはブラケット等を溶接等の
固定手段で表示板に固定して、それを利用して支柱の側
面に沿うように取り付けていたので、取り付けが煩雑で
施工性に難点があり、且つ施工後も取付変更が困難であ
り、その固定手段が緩んだり或いは脱落、腐食等の恐れ
があり保守の点でも満足するものではなかった。
【0006】そして、上記表示体又は表示板の取付乃至
固定した表示設備は、支柱バンドを用いた構造や溶接等
の固定手段を用いていたので、美観上からも満足すべき
ものではなかった。
【0007】本発明の第1の目的は、表示体を支柱に取
り付ける取付角度、取付高さを簡単に施工出来ると共
に、施工後も表示体の取付角度、取付高さの変更が簡単
に行なえ、しかも保守の簡単な表示設備を提供すること
である。
【0008】本発明の第2の目的は、表示体を支柱に簡
単に固定出来ると共に、固定後も表示体の取付変更が簡
単に行なえ、しかも保守の簡単な表示設備を提供するこ
とである。
【0009】本発明の第3の目的は、一つ又は複数の表
示体を複数の支柱に取り付けて多目的に利用出来る、し
かも美観上優れた表示設備を提供することである。
【0010】本発明の第4の目的は、外形断面が略三角
形の支柱自体に表示板を配設してなる表示設備を提供す
ることである。
【0011】本発明の第5の目的は、上記表示設備にお
いて、支柱をアルミニウム押出形材から製作することに
よって低コストで所要の強度と耐食性を充足するものを
提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、表示のための表示体を支柱に形成された
嵌合凹部に取り付けた表示設備において、前記嵌合凹部
は、長尺な中空部を有し外形断面が略三角形の前記支柱
の外側全長に前記略三角形の頂に相当する稜部に形成さ
れ、前記表示体は、前記嵌合凹部に取り付けられたもの
である。
【0013】ここで、中空支柱の外辺は、直線状、外側
又は内側に湾曲状となった形状のいずれでもよく、又嵌
合凹部も稜部から突出状となったもの又は窪み状になっ
たもののいずれでもよい。
【0014】更に、上記発明において、前記表示体は、
該表示体の取付角度に適合し該表示体を締結する取付面
を少なくとも一つ有した取付部材を介して、前記嵌合凹
部に取り付けられたものである。
【0015】更に、上記取付部材を用いた表示設備の発
明において、前記取付部材は、前記支柱の嵌合凹部に嵌
合し該嵌合凹部の開口部を塞ぐ嵌合塞材を介して、前記
嵌合凹部に固定されたものである。
【0016】更に、上記取付部材を用いた表示設備のい
ずれかの発明において、前記表示設備は、少なくとも一
つの前記表示体を複数の前記支柱間に、それぞれ前記取
付部材又は補助固定枠を介して取り付けられたものであ
る。
【0017】そして、上記いずれかの発明において、前
記表示設備は、更に前記支柱の少なくとも一側面に表示
のための表示板を固定する固定部材を介して前記表示板
を付設固定したものである。
【0018】又、表示のための表示板を支柱の少なくと
も一側面に固定部材を介して固定した表示設備におい
て、前記支柱は、長尺な中空部と、外形断面が略三角形
の外側全長に該略三角形の頂に相当する稜部に形成され
た嵌合凹部とを有したものである。
【0019】更に、上記各表示設備における支柱をアル
ミニウム押出形材とするものである。
【0020】
【作用】本発明の表示設備によれば、嵌合凹部は、中空
部を有する外側断面が略三角形の稜部に形成され、この
嵌合凹部に表示体が取り付けられるので、この嵌合凹部
を利用して容易に表示体を所望の高さ位置に取り付ける
ことが可能であると共に、強度が高い支柱に表示体を取
り付けることが出来る。
【0021】更に、表示体は、取付部材を介して嵌合凹
部に取り付けられるので、上記発明の作用に加え、支柱
バンド等の取付金具が取付部位以外にも露出するような
ことがなく、優れた外観をもたらしながら表示体を少な
くとも一つの取付部材に取り付けることが出来、しかも
所望の取付角度に簡単に取り付けることが出来る。
【0022】更に、上記取付部材は、嵌合塞材を介して
嵌合凹部に固定されるので、上記取付部材を用いた発明
の作用に加え、取付部材の支柱への固定が所望の取り付
け高さ位置に容易に固定出来ると共に、支柱の開口部が
嵌合塞材によって塞がれ、美観上も良い。
【0023】更に、表示設備は、表示体を複数の支柱間
に取付部材を介して取り付けられたものであるので、上
記取付部材を用いた発明の作用に加え、少なくとも一つ
の表示体を複数の支柱に所望の取付角度と取付高さ及び
考慮されたデザイン性をもって、多目的に取り付けるこ
とが出来、しかも美観上優れたものである。
【0024】そして、上記いずれかの発明において、表
示設備は、支柱の側面に固定部材を介して表示板を固定
したものであるので、上記いずれかの発明の作用に加
え、表示体の表示に加え、表示板による表示も出来て、
表示設備の利用度が向上する。
【0025】又、本発明の表示設備は、中空部と嵌合凹
部とを有する支柱の側面に固定部材を介して表示板を固
定したものであるので、構成面数が少なく、強度があ
り、使い勝手が良い支柱に表示板を見やすい方向の一側
面に容易に固定することが出来ると共に、設置後も表示
板の取付位置を簡単に変更出来る。
【0026】更に、本発明の上記表示設備における支柱
をアルミニウム押出形材とすることによって、複雑形状
の支柱を低コストで製作できると共に、支柱としての所
要の強度や耐食性を充足できるものである。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1〜4は本発明に係る一支柱を用いた表
示設備の第1実施例を示す図、図5は本発明に係る嵌合
塞材の各種の実施態様を示す断面図、図6は図1と同様
の一支柱を用いた表示設備の各種実施例を示す図、図
7、8は本発明に係る一支柱を用いた表示設備の第5実
施例を示す図、図9、10は本発明に係る複数の支柱を
用いた表示設備の二実施例を示す図、図11〜14は本
発明に係る複数の支柱を用いた表示設備の第8実施例を
示す図、図15は本発明に係る表示設備の支柱の嵌合凹
部と掲示板との取り付け関係を示す他の実施例を示す
図、図16、17は本発明に係る複数の支柱を用いた表
示設備の第9実施例を示す図、を各々示す。
【0028】図1は、本発明に係る一支柱を用いた表示
設備の第1実施例を示し、(A)は平面図、(B)は正
面図である。更に、図2は、図1に示した表示設備の組
立分解図を示す斜視図である。第1実施例の表示設備1
は、表示のための表示体である掲示板3を支柱33に形
成された嵌合凹部35に取り付けた表示設備1におい
て、嵌合凹部35は、長尺な中空部34を有し外形断面
が略三角形の支柱33の外側全長に略三角形の頂に相当
する稜部41に形成され、二つの掲示板3は、それぞれ
突出状嵌合凹部35に取り付けられたものである。
【0029】掲示板3は、後述する掲示板3の取付角度
αに適合し、この掲示板3を締結する取付面12を有し
た取付部材6、6′、9を介して、嵌合凹部35に取り
付けられたものである。取付部材6、6′、9は、支柱
33の嵌合凹部35に嵌合し、この嵌合凹部33の開口
部37を塞ぐ嵌合塞材54を介して、嵌合凹部35に固
定される。
【0030】図3は、図1に示した表示設備に使用する
支柱の断面図である。本実施例の支柱33は、外形断面
が略三角形であり、この略三角形の頂に相当する稜部4
1に突出状の嵌合凹部35をその全長に形成したもの
で、三つの辺43と嵌合凹部35の底部辺40とによっ
て中空部34が形成され、嵌合凹部35は、略三角形の
各頂に3個所設けられ、略三角形の外側の縦方向に開口
する開口部37とこの開口部37の両側に設けられて他
の部材を嵌合、係止する係止片38とを有する。
【0031】尚、本発明での支柱は、図12にも例示す
るように嵌合凹部35が稜部にて窪み状に形成される場
合も含むものである。
【0032】更に、突出状の嵌合凹部35は、その外側
基端45に他の部材を嵌合する溝46を有す。この溝4
6に嵌合する他の部材としては、押出製長方形の部材の
長辺側両端を溝46に嵌合させる表示板(図7、8に後
述)が考えられる。この支柱33の内側長手方向で、嵌
合凹部35の底部辺40の全長に支柱の頭部にキャップ
材51等を配設固定するビスを螺合するビスホール部4
7を3個所設けている。上記溝46、ビスホール部47
は、必ずしも必要でなく所望により設けられる。本実施
例の支柱33の外側には、1〜2mmピッチの凹凸模様
44が形成されているが、これも所望により設けられ
る。そして、辺43は所望により直線状でも良いし、緩
やかに外側又は内側にわん曲していても良い。
【0033】図4は、図1に示した表示設備の要部構造
を示し、(A)は支柱の二個所の嵌合凹部に取り付けら
れる掲示板と支柱との取り付け関係を示す要部断面図、
(B)は支柱33の一個所の嵌合凹部に取り付けられる
掲示板と支柱との取り付け関係を示す要部断面図、
(C)は嵌合凹部に嵌合、固定された嵌合塞材と支柱と
の取り付け関係を示す要部断面図、を各々示す。
【0034】図4(A)に示す取付部材6又は6′は、
各々上下2段に配設され支柱33の嵌合凹部35に固定
され掲示板3を取り付けるもので、長尺な中空部34を
有する支柱33の外側全長に形成された嵌合凹部35に
嵌合し、その開口部37を塞ぎ、支柱33と同一長さで
形成された嵌合塞材54を介して、嵌合凹部35に固定
される。尚、この場合、取付部材6を支柱33に長ねじ
で直接固定することもできる。取付部材6と嵌合塞材5
4とは、図示しない六角穴付ボルトを取付部材6側から
挿入し、嵌合塞材54に設けられたねじ孔に固定され
る。
【0035】この場合、取付部材6及び6′は、掲示板
3の取付角度αに適合し、掲示板3を六角穴付ボルト1
6、バネ座金17及び座金18によって締結する取付面
12を有している。取付角度αは、支柱33の外形断面
中心42を通る嵌合凹部35の中心線36に対して時計
回り(取付部材6)又は反時計回り(取付部材6′)に
とった角度である。又、取付部材6又は6′は、鋳物又
はダイカスト製のアルミニウム又はアルミニウム合金製
が好適である。
【0036】図4(B)に示す取付部材9は、上下2段
に配設され支柱33の嵌合凹部35の開口部面に対して
平行に掲示板3を取り付けるものである。掲示板3の取
付角度αは、90度である。その他の部分で図4(A)
と同じ構造、作用部分には同一の参照番号を付けてその
説明を省略する。
【0037】図4(C)は、図1の第1実施例に用いる
支柱33の嵌合凹部35に嵌合塞材54を嵌合、固定し
た状態を示す断面図である。嵌合塞材54は支柱と同一
長さの形材で所定の間隔をおいて六角穴付止めネジ58
が螺合され、該止めねじ58を締めることにより嵌合凹
部35の底部辺40を押圧し、嵌合塞材54の段部57
と嵌合凹部の係止片38の段部39とが当接、押圧さ
れ、嵌合塞材54は、嵌合凹部35に固定される。
【0038】尚、ここで掲示板3は、直接掲示情報を表
わしたボード体(金属板、パネル板)、コルクボードや
メッシュボードのように掲示物を後付けするようなボー
ド体、或いは透明板間に掲示物を挟んだようなもの等適
宜の材質、形状、構造のものが適用できる。
【0039】以上の構造を有する第1実施例の表示設備
は、次のように作用する。即ち、嵌合凹部35は、長尺
な中空部34を有する略三角形の頂に相当する稜部に形
成され、掲示板3は、この嵌合凹部35に取り付けられ
るので、この嵌合凹部35を利用して容易に掲示板3を
所望の高さ位置に取り付けることが可能であると共に、
強度が高い支柱に掲示板3を取り付けることが出来る。
【0040】更に、掲示板3は、取付角度αに適合して
締結する取付面12を有した取付部材6、6′、9を介
して、嵌合凹部35に取り付けられるので、上記実施例
の作用に加え、支柱バンド等の取付金具が取付部位以外
にも露出するようなことがなく、優れた外観をもたらし
ながら掲示板3を取付部材に取り付けることが出来、し
かも所望の取付角度αに簡単に取り付けることが出来
る。
【0041】更に、取付部材6、6′、9は、支柱33
の嵌合凹部35の開口部37を塞ぐ嵌合塞材54を介し
て、嵌合凹部35に固定されるので、上記取付部材6、
6′、9を用いた実施例の作用に加え、取付部材6、
6′、9の支柱33への固定が所望の取り付け高さ位置
に容易に固定出来ると共に、支柱33の開口部37が嵌
合塞材35によって塞がれ、美観上も良い。
【0042】そして、上記実施例において、表示設備1
をアルミニウム又はアルミニウム合金製にすることによ
り、上記実施例の作用に加え、加工が容易であり、施工
後も腐食、脱落等の恐れがなく保守の点でも容易な表示
設備1を得ることが出来る。
【0043】図5は、嵌合塞材54の態様の一例を示す
断面図である。嵌合塞材54は、所望によって塞材基部
55aと二つの凸条56とからなるもの<図6(A)>
に限定されるものではなく、例えば凸条56aが拡開し
たもの<図6(B)>、凸条56に代えて中空部56b
<図6(C)>や中実部56c<図6(D)>を設けた
もの、塞材基部55の底面両端から中空部56d<図6
(E)>や折曲状凸条56c<図6(F)>を設けたも
の、或いは塞材基部55の開口面側にねじの頭より広幅
に設けると共に嵌合凹部の係止片38の外面と面一にな
る凸条56fを設けたもの<図6(G)>等とすること
ができる。
【0044】図6は、図1と同様の一支柱を用いた表示
設備の各種実施例を示し、(A)は第2実施例の斜視
図、(B)は第3実施例の斜視図、(C)は第4実施例
の斜視図、を各々示す。図6(A)の第2実施例は、掲
示板3が一つの場合、図6(B)の第3実施例は、掲示
板3が二つの場合、図6(C)の第4実施例は、掲示板
3が三つの場合、をそれぞれ示す。
【0045】この場合、図4(A)に例示したと同様に
取付角度αを所要のものとした取付部材6を用いて掲示
板3を所望の立体配置状に配設したものである。尚、こ
の場合、掲示板3を複数配設するときには、それぞれを
段違いに設けてよいことは勿論である。
【0046】図7は、本発明に係る一支柱を用いた表示
設備の第5実施例を示し、(A)は平面図、(B)は正
面図である。更に、図8は、図7に示した表示設備の組
立分解図を示す斜視図である。第5実施例の表示設備1
は、表示板24を支柱33の側面48に固定した表示設
備1において、支柱33は、長尺な中空部34と、外形
断面が略三角形の外側全長に、この略三角形の頂に相当
する稜部に形成された嵌合凹部35とを有し、表示設備
1は、支柱33の側面48に表示板24を固定する固定
部材である取付金具28、29を介して表示板24を固
定したものである。
【0047】表示板24は、支柱33の嵌合凹部35間
の辺43に表示板24を取付金具28、29を用いて取
り付けている。この場合、取付金具28は垂下片28a
と水平片28bとから成る断面L字状に形成され,垂下
片28aを辺43に当接してビス30で締結固定され
る。取付金具29も垂下片29aと水平片29bとから
成る断面L字状に形成されており、同様に垂下片29a
で辺43にビス止めされる。一方、表示板24は、両端
に端部片25を持った断面コの字状の基部の裏面にビス
ホール部26を形成したアルミニウム押出形材にて形成
されており、その表面の一部又は全面に案内文字や図形
等が表示されている。この表示板24は、上述の取付金
具28と取付金具29の間に嵌着し、そのビスホール部
26を利用してビス31により締結固定される。尚、表
示板24は、例えば肉厚の木質板又は鋳物製装飾板等と
することもできる。
【0048】第5実施例の表示設備1は、長尺な中空部
34と稜部に形成された嵌合凹部35とを有する支柱3
3の少なくとも一側面48に取付金具28、29を介し
て表示板24を固定したものであるので、構成面数が少
なく、強度があり、使い勝手が良い支柱33に表示板2
4を見やすい方向の一側面48に容易に固定することが
出来ると共に、設置後も表示板24の取付位置を簡単に
変更出来る。
【0049】この場合、標示板24は、支柱自体の配設
場所の条件に応じて、支柱の側面の2面又は3面全面に
配設することができる。
【0050】図9は、本発明に係る複数の支柱を用いた
表示設備の他の実施例を示し、(A)は第6実施例の斜
視図、(B)は第7実施例の斜視図である。図9(A)
は、二つの支柱33の間に二つの掲示板3を取り付けた
もの、図9(B)は、三つの支柱33の間に三つの掲示
板3を取り付けたものであり、それぞれの取付角度に対
応する取付面を形成した取付部材を上下2段に配設して
掲示板を固定している。
【0051】図10は、別の取付手段による表示設備の
組立分解図を示す要部斜視図である。本実施例の表示設
備1は、前記のものと同様に掲示板3を支柱33間に取
り付ける場合の一端での取付状態を示したものである。
表面板3a間にハニカム芯材3bを介在させ四周に枠材
3cで取り囲んで成るパネル製掲示板3を長尺の補助固
定枠10を用いて嵌合塞材54の裏面側から六角穴付ボ
ルト19、20、21で一体固定し、嵌合凹部35に嵌
合するものであり、掲示板3の他端も同様に施工され
る。
【0052】図9、10に示した表示設備1は、掲示板
3を複数の支柱33間に取付部材10を介して取り付け
られたものであるので、少なくとも一つの掲示板3を複
数の支柱33に所望の取付角度αと取付高さ及び考慮さ
れたデザイン性をもって、多目的に取り付けることが出
来、しかも美観上優れたものである。その他の部分で図
2と同じ構造、作用部分には同一の参照番号を付けてそ
の説明を省略する。
【0053】図11は、本発明に係る複数の支柱を用い
た表示設備の第8実施例を示す要部断面図を示す。これ
らの図に示すように、第8実施例の表示設備は、複数の
掲示板3を複数の支柱33間に、それぞれ取付部材5、
6、7を介して取り付けたものである。
【0054】図12は、窪み状嵌合凹部35を形成した
支柱33三体に複数の掲示板3を配設する第9実施例を
示すものであり、取付部材5とその取付面が反対勝手の
取付部材6及び取付部材7を利用して、複数の支柱33
…及び複数の掲示板3…を多面的に、且つ多目的に設置
した表示設備1である。掲示板3は、その端部4が各取
付部材に六角穴付ボルト、バネ座金及び座金で固定でき
るような部分が形成されたものであればよく、掲示ボー
ド体、四周を枠材を止めたパンチングボード体、掲示ボ
ックスのように箱体に組まれたもの或いは更にその先端
に他の部材が連接されるような支持枠状体等が適用され
る。
【0055】図13は、図12に示した表示設備1の支
柱の嵌合凹部35と掲示板3との取り付け関係を示す要
部断面図である。本実施例の取付部材5は、支柱33の
外形断面が略三角形中空体の稜部に形成された嵌合凹部
35に固定され掲示板3を取り付けたもので、長尺な中
空部34を有する支柱33の外側全長に形成された嵌合
凹部35に嵌合し、その開口部37を塞ぎ、支柱33と
同一長さで形成された嵌合塞材54を介して、嵌合凹部
35に固定される。尚、この場合、取付部材5を支柱3
3に長ねじで直接固定することもできる。取付部材5と
嵌合塞材54とは、六角穴付ボルト19及び嵌合凹部3
5に設けられたねじ穴59で係止片38を挟持して固定
される。
【0056】本実施例の支柱33は、外形断面が略三角
形で、頂に相当する稜部に窪み状の嵌合凹部35を3個
所有している。支柱33の内側縦方向で辺43の中ほど
には、ビスを螺合するビスホール部47を全長に3個所
設けている。ビスホール部47は、必ずしも必要でなく
所望により設けられる。更に、嵌合凹部35に嵌合する
嵌合塞材54は、塞材基部55と二つの凸条56とから
なる長尺の形材で、長手方向に所定の間隔をおいて六角
穴付止めねじ58が螺合され、該止めねじ58を締める
ことにより嵌合凹部35の底部辺43を押圧し、嵌合塞
材54の段部57と嵌合凹部の係止片38の段部39と
が当接、押圧され、嵌合塞材54は、嵌合凹部35に固
定される。その他の部分で図3、4と同じ構造、作用部
分には同一の参照番号を付けてその説明を省略する。
【0057】図14は、図13と同様の支柱の嵌合凹部
35と掲示板3との取り付け関係を示す。図14(A)
は、図12の取付部材5の取付面12と反対勝手の取付
面12をもつ取付部材6と掲示板3との取付関係要部断
面図である。その他の部分で図13と同じ構造、作用部
分には同一の参照番号を付けてその説明を省略する。図
14(B)は、二つの掲示板3を取り付ける取付部材7
と掲示板3、3との取付関係を示す要部断面図である。
取付部材7は、掲示板3、3の取付角度α、α′に適合
し、掲示板3、3を各々六角穴付ボルト16、バネ座金
17及び座金18で締結する取付面12、12を有した
もので、二つの掲示板3、3が比較的接近して取り付け
られる場合に用いられ、嵌合塞材54に固定して使用さ
れる。その他の部分で図12と同じ構造、作用の部分に
は同じ参照番号を付けてその説明を省略する。
【0058】図15は、本発明に係る表示設備の支柱の
嵌合凹部35と掲示板3、3との取り付け関係を示す他
の実施例の要部断面図である。本実施例の取付部材8
は、掲示板3、3の取付角度α、α′に適合し、掲示板
3、3を各々六角穴付ボルト16、バネ座金17及び座
金18で締結する取付面12を二つ有したもので、二つ
の掲示板3、3が比較的離れて取り付けられる場合に用
いられる。その他の部分で図12と同じ構造、作用の部
分には同じ参照番号を付けてその説明を省略する。
【0059】図16は、本発明に係る複数の支柱を用い
た表示設備の第9実施例を示し、(A)は平面図、
(B)は正面図である。図17にその表示設備1の組立
分解図の斜視図を示す。第9実施例の表示設備1は、掲
示板3を支柱33に形成された嵌合凹部35に取り付け
た表示設備1であって、嵌合凹部35は、長尺な中空部
34を有し外形断面が略三角形の支柱33の外側全長に
略三角形の頂に相当する稜部に形成され、掲示板3は、
嵌合塞材54に掲示板3の枠材3cが直接取り付けられ
たものである。その他の部分で図2、10と同じ構造、
作用の部分には同じ参照番号を付けてその説明を省略す
る。
【0060】上記各支柱は、その下端を地中に埋設する
ものを例示したが所望によって地面の穴部に出入自在の
状態とするとか、移動自在にスタンド部を設けたものと
するとかの構造とすることが出来る。
【0061】
【発明の効果】本発明の表示設備によれば、嵌合凹部は
中空部を有する略三角形の支柱の稜部に形成され、表示
体はこの嵌合凹部に取り付けられるので、この嵌合凹部
を利用して容易に表示体を所望の高さ位置に取り付ける
ことが可能であると共に、強度が高い支柱に表示体を取
り付けることが出来る。
【0062】更に、表示体は、取付部材を介して嵌合凹
部に取り付けられるので、上記発明の効果に加え、支柱
バンド等の取付金具が取付部位以外にも露出するような
ことがなく、優れた外観をもたらしながら表示体を少な
くとも一つの取付部材に取り付けることが出来、しかも
所望の取付角度に簡単に取り付けることが出来る。
【0063】更に、取付部材は嵌合塞材を介して嵌合凹
部に固定されるので、上記取付部材を用いた発明の効果
に加え、取付部材の支柱への固定が所望の取り付け高さ
位置に容易に固定出来ると共に、支柱の開口部が嵌合塞
材によって塞がれ、美観上も良い。
【0064】更に、表示設備は、表示体を複数の支柱間
に取付部材又は補助固定枠を介して取り付けられたもの
であるので、上記取付部材を用いた発明の効果に加え、
少なくとも一つの表示体を複数の支柱に所望の取付角度
と取付高さ及び考慮されたデザイン性をもって、多目的
に取り付けることが出来、しかも美観上優れたものであ
る。
【0065】そして、上記いずれかの発明において、表
示設備は支柱の側面に固定部材を介して表示板を固定し
たものであるので、上記いずれかの発明の効果に加え、
表示体の表示に加え、表示板による表示も出来て、表示
設備の利用度が向上する。
【0066】又、本発明の表示設備は、中空部と嵌合凹
部とを有する支柱の側面に固定部材を介して表示板を固
定したものであるので、構成面数が少なく、強度があ
り、使い勝手が良い支柱に表示板を見やすい方向の一側
面に容易に固定することが出来ると共に、設置後も表示
板の取付位置を簡単に変更出来る。
【0067】更に、支柱をアルミニウム押出形材とする
ことによって低コストで所要の強度や耐食性を充足する
ものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一支柱を用いた表示設備の第1実
施例を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図2】図1に示した表示設備の組立分解図を示す斜視
図である。
【図3】図1に示した表示設備に使用する支柱の断面図
である。
【図4】図1に示した表示設備の要部構造を示し、
(A)は支柱の二個所の嵌合凹部に取り付ける掲示板と
支柱との取り付け関係を示す要部断面図、(B)は支柱
の一個所の嵌合凹部に取り付ける掲示板と支柱との取り
付け関係を示す要部断面図、(C)は嵌合凹部に嵌合、
固定された嵌合塞材と支柱との取り付け関係を示す要部
断面図である。
【図5】本発明に係る嵌合塞材の各種の実施態様を示す
断面図である。
【図6】図1と同様の一支柱を用いた表示設備の各種実
施例を示し、(A)は第2実施例の斜視図、(B)は第
3実施例の斜視図、(C)は第4実施例の斜視図であ
る。
【図7】本発明に係る一支柱を用いた表示設備の第5実
施例を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。
【図8】図7に示した表示設備の組立分解図を示す斜視
図である。
【図9】本発明に係る複数の支柱を用いた表示設備の二
実施例を示し、(A)は第6実施例の斜視図、(B)は
第7実施例の斜視図である。
【図10】図9に示した表示設備の組立分解図を示す要
部斜視図である。
【図11】本発明に係る複数の支柱を用いた表示設備の
第8実施例を示す正面図である。
【図12】図11に示した表示設備の支柱と支柱との間
の取り付け関係を示す要部断面図である。
【図13】図11、12に示した表示設備の支柱の嵌合
凹部と掲示板との取り付け関係を示す要部断面図であ
る。
【図14】図13と同様の支柱の嵌合凹部と掲示板との
取り付け関係を示し、(A)は表示体が支柱の辺に平行
な場合の要部断面図、(B)は二つの表示体を一つの嵌
合凹部に取り付ける場合の要部断面図である。
【図15】本発明に係る表示設備の支柱の嵌合凹部と掲
示板との取り付け関係を示す他の実施例の要部断面図で
ある。
【図16】本発明に係る複数の支柱を用いた表示設備の
第9実施例を示し、(A)は平面図、(B)は正面図で
ある。
【図17】図16に示した表示設備の組立分解図を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 表示設備 3 掲示板(表示体) 5〜10 取付部材 12 取付面 24 表示板 28、29 取付金具(固定部材) 33 支柱 34 中空部 35 嵌合凹部 37 開口部 48 側面 54 嵌合塞材 α、α′ 取付角度
フロントページの続き (72)発明者 田尻 まゆみ 東京都港区三田3丁目13番12号 日本軽金 属株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示のための表示体を支柱に形成された
    嵌合凹部に取り付けた表示設備において、前記嵌合凹部
    は、長尺な中空部を有し外形断面が略三角形の前記支柱
    の外側全長に前記略三角形の頂に相当する稜部に形成さ
    れ、前記表示体は、前記嵌合凹部に取り付けられたもの
    であることを特徴とする表示設備。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記表示体は、該表
    示体の取付角度に適合し該表示体を締結する取付面を少
    なくとも一つ有した取付部材を介して、前記嵌合凹部に
    取り付けられたものであることを特徴とする表示設備。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記取付部材は、前
    記支柱の嵌合凹部に嵌合し該嵌合凹部の開口部を塞ぐ嵌
    合塞材を介して、前記嵌合凹部に固定されたものである
    ことを特徴とする表示設備。
  4. 【請求項4】 請求項2〜3のいずれかにおいて、前記
    表示設備は、少なくとも一つの前記表示体を複数の前記
    支柱間に、それぞれ前記取付部材又は補助固定枠を介し
    て取り付けられたものであることを特徴とする表示設
    備。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記
    表示設備は、更に前記支柱の少なくとも一側面に表示の
    ための表示板を固定する固定部材を介して前記表示板を
    付設固定したものであることを特徴とする表示設備。
  6. 【請求項6】 表示のための表示板を支柱の少なくとも
    一側面に固定部材を介して固定した表示設備において、
    前記支柱は、長尺な中空部と、外形断面が略三角形の外
    側全長に該略三角形の頂に相当する稜部に形成された嵌
    合凹部とを有したものであることを特徴とする表示設
    備。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、支柱
    がアルミニウム押出形材から成るものであることを特徴
    とする表示設備。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010196252A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Nippon Carbide Ind Co Inc 表示パネルおよび表示パネル用カバー材

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