JPH08127314A - キーレス/セキュリテイ装置 - Google Patents

キーレス/セキュリテイ装置

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JPH08127314A
JPH08127314A JP26889594A JP26889594A JPH08127314A JP H08127314 A JPH08127314 A JP H08127314A JP 26889594 A JP26889594 A JP 26889594A JP 26889594 A JP26889594 A JP 26889594A JP H08127314 A JPH08127314 A JP H08127314A
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JP
Japan
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vehicle
receiving module
security device
power supply
keyless
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JP26889594A
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Tsutomu Sato
勤 佐藤
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Alpine Electronics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車の使用時に、自動的に車載受信器10の受
信モジュール12の動作を停止させ、受信モジュール1
2からの放射妨害成分の発生をなくしたキーレス/セキ
ュリテイ装置を提供する。 【構成】 キーレス/セキュリテイ装置の車載受信器1
0の受信モジュール12と、受信モジュール12の電源
回路との間にスイッチング手段16を設け、車のキーの
挿入時あるいは車のキーの挿入操作時にスイッチング手
段16を開き、受信モジュール12への電源の供給を停
止させる。このため、受信モジュール12内にある局部
発振器の動作も停止し、局部発振器が発生する局部発振
信号基本波周波数、その2次高調波周波数や3次高調波
周波数等の妨害雑音成分が受信アンテナ11から放射さ
れることがなくなり、他の使用中の車載用機器にこれら
妨害雑音成分が混入することがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーレス/セキュリテ
イ装置に係わり、特に、車の使用時に、キーレス/セキ
ュリテイ装置の受信モジュールのアンテナから放射され
る妨害雑音成分が他の車載用機器に混入するのを防止す
る手段を設けたキーレス/セキュリテイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、キーレス/セキュリテイ装置
は、携帯用送信器と車載受信器とによって構成されてい
る。この内、車載受信器は、車の不使用時に、他人が勝
手に自動車のドアを開いたり、自動車に大きなショック
を与えたり、自動車のトランクを開いたりすると、サイ
レン等の警報装置を鳴らしたり、ヘッドライトを点滅さ
せたりし、場合によっては、自動車のエンジンを非駆動
状態に設定したり、燃料の供給をカットしたりし、自動
車の走行ができないようにする車のセキュリテイの働き
と、携帯用送信器からリモコン信号(遠隔操作信号)が
供給された際に、そのリモコン信号に応答して、車のド
アのキーを開閉する車のキー操作の働きの2つの働きを
するものである。
【0003】ところで、図2は、既知のキーレス/セキ
ュリテイ装置の構成の一例を示すブロック構成図であっ
て、(a)は携帯用送信器、(b)は車載受信器を示す
ものである。
【0004】図2(a)、(b)において、50は携帯
用送信器、51はボタン操作部、51−1はアンロック
ボタン(ディスアームボタン)、51−2はロックボタ
ン(アームボタン)、52はリモコン処理部、53は送
信部、54は送信アンテナ、60は車載受信器、61は
受信アンテナ、62は受信モジュール、63は制御部、
64は電源開閉部、65は電源電圧調整部、71はドア
ロック装置、72はドアセンサ、73はモーションセン
サ、74はショックセンサ、75はガラスセンサ、76
はサイレン駆動回路、77はヘッドランプ点滅回路であ
る。
【0005】そして、携帯用送信器50は、車のドアの
キーの開閉状態を設定するロックボタン51−1及びア
ンロックボタン51−2を有するボタン操作部51と、
前記各ボタン51−1、51−2にそれぞれ対応したデ
ータ信号を発生するリモコン処理部52と、前記データ
信号をリモコン信号として送信する送信部53と、リモ
コン信号の送信アンテナ54とからなる。また、車載受
信器60は、リモコン信号の受信アンテナ61と、リモ
コン信号を受信し、リモコン信号の電界強度検出信号S
Qと前記データ信号を制御部に供給する受信モジュール
62と、車の各部の状態を監視して異常時にアラームを
発生させ、同時に、前記データ信号に応答して車のキー
の開閉を制御する制御部63と、受信モジュール62の
電源を入切する電源開閉部64と、電源電圧を調整する
電圧調整部65とからなる。
【0006】前記構成のキーレス/セキュリテイ装置に
おいて、始めに、車のセキュリテイの働きについて述べ
ると、車の不使用状態のとき、車載受信器60をセキュ
リテイモードに設定すると、制御部63は、車載受信器
60の電力消費を最小に抑えるために、高速モードで各
部の監視制御を行う制御動作状態と、サブシステムクロ
ックモードで何等の監視制御機能を行わない待機状態と
に一定周期で交互に切換えられる。そして、制御動作状
態に切換えられているときに、制御部63は、ドアセン
サ72によってドアが開いた状態、モーションセンサ7
3によって車が動いた状態、ショックセンサ74によっ
て車に何等かの衝撃が加えられた状態、ガラスセンサ7
5によってガラスが割られた状態等をそれぞれ監視し、
前記状態の中のいずれかの状態を検出したときは、サイ
レン駆動回路76を動作させてサイレン等の警報音の発
生及び/またはヘッドランプ点滅回路77を動作させて
ヘッドランプの点滅を行い、これらのアラームの発生に
よって、周囲に車の異常を知らせ、一方、前記状態の中
のいずれの状態も検出されないときは何等のアラームも
発生しないものである。
【0007】次に、車のドアのキーを開閉操作する場合
の働きについて述べると、前記制御動作状態に切換えら
れているとき、制御部63は、前記各状態の監視を行う
と同時に、制御信号VTCONT を電源開閉部64に供給
し、その制御信号VTCONT が供給されている期間、電源
開閉部64は電源電圧調整部65で得られた電源電圧を
受信モジュール62に供給し、受信モジュール62をリ
モコン信号の受信可能状態に設定する。そして、この受
信モジュール62におけるリモコン信号の受信可能状態
の設定時に、携帯用送信器50側において、ボタン操作
部51のロックボタン51−1またはアンロックボタン
52−2が操作されると、それらボタン操作に対応した
データ信号がリモコン処理部52で形成され、ここで形
成されたデータ信号は送信部53でリモコン信号に変換
された後、送信アンテナ54から送信される。一方、車
載受信器60側において、送信されたリモコン信号が受
信アンテナ61を介して受信モジュール62に供給され
ると、リモコン信号の受信可能状態にある受信モジュー
ル62は、受信したリモコン信号を処理し、リモコン信
号の電界を表す電界検出信号SQと復調されたデータ信
号DATAを制御部63に供給する。制御部63は、電
界検出信号SQが供給されると、それまでの周期的な制
御動作状態から連続した制御動作状態に切換わり、同時
に連続した制御信号VTCONT を電源開閉部64に供給し
て、同様に受信モジュール62を連続したリモコン信号
の受信可能状態に設定する。このため、受信モジュール
62は、相次いで供給されるリモコン信号の受信が可能
になり、制御部63は、受信モジュール62から供給さ
れるデータ信号DATAの内容に対応してドアロック装
置71を駆動させ、それによって車のドアのキーを閉じ
るかまたはキーを開くものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のキーレス/
セキュリテイ装置においては、一旦、車載受信器60を
セキュリテイモードに設定すると、車の不使用時は勿論
のこと、車の使用時であっても、受信モジュール62に
電源電圧が供給され、受信モジュール62は能動状態を
維持し続ける。このため、受信モジュール62内にある
局部発振器(図示なし)が発生する局部発振信号の基本
波周波数や、その2次高調波周波数及び3次高調波周波
数等の妨害雑音成分が受信アンテナ61から放射され、
これら妨害雑音成分が動作中の他の車載用機器、例え
ば、車載用テレビジョン、カーラジオ、ナビゲータ装置
等の入力に混入する場合があり、前記既知のキーレス/
セキュリテイ装置は、車載用テレビジョン、カーラジ
オ、ナビゲータ装置等の車載用機器の動作に妨害を与え
るという問題がある。
【0009】本発明は、前記問題点を除去するもので、
その目的は、車の使用時に自動的に車載受信器の受信モ
ジュールの動作を停止させ、受信モジュールからの放射
妨害成分の発生をなくしたキーレス/セキュリテイ装置
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、キーレス/セキュリテイ装置の受信モジ
ュールと、前記受信モジュールの電源回路との間にスイ
ッチング手段を設け、車のキーの挿入時あるいは挿入操
作時に前記スイッチング手段を開き、前記受信モジュー
ルへの電源の供給を停止させるようにした手段を具備す
る。
【0011】
【作用】前記手段によれば、車の使用時に、ユーザーが
車にキーを挿入し、アクセサリ(ACC)ON、イグニ
ッション(IGN)ONまたはエンジン始動状態にする
と、あるいは、キー挿入によってスイッチが作動する車
種においては、ユーザーが車にキーを挿入すると、受信
モジュールと受信モジュールの電源回路との間に挿入さ
れているスイッチング手段が自動的に開放されるので、
受信モジュールに電源電圧が供給されなくなり、受信モ
ジュールは動作を停止する。
【0012】このように、前記手段によれば、受信モジ
ュール内にある局部発振器の発振動作も停止し、局部発
振器が発生する局部発振信号の基本波周波数や、その2
次高調波周波数及び3次高調波周波数等が受信アンテナ
から放射されることがなくなるので、これらの周波数成
分が車載用テレビジョン、カーラジオ、ナビゲータ装置
等の車載用機器の動作に妨害を与えることがなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0014】図1は、本発明に係わるキーレス/セキュ
リテイ装置の一実施例を示すブロック構成図であって、
(a)は携帯用送信器、(b)は車載受信器である。
【0015】図1(a)、(b)において、1は携帯用
送信器、2はボタン操作部、2−1はロックボタン(ア
ームボタン)、2−2はアンロックボタン(ディスアー
ムボタン)、3はリモコン処理部、4は送信部、5は送
信アンテナ、10は車載受信器、11は受信アンテナ、
12は受信モジュール、13は制御部、14は電源開閉
部、15は電源電圧調整部、16はスイッチング回路
(スイッチング手段)、16−1は第1のトランジス
タ、16−2は第2のトランジスタ、16−3は第1の
抵抗、16−4は第2の抵抗、17はインバータ回路、
20は車のキー挿入スイッチ、21はドアロック装置、
22はドアセンサ、23はモーションセンサ、24はシ
ョックセンサ、25はガラスセンサ、26はサイレン駆
動回路、27はヘッドランプ点滅回路である。
【0016】そして、携帯用送信器1は、ロックボタン
2−1、アンロックボタン2−2を有するボタン操作部
2と、リモコン処理部3と、送信部4と、送信アンテナ
5とからなり、ボタン操作部2の出力はリモコン処理部
3の入力に接続され、リモコン処理部3の出力は送信部
4の入力に接続され、送信部4の出力は送信アンテナ5
に接続される。また、車載受信器10は、受信アンテナ
11と、受信モジュール12と、制御部13と、電源開
閉部14と、電源電圧調整部15と、スイッチング回路
16と、インバータ回路17とからなり、受信モジュー
ル12の入力は受信アンテナ11に接続され、受信モジ
ュール12の出力は制御部13に接続される。受信モジ
ュール12の電源は、スイッチング回路16及び電源開
閉部14を介して電源電圧調整部15の出力に接続さ
れ、電源電圧調整部15の入力は電源端子B+に接続さ
れる。スイッチング回路16は、受信モジュール12の
電源と電源開閉部14との間にコレクタ・エミッタ通路
が接続された第1のトランジスタ16−1と、第1のト
ランジスタ16−1のベースと接地点間に第1の抵抗1
6−3を介してコレクタ・エミッタ通路が接続された第
2のトランジスタ16−2と、第2のトランジスタ16
−2のベースに直列接続された第2の抵抗16−4とか
らなる。インバータ回路17は、入力側が車のキー挿入
スイッチ20に接続され、出力側がスイッチング回路1
6の第2の抵抗16−4の他端に接続される。さらに、
制御部13は、電源開閉部14と、ドアロック装置21
と、ドアセンサ22と、モーションセンサ23と、ショ
ックセンサ24と、ガラスセンサ25と、サイレン駆動
回路26と、ヘッドランプ点滅回路27にそれぞれ接続
される。
【0017】ここで、本実施例のキーレス/セキュリテ
イ装置の構成と、図2(a)、(b)に図示された既知
のキーレス/セキュリテイ装置の構成とを比べると、本
実施例のキーレス/セキュリテイ装置は、スイッチング
回路16及びインバータ回路17を備えているのに対
し、既知のキーレス/セキュリテイ装置は、スイッチン
グ回路16及びインバータ回路17を備えていない点だ
けであって、その他に、本実施例のキーレス/セキュリ
テイ装置と既知のキーレス/セキュリテイ装置との間に
構成上の違いはない。
【0018】ここで、本実施例のキーレス/セキュリテ
イ装置の動作について説明すると、まず、車のセキュリ
テイに対する動作は、既に説明した既知のキーレス/セ
キュリテイ装置の車のセキュリテイに対する動作とほぼ
同じであり、また、車のドアのキーを開閉操作する場合
の動作も、既に説明した既知のキーレス/セキュリテイ
装置の車のドアのキーを開閉操作する場合の動作とほぼ
同じである。
【0019】即ち、車のセキュリテイに対する動作にお
いては、車の不使用状態のとき、車載受信器10をセキ
ュリテイモードに設定すると、制御部13は、車載受信
器10の電力消費を最小に抑えるために、高速モードで
各部の監視制御を行う制御動作状態と、サブシステムク
ロックモードで何等の監視制御機能を行わない待機状態
とに一定周期で交互に切換えられる。そして、制御動作
状態に切換えられているときに、制御部13は、ドアセ
ンサ22によってドアが開いた状態、モーションセンサ
23によって車が動いた状態、ショックセンサ24によ
って車に何等かの衝撃が加えられた状態、ガラスセンサ
25によってガラスが割られた状態等をそれぞれ監視
し、前記状態の中のいずれかの状態を検出したときは、
サイレン駆動回路26を動作させてサイレン等の警報音
の発生及び/またはヘッドランプ点滅回路27を動作さ
せてヘッドランプの点滅を行い、これらのアラームの発
生によって、周囲に車の異常を知らせるようにし、一
方、前記状態の中のいずれの状態も検出されないときは
何等のアラームも発生しない。
【0020】また、車のドアのキーを開閉操作する場合
の動作においては、前記制御動作状態に切換えられてい
るとき、制御部13は、前記各状態の監視を行うと同時
に、制御信号VTCONT を電源開閉部14に供給し、その
制御信号VTCONT が供給されている期間、電源開閉部1
4は電源電圧調整部15で得られた電源電圧を受信モジ
ュール12に供給し、受信モジュール12をリモコン信
号の受信可能状態に設定する。そして、この受信モジュ
ール12におけるリモコン信号の受信可能状態の設定時
に、携帯用送信器1側において、ボタン操作部2のアン
ロックボタン2−1またはロックボタン2−2が操作さ
れると、それらボタン操作に対応したデータ信号がリモ
コン処理部3で形成され、ここで形成されたデータ信号
は送信部4でリモコン信号に変換された後、送信アンテ
ナ54ら送信される。一方、車載受信器10側におい
て、送信されたリモコン信号が受信アンテナ11を介し
て受信モジュール12に供給されると、リモコン信号の
受信可能状態にある受信モジュール12は、受信したリ
モコン信号を処理し、リモコン信号の電界を表す電界検
出信号SQと復調されたデータ信号DATAを制御部1
3に供給する。制御部13は、電界検出信号SQが供給
されると、それまでの周期的な制御動作状態から連続し
た制御動作状態に切換わり、同時に連続した制御信号V
TCONT を電源開閉部64に供給して、同様に受信モジュ
ール12を連続したリモコン信号の受信可能状態に設定
する。このため、受信モジュール12は、相次いで供給
されるリモコン信号の受信が可能になり、制御部13
は、受信モジュール12から供給されるデータ信号DA
TAの内容に対応してドアロック装置21を駆動させ、
それによって車のドアのキーを閉じるかまたはキーを開
くものである。
【0021】これまで述べた車のセキュリテイに対する
動作及び車のドアのキーを開閉操作する場合の動作は、
既知のキーレス/セキュリテイ装置における車のセキュ
リテイに対する動作及び車のドアのキーを開閉操作する
場合の動作と殆んど同じであるが、以下の動作は、本実
施例に特有のものである。
【0022】即ち、車が不使用状態にあるとき、即ち、
車のキーが車のキー挿入スイッチ20に差し込まれてい
ない状態のときには、車のキー挿入スイッチ20は低レ
ベル出力を発生している。この低レベル出力は、インバ
ータ回路17で反転されて高レベルに変換され、高レベ
ル出力としてスイッチング回路16の第2のトランジス
タ16−2のベースに供給されるので、第2のトランジ
スタ16−2がオン状態になり、同時に、第1のトラン
ジスタ16−1もオン状態になる。このため、受信モジ
ュール12の電源と電源開閉器14とは、スイッチング
回路16のオンによって電気的に短絡された形になり、
受信モジュール12は、この間常時動作状態になってい
る。
【0023】一方、車の使用時に、車のキーが車のキー
挿入スイッチ20に差し込まれ、アクセサリ(ACC)
ON、イグニッション(IGN)ONまたはエンジン始
動状態にキー操作されると、車のキー挿入スイッチ20
は高レベル出力を発生するようになる。この高レベル出
力は、インバータ回路17で反転されて低レベルに変換
され、低レベル出力としてスイッチング回路16の第2
のトランジスタ16−2のベースに供給されるので、第
2のトランジスタ16−2がオフ状態になり、同時に、
第1のトランジスタ16−1もオフ状態になる。このた
め、受信モジュール12の電源と電源開閉器14とは、
スイッチング回路16のオフによって電気的に開放され
た形になり、受信モジュール12は、この時点で不動作
状態になる。
【0024】ところで、既知のキーレス/セキュリテイ
装置においては、車の使用時に、受信モジュール12が
動作状態にあるため、受信モジュール12内にある局部
発振器で発生される局部発振信号の基本波周波数、その
2次高調波周波数や3次高調波周波数等の妨害雑音成分
が漏洩して受信アンテナ11に伝達され、受信アンテナ
11から放射される。そして、受信アンテナ11から放
射された妨害雑音成分が、使用中の他の車載用機器、例
えば、車載用テレビジョン、カーラジオ、ナビゲータ装
置等の入力に混入し、これら車載用テレビジョン、カー
ラジオ、ナビゲータ装置等の車載用機器の動作に妨害を
与えることがあることは前述のとおりである。
【0025】しかるに、本実施例によるキーレス/セキ
ュリテイ装置は、車の使用時に、車のキーが車のキー挿
入スイッチ20に差し込まれ、アクセサリ(ACC)O
N、イグニッション(IGN)ONまたはエンジン始動
状態にキー操作されると、前述のように、受信モジュー
ル12が不動作状態になる。そして、受信モジュール1
2が不動作状態になれば、受信モジュール12内にある
局部発振器も当然に不動作になり、局部発振器から局部
発振信号が送出されなくなるので、局部発振信号の基本
波周波数、その2次高調波周波数や3次高調波周波数等
の妨害雑音成分が漏洩して受信アンテナ11に伝達され
ることがなく、これらの妨害雑音成分が受信アンテナ1
1から放射されることもない。このため、キーレス/セ
キュリテイ装置を搭載した車を使用する際に、他の車載
用機器、例えば、車載用テレビジョン、カーラジオ、ナ
ビゲータ装置等を使用したとしても、妨害雑音成分がこ
れら車載用機器に混入することがなくなり、良好な聴取
状態でこれら車載用機器を利用することができる。
【0026】なお、本実施例においては、車のキーが車
のキー挿入スイッチ20に差し込まれ、アクセサリ(A
CC)ON、イグニッション(IGN)ONまたはエン
ジン始動状態にキー操作されたときに、受信モジュール
12が不動作状態になる例を挙げて説明したが、本発明
は、そのような場合に限られず、車のキーが車のキー挿
入スイッチ20に差し込まれたときスイッチが作動する
車種においては、そのスイッチの作動時に、受信モジュ
ール12が不動作状態になるように構成することができ
る。
【0027】また、本実施例においては、スイッチング
回路16として、2つのトランジスタ16−1、16−
2と2つの抵抗16−3、16−4を用いた例を挙げて
説明したが、本発明によるスイッチング回路16はかか
る構成のものに限られず、車のキーが車のキー挿入スイ
ッチ20に差し込まれたときに電源回路を開放するもの
であれば、どのような構成のものを用いてもよいことは
明らかである。
【0028】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
おいては、車の使用時に、ユーザーが車にキーを挿入
し、アクセサリ(ACC)ON、イグニッション(IG
N)ONまたはエンジン始動状態にキー操作が行われた
り、あるいは、ユーザーが車にキーを挿入したりする
と、車載受信器10の受信モジュール12と受信モジュ
ール12の電源回路との間に挿入されているスイッチン
グ手段16が自動的に開放され、受信モジュール12に
電源電圧が供給されなくなって、受信モジュール12は
動作を停止するものである。
【0029】このように、本発明によれば、受信モジュ
ール12の動作の停止により、受信モジュール12内に
ある局部発振器の発振動作も停止し、局部発振器が発生
する局部発振信号の基本波周波数や、その2次高調波周
波数及び3次高調波周波数等の妨害雑音成分が受信アン
テナ11から放射されることがなくなるので、これら妨
害雑音成分が動作中の他の車載用機器、例えば、車載用
テレビジョン、カーラジオ、ナビゲータ装置等の入力に
混入し、これらの車載用機器の動作に妨害を与えること
がなくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるキーレス/セキュリテイ装置の
一実施例を示すブロック構成図である。
【図2】既知のキーレス/セキュリテイ装置の構成の一
例を示すブロック構成図である。
【符号の説明】
1 携帯用送信器 2 ボタン操作部 2−1 ロックボタン(アームボタン) 2−2 アンロックボタン(ディスアームボタン) 3 リモコン処理部 4 送信部 5 送信アンテナ 10 車載受信器 11 受信アンテナ 12 受信モジュール 13 制御部 14 電源開閉部 15 電源電圧調整部 16 スイッチング回路(スイッチング手段) 16−1 第1のトランジスタ 16−2 第2のトランジスタ 16−3 第1の抵抗 16−4 第2の抵抗 17 インバータ回路 20 車のキー挿入スイッチ 21 ドアロック装置 22 ドアセンサ 23 モーションセンサ 24 ショックセンサ 25 ガラスセンサ 26 サイレン駆動回路 27 ヘッドランプ点滅回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーレス/セキュリテイ装置の受信モジ
    ュールと、前記受信モジュールの電源回路との間にスイ
    ッチング手段を設け、車のキーの挿入時あるいは挿入操
    作時に前記スイッチング手段を開き、前記受信モジュー
    ルへの電源の供給を停止させることを特徴とするキーレ
    ス/セキュリテイ装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチング手段は、前記受信モジ
    ュールと前記電源回路との間にコレクタとエミッタが接
    続された第1のトランジスタ、及び、前記第1のトラン
    ジスタのベースと基準電位点との間にコレクタとエミッ
    タが接続された第2のトランジスタからなり、前記第2
    のトランジスタのベースに車のキーの挿入操作を知らせ
    る信号が供給されることを特徴とする請求項1に記載の
    キーレス/セキュリテイ装置。
JP26889594A 1994-11-01 1994-11-01 キーレス/セキュリテイ装置 Pending JPH08127314A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114531162A (zh) * 2022-01-26 2022-05-24 广州小鹏汽车科技有限公司 一种降低车用钥匙干扰的方法、装置、设备及存储介质

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