JP2000096892A - リモートコントロール用送受信装置、及び車両用ワイヤレスドアロック制御装置 - Google Patents

リモートコントロール用送受信装置、及び車両用ワイヤレスドアロック制御装置

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JP2000096892A
JP2000096892A JP26832498A JP26832498A JP2000096892A JP 2000096892 A JP2000096892 A JP 2000096892A JP 26832498 A JP26832498 A JP 26832498A JP 26832498 A JP26832498 A JP 26832498A JP 2000096892 A JP2000096892 A JP 2000096892A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】他車の影響によって誤作動してしまうことを防
止することのできるリモートコントロール用送受信装
置、及び車両用ワイヤレスドアロック制御装置を提供す
る。 【解決手段】ワイヤレスドアロック制御装置11は、携
帯機12及び受信装置13から構成されている。受信装
置13は、送信回路21、受信回路22、及びマイクロ
コンピュータ23を備えている。受信装置13は、所定
の通信エリアに対して所定の第2のIDコードを含むリ
クエスト信号を出力する。携帯機12には所定の第2の
IDコードを記憶した記憶手段20が設けられ、該リク
エスト信号を受信すると、その第2のIDコードとリク
エスト信号の第2のIDコードとを比較する。携帯機1
2は、それら第2のIDコードが一致したときのみに送
信信号を返信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動遠隔操作機能
を有するリモートコントロール用送受信装置、及びドア
の自動ロック・アンロック(ロック解除)機能を有する
車両用ワイヤレスドアロック制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、車両においては、ワイヤレスドア
ロック制御装置が用いられ、これによって車両のドアロ
ック及びアンロック(ロック解除)が行われるようにな
ってきた。こうしたワイヤレスドアロック制御装置のな
かにはスマートエントリ機能と呼ばれる自動ロック・ア
ンロック機能を有するものがあり、このようなものも種
々提案されている。
【0003】このスマートエントリ機能を有するワイヤ
レスドアロック制御装置は、車両に設けた受信装置と、
車両の所有者(操作者)が所持する携帯機とから構成さ
れている。受信装置及び携帯機には、ともに送信回路及
び受信回路が設けられている。
【0004】そして、受信装置の送信回路は、携帯機か
らの送信信号を要求するリクエスト信号を間欠的に送信
するようになっている。このため、携帯機を所持する操
作者がリクエスト信号の伝搬範囲(通信エリア)内にい
るときには、携帯機の受信回路を介して該リクエスト信
号が受信される。そして、それに応答して、携帯機は所
定のIDコードを含む送信信号を送信回路から返信す
る。
【0005】受信装置は、その送信信号を受信回路を介
して受信して、送信信号のIDコードと受信装置毎に予
め設定されたIDコードとを照合する。ここで、該ID
コードが一致し、且つドアがロックしている状態であれ
ば、該ドアをアンロックするための制御信号がドアロッ
ク駆動装置に出力される。そして、ドアロック駆動装置
は、この制御信号を受けてドアをアンロックする。した
がって、ドアが自動的にアンロックされるようになって
いる。
【0006】また、該操作者が該通信エリア外に出る
と、携帯機は受信装置からのリクエスト信号を受信でき
なくなる。したがって、携帯機は、リクエスト信号に応
答した送信信号を送信しなくなる。受信装置は、この送
信信号を受信しなくなると、操作者が車両から離れたと
判断して、ドアをロックするための制御信号をドアロッ
ク駆動装置に出力する。そして、ドアロック駆動装置
は、この制御信号を受けてドアをロックする。したがっ
て、ドアが自動的にロックされるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯機から
の送信信号の伝搬範囲と、受信装置からのリクエスト信
号の伝搬範囲とを比較すると、一般的に、送信信号の伝
搬範囲の方が広くなっている。これは、携帯機からの送
信信号が電波を用いたものであるのに対して、リクエス
ト信号が磁気を用いたものであることに起因する。すな
わち、携帯機は、磁気信号に誘導されて送信信号を送信
するようになっている。このため、携帯機は、他の車両
からのリクエスト信号を受信しても送信信号を送信する
ようになっている。
【0008】一方、受信装置では、リクエスト信号を出
力した後の所定時間が応答期間として設定されている。
したがって、受信装置は、該応答期間でないときに携帯
機からの送信信号を受信しても、ドアロックを駆動しな
い。このため、通常、他の車両からのリクエスト信号に
よって携帯機が送信信号を送信し、この送信信号を自分
の車両の受信装置が受信しても、ドアロックは駆動しな
いようになっている。
【0009】しかしながら、自車からのリクエスト信号
と他車からのリクエスト信号とが同一のタイミングで出
力された場合には、他車のリクエスト信号によって送信
された送信信号が、ちょうど前記応答期間と一致してし
まう。このため、他車のリクエスト信号によっても自車
の受信装置を作動させてしまうおそれがある。その結
果、操作者が自車の通信エリア外にいるときに自車のド
アをアンロックさせてしまうなどの不都合がある。
【0010】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、他車の影響によって誤作動して
しまうことを防止することのできるリモートコントロー
ル用送受信装置、及び車両用ワイヤレスドアロック制御
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、送信信号を送信する
携帯機と、該送信信号に基づいてアクチュエータを駆動
制御する受信装置とを備え、前記受信装置は、前記携帯
機からの応答信号を要求するリクエスト信号を所定の通
信エリア内に間欠的に出力するリクエスト信号出力手段
と、前記応答信号を含む携帯機からの送信信号を受信す
る受信手段と、その送信信号に含まれる第1のIDコー
ドと予め設定された第1のIDコードとを比較して、そ
れら第1のIDコード同士が一致したときに該送信信号
に基づいてアクチュエータを駆動制御する制御手段とを
有してなるリモートコントロール用送受信装置におい
て、前記リクエスト信号出力手段は、前記リクエスト信
号に所定の第2のIDコードを付加して出力し、前記携
帯機は、予め所定の第2のIDコードを記憶した記憶手
段を備え、その第2のIDコードが前記リクエスト信号
の第2のIDコードと一致したときに前記応答信号を自
動的に返信することをその要旨としている。
【0012】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載のリモートコントロール用送受信装置において、前記
受信装置は、他の装置から出力されるリクエスト信号を
検知する検知手段をさらに備え、前記リクエスト信号出
力手段は、前記検知手段によって他の装置からのリクエ
スト信号を検知したときには自身のリクエスト信号を出
力しないかわりに、他の装置のリクエスト信号と干渉し
ないタイミングに自律的に調整して自身のリクエスト信
号を出力する自律調整機能を有することをその要旨とし
ている。
【0013】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載のリモートコントロール用送受信装置
を用い、前記携帯機を車両のキーの付属品として設ける
とともに、前記受信装置を車両内に設けてなる車両用ワ
イヤレスドアロック制御装置であって、ドアがロックし
た状態で前記携帯機が前記リクエスト信号の通信エリア
内に入ると、前記制御手段はドアをアンロックする制御
信号を出力するとともに、ドアがアンロックした状態で
前記携帯機が該通信エリア外に出ると、該制御手段はド
アをロックする制御信号を出力することにより、ドアの
ロック及びアンロックを自動的に行うことをその要旨と
している。
【0014】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1に記載の発明によると、携帯機に所定の第
2のIDコードを設定するとともに、受信装置から該第
2のIDコードを付加したリクエスト信号を出力させる
ようにしている。そして、携帯機は、自身の第2のID
コードとリクエスト信号の第2のIDコードとが一致し
たときに、リクエスト信号に基づく応答信号を送信する
ようにしている。このため、携帯機は、他の車両のリク
エスト信号を受信しても、そのリクエスト信号に基づく
応答信号を送信することがない。したがって、他の車両
のリクエスト信号に起因して、自分の車両の受信装置を
誤動作させてしまうことを確実に防止することができる
ようなる。
【0015】請求項2に記載の発明によると、他の装置
からのリクエスト信号を検知したとき、自分の受信装置
からはリクエスト信号を出力しないようにしている。例
えば、自分の受信装置の通信エリアと他の装置の通信エ
リアとが重なりあったエリア内に自分の携帯機があると
する。このとき、自分の受信装置からのリクエスト信号
に他の装置からのリクエスト信号が干渉すると、自分の
受信装置からのリクエスト信号に含まれる第2のIDコ
ードが、他の装置からのリクエスト信号と混同してしま
う。このため、携帯機は第2のIDコードを受信できな
いおそれがある。その結果、携帯機は、自分の受信装置
からのリクエスト信号に対する応答信号を返信すること
ができないことがある。すなわち、携帯機と受信装置と
の通信性能の低下を招いてしまう。
【0016】したがって、自分の受信装置からのリクエ
スト信号の出力タイミングを他の装置からのリクエスト
信号と干渉しないように調整することで、こうした携帯
機と受信装置との通信性能の低下を確実に防止すること
ができる。
【0017】請求項3に記載の発明によると、車両用ワ
イヤレスドアロック制御装置におけるドアのロック・ア
ンロック制御の誤動作や、携帯機と受信装置との通信性
能の低下を確実に防止することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]以下、本発明を
車両用ワイヤレスドアロック制御装置に具体化した一実
施形態を図1〜図5に基づき詳細に説明する。
【0019】図1は、車両1の概略図を示す。車両1の
両側のドア2に受けられた各ドアミラー3の下部には、
本体側送信アンテナANT1及び本体側受信アンテナA
NT2が設けられている。各ドア2の上部後方には、ド
アロックノブ4が上下動可能に設けられている。これら
のドア2は、ドアロックノブ4が下方位置にあるときに
ロックされ、同ドアロックノブ4が上方位置にあるとき
にアンロック(ロック解除)されるようになっている。
【0020】図2は、ワイヤレスドアロック制御装置の
電気的構成を示すブロック図である。ワイヤレスドアロ
ック制御装置(以下、単に「ドアロック装置」という)
11は、携帯機12及び受信装置13から構成されてい
る。
【0021】携帯機12は、車両の所有者(操作者)が
携帯するイグニッションキーに付属品として設けられ、
受信回路14、入力回路15、制御回路16、及び送信
回路17を備えている。
【0022】受信回路14は、後記する受信装置13か
らのリクエスト信号を受信して、その信号を制御回路1
6に入力するための回路である。入力回路15は、操作
キー等からなり、操作者のキー操作によって入力された
操作信号を制御回路16に入力するための回路である。
制御回路16は、受信回路14からのリクエスト信号ま
たは入力回路15からの操作信号が入力されたときに、
予め設定された所定の第1のIDコードを含む送信信号
を出力するための回路である。送信回路17は、その送
信信号を所定周波数の電波に変調して外部に送信するた
めの回路である。なお、送信回路17にはアンテナ18
が接続され、受信回路14にはコイルからなるアンテナ
19が接続されている。
【0023】また、制御回路16は、その内部にROM
などからなる記憶手段20を備えている。この記憶手段
20には所定の第2のIDコードが記憶されている。受
信回路14が受信装置13からのリクエスト信号を受信
したとき、制御回路16は、この第2のIDコードとリ
クエスト信号に含まれる第2のIDコードとを比較す
る。そして、制御回路16は、それら第2のIDコード
が一致したときのみに、前記送信信号を出力するように
なっている。
【0024】一方、車両に搭載される受信装置13は、
リクエスト信号出力手段としての送信回路21、受信手
段としての受信回路22、及び制御手段としてのマイク
ロコンピュータ(以下、単に「マイコン」という)23
を備えている。
【0025】送信回路21は、後記するマイコン23か
らのリクエスト信号を磁気信号に変換して、コイルから
なるアンテナANT1を介して外部に出力するための回
路である。したがって、リクエスト信号の出力時には、
このコイルに電流が流れて、図1に2点鎖線で示す所定
の通信エリアA1に磁場が発生することとなる。
【0026】受信回路22は、携帯機12からの送信信
号をアンテナANT2を介して受信して、その送信信号
をパルス信号に復調して受信信号ASを生成するととも
に、その受信信号ASをマイコン23へ出力するための
回路である。
【0027】マイコン23は、具体的には図示しないC
PU、ROM、RAMからなるCPUユニットであり、
所定の第2のIDコードを含むリクエスト信号を間欠的
に出力する。また、マイコン23には所定の第1のID
コードが記憶されており、前記受信信号ASが入力され
たときには、該IDコードと受信信号ASの第1のID
コードとが比較される。そして、それら第1のIDコー
ドが一致すれば、マイコン23は、アクチュエータとし
てのドアロック駆動装置26に対して駆動信号を出力す
る。ドアロック駆動装置26は、この駆動信号に基づい
て前記各ドア2のドアロックノブ4を上動させてアンロ
ック状態にする。
【0028】また、受信装置13は、検知手段としての
検知回路24及びスイッチ25をさらに備えている。検
知回路24は、例えばオペアンプAP、抵抗R、コンデ
ンサC、コンパレータCP等から構成されたA/D変換
回路であり、前記アンテナANT1によって検知された
磁気信号を、A/D変換してマイコン23に出力する回
路である。
【0029】スイッチ25は、3つの接点P1〜P3を
有し、接点P1と接点P2との接続、または接点P1と
接点P3との接続を選択して切り換えることが可能とな
っている。そして、接点P1には前記アンテナANT1
が接続され、接点P2は接地されている。また、接点P
3には検知回路24が接続されている。したがって、接
点P1と接点P2とが接続された状態にあるときには、
前記送信回路21からの磁気信号が出力可能となる。ま
た、接点P1と接点P3とが接続された状態にあるとき
には、前記検知回路24が駆動可能となる。なお、この
スイッチ25は、通常、接点P1と接点P2とが接続さ
れた状態にある。
【0030】そして、マイコン23は、前記リクエスト
信号を出力していないときに、このスイッチ25に対し
て切換信号CSを出力する。スイッチ25は、この切換
信号CSによって、接点P1と接点P2との接続状態か
ら接点P1と接点P3との接続状態となる。このため、
前記アンテナANT1と検知回路24とが接続された状
態となる。
【0031】このように構成されたドアロック装置11
においては、まず、受信装置13からリクエスト信号が
磁気信号として間欠的に出力される。このリクエスト信
号は、図1に示した所定の通信エリアA1内において受
信可能となっている。
【0032】そして、携帯機12がこの通信エリアA1
内に入ると、携帯機12の受信回路14が該リクエスト
信号を受信する。該リクエスト信号には前記所定の第2
のIDコードが含まれている。この第2のIDコード
は、例えば、図3に示すように、リクエスト信号のヘッ
ダとして付加された4ビットの2値コードである。
【0033】携帯機12の制御回路16は、記憶手段2
0に記憶された第2のIDコードとリクエスト信号の第
2のIDコードとを比較する。そして、それら第2のI
Dコードが一致すれば、制御回路16は、受信したリク
エスト信号が自分の車両からのリクエスト信号であると
判断して送信信号を送信回路17に出力する。送信回路
17は、該送信信号を電波としてアンテナ18から送信
する。すなわち、携帯機12は、受信装置13からのリ
クエスト信号に応答した応答信号として送信信号を受信
装置13に返信する。
【0034】受信装置13は、携帯機12からの送信信
号をアンテナANT2によって受信する。すると、受信
回路22は、その送信信号をパルス信号に復調して受信
信号ASを生成するとともに、その受信信号ASをマイ
コン23へ出力する。
【0035】マイコン23は、自身に設定された第1の
IDコードと受信信号ASの第1のIDコードとを比較
して、それら第1のIDコードが一致した場合に、ドア
ロック駆動装置26に対してドア2をアンロックするた
めの駆動信号を出力する。ドアロック駆動装置26はこ
の駆動信号に基づいてドア2をアンロックする。
【0036】なお、図3に示すように、受信装置13
は、リクエスト信号を出力した後の所定の期間を応答期
間ΔTとして設定されている。したがって、携帯機12
からの送信信号をこの応答期間ΔT内に受信したときの
みに、マイコン23からドアロック駆動装置26に対し
て駆動信号が出力されるようになっている。
【0037】換言すれば、たとえ前記第1のIDコード
同士が一致していても、携帯機12からの送信信号が応
答期間ΔT以外に送信された場合であれば、ドアロック
駆動装置26は動作しないようになっている。
【0038】また、携帯機12が前記通信エリアA1の
外へ出ると、携帯機12は、受信装置13からのリクエ
スト信号を受信できなくなる。このため、携帯機12
は、送信信号を返信しなくなる。そして、受信装置13
は、送信信号を受信しなくなると、マイコン23からド
アロック駆動装置26に対してドア2をロックするため
の駆動信号を出力する。ドアロック駆動装置26はこの
駆動信号に基づいてドア2をロックする。
【0039】一方、例えば図4に示すように、自分の車
両をA、他の車両をBとした場合、これら2台の車両
A,Bが隣接しているとする。ここで、車両Bも同種の
ドアロック装置を備えており、同図に示す通信エリアA
2にリクエスト信号が間欠的に出力されているものとす
る。また、車両Aの通信エリアA1と車両Bの通信エリ
アA2とが重なり合う部分を通信エリアA3とする。
【0040】そして、同図に示すように、携帯機12が
車両Bの通信エリアA2にあるとき、携帯機12は車両
Bからのリクエスト信号の受信が可能となる。例えば、
図5(a)に、車両Aのリクエスト信号と車両Bのリク
エスト信号との出力タイムチャートを示し、それらの間
欠周期をT1とする。そして、仮に同図(a)に示すよ
うに、各リクエスト信号が同期したタイミングで出力さ
れているとする。ここで、携帯機12が車両Bのリクエ
スト信号に応答して送信信号を車両Aに返信すると、車
両Aのドア2がアンロックしてしまう。しかしながら、
前述したように、携帯機12は、リクエスト信号の第2
のIDコードと自身の第2のIDコードとが一致しない
と、前記送信信号を返信しないようになっている。した
がって、車両Bの影響による車両Aのドアロック装置1
1の誤動作が確実に防止される。
【0041】ところで、図4に示すように、携帯機12
が前記エリアA3内にあるとき、携帯機12は車両Aの
リクエスト信号に応答して送信信号を返信する。しかし
このとき、車両Bのリクエスト信号が車両Aのリクエス
ト信号の第2のIDコードに重なって出力されたとす
る。すると、該IDコードは車両Bのリクエスト信号と
混同した状態となってしまう。このため、携帯機12
は、該IDコードを判別することができなくなってしま
う。そして、車両Aのリクエスト信号を受信可能である
にもかかわらず、送信信号を返信しなくなるという不都
合が生じるおそれがある。
【0042】そこで、こうした不都合を解消するため
に、本実施形態のドアロック装置11においては、車両
Bのリクエスト信号を検知したときにはリクエスト信号
を出力しないようにしている。
【0043】すなわち、受信装置13がリクエスト信号
を出力していないとき(リクエスト信号がLレベルのと
き)には、前記スイッチ25を接点P1と接点P3との
接続状態に切り換え、検知回路24を動作させている。
そして、検知回路24は、アンテナANT1によって車
両Bのリクエスト信号の有無を検知している。マイコン
23は、車両Bのリクエスト信号を検出している間、自
身のリクエスト信号を出力しない。すなわち、図5
(b)に2点鎖線で示すように、たとえ自身がリクエス
ト信号を出力するタイミングであっても同信号は出力さ
れない。そして、車両Bのリクエスト信号を検出しなく
なると、そこから自身の間欠周期T1にてリクエスト信
号を出力するようになる。したがって、車両Aと車両B
とが重なり合うタイミングでリクエスト信号を出力する
ことがなくなる。このため、車両Aのリクエスト信号の
第2のIDコードが、車両Bのリクエスト信号に混同し
てしまうことがなくなり、上記不都合が解消される。
【0044】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)リクエスト信号には所定の第2のIDコードが付
加されており、携帯機12における制御回路16の記憶
手段20には該IDコードと対応する第2のIDコード
が予め記憶されている。そして、携帯機12がリクエス
ト信号を受信した際には、リクエスト信号の第2のID
コードと自身の第2のIDコードとを比較する。その結
果、それら第2のIDコードが一致したときのみに、携
帯機12は、送信信号を返信するようになっている。
【0045】このため、携帯機12は、他の車両のリク
エスト信号の通信エリアに入ったとしても、そのリクエ
スト信号に応答して送信信号を返信することがない。し
たがって、他の車両のドアロック装置に影響されて自分
の車両のドアロック装置11が誤動作してしまうことを
防止することができる。
【0046】(2)他の車両からのリクエスト信号を検
知したときには、自身のリクエスト信号を出力しないよ
うにしている。このため、他の車両のリクエスト信号が
自身のリクエスト信号に干渉して、第2のIDコードが
他の車両のリクエスト信号と混同してしまうことを防止
することができる。すなわち、携帯機12が、他の車両
のリクエスト信号の影響によって、自分の車両のリクエ
スト信号の第2のIDコードを判別できなくなることを
防止することができる。
【0047】したがって、他の車両のドアロック装置か
らのリクエスト信号の干渉に起因するリクエスト信号の
受信不良を防止することができる。なお、本発明の実施
形態は以下のように変更してもよい。
【0048】・ 前記実施形態では、受信装置13にお
いて、リクエスト信号を外部に出力するためのアンテナ
と、他の車両のリクエスト信号を検知するためのアンテ
ナとして、共通のアンテナANT1を用いているが、こ
れを個別のものとする。
【0049】このようにすることで、送信回路21と検
知回路24とを回路的に個別のものとすることができ、
スイッチ25を省略することができる。このため、各回
路21,24の簡単化が可能となる。
【0050】・ 検知回路24及びスイッチ25を省略
する。このようにしても、少なくとも他の車両のリクエ
スト信号に応答して、自分の車両のドア2がアンロック
されることはない。しかも、こうした検知回路24及び
スイッチ25を省略することで、受信装置13の部品点
数を低減することができ、コンパクト化や製造コストの
低減を可能にすることができる。
【0051】・ 前記実施形態では、受信装置13の送
信アンテナANT1及び受信アンテナANT2をドアミ
ラー3の下部に設けているが、これに限定されるもので
はない。すなわち、これらは、通信エリアA1内にリク
エスト信号としての磁界を発生させることができ、かつ
携帯機12からの送信信号を受信することができる箇所
であれば、どこに設けてもよい。
【0052】・ 受信装置13は、リクエスト信号を磁
気信号として外部に出力するようにしているが、これ
を、電波として出力するようにしてもよい。この場合、
携帯機12の受信回路14は、該電波を受信可能な受信
回路に変更する必要がある。
【0053】このようにした場合にも、前記実施形態に
記載の効果と同等の効果を得ることができる。 ・ 前記実施形態では、リモートコントロール用送受信
装置をワイヤレスドアロック制御装置に具体化したが、
これを、エンジンの自動遠隔始動装置などに適用しても
よい。
【0054】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) 受信装置からのリクエスト信号を受信して、同
信号に基づく応答信号を自動的に送信する携帯機と、前
記リクエスト信号を出力するとともに、前記応答信号を
受信して同信号の第1のIDコードと予め設定された第
1のIDコードとを比較して、それら第1のIDコード
同士が一致したときに該応答信号に基づいてアクチュエ
ータを駆動制御する機能を有するリモートコントロール
用送受信装置の通信方法であって、前記リクエスト信号
を前記携帯機が受信したときには、該リクエスト信号に
含まれる所定の第2のIDコードと、携帯機に予め記憶
された第2のIDコードとを照合させ、それら第2のI
Dコード同士が一致したときに、該リクエスト信号に基
づく応答信号を自動的に返信させることを特徴とするリ
モートコントロール用送受信装置の通信方法。
【0055】従って、この(1)に記載の発明によれ
ば、携帯機は、他の車両のリクエスト信号を受信して
も、そのリクエスト信号に基づく応答信号を送信するこ
とがない。したがって、他の車両のリクエスト信号に起
因して、自分の車両の受信装置を誤動作させてしまうこ
とを確実に防止することができる。
【0056】(2) 技術的思想(1)に記載のリモー
トコントロール用送受信装置の通信方法において、前記
受信装置によって他の車両からのリクエスト信号を検知
させ、該リクエスト信号を検知したときには、自身から
のリクエスト信号を出力せず、他の車両のリクエスト信
号と干渉しないタイミングに自律的に調整して自身のリ
クエスト信号を出力することを特徴とするリモートコン
トロール用送受信装置の通信方法。
【0057】この(2)に記載の発明によれば、自身の
リクエスト信号の出力タイミングを他の装置のリクエス
ト信号と干渉しないように調整することで、他の装置か
らのリクエスト信号の干渉に起因するリクエスト信号の
受信不良を防止することができる。
【0058】(3) 携帯機からの応答信号を要求する
リクエスト信号を所定の通信エリア内に間欠的に出力す
るリクエスト信号出力手段と、前記応答信号を含む携帯
機からの送信信号を受信する受信手段と、その送信信号
に含まれる第1のIDコードと予め設定された第1のI
Dコードとを比較して、それら第1のIDコード同士が
一致したときに該送信信号に基づいてアクチュエータを
駆動制御する制御手段とを有してなるリモートコントロ
ール用受信装置において、前記リクエスト信号出力手段
は、前記リクエスト信号に所定の第2のIDコードを付
加して出力することを特徴とするリモートコントロール
用送受信装置。
【0059】(4) 技術的思想(3)に記載のリモー
トコントロール用送受信装置において、当該受信装置
は、他の装置から出力されるリクエスト信号を検知する
検知手段をさらに備え、前記リクエスト信号出力手段
は、前記検知手段によって他の装置からのリクエスト信
号を検知したときには自身のリクエスト信号を出力しな
いかわりに、他の装置のリクエスト信号と干渉しないタ
イミングに自律的に調整して自身のリクエスト信号を出
力する自律調整機能を有することを特徴とするリモート
コントロール用受信装置。
【0060】(5) 受信装置から出力されるリクエス
ト信号を受信する受信手段と、所定の第2のIDコード
を記憶した記憶手段と、その第2のIDコードと、前記
リクエスト信号に含まれる第2のIDコードとを比較す
るとともに、それら第2のIDコード同士が一致したと
きのみに所定のIDコードを含む送信信号を出力する制
御手段と、その送信信号を電波に変調して外部に送信す
る送信手段とを備えるリモートコントロール用携帯機。
【0061】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、携帯機は、他の車両のリクエスト信号を
受信しても、そのリクエスト信号に基づく応答信号を送
信することがない。したがって、他の車両のリクエスト
信号に起因して、自分の車両の受信装置を誤動作させて
しまうことを確実に防止することができる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、自身のリ
クエスト信号の出力タイミングを他の装置のリクエスト
信号と干渉しないように調整することで、携帯機と受信
装置との通信性能の低下を確実に防止することができ
る。
【0063】請求項3に記載の発明によると、車両用ワ
イヤレスドアロック制御装置におけるドアのロック・ア
ンロック制御の誤動作や、携帯機と受信装置との通信性
能の低下を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤレスドアロック制御装置を備え
る車両の平面図。
【図2】一実施形態のワイヤレスドアロック制御装置の
内部構成を示すシステムブロック図。
【図3】同実施形態のリクエスト信号を示すタイムチャ
ート。
【図4】同実施形態において、他の車両が近隣にある状
態を示す平面図。
【図5】自分の車両のリクエスト信号と他の車両のリク
エスト信号との出力タイミングを示すタイムチャート。
【符号の説明】
11…ワイヤレスドアロック制御装置、12…携帯機、
13…受信装置、20…記憶手段、21…リクエスト信
号出力手段としての送信回路、22…受信手段としての
受信回路、23…制御手段としてのマイクロコンピュー
タ(マイコン)、24…検知手段としての検知回路、2
5…スイッチ、26…アクチュエータとしてのドアロッ
ク制御装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信信号を送信する携帯機と、該送信信
    号に基づいてアクチュエータを駆動制御する受信装置と
    を備え、 前記受信装置は、前記携帯機からの応答信号を要求する
    リクエスト信号を所定の通信エリア内に間欠的に出力す
    るリクエスト信号出力手段と、 前記応答信号を含む携帯機からの送信信号を受信する受
    信手段と、 その送信信号に含まれる第1のIDコードと予め設定さ
    れた第1のIDコードとを比較して、それら第1のID
    コード同士が一致したときに該送信信号に基づいてアク
    チュエータを駆動制御する制御手段とを有してなるリモ
    ートコントロール用送受信装置において、 前記リクエスト信号出力手段は、前記リクエスト信号に
    所定の第2のIDコードを付加して出力し、 前記携帯機は、予め所定の第2のIDコードを記憶した
    記憶手段を備え、その第2のIDコードが前記リクエス
    ト信号の第2のIDコードと一致したときに前記応答信
    号を自動的に返信することを特徴とするリモートコント
    ロール用送受信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリモートコントロール
    用送受信装置において、 前記受信装置は、他の装置から出力されるリクエスト信
    号を検知する検知手段をさらに備え、 前記リクエスト信号出力手段は、前記検知手段によって
    他の装置からのリクエスト信号を検知したときには自身
    のリクエスト信号を出力しないかわりに、他の装置のリ
    クエスト信号と干渉しないタイミングに自律的に調整し
    て自身のリクエスト信号を出力する自律調整機能を有す
    ることを特徴とするリモートコントロール用送受信装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のリモー
    トコントロール用送受信装置を用い、前記携帯機を車両
    のキーの付属品として設けるとともに、前記受信装置を
    車両内に設けてなる車両用ワイヤレスドアロック制御装
    置であって、 ドアがロックした状態で前記携帯機が前記リクエスト信
    号の通信エリア内に入ると、前記制御手段はドアをアン
    ロックする制御信号を出力するとともに、ドアがアンロ
    ックした状態で前記携帯機が該通信エリア外に出ると、
    該制御手段はドアをロックする制御信号を出力すること
    により、ドアのロック及びアンロックを自動的に行うこ
    とを特徴とする車両用ワイヤレスドアロック制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014152450A (ja) * 2013-02-05 2014-08-25 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 扉施錠システム、無線送信装置及び無線通信機
JP2016156151A (ja) * 2015-02-23 2016-09-01 株式会社東海理化電機製作所 遠隔操作システム

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