JPH0812729B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0812729B2 JPH0812729B2 JP59265760A JP26576084A JPH0812729B2 JP H0812729 B2 JPH0812729 B2 JP H0812729B2 JP 59265760 A JP59265760 A JP 59265760A JP 26576084 A JP26576084 A JP 26576084A JP H0812729 B2 JPH0812729 B2 JP H0812729B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- lever
- motor
- substrate
- plate
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気テープが収納されたカセットハーフを
用いる磁気記録再生装置に関するものである。なお、本
発明における「磁気記録再生装置」とは、記録および再
生可能な装置のみでなく、再生のみ可能な装置も対象と
するものである。
用いる磁気記録再生装置に関するものである。なお、本
発明における「磁気記録再生装置」とは、記録および再
生可能な装置のみでなく、再生のみ可能な装置も対象と
するものである。
従来の技術 従来の磁気記録再生装置においては、磁気ヘッドが取
付けられたヘッドシャーシを駆動するヘッドシャーシ駆
動機構と、記録又は再生時の磁気テープの走行方向を切
換える走行方向切換機構とが、別機構となっていた。
付けられたヘッドシャーシを駆動するヘッドシャーシ駆
動機構と、記録又は再生時の磁気テープの走行方向を切
換える走行方向切換機構とが、別機構となっていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来例においては、ヘッドシャー
シ駆動機構と、磁気テープの走行方向切換機構とが別機
構となっていたため、構造が複雑となる問題点があっ
た。
シ駆動機構と、磁気テープの走行方向切換機構とが別機
構となっていたため、構造が複雑となる問題点があっ
た。
また従来、操作レバーによって状態が変更される機構
と、モータの回転駆動力によって駆動される機構とを組
み合せた磁気記録再生装置が知られているが、この機構
は操作レバー駆動系機構とモータ駆動系機構とを組み合
せる構成であるため、機構が複雑になる問題があった。
と、モータの回転駆動力によって駆動される機構とを組
み合せた磁気記録再生装置が知られているが、この機構
は操作レバー駆動系機構とモータ駆動系機構とを組み合
せる構成であるため、機構が複雑になる問題があった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するものであり、
ヘッドシャーシ駆動機構と走行方向切換機構とを同一系
統の簡単な機構とし、モータの回転駆動力によりヘッド
シャーシを駆動するとともに、磁気テープの走行方向を
切換えることができる磁気記録再生装置を提供するもの
である。
ヘッドシャーシ駆動機構と走行方向切換機構とを同一系
統の簡単な機構とし、モータの回転駆動力によりヘッド
シャーシを駆動するとともに、磁気テープの走行方向を
切換えることができる磁気記録再生装置を提供するもの
である。
課題を解決するための手段 本発明は、上記課題を解決するために、モータの回転
運動を摺動自在なレバーの往復摺動運動に変換する往復
摺動機構と、磁気ヘッドが設けられた摺動自在なヘッド
シャーシと、上記レバーと上記ヘッドシャーシとを連結
し上記レバーの往復摺動動作に応じて上記ヘッドシャー
シを摺動させるリンク機構と、上記レバーの往復摺動運
動における両終端位置にて磁気テープの走行方向を切換
える走行方向切換機構と、磁気テープの走行方向を切換
える指示を行う操作スイッチと、上記レバーの往復摺動
運動における両終端位置の中間にて上記レバーの停止位
置を検出する検出手段と、上記操作スイッチによる動作
指示および上記検出手段の検出結果に基づいて上記モー
タのオン、オフを制御する制御手段とを備えたことを特
徴とするものである。
運動を摺動自在なレバーの往復摺動運動に変換する往復
摺動機構と、磁気ヘッドが設けられた摺動自在なヘッド
シャーシと、上記レバーと上記ヘッドシャーシとを連結
し上記レバーの往復摺動動作に応じて上記ヘッドシャー
シを摺動させるリンク機構と、上記レバーの往復摺動運
動における両終端位置にて磁気テープの走行方向を切換
える走行方向切換機構と、磁気テープの走行方向を切換
える指示を行う操作スイッチと、上記レバーの往復摺動
運動における両終端位置の中間にて上記レバーの停止位
置を検出する検出手段と、上記操作スイッチによる動作
指示および上記検出手段の検出結果に基づいて上記モー
タのオン、オフを制御する制御手段とを備えたことを特
徴とするものである。
作用 したがって、本発明によれば、操作スイッチによる動
作指示及び検出手段による検出結果に基づいてモータの
オン、オフ制御を行い、モータの回転動作を往復摺動機
構によりレバーの往復摺動運動に変換し、上記レバーの
往復摺動動作に応じてヘッドシャーシを摺動させるとと
もに、上記レバーの往復摺動運動における両終端位置に
て磁気テープの走行方向を切換えるものである。
作指示及び検出手段による検出結果に基づいてモータの
オン、オフ制御を行い、モータの回転動作を往復摺動機
構によりレバーの往復摺動運動に変換し、上記レバーの
往復摺動動作に応じてヘッドシャーシを摺動させるとと
もに、上記レバーの往復摺動運動における両終端位置に
て磁気テープの走行方向を切換えるものである。
実施例 第1図〜第8図において、1は基板であり、まずこの
基板1の表面S1の機構について第2図,第4図を中心に
説明する。
基板1の表面S1の機構について第2図,第4図を中心に
説明する。
基板1の後縁は直角に折曲げられ、後面板2を構成し
ている。3は基板1に固定された側面板であり、この側
面板3にはガイド溝4,5が形成されるとともに、側面板
3の下部のほぼ中央には切欠凹部(図示せず)が形成さ
れている。7は側面板3の片面に所定間隔隔てて取付け
られた補助側面板であり、この補助側面板7には、リン
ク8が軸9により回動自在に支持されている。上記リン
ク8の片面にはピン10が植設されている。このピン10は
上記側面板3の切欠凹部(図示せず)に入る。上記リン
ク8の他面には長いピン11が植設されている。6は補助
側面板7の下部に形成された切欠凹部であり、この切欠
凹部6にリンク8の長いピン11が入る。12は基板1に固
定されたL字状の側面板であり、この側面板12の上面部
には、カム溝13が形成されている。14は側面板12の上面
部に固定されたプリント基板であり、このプリント基板
14にはカセット挿入検出スイッチ15およびイジェクト検
出スイッチ16が取付けられている。17は側面板12の下面
に回動可能に支持されたスイッチレバーであり、このス
イッチレバー17の一端にはカセットハーフによって押圧
されるカセット検出片18が一体に形成されるとともに、
他端には上記カセット挿入検出スイッチ15の駆動片15a
を駆動するための駆動ピン19が一体に形成されている。
20はスイッチレバー17を反時計方向(第4図において反
時計方向)に付勢するバネである。21は上記側面板3,12
により案内されて、前後(矢印Y,Y′方向)に摺動する
L字状のキャリッジであり、このキャリッジ21にはラッ
ク22が形成されるとともに、上記リンク8のピン10が挿
入されるカム溝23が形成されている。24はキャリッジ21
に取付けられたピンである。25はキャリッジ21の一端に
回動自在に支持されたカセット係合爪であり、このカセ
ット係合爪25には上記側面板12のカム溝13に挿入される
ピン26が植設されている。27は上記カセット係合爪25を
時計方向(第4図において時計方向)に付勢するバネで
あり、このバネ27の付勢力により、上記カセット係合爪
25のピン26は、カム溝13の側面板3側の孔縁に接触され
る。上記キャリッジ21には側面板3のガイド溝4,5に挿
入されるピン28,29が植設されている。
ている。3は基板1に固定された側面板であり、この側
面板3にはガイド溝4,5が形成されるとともに、側面板
3の下部のほぼ中央には切欠凹部(図示せず)が形成さ
れている。7は側面板3の片面に所定間隔隔てて取付け
られた補助側面板であり、この補助側面板7には、リン
ク8が軸9により回動自在に支持されている。上記リン
ク8の片面にはピン10が植設されている。このピン10は
上記側面板3の切欠凹部(図示せず)に入る。上記リン
ク8の他面には長いピン11が植設されている。6は補助
側面板7の下部に形成された切欠凹部であり、この切欠
凹部6にリンク8の長いピン11が入る。12は基板1に固
定されたL字状の側面板であり、この側面板12の上面部
には、カム溝13が形成されている。14は側面板12の上面
部に固定されたプリント基板であり、このプリント基板
14にはカセット挿入検出スイッチ15およびイジェクト検
出スイッチ16が取付けられている。17は側面板12の下面
に回動可能に支持されたスイッチレバーであり、このス
イッチレバー17の一端にはカセットハーフによって押圧
されるカセット検出片18が一体に形成されるとともに、
他端には上記カセット挿入検出スイッチ15の駆動片15a
を駆動するための駆動ピン19が一体に形成されている。
20はスイッチレバー17を反時計方向(第4図において反
時計方向)に付勢するバネである。21は上記側面板3,12
により案内されて、前後(矢印Y,Y′方向)に摺動する
L字状のキャリッジであり、このキャリッジ21にはラッ
ク22が形成されるとともに、上記リンク8のピン10が挿
入されるカム溝23が形成されている。24はキャリッジ21
に取付けられたピンである。25はキャリッジ21の一端に
回動自在に支持されたカセット係合爪であり、このカセ
ット係合爪25には上記側面板12のカム溝13に挿入される
ピン26が植設されている。27は上記カセット係合爪25を
時計方向(第4図において時計方向)に付勢するバネで
あり、このバネ27の付勢力により、上記カセット係合爪
25のピン26は、カム溝13の側面板3側の孔縁に接触され
る。上記キャリッジ21には側面板3のガイド溝4,5に挿
入されるピン28,29が植設されている。
30,31はコ字状のリフタ板、32a,32bはリフタ板31の両
端部に形成されたピン,33a,33bは他のリフタ板30の両端
部に形成された長孔であり、この長孔33a,33bに上記ピ
ン33a,32bが挿入されている。30a,30bはリフタ板30の両
端部に植設されたピンであり、このピン30a,30bは基板
1の孔に挿入され、リフタ板30はこのピン30a,30bを支
点として基板1に回動自在に支持される。同様にリフタ
板31の両端部に植設されたピン31a,31bは基板1の孔に
挿入され、リフタ板31は基板1に回動自在に支持され
る。34は一端が上記リフタ板31に係止され、他端が基板
1の後面板2に係止されたスプリングであり、このスプ
リング34により、リフタ板31は時計方向(第4図におい
て時計方向)に付勢される。リフタ板30と31とは前記の
通りピン32a,32bと長孔33a,33bとにより連結されている
ため、リフタ板31がスプリング34により時計方向に付勢
されると、リフタ板30は反時計方向に付勢される。上記
補助側面板7に回動可能に支持されたリンク8の長いピ
ン11は、リフタ板30の下面に接触し、リフタ板30の反時
計方向の回動を規制する。
端部に形成されたピン,33a,33bは他のリフタ板30の両端
部に形成された長孔であり、この長孔33a,33bに上記ピ
ン33a,32bが挿入されている。30a,30bはリフタ板30の両
端部に植設されたピンであり、このピン30a,30bは基板
1の孔に挿入され、リフタ板30はこのピン30a,30bを支
点として基板1に回動自在に支持される。同様にリフタ
板31の両端部に植設されたピン31a,31bは基板1の孔に
挿入され、リフタ板31は基板1に回動自在に支持され
る。34は一端が上記リフタ板31に係止され、他端が基板
1の後面板2に係止されたスプリングであり、このスプ
リング34により、リフタ板31は時計方向(第4図におい
て時計方向)に付勢される。リフタ板30と31とは前記の
通りピン32a,32bと長孔33a,33bとにより連結されている
ため、リフタ板31がスプリング34により時計方向に付勢
されると、リフタ板30は反時計方向に付勢される。上記
補助側面板7に回動可能に支持されたリンク8の長いピ
ン11は、リフタ板30の下面に接触し、リフタ板30の反時
計方向の回動を規制する。
35は基板1の後面板2に回動自在に支持されたカセッ
ト押え板であり、このカセット押え板35の一端にはカム
部36が一体に形成されている。35aはカセット押え板35
に取付けられたバネ性を有する押え片である。37はカセ
ット押え板35を一方向に付勢するバネである。上記キャ
リッジ21が後方(Y′方向)に移動すると、このキャリ
ッジ21に植設されたピン24が上記カセット押え板35のカ
ム部36に係合し、バネ37の付勢力に抗してカセット押え
板35を矢印R方向に回動駆動させる。38はカセット挿入
検出スイッチ15,イジェクト検出スイッチ16を保護する
ためのスイッチ保護板,39は側面板12に取付けられたカ
セットガイド部材である。
ト押え板であり、このカセット押え板35の一端にはカム
部36が一体に形成されている。35aはカセット押え板35
に取付けられたバネ性を有する押え片である。37はカセ
ット押え板35を一方向に付勢するバネである。上記キャ
リッジ21が後方(Y′方向)に移動すると、このキャリ
ッジ21に植設されたピン24が上記カセット押え板35のカ
ム部36に係合し、バネ37の付勢力に抗してカセット押え
板35を矢印R方向に回動駆動させる。38はカセット挿入
検出スイッチ15,イジェクト検出スイッチ16を保護する
ためのスイッチ保護板,39は側面板12に取付けられたカ
セットガイド部材である。
上記の構成により、挿入されたカセットハーフを再生
(または記録)位置まで自動的に移送したり、または再
生(または記録)位置にあるカセットハーフを自動的に
カセット取出可能位置まで移送するカセット移送機構が
構成される。
(または記録)位置まで自動的に移送したり、または再
生(または記録)位置にあるカセットハーフを自動的に
カセット取出可能位置まで移送するカセット移送機構が
構成される。
次に、上記カセット移送機構を駆動する駆動機構につ
いて説明する。この駆動機構は主に基板1の裏面S2に構
成される。第5図,第6図,第7図,第8図において、
40は基板1の表面S1に取付けられた正,逆転可能なモー
タ,41はモータ40の回転軸であり、この回転軸41は基板
1の孔を貫通して基板1の裏面S2側に突出している。42
は回転軸41に圧入された第1の歯車であり、この第1の
歯車42の両面にはそれぞれ第9図A,Bに示すようにC字
状の溝42a,42bが形成されている。43は回転軸41に回転
自在に支持された第2の歯車であり、この第2の歯車43
の上面には第10図Aに示すように、外周部に段部43bを
有する環状溝43aが形成されている。44は半筒状の爪で
あり、この爪44は第1の歯車42の下面の溝42bと、第2
の歯車43の環状溝43aに挿入されている。上記第1の歯
車42と第2の歯車43と爪44とで一方向クラッチ機構が構
成される。このため、モータ40の回転軸41が時計方向
(第5図において時計方向CW)に回転すると、モータ40
の回転駆動力は、回転軸41→第1の歯車42→爪44→第2
の歯車43に伝達され、第2の歯車43は時計方向に回転す
る。しかしながら、モータ40の回転軸41が反時計方向
(CCW)に回転しても、第1の歯車42の回転駆動力は爪4
4を介して第2の歯車43に伝達されず、第2の歯車43は
回転しない。45は回転軸41に回転自在に支持されたプー
リであり、このプーリ45の下面には第10B図に示すよう
に、外周部に段部45bを有する環状溝45aが形成されてい
る。46は半筒状の爪であり、この爪46は第1の歯車42の
上面の溝42aと、プーリ45の環状溝45aに挿入されてい
る。上記第1の歯車42とプーリ45と爪46とで一方向クラ
ッチ機構が構成される。このため、モータ40の回転軸41
が反時計方向(第5図において反時計方向CCW)に回転
すると、モータ40の回転駆動力は、回転軸41→第1の歯
車42→爪46→プーリ45に伝達され、プーリ45は反時計方
向(CCW)に回転する。しかしながら、モータ40が時計
方向(CW)に回転してもモータ40の回転駆動力は、プー
リ45に伝達されない。
いて説明する。この駆動機構は主に基板1の裏面S2に構
成される。第5図,第6図,第7図,第8図において、
40は基板1の表面S1に取付けられた正,逆転可能なモー
タ,41はモータ40の回転軸であり、この回転軸41は基板
1の孔を貫通して基板1の裏面S2側に突出している。42
は回転軸41に圧入された第1の歯車であり、この第1の
歯車42の両面にはそれぞれ第9図A,Bに示すようにC字
状の溝42a,42bが形成されている。43は回転軸41に回転
自在に支持された第2の歯車であり、この第2の歯車43
の上面には第10図Aに示すように、外周部に段部43bを
有する環状溝43aが形成されている。44は半筒状の爪で
あり、この爪44は第1の歯車42の下面の溝42bと、第2
の歯車43の環状溝43aに挿入されている。上記第1の歯
車42と第2の歯車43と爪44とで一方向クラッチ機構が構
成される。このため、モータ40の回転軸41が時計方向
(第5図において時計方向CW)に回転すると、モータ40
の回転駆動力は、回転軸41→第1の歯車42→爪44→第2
の歯車43に伝達され、第2の歯車43は時計方向に回転す
る。しかしながら、モータ40の回転軸41が反時計方向
(CCW)に回転しても、第1の歯車42の回転駆動力は爪4
4を介して第2の歯車43に伝達されず、第2の歯車43は
回転しない。45は回転軸41に回転自在に支持されたプー
リであり、このプーリ45の下面には第10B図に示すよう
に、外周部に段部45bを有する環状溝45aが形成されてい
る。46は半筒状の爪であり、この爪46は第1の歯車42の
上面の溝42aと、プーリ45の環状溝45aに挿入されてい
る。上記第1の歯車42とプーリ45と爪46とで一方向クラ
ッチ機構が構成される。このため、モータ40の回転軸41
が反時計方向(第5図において反時計方向CCW)に回転
すると、モータ40の回転駆動力は、回転軸41→第1の歯
車42→爪46→プーリ45に伝達され、プーリ45は反時計方
向(CCW)に回転する。しかしながら、モータ40が時計
方向(CW)に回転してもモータ40の回転駆動力は、プー
リ45に伝達されない。
第11図A,Bは、第1の歯車42の上面C字状の溝42aと、
プーリ45の下面の環状溝45aと爪46の関係を示してお
り、第11図Aに示すように第1の歯車42が反時計方向
(CCW)に回転する場合には、爪46の一端は環状溝45aの
段部45bに当接し、また爪46の他端はC字状の溝42の一
端に当接する。このため、第1の歯車42の反時計方向の
回転駆動力は爪46を介して、プーリ45に伝えられる。一
方、第11図Bは第1の歯車42が時計方向(CW)に回転す
る場合を示しており、爪46の一端は溝42の一端に当接す
るが、爪46の他端はプーリ45の環状溝45aの段部45bに当
接せず、したがって、第1の歯車42の回転駆動力はプー
リ45には伝えられない。47は基板1に固定された固定軸
であり、この固定軸47にモードクラッチレバー48が回動
可能に支持されている。49はモードクラッチレバー48に
回転自在に支持された第3の歯車であり、この第3の歯
車49は大径の歯車部49Lと小径の歯車部49Sとが一体に形
成されている。50は第3の歯車49の小径の歯車部49Sと
常時噛合する大径の歯車部50Lと小径の歯車部50Sとが一
体に形成された第4の歯車であり、この第4の歯車50は
上記固定軸47に回転自在に支持されている。51は基板1
に回転自在に支持された第5の歯車であり、この第5の
歯車51は第4の歯車50の小径の歯車部50Sに常時噛合す
る大径の歯車部51Lと小径の歯車部51Sとが一体に形成さ
れている。第5図において、52は基板1に回転自在に支
持された第6の歯車であり、この第6の歯車52は第5の
歯車51の小径の歯車部51Sに常時噛合する大径の歯車部5
2Lと上記キャリッジ21のラック22に常時噛合する小径の
歯車部52Sとから構成されている。
プーリ45の下面の環状溝45aと爪46の関係を示してお
り、第11図Aに示すように第1の歯車42が反時計方向
(CCW)に回転する場合には、爪46の一端は環状溝45aの
段部45bに当接し、また爪46の他端はC字状の溝42の一
端に当接する。このため、第1の歯車42の反時計方向の
回転駆動力は爪46を介して、プーリ45に伝えられる。一
方、第11図Bは第1の歯車42が時計方向(CW)に回転す
る場合を示しており、爪46の一端は溝42の一端に当接す
るが、爪46の他端はプーリ45の環状溝45aの段部45bに当
接せず、したがって、第1の歯車42の回転駆動力はプー
リ45には伝えられない。47は基板1に固定された固定軸
であり、この固定軸47にモードクラッチレバー48が回動
可能に支持されている。49はモードクラッチレバー48に
回転自在に支持された第3の歯車であり、この第3の歯
車49は大径の歯車部49Lと小径の歯車部49Sとが一体に形
成されている。50は第3の歯車49の小径の歯車部49Sと
常時噛合する大径の歯車部50Lと小径の歯車部50Sとが一
体に形成された第4の歯車であり、この第4の歯車50は
上記固定軸47に回転自在に支持されている。51は基板1
に回転自在に支持された第5の歯車であり、この第5の
歯車51は第4の歯車50の小径の歯車部50Sに常時噛合す
る大径の歯車部51Lと小径の歯車部51Sとが一体に形成さ
れている。第5図において、52は基板1に回転自在に支
持された第6の歯車であり、この第6の歯車52は第5の
歯車51の小径の歯車部51Sに常時噛合する大径の歯車部5
2Lと上記キャリッジ21のラック22に常時噛合する小径の
歯車部52Sとから構成されている。
第4図において、53は基板1の表面S1に固定されたプ
ランジャソレノイドであり、このプランジャソレノイド
53の可動鉄芯54の先端にはピン55が圧入されている。こ
のピン55は基板1の孔を貫通して裏面S2に突出してい
る。56は可動鉄芯54を付勢するスプリングである。上記
ピン55は上記モードクラッチレバー48の長孔57に挿入さ
れている。上記プランジャソレノイド53に電流を供給し
ない状態では、上記可動鉄芯54はスプリング56の付勢力
により、プランジャソレノイド53より突出する方向に付
勢される。このため、モードクラッチレバー48はピン55
を介して時計方向(第5図,第6図において時計方向)
に付勢され、第3の歯車49の大径の歯車部49Lと第1の
歯車42とは非噛合状態となる。一方、プランジャソレノ
イド53に電流が供給されると、プランジャソレノイド53
の可動鉄芯54は吸引される。この結果、プランジャソレ
ノイド53の可動鉄芯54のピン55に係合するモードクラッ
チレバー48は反時計方向(第5図,第6図において反時
計方向)に回動され、第3の歯車49の大径の歯車部49L
が第1の歯車42に噛合する。このため、モータ40の回転
駆動力は、第1の歯車42→第3の歯車49→第4の歯車50
→第5の歯車51→第6の歯車52→ラック22を介して伝達
され、キャリッジ21が後方(Y′方向)又は前方(Y方
向)に移動する。すなわち、モータ40が時計方向に回転
すると、キャリッジ21は後方(Y′方向)に移動し、逆
にモータ40が反時計方向に回転すると、キャリッジ21は
前方(Y方向)に移動する。
ランジャソレノイドであり、このプランジャソレノイド
53の可動鉄芯54の先端にはピン55が圧入されている。こ
のピン55は基板1の孔を貫通して裏面S2に突出してい
る。56は可動鉄芯54を付勢するスプリングである。上記
ピン55は上記モードクラッチレバー48の長孔57に挿入さ
れている。上記プランジャソレノイド53に電流を供給し
ない状態では、上記可動鉄芯54はスプリング56の付勢力
により、プランジャソレノイド53より突出する方向に付
勢される。このため、モードクラッチレバー48はピン55
を介して時計方向(第5図,第6図において時計方向)
に付勢され、第3の歯車49の大径の歯車部49Lと第1の
歯車42とは非噛合状態となる。一方、プランジャソレノ
イド53に電流が供給されると、プランジャソレノイド53
の可動鉄芯54は吸引される。この結果、プランジャソレ
ノイド53の可動鉄芯54のピン55に係合するモードクラッ
チレバー48は反時計方向(第5図,第6図において反時
計方向)に回動され、第3の歯車49の大径の歯車部49L
が第1の歯車42に噛合する。このため、モータ40の回転
駆動力は、第1の歯車42→第3の歯車49→第4の歯車50
→第5の歯車51→第6の歯車52→ラック22を介して伝達
され、キャリッジ21が後方(Y′方向)又は前方(Y方
向)に移動する。すなわち、モータ40が時計方向に回転
すると、キャリッジ21は後方(Y′方向)に移動し、逆
にモータ40が反時計方向に回転すると、キャリッジ21は
前方(Y方向)に移動する。
次に磁気テープ走行モード切換機構について説明す
る。
る。
第4図〜第8図において、60は基板1の裏面S2に固定
された固定軸,61は大径の歯車部61Lと小径の歯車部61S
とが一体に形成された第7の歯車であり、この第7の歯
車61は固定軸60に回転自在に支持されている。62は一端
が上記固定軸60に回動自在に支持されたクラッチレバー
であり、このクラッチレバー62に設けられた軸には、大
径の歯車部63Lと小径の歯車部63Sとが一体に形成された
第8の歯車63が回転自在に支持されている。この第8の
歯車63の小径の歯車部63Sは上記第7の歯車61の大径の
歯車部61Lに常時噛合している。64は上記クラッチレバ
ー62の遊端に形成された長孔であり、この長孔64にはモ
ードクラッチレバー48の遊端に植設されたピン65が挿入
されている。第6図に示すモードクラッチレバー48,ク
ラッチレバー62,プランジャ53,ピン55,第3の歯車49,第
8の歯車63等により、結合切換機構が構成され、プラン
ジャソレノイド53の動作に応じて第3の歯車49と第1の
歯車42との噛合又はその噛合解除および第8の歯車63と
第2の歯車43との噛合解除又は噛合を制御する。66は基
板1の裏面S2に固定された固定軸67に回転自在に支持さ
れた第9の歯車であり、この第9の歯車66は上記第7の
歯車61の小径の歯車部61Sに常時噛合する大径の歯車部6
6Lと小径の歯車部66Sとが一体に形成されている。68は
基板1の固定軸69に回転自在に支持された第10の歯車で
あり、この第10の歯車68は上記第9の歯車66の小径の歯
車部66Sに常時噛合する。第5図,第7図,第8図にお
いて、70は一端が上記第10の歯車68の偏心位置にピン71
を介して連結されたレバー,72は基板1の裏面S2に摺動
自在に支持された摺動レバーであり、この摺動レバー72
の一端部はクランク状に折曲げられた折曲部72aが形成
され、この折曲部72aにはピン73が植設されている。こ
のピン73はレバー70の他端に形成された孔に挿入され、
レバー70と摺動レバー72とはピン73を介して連結されて
いる。以上のように、第10の歯車68、ピン71、レバー7
0、摺動レバー72、ピン73などで構成される往復摺動機
構により、モータ40の回転運動が摺動レバー72の往復摺
動運動に変換される。
された固定軸,61は大径の歯車部61Lと小径の歯車部61S
とが一体に形成された第7の歯車であり、この第7の歯
車61は固定軸60に回転自在に支持されている。62は一端
が上記固定軸60に回動自在に支持されたクラッチレバー
であり、このクラッチレバー62に設けられた軸には、大
径の歯車部63Lと小径の歯車部63Sとが一体に形成された
第8の歯車63が回転自在に支持されている。この第8の
歯車63の小径の歯車部63Sは上記第7の歯車61の大径の
歯車部61Lに常時噛合している。64は上記クラッチレバ
ー62の遊端に形成された長孔であり、この長孔64にはモ
ードクラッチレバー48の遊端に植設されたピン65が挿入
されている。第6図に示すモードクラッチレバー48,ク
ラッチレバー62,プランジャ53,ピン55,第3の歯車49,第
8の歯車63等により、結合切換機構が構成され、プラン
ジャソレノイド53の動作に応じて第3の歯車49と第1の
歯車42との噛合又はその噛合解除および第8の歯車63と
第2の歯車43との噛合解除又は噛合を制御する。66は基
板1の裏面S2に固定された固定軸67に回転自在に支持さ
れた第9の歯車であり、この第9の歯車66は上記第7の
歯車61の小径の歯車部61Sに常時噛合する大径の歯車部6
6Lと小径の歯車部66Sとが一体に形成されている。68は
基板1の固定軸69に回転自在に支持された第10の歯車で
あり、この第10の歯車68は上記第9の歯車66の小径の歯
車部66Sに常時噛合する。第5図,第7図,第8図にお
いて、70は一端が上記第10の歯車68の偏心位置にピン71
を介して連結されたレバー,72は基板1の裏面S2に摺動
自在に支持された摺動レバーであり、この摺動レバー72
の一端部はクランク状に折曲げられた折曲部72aが形成
され、この折曲部72aにはピン73が植設されている。こ
のピン73はレバー70の他端に形成された孔に挿入され、
レバー70と摺動レバー72とはピン73を介して連結されて
いる。以上のように、第10の歯車68、ピン71、レバー7
0、摺動レバー72、ピン73などで構成される往復摺動機
構により、モータ40の回転運動が摺動レバー72の往復摺
動運動に変換される。
74は摺動レバー72に植設されたピン,75a,75bは摺動レ
バー72の一側部に一体に形成された駆動片であり、この
駆動片75a,75bは摺動レバー72に対してほぼ直角に折曲
げられている。76は摺動レバー72の他端に植設されたピ
ンである。77は基板1の裏面S2に固定された固定軸78に
回動自在に支持された回動レバーであり、この回動レバ
ー77の一端には、上記摺動レバー72のピン76が挿入され
る長孔79が形成されている。上記回動レバー77は、上記
摺動レバー72がY′方向またはY方向に摺動すると、反
時計方向又は時計方向に回動する。80は回動レバー77に
取付けられた黒色の位置検出用のラベルであり、このラ
ベル80の中央には光反射面80aが形成されている。81は
一端が上記回動レバー77の一端にピン82を介して連結さ
れたレバーであり、このレバー81は回動レバー77の回動
に応じて摺動する。83はレバー81の遊端に植設されたピ
ンである。
バー72の一側部に一体に形成された駆動片であり、この
駆動片75a,75bは摺動レバー72に対してほぼ直角に折曲
げられている。76は摺動レバー72の他端に植設されたピ
ンである。77は基板1の裏面S2に固定された固定軸78に
回動自在に支持された回動レバーであり、この回動レバ
ー77の一端には、上記摺動レバー72のピン76が挿入され
る長孔79が形成されている。上記回動レバー77は、上記
摺動レバー72がY′方向またはY方向に摺動すると、反
時計方向又は時計方向に回動する。80は回動レバー77に
取付けられた黒色の位置検出用のラベルであり、このラ
ベル80の中央には光反射面80aが形成されている。81は
一端が上記回動レバー77の一端にピン82を介して連結さ
れたレバーであり、このレバー81は回動レバー77の回動
に応じて摺動する。83はレバー81の遊端に植設されたピ
ンである。
第5図,第7図,第8図において、84,85は基板1の
裏面S2に固定された固定軸86,87に回動可能に支持され
たリンクであり、このリンク84,85の一端にはそれぞれ
長孔88,89が形成されている。この長孔88,89には後述の
ヘッドシャーシ121に取付けられた駆動ピン143が挿入さ
れる。上記リンク84は上記摺動レバー72が左方向(第5
図,第7図,第8図におけるY方向)に摺動する際に、
摺動レバー72のピン74により時計方向に駆動され、また
リンク85は摺動レバー72が右方向(Y′方向)に摺動す
る際に、摺動レバー72のピン73により反時計方向に駆動
される。このように、摺動レバー72がY方向あるいは
Y′方向に摺動すると、この摺動動作に応じてリンク8
4、85及び駆動ピン143などにより構成されるリンク機構
を介して、ヘッドシャーシ121がX方向に摺動する。
裏面S2に固定された固定軸86,87に回動可能に支持され
たリンクであり、このリンク84,85の一端にはそれぞれ
長孔88,89が形成されている。この長孔88,89には後述の
ヘッドシャーシ121に取付けられた駆動ピン143が挿入さ
れる。上記リンク84は上記摺動レバー72が左方向(第5
図,第7図,第8図におけるY方向)に摺動する際に、
摺動レバー72のピン74により時計方向に駆動され、また
リンク85は摺動レバー72が右方向(Y′方向)に摺動す
る際に、摺動レバー72のピン73により反時計方向に駆動
される。このように、摺動レバー72がY方向あるいは
Y′方向に摺動すると、この摺動動作に応じてリンク8
4、85及び駆動ピン143などにより構成されるリンク機構
を介して、ヘッドシャーシ121がX方向に摺動する。
第4図,第7図において、90,91は軸92により基板1
の表面S1に回動自在に支持された回動レバーであり、こ
の回動レバー90,91の一端には、それぞれ後述の電磁石
により吸着される吸着体93,94が回動可能に支持されて
いる。95は軸92に支持されたバネであり、このバネ95の
付勢力により回動レバー90は時計方向(第4図において
時計方向)に付勢され、またバネ95により回動レバー91
は反時計方向(第4図において反時計方向)に付勢され
ている。96,97は回動レバー90,91に形成された傾斜面で
ある。98は基板1の表面S1に摺動自在に支持された摺動
レバーであり、この摺動レバー98の凹部99に上記回動レ
バー90の先端が係合している。このため摺動レバー98
は、回動レバー90の回動に応じて摺動する。第4図にお
いて、100,101はピン102,103により基板1の表面S1に回
動可能に支持された回動アームであり、この回動アーム
100,101は上記ピン102,103を支点として回動する。104,
105はそれぞれ上記回動アーム100,101を一方向に回動付
勢するためのスプリング,106,107は基板1の表面S1に形
成された突起であり、上記回動アーム100,101はこの突
起106,107により一方向の回動が規制される。108,109は
回動アーム100,101に植設されたピン,110,111はそれぞ
れ回動アーム100,101に回動自在に支持された第11の歯
車,第12の歯車(第5図,第8図参照)であり、この第
11,第12の歯車110,111は基板1の裏面S2側に位置してい
る。
の表面S1に回動自在に支持された回動レバーであり、こ
の回動レバー90,91の一端には、それぞれ後述の電磁石
により吸着される吸着体93,94が回動可能に支持されて
いる。95は軸92に支持されたバネであり、このバネ95の
付勢力により回動レバー90は時計方向(第4図において
時計方向)に付勢され、またバネ95により回動レバー91
は反時計方向(第4図において反時計方向)に付勢され
ている。96,97は回動レバー90,91に形成された傾斜面で
ある。98は基板1の表面S1に摺動自在に支持された摺動
レバーであり、この摺動レバー98の凹部99に上記回動レ
バー90の先端が係合している。このため摺動レバー98
は、回動レバー90の回動に応じて摺動する。第4図にお
いて、100,101はピン102,103により基板1の表面S1に回
動可能に支持された回動アームであり、この回動アーム
100,101は上記ピン102,103を支点として回動する。104,
105はそれぞれ上記回動アーム100,101を一方向に回動付
勢するためのスプリング,106,107は基板1の表面S1に形
成された突起であり、上記回動アーム100,101はこの突
起106,107により一方向の回動が規制される。108,109は
回動アーム100,101に植設されたピン,110,111はそれぞ
れ回動アーム100,101に回動自在に支持された第11の歯
車,第12の歯車(第5図,第8図参照)であり、この第
11,第12の歯車110,111は基板1の裏面S2側に位置してい
る。
第4図において、上記回動レバー90が反時計方向に回
動すると、摺動レバー98は左方向(Y′方向)に摺動
し、回動アーム100をスプリング104の付勢力に抗して時
計方向に回動させる。一方、第4図において、回動レバ
ー91が時計方向に回動すると、スプリング105の付勢力
に抗して回動アーム101を反時計方向に回動させる。112
はピン113によって基板1の表面S1に回動可能に支持さ
れたアイドラギャ板であり、このアイドラギャ板112に
は大径の第13の歯車114,第14の歯車115,および小径の第
15の歯車116,第16の歯車117が回転自在に支持されてい
る。これら第13〜第16の歯車114〜117は基板1の裏面S2
側に位置している。上記第13の歯車114と第15の歯車11
6,第15の歯車116と第16の歯車117,第16の歯車117と第14
の歯車115とはそれぞれ常時噛合している。118はアイド
ラギャ板112の一部をほぼ直角に折曲げてなる折曲部で
あり、この折曲部118は基板1の円弧状の孔を介して裏
面S2側に突出している。折曲部118には孔119が形成され
ている。120はアイドラギャ板112に植設されたピンであ
る。
動すると、摺動レバー98は左方向(Y′方向)に摺動
し、回動アーム100をスプリング104の付勢力に抗して時
計方向に回動させる。一方、第4図において、回動レバ
ー91が時計方向に回動すると、スプリング105の付勢力
に抗して回動アーム101を反時計方向に回動させる。112
はピン113によって基板1の表面S1に回動可能に支持さ
れたアイドラギャ板であり、このアイドラギャ板112に
は大径の第13の歯車114,第14の歯車115,および小径の第
15の歯車116,第16の歯車117が回転自在に支持されてい
る。これら第13〜第16の歯車114〜117は基板1の裏面S2
側に位置している。上記第13の歯車114と第15の歯車11
6,第15の歯車116と第16の歯車117,第16の歯車117と第14
の歯車115とはそれぞれ常時噛合している。118はアイド
ラギャ板112の一部をほぼ直角に折曲げてなる折曲部で
あり、この折曲部118は基板1の円弧状の孔を介して裏
面S2側に突出している。折曲部118には孔119が形成され
ている。120はアイドラギャ板112に植設されたピンであ
る。
第4図,第7図,第8図において、121は磁気ヘッド1
22が取付けられたヘッドシャーシであり、このヘッドシ
ャーシ121には基板1の表面S1側に固定された固定軸123
a,123b,123c,123dが挿入される長孔124a,124b,124c,124
dが形成されている。121Sは一端がヘッドシャーシ121に
係止され、他端が基板1に係止されたスプリングであ
り、このスプリング121Sによりヘッドシャーシ121は
X′方向に付勢される。上記ヘッドシャーシ121は上記
固定軸123a〜123d,に案内され、矢印X,X′方向に摺動可
能である。125,126はヘッドシャーシ121に形成されたカ
ム孔であり、このカム孔125,126の一側部にはそれぞれ
凹部125a,126aが形成されている。このカム孔126,125に
はそれぞれ前記回動アーム100,101のピン108,109が挿入
される。127はヘッドシャーシ121の中央部に形成された
孔であり、この孔127は基板1の表面S1に植設されたピ
ン128およびアイドラギャ板112のピン120が挿入される
幅の狭い長孔部127aとアイドラギャ板112のピン120が挿
入される幅の広い角孔部127bと、長孔部127aと角孔部12
7bとを結ぶ傾斜部127cとから構成される。129はヘッド
シャーシ121にピン130により回動可能に支持されたアー
ムであり、このアーム129の先端にはローラ131が回転自
在に支持されている。上記ローラ131は上記回動レバー9
0と91との間に挿入されるとともに、基板1に形成され
たカギ穴形状の孔132に挿入され基板1の裏面S2側に突
出される。133は後述の一方のリール台が挿入されるリ
ール台用の孔,134は他方のリール台が挿入されるリール
台用の凹部,135,136はヘッドシャーシ121に形成された
孔であり、この孔135,136には後述のキャプスタン軸お
よび基板1に設けられた軸受137,138および基板1の表
面S1側に固定されたテープ案内ピン139,140が挿入され
る。141,142は後述のピンチローラ支持アーム151,152の
ピン155,156が挿入される孔である。また、143はヘッド
シャーシ121に固定された駆動ピンであり、この駆動ピ
ン143は基板1の孔を貫通して基板1の裏面S2側に突出
し、前記リンク84,85の長孔88,89に挿入される。
22が取付けられたヘッドシャーシであり、このヘッドシ
ャーシ121には基板1の表面S1側に固定された固定軸123
a,123b,123c,123dが挿入される長孔124a,124b,124c,124
dが形成されている。121Sは一端がヘッドシャーシ121に
係止され、他端が基板1に係止されたスプリングであ
り、このスプリング121Sによりヘッドシャーシ121は
X′方向に付勢される。上記ヘッドシャーシ121は上記
固定軸123a〜123d,に案内され、矢印X,X′方向に摺動可
能である。125,126はヘッドシャーシ121に形成されたカ
ム孔であり、このカム孔125,126の一側部にはそれぞれ
凹部125a,126aが形成されている。このカム孔126,125に
はそれぞれ前記回動アーム100,101のピン108,109が挿入
される。127はヘッドシャーシ121の中央部に形成された
孔であり、この孔127は基板1の表面S1に植設されたピ
ン128およびアイドラギャ板112のピン120が挿入される
幅の狭い長孔部127aとアイドラギャ板112のピン120が挿
入される幅の広い角孔部127bと、長孔部127aと角孔部12
7bとを結ぶ傾斜部127cとから構成される。129はヘッド
シャーシ121にピン130により回動可能に支持されたアー
ムであり、このアーム129の先端にはローラ131が回転自
在に支持されている。上記ローラ131は上記回動レバー9
0と91との間に挿入されるとともに、基板1に形成され
たカギ穴形状の孔132に挿入され基板1の裏面S2側に突
出される。133は後述の一方のリール台が挿入されるリ
ール台用の孔,134は他方のリール台が挿入されるリール
台用の凹部,135,136はヘッドシャーシ121に形成された
孔であり、この孔135,136には後述のキャプスタン軸お
よび基板1に設けられた軸受137,138および基板1の表
面S1側に固定されたテープ案内ピン139,140が挿入され
る。141,142は後述のピンチローラ支持アーム151,152の
ピン155,156が挿入される孔である。また、143はヘッド
シャーシ121に固定された駆動ピンであり、この駆動ピ
ン143は基板1の孔を貫通して基板1の裏面S2側に突出
し、前記リンク84,85の長孔88,89に挿入される。
144は上記ヘッドシャーシ121に摺動自在に支持された
摺動板であり、この摺動板144は基板1に対するヘッド
シャーシ121の摺動方向(矢印X,X′方向)に対して直角
の方向(Y−Y′方向)に摺動する。145は摺動板144の
中央に形成された角孔であり、この角孔145には基板1
の孔を貫通した上記レバー81のピン83が挿入される。14
6は上記摺動板144に固定された支柱であり、この支柱14
6には弾性を有する線材147の一端が支持されている。こ
の線材147は、基板1の裏面S2の折曲片148の孔149に挿
入され、さらにアイドラギャ板112の折曲部118の孔119
に挿入される。150は一端が摺動板144に支持され、他端
が基板1に支持されたバネであり、このバネ150により
摺動板144は摺動板144の摺動可能範囲の両端に安定に保
持される。
摺動板であり、この摺動板144は基板1に対するヘッド
シャーシ121の摺動方向(矢印X,X′方向)に対して直角
の方向(Y−Y′方向)に摺動する。145は摺動板144の
中央に形成された角孔であり、この角孔145には基板1
の孔を貫通した上記レバー81のピン83が挿入される。14
6は上記摺動板144に固定された支柱であり、この支柱14
6には弾性を有する線材147の一端が支持されている。こ
の線材147は、基板1の裏面S2の折曲片148の孔149に挿
入され、さらにアイドラギャ板112の折曲部118の孔119
に挿入される。150は一端が摺動板144に支持され、他端
が基板1に支持されたバネであり、このバネ150により
摺動板144は摺動板144の摺動可能範囲の両端に安定に保
持される。
第7図,第8図において、摺動レバー72が矢印Y方向
に摺動すると回動レバー77が回動して、上記レバー81が
矢印Y′方向に摺動し、このレバー81のピン83によりヘ
ッドシャーシ121に摺動自在に支持された摺動板144は矢
印Y′方向に摺動する。このため、線材147は基板1の
折曲片148の孔149を支点として時計方向(第7図におい
て時計方向)に回動する。このため、基板1に回動可能
に支持されたアイドラギャ板112はピン113を支点として
反時計方向(第7図において反時計方向)に回動する。
逆にレバー81が矢印Y方向に摺動すると、アイドラギャ
板112は時計方向に回動する。以上のように、回動レバ
ー77、レバー81、摺動板144、線材147、アイドラギャ板
112、及び、このアイドラギャ板112に回転自在に支持さ
れている歯車114、115、116、117などで構成される走行
方向切換機構により、磁気テープの走行方向、すなわち
記録又は再生チャンネルが決定されるものである。
に摺動すると回動レバー77が回動して、上記レバー81が
矢印Y′方向に摺動し、このレバー81のピン83によりヘ
ッドシャーシ121に摺動自在に支持された摺動板144は矢
印Y′方向に摺動する。このため、線材147は基板1の
折曲片148の孔149を支点として時計方向(第7図におい
て時計方向)に回動する。このため、基板1に回動可能
に支持されたアイドラギャ板112はピン113を支点として
反時計方向(第7図において反時計方向)に回動する。
逆にレバー81が矢印Y方向に摺動すると、アイドラギャ
板112は時計方向に回動する。以上のように、回動レバ
ー77、レバー81、摺動板144、線材147、アイドラギャ板
112、及び、このアイドラギャ板112に回転自在に支持さ
れている歯車114、115、116、117などで構成される走行
方向切換機構により、磁気テープの走行方向、すなわち
記録又は再生チャンネルが決定されるものである。
第4図,第7図において、151,152は基板1の表面S1
の固定軸123a,123bに回動自在に支持されたピンチロー
ラ支持アームであり、このピンチローラ支持アーム151,
152にピンチローラ153,154が回転自在に支持されてい
る。155,156はピンチローラ支持アーム151,152に植設さ
れたピンであり、このピン155,156は、それぞれヘッド
シャーシ121に形成された孔142,141に挿入され、さらに
基板1の孔157,158に挿入される。ヘッドシャーシ121が
矢印X方向へ前進すると、ヘッドシャーシ121の孔142,1
41に挿入されたピン155,156が駆動され、ピンチローラ
支持アーム151,152は固定軸123a,123bを中心に回動す
る。
の固定軸123a,123bに回動自在に支持されたピンチロー
ラ支持アームであり、このピンチローラ支持アーム151,
152にピンチローラ153,154が回転自在に支持されてい
る。155,156はピンチローラ支持アーム151,152に植設さ
れたピンであり、このピン155,156は、それぞれヘッド
シャーシ121に形成された孔142,141に挿入され、さらに
基板1の孔157,158に挿入される。ヘッドシャーシ121が
矢印X方向へ前進すると、ヘッドシャーシ121の孔142,1
41に挿入されたピン155,156が駆動され、ピンチローラ
支持アーム151,152は固定軸123a,123bを中心に回動す
る。
第5図において、159,160は基板1に取付けられた軸
受137,138に回転自在に支持されたキャプスタン軸であ
り、このキャプスタン軸159,160の一端にはフライホイ
ール161,162が固定されている。161L,162Lは、第12図に
示すようにフライホイール161,162に一体に形成された
大径の歯車部,161S,162Sはフライホイール161,162に一
体に形成された小径の歯車部である。
受137,138に回転自在に支持されたキャプスタン軸であ
り、このキャプスタン軸159,160の一端にはフライホイ
ール161,162が固定されている。161L,162Lは、第12図に
示すようにフライホイール161,162に一体に形成された
大径の歯車部,161S,162Sはフライホイール161,162に一
体に形成された小径の歯車部である。
上記フライホイール161,162の大径の歯車部161L,162L
は、それぞれ上記回動アーム101,100に回転自在に支持
された第12の歯車111,第11の歯車110に噛合可能であ
り、また、フライホイール161,162の小径の歯車部161S,
162Sはそれぞれアイドラギャ板112に回動自在に支持さ
れた第14の歯車115,第13の歯車114に噛合可能である。1
63,164はそれぞれコイル165,166を有するU字状の電磁
石であり、この電磁石163,164は基板1の裏面S2にビス1
88a,188bにより固定されている。上記回動レバー90,91
にそれぞれ支持された吸着体93,94は、上記電磁石164,1
63の端面に対向するように配置される。
は、それぞれ上記回動アーム101,100に回転自在に支持
された第12の歯車111,第11の歯車110に噛合可能であ
り、また、フライホイール161,162の小径の歯車部161S,
162Sはそれぞれアイドラギャ板112に回動自在に支持さ
れた第14の歯車115,第13の歯車114に噛合可能である。1
63,164はそれぞれコイル165,166を有するU字状の電磁
石であり、この電磁石163,164は基板1の裏面S2にビス1
88a,188bにより固定されている。上記回動レバー90,91
にそれぞれ支持された吸着体93,94は、上記電磁石164,1
63の端面に対向するように配置される。
第5図において、167は基板1の裏面S2の支柱168a,16
8b,168cに固定されたリール受板であり、このリール受
板167に固定された固定軸169,170にリール台171,172が
回転自在に支持されている。173,174はリール台171,172
の歯車部であり、一方のリール台171の歯車部173には、
回動アーム101に支持された第12の歯車111又はアイドラ
ギャ板112に支持された第14の歯車115が噛合し、他方の
リール台172の歯車部174には回動アーム100に支持され
た第11の歯車110又はアイドラギャ板112に支持された第
13の歯車114が噛合する。175はリール受板167に取付け
られたプリント基板であり、このプリント基板175には
カセットハーフが再生位置(又は記録位置)にセットさ
れた際に閉成するカセット検出スイッチ176が固定され
ている。このカセット検出スイッチ176の可動片177は、
基板1の孔を介して基板1の表面S1側に突出している。
178は一端が基板1の表面S1に固定された可撓板であ
り、カセットハーフが再生位置(又は記録位置)にセッ
トされると、カセットハーフによって可撓板178が押さ
れ、この可撓板178によってカセット検出スイッチ176の
可動片177が押され、カセット検出スイッチ176が閉成
(ON)される。179はプリント基板175に固定された切換
スイッチであり、この切換スイッチ179の可動片180は、
摺動レバー72の摺動に伴って、この摺動レバー72の駆動
片75a,75bによって駆動されて切換えられる。181はプリ
ント基板175に固定された再生状態検出スイッチであ
り、この再生状態検出スイッチ181はヘッドシャーシ121
に植設された駆動ピン143により駆動され閉成される。1
82,183はそれぞれプリント基板175に固定された検出手
段としての発光素子及び受光素子であり、発光素子182
より出た光は回動レバー77の一端に固定された位置検出
用のラベル80で反射し受光素子183で受光される。回動
レバー77は摺動レバー72の往復摺動運動によって回動す
るものであり、発光素子182及び受光素子183は、摺動レ
バー72の往復摺動運動における両終端位置の中間にて受
光素子183の受光量が増大する位置に固定されている。
このため、受光素子183の受光量によって摺動レバー72
の停止位置が検出できるものである。
8b,168cに固定されたリール受板であり、このリール受
板167に固定された固定軸169,170にリール台171,172が
回転自在に支持されている。173,174はリール台171,172
の歯車部であり、一方のリール台171の歯車部173には、
回動アーム101に支持された第12の歯車111又はアイドラ
ギャ板112に支持された第14の歯車115が噛合し、他方の
リール台172の歯車部174には回動アーム100に支持され
た第11の歯車110又はアイドラギャ板112に支持された第
13の歯車114が噛合する。175はリール受板167に取付け
られたプリント基板であり、このプリント基板175には
カセットハーフが再生位置(又は記録位置)にセットさ
れた際に閉成するカセット検出スイッチ176が固定され
ている。このカセット検出スイッチ176の可動片177は、
基板1の孔を介して基板1の表面S1側に突出している。
178は一端が基板1の表面S1に固定された可撓板であ
り、カセットハーフが再生位置(又は記録位置)にセッ
トされると、カセットハーフによって可撓板178が押さ
れ、この可撓板178によってカセット検出スイッチ176の
可動片177が押され、カセット検出スイッチ176が閉成
(ON)される。179はプリント基板175に固定された切換
スイッチであり、この切換スイッチ179の可動片180は、
摺動レバー72の摺動に伴って、この摺動レバー72の駆動
片75a,75bによって駆動されて切換えられる。181はプリ
ント基板175に固定された再生状態検出スイッチであ
り、この再生状態検出スイッチ181はヘッドシャーシ121
に植設された駆動ピン143により駆動され閉成される。1
82,183はそれぞれプリント基板175に固定された検出手
段としての発光素子及び受光素子であり、発光素子182
より出た光は回動レバー77の一端に固定された位置検出
用のラベル80で反射し受光素子183で受光される。回動
レバー77は摺動レバー72の往復摺動運動によって回動す
るものであり、発光素子182及び受光素子183は、摺動レ
バー72の往復摺動運動における両終端位置の中間にて受
光素子183の受光量が増大する位置に固定されている。
このため、受光素子183の受光量によって摺動レバー72
の停止位置が検出できるものである。
184は基板1の裏面S2側の角部に回転自在に支持され
たプーリ,185はベルトであり、このベルト185はモータ4
0の回転軸41に回転自在に支持されたプーリ45,上記プー
リ184,フライホイール161,162に掛けられる。
たプーリ,185はベルトであり、このベルト185はモータ4
0の回転軸41に回転自在に支持されたプーリ45,上記プー
リ184,フライホイール161,162に掛けられる。
第5図において、186,187はリール台171,172の裏面に
付着された円形のラベルであり、このラベル186,187は
黒色部分と反射可能部分とからなる。このリール台171,
172のそれぞれラベル186,187に対向するプリント基板17
5には発光素子190,191と受光素子192,193とが配置され
ている。各発光素子190,191からラベル186,187に向って
光が放射される。この光はラベル186,187の反射可能部
分では反射され受光素子192,193で受光されるが、ラベ
ル186,187の黒色部分ではほとんど反射しない。したが
って、リール台171,172が回転している場合には、受光
素子192,193からは矩形状の信号が出る。一方、リール
台171,172が停止している場合には、受光素子192,193か
らは一定レベルの信号が出力される。189は基板1の支
柱168a,168cにネジ止めされた蓋板である。
付着された円形のラベルであり、このラベル186,187は
黒色部分と反射可能部分とからなる。このリール台171,
172のそれぞれラベル186,187に対向するプリント基板17
5には発光素子190,191と受光素子192,193とが配置され
ている。各発光素子190,191からラベル186,187に向って
光が放射される。この光はラベル186,187の反射可能部
分では反射され受光素子192,193で受光されるが、ラベ
ル186,187の黒色部分ではほとんど反射しない。したが
って、リール台171,172が回転している場合には、受光
素子192,193からは矩形状の信号が出る。一方、リール
台171,172が停止している場合には、受光素子192,193か
らは一定レベルの信号が出力される。189は基板1の支
柱168a,168cにネジ止めされた蓋板である。
第15図は前記機構部の状態および各種操作スイッチに
基づいて、モータ40,プランジャソレノイド53,電磁石16
3,164を制御す制御系を示している。
基づいて、モータ40,プランジャソレノイド53,電磁石16
3,164を制御す制御系を示している。
第15図において、200は中央制御装置(CPU),読出し
専用メモリ(ROM),書込み読出し可能メモリ(RAM)等
からなる制御回路であり、この制御回路200には、前記
機構部の状態を検出する検出手段,すなわち、カセット
挿入検出スイッチ15,カセット検出スイッチ176,再生状
態検出スイッチ181,受光素子183,192,193,切換スイッチ
179,イジェクト検出スイッチ16および無声検出回路201
の出力が入力される。202は再生状態,記録状態等の動
作状態において、その動作を停止してカセットハーフを
装置より排出する場合に使用する第1の操作スイッチ,2
03は磁気テープを早送り(FF)する場合に使用する第2
の操作スイッチ,204は磁気テープを早戻し(REW)する
場合に使用する第3の操作スイッチ,205は磁気テープの
一方のチャンネル(例えばA面)の再生状態から他方の
チャンネル(例えばB面)の再生に切換える場合等に使
用する第4の操作スイッチ,206は磁気テープの再生動作
中等において、一時再生を中断する場合に使用する第5
の操作スイッチ,207は磁気テープに記録されている複数
の曲の中から所定の曲を選曲する場合に使用する第6の
操作スイッチであり、この第6の操作スイッチ207と第
2(又は第3)の操作スイッチ203,204とを併用するこ
とにより、現在再生中の曲より複数曲先又は前の曲を自
動的に選曲することができる。例えば、第7の操作スイ
ッチ207を操作するとともに、第2のスイッチ203を3回
押すと、3曲先の曲の始めまで早送り(FF)される。上
記各種の検出手段の出力および各種操作スイッチの出力
は制御回路200の入力ポート208に入力される。209は上
記各種の検出手段の出力状態を検出する機構状態検出手
段,210は機構状態検出手段209の検出結果に基づいて現
在の機構部の状態を判断する機構状態判断手段であり、
この機構状態判断手段210の判断結果が制御手段211に出
力される。212は機構状態検出手段209の検出状態を監視
する監視手段であり、例えばこの監視手段212はカセッ
トハーフが挿入され、所定時間経過後、再生状態に移行
したか否かを監視される。213は監視手段212の監視結果
に基づいて動作の正常,異常を判断するための異常判断
手段であり、この異常判断手段213の判断結果は制御手
段211に入力される。214は磁気ヘッドからの再生出力が
所定時間継続しているか否かを判定する有声/無声判断
手段であり、この有声/無声判断手段214の判断結果は
制御手段211に入力される。215は各種操作スイッチ202
〜207の操作の有無を検出するキー入力検出手段,216は
キー入力検出手段215の検出結果に基づいて、次の動作
モードを判断するキー入力判断手段であり、このキー入
力判断手段216の判断結果は制御手段211に入力される。
上記制御手段211は上記各手段213,210,214,216の出力に
基づき、各種の制御信号を出力する。この制御信号は出
力ポート217を介して、モータ駆動回路218,プランジャ
駆動回路219,電磁石駆動回路220,221に加えられ、モー
タ40,プランジャソレノイド53,電磁石163,164が制御さ
れる。
専用メモリ(ROM),書込み読出し可能メモリ(RAM)等
からなる制御回路であり、この制御回路200には、前記
機構部の状態を検出する検出手段,すなわち、カセット
挿入検出スイッチ15,カセット検出スイッチ176,再生状
態検出スイッチ181,受光素子183,192,193,切換スイッチ
179,イジェクト検出スイッチ16および無声検出回路201
の出力が入力される。202は再生状態,記録状態等の動
作状態において、その動作を停止してカセットハーフを
装置より排出する場合に使用する第1の操作スイッチ,2
03は磁気テープを早送り(FF)する場合に使用する第2
の操作スイッチ,204は磁気テープを早戻し(REW)する
場合に使用する第3の操作スイッチ,205は磁気テープの
一方のチャンネル(例えばA面)の再生状態から他方の
チャンネル(例えばB面)の再生に切換える場合等に使
用する第4の操作スイッチ,206は磁気テープの再生動作
中等において、一時再生を中断する場合に使用する第5
の操作スイッチ,207は磁気テープに記録されている複数
の曲の中から所定の曲を選曲する場合に使用する第6の
操作スイッチであり、この第6の操作スイッチ207と第
2(又は第3)の操作スイッチ203,204とを併用するこ
とにより、現在再生中の曲より複数曲先又は前の曲を自
動的に選曲することができる。例えば、第7の操作スイ
ッチ207を操作するとともに、第2のスイッチ203を3回
押すと、3曲先の曲の始めまで早送り(FF)される。上
記各種の検出手段の出力および各種操作スイッチの出力
は制御回路200の入力ポート208に入力される。209は上
記各種の検出手段の出力状態を検出する機構状態検出手
段,210は機構状態検出手段209の検出結果に基づいて現
在の機構部の状態を判断する機構状態判断手段であり、
この機構状態判断手段210の判断結果が制御手段211に出
力される。212は機構状態検出手段209の検出状態を監視
する監視手段であり、例えばこの監視手段212はカセッ
トハーフが挿入され、所定時間経過後、再生状態に移行
したか否かを監視される。213は監視手段212の監視結果
に基づいて動作の正常,異常を判断するための異常判断
手段であり、この異常判断手段213の判断結果は制御手
段211に入力される。214は磁気ヘッドからの再生出力が
所定時間継続しているか否かを判定する有声/無声判断
手段であり、この有声/無声判断手段214の判断結果は
制御手段211に入力される。215は各種操作スイッチ202
〜207の操作の有無を検出するキー入力検出手段,216は
キー入力検出手段215の検出結果に基づいて、次の動作
モードを判断するキー入力判断手段であり、このキー入
力判断手段216の判断結果は制御手段211に入力される。
上記制御手段211は上記各手段213,210,214,216の出力に
基づき、各種の制御信号を出力する。この制御信号は出
力ポート217を介して、モータ駆動回路218,プランジャ
駆動回路219,電磁石駆動回路220,221に加えられ、モー
タ40,プランジャソレノイド53,電磁石163,164が制御さ
れる。
次に、上記実施例の動作について説明する。
(A)カセットハーフをカセット挿入部58より再生位
置まで移送する動作(第16図のタイミングチャート参
照)。
置まで移送する動作(第16図のタイミングチャート参
照)。
カセットハーフをカセット挿入部58に挿入すると、挿
入されたカセットハーフにより、カセット検出片18が時
計方向に回動され、カセット挿入検出スイッチ15が閉成
(ON)し(第16図のT1時点)、プランジャソレノイド53
に電流が供給され、プランジャソレノイド53の可動鉄芯
54がスプリング56の付勢力に抗して吸引される。可動鉄
芯54の吸引に伴って、モードクラッチレバー48が可動鉄
芯54のピン55によって駆動され、モードクラッチレバー
48が回動し、モードクラッチレバー48に回転自在に支持
された第3の歯車49の大径の歯車部49Lが、モータ40の
回転軸41に圧入された第1の歯車42に噛合する。また、
上記カセット挿入検出スイッチ15が閉成(ON)した後、
所定時間(例えば100mS)経過すると、モータ40に電流
が供給され(第16図のT2時点)、モータ40の回転軸41が
時計方向(CW)に回転する。このモータ40の回転駆動力
が第1の歯車42→第3の歯車49→第4の歯車50→第5の
歯車51→第6の歯車52→キャリッジ21のラック22に伝達
され、カセットハーフは停止したままキャリッジ21が後
方(Y′方向)に移送される。キャリッジ21が所定位置
まで移送されると、カセットハーフのテープ露出面の孔
縁に、キャリッジ21のカセット係合爪25が係合し、キャ
リッジ21とともに、カセットハーフも後方(Y′方向)
に移送される。
入されたカセットハーフにより、カセット検出片18が時
計方向に回動され、カセット挿入検出スイッチ15が閉成
(ON)し(第16図のT1時点)、プランジャソレノイド53
に電流が供給され、プランジャソレノイド53の可動鉄芯
54がスプリング56の付勢力に抗して吸引される。可動鉄
芯54の吸引に伴って、モードクラッチレバー48が可動鉄
芯54のピン55によって駆動され、モードクラッチレバー
48が回動し、モードクラッチレバー48に回転自在に支持
された第3の歯車49の大径の歯車部49Lが、モータ40の
回転軸41に圧入された第1の歯車42に噛合する。また、
上記カセット挿入検出スイッチ15が閉成(ON)した後、
所定時間(例えば100mS)経過すると、モータ40に電流
が供給され(第16図のT2時点)、モータ40の回転軸41が
時計方向(CW)に回転する。このモータ40の回転駆動力
が第1の歯車42→第3の歯車49→第4の歯車50→第5の
歯車51→第6の歯車52→キャリッジ21のラック22に伝達
され、カセットハーフは停止したままキャリッジ21が後
方(Y′方向)に移送される。キャリッジ21が所定位置
まで移送されると、カセットハーフのテープ露出面の孔
縁に、キャリッジ21のカセット係合爪25が係合し、キャ
リッジ21とともに、カセットハーフも後方(Y′方向)
に移送される。
キャリッジ21がさらに後方へ移送されると、キャリッ
ジ21のピン24がカセット押え板35のカム部36に当接し、
カセット押え板35を回動(第4図の矢印R方向)させる
とともに、キャリッジ21のカム溝23に挿入されたピン10
がカム溝23の折曲部23aに移行するため、リンク8が回
動し、このリンク8に固定された長いピン11が基板1方
向に移動する。このため、長いピン11によって基板1方
向への回動が規制されていたリフタ板30,31が基板1方
向に回動する。上記カセット押え板35の回動およびリフ
タ板30,31の回動によって、後方に移送されたカセット
ハーフは、基板1方向(Z方向)に移動される。カセッ
ト押え板35の回動およびリフタ板30,31の回動に伴っ
て、カセットハーフが基板1方向に下降し、所定位置ま
で下降すると、カセットハーフによって可撓板178が押
され、さらにこの可撓板178によって、カセット検出ス
イッチ176の可動片177が駆動され、カセット検出スイッ
チ176が閉成し(第16図のT4時点)、カセットハーフが
再生位置にセットされたことが検出される。
ジ21のピン24がカセット押え板35のカム部36に当接し、
カセット押え板35を回動(第4図の矢印R方向)させる
とともに、キャリッジ21のカム溝23に挿入されたピン10
がカム溝23の折曲部23aに移行するため、リンク8が回
動し、このリンク8に固定された長いピン11が基板1方
向に移動する。このため、長いピン11によって基板1方
向への回動が規制されていたリフタ板30,31が基板1方
向に回動する。上記カセット押え板35の回動およびリフ
タ板30,31の回動によって、後方に移送されたカセット
ハーフは、基板1方向(Z方向)に移動される。カセッ
ト押え板35の回動およびリフタ板30,31の回動に伴っ
て、カセットハーフが基板1方向に下降し、所定位置ま
で下降すると、カセットハーフによって可撓板178が押
され、さらにこの可撓板178によって、カセット検出ス
イッチ176の可動片177が駆動され、カセット検出スイッ
チ176が閉成し(第16図のT4時点)、カセットハーフが
再生位置にセットされたことが検出される。
以上の動作により、挿入されたカセットハーフが再生
位置にセットされる。
位置にセットされる。
(B)再生位置にセットされたカセットハーフ内の磁
気テープを走行させる動作(第16図のタイミングチャー
ト参照)。
気テープを走行させる動作(第16図のタイミングチャー
ト参照)。
カセットハーフが再生位置にセットされ、カセット検
出スイッチ176が閉成すると、モータ40への電流供給が
遮断され、モータ40の回転が停止するとともに、プラン
ジャソレノイド53への電流供給が遮断される。このた
め、プランジャソレノイド53の可動鉄芯54がスプリング
56の付勢力により、外方に引き出されモードクラッチレ
バー48が時計方向に回動し、第3の歯車49と第1の歯車
42との噛合が外れ、非噛合関係になる。
出スイッチ176が閉成すると、モータ40への電流供給が
遮断され、モータ40の回転が停止するとともに、プラン
ジャソレノイド53への電流供給が遮断される。このた
め、プランジャソレノイド53の可動鉄芯54がスプリング
56の付勢力により、外方に引き出されモードクラッチレ
バー48が時計方向に回動し、第3の歯車49と第1の歯車
42との噛合が外れ、非噛合関係になる。
モードクラッチレバー48の時計方向の回動に伴って、
このモードクラッチレバー48に連結されたクラッチレバ
ー62が時計方向に回動し、このクラッチレバー62に回転
自在に支持された第8の歯車63の大径の歯車部63Lが第
2の歯車43に噛合する。
このモードクラッチレバー48に連結されたクラッチレバ
ー62が時計方向に回動し、このクラッチレバー62に回転
自在に支持された第8の歯車63の大径の歯車部63Lが第
2の歯車43に噛合する。
カセット検出スイッチ176が閉成した後、所定時間
(例えば100mS)経過すると(第16図のT5時点)、モー
タ40に電流が供給され、このモータ40が時計方向(CW)
に回転する。
(例えば100mS)経過すると(第16図のT5時点)、モー
タ40に電流が供給され、このモータ40が時計方向(CW)
に回転する。
モータ40が時計方向に回転すると、このモータ40の回
転駆動力がモータ40の回転軸41→第1の歯車42→爪44→
第2の歯車43→第8の歯車63→第7の歯車61→第9の歯
車66→第10の歯車68に伝達され、第10の歯車68は第13図
(A)に示す状態から時計方向に回転する。第10の歯車
68の時計方向への回転に伴って、レバー70が動き基板1
に摺動自在に支持された摺動レバー72がY方向に摺動す
る。
転駆動力がモータ40の回転軸41→第1の歯車42→爪44→
第2の歯車43→第8の歯車63→第7の歯車61→第9の歯
車66→第10の歯車68に伝達され、第10の歯車68は第13図
(A)に示す状態から時計方向に回転する。第10の歯車
68の時計方向への回転に伴って、レバー70が動き基板1
に摺動自在に支持された摺動レバー72がY方向に摺動す
る。
摺動レバー72がY方向に摺動していくと、この摺動レ
バー72に植設されたピン74がリンク84に当接し、このリ
ンク84を時計方向に回動させる(第7図参照)。リンク
84の長孔88には、ヘッドシャーシ121に固定された駆動
ピン143が挿入されているため、リンク84の時計方向の
回動に伴って駆動ピン143が駆動され、ヘッドシャーシ1
21がスプリング121Sの付勢力に抗して矢印X方向に移動
する。摺動レバー72がさらにY方向に摺動していくと、
受光素子183の出力は低下し(第16図のT6時点)、切換
スイッチ179の可動片180は摺動レバー72の駆動片75bに
よりY方向に駆動され、切換スイッチ179が切換えられ
る(第16図のT7時点)。第10の歯車68が第13図(A)に
示す状態から時計方向に90°近く回転すると、リンク84
によって矢印X方向に駆動された駆動ピン143が再生状
態検出スイッチ181に当接し、この再生状態検出スイッ
チ181が閉成する(第16図のT8時点)。さらに、第10の
歯車68が時計方向に回転していくと、Y方向に摺動して
いた摺動レバー72がY′方向に摺動し始め、リンク84が
反時計方向に回動し始め、再生状態検出スイッチ181は
開成し、受光素子183の出力は増大する(第16図のT9時
点)。摺動レバー72がさらにY′方向に摺動していく
と、受光素子183の出力は低下する(第16図のT10時
点)。摺動レバー72が第13図(B)に示す状態を経て、
さらに時計方向に回転すると、摺動レバー72のピン73が
リンク85に当接し、このリンク85を反時計方向に回動さ
せ、ヘッドシャーシ121の駆動ピン143を再度矢印X方向
に駆動する。
バー72に植設されたピン74がリンク84に当接し、このリ
ンク84を時計方向に回動させる(第7図参照)。リンク
84の長孔88には、ヘッドシャーシ121に固定された駆動
ピン143が挿入されているため、リンク84の時計方向の
回動に伴って駆動ピン143が駆動され、ヘッドシャーシ1
21がスプリング121Sの付勢力に抗して矢印X方向に移動
する。摺動レバー72がさらにY方向に摺動していくと、
受光素子183の出力は低下し(第16図のT6時点)、切換
スイッチ179の可動片180は摺動レバー72の駆動片75bに
よりY方向に駆動され、切換スイッチ179が切換えられ
る(第16図のT7時点)。第10の歯車68が第13図(A)に
示す状態から時計方向に90°近く回転すると、リンク84
によって矢印X方向に駆動された駆動ピン143が再生状
態検出スイッチ181に当接し、この再生状態検出スイッ
チ181が閉成する(第16図のT8時点)。さらに、第10の
歯車68が時計方向に回転していくと、Y方向に摺動して
いた摺動レバー72がY′方向に摺動し始め、リンク84が
反時計方向に回動し始め、再生状態検出スイッチ181は
開成し、受光素子183の出力は増大する(第16図のT9時
点)。摺動レバー72がさらにY′方向に摺動していく
と、受光素子183の出力は低下する(第16図のT10時
点)。摺動レバー72が第13図(B)に示す状態を経て、
さらに時計方向に回転すると、摺動レバー72のピン73が
リンク85に当接し、このリンク85を反時計方向に回動さ
せ、ヘッドシャーシ121の駆動ピン143を再度矢印X方向
に駆動する。
第10の歯車68が第13図(B)に示す状態からさらに時
計方向に回転すると、切換スイッチ179が摺動レバー72
の駆動片75aによって切換えられる(第16図のT11時
点)。第10の歯車68がさらに回転し、第13図(B)に示
す状態からほぼ90°時計方向に回転すると、駆動ピン14
3によって再生状態検出スイッチ181が閉成し、電磁石16
3,164に電流が供給される(第16図のT12時点)。電磁石
163,164に電流が供給されると、回動レバー90,91の吸着
体93,94が電磁石164,163によって吸着され、回動レバー
90,91は第14図(A)に示すように閉脚状態に保持され
る。この状態において、第10の歯車68はさらに時計方向
に回転し、摺動レバー72が再度左方向に摺動し始め、リ
ンク85が時計方向に回動可能となるが、ヘッドシャーシ
121のローラ131が閉脚状態に保持された回動レバー90,9
1により位置規制されるため、ヘッドシャーシ121はスプ
リング121Sの付勢力によって矢印X′方向に戻らない。
第10の歯車68が第13図(A)に示す状態から一回転して
元の位置に戻ると、受光素子183の出力は再度増大する
(第16図のT13時点)。この受光素子183出力の2回目の
立上りにより、モータ40への電流の供給が遮断され、モ
ータ40の回転が停止する。受光素子183出力の2回目の
立上り(T13)より所定時間(例えば100mS)経過する
と、モータ40は反時計方向に回転する(第16図のT14時
点)。
計方向に回転すると、切換スイッチ179が摺動レバー72
の駆動片75aによって切換えられる(第16図のT11時
点)。第10の歯車68がさらに回転し、第13図(B)に示
す状態からほぼ90°時計方向に回転すると、駆動ピン14
3によって再生状態検出スイッチ181が閉成し、電磁石16
3,164に電流が供給される(第16図のT12時点)。電磁石
163,164に電流が供給されると、回動レバー90,91の吸着
体93,94が電磁石164,163によって吸着され、回動レバー
90,91は第14図(A)に示すように閉脚状態に保持され
る。この状態において、第10の歯車68はさらに時計方向
に回転し、摺動レバー72が再度左方向に摺動し始め、リ
ンク85が時計方向に回動可能となるが、ヘッドシャーシ
121のローラ131が閉脚状態に保持された回動レバー90,9
1により位置規制されるため、ヘッドシャーシ121はスプ
リング121Sの付勢力によって矢印X′方向に戻らない。
第10の歯車68が第13図(A)に示す状態から一回転して
元の位置に戻ると、受光素子183の出力は再度増大する
(第16図のT13時点)。この受光素子183出力の2回目の
立上りにより、モータ40への電流の供給が遮断され、モ
ータ40の回転が停止する。受光素子183出力の2回目の
立上り(T13)より所定時間(例えば100mS)経過する
と、モータ40は反時計方向に回転する(第16図のT14時
点)。
なお、ヘッドシャーシ121の矢印X方向への移動に伴
って、このヘッドシャーシ121の孔141,142に挿入された
ピン155,156が駆動されるため、ピンチローラ支持アー
ム151,152が回動し、ピンチローラ153,154がキャプスタ
ン軸159,160に接近する方向へ移動する。また、ヘッド
シャーシ121に取付けられた磁気ヘッド122もカセット内
の磁気テープに接近していく。
って、このヘッドシャーシ121の孔141,142に挿入された
ピン155,156が駆動されるため、ピンチローラ支持アー
ム151,152が回動し、ピンチローラ153,154がキャプスタ
ン軸159,160に接近する方向へ移動する。また、ヘッド
シャーシ121に取付けられた磁気ヘッド122もカセット内
の磁気テープに接近していく。
また、第10の歯車68が第13図(A)に示す状態より時
計方向に1回転する間に、回動レバー71を介して摺動レ
バー72に連結されたレバー81は、左右に1往復摺動す
る。このため、レバー81のピン83により、摺動板144は
まず、左方向(Y方向)、次に右方向(Y′方向)さら
に左方向に駆動され、第10の歯車68が1回転して元の状
態に戻ると、摺動板144は左方向(Y方向)に駆動され
た状態に保持されている。摺動板144の支柱146には線材
147の一端が支持され、かつこの線材147は基板1の折曲
片148の孔149に挿入され、他端がアイドラギャ板112の
折曲片118の孔119に挿入されているため、摺動板144が
左方向(Y方向)に駆動された状態では、線材147は基
板1の折曲片148を支点として反時計方向(第7図,第
8図)に回動した状態にあり、アイドラギャ板112は時
計方向に回動され、アイドラギャ板112に回転自在に支
持された第14の歯車115はフライホイール161の小径の歯
車部161Sに噛合するとともに、アイドラギャ板112に回
転自在に支持された第13の歯車114はリール台172の歯車
部174に噛合する。
計方向に1回転する間に、回動レバー71を介して摺動レ
バー72に連結されたレバー81は、左右に1往復摺動す
る。このため、レバー81のピン83により、摺動板144は
まず、左方向(Y方向)、次に右方向(Y′方向)さら
に左方向に駆動され、第10の歯車68が1回転して元の状
態に戻ると、摺動板144は左方向(Y方向)に駆動され
た状態に保持されている。摺動板144の支柱146には線材
147の一端が支持され、かつこの線材147は基板1の折曲
片148の孔149に挿入され、他端がアイドラギャ板112の
折曲片118の孔119に挿入されているため、摺動板144が
左方向(Y方向)に駆動された状態では、線材147は基
板1の折曲片148を支点として反時計方向(第7図,第
8図)に回動した状態にあり、アイドラギャ板112は時
計方向に回動され、アイドラギャ板112に回転自在に支
持された第14の歯車115はフライホイール161の小径の歯
車部161Sに噛合するとともに、アイドラギャ板112に回
転自在に支持された第13の歯車114はリール台172の歯車
部174に噛合する。
第10図の歯車68が、第13図(A)に示す位置から360
°回転した状態においては、スプリング104,105の付勢
力による回動アーム100の回動および回動アーム101の回
動が、回動アーム104,105のピン108,109とヘッドシャー
シ121のカム孔125,126との係止によって規制されるた
め、第13図(A)に示す状態では回動アーム100,101に
回動自在に支持された第11,第12の歯車110,111はフライ
ホイール161,162の大径の歯車部161L,162Lおよびリール
台171,172の歯車部173,174とは噛合しない。
°回転した状態においては、スプリング104,105の付勢
力による回動アーム100の回動および回動アーム101の回
動が、回動アーム104,105のピン108,109とヘッドシャー
シ121のカム孔125,126との係止によって規制されるた
め、第13図(A)に示す状態では回動アーム100,101に
回動自在に支持された第11,第12の歯車110,111はフライ
ホイール161,162の大径の歯車部161L,162Lおよびリール
台171,172の歯車部173,174とは噛合しない。
以上のように、第10の歯車68が第13図(A)に示す状
態から360°回転して元の状態に戻る(第16図のT13時
点)と、 (a)ヘッドシャーシ121は、矢印X方向に移動した状
態に保持され、 (b)カセットハーフ内の磁気テープは、ピンチローラ
とキャプスタン軸とにより挾持され、磁気ヘッドは磁気
テープに接触し、 (c)フライホイール161の小径の歯車部161Sと第14の
歯車115および第13の歯車114とリール台172の歯車部174
とがそれぞれ噛合し、 (d)第11の歯車110,第12の歯車111はそれぞれフライ
ホイール162,161の大径の歯車部162L,161Lおよびリール
台172,171の歯車部174,173とは噛合せず、 (e)モータ40の時計方向の回転が停止する。
態から360°回転して元の状態に戻る(第16図のT13時
点)と、 (a)ヘッドシャーシ121は、矢印X方向に移動した状
態に保持され、 (b)カセットハーフ内の磁気テープは、ピンチローラ
とキャプスタン軸とにより挾持され、磁気ヘッドは磁気
テープに接触し、 (c)フライホイール161の小径の歯車部161Sと第14の
歯車115および第13の歯車114とリール台172の歯車部174
とがそれぞれ噛合し、 (d)第11の歯車110,第12の歯車111はそれぞれフライ
ホイール162,161の大径の歯車部162L,161Lおよびリール
台172,171の歯車部174,173とは噛合せず、 (e)モータ40の時計方向の回転が停止する。
この状態より、所定時間(例えば100mS)経過する
と、モータ40に電流が供給され、モータ40は反時計方向
に回転する(第16図のT14時点)。モータ40が反時計方
向に回転すると、モータ40の回転駆動力は第1の歯車42
→爪46→プーリ45→ベルト185→プーリ184を介してフラ
イホイール161,162に伝達され、フライホイール161は反
時計方向に回転し、フライホイール162は時計方向に回
転する。
と、モータ40に電流が供給され、モータ40は反時計方向
に回転する(第16図のT14時点)。モータ40が反時計方
向に回転すると、モータ40の回転駆動力は第1の歯車42
→爪46→プーリ45→ベルト185→プーリ184を介してフラ
イホイール161,162に伝達され、フライホイール161は反
時計方向に回転し、フライホイール162は時計方向に回
転する。
フライホイール161の回転駆動力は、このフライホイ
ール161の小径の歯車部161Sに噛合する第14の歯車115→
第16の歯車117→第15の歯車116→第13の歯車114を介し
て、第13の歯車114が噛合するリール台172の歯車部174
に伝達され、リール台172が時計方向に回転する。この
ため、リール台172に係合するカセットハーフ内蔵のリ
ールが時計方向に回転し、カセット内の磁気テープを走
行させ、A面の再生が行なわれる。
ール161の小径の歯車部161Sに噛合する第14の歯車115→
第16の歯車117→第15の歯車116→第13の歯車114を介し
て、第13の歯車114が噛合するリール台172の歯車部174
に伝達され、リール台172が時計方向に回転する。この
ため、リール台172に係合するカセットハーフ内蔵のリ
ールが時計方向に回転し、カセット内の磁気テープを走
行させ、A面の再生が行なわれる。
(C)A面再生状態から早送り(FF)状態に移行する動
作(第17図のタイミングチャート参照)。
作(第17図のタイミングチャート参照)。
A面の再生状態において、早送り(FF)用の操作スイ
ッチ203が操作される(第17図のT1時点)と、モータ40
の反時計方向の回転が停止するとともに、電磁石163,16
4への電流供給が遮断される(第17図のT2時点)。この
ため、電磁石163,164による吸着体94,93の吸着が解除さ
れ、回動レバー90,91は回動可能となる。このため、回
動レバー90,91により矢印X′方向の移動が規制されて
いたローラ131は、スプリング121Sの付勢力により矢印
X′方向に移動する。この結果、再生状態検出スイッチ
181は開成(OFF)する(第17図のT2時点)。T2時点から
所定時間(例えば100mS)経過すると、モータ40は時計
方向に回転を始める(第17図のT3時点)。このため、第
10の歯車68が時計方向に1回転する。この第10の歯車68
が1回転する間のT10時点、すなわち、ヘッドシャーシ1
21が矢印X方向に駆動されて、再生状態検出スイッチ18
1が閉成する時点で、電磁石164のみに電流が供給され
る。その後のT11時点、すなわち受光素子183の出力の立
上り時点でモータ40の回転が停止する。ここで、T10〜T
11間のローラ131の動きについて説明する。T10時点にお
いて、ローラ131は第14図(A)に示すように矢印X方
向に最も移動した状態にあり、この状態で電磁石164に
電流が供給され、吸着体93が電磁石164により吸着さ
れ、回動レバー90の回動は規制される。しかしながら、
他の電磁石163には電流が供給されないため、回動レバ
ー91は回動可能である。その後、第10の歯車68の回転に
応じてリンク85は時計方向に回動し、ヘッドシャーシ12
1は矢印X′方向に移動する。このヘッドシャーシ121の
移動に応じてローラ131も移動するが、回動レバー91の
み回動可能であるため、ローラ131は回動レバー90の傾
斜面96に沿って移動し、回動レバー91を回動させ、ロー
ラ131が基板1のカギ穴形状の孔132の孔縁の回動レバー
90の傾斜面96とによって矢印X′方向の移動が規制され
る(第14図(B))。ローラ131によって、回動レバー9
1が回動されると、回動アーム101が時計方向に回動さ
れ、回動アーム101に支持された第12の歯車111は、リー
ル台171の歯車部173およびフライホイール161の大径の
歯車部161Lに噛合しない状態になる。一方、回動アーム
100のピン108はヘッドシャーシ121のカム孔126の凹部12
6aに入るため回動アーム100に支持された第11の歯車110
は、リール台172の歯車部174およびフライホイール162
の大径の歯車部162Lに噛合する。なお、この状態におい
ては、アイドラギャ板112のピン120は、ヘッドシャーシ
121の長孔部127aに入っているため、アイドラギャ板112
の第13,第14の歯車114,115はリール台172,171の歯車部1
74,173およびフライホイール162,161の小径の歯車部162
S,161Sに噛合しない状態にある。その後、T11時点でモ
ータ40の回転は停止する。モータ40の回転が停止して所
定時間(例えば100mS)経過すると、モータ40は反時計
方向に回転し(第17図のT12時点)、この回転駆動力が
ベルト185を介してフライホイール161,162に伝達され、
さらにフライホイール162の回転駆動力がフライホイー
ル162の大径の歯車部162L→第11の歯車110→リール台17
2の歯車部174に伝達され、磁気テープを早送りする。
ッチ203が操作される(第17図のT1時点)と、モータ40
の反時計方向の回転が停止するとともに、電磁石163,16
4への電流供給が遮断される(第17図のT2時点)。この
ため、電磁石163,164による吸着体94,93の吸着が解除さ
れ、回動レバー90,91は回動可能となる。このため、回
動レバー90,91により矢印X′方向の移動が規制されて
いたローラ131は、スプリング121Sの付勢力により矢印
X′方向に移動する。この結果、再生状態検出スイッチ
181は開成(OFF)する(第17図のT2時点)。T2時点から
所定時間(例えば100mS)経過すると、モータ40は時計
方向に回転を始める(第17図のT3時点)。このため、第
10の歯車68が時計方向に1回転する。この第10の歯車68
が1回転する間のT10時点、すなわち、ヘッドシャーシ1
21が矢印X方向に駆動されて、再生状態検出スイッチ18
1が閉成する時点で、電磁石164のみに電流が供給され
る。その後のT11時点、すなわち受光素子183の出力の立
上り時点でモータ40の回転が停止する。ここで、T10〜T
11間のローラ131の動きについて説明する。T10時点にお
いて、ローラ131は第14図(A)に示すように矢印X方
向に最も移動した状態にあり、この状態で電磁石164に
電流が供給され、吸着体93が電磁石164により吸着さ
れ、回動レバー90の回動は規制される。しかしながら、
他の電磁石163には電流が供給されないため、回動レバ
ー91は回動可能である。その後、第10の歯車68の回転に
応じてリンク85は時計方向に回動し、ヘッドシャーシ12
1は矢印X′方向に移動する。このヘッドシャーシ121の
移動に応じてローラ131も移動するが、回動レバー91の
み回動可能であるため、ローラ131は回動レバー90の傾
斜面96に沿って移動し、回動レバー91を回動させ、ロー
ラ131が基板1のカギ穴形状の孔132の孔縁の回動レバー
90の傾斜面96とによって矢印X′方向の移動が規制され
る(第14図(B))。ローラ131によって、回動レバー9
1が回動されると、回動アーム101が時計方向に回動さ
れ、回動アーム101に支持された第12の歯車111は、リー
ル台171の歯車部173およびフライホイール161の大径の
歯車部161Lに噛合しない状態になる。一方、回動アーム
100のピン108はヘッドシャーシ121のカム孔126の凹部12
6aに入るため回動アーム100に支持された第11の歯車110
は、リール台172の歯車部174およびフライホイール162
の大径の歯車部162Lに噛合する。なお、この状態におい
ては、アイドラギャ板112のピン120は、ヘッドシャーシ
121の長孔部127aに入っているため、アイドラギャ板112
の第13,第14の歯車114,115はリール台172,171の歯車部1
74,173およびフライホイール162,161の小径の歯車部162
S,161Sに噛合しない状態にある。その後、T11時点でモ
ータ40の回転は停止する。モータ40の回転が停止して所
定時間(例えば100mS)経過すると、モータ40は反時計
方向に回転し(第17図のT12時点)、この回転駆動力が
ベルト185を介してフライホイール161,162に伝達され、
さらにフライホイール162の回転駆動力がフライホイー
ル162の大径の歯車部162L→第11の歯車110→リール台17
2の歯車部174に伝達され、磁気テープを早送りする。
(D)A面再生状態から早戻し(REW)状態に移行する
動作(第17図のタイミングチャート参照)。
動作(第17図のタイミングチャート参照)。
早戻し(REW)用の操作スイッチ204が操作され、A面
再生状態から早戻し(REW)状態に移行する動作は、第1
7図に示すA面再生状態から早送り(FF)状態に移行す
る動作と似ているが、第17図におけるT10時点におい
て、電磁石163のみに電流が供給される点が異なる。第1
7図におけるT10時点において電磁石163のみに電流が供
給されると、吸着体94が電磁石163によって吸着される
結果、回動レバー91の回動は規制される。一方、回動レ
バー90は回動可能な状態にあるため、ローラ131が矢印
X′方向に移動する際、ローラ131によって回動レバー9
0は時計方向(第7図)に回動される。この結果、回動
アーム100は摺動レバー98を介して回動され、この回動
アーム100に支持された第11の歯車110は、リール台172
の歯車部174およびフライホイール162の大径の歯車部16
2Lに噛合しない状態となる。一方、この状態において回
動アーム101のピン109はヘッドシャーシ121のカム孔125
の凹部125aに入るため、回動アーム101に支持された第1
2の歯車111は、リール台171の歯車部173およびフライホ
イール161の大径の歯車部161Lに噛合する。この結果、
第17図のT12時点でモータ40が反時計方向に回転し始め
ると、この回転駆動力がベルト185→フライホイール161
→第12の歯車111→リール台171に伝達され、早戻し(RE
W)動作が行なわれる。
再生状態から早戻し(REW)状態に移行する動作は、第1
7図に示すA面再生状態から早送り(FF)状態に移行す
る動作と似ているが、第17図におけるT10時点におい
て、電磁石163のみに電流が供給される点が異なる。第1
7図におけるT10時点において電磁石163のみに電流が供
給されると、吸着体94が電磁石163によって吸着される
結果、回動レバー91の回動は規制される。一方、回動レ
バー90は回動可能な状態にあるため、ローラ131が矢印
X′方向に移動する際、ローラ131によって回動レバー9
0は時計方向(第7図)に回動される。この結果、回動
アーム100は摺動レバー98を介して回動され、この回動
アーム100に支持された第11の歯車110は、リール台172
の歯車部174およびフライホイール162の大径の歯車部16
2Lに噛合しない状態となる。一方、この状態において回
動アーム101のピン109はヘッドシャーシ121のカム孔125
の凹部125aに入るため、回動アーム101に支持された第1
2の歯車111は、リール台171の歯車部173およびフライホ
イール161の大径の歯車部161Lに噛合する。この結果、
第17図のT12時点でモータ40が反時計方向に回転し始め
ると、この回転駆動力がベルト185→フライホイール161
→第12の歯車111→リール台171に伝達され、早戻し(RE
W)動作が行なわれる。
(E)A面の早送り(FF)状態からA面再生状態に移
行する動作(第18図のタイミングチャート参照)。
行する動作(第18図のタイミングチャート参照)。
A面の早送り(FF)状態において、この早送り状態を
終了させるために、ストップ(STOP)用の操作スイッチ
202を操作する(第18図のT1時点)と、所定時間後モー
タ40の回転が停止するとともに電磁石164への電流供給
が遮断される(第18図のT2時点)。その後所定時間(例
えば100mS)経過すると、モータ40に電流が供給され、
モータ40は時計方向に回転する(第18図のT3時点)。こ
のため、第10の歯車68は1回転し、T10時点で停止す
る。この間のT9時点において、再生状態検出スイッチ18
1が閉成し、電磁石163,164に電流が供給される。このた
め、ローラ131は回動レバー90,91によって、矢印X′方
向の移動が規制され、ヘッドシャーシ121は再生位置に
保持される。このため、第18図のT11時点でモータ40が
反時計方向に回転し始めると、A面の再生が行なわれ
る。
終了させるために、ストップ(STOP)用の操作スイッチ
202を操作する(第18図のT1時点)と、所定時間後モー
タ40の回転が停止するとともに電磁石164への電流供給
が遮断される(第18図のT2時点)。その後所定時間(例
えば100mS)経過すると、モータ40に電流が供給され、
モータ40は時計方向に回転する(第18図のT3時点)。こ
のため、第10の歯車68は1回転し、T10時点で停止す
る。この間のT9時点において、再生状態検出スイッチ18
1が閉成し、電磁石163,164に電流が供給される。このた
め、ローラ131は回動レバー90,91によって、矢印X′方
向の移動が規制され、ヘッドシャーシ121は再生位置に
保持される。このため、第18図のT11時点でモータ40が
反時計方向に回転し始めると、A面の再生が行なわれ
る。
(F)A面再生状態からB面再生状態に移行する動作
(第19図のタイミングチャート参照)。
(第19図のタイミングチャート参照)。
第19図に示すように、A面再生状態においてプログラ
ム切換用の操作スイッチ205が操作される(第19図のT1
時点)と、所定時間後のT2時点において、モータ40の回
転が停止するとともに、電磁石163,164への電流供給が
遮断される。その後、所定時間(例えば100mS)経過す
ると、モータ40に電流が供給され、モータ40は時計方向
に回転する(第19図のT3時点)。このため、第10の歯車
68が時計方向にほぼ180°回転し、T7時点で停止する。
この間のT5時点で切換スイッチ179が切換えられ、またT
6時点で再生状態検出スイッチ181が閉成し、電磁石163,
164に電流が供給される。T3〜T7間に第10の歯車68が、
第13図(A)に示す状態から第13図(B)に示す状態ま
でほぼ180°回転するが、この間にヘッドシャーシ121に
摺動自在に支持された摺動板144は、レバー81のピン83
により右方向(Y′方向)に駆動される。このため、ア
イドラギャ板112は反時計方向に駆動され、アイドラギ
ャ板112の第13の歯車114はフライホイール162の小径の
歯車部162Sに噛合し、また第14の歯車115はリール台171
の歯車部173に噛合する。このため、第19図のT8時点で
モータ4が反時計方向に回転すると、その回転駆動力が
ベルト185→フライホイール162→第13の歯車114→第15
の歯車116→第16の歯車117→第14の歯車115→リール台1
71に伝達され、磁気テープが走行され、B面の再生が行
なわれる。
ム切換用の操作スイッチ205が操作される(第19図のT1
時点)と、所定時間後のT2時点において、モータ40の回
転が停止するとともに、電磁石163,164への電流供給が
遮断される。その後、所定時間(例えば100mS)経過す
ると、モータ40に電流が供給され、モータ40は時計方向
に回転する(第19図のT3時点)。このため、第10の歯車
68が時計方向にほぼ180°回転し、T7時点で停止する。
この間のT5時点で切換スイッチ179が切換えられ、またT
6時点で再生状態検出スイッチ181が閉成し、電磁石163,
164に電流が供給される。T3〜T7間に第10の歯車68が、
第13図(A)に示す状態から第13図(B)に示す状態ま
でほぼ180°回転するが、この間にヘッドシャーシ121に
摺動自在に支持された摺動板144は、レバー81のピン83
により右方向(Y′方向)に駆動される。このため、ア
イドラギャ板112は反時計方向に駆動され、アイドラギ
ャ板112の第13の歯車114はフライホイール162の小径の
歯車部162Sに噛合し、また第14の歯車115はリール台171
の歯車部173に噛合する。このため、第19図のT8時点で
モータ4が反時計方向に回転すると、その回転駆動力が
ベルト185→フライホイール162→第13の歯車114→第15
の歯車116→第16の歯車117→第14の歯車115→リール台1
71に伝達され、磁気テープが走行され、B面の再生が行
なわれる。
(G)A面の終端でB面の再生状態に移行する動作
(第20図のタイミングチャート参照)。
(第20図のタイミングチャート参照)。
第20図に示すように、A面の再生状態においては、リ
ール台171,172が回転しているため、受光素子192より矩
形信号が出力されている。ここで、A面の終端になる
(第20図のT1時点)と、リール台171,172の回転は停止
し、受光素子192より矩形信号が出力されなくなる。A
面再生状態においては、受光素子192の出力の立下り時
点で制御回路のタイマーをリセットしており、リール台
171の回転が停止し、タイマーをリセットできなくなる
と、タイマーはカウントアップされる。タイマーが所定
値までカウントされると、モータ40への電流供給が遮断
され、モータ40の回転が停止するとともに、電磁石163,
164への電流供給が遮断される(第20図のT2時点)。こ
のため、回動レバー90,91によって矢印X′方向の移動
が規制されていたローラ131は、スプリング121Sの付勢
力により、ヘッドシャーシ121とともに矢印X′方向に
移動する。このため、再生状態検出スイッチ181が開成
する。その後所定時間経過すると、モータ40に電流が供
給され、モータ40は時計方向に回転する(第20図のT3時
点)。このため、第10の歯車68は時計方向180°回転
し、T7時点で停止する。この間、T5時点で切換スイッチ
179が切換えられ、またT6時点再生状態検出スイッチ181
が閉成し、電磁石163,164に電流が供給される。また、
第10の歯車68が時計方向に180°回転する間に、ヘッド
シャーシ121に摺動自在に支持された摺動板144は、レバ
ー81のピン83により右方向(Y′方向)に駆動されるた
め、アイドラギャ板112は線材147によって、反時計方向
に駆動され第13の歯車114がフライホイール162の小径の
歯車部162Sに噛合し、また第14の歯車115がリール台171
の歯車部173に噛合する。この結果T8時点でモータ40が
反時計方向に回転すると、この回転駆動力が、ベルト18
5→フライホイール162→第13の歯車114→第15の歯車116
→第16の歯車117→第14の歯車115→リール台171に伝達
され、B面の再生状態になる。
ール台171,172が回転しているため、受光素子192より矩
形信号が出力されている。ここで、A面の終端になる
(第20図のT1時点)と、リール台171,172の回転は停止
し、受光素子192より矩形信号が出力されなくなる。A
面再生状態においては、受光素子192の出力の立下り時
点で制御回路のタイマーをリセットしており、リール台
171の回転が停止し、タイマーをリセットできなくなる
と、タイマーはカウントアップされる。タイマーが所定
値までカウントされると、モータ40への電流供給が遮断
され、モータ40の回転が停止するとともに、電磁石163,
164への電流供給が遮断される(第20図のT2時点)。こ
のため、回動レバー90,91によって矢印X′方向の移動
が規制されていたローラ131は、スプリング121Sの付勢
力により、ヘッドシャーシ121とともに矢印X′方向に
移動する。このため、再生状態検出スイッチ181が開成
する。その後所定時間経過すると、モータ40に電流が供
給され、モータ40は時計方向に回転する(第20図のT3時
点)。このため、第10の歯車68は時計方向180°回転
し、T7時点で停止する。この間、T5時点で切換スイッチ
179が切換えられ、またT6時点再生状態検出スイッチ181
が閉成し、電磁石163,164に電流が供給される。また、
第10の歯車68が時計方向に180°回転する間に、ヘッド
シャーシ121に摺動自在に支持された摺動板144は、レバ
ー81のピン83により右方向(Y′方向)に駆動されるた
め、アイドラギャ板112は線材147によって、反時計方向
に駆動され第13の歯車114がフライホイール162の小径の
歯車部162Sに噛合し、また第14の歯車115がリール台171
の歯車部173に噛合する。この結果T8時点でモータ40が
反時計方向に回転すると、この回転駆動力が、ベルト18
5→フライホイール162→第13の歯車114→第15の歯車116
→第16の歯車117→第14の歯車115→リール台171に伝達
され、B面の再生状態になる。
(H)A面又はB面の再生状態を停止し、カセットハ
ーフを排出する動作(第21図のタイミングチャート参
照)。
ーフを排出する動作(第21図のタイミングチャート参
照)。
A面(又はB面)再生状態において、イジェクト(EJ
ECT)用の操作スイッチ202を操作する(第21図のT1時
点)と、所定時間後モータ40の回転は停止し、電磁石16
3,164への電流供給が遮断される(第21図のT2時点)。
このため、ヘッドシャーシ121は矢印X′方向に移動
し、再生状態検出スイッチ181は開成する。また、T2時
点においてプランジャソレノイド53に電流が供給される
ため、モードクラッチレバー48が反時計方向に回動さ
れ、かつクラッチレバー62がモードクラッチレバー48に
より反時計方向に回動される。このため、モードクラッ
チレバー48に支持された第3の歯車49は、モータ40の回
転軸41に固定された第1の歯車42と噛合し、またクラッ
チレバー62に支持された第8の歯車63の大径の歯車63L
と第2の歯車43との噛合は解除される。T2時点より所定
時間(例えば100mS)経過すると、モータ40は反時計方
向に回転し始める(第21図のT3時点)。このため、モー
タ40の回転駆動力が、第3の歯車49→第4の歯車50→第
5の歯車51→第6の歯車52→ラック33に伝達され、キャ
リッジ21は矢印Y方向に移動する。キャリッジ21の矢印
Y方向の移動に伴い、カセット押え板35は回動し、かつ
リンク8が時計方向に回動するためリフタ板30,31は基
板1より離れる方向(リフタ板30,31の開脚角度が小さ
くなる方向)に回動する。このため、カセットハーフは
基板1より離れる方向に移動される。このため、第21図
のT4時点において、カセット検出スイッチ176は開成(O
FF)する。その後、キャリッジ21によってカセットハー
フは矢印Y方向に移送され、T5時点でカセット挿入検出
スイッチ15が開成(OFF)し、さらにT6時点でイジェク
ト検出スイッチ16が開成(OFF)し、モータ40への電流
供給が遮断され、さらにプランジャソレノイド53への電
流供給が遮断され、イジェクト動作が終了する。
ECT)用の操作スイッチ202を操作する(第21図のT1時
点)と、所定時間後モータ40の回転は停止し、電磁石16
3,164への電流供給が遮断される(第21図のT2時点)。
このため、ヘッドシャーシ121は矢印X′方向に移動
し、再生状態検出スイッチ181は開成する。また、T2時
点においてプランジャソレノイド53に電流が供給される
ため、モードクラッチレバー48が反時計方向に回動さ
れ、かつクラッチレバー62がモードクラッチレバー48に
より反時計方向に回動される。このため、モードクラッ
チレバー48に支持された第3の歯車49は、モータ40の回
転軸41に固定された第1の歯車42と噛合し、またクラッ
チレバー62に支持された第8の歯車63の大径の歯車63L
と第2の歯車43との噛合は解除される。T2時点より所定
時間(例えば100mS)経過すると、モータ40は反時計方
向に回転し始める(第21図のT3時点)。このため、モー
タ40の回転駆動力が、第3の歯車49→第4の歯車50→第
5の歯車51→第6の歯車52→ラック33に伝達され、キャ
リッジ21は矢印Y方向に移動する。キャリッジ21の矢印
Y方向の移動に伴い、カセット押え板35は回動し、かつ
リンク8が時計方向に回動するためリフタ板30,31は基
板1より離れる方向(リフタ板30,31の開脚角度が小さ
くなる方向)に回動する。このため、カセットハーフは
基板1より離れる方向に移動される。このため、第21図
のT4時点において、カセット検出スイッチ176は開成(O
FF)する。その後、キャリッジ21によってカセットハー
フは矢印Y方向に移送され、T5時点でカセット挿入検出
スイッチ15が開成(OFF)し、さらにT6時点でイジェク
ト検出スイッチ16が開成(OFF)し、モータ40への電流
供給が遮断され、さらにプランジャソレノイド53への電
流供給が遮断され、イジェクト動作が終了する。
なお、他の動作は上記各動作の一部を変えた動作であ
り、詳細については上記各動作から理解できるので省略
する。
り、詳細については上記各動作から理解できるので省略
する。
発明の効果 本発明は上記実施例より明らかなように、操作スイッ
チによる動作指示及び検出手段による検出結果に基づい
てモータのオン、オフ制御を行い、モータの回転動作を
往復摺動機構によりレバーの往復摺動運動に変換し、上
記レバーの往復摺動動作に応じてヘッドシャーシを摺動
させるとともに、上記レバーの往復摺動運動における両
終端位置にて磁気テープの走行方向を切換えることによ
り、従来に比べて機構が簡単になるという利点を有する
ものである。
チによる動作指示及び検出手段による検出結果に基づい
てモータのオン、オフ制御を行い、モータの回転動作を
往復摺動機構によりレバーの往復摺動運動に変換し、上
記レバーの往復摺動動作に応じてヘッドシャーシを摺動
させるとともに、上記レバーの往復摺動運動における両
終端位置にて磁気テープの走行方向を切換えることによ
り、従来に比べて機構が簡単になるという利点を有する
ものである。
第1図は本発明の一実施例における磁気記録再生装置の
要部の分解斜視図、第2図は同装置の表面側の斜視図、
第3図は同装置の裏面側の斜視図、第4図は同装置の表
面側の分解斜視図、第5図は同装置の裏面側の分解斜視
図、第6図は同装置のモータ近傍の分解斜視図、第7図
は同装置の磁気テープ走行モード切換機構の主要部の分
解斜視図、第8図は同装置の一部の分解斜視図、第9図
(A).(B)は同装置に用いる第1の歯車42の上面図
および下面図、第10図(A)は同装置に用いる第2の歯
車43の上面図、第10図(B)は同装置に用いるプーリ45
の下面図、第11図(A).(B)は同装置の第1の歯車
とプーリと爪との関係を示す図、第12図は同装置に用い
るフライホイールの斜視図、第13図(A).(B)は同
装置の磁気テープ走行モード切換機構の一部の動作説明
図、第14図(A).(B).(C)は同装置の回動レバ
ーの動作を説明する図、第15図は同装置の制御系のブロ
ック図、第16図〜第21図は同装置のタイミングチャート
である。 1…基板、15…カセット挿入検出スイッチ、16…イジェ
クト検出スイッチ、21…キャリッジ、22…ラック、30,3
1…リフタ板、35…カセット押え板、40…モータ、41…
回転軸、42…第1の歯車、43…第2の歯車、44…爪、45
…プーリ、46…爪、48…モードクラッチレバー、49…第
3の歯車、50…第4の歯車、51…第5の歯車、52…第6
の歯車、53…プランジャソレノイド、61…第7の歯車、
62…クラッチレバー、63…第8の歯車、66…第9の歯
車、68…第10の歯車、70…レバー、72…摺動レバー、7
3,74…ピン、77…回動レバー、84,85…リンク、90,91…
回動レバー、93,94…吸着体、98…摺動レバー、100,101
…回動アーム、110…第11の歯車、111…第12の歯車、11
2…アイドラギャ板、114…第13の歯車、115…第14の歯
車、116…第15の歯車、117…第16の歯車、121…ヘッド
シャーシ、122…磁気ヘッド、129…アーム、131…ロー
ラ、137,138…軸受、143…駆動ピン、144…摺動板、147
…線材、153,154…ピンチローラ、159,160…キャプスタ
ン軸、161,162…フライホイール、163,164…電磁石、17
1,172…リール台、176…カセット検出スイッチ、179…
切換スイッチ、181…再生状態検出スイッチ、184…プー
リ、185…ベルト、200…制御回路、202〜207…操作スイ
ッチ。
要部の分解斜視図、第2図は同装置の表面側の斜視図、
第3図は同装置の裏面側の斜視図、第4図は同装置の表
面側の分解斜視図、第5図は同装置の裏面側の分解斜視
図、第6図は同装置のモータ近傍の分解斜視図、第7図
は同装置の磁気テープ走行モード切換機構の主要部の分
解斜視図、第8図は同装置の一部の分解斜視図、第9図
(A).(B)は同装置に用いる第1の歯車42の上面図
および下面図、第10図(A)は同装置に用いる第2の歯
車43の上面図、第10図(B)は同装置に用いるプーリ45
の下面図、第11図(A).(B)は同装置の第1の歯車
とプーリと爪との関係を示す図、第12図は同装置に用い
るフライホイールの斜視図、第13図(A).(B)は同
装置の磁気テープ走行モード切換機構の一部の動作説明
図、第14図(A).(B).(C)は同装置の回動レバ
ーの動作を説明する図、第15図は同装置の制御系のブロ
ック図、第16図〜第21図は同装置のタイミングチャート
である。 1…基板、15…カセット挿入検出スイッチ、16…イジェ
クト検出スイッチ、21…キャリッジ、22…ラック、30,3
1…リフタ板、35…カセット押え板、40…モータ、41…
回転軸、42…第1の歯車、43…第2の歯車、44…爪、45
…プーリ、46…爪、48…モードクラッチレバー、49…第
3の歯車、50…第4の歯車、51…第5の歯車、52…第6
の歯車、53…プランジャソレノイド、61…第7の歯車、
62…クラッチレバー、63…第8の歯車、66…第9の歯
車、68…第10の歯車、70…レバー、72…摺動レバー、7
3,74…ピン、77…回動レバー、84,85…リンク、90,91…
回動レバー、93,94…吸着体、98…摺動レバー、100,101
…回動アーム、110…第11の歯車、111…第12の歯車、11
2…アイドラギャ板、114…第13の歯車、115…第14の歯
車、116…第15の歯車、117…第16の歯車、121…ヘッド
シャーシ、122…磁気ヘッド、129…アーム、131…ロー
ラ、137,138…軸受、143…駆動ピン、144…摺動板、147
…線材、153,154…ピンチローラ、159,160…キャプスタ
ン軸、161,162…フライホイール、163,164…電磁石、17
1,172…リール台、176…カセット検出スイッチ、179…
切換スイッチ、181…再生状態検出スイッチ、184…プー
リ、185…ベルト、200…制御回路、202〜207…操作スイ
ッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金田 正隆 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中目 修司 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 中山 省吾 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−71153(JP,A) 実開 昭59−157252(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】モータの回転運動を摺動自在なレバーの往
復摺動運動に変換する往復摺動機構と、磁気ヘッドが設
けられた摺動自在なヘッドシャーシと、上記レバーと上
記ヘッドシャーシとを連結し上記レバーの往復摺動動作
に応じて上記ヘッドシャーシを摺動させるリンク機構
と、上記レバーの往復摺動運動における両終端位置にて
磁気テープの走行方向を切換える走行方向切換機構と、
磁気テープの走行方向を切換える指示を行う操作スイッ
チと、上記レバーの往復摺動運動における両終端位置の
中間にて上記レバーの停止位置を検出する検出手段と、
上記操作スイッチによる動作指示および上記検出手段の
検出結果に基づいて上記モータのオン、オフを制御する
制御手段とからなる磁気記録再生装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59265760A JPH0812729B2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 磁気記録再生装置 |
US06/809,404 US4760479A (en) | 1984-12-17 | 1985-12-16 | Cassette magnetic recording and reproducing device employing a single reversible motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59265760A JPH0812729B2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61144748A JPS61144748A (ja) | 1986-07-02 |
JPH0812729B2 true JPH0812729B2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=17421632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59265760A Expired - Lifetime JPH0812729B2 (ja) | 1984-12-17 | 1984-12-17 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0812729B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5971153A (ja) * | 1982-10-15 | 1984-04-21 | Sanyo Electric Co Ltd | テ−プレコ−ダ−の動作切換装置 |
JPS59157252U (ja) * | 1983-04-07 | 1984-10-22 | 三洋電機株式会社 | テ−プ巻取り装置 |
-
1984
- 1984-12-17 JP JP59265760A patent/JPH0812729B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61144748A (ja) | 1986-07-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |