JPH08126853A - 遠心分離機 - Google Patents
遠心分離機Info
- Publication number
- JPH08126853A JPH08126853A JP26560894A JP26560894A JPH08126853A JP H08126853 A JPH08126853 A JP H08126853A JP 26560894 A JP26560894 A JP 26560894A JP 26560894 A JP26560894 A JP 26560894A JP H08126853 A JPH08126853 A JP H08126853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- power failure
- centrifuge
- failure occurs
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Centrifugal Separators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、遠心分離機のようにある一定時間
で運転を行っている装置の運転機能に関するものであ
り、その目的とするところは、運転中停電が発生した場
合、自動的に停電時間を加味して運転停止時刻を管理
し、ユーザに有用な運転情報を提供することである。 【構成】 ロータ1は駆動装置2により回転駆動され、
駆動装置2は時計4と運転時間等を設定できる時間設定
器5と表示部6とスタートスイッチ7と記憶装置8と補
助用電池9を有した制御回路3により運転制御される。
で運転を行っている装置の運転機能に関するものであ
り、その目的とするところは、運転中停電が発生した場
合、自動的に停電時間を加味して運転停止時刻を管理
し、ユーザに有用な運転情報を提供することである。 【構成】 ロータ1は駆動装置2により回転駆動され、
駆動装置2は時計4と運転時間等を設定できる時間設定
器5と表示部6とスタートスイッチ7と記憶装置8と補
助用電池9を有した制御回路3により運転制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心分離機のように運
転時間が試料の種類によっては数十時間にも及ぶ機器に
関するものである。
転時間が試料の種類によっては数十時間にも及ぶ機器に
関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の遠心分離機は、通常運転時間を設定
し運転を開始するが、運転中停電が発生した場合、停電
発生時に運転開始時からの通算運転時間と運転の設定時
間を制御回路内の記憶装置に記憶し、通電復帰後回転体
であるロータが回転している場合直ちに、記憶しておい
た設定時間と停電発生時までの通算運転時間を呼出し残
時間を算出して運転を継続していた。
し運転を開始するが、運転中停電が発生した場合、停電
発生時に運転開始時からの通算運転時間と運転の設定時
間を制御回路内の記憶装置に記憶し、通電復帰後回転体
であるロータが回転している場合直ちに、記憶しておい
た設定時間と停電発生時までの通算運転時間を呼出し残
時間を算出して運転を継続していた。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】従来の遠心分離機で
は、運転中停電が発生し通電再開した場合、停電が発生
したという事象は操作パネル部等に表示させることはで
きるが、停電した時間や停電が発生した時刻および通電
が復帰した時刻は表示させることができなかった。
は、運転中停電が発生し通電再開した場合、停電が発生
したという事象は操作パネル部等に表示させることはで
きるが、停電した時間や停電が発生した時刻および通電
が復帰した時刻は表示させることができなかった。
【0004】また停電時間が長くなると、設定時間と運
転開始した時刻よりユーザが当初予定していた運転停止
時刻(ユーザが計算したもの)もわからなくなり、運転
再開後に残時間を現在時刻に足して停止時刻を算出する
という煩わしさがあった。
転開始した時刻よりユーザが当初予定していた運転停止
時刻(ユーザが計算したもの)もわからなくなり、運転
再開後に残時間を現在時刻に足して停止時刻を算出する
という煩わしさがあった。
【0005】本発明の目的は、運転中停電が発生した場
合、通電再開後遠心分離機が自動的に停電時間及び停止
時刻の算出を行うことで面倒な時間の計算を省き、ユー
ザに有用な運転情報を提供できるということである。
合、通電再開後遠心分離機が自動的に停電時間及び停止
時刻の算出を行うことで面倒な時間の計算を省き、ユー
ザに有用な運転情報を提供できるということである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、運転の時間
管理を時計により行い、停電が発生した時刻と通電復帰
時の時刻を計測し、停電時間を算出するとともに停電時
刻を変更するという機能を追加することで達成される。
管理を時計により行い、停電が発生した時刻と通電復帰
時の時刻を計測し、停電時間を算出するとともに停電時
刻を変更するという機能を追加することで達成される。
【0007】
【作用】上記のように構成された機能は、運転中停電が
発生し通電復帰後、停電時間分停止時刻を延長して運転
するように動作する。
発生し通電復帰後、停電時間分停止時刻を延長して運転
するように動作する。
【0008】
【実施例】図1において、試料を挿入したロータ1は駆
動装置2により高速に回転させられる。駆動装置2は制
御回路3により制御、運転され、制御回路3には時計4
が接続され、時刻がカウントできるようになっている。
時間設定器5は運転時間や運転開始時刻および運転停止
時刻を設定でき、表示部6は時間設定器で設定された時
間や時刻、現在時刻や運転に関する時間など、更にロー
タの回転数、温度等運転の設定値や状態値、各種警報を
表示できる。スタートスイッチ7は運転を開始するスイ
ッチであり、制御回路2に内蔵された記憶装置8は時間
設定器5で設定された時間や時刻ならびに運転中の時間
に関する情報、さらには回転数等の各種設定値や状態値
を記憶できる。補助用電池9は停電中でも時計4および
記憶装置8がその機能を発揮できるようにするために設
けてある。
動装置2により高速に回転させられる。駆動装置2は制
御回路3により制御、運転され、制御回路3には時計4
が接続され、時刻がカウントできるようになっている。
時間設定器5は運転時間や運転開始時刻および運転停止
時刻を設定でき、表示部6は時間設定器で設定された時
間や時刻、現在時刻や運転に関する時間など、更にロー
タの回転数、温度等運転の設定値や状態値、各種警報を
表示できる。スタートスイッチ7は運転を開始するスイ
ッチであり、制御回路2に内蔵された記憶装置8は時間
設定器5で設定された時間や時刻ならびに運転中の時間
に関する情報、さらには回転数等の各種設定値や状態値
を記憶できる。補助用電池9は停電中でも時計4および
記憶装置8がその機能を発揮できるようにするために設
けてある。
【0009】以下、図2及び図3に示すフローチャート
に従い説明する。図2において、現在時刻Trは遠心分
離機が通電されている場合常に時計4により計測されて
いる。初めに運転時間(遠心分離時間)Tと運転停止時
刻Teを時間設定器5にて設定する。なお運転時間Tと
運転開始時間を設定して運転停止時刻Teを設定するこ
とも可能とする。設定終了後スタートスイッチ7をON
する。スタートスイッチ7をONした瞬間に、運転時間
Tと運転停止時刻Teと現在時刻Trの関係がTe−T
r≧Tかどうかを判断する。ここでNoの場合はアラー
ムを点灯させ運転不可とする。YESの場合はTe−T
の時刻まで待機し、Te−Tの時刻になったら駆動装置
2を加速させ遠心分離を行う。そして運転停止時刻Te
に停止する。
に従い説明する。図2において、現在時刻Trは遠心分
離機が通電されている場合常に時計4により計測されて
いる。初めに運転時間(遠心分離時間)Tと運転停止時
刻Teを時間設定器5にて設定する。なお運転時間Tと
運転開始時間を設定して運転停止時刻Teを設定するこ
とも可能とする。設定終了後スタートスイッチ7をON
する。スタートスイッチ7をONした瞬間に、運転時間
Tと運転停止時刻Teと現在時刻Trの関係がTe−T
r≧Tかどうかを判断する。ここでNoの場合はアラー
ムを点灯させ運転不可とする。YESの場合はTe−T
の時刻まで待機し、Te−Tの時刻になったら駆動装置
2を加速させ遠心分離を行う。そして運転停止時刻Te
に停止する。
【0010】図3は運転中に停電が発生した場合のフロ
ーチャートであり、制御回路8は運転中停電が発生した
場合停電発生時刻Tpfおよび運転開始からの実運転時
間(停電までの遠心分離時間)Tlを記憶装置8に格納
する。停電中でも補助用電池9により時計4は時刻Tr
をカウントする。通電が復帰すると、復帰直後の時刻T
prを記憶装置8に格納し、停電時間Tp=Tpr−T
pfと運転残時間Tz=T−Tlを計算する。ここでT
e−Tr<Tzの場合、Te+Tpを計算し算出値をあ
らたに運転停止時刻Teとする。その後Tpf、Tp
r、Tp、Te、Tzを表示部6に表示しユーザに知ら
せる。図3のフローチャートのAからBまでは、図2の
「スタートスイッチON」の事象から「時刻Teに運転
停止」の事象の間に適用される。なお図3のフローチャ
ートは停電発生後通電復帰時にロータ1が回転している
ときのみに適用してもよい。
ーチャートであり、制御回路8は運転中停電が発生した
場合停電発生時刻Tpfおよび運転開始からの実運転時
間(停電までの遠心分離時間)Tlを記憶装置8に格納
する。停電中でも補助用電池9により時計4は時刻Tr
をカウントする。通電が復帰すると、復帰直後の時刻T
prを記憶装置8に格納し、停電時間Tp=Tpr−T
pfと運転残時間Tz=T−Tlを計算する。ここでT
e−Tr<Tzの場合、Te+Tpを計算し算出値をあ
らたに運転停止時刻Teとする。その後Tpf、Tp
r、Tp、Te、Tzを表示部6に表示しユーザに知ら
せる。図3のフローチャートのAからBまでは、図2の
「スタートスイッチON」の事象から「時刻Teに運転
停止」の事象の間に適用される。なお図3のフローチャ
ートは停電発生後通電復帰時にロータ1が回転している
ときのみに適用してもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、運転中停電が発生した
場合、自動的に停電時間を認識でき且つ運転停止時刻を
延長する等の制御ができるため、面倒な運転停止時間の
計算作業の削除や停電時間の正確な把握ができ、ユーザ
に有用な運転情報を提供することができる。
場合、自動的に停電時間を認識でき且つ運転停止時刻を
延長する等の制御ができるため、面倒な運転停止時間の
計算作業の削除や停電時間の正確な把握ができ、ユーザ
に有用な運転情報を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる遠心分離機の構造を説明する全
体構成図である。
体構成図である。
【図2】 本発明になる遠心分離機の制御を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】 本発明になる遠心分離機の制御を説明するフ
ローチャートである。
ローチャートである。
1はロータ、2は駆動装置、3は制御回路、4は時計、
5は時間設定器、6は表示部、7はスタートスイッチ、
8は記憶装置、9は補助用電池である。
5は時間設定器、6は表示部、7はスタートスイッチ、
8は記憶装置、9は補助用電池である。
Claims (3)
- 【請求項1】 試料を収容するロータと、該ロータを回
転させる駆動装置と、運転時間を設定でき且つ設定され
た運転時間で該駆動装置を運転する制御回路と、現在時
刻を計測できる時計機能とを備えた遠心分離機におい
て、運転中停電が発生した場合、停電発生直前の時刻を
前記制御回路内の記憶装置が記憶し、停電中も前記時計
機能は補助用電池にて時刻を計測し、通電再開時の時刻
を計測後、停電発生時刻と通電再開時刻及び停電時間を
知らせる機能を設けたことを特徴とする遠心分離機。 - 【請求項2】 遠心分離機の運転停止時刻が設定されて
いる場合、または運転開始時刻と運転時間が設定されて
いて停止時刻が決められている場合、運転中停電が発生
し、通電再開後、前記停止時刻を停電時間に合わせて延
長して運転を継続する機能を設けたことを特徴とする請
求項1記載の遠心分離機。 - 【請求項3】 運転中停電が発生し通電再開後、前記ロ
ータが回転している場合に前記停止時刻を停電時間に合
わせて延長し運転を継続する機能を設けたことを特徴と
する請求項2記載の遠心分離機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560894A JPH08126853A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心分離機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26560894A JPH08126853A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心分離機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126853A true JPH08126853A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17419503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26560894A Pending JPH08126853A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 遠心分離機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08126853A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272247A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Kubota Seisakusho:Kk | 遠心分離機 |
JP2010058090A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
JP2010201403A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-16 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP26560894A patent/JPH08126853A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006272247A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Kubota Seisakusho:Kk | 遠心分離機 |
JP2010058090A (ja) * | 2008-09-05 | 2010-03-18 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
JP2010201403A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-16 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心分離機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20021210 |