JPH08126818A - 窒素酸化物の接触還元方法 - Google Patents
窒素酸化物の接触還元方法Info
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- JPH08126818A JPH08126818A JP6265864A JP26586494A JPH08126818A JP H08126818 A JPH08126818 A JP H08126818A JP 6265864 A JP6265864 A JP 6265864A JP 26586494 A JP26586494 A JP 26586494A JP H08126818 A JPH08126818 A JP H08126818A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】触媒の存在下、還元剤を用いて、排ガスに含ま
れる窒素酸化物を接触還元除去する方法において、窒素
酸化物の還元反応の選択性を高めた方法を提供すること
にある。 【構成】本発明は、排ガスに含まれる窒素酸化物を触媒
の存在下に還元剤を用いて接触還元する方法において、
上記還元剤として、炭化水素及び含酸素有機化合物から
選ばれる少なくとも一種を酸素過剰係数が0.1〜1.0の
酸素の存在下に150〜900℃の温度で部分酸化した
部分酸化物を用いることを特徴とする。
れる窒素酸化物を接触還元除去する方法において、窒素
酸化物の還元反応の選択性を高めた方法を提供すること
にある。 【構成】本発明は、排ガスに含まれる窒素酸化物を触媒
の存在下に還元剤を用いて接触還元する方法において、
上記還元剤として、炭化水素及び含酸素有機化合物から
選ばれる少なくとも一種を酸素過剰係数が0.1〜1.0の
酸素の存在下に150〜900℃の温度で部分酸化した
部分酸化物を用いることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には、工場、自
動車等から排出される排ガスに含まれる窒素酸化物を触
媒の存在下に還元剤を用いて接触還元する方法に関し、
詳しくは、上記還元剤として、含酸素有機化合物及び/
又は炭化水素を部分酸化した部分酸化物を用いることに
よつて、高反応性高選択性にて窒素酸化物を還元除去す
ることができる方法に関する。
動車等から排出される排ガスに含まれる窒素酸化物を触
媒の存在下に還元剤を用いて接触還元する方法に関し、
詳しくは、上記還元剤として、含酸素有機化合物及び/
又は炭化水素を部分酸化した部分酸化物を用いることに
よつて、高反応性高選択性にて窒素酸化物を還元除去す
ることができる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場、自動車等から排出される排
ガス中に含まれる窒素酸化物は、触媒の存在下に、アン
モニア、尿素、水素、一酸化炭素、炭化水素、アルコー
ル等の還元剤を用いて、窒素に還元する方法によつて、
排ガスから除去されている。しかし、上述した種々の方
法のなかで、アンモニアを還元剤とする方法は、窒素酸
化物の窒素と水への還元反応の選択性は非常に高いもの
の、アンモニアの毒性と可燃性のために、自動車等のよ
うな窒素酸化物の移動発生源に用いることは現実的では
ない。他方、常温で固体である尿素を還元剤として用い
る方法においては、尿素を水に溶解させて水溶液とし、
これを排ガスに加え、触媒に接触せしめられるが、この
ように、還元剤を水溶液として用いる場合には、水の蒸
発のために熱を必要とするので、窒素酸化物の接触還元
反応の熱効率を低下させ、しかも、窒素酸化物の反応率
が低い問題がある。
ガス中に含まれる窒素酸化物は、触媒の存在下に、アン
モニア、尿素、水素、一酸化炭素、炭化水素、アルコー
ル等の還元剤を用いて、窒素に還元する方法によつて、
排ガスから除去されている。しかし、上述した種々の方
法のなかで、アンモニアを還元剤とする方法は、窒素酸
化物の窒素と水への還元反応の選択性は非常に高いもの
の、アンモニアの毒性と可燃性のために、自動車等のよ
うな窒素酸化物の移動発生源に用いることは現実的では
ない。他方、常温で固体である尿素を還元剤として用い
る方法においては、尿素を水に溶解させて水溶液とし、
これを排ガスに加え、触媒に接触せしめられるが、この
ように、還元剤を水溶液として用いる場合には、水の蒸
発のために熱を必要とするので、窒素酸化物の接触還元
反応の熱効率を低下させ、しかも、窒素酸化物の反応率
が低い問題がある。
【0003】他方、水素や一酸化炭素を還元剤として用
いる方法は、上述したような問題は少ないものの、反応
の選択性が非常に低く、窒素酸化物の実用的な除去方法
としては、採用し難い。炭化水素や、或いはアルコール
等の含酸素化合物をそのまま排ガスに加えて還元剤とし
て用いる方法によれば、窒素酸化物の還元反応の選択性
は幾分改善されるが、しかし、未だ、選択性は不十分で
あつて、窒素酸化物の除去方法としては、実用域からは
遠い。
いる方法は、上述したような問題は少ないものの、反応
の選択性が非常に低く、窒素酸化物の実用的な除去方法
としては、採用し難い。炭化水素や、或いはアルコール
等の含酸素化合物をそのまま排ガスに加えて還元剤とし
て用いる方法によれば、窒素酸化物の還元反応の選択性
は幾分改善されるが、しかし、未だ、選択性は不十分で
あつて、窒素酸化物の除去方法としては、実用域からは
遠い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、触媒の存在
下、還元剤を用いて、排ガスに含まれる窒素酸化物、主
として一酸化窒素を接触還元する従来の方法における上
述したような問題を解決するためになされたものであつ
て、窒素酸化物の還元反応の反応性及び選択性を改善し
た方法を提供することを目的とする。
下、還元剤を用いて、排ガスに含まれる窒素酸化物、主
として一酸化窒素を接触還元する従来の方法における上
述したような問題を解決するためになされたものであつ
て、窒素酸化物の還元反応の反応性及び選択性を改善し
た方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、排ガスに含ま
れる窒素酸化物を触媒の存在下に還元剤を用いて接触還
元する方法において、上記還元剤として、炭化水素及び
含酸素有機化合物から選ばれる少なくとも一種を酸素過
剰係数が0.1〜1.0の酸素の存在下に150〜900℃
の温度で部分酸化した部分酸化物を用いることを特徴と
する。
れる窒素酸化物を触媒の存在下に還元剤を用いて接触還
元する方法において、上記還元剤として、炭化水素及び
含酸素有機化合物から選ばれる少なくとも一種を酸素過
剰係数が0.1〜1.0の酸素の存在下に150〜900℃
の温度で部分酸化した部分酸化物を用いることを特徴と
する。
【0006】本発明において、窒素酸化物とは、主成分
として、一酸化窒素を含み、その他、二酸化窒素や二酸
化三窒素等を含む。本発明による方法は、還元剤とし
て、炭化水素及び含酸素有機化合物から選ばれる少なく
とも一種を酸素過剰係数が0.1〜1.0の酸素の存在下に
150〜900℃の温度で部分酸化した部分酸化物を用
いることに特徴を有する。
として、一酸化窒素を含み、その他、二酸化窒素や二酸
化三窒素等を含む。本発明による方法は、還元剤とし
て、炭化水素及び含酸素有機化合物から選ばれる少なく
とも一種を酸素過剰係数が0.1〜1.0の酸素の存在下に
150〜900℃の温度で部分酸化した部分酸化物を用
いることに特徴を有する。
【0007】本発明において用いる炭化水素としては、
例えば、常温で気体状のものとして、メタン、エタン、
プロパン、プロピレン、ブチレン等の炭化水素ガス、液
体状のものとして、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の単一成分の
炭化水素、ガソリン、灯油、軽油、重油等の鉱油系炭化
水素等も用いることができる。特に、本発明において
は、これらのなかでも、常温で液体であるペンタン、ヘ
キサン等の単一成分の炭化水素や、ガソリン、灯油、軽
油等の鉱油系炭化水素等が好ましく用いられる。
例えば、常温で気体状のものとして、メタン、エタン、
プロパン、プロピレン、ブチレン等の炭化水素ガス、液
体状のものとして、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オ
クタン、ベンゼン、トルエン、キシレン等の単一成分の
炭化水素、ガソリン、灯油、軽油、重油等の鉱油系炭化
水素等も用いることができる。特に、本発明において
は、これらのなかでも、常温で液体であるペンタン、ヘ
キサン等の単一成分の炭化水素や、ガソリン、灯油、軽
油等の鉱油系炭化水素等が好ましく用いられる。
【0008】他方、含酸素有機化合物としては、例え
ば、アルコール類、エーテル類、カルボン酸エステル
類、ケトン類等を好ましい例として挙げることができ、
アルコール類は多価アルコール類を含むものとするが、
しかし、これらに限定されるものではない。
ば、アルコール類、エーテル類、カルボン酸エステル
類、ケトン類等を好ましい例として挙げることができ、
アルコール類は多価アルコール類を含むものとするが、
しかし、これらに限定されるものではない。
【0009】より具体的には、上記アルコール類として
は、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、芳香脂肪族
アルコール等を用いることができるが、なかでも、常温
では液体であり、後述するような反応温度では気体であ
る炭素数1〜6の脂肪族飽和若しくは不飽和アルコール
が好ましく、そのような脂肪族アルコールとして、例え
ば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、n−ブチルアルコール、イソブチルアル
コール、s−ブチルアルコール、t−ブチルアルコー
ル、アリルアルコール、ジアセトンアルコール等を挙げ
ることができる。
は、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、芳香脂肪族
アルコール等を用いることができるが、なかでも、常温
では液体であり、後述するような反応温度では気体であ
る炭素数1〜6の脂肪族飽和若しくは不飽和アルコール
が好ましく、そのような脂肪族アルコールとして、例え
ば、メタノール、エタノール、n−プロパノール、イソ
プロパノール、n−ブチルアルコール、イソブチルアル
コール、s−ブチルアルコール、t−ブチルアルコー
ル、アリルアルコール、ジアセトンアルコール等を挙げ
ることができる。
【0010】多価アルコールとしては、例えば、分子内
に水酸基を2つ以上有するシクロアルカンポリオールや
シクロアルカンポリアルカノール等の脂肪族及び脂環族
ポリオールを含むアルカンポリオールや、ポリアルキレ
ングリコール、ポリヒドロキシベンゼンを含む芳香族ポ
リオール等を挙げることができる。
に水酸基を2つ以上有するシクロアルカンポリオールや
シクロアルカンポリアルカノール等の脂肪族及び脂環族
ポリオールを含むアルカンポリオールや、ポリアルキレ
ングリコール、ポリヒドロキシベンゼンを含む芳香族ポ
リオール等を挙げることができる。
【0011】より具体的には、アルカンポリオールとし
ては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキ
サンジオール、シクロヘキサンジメタノール等のアルカ
ンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン等の
アルカントリオール、ペンタエリスリトール等のアルカ
ンテトロール、ソルビトール、シヨ糖等のより多官能の
アルカンポリオール、ソルビトールの部分脱水物等を挙
げることができる。ポリアルキレングリコールとして
は、例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリアルキレングリコール等を挙げることが
できる。また、芳香族ポリオールとしては、例えば、ハ
イドロキノンやレゾルシン等を挙げることができる。こ
れらのなかでは、常温で液体であつて、取扱いの容易な
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン等が好ましく用いられる。
ては、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ヘキサンジオール、シクロヘキ
サンジオール、シクロヘキサンジメタノール等のアルカ
ンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン等の
アルカントリオール、ペンタエリスリトール等のアルカ
ンテトロール、ソルビトール、シヨ糖等のより多官能の
アルカンポリオール、ソルビトールの部分脱水物等を挙
げることができる。ポリアルキレングリコールとして
は、例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリ
コール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリアルキレングリコール等を挙げることが
できる。また、芳香族ポリオールとしては、例えば、ハ
イドロキノンやレゾルシン等を挙げることができる。こ
れらのなかでは、常温で液体であつて、取扱いの容易な
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン等が好ましく用いられる。
【0012】上記エーテル類としては、例えば、ジメチ
ルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテ
ル、メチルプロピルエーテル、ジプロピルエーテル、メ
チルブチルエーテル、ジブチルエーテル、エチレングリ
コールジエチルエーテル等を、カルボン酸エステル類と
しては、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピ
ル、酢酸ブチル等を、また、ケトン類としては、例え
ば、アセトン、メチルエチルケトン、ジイソプロピルケ
トン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン等
を挙げることができる。
ルエーテル、メチルエチルエーテル、ジエチルエーテ
ル、メチルプロピルエーテル、ジプロピルエーテル、メ
チルブチルエーテル、ジブチルエーテル、エチレングリ
コールジエチルエーテル等を、カルボン酸エステル類と
しては、例えば、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピ
ル、酢酸ブチル等を、また、ケトン類としては、例え
ば、アセトン、メチルエチルケトン、ジイソプロピルケ
トン、メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン等
を挙げることができる。
【0013】特に、本発明においては、上記したなかで
は、実用的には、メタノール、ジブチルエーテル、ジア
セトンアルコール、エチレングリコールジエチルエーテ
ル等のアルコール類又はエーテル類が好ましく用いられ
る。上述したような炭化水素や含酸素有機化合物は、単
独で用いてもよく、又は必要に応じて、二種以上を併用
してもよい。
は、実用的には、メタノール、ジブチルエーテル、ジア
セトンアルコール、エチレングリコールジエチルエーテ
ル等のアルコール類又はエーテル類が好ましく用いられ
る。上述したような炭化水素や含酸素有機化合物は、単
独で用いてもよく、又は必要に応じて、二種以上を併用
してもよい。
【0014】本発明において、酸素過剰係数が0.1〜1.
0の酸素の存在下に150〜900℃の温度で炭化水素
及び/又は含酸素有機化合物を部分酸化した部分酸化物
を得るには、具体的には、例えば、酸素を含むキヤリア
ガスの温度を150〜900℃の範囲の温度とし、部分
酸化しようとする炭化水素及び/又は含酸素有機化合物
に対して、酸素過剰係数が0.1〜1.0となるように、上
記炭化水素及び/又は含酸素有機化合物をキヤリアガス
中に加え、部分酸化して(即ち、不完全燃焼させて)、
還元剤としての部分酸化物をキヤリアガスとのガス混合
物として得る。以下、この還元剤としての部分酸化物と
キヤリアガスとのガス混合物を還元ガスということがあ
る。
0の酸素の存在下に150〜900℃の温度で炭化水素
及び/又は含酸素有機化合物を部分酸化した部分酸化物
を得るには、具体的には、例えば、酸素を含むキヤリア
ガスの温度を150〜900℃の範囲の温度とし、部分
酸化しようとする炭化水素及び/又は含酸素有機化合物
に対して、酸素過剰係数が0.1〜1.0となるように、上
記炭化水素及び/又は含酸素有機化合物をキヤリアガス
中に加え、部分酸化して(即ち、不完全燃焼させて)、
還元剤としての部分酸化物をキヤリアガスとのガス混合
物として得る。以下、この還元剤としての部分酸化物と
キヤリアガスとのガス混合物を還元ガスということがあ
る。
【0015】本発明において、酸素過剰係数とは、還元
剤として用いる上記有機化合物を部分酸化するために用
いる酸素量をその有機化合物を完全に酸化するために必
要な理論酸素量(従つて、炭素、水素及び酸素からなる
有機化合物の場合、炭酸ガスと水とに酸化するために必
要な酸素量)で除した値であつて、本発明においては、
酸素不足の状態で炭化水素及び/又は含酸素有機化合物
を燃焼(不完全燃焼又は部分酸化)させて、その部分酸
化物として、還元ガスを得る。特に、本発明において
は、酸素過剰係数は、0.2〜0.9の範囲が好ましい。
剤として用いる上記有機化合物を部分酸化するために用
いる酸素量をその有機化合物を完全に酸化するために必
要な理論酸素量(従つて、炭素、水素及び酸素からなる
有機化合物の場合、炭酸ガスと水とに酸化するために必
要な酸素量)で除した値であつて、本発明においては、
酸素不足の状態で炭化水素及び/又は含酸素有機化合物
を燃焼(不完全燃焼又は部分酸化)させて、その部分酸
化物として、還元ガスを得る。特に、本発明において
は、酸素過剰係数は、0.2〜0.9の範囲が好ましい。
【0016】本発明によれば、触媒を反応器に充填し、
上述したようにして調製した部分酸化物を含む還元ガス
を窒素酸化物を含む排ガスに加え、窒素酸化物と上記還
元ガスを十分に均一に混合して、これを上記反応器を通
過させる。
上述したようにして調製した部分酸化物を含む還元ガス
を窒素酸化物を含む排ガスに加え、窒素酸化物と上記還
元ガスを十分に均一に混合して、これを上記反応器を通
過させる。
【0017】本発明においては、還元剤は、還元剤の有
する炭素原子換算にて、排ガスに含まれる窒素酸化物に
対して、0.1〜10倍モルの範囲にて用いられ、特に好
ましくは、1〜5倍モル量の範囲にて用いられる。即
ち、還元剤は、その1分子が炭素原子n個を有すると
き、還元剤1モルをnモルと換算して、排ガスに含まれ
る窒素酸化物に対して、0.1〜10倍モルの範囲にて用
いられる。ここに、この換算を一酸化炭素換算というこ
ととする。
する炭素原子換算にて、排ガスに含まれる窒素酸化物に
対して、0.1〜10倍モルの範囲にて用いられ、特に好
ましくは、1〜5倍モル量の範囲にて用いられる。即
ち、還元剤は、その1分子が炭素原子n個を有すると
き、還元剤1モルをnモルと換算して、排ガスに含まれ
る窒素酸化物に対して、0.1〜10倍モルの範囲にて用
いられる。ここに、この換算を一酸化炭素換算というこ
ととする。
【0018】用いる還元剤の量が一酸化炭素換算にて、
排ガスに含まれる窒素酸化物の0.1倍モル量よりも少な
いときは、十分な触媒活性を得ることができず、他方、
10倍モル量を越えるときは、未反応の還元剤の排出が
多くなり、これらを処理することが必要となるので好ま
しくない。
排ガスに含まれる窒素酸化物の0.1倍モル量よりも少な
いときは、十分な触媒活性を得ることができず、他方、
10倍モル量を越えるときは、未反応の還元剤の排出が
多くなり、これらを処理することが必要となるので好ま
しくない。
【0019】本発明に従つて、このように、還元剤とし
て、所定の条件下に炭化水素及び/又は含酸素有機化合
物を部分酸化した部分酸化物を用いることによつて、炭
化水素及び含酸素有機化合物をそのまま、単独にて、又
は混合して用いる場合に比べて、窒素酸化物の還元の反
応性と選択性が著しく高められる。
て、所定の条件下に炭化水素及び/又は含酸素有機化合
物を部分酸化した部分酸化物を用いることによつて、炭
化水素及び含酸素有機化合物をそのまま、単独にて、又
は混合して用いる場合に比べて、窒素酸化物の還元の反
応性と選択性が著しく高められる。
【0020】本発明において用いる窒素酸化物を接触還
元するための触媒は、周期律表第Ib、IIb、III
a、IIIb、IVa、IVb、Va、VIa、VII
a又はVIII族の元素のイオン又は酸化物である。こ
れらは、通常、従来より知られている担体であるアルミ
ナ、シリカ、シリカ−アルミナ、チタニア、ジルコニア
や、H−ZSM−5、H−モルデナイト等のゼオライト
にイオン交換法、含浸法、混練法等によつて担持され
る。触媒は、これら担体に担持されて、ハニカム構造
体、リング状構造体、ペレツト、粒状物等、適宜の形状
にて用いられる。
元するための触媒は、周期律表第Ib、IIb、III
a、IIIb、IVa、IVb、Va、VIa、VII
a又はVIII族の元素のイオン又は酸化物である。こ
れらは、通常、従来より知られている担体であるアルミ
ナ、シリカ、シリカ−アルミナ、チタニア、ジルコニア
や、H−ZSM−5、H−モルデナイト等のゼオライト
にイオン交換法、含浸法、混練法等によつて担持され
る。触媒は、これら担体に担持されて、ハニカム構造
体、リング状構造体、ペレツト、粒状物等、適宜の形状
にて用いられる。
【0021】上記元素のイオンをイオン交換法によつて
上記のような担体に担持させる場合は、上記元素のイオ
ンの担体への担持率は、通常、0.01〜5重量%の範囲
がよい。他方、上記元素の酸化物を触媒として担体に担
持させる場合は、触媒としてのその酸化物の担持率は、
通常、0.1〜10重量%の範囲がよい。
上記のような担体に担持させる場合は、上記元素のイオ
ンの担体への担持率は、通常、0.01〜5重量%の範囲
がよい。他方、上記元素の酸化物を触媒として担体に担
持させる場合は、触媒としてのその酸化物の担持率は、
通常、0.1〜10重量%の範囲がよい。
【0022】上記元素を例示すれば、周期律表第Ib族
の元素として、例えば、Cu、Ag等を、第IIb族の
元素として、例えば、Zn等を、第IIIa族元素とし
て、例えば、La、Ce等を、第IIIb族元素とし
て、例えば、Al、Ga等を、第IVa族元素として、
例えば、Ti、Zr等を、第IVb族元素として、例え
ば、Ge、Sn等を、第Va族元素として、例えば、
V、Nb等を、第、VIa族元素としては、例えば、C
r、Mo、W等を、第VIIa族元素としては、例え
ば、Mn等を、また、第VIII族元素として、例え
ば、Fe、Co、Ni等をそれぞれ挙げることができ
る。
の元素として、例えば、Cu、Ag等を、第IIb族の
元素として、例えば、Zn等を、第IIIa族元素とし
て、例えば、La、Ce等を、第IIIb族元素とし
て、例えば、Al、Ga等を、第IVa族元素として、
例えば、Ti、Zr等を、第IVb族元素として、例え
ば、Ge、Sn等を、第Va族元素として、例えば、
V、Nb等を、第、VIa族元素としては、例えば、C
r、Mo、W等を、第VIIa族元素としては、例え
ば、Mn等を、また、第VIII族元素として、例え
ば、Fe、Co、Ni等をそれぞれ挙げることができ
る。
【0023】本発明による方法において、窒素酸化物を
含有する排ガスは、150〜600℃の範囲の温度にて
上記触媒を充填した反応器に導かれる。特に、反応温度
は、200〜400℃の範囲が好ましい。更に、本発明
によれば、上記温度領域において、空間速度(SV)5
00〜100000程度にて、排ガスを反応器に導くこ
とによつて、排ガスに含まれる窒素酸化物を効率的に接
触還元することができる。
含有する排ガスは、150〜600℃の範囲の温度にて
上記触媒を充填した反応器に導かれる。特に、反応温度
は、200〜400℃の範囲が好ましい。更に、本発明
によれば、上記温度領域において、空間速度(SV)5
00〜100000程度にて、排ガスを反応器に導くこ
とによつて、排ガスに含まれる窒素酸化物を効率的に接
触還元することができる。
【0024】以下に実施例を挙げて本発明を説明する
が、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもので
はない。
が、本発明はこれら実施例により何ら限定されるもので
はない。
【0025】
(1)触媒の調製
【0026】実施例1 硝酸鉄(Fe(NO3 )3 ・9H2 O)11.30gをイ
オン交換水100ml中に溶解させた。120℃にて24
時間乾燥させたγ−アルミナのペレツト(住友化学工業
(株)製NK−324)を上記硝酸鉄水溶液に加え、γ
−アルミナのペレツトの細孔中に十分に硝酸イオンを含
浸させた。次いで、このように処理したγ−アルミナの
ペレツトを濾別し、表面に付着した過剰の水溶液を除去
し、120℃で18時間乾燥させた後、500℃で4時
間焼成して、Fe2 O3 をFeとして1重量%担持させ
た触媒A−1を得た。
オン交換水100ml中に溶解させた。120℃にて24
時間乾燥させたγ−アルミナのペレツト(住友化学工業
(株)製NK−324)を上記硝酸鉄水溶液に加え、γ
−アルミナのペレツトの細孔中に十分に硝酸イオンを含
浸させた。次いで、このように処理したγ−アルミナの
ペレツトを濾別し、表面に付着した過剰の水溶液を除去
し、120℃で18時間乾燥させた後、500℃で4時
間焼成して、Fe2 O3 をFeとして1重量%担持させ
た触媒A−1を得た。
【0027】実施例2 硝酸コバルト(Co(NO3 )2 ・6H2 O)7.72g
を用いた以外は、実施例1と同様にして、Co3 O4 を
Coとして1重量%担持させた触媒A−2を得た。
を用いた以外は、実施例1と同様にして、Co3 O4 を
Coとして1重量%担持させた触媒A−2を得た。
【0028】実施例3 硝酸ニツケル(Ni(NO3 )2 ・6H2 O)7.74g
を用いた以外は、実施例1と同様にして、NiOをNi
として1重量%担持させた触媒A−3を得た。
を用いた以外は、実施例1と同様にして、NiOをNi
として1重量%担持させた触媒A−3を得た。
【0029】実施例4 硝酸セリウム(Ce(NO3 )3 ・6H2 O)28.5g
をイオン交換水100mlに溶解させた。120℃にて2
4時間乾燥させた直径2mmのペンタシル型酸型ゼオライ
トのペレツト(VAWアルミニウムAG社製SM−27
をシリカゾルにてペレツトに成形したもの)約100ml
(60g)を上記硝酸セリウム水溶液に加え、30分間
放置して、上記硝酸セリウム水溶液を上記ゼオライトの
ペレツトの細孔中に十分に含浸させた。
をイオン交換水100mlに溶解させた。120℃にて2
4時間乾燥させた直径2mmのペンタシル型酸型ゼオライ
トのペレツト(VAWアルミニウムAG社製SM−27
をシリカゾルにてペレツトに成形したもの)約100ml
(60g)を上記硝酸セリウム水溶液に加え、30分間
放置して、上記硝酸セリウム水溶液を上記ゼオライトの
ペレツトの細孔中に十分に含浸させた。
【0030】次いで、このように処理したゼオライトの
ペレツトを濾別し、ペレツトの表面に付着した過剰の水
溶液を除去した後、これを6重量%のアンモニア水20
0mlに投入し、1時間放置して、ゼオライトの細孔内で
硝酸セリウムを中和加水分解させた。次いで、このよう
にして、酸化セリウムを担持させたゼオライトをイオン
交換水にて十分に洗浄した後、500℃で3時間焼成し
て、酸化セリウムを担持率10重量%にて担持させたゼ
オライトからなる触媒A−4を得た。
ペレツトを濾別し、ペレツトの表面に付着した過剰の水
溶液を除去した後、これを6重量%のアンモニア水20
0mlに投入し、1時間放置して、ゼオライトの細孔内で
硝酸セリウムを中和加水分解させた。次いで、このよう
にして、酸化セリウムを担持させたゼオライトをイオン
交換水にて十分に洗浄した後、500℃で3時間焼成し
て、酸化セリウムを担持率10重量%にて担持させたゼ
オライトからなる触媒A−4を得た。
【0031】実施例5 実施例1において用いたものと同じγ−アルミナ自体を
触媒A−5とした。
触媒A−5とした。
【0032】比較例1 触媒としてA−2を用い、還元剤として軽油を用い、こ
の軽油を直接、窒素酸化物を含むガスに加えて、窒素酸
化物の接触還元を行なつた。
の軽油を直接、窒素酸化物を含むガスに加えて、窒素酸
化物の接触還元を行なつた。
【0033】(2)還元ガスの調製 予め所定の温度に調整した気相部分酸化反応器に、用い
る炭化水素又は含酸素有機化合物を微小定量ポンプにて
所定割合にて送入すると共に、キヤリアガスとして、下
記の触媒の評価試験に用いるガス量の1/10を用い、
キヤリアガス中の酸素濃度を調整して、上記炭化水素又
は含酸素有機化合物に対する酸素過剰係数を変化させ
て、還元ガスを調製し、これを連続して窒素酸化物を含
む下記ガスに所定割合にて加えて、ガス中の窒素酸化物
を接触還元した。上記還元ガスの調製において、キヤリ
アガス及び炭化水素又は含酸素有機化合物の気相部分酸
化反応器内の滞留時間を1秒とした。
る炭化水素又は含酸素有機化合物を微小定量ポンプにて
所定割合にて送入すると共に、キヤリアガスとして、下
記の触媒の評価試験に用いるガス量の1/10を用い、
キヤリアガス中の酸素濃度を調整して、上記炭化水素又
は含酸素有機化合物に対する酸素過剰係数を変化させ
て、還元ガスを調製し、これを連続して窒素酸化物を含
む下記ガスに所定割合にて加えて、ガス中の窒素酸化物
を接触還元した。上記還元ガスの調製において、キヤリ
アガス及び炭化水素又は含酸素有機化合物の気相部分酸
化反応器内の滞留時間を1秒とした。
【0034】(3)触媒の評価試験 上述した本発明による触媒A−1からA−5を用いて、
下記の条件にて、窒素酸化物を含むガスの窒素酸化物の
接触還元を行ない、窒素の生成率をガスクロマトグラフ
イーにて求めた。窒素の生成率は、(反応器出口におけ
る窒素量/反応器入口における窒素酸化物量)×100
(%)で定義される。
下記の条件にて、窒素酸化物を含むガスの窒素酸化物の
接触還元を行ない、窒素の生成率をガスクロマトグラフ
イーにて求めた。窒素の生成率は、(反応器出口におけ
る窒素量/反応器入口における窒素酸化物量)×100
(%)で定義される。
【0035】(試験条件) (1)ガス組成 NO 500ppm O2 10容量% SO2 100ppm 還元ガス 2000ppm(一酸化炭素換算で窒素酸
化物に対して4倍モル) 水 6容量% ヘリウム 残部 (2)空間速度 10000hr-1 (3)反応温度 250℃、300℃、350℃、
400℃、450℃又は500℃ 結果を表1及び表2に示す。
化物に対して4倍モル) 水 6容量% ヘリウム 残部 (2)空間速度 10000hr-1 (3)反応温度 250℃、300℃、350℃、
400℃、450℃又は500℃ 結果を表1及び表2に示す。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 23/74 ZAB 23/745 23/75 23/755 29/40 ZAB A B01J 23/74 301 A 311 A 321 A (72)発明者 清水 宏益 大阪府堺市戎島町5丁1番地 堺化学工業 株式会社中央研究所内 (72)発明者 安川 律 大阪府堺市戎島町5丁1番地 堺化学工業 株式会社中央研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】排ガスに含まれる窒素酸化物を触媒の存在
下に還元剤を用いて接触還元する方法において、上記還
元剤として、炭化水素及び含酸素有機化合物から選ばれ
る少なくとも一種を酸素過剰係数が0.1〜1.0の酸素の
存在下に150〜900℃の温度で部分酸化した部分酸
化物を用いることを特徴とする窒素酸化物の接触還元方
法。 - 【請求項2】還元剤として、炭化水素及び含酸素有機化
合物から選ばれる少なくとも一種を酸素過剰係数が0.2
〜0.9の酸素の存在下に150〜900℃の温度で部分
酸化した部分酸化物を用いる請求項1記載の窒素酸化物
の接触還元方法。 - 【請求項3】排ガスを150〜600℃の範囲の温度に
て触媒に接触させる請求項1又は2に記載の窒素酸化物
の接触還元方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6265864A JPH08126818A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 窒素酸化物の接触還元方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6265864A JPH08126818A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 窒素酸化物の接触還元方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08126818A true JPH08126818A (ja) | 1996-05-21 |
Family
ID=17423155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6265864A Pending JPH08126818A (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | 窒素酸化物の接触還元方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08126818A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008161811A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Asahi Kasei Corp | 排NOx浄化方法 |
JP2010158618A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Hitachi Ltd | 排ガス浄化触媒及びこれを用いた排ガス浄化装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS49122474A (ja) * | 1973-03-27 | 1974-11-22 | ||
JPH04334527A (ja) * | 1991-05-08 | 1992-11-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 窒素酸化物の除去方法 |
JPH0623274A (ja) * | 1992-04-23 | 1994-02-01 | Mazda Motor Corp | 排気ガス浄化用触媒構造 |
JPH0663359A (ja) * | 1992-08-21 | 1994-03-08 | Hitachi Ltd | 窒素酸化物浄化法および排ガス浄化装置 |
JPH06205941A (ja) * | 1992-08-06 | 1994-07-26 | Agency Of Ind Science & Technol | 窒素酸化物の除去方法 |
JPH07108136A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-04-25 | Babcock Hitachi Kk | メタン含有排ガスの脱硝方法 |
JPH07246319A (ja) * | 1994-03-09 | 1995-09-26 | Agency Of Ind Science & Technol | 排ガス中の窒素酸化物除去方法及び装置 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP6265864A patent/JPH08126818A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |