JPH08125750A - 交換機の保守、運用方法 - Google Patents

交換機の保守、運用方法

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JPH08125750A
JPH08125750A JP25374894A JP25374894A JPH08125750A JP H08125750 A JPH08125750 A JP H08125750A JP 25374894 A JP25374894 A JP 25374894A JP 25374894 A JP25374894 A JP 25374894A JP H08125750 A JPH08125750 A JP H08125750A
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JP
Japan
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terminal
pseudo
exchange
duplexer
fault
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JP25374894A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Wada
哲哉 和田
Hiroyuki Okuno
浩之 奥野
Yamato Tachibana
大和 橘
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交換機における二重化装置の保守、運用方法
に関し、活線挿抜による誤動作防止した擬似障害指示方
法、他の装置に影響を与えない共通バス切断方法、局デ
ータによる端末インタフェース部分の試験、診断の効率
化を目的とする。 【構成】 交換機から両系の二重化装置に擬似障害指示
を行い、一方の片系の二重化装置からマルチ接続で、全
ての一重化装置へ共通に指示する擬似障害起動信号を送
信し、他方の片系の二重化装置からスター接続で、個々
の一重化装置へ個別に指示する擬似障害個別指示信号を
送信し、交換機から該両系の二重化装置を経由し各一重
化装置に擬似障害起動信号および擬似障害個別指示信号
を送信し、受信した擬似障害起動信号および擬似障害個
別指示信号が両方ともONしている一重化装置のみ指示
された擬似障害を発生するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機における二重化装
置の保守、運用方法に関する。一般に交換機に接続され
る入出力装置は二重化装置により多重化されて接続制御
されている。従って、一つの入出力装置の障害が他の動
作中の入出力装置に影響を与えないように、障害装置を
共通バスから直ちに切り離す必要がある。
【0002】また、交換機から二重化装置により多重化
された入出力装置を試験する場合、交換機から特定の入
出力装置に与える擬似障害指示信号が、他の運用中の入
出力装置に影響を与えないようにする必要がある。さら
に、ネットワーク診断の端末インタフェース試験におい
て、該端末を試験する際に局データの誤りを障害として
認識しないようにする必要がある。
【0003】
【従来の技術】
〔二重化装置の擬似障害指示方法〕交換機に接続される
二重化装置から複数の一重化装置を制御するシステムに
おいて、出荷試験や工事試験の信頼性を高めるため、擬
似障害指示信号を交換機から該二重化装置経由で該一重
化装置へ送信することにより、擬似障害指示信号を受信
した一重化装置は擬似障害を発生し障害信号を二重化装
置を経由し交換機へ通知する試験構成を有するシステム
が採用されている。
【0004】従来の擬似障害信号指示方法のブロック構
成図を図3に示す。図3(a)は、スター接続による一
重化装置への擬似障害信号指示方法を示し、図3(b)
は、多重化接続による一重化装置への擬似障害信号指示
方法を示す。従来の擬似障害指示信号は、活線挿抜(装
置全体に電源を供給し、運用状態で未使用装置を着脱す
る方法)を可能とするため、両系の二重化装置からそれ
ぞれスター接続、又は多重化接続による一重化装置への
擬似障害信号指示方法を採用していた。
【0005】図3(a),図3(b)において、111
11n は一重化装置、121,122 は二重化装置、13は交換
機、141 〜14n は一重化装置の分離機能、151,152 は二
重化装置の多重化機能を示す。接続線における矢印は、
交換機から二重化装置又は一重化装置に対する指示信号
を示す。
【0006】図3(a)のスター接続による一重化装置
への擬似障害信号指示方法においては、交換機13から二
重化装置121,122 に擬似信号個別指示信号が送信され、
二重化装置121,122 から各一重化装置111 〜11n に擬似
障害個別指示信号がスター状に送信されていた。
【0007】ところが、一重化装置の数が増えることに
より二重化装置からの擬似障害指示信号線数が増え、二
重化装置の接続ポイントが入りきらなくなるため、二重
化装置が一重化装置を制御できる数が制限されたり、擬
似障害の種類を制限されることなどがあった。
【0008】また、図3(b)の多重化接続による一重
化装置への擬似障害信号指示方法においては、活線挿抜
を可能としたまま、二重化装置と一重化装置間の信号線
数を減らすため、二重化装置から擬似信号を多重化し、
一重化装置へマルチ接続で指示し、一重化装置で多重化
された擬似障害信号を分離し、指示された一重化装置の
みが擬似障害を発生させることになる。
【0009】ところが、二重化装置121,122 には多重化
機能151,152 をそれぞれ具備し、一重化装置111 〜11n
にはそれぞれ分離機能141 〜14n を具備する必要がある
ため、小型化、低コスト化のさまたげとなる。 〔二重化装置の共通バス運用方法〕電子交換機の搭載装
置において、送信装置側と受信装置側とを共通バスで接
続して運用する構成がある。従来の二重化装置における
共通バス運用方法の接続構成図を図6に示す。図6
(a)は1個の送信装置に複数の受信装置がバス接続さ
れる場合を示し、図6(b)は複数の送信装置に1個の
受信装置がバス接続される場合を示す。
【0010】図6(a)において、送信装置Aの送信ド
ライバは共通バスにより複数の受信装置B1,B2,B
3の受信ドライバと多重接続されている。バスを介した
送信装置と受信装置間の構成において、障害が発生する
ポイントは送信側または受信側のドライバであることが
多い。
【0011】図6(b)において、二重化共通部E1と
E2にバス接続される個別部Fを有し、共通部のACT
系/SBY系の切替えを共通部の各送信ドライバハイイ
ンピーダンス制御により行っている。共通部と個別部の
接続には通常、個別に独立した配線を行うが、布線数の
削減を目的として共通部と個別部をバス接続する場合が
多い。 〔ネットワーク診断の端末インタフェース試験方法〕交
換機における、NW(ネットワーク)診断でのHW(ハ
イウェイ)端末インタフェース部分の試験/診断におい
て、従来、被診断端末が次のような状態になると、NW
診断は該端末を障害として認識してしまう。 ・被診断端末が局データ上には存在するが、未実装の場
合 ・被診断端末が局データ上には存在するが、実際に実装
されているものと端末種別が異なる場合 また、以下の場合は、該端末試験が行われず、診断は正
常終了してしまう。 ・実装されている端末が局データ上に存在しない場合 したがって、この様な場合、局データの誤り/設置箇所
の誤り/端末障害を判断するのに時間を要し、設置工事
試験/端末装置増設試験等の作業が効率良く行なえなか
った。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
〔二重化装置の擬似障害指示方法〕従来の二重化装置に
おける擬似障害指示方法は、活線挿抜を可能とするため
スター接続による一重化装置への擬似障害信号指示を行
う場合、一重化装置の数が増えると二重化装置からの擬
似障害指示信号線数が増え、二重化装置の制御数が制限
されるという問題があり、また多重化接続の場合は、二
重化装置に多重化機能を必要とし、一重化装置にそれぞ
れ分離機能を必要とするため、小型化、低コスト化の原
因となる。
【0013】本発明は、擬似障害指示を少ない擬似障害
信号線で行い、運用中にかかわらず一重化装置または二
重化装置を電源供給したまま装置の着脱を行っても着脱
時のノイズ等による誤動作を防止することを目的とす
る。 〔二重化装置の共通バス運用方法〕1個の送信装置に複
数の受信装置がバス接続される場合において、バスに接
続される複数の受信装置のうち、一つの受信ドライバが
アースに短絡する障害においても、このバスに接続され
る装置全体の障害となった。本発明は一つの受信ドライ
バに障害が発生しても、障害の影響を他の装置のバスに
及ぼさないようにすることを目的とする。
【0014】また二重化装置共通部と個別部とがバス接
続する場合において、SBY系装置のバスドライバにバ
スのアース短絡などの障害が発生した場合、ACT系共
通部〜個別部間のバスに影響を及ぼす恐れがあった。本
発明はSBY系送信ドライバの電源をACT系装置から
の制御により切断して、SBY系共通部をバスから切り
離して運用することを目的とする。 〔ネットワーク診断の端末インタフェース試験方法〕従
来、ネットワーク診断の端末インタフェース試験方法に
おいて、局データの誤り/設置箇所の誤り/端末障害を
判断するのに時間を要し、設置工事試験/端末装置増設
試験等の作業が効率良く行えなかった。
【0015】本発明は、交換機のNW(ネットワーク)
制御TS(タイムスロット)に以下に示す端末装置情報
を収容し、それを上位装置に読み取る事で端末装置ハー
ドウェアの状態を認識することを目的とする。 ・端末装置の実装/未実装 ・端末装置種別 ・端末装置の物理的実装位置 ・装置内パッケージの実装/未実装 ・装置内パッケージの種別
【0016】
【課題を解決するための手段】
〔二重化装置の擬似障害指示方法〕本発明の二重化装置
における擬似障害指示方法の原理構成図を図1に示す。
図1(a)は、交換機から両系の二重化装置に擬似障害
指示を行う方法を示し、図1(b)は、交換機から片系
の二重化装置に擬似障害指示を行う方法を示す。各接続
線における矢印は擬似障害指示信号の方向を示す。
【0017】図において、11 〜1n は複数の一重化装
置、21 , 22 は二重化装置、3は交換機、4は交換機
からの擬似障害指示信号、5は擬似障害起動信号、6は
擬似障害個別指示信号、7は擬似障害起動信号の指示信
号、8は擬似障害個別指示信号の指示信号を示す。
【0018】図1(a),(b)のシステム構成は、交
換機3に接続される二重化装置21,22 から複数の一重
化装置11 〜1n を制御するシステムで、出荷試験や工
事試験の信頼性を高めるため、擬似障害指示信号4を交
換機3から二重化装置21 ,22 経由で該一重化装置1
1 〜1n へ送信することにより、擬似障害指示信号4を
受信した一重化装置11 〜1n は、擬似障害を発生し、
障害信号を二重化装置21 , 22 経由し交換機3へ通知
する試験構成を有する。
【0019】図1(a)の交換機から両系の二重化装置
に擬似障害指示を行う方法は、片系の二重化装置21
らマルチ接続で、全ての一重化装置11 〜1n へ共通に
指示する擬似障害起動信号5と、もう片系の二重化装置
2 からスター接続で、個々の一重化装置11 〜1n へ
個別に指示する擬似障害個別指示信号6の2種類の擬似
障害指示信号4を送信する。
【0020】交換機3から両系の二重化装置21 ,22
を経由し各一重化装置11 〜1n に擬似障害起動信号5
および擬似障害個別指示信号6を送信し、受信した擬似
障害起動信号5および擬似障害個別指示信号6が両方と
もONしている一重化装置のみ指示された擬似障害を発
生する。
【0021】図1(b)の交換機から片系の二重化装置
に擬似障害指示を行う方法は、上記図1(a)の機能
に、さらに二重化装置22 から二重化装置21 へ擬似障
害起動信号5の指示信号7を送信し、また、二重化装置
1 から二重化装置22 へ擬似障害個別指示信号6の指
示信号8を送信するように構成し、交換機3から片系の
二重化装置21 または22 にのみ擬似障害を指示し、指
示された二重化装置21 または22 はもう片系の二重化
装置22 または21 を経由して各一重化装置11 〜1n
へ擬似障害を指示することにより、両系の二重化装置2
1 ,22 より各一重化装置11 〜1n へ擬似障害を指示
することができる。 〔二重化装置の共通バス運用方法〕本発明の二重化装置
における共通バス運用方法の原理構成図を図4に示す。
図4(a)は、1個の送信装置に複数の受信装置がバス
接続される場合を示し、図4(b)は複数の送信装置に
1個の受信装置がバス接続される場合を示す。
【0022】図4(a)において、21は送信装置、22は
送信ドライバ、23は制御回路、24は受信装置、25は受信
ドライバ、26はバス切断装置を示す。送信ドライバ22は
共通バスにより各受信装置24のバス切断装置26を経由し
て受信ドライバ25に接続され、送信装置21の制御回路23
は個別回線により各受信装置24のバス切断装置26に接続
するように構成する。
【0023】図4(b)において、31はACT系共通
部、32はSBY系共通部、33は個別部、34はACT系送
信ドライバ、35はSBY系送信ドライバ、36は個別部受
信ドライバ、37はSBY系装置ドライバ制御回路、38は
送信ドライバ電源切断回路を示す。ACT系送信ドライ
バ34とSBY系送信ドライバ35と個別部受信ドライバ36
とは共通バスにより接続され、SBY系装置ドライバ制
御回路37と送信ドライバ電源切断回路38とは共通部交絡
により接続される。
【0024】ACT系共通部31に、バスドライバの(正
極負極双方の)電源を切断するSBY系装置ドライバ制
御回路37を設け、SBY系共通部32の送信ドライバ電源
切断回路38を制御してSBY系送信ドライバ35の電源を
切断するように構成する。 〔ネットワーク診断の端末インタフェース試験方法〕交
換機における、NW(ネットワーク)診断でのHW(ハ
イウェイ)端末インタフェース部分の試験/診断におい
て、以下の手段を有する試験/診断/保守/運用方法を
構成する。 NW制御用TS(タイムスロット)の制御用ビット
にHW端末接続状態(実装/未実装、端末種別、搭載パ
ッケージの種別と物理的な搭載位置等)を収容し、それ
を読み取るソフトウェア手段によって各HW端末に接続
されている端末の状態情報を検出させるハード状態検出
方法。 設置工事試験時のNW試験において、上記の手段
を用いて最大ハード構成分の端末装置情報を読み出し、
それを基にNW試験にて使用する端末実装情報データ
(局データ)を予め用意された各端末種別毎のフォーマ
ットデータベースに従って、MM(メインメモリ)上に
自動作成する端末実装情報自動生成方法。 工事図面を基に予め作成されたMM上に配置された
局データとの手段で作成された実装情報を比較し、 ・局データ上に存在しない端末が実装情報に存在する場
合 ・局データ上の端末種別と実装情報の端末種別が異なる
場合 ・局データ上には存在するが実装情報では未実装の場合 の、各差分情報を保守コンソール等の表示装置に対して
出力する局データ/設置工事誤りチェック方法。 さらに上記の差分出力情報に対して、局データの
誤りか設置工事の誤りかを保守コンソール上にて会話形
式で作業者に入力させ、局データ誤りの場合には実装情
報データを基にその局データの誤った部分を自動修正す
る局データチェック及び自動修正方法。 端末側搭載パッケージ上にアラーム表示機能があ
り、それがTS(タイムスロット)にて制御できる場合
においては、上記の検出方法を周期的に実施してパッ
ケージ挿入時、または端末側電源投入時に局データと実
装情報の差分(端末種別や搭載パッケージが不一致の場
合)が生じた時に、それを保守コンソール上に表示する
とともに、端末側の誤挿入パッケージに対してアラーム
表示を行う。
【0025】即ち、局データが存在する端末に対して以
下の状態遷移が設置工事と同期して行なえる設置工事誤
りのチェック方法。 ・パッケージ挿入前は未実装として差分出力される。 ・挿入箇所が正常の時は、差分表示がなくなる/アラー
ム表示なし ・挿入箇所が正常だがパッケージ種別を誤った時は、差
分表示内容変化/アラーム表示あり ・挿入箇所が誤った時は、差分表示増加/アラーム表示
あり 運用中の端末増設/減設時において、上記の手段
により生成した実装情報とシステムの局データとの整合
性を差分出力し、上記の手段によって局データが
正常に追加、または修正された事が確認された場合に、
自動的にNW診断を実施して増設(減設)された端末部
分の診断を行う診断処理方法。 さらに上記において、システム局データの整合性
が確認され、その時の診断が正常終了した場合には、シ
ステムが認識している増設中状態を自動的に解除して、
増設した端末を自動的に組み込んで運用状態に遷移させ
る端末増設方法。
【0026】
【作用】
〔二重化装置の擬似障害指示方法〕二重化装置21 ,2
2 から各一重化装置11 〜1n へ擬似障害信号を多重す
ることなく擬似障害を指示するための機能が簡単な機能
で実現でき、少ない信号線数で擬似障害が発生でき、マ
ルチ接続であるにもかかわらず二重化装置または一重化
装置を活線挿抜しても、他の二重化装置および一重化装
置が誤動作しない。
【0027】また交換機3から片系の二重化装置21
たは22 へのみ擬似障害の指示を行い、擬似障害起動信
号の指示信号7、または擬似障害個別指示信号の指示信
号8を経由して、両系の二重化装置21 ,22 から各一
重化装置11 〜1n へ擬似障害信号を多重することなく
擬似障害を指示するための機能が簡単な機能で実現でき
る。 〔二重化装置の共通バス運用方法〕図4(a)におい
て、受信装置24の受信ドライバ25のバス側にバス切断装
置26を設け、送信装置21がバス上の障害を検出すると、
制御回路23によって障害装置のバス切断装置26を起動
し、該障害装置の受信ドライバ25へのバスを切断する。
この手順により障害受信装置24はバスから切り離され、
バスが障害装置の影響を受けずに維持される。
【0028】図4(b)において、通常ACT/SBY
系の切替えはバスドライバのハイインピーダンス制御に
より行う。これはACT/SBY切替えのタイミングを
保証するためのものである。その後、ACT系制御回路
37から交絡を経由してSBY系電源切断回路38を制御
し、SBY系共通部32の送信ドライバ35の電源を切断す
る。送信ドライバ35の電源を切断することにより、SB
Y系共通部32の状態に関わらずSBY系共通部32をバス
上ハイインピーダンスにすることが可能である。 〔ネットワーク診断の端末インタフェース試験方法〕本
発明のネットワーク診断の端末インタフェース試験方法
の処理フローチャートを図7に示す。図は交換機におけ
る端末増設試験手順を示す。前記課題を解決する手段の
との方法の処理フローチャートを示す。 (1) 局データから各HW端末の実装状態/端末種別/実
装位置を読み出す。 (2) 手段の方法で最大構成分の端末実装状態を読み出
す。 (3) 障害フラグがONか否かをチェックし、 (4) ONであれば該端末を局データ情報により障害指摘
し、障害修復後再起動を行う。 (5) 障害フラグがONでなければ、(1) と(2) の情報を
比較し、局データとの整合をチェックする。手段と
との方法 (6) 整合チェックの結果が不一致か否かをチェックし、 (7) 不一致であれば、局データと実装が不一致であるこ
とを表示し、(局データ無/端末未実装/種別不一致)
を手段の方法でチェックする。 (8) 不一致でなければ、端末折り返しによるインタフェ
ース試験を実施する。 (9) NGか否かをチェックし、 (10)NGであれば該端末を局データ情報により障害指摘
し、障害修復後再起動を行う。 (11)NGでなければ、増設中フラグをOFFにする。 (12)増設中NWをシステムに組み込み、終了する。
【0029】
【実施例】
〔二重化装置の擬似障害指示方法〕本発明の二重化装置
の擬似障害指示方法の接続構成図の実施例を図2に示
す。図2(a)は、交換機から両系の二重化装置に擬似
障害指示を行う場合を示し、図2(b)は、交換機から
片系の二重化装置に擬似障害指示を行う場合を示す。
【0030】図2(a)の交換機から両系の二重化装置
に擬似障害指示を行う場合は、出荷試験において、二重
化装置0系から各一重化装置へマルチ接続で擬似障害起
動信号をLowアクティブで送信する。また、二重化装
置1系から各一重化装置ヘスター接続で擬似障害個別信
号をLowアクティブで送信する。
【0031】各一重化装置は、二重化装置0系から受信
した擬似障害起動信号、および二重化装置1系から受信
した擬似障害個別指示信号がともにLowであることを
判定し、指示されている一重化装置から擬似障害を発生
させる。これにより、各一重化装置の障害検出機能の試
験が行える。
【0032】また、活線挿抜用に二重化装置から受信し
た信号線を各々Pull−UPし、装置が接続されてい
ない場合は、Highを受信したようにし、二重化装置
からLowを送信したときのみLowを認識するように
する。しかし、活線挿抜によりノイズが発生し、誤って
Lowを認識してしまう場合がある。
【0033】そのため、仮に二重化装置の活線挿抜を行
うと、片側の擬似障害信号にノイズが発生する場合があ
るが、一重化装置は両系からの擬似障害指示がONして
いなければ擬似障害を発生させないため、活線挿抜時の
ノイズで誤動作はしない。また、一重化装置の活線挿抜
を行っても他の一重化装置は、上記二重化装置と同一の
理由で活線挿抜時の誤動作はしない。
【0034】図2(b)の交換機から片系の二重化装置
に擬似障害指示を行う場合は、二重化装置0系から擬似
障害有効信号をマルチ接続でLowアクティブで各一重
化装置へ送信する。また、二重化装置1系から擬似障害
個別指示信号をスター接続でLowアクティブで各一重
化装置へ送信できるよう装置間を接続する。
【0035】また、二重化装置1系から擬似障害有効信
号の指示信号を二重化装置0系へLowアクティブで送
信する。また、二重化装置0系から擬似障害個別指示信
号の指示信号をLowアクティブで二重化装置1系へ送
信する。
【0036】交換機から二重化装置0系に対して擬似障
害試験を行いたい場合、二重化装置0系に対して擬似障
害有効信号と擬似障害個別指示信号を送信する。二重化
装置0系は、擬似障害有効信号は各一重化装置へ送信
し、擬似障害個別指示信号は二重化装置1系に対して擬
似障害個別指示信号の指示信号を多重化して送信する。
二重化装置1系は、二重化装置0系から受信した擬似障
害個別指示信号の指示信号の多重化信号を分離し、各一
重化装置へ擬似障害個別指示信号を送信する。
【0037】各一重化装置は、二重化装置0系から受信
した擬似障害起動信号、および二重化装置1系から受信
した擬似障害個別指示信号がともにLowであることを
判定し、指示されている一重化装置から擬似障害を発生
させる。これにより、各一重化装置の障害検出機能の試
験が行われる。
【0038】また、活線挿抜用に二重化装置から受信し
た信号線を各々Pull−UPし、装置が接続されてい
ない場合は、Highを受信したようにし、二重化装置
からLowを送信したときのみLowを認識するように
する。さらに、二重化装置0系と1系間の受信端にもP
ull−UP機能をつけることにより、二重化装置が接
続されていない場合にHighを受信したようにし、二
重化装置からLowを送信した時のみLowと認識する
ようにする。
【0039】しかし、活線挿抜によりノイズが発生し、
誤ってLowを認識してしまう場合がある。そのため、
仮に二重化装置の活線挿抜を行うと、片側の擬似障害信
号にノイズが発生する場合があるが、一重化装置は両系
からの擬似障害指示がONしていなければ擬似障害を発
生させないため、活線挿抜時のノイズで誤動作はしな
い。また、一重化装置の活線挿抜を行っても他の一重化
装置は、上記二重化装置と同一の理由で活線挿抜時の誤
動作はしない。 〔二重化装置の共通バス運用方法〕本発明の二重化装置
における共通バス運用方法の接続構成図の実施例を図5
に示す。図において、41はACT系共通部、42はSBY
系共通部、43は個別部、44はACT系送信ドライバ、45
はSBY系送信ドライバ、46は個別部受信ドライバ、47
は上位装置からの制御信号受信回路、48はSBY系ドラ
イバ制御信号発信回路、49はドライバ制御信号受信回
路、50はリレー制御回路、51はドライバ電源用リレーを
示す。
【0040】図における点線で囲まれた部分が本発明で
付加された部分であり、ACT系共通部41の上位装置か
らの制御信号受信回路47により上位装置からの制御信号
を受信し、SBY系ドライバ制御信号発信回路48により
制御信号を発信し、共通部交絡を経由してSBY系共通
部42のドライバ制御信号受信回路49で受信し、リレー制
御回路50の制御によりドライバ電源用リレー51のリレー
接点を解放し、送信ドライバ45の電源を切断する。
【0041】送信ドライバの電源を切断することによ
り、SBY系共通部の状態に関わらずSBY系共通部を
バス上ハイインピーダンスにすることが可能となる。 〔ネットワーク診断の端末インタフェース試験方法〕実
施例は交換機のNW制御TSに端末装置情報を収容
し、それを上位装置にて読み取る事で端末装置ハードウ
ェアの状態を認識する。本発明の交換機のシステム構成
図の実施例を図8に示す。
【0042】図8において、61はネットワーク(N
W)、62はハイウェイ(HW)、63は1次側端末、64は
2次側端末、65は呼処理プロセッサ、66はメインプロセ
ッサ、67は保守コンソールを示す。ネットワーク61は#
0と#1と二重化されている。
【0043】ネットワーク61には呼処理プロセッサ65が
二重化して接続され、メインプロセッサ66を経由して保
守コンソール67に接続されている。1次側端末63はハイ
ウェイ62を経由して二重化されたネットワーク61に接続
され、他局の2次側端末64とも接続されている。端末装
置の実装外観図の実施例を図9に示す。
【0044】図9において、端末2は第4段、端末A
(2次側)は第3段、端末3は第2段、端末4(未実
装)は第1段、端末1は第0段に実装されている。各段
は0 〜10列のパッケージを挿入可能とする。端末2のパ
ッケージ種別はPA:POW,PB:DTC-A/DTC-B,PC:DTA/DTBを示
す。
【0045】図8に示すように、NW番号0:HW番号
4に「端末2」が接続されている場合のTS0収容の実
施例を図10に示す。図10において、フレームF-1 〜
F-5部分は各端末共通とし、F-6 のFRAME-IDによって個
別部分の収容を認識する。個別収容情報種別は、未実
装、端末種別情報、実装位置情報、端末共通部PCB 情
報、端末個別部PCB 情報等に分類される。F-6 のCONTは
多段接続時の識別子で0は0段目の端末情報(端末
2)、1は1段目の端末情報(端末A)を示す。
【0046】FRAME-IDによる個別収容情報の実施例を図
11に示す。(a)は端末種別情報、(b)は実装位置
情報、(c)は端末共通部PCB 情報、(d)は端末個別
PCB情報のタイムスロットを示す。(a)はF-7 に端末
種別、(b)はF-7 に端末搭載フレーム種別、F-8 〜F-
12に搭載フレーム番号、F-13に端末搭載段番号、(c)
はF-7 に共通部-0 PCB-ID 、F-8 に共通部-1 PCB-ID を
表示する。(d)はF-7,F-8 に個別部PCB0、F-9,F-10に
個別部PCB1を表示する。
【0047】図12に端末状態検出手順の処理フローの
実施例を示す。 (21)F-6 のCONTにより2次側の端末情報か否かを識別す
る。 (22)CONT=0であれば、1次側の端末情報としてNW格納先
頭アドレスを決定。 (23)CONT=1であれば、2次側の端末情報としてNW格納先
頭アドレスを決定。 (24)FRAME-ID=0であれば未実装により処理中止。 (25)FRAME-ID= 端末種別情報であれば、1)端末種別を格
納する。 (26)FRAME-ID= 実装位置情報であれば、2)実装位置を格
納する。 (27)FRAME-ID= 共通部PCB 情報であれば、3)共通部PCB
を格納する。 (28)FRAME-ID= 個別部PCB 情報であれば、4)個別部PCB
を格納する。
【0048】図13にCPR MM格納データの実施例を示
す。図において、1), 2), 3), 4)は図11における格納
位置を示す。1次側の先頭アドレスに端末種別1)を格納
し、次のアドレスで搭載フレーム種別と搭載フレーム段
番号からなる実装位置2)を格納し、次のアドレスで共通
部PCB1-ID 、共通部PCB0-ID 3)を格納し、次のアドレス
で個別PCB-ID、個別PCB 実装テーブル4)を格納する。メ
モリ上の1次側のアドレス後に、2次側の先頭アドレス
を設定するように構成する。
【0049】実施例は、実施例の検出手順をシステ
ムに収容される最大実装分の端末に対して実施し、この
時、予め用意された各端末種別に応じた実装情報フォー
マットのデータベースを元にHW端末実装情報(局デー
タ)をMM上に作成する。
【0050】図8のシステム構成図において、以下の順
に、最大実装部分の端末実装状態を検出する。1)NW0
−HW0〜31 (図8の場合CPR1/SPC0)、2)
NW1−HW0〜31、〜、8)NW32−HW0〜31。図8
の場合、データ上に図14の実施例の実装情報が作成
される。
【0051】図14において、プロセッサ1が実装中で
プロセッサ2〜8が未実装の場合を示す。プロセッサ1
において、SPC 番号、HW番号、多段(1次側、2次
側)、端末種別、実装位置、実装PCB 情報が、HW番号
毎に作成される。
【0052】図15に上記実施例の実装情報のMM上
配置を示す。図において、メモリはプロセッサNo. 領
域、SPC No. 領域、HW No.領域、実装情報領域に分類さ
れ、プロセッサ No.からインデックスされ、HW No.毎に
実装情報が格納される。実装情報は各端末種別毎にFORM
ATが存在する。1次側情報の次に2次側情報が格納され
る。なおD4,D3,D2,D1,D0はフレーム番号を示す。
【0053】実施例は、工事図面を元に作成された局
データと実施例で作成した実装情報を比較して以下の
場合にその情報を保守コンソールに表示する。1)局デー
タ上に存在しない端末が実装情報に存在する場合(局デ
ータもれ/設置工事誤り)、2)局データ上の端末種別と
実装情報の端末種別が異なる場合(局データ値誤り/設
置工事)、3)局データ上には存在するが実装情報では未
実装の場合(局データ過剰/設置誤り、又はもれ) 実施例は、さらに実施例の差分情報に対して、局デ
ータの誤りか設置工事の誤りかを保守コンソール上にて
会話形式で作業者に入力させ、局データ誤りの場合には
実装情報データを元にその局データの誤った部分を自動
修正する。
【0054】図8のシステム構成図において、局データ
上に誤ってKTF-00123-1 段(SPC=0/CPR1/HW12〜15) にDT
SHが登録されていた場合、(実施例のケース)保守コ
ンソール上に図16のように表示する。図16におい
て、局データ&実装情報、日時、実装位置、SPC、H
W、端末種別、実装情報が表示され、図のようにコメン
トを表示して作業者に入力を依頼する。
【0055】実施例とにおける局データの修正手順
の実施例を図17に示す。図は1次テーブルと2次テー
ブルと3次テーブルにより4次テーブルをインデックス
し、4次テーブルを修正前の手順と修正後の手順を示
す。4次テーブルにおいて修正後は実装フラグのIを0
にして未実装とする。
【0056】実施例は、端末側搭載パッケージ上にア
ラーム表示機能があり、それがTS(タイムスロット)
にて制御出来る場合においては、実施例の検出方法を
周期的に実施してパッケージ挿入時、または端末側電源
投入時に局データと実装情報の差分(端末種別や搭載パ
ッケージ情報が不一致の場合)が生じた時に、それを保
守コンソール上に表示するとともに端末側の誤挿入パッ
ケージに対しアラーム表示を行う。
【0057】即ち、局データが存在する端末に対して以
下の状態遷移(実施例)が設置工事と同期して行なえ
る。図18に実施例におけるデータの状態遷移を示
す。図において、パッケージ挿入前のデータが、1)パッ
ケージ挿入時(挿入箇所正常)、2)パッケージ挿入時
(挿入箇所正常で挿入PCB 誤り) 、3)パッケージ挿入時
(挿入箇所異常)の3つのパッケージ挿入時の状態の時
のデータを示す。
【0058】実施例は、システム運用中の端末増設・
減設時、前述の実施例,,の手順にて局データと
実装の整合性が確認された事を契機に自動的にNW判断
を実施して、増設・減設した端末部分の試験を実施す
る。実施例は、システム局データの整合性が確認さ
れ、その時の診断が正常終了した場合にはシステムが認
識している増設中状態を自動的に解除して、増設した端
末を自動的に組み込んで運用状態に遷移させる。実施例
との処理フローチャートは、本発明のネットワーク
診断の端末インタフェース試験方法の処理フローチャー
ト図7に示す。図7は、実施例 , , ,における
処理フローも含んでいる。
【0059】
【発明の効果】
〔二重化装置の擬似障害指示方法〕 本発明により擬似障害指示の機能が簡単な機能で実
現出来、少ない擬似障害信号線で運用中にかかわらず、
一重化装置または二重化装置を電源供給したまま装置の
着脱を行っても、着脱時のノイズ等による誤動作が防止
できる擬似障害指示を行える。 擬似障害の種類が増えた場合、従来の二重化装置両
系から一重化装置へスター接続していた場合に比べ、二
重化装置から一重化装置へバス接続している信号は増や
す必要がないため、片側のスター接続の擬似障害信号の
み増やすことにより、従来技術にくらべ半分の増分で
の効果を得ることができる。 両系の二重化装置は全く同一装置が可能で、二重化
装置と一重化装置間の接続だけで本機能が実現できる。 〔二重化装置の共通バス運用方法〕本発明の実施によ
り、受信装置や送信装置の障害の影響を共通バスに接続
された他の装置に与えることなく、装置障害発生直後か
ら保守者が障害対策を施すまでの時間、障害波及範囲を
従来より少なくすることが可能である。 〔ネットワーク診断の端末インタフェース試験方法〕本
発明によりNW診断をする事で、NW端末の状態情報
(実装端末に対する局データの登録漏れ、実装端末
に対する局データの登録情報の誤り、未実装端末に対
する局データの過剰登録、または局データ上に存在する
端末の設置誤り、端末障害)が認識でき、さらに局デ
ータの誤りを自動的に修正し、端末の増設時の自動確認
及び確認完了後の自動システム組み込みが行なえる為、
保守時間の短縮/増設確認試験の効率化に効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の擬似障害指示方法の原理構成図
【図2】 擬似障害指示方法の接続構成図の実施例
【図3】 従来の擬似障害信号指示方法のブロック構成
【図4】 本発明の共通バス運用方法の原理構成図
【図5】 共通バス運用方法の接続構成図の実施例
【図6】 従来の共通バス運用方法の接続構成図
【図7】 端末インタフェース試験方法の処理フローチ
ャート
【図8】 交換機のシステム構成図の実施例
【図9】 端末装置の実装外観図の実施例
【図10】 タイムスロット(TS0)収容の実施例
【図11】 FRAME−IDによる個別収容情報の実
施例
【図12】 端末状態検出手順の処理フローの実施例
【図13】 CPR MM格納データの実施例
【図14】 実施例のデータ上の実装情報
【図15】 実施例の実装情報のMM上配置例
【図16】 実施例の保守コンソール上の表示例
【図17】 実施例の局データの修正手順
【図18】 実施例におけるデータの状態遷移
【符号の説明】
1 〜1n ,111 〜11n 一重化装置 21 , 22 ,121 ,122 二重化装置 3,13 交換機 4 擬似障害指示信号 5 擬似障害起動信号 6 擬似障害個別指示信号 7 擬似障害起動信号の指示信号 8 擬似障害個別指示信号の指示信号 141 〜14n 分離機能 151 ,152 多重化機能 21 送信装置 22 送信ドライバ 23 制御回路 24 受信装置 25 受信ドライバ 26 バス切断装置 31,41 ACT系共通部 32,42 SBY系共通部 33,43 個別部 34,44 ACT系送信ドライバ 35,45 SBY系送信ドライバ 36,46 個別部受信ドライバ 37 SBY系装置ドライバ制御回路 38 送信ドライバ電源切断回路 47 上位装置からの制御信号受信回路 48 SBY系ドライバ制御信号発信回路 49 ドライバ制御信号受信回路 50 リレー制御回路 51 ドライバ電源用リレー 61 ネットワーク(NW) 62 ハイウェイ(HW) 63 1次側端末 64 2次側端末 65 呼処理プロセッサ 66 メインプロセッサ 67 保守コンソール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘 大和 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機に接続される二重化装置から複数
    の一重化装置を制御するシステムにおける二重化装置の
    擬似障害指示方法において、 交換機から両系の二重化装置に擬似障害指示を行い、一
    方の片系の二重化装置からマルチ接続で、全ての一重化
    装置へ共通に指示する擬似障害起動信号を送信し、他方
    の片系の二重化装置からスター接続で、個々の一重化装
    置へ個別に指示する擬似障害個別指示信号を送信し、 交換機から該両系の二重化装置を経由し各一重化装置に
    擬似障害起動信号および擬似障害個別指示信号を送信
    し、受信した擬似障害起動信号および擬似障害個別指示
    信号が両方ともONしている一重化装置のみ指示された
    擬似障害を発生することにより、活線挿抜による誤動作
    を防止した擬似障害指示を行うことを特徴とする交換機
    の保守、運用方法。
  2. 【請求項2】 前記二重化装置の擬似障害指示方法にお
    いて、 交換機から片系の二重化装置に擬似障害指示を行い、該
    片系の二重化装置から他の片系の二重化装置へ擬似障害
    起動信号の指示信号を送信し、また、交換機が該他の片
    系の二重化装置に擬似障害指示を行い、該他の片系の二
    重化装置から該片系の二重化装置へ擬似障害個別指示信
    号の指示信号を送信し、 交換機から一方の片系の二重化装置にのみ擬似障害を指
    示し、指示された該片系の二重化装置は他の片系の二重
    化装置を経由して各一重化装置へ擬似障害を指示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の交換機の保守、運用方
    法。
  3. 【請求項3】 二重化装置における共通バス運用方法に
    おいて、 1個の送信装置に複数の受信装置がバス接続される場
    合、送信装置に制御回路、各受信装置にバス切断装置を
    設け、 送信装置の送信ドライバを共通バスにより各受信装置の
    バス切断装置を経由して受信ドライバに接続し、送信装
    置の制御回路を個別回線により各受信装置のバス切断装
    置に接続し、 送信装置が共通バス上の障害を検出すると、該制御回路
    によって受信側障害装置のバス切断装置を起動し、該受
    信側障害装置の受信ドライバへのバスを切断することに
    より障害受信装置を共通バスから切り離し、該共通バス
    が障害装置の影響を受けずに維持運用されることを特徴
    とする交換機の保守、運用方法。
  4. 【請求項4】 二重化装置における共通バス運用方法に
    おいて、 ACT系共通部の送信ドライバとSBY系共通部の送信
    ドライバと個別部の受信ドライバとを共通バスにより接
    続し、ACT系共通部にSBY系装置ドライバ制御回路
    を設け、SBY系共通部に送信ドライバ電源切断回路を
    設け、上記回路を共通部交絡により接続し、 ACT系共通部からバスドライバの(正極負極双方の)
    電源を切断する信号をSBY系装置ドライバ制御回路へ
    送信し、SBY系共通部の送信ドライバ電源切断回路を
    制御してSBY系送信ドライバの電源を切断し、 SBY系共通部の状態に関わらずSBY系共通部を共通
    バス上ハイインピーダンスにすることを特徴とする交換
    機の保守、運用方法。
  5. 【請求項5】 交換機における、NW(ネットワーク)
    診断でのHW(ハイウェイ)端末インタフェース部分の
    試験/診断において、 NW制御用TS(タイムスロット)の制御用ビットにH
    W端末接続状態(実装/未実装、端末種別、搭載パッケ
    ージの種別と物理的な搭載位置等)を収容し、それを読
    み取るソフトウェア手段によって各HW端末に接続され
    ている端末の状態情報を検出させることにより、ハード
    状態検出を行うことを特徴とする交換機の保守、運用方
    法。
  6. 【請求項6】 交換機における設置工事試験時のNW試
    験において、 前記手段を用いて最大ハード構成分の端末装置情報を読
    み出し、それを基にNW試験にて使用する端末実装情報
    データを予め用意された各端末種別毎のフォーマットデ
    ータベースに従って、MM(メインメモリ)上に実装情
    報データを自動作成することにより端末実装情報自動生
    成を行うことを特徴とする請求項5記載の交換機の保
    守、運用方法。
  7. 【請求項7】 交換機における設置工事試験時のNW試
    験において、 工事図面を基に予め作成されたMM上に配置された端末
    実装情報データ(局データ)と前記手段で作成された実
    装情報を比較し、 ・局データ上に存在しない端末が実装情報データに存在
    する場合 ・局データ上の端末種別と実装情報データの端末種別が
    異なる場合 ・局データ上には存在するが実装情報データでは未実装
    の場合 の、各差分情報を保守コンソール等の表示装置に対して
    出力することにより局データ/設置工事誤りチェックを
    行うことを特徴とする請求項5記載の交換機の保守、運
    用方法。
  8. 【請求項8】 交換機における設置工事試験時のNW試
    験において、 前記差分出力情報に対して、局データの誤りか設置工事
    の誤りかを保守コンソールにて入力させ、局データ誤り
    の場合には実装情報データを基にその局データの誤った
    部分を自動修正することにより局データチェック及び自
    動修正を行うことを特徴とする請求項5記載の交換機の
    保守、運用方法。
  9. 【請求項9】 交換機における設置工事試験時のNW試
    験において、 端末側搭載パッケージ上にアラーム表示機能があり、そ
    れがTS(タイムスロット)にて制御できる場合におい
    て、前記検出方法を周期的に実施してパッケージ挿入
    時、または端末側電源投入時に局データと実装情報との
    差分(端末種別や搭載パッケージが不一致の場合)が生
    じた時に、それを保守コンソール上に表示するととも
    に、端末側の誤挿入パッケージに対してアラーム表示を
    行い、局データが存在する端末に対して設置状態の遷移
    が設置工事と同期して行なえる設置工事誤りのチェック
    を行うことを特徴とする請求項5記載の交換機の保守、
    運用方法。
  10. 【請求項10】 交換機の運用中の端末増設/減設時に
    おいて、 前記手段により生成した実装情報とシステムの局データ
    との整合性を差分出力し、前記手段によって局データが
    正常に追加、または修正された事が確認された場合に、
    自動的にNW診断を実施して増設(減設)された端末部
    分の診断処理を行うことを特徴とする請求項5記載の交
    換機の保守、運用方法。
  11. 【請求項11】 交換機の運用中の端末増設/減設時に
    おいて、 システム局データの整合性が確認され、その時の診断が
    正常終了した場合には、システムが認識している増設中
    状態を自動的に解除して、増設した端末を自動的に組み
    込んで運用状態に遷移させる端末増設を行うことを特徴
    とする請求項5記載の交換機の保守、運用方法。
JP25374894A 1994-10-19 1994-10-19 交換機の保守、運用方法 Withdrawn JPH08125750A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100557108B1 (ko) * 1998-08-21 2006-05-25 삼성전자주식회사 교환시스템의 타이밍 동기장치

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