JPH0812527B2 - 圧力フューザ及び電子写真再生装置 - Google Patents

圧力フューザ及び電子写真再生装置

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JPH0812527B2
JPH0812527B2 JP2197600A JP19760090A JPH0812527B2 JP H0812527 B2 JPH0812527 B2 JP H0812527B2 JP 2197600 A JP2197600 A JP 2197600A JP 19760090 A JP19760090 A JP 19760090A JP H0812527 B2 JPH0812527 B2 JP H0812527B2
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インターナショナル、ビジネス、マシーンズ、コーポレーション
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真複写、すなわち電子写真複写およびプリ
ントの分野に関し、さらに電気的写真装置、電子写真装
置またはゼログラフ装置に利用しうるロール溶着方法お
よび装置に関する。
〔従来の技術〕
複写機またはプリンタのような電子写真プロセスまた
は再生装置においては、トナー像は移動する光伝導体の
静電潜像上に形成される。この光伝導体は再使用可能で
あり、多くのそのようなトナー像を順次運ぶために用い
られる。各トナー像の大部分は転写材料および光伝導体
が接近し同期してトナー転写ステーションを通るときに
その転写材料の表面に移される。
転写材料表面上のこのトナー像はそこに溶着されねば
ならない。この溶着プロセスにおいてトナー像は転写材
料表面に永久的に固定される。
この形式の再生装置は一般に複写機またはプリンタと
して分類される。複写機では再生像は一般に原稿像を走
査することにより与えられる。プリンタではデータ処理
システムまたは計算機システムが一般に人間が読み取る
ことの出来る像へと再生される電子像を与える。
本発明を電子写真プリンタについて説明するが、本発
明の範囲はそれに限定されるものではない。
従来広く用いられている溶着ステーションは圧力ロー
ルフューザである。この形式のフューザはそれに限られ
ないが一般に一対の円筒ローラを含み、これらローラが
一般に線接触するように装着あるいは支持されて溶着ニ
ップを形成し、このニップを通して一般に平らな転写材
料とそのトナーが送られてトナーが転写材料に溶着され
る。
このようなロールフューザの2個のローラは転写材料
が溶着ニップを通るとき加圧されるように互いにばねま
たは他の手段によりバイアスされる。従来、二つの形式
のロールフューザが知られている。すなわち、コールド
圧力フューザとホット圧力フューザがそれである。ホッ
ト圧力フューザでは溶着されるトナーは加熱されると共
に加圧される。従来、このような圧力フューザの溶着ニ
ップは転写材料が完全にそこを通過してしまうまで閉じ
たままとされる。
本発明の実施例はホット圧力フューザに関するが、そ
れに限られるものではない。ホット圧力フューザはドラ
イリリースまたはウェットリリース形である。米国特許
第3912901号明細書はウェットリリース形であってソレ
ノイド作動によるニップ開放/閉成機構を開示してい
る。
プリンタのような電子写真再生装置の利用が増加する
とともに、封筒を一例とする、縁を接着した多重の転写
材料を含む種々の形式の転写材料にトナー像を形成する
要求が大きくなっている。
封筒および他のそのような多重転写材料の構造的デザ
インおよび形状は様々である。例えば封筒の構成品質、
封筒を形成する紙の形式、封筒のサイズ、一枚の紙を多
重の封筒に折る方法、封筒を形成する紙の粗面化方向等
に相違がある。従来、封筒は一般に対向するパネルより
いく分大きい面積のバックパネルである一つの表面また
はパネルを用いて製造される。このように封筒の内部は
文書等を入れるポケットを形成すべく拡大される。
封筒のような多重転写材料のロール圧力溶着は溶着プ
ロセスにより材料のしわを生じさせる傾向があることが
分かった。この効果は溶着ニップの上流に余分の材料が
生じるために生じるものと考えられる。一般に封筒はそ
の一方の側にのみ溶着されるべきトナーを担持するが、
その場合そのような余分の材料は封筒のトナーを溶着し
ない面にたまる傾向がある。この余分な材料は封筒の後
縁(すなわち溶着ニップを最後に通る封筒の縁)に向か
って波状に動く。
また、実際のオフィスでは封筒の後端部分の領域には
溶着されるべき宛先またはその他のトナー像データがな
いかあるいは必要としないものである。
〔発明の概要〕
本発明によれば電子写真プリンタは封筒へのトナー像
の溶着に圧力フューザを用いており、そして封筒の後端
が溶着ニップを出る前に溶着圧力を早めに除去する。す
なわちロール溶着ニップを後端が出る前の予定のそして
制御された時間/距離において開かれる。その結果、封
筒の折れ、しわ等が最少となる。
この早めのフューザロールの開放の概念は新規であ
る。
しかしながら、他の目的のためのフューザニップの早
期閉成は例えば米国特許第4162847号明細書に示されて
いる。この特許の明細書は、溶着ニップがシート状転写
材料がそこに到達する前に閉じられるロールフューザを
開示している。この早期ロール閉成はホットロールの冷
却のためであり、このホットロールはこの早期閉成期間
中比較的冷えたバックアップロールに直接係合する。こ
の効果は転写材料とそのトナー像が次にこの溶着ニップ
に入るときのフューザの性能を改善することである。
米国特許第4429987号明細書もこの早期ロール閉成を
用いるこの種のものを開示している。
封筒への溶着の問題は従来認識されている。例えば米
国特許第4814819号明細書のものは、この問題を、夫々
熱伝導度並びに他のパラメータについて特定の弾性層を
有する加熱ローラと圧力ローラを設けることにより解決
しようとするものである。
本発明はプリンタのような電子写真再生装置を提供す
るものであり、これは圧力フューザを用いる封筒のよう
な縁を接着された多重の転写材料へのトナー像の溶着に
おいて、溶着圧力を早めに解放する、すなわち溶着圧力
を転写材料の後縁が圧力フューザを出る前の所定の制御
された時点/距離のところで解放するものである。その
結果、転写材料の折れ、しわ等が最少となる。
「縁で接着された転写材料」とは転写材料を多層とす
るため任意の構成配置を含むものであり、これらの層が
その−以上の境界において互いに付着されたものであっ
て、これには従来の封筒のように折り曲げてつくられた
ものも含まれる。
本発明の目的はトナーを有する多層転写材料がそこへ
のトナーの溶着のために溶着ニップルに送られるように
なっており、転写材料が溶着ニップに向かって動くとき
その後端を検出するステップと、溶着ニップを開くた
め、そしてそれにより溶着ニップを上記後端が出る前に
転写材料から圧力を除去するためにこの後縁検出の関数
として溶着ニップを制御するステップとを特徴とする多
重転写材料の溶着のための方法および装置を提供するこ
とである。
本発明の一つの特徴として、転写材料は封筒であり、
圧力フューザは熱と圧力の両方を用いて封筒にトナーを
溶着させるように動作する。
本発明の他の目的はロールフューザ圧力ニップを有す
る電子写真再生装置を用いることによりペーパーまたは
ペーパー状の封筒の平らな表面に封筒を前端と後端をも
つようにしてこの装置に送りつつゼログラフトナーを溶
着する方法および装置を提供することである。トナー像
が封筒上に再生されているかどうかを決定し、トナー像
が再生されていれば圧力ニップの圧力を前端から後端へ
のその封筒の大部分が圧力ニップを通った後に解放する
ようにし、この圧力を封筒の後端が圧力ニップを通過す
る前に解放してその後端およびその余分の封筒材料の波
打ち部が圧力ニップを出る前に封筒から圧力が除去され
るようにする。
本発明の一つの特徴として、ニップ開放装置が設けら
れる。これは封筒がフューザに近づくときのその位置の
検出に応答する。
本発明の他の特徴として、ニップ開放装置は圧力フュ
ーザを構成する2個のロール間で駆動されるくさび形ま
たは偏心形のカムからなる。このカムはフューザロール
の回転力によりニップへ、そしてそれを介して駆動され
あるいはニップに隣接する領域へとそこから軸方向にず
れた位置で駆動される。このカムはそれがロール間にあ
るとき溶着ニップを開かせるように動作する。このカム
により、カムが溶着ニップ領域を出るときニップが閉
じ、次の転写材料を溶着すべくこのロールフューザをリ
セットする。
〔実施例〕
転写材料上に形成されるべき可視像がデータ処理シス
テムにより電子的イメージ信号の形でプリンタに供給さ
れる形式のゼログラフプリンタについて本発明を説明す
る。しかしながら、本発明はこれに限られるものではな
い。
そのようなプリンタの例を第1図に符号10で示してい
る。例えば、第1図のプリンタ10は米国特許第4664507
号明細書や、同第4752805号明細書、同第4757471号明細
書などに示されているものでよい。
このプリンタはデスクトップ形であり、2個の入力カ
セットすなわちトレイ11と12を有する。トレイ11はレタ
ーサイズまたはリーガルサイズのボンド紙またはボンド
紙のような紙のごとき白紙の転写材料シートを有するト
レイ12は紙また紙状の封筒を有する。種々の形の封筒が
種々のオフィスで用いられているが、本発明は任意の形
式の封筒へのトナー像形式に有効なものである。
各トレイ11,12は周知の紙送り手段13,14を有する。こ
の紙送り手段はトレイ11から一度に1枚のシートを、あ
るいはトレイ12から一度に1通の封筒をプリンタのトナ
ー転写ステーション15に送るように選択的に動作しう
る。
例えば、第1図のこれらトレイは米国特許第4780740
号明細書に示されているものでもよい。
当業者には周知のように、データ処理システム(図示
せず)は入力ラインすなわちバス16によりプリンタ10に
電子的な2進イメージデータを与える。このデータは光
伝導体のドラムまたはベルト17に静電潜像を形成するプ
リントヘッドすなわち結像ステーション27を制御するた
めに用いられる。
例えば第1図のプリンタは米国特許第3952311号明細
書に示される形式の発光ダイオード(LED)プリントヘ
ッド27を含むことが出来る。
光伝導体の潜像は現像ステーション28によりトナー化
される。トナー化された像は転写ステーション15に移
る。光伝導体のトナー像の大部分は、光伝導体と転写材
料が同期して転写ステーション15を通り動くときに転写
ステーションにおいて転写材料に移される。転写ステー
ション15を出た後に光伝導体はクリーニングステーショ
ン29で放電されて残留トナーを除去され、帯電ステーシ
ョン37で再帯電されて光伝導体が再びプリントヘッドを
通るときそこに他の潜像を形成するため準備を行う。こ
の基本的な電子写真プロセスそのものは周知である。
転写材料とそのトナー像は転写ステーション15におい
て光伝導体から分離され、その直後に転写材料が溶着ス
テーション18に入る。ステーション18において、転写材
料上のトナーは一対の平行な圧力係合ローラ19と20から
なる圧力ニップの作用を受ける。本発明の一つの形にお
いては、転写材料の下側表面上のトナーに係合するロー
ラ19は内部ヒータにより加熱される。そのようなホット
ロールフューザは周知である。トナーは溶着ステーショ
ンで圧力/加熱を受け、その結果トナー転写材料下面に
永久的に定着される。
このフューザ18は本発明の範囲内で種々の形をとるこ
とが出来る。例えばコールド圧力フューザは圧接した2
本の金属の円筒シリンダからなる。一般に、これらシリ
ンダの軸は僅かにねじれている。ホット圧力フューザで
はこれらロールの一方または両方が加熱される。これら
のシリンダは一般に平行に装着される。ホットロールフ
ューザとも呼ばれるホット圧力フューザでは一般にこれ
らロールの内の一方または両方がトナー解放特性を有す
るエラストマでカバーされる。圧力フューザは本発明の
範囲内で任意の形のものを使用しうる。
例えば第1図の圧力フューザ18は米国特許第4814819
号明細書に示される形式のものでよい。
本発明によれば、ユーザが選択した転写材料が封筒ま
たは一般に多層の転写媒体である場合に、ロール19と20
により形成される溶着ニップは開かれる。すなわち、ニ
ップ圧力は封筒の後縁が溶着ニップを出る時点の直前に
解放される。シート状材料の場合にはロール19と20で形
成される溶着ニップは転写材料の全長にわたり閉じたま
まとされる。
転写材料がフューザ18を出た後に、プリンタ10の再生
プロセスが完了し、トナー像を有する転写媒体が出力ト
レイ21に送られてオペレータに供される。
データ処理システムによりプリンタ10に与えらる制御
信号の一つはバス16によりプリンタに与えられた電子像
データの再生時に用いられるべき転写材料の形式を指示
するものである。この制御信号はライン22によりプリン
タ10に与えられる。例えば、ライン22が不活性のときは
不使用条件であり、この条件では紙送り装置13がトレイ
11から例えばレターサイズまたはリーガルサイズの白紙
が転写材料として送られる。ライン22が活性のときは紙
送り装置14がトレイ12から封筒を送るように動作する。
この転写材料選択動作は破線23で示している。
これは種々の周知の電気/機械手段により行うことが出
来る。
トレイ12から封筒を送る動作を破線24、すなわち活性
のライン22で示している。活性ライン22は封筒が溶着さ
れるべきときにのみ早期ニップ開放手段25を作動させ
る。このニップ開放手段25は本発明の範囲内で任意の形
をとりうる。しかしながらロール19,20で形成されるフ
ューザニップは封筒の後縁がそれに到達する前に開き、
それにより、封筒の前部が溶着されるときに溶着ニップ
の上流に累積した封筒材料の波打ちを解消させることが
重要である。例えば、一般に封筒の最後の1インチ(2.
5cm)程度のところで溶着ニップを開けば充分である。
封筒が送られる速度および封筒のサイズにより通過時間
のような溶着ニップの開放タイミングの制御は種々の手
段で行うことが出来るが、本発明においてはシートの後
端がセンサ26により検出され、その結果の信号が溶着ニ
ップの開放に用いられる。
いろいろの理由によりロールフューザの溶着ニップの
開放を従来行っている。例えば溶着ニップは再生装置不
使用のときに開いたままとされ、オペレータが装置の使
用を指示したとき閉じるようにする。この場合には溶着
ニップは一般に全再生操作中閉じたままとなる。他の装
置では溶着ニップは夫々の転写材料シートが入る前に開
かれ、夫々のシートが溶着ニップを出てしまった後で開
く。本発明はそのようなロールフューザのすべてにおい
ても有効なものである。
多くのロールフューザの構造が従来知られている。あ
る場合にはフューザニップはソレノイド、モータあるい
はその他により開かれる。他の場合にはカムで溶着ニッ
プを開くようにしている。本発明はそれらのロールフュ
ーザにおいても有効である。
本発明は第2図から明らかである。この図は従来の任
意の圧力フューザに本発明を当業者が適用することを可
能にするフローチャートを示す。
第2図に示すように、本発明の方法またはプロセスの
はじめは封筒のような多層材料が溶着されるべきかどう
かの決定であり、例えば第1図のライン22が活性かどう
かの決定であり、それがブロック30である。プリンタ10
のプリントサイクルにおいてこの形の転写材料か用いら
れていないのであればプログラムはブロック31でエンド
となる。
封筒形の転写材料が用いられているとすると、ブロッ
ク32において溶着ニップに対し所定の位置に封筒の後端
が到着したかどうかをモニタする。上述のように、この
機能は第1図のセンサ26におけるように封筒の後縁を実
際に検出して達成してもよく、あるいは封筒の移動速
度、その動作方向における封筒の長さおよび溶着ニップ
に入る時に基づき動作し、封筒が現在溶着ニップに対し
て所定の位置にあると仮定するタイマーのタイムアウト
で行ってもよい。
ブロック32で封筒の後縁が予定位置にあると決定され
ると、ブロック33において溶着ニップが開かれ、封筒の
最後の1インチ(2.5cm)程度には閉じた溶着ニップの
力が加わらないようになる。第2図には示さないが、ブ
ロック33はブロック32の動作後の所定の、そしてオペレ
ータが変えることの出来る時間にわたり、作動するよう
にしても、あるいはブロック32の直後に作動するように
してもよい。封筒の長さはその移動方向において様々で
あるから、ニップ開放の時間は封筒の前縁に対して可変
である。
溶着ニップが開くと、封筒の後端、例えばその最後の
1インチ(2.5cm)が溶着ニップを通過するのに短い時
間が必要である。この時間は第2図において時間遅延機
能ブロック34で示してある。封筒が溶着ニップを出てし
まった後に溶着ニップはブロック35に示すように次の再
生/溶着サイクルの準備のために閉じられる。第2図の
時間遅延ブロック34は望ましいが、当業者にとって、特
定の再生装置では封筒の圧力溶着の結果として累積した
転写材料の波打ちを解放するために溶着ニップを一時的
に開き、その後に封筒の後端において再び閉じるように
すればよい場合もある。これは好適な動作ではないが本
発明の範囲内である。
第3図は溶着ニップを開いて封筒の後端が加圧される
ことなく溶着ニップを通過しうるようにするために後端
検出および遅延時間を用いる本発明の一実施例を示す。
第3図において、ロール19,20は閉じており、封筒50は
これらロールにより形成される閉じた溶着ニップ51に送
られている状態で示されている。明らかなように封筒50
のサイズとローラ19,20のサイズは示していない。
光源52とホトセル53の形のセンサ26は溶着ニップ51の
上流に配置されている。封筒50が第3図の位置に動く
と、ホトセル53の出力信号により遅延回路54が作動す
る。回路54は、封筒50が点線位置55へと動くに要する時
間である遅延時間T1を得るように構成される。明らかな
ように、この時点までに封筒の大部分は溶着ニップ51を
通過しており、封筒の上また下面のトナーは溶着されて
いる。
遅延時間T1後に回路54はニップ開放機構56に信号を与
える。点線58で示すようにニップ開放機構56はこれによ
りローラ19,20の一方または両方をニップ51を開放させ
るように動作する。すなわち封筒の後端または後端部分
(点線55の位置)が溶着ニップ51とを圧力を受けずに通
るようにローラ19と20を離れさせる。
ライン57で示すように、ニップ開放機構56は封筒等が
溶着されるべきときにのみ動作する。
本発明によれば、溶着ニップ51は、溶着には用いられ
ない領域においてロールの2個の軸方向端部間にくさび
形のニップ開放カムを駆動するために溶着ロール19,20
の回転力を用いる特殊な構成により開かれる。この構成
を第4,5図に示す。
第4図において、下側の溶着ローラ19は加熱されるロ
ールであり、上側のロール20は加熱されない。ロール20
はバックアップロールである。好適にはロール19は従動
ロールであり、ロール20はロール19との摩擦係合により
回転するアイドラロールである。これらロールは円筒状
であり、平行の軸60,61に装着される。ロール19,20は例
えば直径30mmである。これらロールは内側の金属コアと
約2mm厚さのエラストマコーティングからなる。
これらロールは互いにばねにより引っ張られる方向に
バイアスされておりそれにより圧力/加熱溶着ニップ62
を形成する。このフューザの準備完了条件下においては
溶着ニップは閉じている。第4図のニップ62並びに他の
図に示すニップは両ロール間にほぼ直線の線接触をなす
が、ロール19,20の一方または両方がエラストマ状の外
側カバー有する場合には溶着ニップ62は転写材料の移動
方向において有限の幅を有する。
ローラ19,20の内の少くとも1個は他方に向けて弾性
的にバイアスされているが、それらの一方または両方へ
のニップ開放力をニップ62から離れる方向であって一般
に軸60,61を介して加えると、このニップが開く。この
ニップ開放力は例えば約80ポンド(36.3kg)である。溶
着されるべき転写材料は第4図の左から右へと動くこと
により溶着ニップ62に近づく。転写材料の送り速度の一
例は約6.7インチ/秒(約17cm/秒)である。この速度は
ロール19,20の周速度でもある。
本発明のこの実施例のニップ開放機構はアーム71によ
り軸61のまわりで自由回転するように装着されたローラ
付勢のロール分離カム部材70を備えている。カム70はア
ーム71のばね部分80によりバックアップロール20に対し
て僅かに押されている。カム部材70はかくしてロール20
と共に回転する傾向を有する。アーム71はロール20の端
面と係合し、この係合がアーム71とカム部材70に反時計
方向の駆動力を与える。
アーム71はキャッチ部材72の動作によりそのような反
時計方向の回転に対し制止されている。キャッチ部材72
はリリースレバー73の延長部である。レバー73は第3図
のニップ開放機構56により制御されて、溶着されている
封筒の最後の1インチ(2.5cm)程度の通過中に溶着ニ
ップを開くための信号を受けると静止ロッド74のまわり
で時計方向(矢印75)に回転する。
リリースレバー73の他端は同様のカム状部材70とアー
ム71とに関連する同様のキャッチ部材72を含む。すなわ
ち、溶着ニップ62を開くための信号を受けると、カム部
材70はこのニップの両軸端を介して駆動される。
レバー73が一時的に時計方向に回転すると、キャッチ
72はアーム71から離れてカム部材70とアーム71が回転ロ
ール20により与えられる摩擦駆動力により反時計方向に
回転しうるようにさせる。上述のように、これは溶着ニ
ップ62の各端で生じる。
その実質的に直後に、カム部材70の下側のテーパ部分
77がニップ62により捕えられる。従動ロール19はこのと
きカム部材70を溶着ニップを通じて送るように動作す
る。ニップ62の各軸端にカム部材70があるために、ロー
ル19,20は離されて溶着ニップ62を開き、封筒の後端か
ら圧力を除去する。
キャッチ72は矢印76で示す反時計方向の回転により実
質的に直ちにリセットされる。
反時計方向のカムの動作方向におけるカム部材70の長
さは封筒の後縁がニップ62の下流となった後にカムの後
端がニップ62を通過してニップ62を再び閉じることが出
来るようなものとされる。一例ではカム部材70は金属で
あってロール20の周囲に約120度となっており、そして
厚さが約4mm(ロール20の半径方向で)、幅が約3mm(ロ
ール20の軸方向)であった。
カム部材70の後端はその前縁表面77と同様のテーパ面
を有する。これら2つの面はニップ62が機械的な衝撃ま
たは振幅を最少として開閉しうるように配置される。一
例では、なめらかなスロープがニップ62の開閉に対しし
て与えられるようにカム部材70の両端にテーパ面77を設
けている。約10度のスロープはフューザおよびその駆動
列に対して機械的衝撃を伴わずにニップを開くのに適す
ることが分かっている。
軸60,61の方向におけるカム部材70の幅はそのカムが
転写材料の溶着用のロール19,20の領域までは入らない
ようなものとして選ばれる。かくして、上述のような溶
着ニップを通るカム部材70の通路は封筒の通路を妨害す
ることがない。
カム部材70が溶着ニップ62を通過した後にロール20の
反時計方向の力がアーム71とカム部材70を第4図に示す
位置にもどさせ、そこでアーム71は、ポスト74のまわり
の矢印70で示す方向のキャッチの反時計方向回転により
すでにリセットされているキャッチ72の動作により再び
係止される。
前述のように、第4図に示されていないが、第4図に
示すロール19,20の端部とは反対の端部に同様なニップ
開放機構を含む。
プリンタの準備完了およびオフ期間においてニップ62
を開いておくことが望ましい再生装置では、カム部材70
をロール間のその中間部分で停止させうることは当業者
には明らかである。このように、ニップ62は準備完了/
オフ期間に開放したままとされる。
本発明の範囲内となる第4図の装置の変更例では、カ
ム部材70のすぐ下のリング領域内のエラストマが除去さ
れる。このようにカム部材70はそのエラストマ表面では
なく露出されたロール20の金属コアとの係合により摩擦
的に駆動される。
第5図は溶着されている封筒の後縁部分の通過につい
て溶着ロールを離させるためのカムを有する本発明の他
の実施例を示す。
第5図は圧力フューザの端部の斜視図であって、転写
材料はこの図の左から右へと動くことによりホットロー
ル19とバックアップロール20により形成される溶着ニッ
プに近づく。ロール19は従動ロールであり、ロール20は
ロール19との摩擦係合により回転するアイドラロールで
ある。これらロールは円筒状であり一般に平行な軸60,6
1上に装着されている。
ロール19,20は互いに向けてばねでバイアスされてお
り、圧力/加熱溶着ニップ62を形成する。このフューザ
の準備完了条件においては溶着ニップ62は閉じている。
ロール20はロール19に向けて弾性的にバイアスされて
いる。かくしてロール20にニップ62から離れる方向であ
って一般に軸61の方向にニップ開放力を加えるとニップ
が開く。
この実施例のニップ開放機構は軸91と共に回転する、
ローラ付勢の偏心ロール分離カム部材90を備えている。
ロール20は軸91の中心のまわりに自由に回転する。すな
わちロール20は軸91に結合されていない。
カム部材90は92で図式的に示すカムラッチ機構によ
り、図示の位置にラッチされる。このカム部材90のラッ
チ状態において、溶着ニップ62は閉じており、ホットロ
ール19は周知の駆動手段により時計方向に駆動され、ロ
ール20はロール19との摩擦係合により反時計方向に駆動
される。
カム部材90は360度偏心カムである。第1の均一の半
径をもつカム部材93はカム部材90の約90度の部分に対応
し、破線94,95で示してある。この部分は例えば半径15m
mのような、軸61の中心のまわりの均一半径部分として
構成されている。カム部材90の他の部分96、すなわち27
0度に対応する部分は軸91の中心に対し偏心したカム面
を有する。好適な実施例では、カム部材90のこの部分96
は破線94のところでの半径15mmから部分96の中間の17mm
半径が均一に増加し、破線95で示すところの15mmへとも
どるようになっている。
カム部材90の部分93の外周面はロール19の端部で担持
される円形の金属ディスク99から離されている。すなわ
ち部分93はディスク99の周面とは係合しない。
カム部材90の部分96の外周面はロール19の端部で担持
される円形の金属ディスク99に乗り上がるようになって
いる。ディスク99はロール19と同様に時計方向に駆動さ
れる。ディスク99の直径はロール19のそれとほぼ等し
く、ロール19に対し偏心して装着される。第5図に示す
ような位置にカム部材90がなると、ディスク99の周面に
は接触しない。
カム部材96はピン100を担持し、このピンに伸長ばね1
01の一端が装着される。ばね101の他端は静止ポスト102
に接続する。例えばポスト102はフューザのフレームの
一部としてもよい。
第5図の位置においてばね101は伸張した状態となっ
ており、カム部材96に反時計方向の力を加える。しかし
ながらカム部材96はカムラッチ92の作用により図示の位
置にラッチされるから、カム90とシャフト91はこのとき
回転しない。
溶着されている封筒の最後の1インチ(2.5cm)程度
が通過中に溶着ニップ62を開く信号が入ると、カムラッ
チ92はばね101によるバイアスのもとでカム90を反時計
方向にリリースするように動作する。この回転が持続す
るとカム90の破線94部分を通ったカム面がディスク99と
係合する。このときカム部材90はばね101のバイアス力
には影響されないがディスク99の時計方向回転により反
時計方向に駆動される。
このとき上向きの力がシャフト61に加えられる。この
上向きの力はシャフト61とバックアップロール20を上向
きに動かし、そして溶着ニップ62が開きはじめる。すな
わちロール19,20が離れはじめる。
カム部材90の回転が続くと、ピン100が破線位置103と
なる。これがばね101の最も短くなる位置である。カム9
0はピン100が破線位置104となるまでディスク99により
反時計方向に回転しつづける。これがばね101の最も伸
長した点である。
カム部材90の面がシャフト61の中心に向かって半径方
向内向きに退き、溶着ニップ62が再び閉じはじめると、
ばね101は静止ポスト102に対しオーバーセンタ位置にな
る。このときばね101は圧縮してカム部材90を第5図の
ラッチ位置にさせるようなバイアスを与えはじめる。カ
ム部材がそのようにもどるときまで、カムラッチ機構の
リセットしており、カム部材90は第5図の位置で捕えら
れる。このときフューザは次の転写材料の溶着の用意が
出来ていることになる。カムラッチ92はこの次の転写材
料が封筒等であるときにのみ作動される。
このフューザの反対側の端部は第5図に示すと同様の
構成となっている。すなわち、溶着ニップ62を開くため
の信号が入ると、カムラッチ92が動作し、カム部材90が
上述のように360度回転して溶着ニップ62を開いてその
後閉じる。
反時計方向におけるカム部材の部分96の長さはカム部
材90が、封筒の後縁がニップ62の下流まで動いた後にの
みニップ62が再び閉じうるように選ばれる。
例えば15mmから17mmまで、そして15mmへとカム部材90
の部分96の半径方向のサイズが徐々に増減することによ
り、溶着ニップ62は最少の機械的衝撃または振動をもっ
て開放したり閉じたりすることが出来る。
第5図には示されていないが、前述したようにロール
19,20の第5図からみて反対側の端は同様のニップ開放
機構を有している。
プリンタのスタンバイおよびオフ期間中ニップ62を開
放しておく必要のある再生装置では、カム部材90はその
中間部がロール間に停止するように出来ることは当業者
には明らかである。このようにニップ62はスタンバイ/
オフ期間中開いたままとされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である電子写真プリンタの概
略図、第2図は本発明を示すフローチャート、第3図は
本発明の他の実施例を示す図、第4図は溶着ニップを開
放するためのカムを使用する本発明の一実施例の端面斜
視図、第5図は溶着ニップを開放するためにカムを使用
する本発明の他の実施例の端面斜視図である。 10……プリンタ、11,12……トレイ、13,14……紙送り手
段、16……バス、17……光伝導体、15……転写ステーシ
ョン、18……溶着ステーション、19……ホットローラ、
20……バックアップローラ、25……早期ニップ開放手
段、26……センサ、27……結像ステーション、28……現
像ステーション、29……クリーニングステーション、50
……封筒、51……溶着ニップ、52……光線、53……ホト
セル、54……遅延回路、56……ニップ開放機構、62……
圧力/加熱溶着ニップ、70……ローラ付勢のロール分離
カム部材、71……アーム、72……ラッチ部材、73……リ
リースレバー、74……静止ロッド、77……テーパ部、80
……ばね部分、90……ローラ付勢の偏心ロール分離カム
部材、92……カムラッチ機構、93……カム部分、99……
金属ディスク、100……ピン、101……ばね、102……静
止ポスト。
フロントページの続き (72)発明者 ロナルド、アルフレッド、コーリン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、シャ ーロット、フード、ロード、9216 (72)発明者 ウイリアム、ウェスリー、シットン アメリカ合衆国ノースカロライナ州、シャ ーロット、ウィローブレイ、ロード 3016 (56)参考文献 特開 昭62−92979(JP,A) 特開 昭61−294477(JP,A) 特開 昭58−126561(JP,A) 特開 昭60−55370(JP,A) 特開 昭61−198261(JP,A) 特開 平1−253783(JP,A) 実開 63−43165(JP,U)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ平行な軸の形に装着され、かつ、動く
    トナー担持転写材料を溶着させるための圧力溶着ニップ
    を形成するように互いにバイアスされた一対の円筒形の
    回転可能なロールと、 上記ロールの一方の軸のまわりで回転するように装着さ
    れ、かつ、この一方のロールの一端においてその円筒状
    表面と摩擦接触するように、上記溶着ニップへと伸びな
    いように軸方向位置で装着された、ロールで付勢される
    ロール分離カム部材を有するニップ開放機構と、 この溶着ニップの回転方向の上流側の位置で上記カム部
    材を回転しないように保持するキャッチ部分を有するカ
    ム解放部材と、 上記カム解放部材を一時的に動作させてこのカム部材が
    上記一方のロールの回転によって上記溶着ニップを介し
    駆動されて上記溶着ニップを開放する制御手段と、 を備え、上記カム部材はその一時的動作により上記一方
    のロールにより上記上流側位置にもどされ、そこで上記
    カム部材の動きが上記カム解放部材の動作により再び保
    持される 圧力フューザ。
  2. 【請求項2】前記制御手段は溶着される転写材料の形式
    に選択的に応答して与えられた形式の転写材料が溶着さ
    れているときにのみ前記カム解放部材を選択的に動作さ
    せる 請求項1記載の圧力フューザ。
  3. 【請求項3】前記与えられた形式の転写材料は封筒のよ
    うな多重材料である 請求項2記載の圧力フューザ。
  4. 【請求項4】前記カム部材は前記溶着ニップの開放およ
    びその後の閉成の衝撃を最小にするための前面テーパ縁
    および後面テーパ縁を有する 請求項3記載の圧力フューザ。
  5. 【請求項5】前記一方のロールの回転方向における前記
    カム部材の長さは前記封筒状転写材料の後縁が圧力のか
    からない状態で前記圧力溶着ニップを通過しうるもので
    あり、上記溶着ニップは次の転写材料が入る前に再び閉
    じる 請求項4記載の圧力フューザ。
  6. 【請求項6】前記ロールの内の少くとも一方が加熱さ
    れ、前記一方のロールの他端に協働するカム部材とカム
    解放部材が装着されている 請求項5記載の圧力フューザ。
  7. 【請求項7】ほぼ平行な軸の形に装着され、かつ、動く
    トナー担持転写材料を溶着させるための圧力溶着ニップ
    を形成するように互いにバイアスされた一対の円筒形の
    回転可能なロールと、 上記ロールの内の一方の軸のまわりでその回転とは無関
    係に回転するように、その一方の軸の一端に、その回転
    方向にバイアスされた状態で装着される偏心したロール
    分離カム部材からなるニップ開放機構と、 この偏心カム部材を回転しないように保持するカム解放
    部材と、 上記ロールの内の他方の軸と共にそのまわりで上記偏心
    カム部材の回転面内で回転するように装着された駆動デ
    ィスク部材と、 制御手段と、 から成り、上記偏心カム部材の位置は上記カム解放部材
    により保持されるとき偏心カム部材と上記駆動ディスク
    部材との間に係合が生じないようになっており、このと
    き上記ロール対が溶着係合するようになっており、上記
    制御手段は上記カム解放部材を作動させてそれにより上
    記偏心カム部材が上記バイアス力のもとで回転可能とな
    り、上記偏心カム部材の表面を上記駆動ディスク手段と
    係合させ、それにより上記偏心カム手段が上記駆動ディ
    スク手段により駆動されるとき上記一方のロールの軸が
    他方のロールの軸から離される 圧力フューザ。
  8. 【請求項8】前記偏心カム部材は上昇/下降輪郭を有
    し、この輪郭は前記圧力溶着ニップをまず開かせ、次に
    上記偏心カム部材が前記駆動ディスク部材により駆動さ
    れるとき閉じさせるように動作する 請求項7記載の圧力フューザ。
  9. 【請求項9】前記一方のロールの回転方向における前記
    偏心カム部材の前記上昇/下降部分の長さは圧力を加え
    ることなく封筒状転写材料の後端が前記溶着ニップを通
    過しうるものであり、上記溶着ニップは溶着されるべき
    次の転写材料から入る前に再び閉じられる 請求項8記載の圧力フューザ。
  10. 【請求項10】前記一方のロールの他端に協働カム部
    材、カム解放部材、駆動ディスク部材および制御手段が
    装着されている 請求項9記載の圧力フューザ。
  11. 【請求項11】請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9または10の何れかに記載の圧力フューザを有す
    る、 電子写真再生装置。
JP2197600A 1989-08-25 1990-07-25 圧力フューザ及び電子写真再生装置 Expired - Lifetime JPH0812527B2 (ja)

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