JPH08124847A - 位置ずれ計測方法及びそれを用いた位置ずれ計測装置 - Google Patents

位置ずれ計測方法及びそれを用いた位置ずれ計測装置

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JPH08124847A JP7237663A JP23766395A JPH08124847A JP H08124847 A JPH08124847 A JP H08124847A JP 7237663 A JP7237663 A JP 7237663A JP 23766395 A JP23766395 A JP 23766395A JP H08124847 A JPH08124847 A JP H08124847A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体基板上に微細な回路パターンを重ね焼
き付けをしたパターン同士の位置ずれを計測する際、レ
ーザー光源にドリフト性変動が残っている場合において
も、高精度で安定して計測値が得られる位置ずれ計測方
法及びそれを用いた位置ずれ計測装置を達成すること。 【解決手段】 回折格子状のアライメントマークを用い
て、2つのアライメントマークで構成される計測マーク
の位置ずれとしてヘテロダイン干渉法によって計測する
際、計測装置上に安定度モニタ用マークを設け、半導体
基板上に参照マークを設け、該安定度モニタ用マークを
計測して、その計測値から光源の安定度を判定し、該光
源の安定度に応じて該安定度モニタ用マーク及び該参照
マークの計測頻度を決定し、該参照マークの計測値を使
用して該計測マークの計測値を補正することを特徴とす
る位置ずれ計測方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は位置ずれ計測方法及
びそれを用いた位置ずれ計測装置に関し、特に、半導体
基板上に微細な回路パターンを位置合わせをして重ね焼
き付けをした時に、各焼き付け時の回路パターン同士が
感光体上でどれ程正確に重ね合わされているかを計測す
る半導体素子製造用の露光装置による位置合わせの正確
さを計測する場合に好適に応用できるものである。
【0002】
【従来の技術】特開平4-212002号公報に於いては半導体
基板上に重ね焼付けを行った回路パターンのずれを検出
する際に二周波レーザーを光源として用いヘテロダイン
干渉法を用いて計測する装置が開示されている。同公報
では重ね焼きの際に同時に形成した回折格子を利用して
2つの回折光のビート信号の位相差を検出して2つの回
折格子間の相対的位置ずれを計測している。かかるレー
ザーを光源とする位置ずれ計測装置では、装置の電源を
投入してからレーザーヘッドに対して十分なウォーミン
グアップ時間をおいてから計測を開始するか、又はレー
ザーヘッドを昼夜を問わず連続運転させておいて、装置
を定常状態に保ち、もって安定な計測性能を得ることで
高精度の計測を実現していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に市販のレーザー
ヘッドのウォーミングアップ時間は30分程で良いとさ
れている。しかし、上記公報で提案している位置ずれ計
測装置の如く高精度、高分解能の位置ずれ計測装置で
は、レーザー光源の安定性への要求が厳しくなり、30
分程度のウォーミングアップ時間では不十分となり、更
に長時間のウォーミングアップ時間を必要とし、計測装
置の稼働時間に制約を来していた。
【0004】又環境の変化に対して計測装置の精度も敏
感に変化することになり、計測値の再現性が低下する課
題も生じていた。
【0005】図9は二周波レーザーを光源として2つの
回折格子間の相対的位置ずれを回折光のヘテロダイン干
渉を利用して測定する場合のずれ計測値の経時特性の説
明図である。図中、横軸は時間を示し、縦軸は回折格子
のずれの計測値を示している。本来この2つの回折格子
は相対的位置ずれ△X=△Y=0で形成されているもの
であり、計測値も0でなければならない。しかしながら
レーザー光の照射ビームにドリフト性の変動や周波数の
変動が残っていると回折格子への照射ビームは本来の計
測位置からずれた位置を照射する。即ち2つの回折格子
を偏心して照射することになる。この状態で2つの回折
格子の位置ずれを測定すれば△X、△Yは0を示さずに
或る値を示すことになる。いわば見かけのずれ(計測装
置の経時的計測誤差)を示すことになる。
【0006】同図はこの見かけのずれが時間の経過と共
に0になる様子を示すものである。同図において時刻O
は二周波レーザー光源を起動して数10分のウォーミン
グアップの後、二周波レーザーが一応定常状態になった
時刻である。一般に市販の二周波レーザー光源にはこの
定常状態を確認できる表示器や信号出力を備えているの
で、時刻Oを確認できる。
【0007】時刻Oから時刻Aまでの間、即ち区間OA
では計測値が激しく変動する。次に区間ABでは、変動
は一時安定している。しかし区間BCでは計測値の変動
は再び大きくなる。そして区間CDでは計測値の変動は
収まり、見かけのずれは殆ど0になり安定になる。
【0008】従って二周波レーザーを光源とする位置ず
れ計測装置ではレーザー光源が一応定常状態になっても
更に長時間ウォーミングアップを続け、完全にドリフト
性変動が無くなってから計測を開始しなければならなか
った。この事情はレーザーを光源とする高精度の計測装
置については略同様である。
【0009】本発明は、位置ずれ計測装置上に相対的ず
れ量が既知の2つの回折格子より構成される安定度モニ
タ用マークを設け、又半導体基板上にも相対的ずれ量が
既知の2つの回折格子より構成される参照マークを設
け、安定度モニタ用マークの計測値で光源の安定度をモ
ニタすることにより、適切な頻度で安定度モニタ用マー
クの計測及び参照マークの見かけのずれ値をチェック
し、目的の計測マークの見かけの計測値から参照マーク
の見かけのずれ値を補正することによって、レーザー光
源中に僅かのドリフト性変動がある場合でも、常に精度
の高い、安定したずれ計測値の得られる位置ずれ計測方
法及びそれを用いた位置ずれ計測装置の提供を目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の位置ずれ計測方
法の構成は、 (1−1)半導体基板上に回路パターンと共に回折格子
で構成されるアライメントマークを重ね焼きした回路パ
ターンの位置ずれを2つのアライメントマークで構成さ
れる計測マークの位置ずれとしてヘテロダイン干渉法に
よって計測する際、位置ずれ計測装置上に相対的ずれ量
が既知の2つの回折格子より構成される安定度モニタ用
マークを設け、該半導体基板上に相対的ずれ量が既知の
2つの回折格子より構成される参照マークを設け、該安
定度モニタ用マークを計測して、その計測値から光源の
安定度を判定し、該光源の安定度に応じて該安定度モニ
タ用マーク及び該参照マークの計測頻度を決定し、該参
照マークの計測値を使用して該計測マークの計測値を補
正することを特徴としている。
【0011】特に、(1−1−1)前記光源の安定度の
判定は安定度モニタ用マークの計測値の時間当たりの変
化率によって行うこと等を特徴としている。
【0012】(1−2)予め位置ずれ量が知れた2つの
参照物体の位置ずれを計測することによって、前記2物
体の位置ずれを検出する際の計測誤差の時間的変化を測
定するステップ、前記計測誤差の時間的変化に基づい
て、前記2物体の位置ずれを検出する期間中に、前記予
め位置ずれ量が知れた2つの参照物体の位置ずれを検出
することによって前記計測誤差を測定する頻度を決定す
るステップそして前記2物体の位置ずれを検出する期間
中に、検出された前記2物体の位置ずれ量を最新の前記
計測誤差により補正するステップとを用いて該2物体の
位置ずれを検出することを特徴としている。
【0013】特に、(1−2−1)前記計測誤差の時間
的変化率をa、目標位置ずれ検出精度をcとすると、前
記2物体の位置ずれを検出する期間中に前記計測誤差を
測定する時間間隔Tを T≦a/c に設定するステップを有することを特徴としている。
【0014】また、本発明の位置ずれ計測装置の構成
は、 (2−1)半導体基板上に形成された2つの回折格子よ
り成る計測マーク間の相対的位置ずれを、レーザーを光
源とするヘテロダイン干渉法によって計測する位置ずれ
検出装置であって、半導体基板支持部上に設けた相対的
位置ずれ量が既知の2つの回折格子より成る安定度モニ
タ用マークと、該安定度モニタ用マークの計測値を記憶
する計測値記憶部と、該計測値記憶部に記憶している安
定度モニタ用マークの計測値を用いてレーザー光源の安
定度を算出する演算手段と、該計測マークの計測値の補
正情報を与える補正手段とを有し、該計測マークの計測
を行う際、該レーザー光源の安定度に応じて該安定度モ
ニタ用マークの計測頻度を決定し、該補正手段を用いて
該計測マークの計測値を補正することを特徴としてい
る。
【0015】特に、(2−1−1)前記レーザー光源の
安定度は2つの時刻の前記安定度モニタ用マークの計測
値を用いて演算する時間当たりの該安定度モニタ用マー
クの計測値の変化率である、(2−1−2)前記レーザ
ー光源の起動時以後の前記安定度モニタ用マークの計測
値の標準的経時特性を記憶している標準値記憶部を有
し、該安定度モニタ用マークの計測値が該標準的経時特
性に対して所定の幅の中にあるか否かを判定し、これに
よってレーザー光源の異常を検出する、(2−1−3)
前記補正手段は前記半導体基板上に形成した相対的位置
ずれ量が既知の2つの回折格子より成る参照マークを有
しており、前記計測マークの計測を行う際、前記レーザ
ー光源の安定度に応じて該参照マークの計測頻度を決定
し、該参照マークの計測値を用いて該計測マークの計測
値を補正する、(2−1−4)補助照明光源と、該補助
照明光源からの光束を位置ずれ計測領域に照射する第2
の照射手段と、位置ずれ計測領域の画像を取り込む画像
入力手段と、取り込んだ画像を記憶する観察画像蓄積部
とを有し、前記レーザー光源の安定度に応じて該補助照
明光源からの光束で以て位置ずれ計測領域を照射して、
該画像入力手段を介して該観察画像蓄積部へ画像を取り
込み、取り込んだ該画像を用いて位置ずれ計測の制御を
行うこと等を特徴としている。
【0016】本発明の位置ずれ計測装置は、 (2−2)予め位置ずれ量が知れた2つの参照物体、前
記参照物体の位置ずれの検出値を記憶する記憶手段、記
憶された前記参照物体の位置ずれの検出値によって、前
記2物体の位置ずれを検出する際の計測誤差の時間的変
化を算出する手段、前記計測誤差の時間的変化に基づい
て、前記2物体の位置ずれを検出する期間中に、前記計
測誤差を前記予め位置ずれ量が知れた2つの参照物体の
位置ずれを検出することによって測定する頻度を決定す
る手段そして前記2物体の位置ずれを検出する期間中
に、検出された前記2物体の位置ずれ量を最新の前記計
測誤差により補正する手段とを用いて該2物体の位置ず
れを検出することを特徴としている。
【0017】特に、(2−2−1)前記計測誤差の時間
的変化率をa、目標位置ずれ検出精度をcとすると、前
記2物体の位置ずれを検出する期間中に前記計測誤差を
測定する時間間隔Tを T≦a/c に設定する手段を有することを特徴としている。
【0018】本発明の計測方法は、 (3−1)計測誤差の時間的変化を測定するステップ、
前記計測誤差の時間的変化に基づいて、計測期間中に前
記計測誤差を測定する頻度を決定するステップ、そして
前記計測期間中において、計測された計測値を最新の前
記計測誤差により補正するステップとを用いて物体の情
報を計測することを特徴としている。
【0019】特に、(3−1−1)前記計測誤差の時間
的変化率をa、目標計測精度をcとすると、前記計測期
間中に前記計測誤差を測定する時間間隔Tを T≦a/c に設定するステップを有することを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例1の要部構
成図である。本実施例は位置ずれ計測装置を半導体素子
製造装置に適用して、重ね合わせ精度の測定を行うもの
である。
【0021】図2は図1の安定度モニタ用マーク、参照
マーク、計測マークの形状説明図、図3は図1の半導体
基板支持部10に載置された半導体基板11の斜視図、
図4は図1の計測マークの説明図である。
【0022】図中、MM は例えば2つの回折格子より構
成される図2(A)に示すパターンを持ち、半導体基板
支持部10上で半導体基板11に隣接した位置に形成し
ている。即ちこのパターンでは2つの回折格子の相対的
ずれ△X=△Yは0として構成されている。以後この2
つの回折格子MM を「安定度モニタ用マーク」と、安定
度モニタ用マークの相対的位置ずれの計測を「安定度モ
ニタ用マークの計測」と、その計測値(即ち計測装置の
計測誤差)を「安定度モニタ用マークの計測値」と呼称
する。
【0023】MR は例えば2つの回折格子より構成され
る図2(A)に示す安定度モニタ用マークMM と同じパ
ターンを持ち、半導体基板11上に半導体プロセスによ
って、予め焼き付けて形成している。以後この2つの回
折格子MR を「参照マーク」と、この参照マークMR
相対的位置ずれの計測を「参照マークの計測」と、その
計測値を「参照マークの計測値」と呼称する。なお、参
照マークMR は補正手段の一要素を構成している。
【0024】Mi,j はアライメントマークであり、これ
は図2(B)に示す様に回折格子のパターンを持ち、図
4に示すように半導体基板11上への回路パターン焼き
付け1回毎に回路パターン焼き付けと同時に焼き付けて
形成している。下付字i はi回目の半導体プロセスを意
味し、jは1つの半導体基板11中で第j番目のショッ
ト(焼き付け)を意味する。従って、アライメントマー
クMi,j は1ショットの焼き付け範囲の周辺部にこれま
での焼き付け回数nに対応する個数が所定の間隔をおい
て形成されている。
【0025】そこで半導体基板11上に重ね焼き付けさ
れている回路パターン同士が感光体上でどれ程正確に重
ね合わされているかを計測する場合には第i−1プロセ
スで焼き付けたアライメントマークMi-1,j と第iプロ
セスで焼き付けたアライメントマークMi,j とのずれを
計測する。即ち図2(B)に示すアライメントマークM
i-1,j とアライメントマークMi,j との相対的ずれを計
測する。以後この2つの回折格子を「計測マーク」と、
この2つの回折格子の相対的位置ずれの計測を「計測マ
ークの計測」と、その計測値を「計測マークの計測値」
と呼称する。
【0026】1は二周波レーザー光源(レーザー光源)
であり、光ヘテロダイン干渉計測用の光源である。2は
補助照明光源であり、位置ずれ計測領域を後記の計測制
御部からの制御信号S14によって照明する。3は第1
の照射手段であり、レーザー光源1の光束からヘテロダ
イン干渉に適した少なくとも2つの光束を形成し、後記
のマーク部分(位置ずれ計測領域)を所定の入射角で以
て照射する。13は第2の照射手段であり、補助照明光
源2からの光束で以て位置ずれ計測領域を照射する。
【0027】14は受光光学系であり、マークである回
折格子からの所定回折光31で以て構成される光ビーム
を受光し、光ヘテロダイン干渉によって得られるビート
信号S1を出力する。12は画像入力手段であり、位置
ずれ計測領域の画像を取り込み画像信号S13として後
記の観察画像蓄積部へ出力する。4は信号処理系であ
り、受光光学系14からのビート信号S1を処理してそ
の位相情報から相対的位置ずれ量を算出して計測値S2
として出力する。なお、受光光学系14及び信号処理系
4は各々検出手段の一要素を構成している。
【0028】5は計測値記憶部であり、信号処理系4か
らの計測値S2と共に計測対象の種類及び必要に応じて
計測時刻を記憶する。6は差分器(演算手段)であり、
計測値記憶部5中の2つの安定度モニタ用マークMM
計測値S3,S4を用いて単位時間当たりの安定度モニ
タ用マークMM の計測値の変化率を計算して、演算結果
S7を出力する。7は標準値記憶部であり、予め安定度
モニタ用マークMM の計測値の標準的経時計測特性を記
憶させてある。
【0029】8は比較器(比較手段)であり、安定度モ
ニタ用マークMM の計測値S5と標準値記憶部7中の安
定度計測マークの計測値の標準データS6との比較を行
い比較結果S8を出力している。9は計測制御部であ
り、装置全体の制御を行うと共に装置各部分からの情報
を基に装置の精度維持、計測制御や演算を行う。
【0030】10は半導体基板支持部材、11は半導体
基板、15は二周波レーザー光源1から出射したレーザ
ー光、16は補助照明光源2からの照明光、30はレー
ザー照射光、31はマークからの回折光、40は補助光
の照射光、41は位置ずれ計測領域からの補助光の反射
光である。
【0031】33は位置合わせ機構(XYテーブル)、
34は観察画像蓄積部である。
【0032】本実施例の動作を説明する。ただし、照射
手段、受光光学系については特開平4-212002号公報に開
示しているものを使用するので、ここでは説明を省略す
る。二周波レーザー光源1から出射したレーザー光15
は第1の照射手段3を経由して、照射光30となって所
定の位置ずれ計測領域をスポット状に照射する。一方、
位置合わせ機構33は計測制御部9からの制御信号S1
2を受け、照射光30のビームスポットの位置に計測し
ようとしているマークをおおよそ位置合わせする。この
時観察画像蓄積部34は照射光30のビームスポット付
近の画像を取り込み、この画像を利用してマークの位置
合わせの際に、所望の位置への追い込みと位置合わせ確
認を行う。
【0033】一般的にマークの位置合わせが完了すれ
ば、該マークが計測位置に位置しており、更にこの位置
には照射光30のビームスポットが来ているので、回折
光31が受光光学系14に入射する。そして受光光学系
14の中で重ね合わせ精度情報を有する電気信号に変換
されて、ビート信号S1を出力する。
【0034】信号処理系4はビート信号S1を受け取
り、その位相情報を利用して計測値を算出し計測値S2
を出力する。
【0035】ここで計測値について説明する。
【0036】安定度モニタ用マークMM の計測値は△X
M ,△YM である。これは前記のようにレーザー光源1
が全く定常状態になっていれば本来0と計測されるべき
ものが、レーザー光源1のドリフト性変動や波長性の変
動が残っておれば、それに起因して0ではない値を示
す。本実施例では安定度モニタ用マークMM の計測値を
使用して計測値の単位時間当たりの変化率を算出して光
源の安定度をモニタしている。
【0037】参照マークMR の計測値は△XR ,△YR
であり、これは見かけのずれ値である。これは計測マー
クMi-1,j 、Mi,j の計測時の誤差を除去するために、
計測動作中に計測制御部9からの制御信号により時々計
測している。
【0038】計測マークMi-1,j 、Mi,j の計測値は△
i,j ,△yi,j であり、これは見かけの計測値であ
る。
【0039】従って計測値S2としては(△XM ,△Y
M )、(△XR ,△YR )、(△xi,j ,△yi,j )が
ある。一方、計測制御部9は計測時刻tとマーク識別番
号を計測値記憶部5へ制御信号S9によって与える。そ
して計測値S2は必要に応じて計測時刻tとマーク識別
番号と共に、計測値記憶部5に蓄積記憶する。
【0040】又、計測制御部9は今計測したものが計測
マークMi-1,j 、Mi,j の見かけの計測値△xi,j ,△
i,j である場合は、この計測値と参照マークMR の見
かけのずれ値△XR ,△YR を計測値記憶部5から信号
S15として取り込み、次式の演算を行い、 △Xi,j =△xi,j −△XR (1) △Yi,j =△yi,j −△YR (2) 計測マークMi-1,j 、Mi,j のずれ計測値△Xi,j ,△
i,j として計測値記憶部5へ制御信号S9に乗せて送
り、記憶する。
【0041】従って、計測値記憶部5で蓄積記憶される
計測値は 安定度モニタ用マークMM の経時計測値 △X
M,t ,△YM,t ・・ 参照マークMR の計測値(見かけのずれ値) △X
R ,△YR 計測マークMi-1,j 、Mi,j のずれ計測値 △X
i,j ,△Yi,j これは第jショットの部分について第i番目の半導体プ
ロセスにおける焼き付けパターンと第i−1番目の半導
体プロセスにおける焼き付けパターンの重ね合わせ誤差
である。の3種類ある。
【0042】標準値記憶部7には、安定度モニタ用マー
クMM の計測値の標準的経時特性(△XM,T ,△YM,T
・・・・)を標準データとして予め記憶させてある。つ
まり計測制御部9から標準値記憶部7に対して、二周波
レーザー光源1を起動してからの時間tを、制御信号S
10により与えると、標準値記憶部7はこの時間t(=
T)に対応する安定度モニタ用マークMM の測定値の標
準データを標準値記憶部7から選択して、標準データS
6として比較器8へ出力する。
【0043】そして計測制御部9からの制御信号S9に
よって、計測値記憶部5が蓄積しているデータの中か
ら、2つの安定度モニタ用マークMM,t の計測値(△X
M,t1、△YM,t1)、(△XM,t2、△YM,t2)を選び出
し、計測値S3、S4として差分器6へ出力する。計測
値S3とS4は、比較的近接した時刻t1,t2に計測
されたデータである。これによって差分器6は次式の演
算を行う。
【0044】
【数1】 この演算結果S7は、或る近接した二つの時刻(t1〜
t2)間の、安定度モニタ用マークMM の計測値の変化
率を示す。
【0045】一方、比較器8は計測値記憶部5より、安
定度モニタ用マークMM の最近の計測値S5(△X
M,t 、△YM,t )を受け取り、標準値記憶部7から得た
標準データS6(△XM,T 、△YM,T )に対してある巾
の中にあるか否かを判定し、その結果を比較結果S8と
して計測制御部9へ出力する。もし標準データに対して
大きくずれておれば、計測制御部9はレーザー光源1に
何らかの異常があると判断し、装置外部に警告を発す
る。
【0046】差分器6の演算結果S7(ζ,η)と、比
較器8の比較結果S8を受けた計測制御部9は、補助照
明光源2を点灯・消灯したり、安定度モニタ用マークM
M や参照マークMR を計測する頻度を増減する。
【0047】図5〜図8は実施例1の動作を表すフロー
チャートである。
【0048】図5は本装置を起動してから半導体基板の
第1ショットについて計測を始めるまでのフローチャー
トである。先ず処理10で本実施例の装置の電源を投入
すると、処理11で装置各部の初期化処理を行う。例え
ば電子回路の動作モードセット等の電気的初期化処理
や、位置合わせ機構の原点出し等の機械的処理が行われ
る。次に処理12では、二周波レーザー光源1が定常状
態になるまで待つ。一般に市販の二周波レーザーには定
常状態を確認できる表示器や信号出力を備えているの
で、確認は容易である。
【0049】二周波レーザー光源1はウォーミングアッ
プが終われば、おおむね安定状態になる。しかし、前記
のように出射光の方向変動については、ドリフト性変動
と振動性変動の両方が、ウォーミングアップ後も存在す
る。一般的には、ドリフト性変動は、数時間経過すれば
殆ど無くなるが、この間に半導体基板上のビームスポッ
ト位置が移動する。この結果装置起動後の数時間はドリ
フト性変動によりマーク位置合わせの際にビームスポッ
トが所定の位置からずれて照射されるため、所定の位置
を観測している観察画像に照明ムラが発生し、位置合わ
せ確認や追い込みが出来なくなる。
【0050】しかし、本実施例ではドリフト性変動が収
まっていない状態でも位置合わせ確認や追い込みを可能
としている。
【0051】先ず処理13で半導体基板11を半導体基
板支持部10にセットする。
【0052】次に実施例1の装置は処理14で補助照明
光源2を点灯する。これはレーザー光源1にドリフト性
変動が残っており、レーザー光がマークの部分を偏芯し
て照明している場合でも、補助照明光源2によってマー
クを均一に照明し、マークの位置合わせや追い込みを確
実に行えるようにする為である。次に処理15で安定度
モニタ用マークMM を計測位置に位置合わせして、処理
16で位置ずれ計測に不要な補助照明光源2を消灯し
て、処理17で安定度モニタ用マークMM の1回目の測
定を行う。
【0053】次に処理18から処理21まででもう1度
安定度モニタ用マークMM を計測する。
【0054】以上の2回の安定度モニタ用マークMM
測定によってこのマークの計測値の変化率を求められる
ことになった。
【0055】これから半導体基板11上の各ショットの
重ね合わせ誤差の計測がスタートする。先ず処理22に
おいてj=0とセットして、処理23に進む。ここでは
全ショットの計測が終わったか否かの判断であるが、当
然NOであり、処理は24へ進みjを1増やして第1ショ
ットの計測に進む。処理25では最近の2つの時刻t1
とt2の安定度モニタ用マークMM の測定値を用い、変
化率ζ、ηを計算する。
【0056】処理26において変化率ζ、ηの値によっ
てA1〜A4に分岐する。すなわち変化率ζ、ηの値を4つ
の領域に分けており、変化率が最も大きい領域にあれば
フローはA1に分岐し、変化率ζ、ηの値がその次の領域
にあればフローはA2に分岐し、以下A3,A4 へと分岐す
る。
【0057】今の場合、変化率ζ、ηの値が最も大きい
領域にあったとしてフローがA1に進んだとする。この場
合は図6に示す様に第jショットのずれ計測に際して、
毎回補助照明光源2を点灯してマークを照明し、又毎回
のずれ計測の前に安定度モニタ用マークMM 及び参照マ
ークMR の計測を行う。
【0058】このフローを説明する。処理101におい
て補助照明光源2を点灯する。これはレーザー光源1の
ドリフト性変動が飽和していない段階ではレーザー光源
1のビームスポットが測定マークの中心から偏心してお
り、これが為にレーザー光の照明によって観察画像を取
り込もうとすれば画像の一部が欠けたりして、位置合わ
せや追い込みが出来なくなるので、補助照明光源2によ
って測定マークを照明し、位置合わせや追い込みを確実
にするためである。次いで処理102で安定度モニタ用
マークMM を計測位置に位置合わせして、処理103で
計測に不要な補助照明光源2を消灯して、処理104で
安定度モニタ用マークMM を計測して計測値△XM,t
△YM,t を得る。
【0059】次に処理105から処理108までは参照
マークMR について同じ処理を繰り返し、見かけのずれ
値△XR ,△YR を得る。
【0060】次に処理109から処理112までは計測
マークMi-1,j ,Mi,j について同じ処理を繰り返し、
見かけの計測値△xi,j ,△yi,j を得る。そして処理
113において(1)、(2)の演算を行い、ずれ計測
値△Xi,j ,△Yi,j を得て、第1ショットの計測を終
わる。そして図5のフローのB 点に移り、ジョブ終了の
判断及び次測定の為の変化率の計算、分岐へと進む。
【0061】A1のフローはレーザー光源1のドリフト性
変動が激しい場合、毎回安定度モニタ用マークMM 及び
参照マークMR の測定を行い、1個のショットのずれ計
測を行う度に変化率ζ、ηをこまめにチェックし、参照
マークMR の見かけのずれ値△XR ,△YR も毎回計測
していることを示している。
【0062】もし変化率ζ、ηが2番目に大きい領域に
あれば、フローはA2へ分岐する。図7のA2のフローにつ
いて説明する。この場合は変化率ζ、ηがある程度小さ
くなっていて二周波レーザー光源1の出射方向のドリフ
ト性変動が略飽和して、レーザー光がマーク部分を確実
に照明しているので補助照明光源2が不要になってい
る。そこで図7に示す様に補助照明2は使用せず、基本
的に1回の安定度モニタ用マークMM 及び参照マークM
R の測定を行って、2個のショットのずれ測定を行う。
【0063】処理201と202では安定度モニタ用マ
ークMM の測定をする。前記のA1のフローとの違いは、
補助照明光源2を点灯していない点である。
【0064】次に処理203と204とで参照マークM
R の測定を行い見かけのずれ値△XR ,△YR を得る。
【0065】そして、処理205と206とで第jショ
ットの重ね合わせ誤差の測定を行う。即ち計測マークM
i-1,j ,Mi,j について位置合わせ、測定を行いみかけ
の計測値△xi,j ,△yi,j を得る。そして処理207
において(1)、(2)の演算を行いずれ計測値△X
i,j ,△Yi,j を得て、第jショットの計測を終わる。
【0066】次に判断208において全ショットの計測
が終わったか否かの判断を行い、計測ジョブの終了又は
継続へ別れる。
【0067】継続する場合は処理209へ進む。ここで
はjを1進め、処理210と211で第jショットのず
れの測定を行う。即ち計測マークMi-1,j ,Mi,j につ
いて位置合わせ、測定を行い見かけの計測値△xi,j
△yi,j を得る。そして処理212において(1)、
(2)の演算を行いずれ計測値△Xi,j ,△Yi,j を得
て、第jショットの計測を終わる。そして図5のフロー
のB 点に移り、ジョブ終了の判断及び次測定の為の変化
率の計算、分岐へと進む。
【0068】以上の様にA2のフローではドリフト性変動
が略飽和しているので、補助照明光源2も点灯せず、1
回の安定度モニタ用マークMM 及び参照マークMR の測
定で2ショットのずれ測定を行っているので、A1のフロ
ーを採る場合よりもスループットが向上する。
【0069】もし変化率ζ、ηが3番目に大きい領域に
あれば、フローはA3へ分岐する。図8のA3のフローにつ
いて説明する。この場合はA2のフローと似ているが、A2
の場合よりもレーザーのドリフト性変動が更に飽和して
いるので基本的に1回の安定度モニタ用マークMM 及び
参照マークMR の測定を行って、3個のショットのずれ
測定を行っている。
【0070】従ってA2の場合よりも更にスループットが
向上する。
【0071】A4のフローについては説明を省くが、更に
ドリフト性変動が飽和しているので、1回の安定度モニ
タ用マークMM 及び参照マークMR の測定によって4シ
ョット或はそれ以上の数のショットの測定を行うフロー
にすれば良い。
【0072】図10〜図13は本発明の実施例2の説明
図である。本実施例は、位置ずれ計測装置を半導体素子
製造装置に適用して、重ね合わせ精度の測定を行うもの
である。図10は本実施例の光学系概略図、図11は照
射光と計測マークの配置を示す図、図12はウエハ上の
測定を行うマークの配置を示す図であり、図13は、温
度変化と位相差検出器の出力の関係を示す図である。
【0073】図12は、ウエハ上に配置されている実際
に測定を行うマークの配置の一部を示した図である。重
ね合わせ精度の測定は、図11に示すように相対位置ず
れ量が既知の2つの回折格子対からなる参照マーク4
8,49について測定を行い、得られる測定値を基準値
とし、次に第iレイヤと第i−1レイヤのずれ量を計測
する計測マーク50,51に対して測定を行い、得られ
る測定値をずれ量測定値としている。そして、ずれ量測
定値から基準値を比較することにより、測定光学系の固
有収差あるいはウエハの面内回転による測定誤差が除去
された真のずれ量測定値を得ることができる。通常、参
照マーク48,49に対し1回の測定を行い、得られる
基準値を演算器64に蓄積した後、ウエハ11上の複数
の位置に配置された計測マークを順次計測し、これらの
計測値と基準値を比較することにより、ウエハ上の各計
測マーク位置での真のずれ量測定値を得る。
【0074】図10,図11を用いて測定の原理及び流
れを説明する。
【0075】図10において、二周波レーザー光源1か
らは、同じ光軸上にあって偏光面が互いに直交し、わず
かに周波数が異なる2つの光42,43が発せられる。
ここで光42は p偏光の光、光43は s偏光の光とす
る。光42の複素振幅をE1 、光43の複素振幅をE2
とすると、複素振幅E1 ,E2 は次の式で表される。
【0076】 E1 = A exp{ i ω1 t } ・・・・・・(10) E2 = B exp{ i ω2 t } ・・・・・・(11) ここで A,Bは振幅、ω1 ,ω2 は角周波数である。
2つの光42,43はミラー44により偏向され、レン
ズ45を通過して、偏光ビームスプリッタ46(以下P
BS46)に入射する。PBS46に入射した2つの光
はビームスプリット面で偏光方向の違いにより、2つの
方向に分割される。PBS46のビームスプリット面を
透過した p偏光の光42はミラー47で偏向され、ウエ
ハ11上の参照マーク48,49、計測マーク50,5
1を照射する。
【0077】一方、PBS46のビームスプリット面で
反射した s偏光の光43はミラー52で偏向され、同様
にウエハ11上の参照マーク48,49、計測マーク5
0,51を照射する。
【0078】図11のように、光42,43は計測マー
ク50,51で反射回折され、光42については−1次
の回折光53,54、光43については+1次の回折光
55,56が図10のミラー57以下の検出系に入射す
る。これらの回折光のうち、回折光53,55はウエハ
上の計測マーク50から得られる光、回折光54,56
はウエハ上の計測マーク51から得られる光である。4
つの回折光53,54,55,56の複素振幅を式で表
すと以下のようになる。
【0079】 E3 = A1・exp{ i( ω1 t −φa)} ・・・・・・(12) E4 = A2・exp{ i( ω1 t −φb)} ・・・・・・(13) E5 = B1・exp{ i( ω2 t +φa)} ・・・・・・(14) E6 = B2・exp{ i( ω2 t +φb)} ・・・・・・(15) ここでE3 は回折光53、E4 は回折光54、E5 は回
折光55、E6 は回折光56に対応する。また A1 ,A
2 ,B1 ,B2 は各回折光の振幅、φa ,φb は計測マーク
50,51の基準位置からのずれ量 xa , xbに相当する
位相量で、 φa = 2π・xa/ p ・・・・・・(16) φb = 2π・xb/ p ・・・・・・(17) である。
【0080】図10で4つの回折光53〜56はミラー
57により偏向され、レンズ58を通過して偏光板59
で偏光面が揃えられた後、回折光はレンズ58に関して
計測マーク50,51と共役位置に設置したエッジミラ
ー60により、計測マーク50からの回折光53,55
と、計測マーク51からの回折光54,56に分離され
る。エッジミラー60を透過した回折光53,55はレ
ンズ61により光検出器62に結像され、光電変換され
る。
【0081】同様に、エッジミラー60を反射した回折
光54,56はレンズ63により光検出器64に結像さ
れ、光電変換される。光検出器62から得られるビート
信号I1 及び光検出器64から得られるビート信号I2
を式で表すと I1 = A1 2+ B1 2+2A1B1cos{2π( ω2 −ω1)t + 2φa} ・・・・(18) I2 = A2 2+ B2 2+2A2B2cos{2π( ω2 −ω1)t + 2φb} ・・・・(19) となる。
【0082】A1 2+ B1 2 , A2 2+ B2 2は直流成分、2A1
B1 , 2A2B2 は振幅である。ビート信号I1 , I2の位
相差Δφを位相差検出器65により求めると Δφ= 2 (φa −φb) ・・・・・・(20) となり、Δφより計測マーク50,51の光ヘテロダイ
ン検出手段による相対位置ずれ量 x2 は、 x2= xb −xa= pΔφ/4π ・・・・・・(21) として求めることができる。
【0083】以上に説明した測定の原理及び測定の流れ
は計測マークについて述べたが、参照マークについての
測定の原理及び測定の流れも同様である。
【0084】いまここで、本実施例で述べている重ね合
わせ精度測定機が置かれている雰囲気中の温度が時間と
共に変化すれば、それに応じて位相差検出器65の出力
が変化する。しかし、雰囲気中の温度変化により位相差
検出器65の出力が変化すれば、参照マーク48,49
を測定した時刻と計測マーク50,51を測定した時刻
の間隔が長くなれば、基準値とずれ量測定値を比較して
得られる真のずれ量測定値は不確かな値となる。ここ
で、雰囲気中の温度変化を温度測定機67でモニタし、
演算器66で単位時間当りの温度変化率を求め、予め演
算器66に蓄積された単位時間当りの温度変化率と位相
差検出器の出力値の変化率を比較し、参照マークの測定
頻度を決定する。そして演算器66よりウエハステージ
68に対して参照マークの測定時に、参照マークが測定
位置にセットされるようにウエハステージ68の移動命
令を出す。例えば、図13に示すように重ね合わせ精度
測定機が置かれている雰囲気中の温度が時間と共に変化
したとする。領域1の区間は温度変化率が大きく、それ
に連れて位相差検出器65の出力も変化している。この
様な場合はその温度変化率に応じて参照マーク48,4
9の測定を増やすようにし、領域2のように雰囲気中の
温度が安定しているときは参照マーク48,49の測定
回数を少なくすれば高精度かつ効率の良い測定が可能と
なる。
【0085】ここで、計測マークを何個測定する毎に参
照マークを測定するかという参照マークの測定頻度mは
次のような計算で決定される。1マーク当りの測定時間
をt、単位時間当りの位相差検出器の温度変化による出
力値の変化率をc、目標測定精度をaとすると、 0<m<a/(t×c) (mは整数) となる。
【0086】または、参照マークを何時間毎に測定する
頻度T(時間)は、 T≦a/c となる。
【0087】
【発明の効果】本発明は以上の構成により、位置ずれ計
測装置上に相対的ずれ量が既知の2つの回折格子より構
成される安定度モニタ用マークを設け、又半導体基板上
にも相対的ずれ量が既知の2つの回折格子より構成され
る参照マークを設け、安定度モニタ用マークの計測値で
光源の安定度をモニタすることにより、適切な頻度で安
定度モニタ用マークの計測及び参照マークの見かけのず
れ値をチェックし、目的の計測マークの見かけの計測値
から参照マークの見かけのずれ値を補正することによっ
て、レーザー光源中に僅かのドリフト性変動がある場合
でも、常に精度の高い、安定したずれ計測値の得られる
位置ずれ計測方法及びそれを用いた位置ずれ計測装置を
達成している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の概略構成図
【図2】 安定度モニタ用マーク、参照マーク、計測マ
ークの形状説明図
【図3】 図1の基板支持部に載置された半導体基板の
斜視図
【図4】 図1の計測マーク説明図
【図5】 実施例1の動作フローチャート1
【図6】 実施例1の動作フローチャート2
【図7】 実施例1の動作フローチャート3
【図8】 実施例1の動作フローチャート4
【図9】 実施例1の安定度モニタ用マークの計測値の
経時特性
【図10】 本発明の実施例2の概略構成図
【図11】 図10の一部分の説明図
【図12】 図10の一部分の説明図
【図13】 重ね合わせ精度測定機の雰囲気中の温度と
時間変化との説明図
【符号の説明】
1 二周波レーザー光源 2 補助照明光源 3 第1の照射手段 4 信号処理系 5 計測値記憶部 6 差分器 7 標準値記憶部 8 比較器 9 計測制御部 10 半導体基板支持部 11 半導体基板 12 画像入力手段 13 第2の照射手段 14 受光光学系 15 レーザー光 16 補助照明光 30 レーザー光の照射光 31 回折光 33 位置合わせ機構 34 観察画像蓄積部 40 補助光の照射光 41 補助光の反射光 MM 安定度モニタ用マーク MR 参照マーク Mi,j アライメントマーク Mi-1,j 、Mi,j 計測マーク S1 ビート信号 S2 計測値 S3 記憶部から読み出された時刻t1における安定度
モニタ用マークMMの計測値(△XM,t1,△YM,t1) S4 記憶部から読み出された時刻t2における安定度
モニタ用マークMMの計測値(△XM,t2,△YM,t2) S5 記憶部から読み出された最近の安定度モニタ用マ
ークMMの計測値(△XM,t ,△YM,t ) S6 標準値記憶部から読み出された安定度モニタ用マ
ークMM の標準データ(△XM,T ,△YM,T ) S7 差分器の演算結果 S8 比較器の比較結果 S9 計測値記憶部の動作を制御する制御信号 S10 標準値記憶部の制御信号 S11 観察画像蓄積部の制御信号 S12 位置合わせ機構の制御信号 S13 計測ビームが照射されている付近の画像信号 S14 補助照明光源の制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千徳 孝一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に回路パターンと共に回折
    格子で構成されるアライメントマークを重ね焼きした回
    路パターンの位置ずれを2つのアライメントマークで構
    成される計測マークの位置ずれとしてヘテロダイン干渉
    法によって計測する際、 位置ずれ計測装置上に相対的ずれ量が既知の2つの回折
    格子より構成される安定度モニタ用マークを設け、該半
    導体基板上に相対的ずれ量が既知の2つの回折格子より
    構成される参照マークを設け、該安定度モニタ用マーク
    を計測して、その計測値から光源の安定度を判定し、該
    光源の安定度に応じて該安定度モニタ用マーク及び該参
    照マークの計測頻度を決定し、該参照マークの計測値を
    使用して該計測マークの計測値を補正することを特徴と
    する位置ずれ計測方法。
  2. 【請求項2】前記光源の安定度の判定は安定度モニタ用
    マークの計測値の時間当たりの変化率によって行うこと
    を特徴とする請求項1の位置ずれ計測方法。
  3. 【請求項3】半導体基板上に形成された2つの回折格子
    より成る計測マーク間の相対的位置ずれを、レーザーを
    光源とするヘテロダイン干渉法によって計測する位置ず
    れ計測装置であって、 半導体基板支持部上に設けた相対的位置ずれ量が既知の
    2つの回折格子より成る安定度モニタ用マークと、該安
    定度モニタ用マークの計測値を記憶する計測値記憶部
    と、該計測値記憶部に記憶している安定度モニタ用マー
    クの計測値を用いてレーザー光源の安定度を算出する演
    算手段と、該計測マークの計測値の補正情報を与える補
    正手段とを有し、 該計測マークの計測を行う際、該レーザー光源の安定度
    に応じて該安定度モニタ用マークの計測頻度を決定し、
    該補正手段を用いて該計測マークの計測値を補正するこ
    とを特徴とする位置ずれ計測装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザー光源の安定度は2つの時刻
    の前記安定度モニタ用マークの計測値を用いて演算する
    時間当たりの該安定度モニタ用マークの計測値の変化率
    であることを特徴とする請求項3の位置ずれ計測装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザー光源の起動時以後の前記安
    定度モニタ用マークの計測値の標準的経時特性を記憶し
    ている標準値記憶部を有し、 該安定度モニタ用マークの計測値が該標準的経時特性に
    対して所定の幅の中にあるか否かを判定し、これによっ
    てレーザー光源の異常を検出することを特徴とする請求
    項3又は4の位置ずれ計測装置。
  6. 【請求項6】 前記補正手段は前記半導体基板上に形成
    した相対的位置ずれ量が既知の2つの回折格子より成る
    参照マークを有しており、 前記計測マークの計測を行う際、前記レーザー光源の安
    定度に応じて該参照マークの計測頻度を決定し、該参照
    マークの計測値を用いて該計測マークの計測値を補正す
    ることを特徴とする請求項3、4又は5の位置ずれ計測
    装置。
  7. 【請求項7】 補助照明光源と、該補助照明光源からの
    光束を位置ずれ計測領域に照射する第2の照射手段と、
    位置ずれ計測領域の画像を取り込む画像入力手段と、取
    り込んだ画像を記憶する観察画像蓄積部とを有し、 前記レーザー光源の安定度に応じて該補助照明光源から
    の光束で以て位置ずれ計測領域を照射して、該画像入力
    手段を介して該観察画像蓄積部へ画像を取り込み、取り
    込んだ該画像を用いて位置ずれ計測の制御を行うことを
    特徴とする請求項3、4、5又は6の位置ずれ計測装
    置。
  8. 【請求項8】 計測誤差の時間的変化を測定するステッ
    プ、前記計測誤差の時間的変化に基づいて、計測期間中
    に前記計測誤差を測定する頻度を決定するステップ、そ
    して前記計測期間中において、計測された計測値を最新
    の前記計測誤差により補正するステップとを用いて物体
    の情報を計測することを特徴とする計測方法。
  9. 【請求項9】 前記計測誤差の時間的変化率をa、目標
    計測精度をcとすると、前記計測期間中に前記計測誤差
    を測定する時間間隔Tを T≦a/c に設定するステップを有することを特徴とする請求項8
    の計測方法。
  10. 【請求項10】 予め位置ずれ量が知れた2つの参照物
    体の位置ずれを計測することによって、前記2物体の位
    置ずれを検出する際の計測誤差の時間的変化を測定する
    ステップ、前記計測誤差の時間的変化に基づいて、前記
    2物体の位置ずれを検出する期間中に、前記予め位置ず
    れ量が知れた2つの参照物体の位置ずれを検出すること
    によって前記計測誤差を測定する頻度を決定するステッ
    プそして前記2物体の位置ずれを検出する期間中に、検
    出された前記2物体の位置ずれ量を最新の前記計測誤差
    により補正するステップとを用いて該2物体の位置ずれ
    を検出することを特徴とする位置ずれ計測方法。
  11. 【請求項11】 前記計測誤差の時間的変化率をa、目
    標位置ずれ検出精度をcとすると、前記2物体の位置ず
    れを検出する期間中に前記計測誤差を測定する時間間隔
    Tを T≦a/c に設定するステップを有することを特徴とする請求項8
    の計測方法。
  12. 【請求項12】 予め位置ずれ量が知れた2つの参照物
    体、前記参照物体の位置ずれの検出値を記憶する記憶手
    段、記憶された前記参照物体の位置ずれの検出値によっ
    て、前記2物体の位置ずれを検出する際の計測誤差の時
    間的変化を算出する手段、前記計測誤差の時間的変化に
    基づいて、前記2物体の位置ずれを検出する期間中に、
    前記計測誤差を前記予め位置ずれ量が知れた2つの参照
    物体の位置ずれを検出することによって測定する頻度を
    決定する手段そして前記2物体の位置ずれを検出する期
    間中に、検出された前記2物体の位置ずれ量を最新の前
    記計測誤差により補正する手段とを用いて該2物体の位
    置ずれを検出することを特徴とする位置ずれ計測装置。
  13. 【請求項13】 前記計測誤差の時間的変化率をa、
    目標位置ずれ検出精度をcとすると、前記2物体の位置
    ずれを検出する期間中に前記計測誤差を測定する時間間
    隔Tを T≦a/c に設定する手段を有することを特徴とする請求項12の
    位置ずれ計測装置。
JP23766395A 1994-08-30 1995-08-23 位置ずれ計測方法及びそれを用いた位置ずれ計測装置 Expired - Fee Related JP3548298B2 (ja)

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