JPH08123861A - 建築費用算出支援装置 - Google Patents

建築費用算出支援装置

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JPH08123861A
JPH08123861A JP25808794A JP25808794A JPH08123861A JP H08123861 A JPH08123861 A JP H08123861A JP 25808794 A JP25808794 A JP 25808794A JP 25808794 A JP25808794 A JP 25808794A JP H08123861 A JPH08123861 A JP H08123861A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の構造、用途等所定の建築情報を入力し
て所定の操作を行うのみで実勢金額に極めて近似した建
築費用を算出し得る建築費用算出支援装置を提供する。 【構成】 入力装置2から用途、構造、施工場所等の建
築情報を入力すると、コストグレード表6から用途及び
構造別に分類した工事科目単価が抽出され、施工場所等
の項目が建築費用へ与える影響度合いを数値化した要因
係数が要因別係数表7から抽出され、さらに、特定の時
期及び主要都市別に建築費用を指数化した建築指数が建
築指数表8から抽出される。続いて、上記工事科目単価
を上記建築指数で調整したのち、さらに上記要因係数で
調整を行い、その上で当該調整後の工事科目単価を合計
し、換算施工延床面積を乗じて建築費用が算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築規模、建物の構
造、用途等の建築情報を入力して所定の操作を行うこと
によって実勢金額に近似する建築費用を算出し、その算
出結果を帳票として出力することにより建築費用の算出
を支援することができる建築費用算出支援装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】建物の建築費用を事前に算出する作業
は、建物を建てる際に必要とされる作業の中でも最も重
要な作業の一つである。すなわち、建物を建てる際に
は、事前に算出された仮設工事、電気工事等の工事科目
ごとの建築費用に基づく見積金額の範囲内で、敷地面積
や階構成或いは内外装等の建物の規模や仕様を決定し、
その上で実際の建築を行うからである。したがって、建
物を建てる前の段階で算出した建築費用が現実の建築費
用からかけ離れていれば、建築作業中に設計変更や仕様
変更を余儀なくされることがあり、建築主が意図したも
のとは異なる建物が出来上がってしまう等の不都合が生
じてしまうのである。
【0003】こうした建築費用の算出は、従来は、今ま
でに建築された建物の中から新たに建築しようとする新
規の建物と類似する建物を捜し出し、これの建築費用を
参考にして坪単価やフロア毎の単価等の単位当たりの単
価を算出し、これに新たに建築しようとする建物の建坪
或いはフロア数等の建築規模を掛け合わせて建築費用を
算出する方法や、或いは新規の建物の床面積、天井面
積、階段数等の構成部分の数量を大雑把に拾いだし、こ
れら各構成部分毎に床材、鉄筋、コンクリート等の建築
材料毎の単価を合算した複合単価を掛け合わせた上で集
計し、建築費用を算出したりする等の方法が採用されて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建築費
用は、建築規模、建物の構造、用途等多数の要因が複雑
に関連し合うため、その算出は、経験豊富な熟練者でな
ければできるものではなく、しかも、複雑で大量の計算
を行わねばならないので、熟練者であっても簡単にでき
るものではなかった。さらに、一口に熟練者といっても
一人一人の経験が全く同じということはありえず、こう
した熟練者ごとによる経験の違いから、建築費用の算出
結果が同一建物であっても算出者ごとにまったく別の数
字を示すというのが常であった。
【0005】そこで、本発明は上記従来の問題点に着眼
してなしたものであり、その目的とする所は、建築規
模、建物の構造、用途等、新規の建物の建築情報を入力
して所定の操作を行うのみで熟練者でなくとも実勢金額
に極めて近似した建築費用の算出を行うことができ、そ
の結果を編集して帳票として出力することにより、建築
費用の算出作業を支援することができる建築費用算出支
援装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、建築規模、建物の用途、構造等の建築情
報を適宜入力項目として定義付けを行い得ると共に、こ
れら各項目の具体的内容の入力を行い得る入力装置と、
上記入力装置から入力された建物用途及び構造の入力内
容に基づき、建物用途及び構造別の建築費用の単価を抽
出し得る第1データベース、及び施工場所、建物形状な
ど建築費用に影響を与える建築情報の入力内容に基づ
き、各情報が建築費用へ与える影響度合いを数値化した
要因係数を抽出し得る第2データベース、さらに、所望
の時期及び建設地に基づき、建築時期及び建設地に応じ
た建物の用途及び構造別の建築費用を指数化した建築指
数を抽出し得る第3データベースを具備すると共に、上
記第1乃至第3データベースから上記建築費用の単価、
要因係数又は建築指数などを抽出して当該抽出されたデ
ータに基づく演算処理を行って建築費用の算出を行うデ
ータ処理部を具備し、さらに当該算出後の建築費用など
所定のデータの格納を行うデータ格納部を具備してなる
データ処理装置と、上記データ処理装置からのデータを
所定のレイアウトに編集して帳票を発行する帳票発行装
置とからなる建築費用算出支援装置としたものである。
【0007】前記第1データベースは、建物の用途及び
構造の入力内容をキーとして検索することにより、建築
費用を用途及び構造別に分類し、さらに仮設、電気など
の工事科目ごとに細分化した建物の単位面積あたりの工
事科目単価を抽出することができるようにデータベース
化したものとすれば好ましい。また、前記第2データベ
ースは、施工場所、建物形状など建築費用に影響を与え
る建築情報の入力内容をキーとして検索することによ
り、各情報が建築費用へ与える影響度合いを数値化した
要因係数のうち、入力内容に応じて数種類に段階分けし
た数値を抽出することができるようにデータベース化し
たものとすれば好ましい。
【0008】さらに、前記第3データベースは、建築時
期及び建設地の入力内容をキーとして検索することによ
り、当該建築時期及び建設地に対応する建物について、
当該建物の用途及び構造別の建築費用を指数化した建築
指数を抽出し得るようにデータベース化したものとする
ことができる。
【0009】
【作用】入力装置から各入力項目の入力を行うと、これ
らの入力データの中で、データ処理部が建物用途及び構
造ごとに分類した単位面積あたりの建築費用を第1デー
タベースから抽出すると共に、第2データベースから建
築情報の入力内容に応じた要因係数を抽出し、第3デー
タベースからは所定の時期及び建設地に基づいた建築指
数を抽出し、その上で、上記単位面積あたりの建築費用
に対して要因係数及び建築指数による調整を行って、さ
らに延床面積を乗じて建物全体の建築費用を算出し、そ
の結果を所定のデータと共にデータ格納部に格納する。
続いて、データ格納部に格納された所定のデータが帳票
発行装置によって編集された上で帳票として出力され
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る建築費用算出支援装置の
一実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0011】本発明に係る建築費用算出支援装置1は、
図1に示したように、建築規模、建物の構造、用途等の
建築情報の入力を行うための入力装置2と、後述のコス
トグレード表等のデータベース及び入力装置2からのデ
ータ抽出や建築費用の算出などの演算処理を行うデータ
処理部3を具備するデータ処理装置4と、データ処理装
置4からの情報を所定のレイアウトに編集し、概要書、
建築費内訳書等の帳票を発行する帳票発行装置5とから
なるものである。
【0012】入力装置2は、所定のキーボード及びディ
スプレイを具備する装置であって、建築情報を適宜入力
項目として定義し得るよう項目設定部2aを設けてあ
り、立上げると瞬時にタイトル画面(図示せず)が表示
され、引き続いてリターンキーを入力すると図2に示す
メニュー画面を表示するようになっている。このメニュ
ー画面は、オペレーターが実行しようとする処理を任意
に選択するために設けた画面であり、画面上で各項目の
番号を入力するか、或いは項目自体を直接カーソルで選
択すると、その項目に対応する処理画面が表示される。
つまり、例えば、「1. 概要書作成」の「1」を入力
するか、或いはカーソルキーで直接選択した場合は、
「建物概要書作成」の処理を行うための図3に示す如き
画面が表示されるのである。
【0013】一方、本発明に係る建築費用算出支援装置
1では、建築情報の入力処理を後述のように共通概要入
力、個別概要入力、特別概要入力の三段階に分けて行う
ことができるようにしてある。これらの入力処理を行う
ための画面のうち、個別概要入力を行う際の画面レイア
ウトの一例を図3に表示してある。
【0014】ここに「共通概要入力」とは、建築場所、
工事名称、敷地面積、建築主等の建築情報であって、建
築費用の算出には必要とされないが、新規の建物の建築
或いは工事の概要に関わる種々の情報を入力するための
処理のことをいう。この共通概要入力は、後述の個別概
要入力に先立って処理できるようにしてあり、メニュー
画面上「1. 概要書作成」の項目を選択すると、最初
に共通概要入力を行う画面(図示せず)の起動がかか
り、表1に示す各種の情報を入力することができる。
【0015】表1に示したものは、共通概要入力で入力
される建築情報を入力項目として項目定義部2aに定義
付けしたものに付き、項目名及び入力内容の一例を示し
たものである。これらの入力項目は、いずれも建築費用
の算出自体には使用されず、算出結果を出力する総額表
や共通概要書の帳票に掲載すべく使用されるものであ
り、また、項目定義部2aの定義内容を変更すること
で、これら以外の項目を設けることもできるし、もちろ
ん不要であれば削除することもできる。
【0016】このように、表1の中のいずれの項目も建
築費用の算出のためには必ずしも必要とはされず、入力
項目にするか否かは任意である。もっとも、本装置1の
ように入力項目として設定すると共に、これを後述のよ
うに総額表や共通概要書に編集して出力するようにして
おくことにより、建築場所や工事名称或いは建築主等の
情報を新規の建物の建築費用と共に帳票に出力すること
ができ、より内容の充実した帳票を出力することができ
る。
【0017】なお、表1の中でアンダーラインを付けた
「見積番号」と「工事名称」の項目は、複数物件の建築
費用の算出を一度に行った場合、一括して出力される総
額表や共通概要書等の帳票を特定するためのキーとなる
べき項目なので本装置1では必須の入力項目としてあ
る。また、これら以外の項目については、入力なき場合
であっても処理を実行するようにしてあるが、未入力の
項目は空白で帳票出力が行われる。
【0018】
【表1】
【0019】共通概要入力が終了した後、入力装置2の
画面上で所定の操作を行うと、図3に示した個別概要入
力を行うための画面が表示される。ここにいう「個別概
要入力」とは、建築費用の算出に必要とされる、建設
地、施工場所、建物用途、構造等の建築情報を建物ごと
個別に入力するための処理のことをいう。表2及び表3
は、この個別概要入力で入力される建築情報を入力項目
として定義付けしたものの項目名と、それぞれの入力内
容の一例を示したものである。
【0020】表2に示した入力項目のうち、アンダーラ
インをつけた「建設地」、「施工場所」、「建物用途」
等の七項目は、建築費用の算出の際に必要な必須入力項
目である。また、これら必須入力項目の内容は、後述の
ように、コストグレード表6等のデータベースから該当
するデータを抽出する際のキーとして使用され、その際
抽出されたデータは建築費用を算出する際のデータとし
て使用される。
【0021】つまり、例えば、表2に示す内容のうち
「建物用途」を「事務所」、構造を「RC」として入力
した場合には「事務所RC」を一つの文字列と見立てて
コストグレード表6を検索した上で該当するデータを抽
出し、続いてこのとき抽出されたデータに基づく建築費
用の算出処理が実行されるのである。
【0022】また、アンダーラインを付けていない項目
のうち、項番に「*」印を付けていない「建物形状」、
「山留工法」等の項目は、建築費用の算出に直接的な影
響を与える様々な要因を入力項目としたものである。こ
れら各項目の入力を行うと、上記で抽出されるデータを
調整するのに必要なデータが、その入力内容に応じて後
述の要因別係数表7等のデータベースから抽出され、そ
の際抽出されたデータにより建築費用の調整処理が実行
される。
【0023】つまり、例えば、表2に示す「建物形状」
を「単純」として入力した場合には要因別係数表7を検
索し、「建物形状」が建築費用へ与える影響度合いを指
数化した数値のうち、入力内容に応じた数値が抽出さ
れ、この数値により建築費用の調整が行われるのであ
る。
【0024】このように、アンダーラインを付けていな
い項目を入力項目とするか否かは任意であるし、表2及
び表3に示したものも、建築費用に直接的な影響を与え
る要因として定義したものと、その入力内容とを例示し
たものである。しかしながら、表2及び表3に例示した
ものを、本装置1のように入力項目として項目定義部2
aに設定すると共に、それぞれに対応させて要因別係数
表7等のデータベースに所定のデータを設定しておくこ
とで、より実勢に近似する建築費用の算出を行うことが
できる。また、表2及び表3に例示した項目は、その入
力内容が後述のコストグレード表6等との対応付けをし
てあるため、入力内容を適宜選択して入力を行えるよう
になっているので、入力作業は熟練者でなくとも簡便に
行うことができる。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】個別概要入力を終えた後で所定の操作を行
うと、特別概要入力を行うための画面(図示せず)が表
示される。「特別概要入力」とは、工期、地域性、天井
高、周囲の状況等の建築情報であって、建物の建築費用
に間接的に影響を与える様々な要因となる情報を入力す
る処理のことをいう。この特別概要入力における入力項
目及びその内容の一例を表4に示してあるが、これらの
項目も建築費用に対し間接的な影響を与えるに過ぎない
ので任意の入力項目であるが、入力項目として項目定義
部2aに設定すると共に、入力内容に応じたデータを要
因別係数表7等に設定しておくことにより極めて実勢に
近似する建築費用を算出することができる。また、表4
に示した項目も、選択して入力を行えるようになってい
るので、入力作業は熟練者でなくとも簡便に行うことが
できる。なお、表4に示した項目の入力を一切不要と
し、特別概要入力を省略した簡易な処理をするようにし
ても建築費用を算出することができる。
【0029】次に、本発明で用いる三つのデータベー
ス、コストグレード表6、要因別係数表7、建築指数表
8について説明する。これら三つのデータベースは、今
までに建築された建物の建築費用が建物の用途及び構造
によって大きく相違し、また同一建物であっても建築地
域や施工場所或いは建築時期によって相違するものであ
ることに鑑み、建築費用とこれらの建築情報とを表にま
とめ、上記の如く入力項目として定義付けされた建築情
報の入力内容に応じて建築費用の単価や建築費用の調整
に使用する数値等、所定のデータを抽出できるようにし
たものであり、そのうち、
【0030】コストグレード表6は、今までに建築され
た建物に関し、当該建物の用途及び構造と、単位面積あ
たりの建築費用とを表の形にまとめたものである。この
コストグレード表6は、上記の「個別概要入力」により
入力された建物用途及び構造の入力内容をキーとして検
索することによって、用途及び構造別の「工事科目単
価」、すなわち、建物の単位面積あたりの建築費用を用
途及び構造ごとに分類した上で、さらに仮設、電気、昇
降機等の工事科目毎に細分化した単価を抽出することが
できるように図4に示すようなデータベース化したもの
である。
【0031】すなわち、図4に示したコストグレード表
6は、用途及び構造を一文字列に見立てたキー部9aに
これを一単位として付番したアドレス9bを具備して1
レコードとしたファイルからなる索引部9と、アドレス
9bと一対一に対応するアドレス10a及びこのアドレ
ス10a単位に工事科目10bごとに細分化した工事科
目単価10cを具備して1レコードとしたデータ部10
とから構成したものであり、また、データ部10の各ア
ドレスごとの1件目のレコードには西暦6桁(又は西暦
4桁)の年月表示した時期及び主要都市名で表した建設
地を設定した指標レコード10dが設定してある。この
指標レコード10dは、上記の用途及び構造別の工事科
目単価が、ある特定の時期及び建設地のものであること
の指標とするためのレコードである。
【0032】このコストグレード表6の工事科目単価1
0cには、ある特定の時期及び建設地における用途及び
構造別の工事科目単価10cを設定してあり、しかも、
この工事科目単価10cは、後述の建築指数表8から抽
出される建築指数によって調整した後の工事科目単価に
更新することができる。
【0033】つまり、例えば、図4に示したものは、各
アドレス10aごとの指標レコード10dの時期及び建
設地が「199004札幌」と設定してあるから用途及
び構造が「事務所RC」の場合は索引部9のアドレス9
bが「1」であるから、これに対応するアドレス10a
を具備するデータ部10の工事科目単価、すなわち、時
期が「1990年4月」であって、建設地が「札幌」に
おける用途が事務所で、構造がRC(鉄筋コンクリー
ト)の場合の工事科目単価は、仮設工事が「16.
2」、土工が「7.8」、電気が「24.4」(単位:
千円)として設定してあるのである。
【0034】要因別係数表7は、図5に示すように、今
までに建築された建物の建築費用に関し、建築費用の決
定を大きく左右する要因となる建築情報、たとえば、施
工場所、建物形状等を要因項目とし、これら要因項目毎
に、これらが建築費用を構成する仮設工事、電気工事な
ど工事科目ごとの費用へ与える影響度合いを適宜段階分
けして数値化し、表の形にまとめたもの、
【0035】例えば、建築情報、すなわち、要因項目が
「施工場所」の場合は、新規の建物の「施工場所」が仮
設工事の費用へ与える影響度合いを「0.33、0.2
1、0 、−0.05、−0.09」のように5段階に
分けて数値化すると共に、各段階と対応させる形で「施
工場所」の入力内容を「繁華街、やや繁華街、一般市街
地、やや郊外、郊外」と定義し、上記の段階分けした数
値とこれらの入力内容とを対応させて表の形にまとめた
ものであり、入力内容に応じて、段階分けした数値が抽
出できるようにすべくデータベース化したものである。
【0036】この要因別係数表7は、工事の科目及び要
因項目を一文字列に見立てたキー部11aとこれを一単
位として付番したアドレス11bとを具備して1レコー
ドとしたファイルからなる索引部11と、この索引部1
1のアドレス11bと一体一に対応するアドレス12a
及びこのアドレス12a単位に建築費用への影響度合い
を数値化した要因係数12bを具備して1レコードとし
たデータ部12とから構成したものである。
【0037】この要因別係数表7によれば、新規の建物
に関し、建築費用の決定を大きく左右する要因となる項
目、例えば「施工場所」、「建物形状」、「周囲の状
況」等の入力内容が建築費用へ与える影響度合いを工事
科目別に具体的な数値で抽出することができる。
【0038】つまり、「施工場所」の場合を例にとれ
ば、これの入力内容を表2のようにして「繁華街、やや
繁華街、一般市街地、やや郊外、郊外」の5段階に設定
すると共に、これら5段階の各入力内容ごとに建築費用
に与える影響度合いを「0.33、0.21、0、−
0.05、−0.09」としてそれぞれ対応づけて設定
しておくことにより、個別概要入力からの「施工場所」
の入力が「やや繁華街」であった場合、「施工場所がや
や繁華街であったこと」が「仮設工事」の費用に与える
影響度合いを「0.21」として抽出することができる
のである。
【0039】こうして取出された数値は、たとえば上記
の場合であれば、「繁華街:0.33」に対して「郊
外:−0.09」として設定してあるため、それぞれに
1を加算すると、繁華街であれば、「1+0.33=
1.33」となり、これを工事科目ごとの費用(例え
ば、100万円)に乗じることにより、その費用を10
0万円から133万円に調整することができる。同様
に、郊外であれば、「1−0.09=0.91」とな
り、100万円を91万円に調整することができる。
【0040】以上のようにして抽出された要因係数を工
事科目ごとに集約し、その上で、後述のようにして工事
科目別の単価に乗じることにより、単価を工事科目別
に、より実勢に近似した金額に調整することができる。
【0041】建築指数表8は、過去数年間乃至十数年間
にわたる各年月における全国主要都市別の建物種別ごと
の建築費用を指数化して表にまとめたものである。すな
わち、図6に示したように、西暦6桁の年月表示の時期
及び主要都市名で表示した建設地を一文字列に見立てた
キー部13aとこれを一単位として付番したアドレス1
3bを具備して1レコードとしたファイルからなる索引
部13と、この索引部13のアドレス13aと一対一に
対応するアドレス14a及び建物種別ごとの建築指数1
4bを具備して1レコードとしたデータ部14とから構
成したものである。
【0042】この建築指数表8によれば、上記コストグ
レード表6のデータ部10に設定された工事科目単価1
0cを、新規の建物の見積時期及び建設地に対応する建
築指数14bによって調整すると共に、調整後の値に更
新することによって、新規の建物の全体の建築費用をそ
の費用の見積時期及び当該建物の建設地に応じた金額と
して算出することができる。
【0043】つまり、例えば、「建設地:札幌/時期:
1990年4月」の「事務所RC」の場合であれば、索
引部13のアドレス13b:「1」と同じアドレス14
aを持つデータ部14の建築指数は「4.41」である
が、同じ札幌でも時期が1994年4月になれば、アド
レス13b、14a共に「2451」となって建築指数
は「4.98」となるため、1990年4月時点の工事
科目単価10c(図4に示したもの)のうち、仮設工事
は「16.2」であるから新規の建物の見積時期を19
94年4月とした場合、仮設工事の工事科目単価は、
「4.98/4.41*16.2=18.3」のように
して調整することができる。したがって、土工、電気等
の他の工事科目についても同様にして調整することがで
きるので、全科目の単価を合算すれば1990年4月を
基準として新規建物の1994年4月時点での建築費用
を算出することができるのである。
【0044】また、1994年4月時点での「仙台」の
「事務所RC」の建築指数は「4.71であるから、1
990年4月時点での「札幌」の仮設工事の工事科目単
価「16.2」を、「4.71/4.41*16.2=
17.3」として調整することができ、他の工事科目に
ついても同様にして調整することができるから、建設地
に応じた調整も可能である。
【0045】こうして調整の行われた工事科目単価によ
って、上記コストグレード表6の工事科目単価10cが
更新されることによって、コストグレード表6には更新
後の工事科目単価が設定され、同時に指標レコード10
dの建築時期及び建設地も見積時期及び建設地の内容に
よって更新される。
【0046】次に、データ処理装置4で行われる処理内
容について説明する。データ処理装置4は、上記の入力
装置2による共通概要入力、個別概要入力、特別概要入
力の各入力処理に続いて、先ず共通概要入力によって入
力された入力データAをデータ処理装置4に設けられた
共通概要ファイル15に格納し、さらに個別概要入力、
特別概要入力の各入力処理により入力されたデータに基
づくデータ抽出及び建築費用の演算処理を実行し、演算
結果等の所定のデータをデータ格納部16に格納する。
【0047】共通概要入力による入力データAは、上記
のように建築費用の算出には使用されるものではないた
め、共通概要入力による入力後直ちに共通概要ファイル
15に格納され、後続の帳票発行装置5による帳票の発
行が行われる際に帳票に掲載すべき入力データとして使
用される。
【0048】続いて、データ処理装置4は、個別概要入
力、特別概要入力の各入力処理による入力項目のうち、
始めに必須入力項目Bに基づく処理を行い、続いてその
他の任意入力項目Cに基づく処理を行う。なお、任意入
力項目Cの入力を行わないようにして入力処理を簡易な
ものとし、必須入力項目Bによる処理のみで建築費用を
算出することもできる。ここで、必須入力項目Bとは、
建設地B1、施工場所B2、建物用途B3、構造B4、
階構成B5、建築面積B6、法廷延床面積B7の七項目
のことをいう。
【0049】必須入力項目Bに基づく処理は以下のステ
ップの通りである。ステップ1.必須入力項目B中の建
物用途B3及び構造B4の入力内容を一つの文字列と見
立てた上でコストグレード表6のキー部9aを検索して
該当するアドレス9bを決定し、続いてこのアドレス9
bに対応するアドレス10aを持つデータをデータ部1
0の中から特定し、その上で仮設、土工、電気等n種類
の工事科目単価D(D1、D2・・・Dn)を抽出し、
さらに、指標レコード10dの時期及び建設地の内容を
基準指標Eとして抽出する。
【0050】ステップ2.ステップ1で抽出した基準指
標Eによって建築指数表8のキー部13aを検索して該
当するアドレス13bを決定し、続いてこのアドレス1
3bに対応するアドレス14aを持つデータをデータ部
14の中から特定し、その上で、建物用途B3及び構造
B4の入力内容に対応する建築指数を基準建築指数Fと
して抽出する。
【0051】ステップ3.ステップ1で求めた基準指標
Eと建設地が同一で、時期の値が最新(最大)となるも
のを建築指数表8の索引部13の中で特定し、このとき
のキー部13aの時期の内容で基準指標Eの時期を置き
換えた最新指標Gを求めると共に、当該特定した索引部
13のレコードのアドレス13bに対応するアドレス1
4aを持つデータの中で、建物用途B3及び構造B4の
入力内容に対応する建築指数を最新建築指数Hとする
(当ステップは、時期を最新とすることで、同一建設地
における最新時期での建築費用を算出するための建築指
数を抽出するための処理である)。
【0052】ステップ4.ステップ1で抽出した工事科
目単価Dに付き、ステップ2で求めた基準建築指数F及
びステップ3で抽出した最新建築指数Hとにより以下の
計算式に基づいて数値調整を行い、調整後の工事科目単
価を工事科目単価I(I1、I2・・・In)とし、続
いて、コストグレード表6のデータ部10について、工
事科目単価Iで各科目ごとに工事科目単価10cの更新
を行い、最新指標Gにより全科目の指標レコード10d
の更新を行う。 計算式:工事科目単価I =工事科目単価D*(最新建築指数H/基準建築指数
F)
【0053】ステップ5.必須入力項目B中の施工場所
B2の入力項目名「施工場所」を一つの文字列と見立て
た上で要因別係数表7のキー部11aを検索して要因項
目の部分が一致するアドレス11bを決定し、続いてこ
のアドレス11bに対応するアドレス12aを持つデー
タをデータ部12の中から特定し、その上で施工場所B
2の入力データに応じた要因係数を抽出し、n件の工事
科目毎に集約して科目別要因係数J(J1、J2・・・
Jn)を算出する。
【0054】ステップ6.ステップ4で求めた工事科目
単価I(I1、I2・・・In)に対し、ステップ5で
求めた科目別要因係数Jによりn件の工事科目毎に以下
の計算式に基づく調整を行って調整後の工事科目単価を
工事科目単価K(K1、K2・・・Kn)とし、さらに
n件の工事科目単価Kを全件合計して基準総額Lを求め
る。 計算式:工事科目単価K=工事科目単価I*(1+科目
別要因係数J) 基準総額L=工事科目単価K1+K2+・・・+Kn
【0055】ステップ7.換算施工床面積算出処理(法
定延床面積に対して外階段、階高、バルコニー等実コス
トの掛かる分を加算する処理)を行って換算施工床面積
Mを算出し、そしてこの換算施工床面積Mを基準総額L
に乗じて全体の建築費用Nが算出される。
【0056】以上により必須入力項目Bに基づく処理が
終了し、引き続いて任意入力項目Cに基づく処理が以下
のようにして行われる。
【0057】ステップ8.表3に示した任意入力項目C
の中で、*印を付けた見積時期の年月及び建設地B1の
入力内容を一つの文字列に見立てて見積指標Oとした上
で建築指数表8のキー部13aを検索して該当するアド
レス13bを決定し、続いてこのアドレス13bに対応
するアドレス14aを持つデータをデータ部14の中か
ら特定し、その上で、建物用途B3及び構造B4の入力
内容に対応する建築指数を、見積建築指数Pとして抽出
する。
【0058】ステップ9.ステップ4で求めた工事科目
単価Iに付き、ステップ3で抽出した最新建築指数H及
びステップ8で抽出した見積建築指数Pにより以下の計
算式に基づいて数値調整を行い、調整後の工事科目単価
を工事科目単価Q(Q1、Q2・・・Qn)とし、続い
て、コストグレード表6のデータ部10について、工事
科目単価Qで各科目ごとに工事科目単価10cの更新を
行い、上記見積指標Oにより全科目の指標レコード10
dの更新を行う。 計算式:工事科目単価Q =工事科目単価I*(見積建築指数P/最新建築指数
H)
【0059】ステップ10.表2〜表4に示すように*印
を付けた項目を除く建物形状、山留工法等m種類の任意
入力項目C(C1、C2、C3、・・・Cm)のうち、
まずC1について、上記ステップ5の如く、C1の入力
項目名を一つの文字列と見立てた上で要因別係数表7の
キー部11aを検索して要因項目の部分が一致する複数
のアドレス11bを決定し(例えば、要因項目が「建物
形状」の場合は、図5に示すアドレス11bは、
「3」、「20」になるように、1件の任意入力項目C
に対応するアドレス11bは一般に複数存在するので、
ここでは一般にp件存在するとする)、続いてこれらの
アドレス11bに対応するアドレス12aを持つデータ
をデータ部12の中から特定しておき、その上で要因係
数12bの中からC1の入力内容に応じた数値に特定し
た上で、C1に対応するp件の要因係数R1(R11 、
R12 、・・・R1p)を抽出する。さらに、C2以降
についても同様にしてR2、・・・Rmを抽出し、m件
のR1〜Rmをn種類の工事科目別に集約して科目別要
因係数S(S1、S2、S3・・・Sn)を算出する。
【0060】ステップ11.ステップ9で求めた工事科目
単価Q(Q1、Q2・・・Qn)に対してステップ10で
求めた科目別要因係数Sにより各科目ごとに以下の計算
式に基づく調整を行い、調整後の工事科目単価を工事科
目単価T(T1、T2・・・Tn)とし、さらに、n件
の工事科目単価Tを合計して見積総額Uを求める。 計算式:工事科目単価T=工事科目単価Q*(1+科目
別要因係数S) 計算式:見積総額U=工事科目単価T1+T2+・・・
+Tn
【0061】ステップ12.ステップ7で求めた換算施工
床面積Mを見積総額Uに乗じて全体の建築費用Vを算出
する。ステップ13.上記計算結果等所定のデータをデー
タ格納部16に格納する。
【0062】以上で、データ処理装置4で行われる処理
が終了するが、各ステップの処理順序は上記に限られる
ものではなく、例えば、ステップ5をステップ1より前
に実行したり、或いはステップ10をステップ8の直前で
実行したりする等、算出結果に影響を与えない限り各ス
テップの順序を入替えて実行することもできる。
【0063】また、任意入力項目の入力処理を省略し
て、なおかつステップ8〜12までを実行しないものと
してもステップ7で求められた建築費用Nは、施工場所
に基づく工事科目単価の調整や時期の相違による調整を
行っているため、実勢に近似する金額として算出するこ
とができるが、任意入力項目の入力及びステップ8〜1
2までを実行することとすれば、見積時期に応じた調整
及び様々な要因の影響を加味した建築費用となり、極め
て実勢に近似した金額として算出することができる。
【0064】以上のデータ処理装置4で行われる処理に
引き続いて帳票発行装置5による処理が行われる。帳票
発行装置5は、上記の処理で共通概要ファイル15及び
データ格納部16に格納された種々のデータを入力とし
て、図7〜図11に示すような各種帳票を発行する装置
である。図7〜図11に示したものは、帳票発行装置5
から発行される帳票の一例を示したものであり、上記の
共通概要入力等からの入力内容及び建築費用の算出結果
等所定のデータを適宜編集して出力したものである。な
お、帳票のレイアウトは、図7〜図11に示したものに
限らず任意に設定したものとすることができる。
【0065】
【発明の効果】本発明の建築費用算出支援装置は、建築
規模、建物の用途、構造等の所定の建築情報を入力し、
所定の画面操作を行うのみで用途、構造別の単位面積あ
たりの工事科目別の単価や建築費用への影響度合いを数
値化した要因係数及び所望の時期及び建設地における用
途及び構造別の建築指数が抽出され、上記工事科目別単
価に対して上記要因係数及び建築指数による調整を行っ
た上で建築費用の算出を行うことができるから、熟練者
でなくとも簡便に、かつ実勢に極めて近似した金額の建
築費用を算出することができる。しかも、建築情報を必
要に応じて適宜入力項目として設定すると共に、それに
対応するデータをコストグレード表などに設定しておく
こともできるから、より実勢に近似する建築費用の算出
を行うことができる。
【0066】したがって、新たに建てようとする建物と
類似する建物を捜し出してその建物の建築費用の単価を
計算することなく建築費用の算出が行われ、しかも、算
出者ごとに算出結果が相違することもない。また、建築
情報の入力は入力内容を選択して行えるから、熟練者で
なくとも建築情報を入力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の建築費用算出支援装置の全体構成図で
ある。
【図2】メニューを表示した入力装置の一例を示す画面
レイアウト図である。
【図3】入力処理を行う画面の一例を示す画面レイアウ
ト図である。
【図4】コストグレード表の構成を表す説明図である。
【図5】要因別係数表の構成を表す説明図である。
【図6】建築指数表の構成を表す説明図である。
【図7】帳票発行装置から出力される帳票の一例として
の総額表を示す帳票レイアウト図である。
【図8】同じく、共通概要書を示す帳票レイアウト図で
ある。
【図9】同じく、個別概要書を示す帳票レイアウト図で
ある。
【図10】同じく、直接工事科目別内訳を示す帳票レイア
ウト図である。
【図11】同じく、総括表を示す帳票レイアウト図であ
る。
【符号の説明】
1 建築費用算出支援装置 2 入力装置 3 データ処理部 4 データ処理装置 5 帳票発行装置 6 コストグレード表 7 要因別係数表 8 建築指数表 A 入力データ B 必須入力項目 C 任意入力項目

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築規模、建物の用途、構造等の建築情
    報を適宜入力項目として定義付けを行い得ると共に、こ
    れら各項目の具体的内容の入力を行い得る入力装置と、 上記入力装置から入力された建物用途及び構造の入力内
    容に基づき、建物用途及び構造別の建築費用の単価を抽
    出し得る第1データベース、及び施工場所、建物形状な
    ど建築費用に影響を与える建築情報の入力内容に基づ
    き、各情報が建築費用へ与える影響度合いを数値化した
    要因係数を抽出し得る第2データベース、さらに、所望
    の時期及び建設地に基づき、建築時期及び建設地に応じ
    た建物の用途及び構造別の建築費用を指数化した建築指
    数を抽出し得る第3データベースを具備すると共に、上
    記第1乃至第3データベースから上記建築費用の単価、
    要因係数又は建築指数などを抽出して当該抽出されたデ
    ータに基づく演算処理を行って建築費用の算出を行うデ
    ータ処理部を具備し、さらに当該算出後の建築費用など
    所定のデータの格納を行うデータ格納部を具備してなる
    データ処理装置と、 上記データ処理装置からのデータを所定のレイアウトに
    編集して帳票を発行する帳票発行装置とからなる建築費
    用算出支援装置。
  2. 【請求項2】 前記第1データベースは、建物の用途及
    び構造の入力内容をキーとして検索することにより、建
    築費用を用途及び構造別に分類し、さらに仮設、電気な
    どの工事科目ごとに細分化した建物の単位面積あたりの
    工事科目単価を抽出することができるようにデータベー
    ス化したものであることを特徴とする請求項1に記載の
    建築費用算出支援装置。
  3. 【請求項3】 前記第2データベースは、施工場所、建
    物形状など建築費用に影響を与える建築情報の入力内容
    をキーとして検索することにより、各情報が建築費用へ
    与える影響度合いを数値化した要因係数のうち、入力内
    容に応じて数種類に段階分けした数値を抽出することが
    できるようにデータベース化したものであることを特徴
    とする請求項1又は2に記載の建築費用算出支援装置。
  4. 【請求項4】 前記第3データベースは、建築時期及び
    建設地の入力内容をキーとして検索することにより、当
    該建築時期及び建設地に対応する建物について、当該建
    物の用途及び構造別の建築費用を指数化した建築指数を
    抽出し得るようにデータベース化したものであることを
    特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の建築費用
    算出支援装置。
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