JPH08123374A - 待ち時間案内装置 - Google Patents

待ち時間案内装置

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JPH08123374A
JPH08123374A JP26249094A JP26249094A JPH08123374A JP H08123374 A JPH08123374 A JP H08123374A JP 26249094 A JP26249094 A JP 26249094A JP 26249094 A JP26249094 A JP 26249094A JP H08123374 A JPH08123374 A JP H08123374A
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JP
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JP26249094A
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English (en)
Inventor
Hajime Ohata
元 大波多
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A10/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
    • Y02A10/40Controlling or monitoring, e.g. of flood or hurricane; Forecasting, e.g. risk assessment or mapping

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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】広い入場施設内に散在する全ての利用施設の待
ち時間を容易に利用客に対し案内できる待ち時間案内装
置を提供できる。 【構成】各利用施設の待ち行列ができる場所に沿って、
複数の光センサを適当に配置し、光センサを構成する投
光器30、受光器31との間の待ち行列1に並ぶ利用者
の滞りにより投光器30からの光が遮光されるか否かに
応じて受光器31からON状態あるいはOFF状態のい
ずれが出力されたかを、利用施設の入り口に最も近い位
置に設置された光センサから順にチェックしていき、設
置された全ての光センサの出力をチェックして、その各
光センサの出力状態の組み合わせと時系列の累積結果を
もとに総合的に待ち行列の長さを判断して待ち時間を求
め、集中表示装置に送信して、ここで遊園地内の各利用
施設から送信されてきた待ち時間を集中表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多くの人々が集まり、
用意されている遊具や展示などを楽しむための利用施設
が数多く設置されている遊園地や各種テーマパーク、イ
ベント会場、スキー場等の入場施設において、各利用施
設を利用するまでの待ち時間を利用客に案内する待ち時
間案内装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遊園地や各種テーマパーク、イベント会
場、スキー場などの入場施設には、多くの人々が集ま
り、用意されている遊具や展示などを楽しむための利用
施設が数多く設置されている。このような遊園地等の広
い入場施設等に設置された利用施設には、多数の人々が
楽しむために集まってくるために、各利用施設に入るま
でに数分から数十分の待ち時間を要する場合が多い。
【0003】しかし、遊園地等の入場施設に訪れる利用
客は、たとえば1日の限られた時間内にできるだけ多く
の利用施設を利用して、遊具や展示を楽しむことを目的
としており、これらの待ち時間は無駄な時間と考えられ
る。
【0004】一方、このような利用施設における待ち時
間は、経験的にその待ち行列の長さからわかることか
ら、各利用施設の案内人が行列の長さを測定して「ここ
からの待ち時間は30分です」といった表示を行い、そ
の列にこれから並ぼうとする人に対して待ち時間を明示
するといったことがよく行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】利用客にとっては、各
利用施設における待ち時間を減らすために、1日のうち
に利用したい利用施設のうちで、待ち時間の少ないもの
から利用することが効率的な方法であると考えられる
が、前述したようにこのような利用施設は広い入場施設
内に散在されていたり、また建物内部であったりしてど
この利用施設がどのくらいの待ち時間であるかを知るこ
とは困難であるという問題点があった。
【0006】また、各利用施設の案内人が行列の長さを
測定して、その列にこれから並ぼうとする利用客に対し
て待ち時間を明示する場合も、親切なものであるが、利
用客がそこの利用施設までいかないとわからない上に、
案内人が行列の長さを測定しなければならないといった
問題点があった。
【0007】そこで、本発明はこのような問題点を鑑み
てなされたものであり、広い入場施設内に散在する全て
の利用施設の待ち時間を容易に利用客に対し案内できる
待ち時間案内装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の待ち時間案内装
置は、利用施設毎に設けられ、その利用施設を利用する
ための待ち行列の長さが判断できる画像を撮像する撮像
手段と、この撮像手段で撮像された前記利用施設毎の画
像を収集して表示する表示手段とを具備している。
【0009】また、本発明の待ち時間案内装置は、利用
施設毎に設けられ、その利用施設を利用するための待ち
行列の長さが判断できる画像を撮像する撮像手段と、こ
の撮像手段で撮像された前記利用施設毎の画像を収集し
て表示するとともに、前記待ち行列の長さを基にした前
記利用施設を利用できるまでの待ち時間の案内を行う案
内手段とを具備している。
【0010】また、本発明の待ち時間案内装置は、利用
施設毎に設けられ、その利用施設を利用するための待ち
行列の長さが判断できる画像を撮像する撮像手段と、前
記利用施設毎に設けられ、その利用施設を利用するため
の待ち時間を表示する表示手段と、この表示手段で表示
された前記利用施設毎の待ち時間と、前記撮像手段で撮
像された前記利用施設毎の画像を収集して、その画像を
表示するとともにその利用施設の前記待ち時間を案内す
る案内手段とを具備している。
【0011】また、本発明の待ち時間案内装置は、利用
施設毎に設けられ、その利用施設を利用するための待ち
行列の長さが判断できる画像を撮像する撮像手段と、こ
の撮像手段で撮像された前記利用施設毎の画像を収集し
て表示する第1の表示手段と、前記利用施設毎に設けら
れ、その利用施設を利用するための待ち時間を表示する
第2の表示手段と、この第2の表示手段で表示された前
記利用施設毎の待ち時間を前記第1の表示手段に送信す
る送信手段と、前記第1の表示手段で表示されている画
像に対応して前記送信手段で送信された前記利用施設毎
の待ち時間の案内を行う案内手段とを具備している。
【0012】また、本発明の待ち時間案内装置は、利用
施設を利用するための待ち行列に沿って設置され、前記
待ち行列を検出するための複数のセンサと、この複数の
センサの検出結果をもとに、前記待ち行列の長さを検出
する検出手段と、この検出手段で検出された待ち行列の
長さをもとに、その長さに対応する待ち時間を判定する
判定手段と、この判定手段で判定された前記利用施設毎
の待ち時間を収集して、前記利用施設の待ち時間の案内
を行う案内手段とを具備している。
【0013】また、本発明の待ち時間案内装置は、利用
施設を利用するための待ち行列に沿って設置され、前記
待ち行列の最終端を検出するための複数のセンサと、こ
の複数のセンサの検出結果の組合わせと時系列な累積結
果をもとに、所定の規則に従って前記待ち行列の長さを
検出する検出手段と、この検出手段で検出された待ち行
列の長さをもとに、その長さに対応する待ち時間を判定
する判定手段と、この判定手段で判定された前記利用施
設毎の待ち時間を収集して、前記利用施設の待ち時間の
案内を行う案内手段とを具備している。
【0014】また、本発明の待ち時間案内装置は、利用
施設を利用するための待ち行列の画像を撮像する撮像手
段と、この撮像手段で撮像されてた画像に対し、所定の
画像処理を行うことにより、前記待ち行列の領域を抽出
する領域抽出手段と、この領域抽出手段で抽出された領
域の特徴を解析することにより前記待ち行列の長さを検
出する検出手段と、この検出手段で検出された待ち行列
の長さをもとに、その長さに対応する待ち時間を判定す
る判定手段と、この判定手段で判定された前記利用施設
毎の待ち時間を収集して、前記利用施設の待ち時間の案
内を行う案内手段とを具備している。
【0015】また、本発明の待ち時間案内装置は、利用
施設を利用するための待ち行列の画像を撮像する撮像手
段と、この撮像手段で撮像されてた画像に対し、所定の
輝度値を基準として2値化処理を行うことにより、前記
待ち行列の領域を抽出する領域抽出手段と、この領域抽
出手段で抽出された領域の特徴を解析することにより前
記待ち行列の長さを検出する検出手段と、この検出手段
で検出された待ち行列の長さをもとに、その長さに対応
する待ち時間を判定する判定手段と、この判定手段で判
定された待ち時間を収集して、前記利用施設の待ち時間
の案内を行う案内手段とを具備している。
【0016】さらに、本発明の待ち時間案内装置は、利
用施設を利用するための待ち行列の画像を撮像する撮像
手段と、この撮像手段で撮像されてた画像に対し、その
画像の輝度変化の多い領域を抽出する領域抽出手段と、
この領域抽出手段で抽出された領域の特徴を解析するこ
とにより前記待ち行列の長さを検出する検出手段と、こ
の検出手段で検出された待ち行列の長さをもとに、その
長さに対応する待ち時間を判定する判定手段と、この判
定手段で判定された待ち時間を収集して、前記利用施設
の待ち時間の案内を行う案内手段とを具備している。
【0017】
【作用】利用施設毎に、その利用施設を利用するための
待ち行列の長さが判断できる画像を撮像し、さらに、そ
の利用施設を利用するための待ち時間を表示し、前記利
用施設毎に撮像された画像および表示された待ち時間を
収集して、その画像を表示するとともに、その利用施設
の前記待ち時間の案内を行うことにより、広い入場施設
内に散在する全ての利用施設の待ち時間を容易に利用客
に対し案内することが可能となる。
【0018】また、利用施設を利用するための待ち行列
に沿って、前記待ち行列を検出するための複数のセンサ
を設置し、その複数のセンサの検出結果の組合わせと時
系列な累積結果をもとに、所定の規則に従って前記待ち
行列の長さを検出して、その待ち行列の長さをもとに待
ち時間を判定し、この判定された前記利用施設毎の待ち
時間を収集して前記利用施設の待ち時間の案内を行うこ
とにより、広い入場施設内に散在する全ての利用施設の
待ち時間を容易に利用客に対し案内することが可能とな
る。
【0019】また、利用施設を利用するための待ち行列
の画像を撮像し、その画像に対し、所定の輝度値を基準
として2値化処理を行うことにより、前記待ち行列の領
域を抽出し、あるいは、前記画像の輝度変化の多い領域
を抽出し、この抽出された領域の特徴を解析することに
より前記待ち行列の長さを検出し、この検出された待ち
行列の長さをもとに、その長さに対応する待ち時間を判
定し、この判定された前記利用施設毎の待ち時間を収集
して前記利用施設の待ち時間の案内を行うことにより、
広い入場施設内に散在する全ての利用施設の待ち時間を
容易に利用客に対し案内することが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。尚、以下の実施例では、入場施設として
遊園地の場合、すなわち、遊園地の敷地内に散在する遊
具等を楽しむための各利用施設を利用するまでの待ち時
間を案内する場合の待ち時間案内装置について説明す
る。
【0021】まず、第1の実施例について説明する。図
1、図2は、第1の実施例に係る待ち時間案内装置を示
したものである。図1は、待ち時間案内装置を構成し、
各利用施設の入り口の前にできる待ち行列の様子を撮像
するテレビカメラについて説明するためのもので、図1
において、利用施設の入り口2の前にできた待ち行列1
の長さが判断できる画像を撮像できる位置にテレビカメ
ラ3を設置している。テレビカメラ3は行列1の長さが
判断できる画像を撮像するためのものであるので、設置
場所としては図1のように行列1を左右に見るような位
置に設置してもよいし、縦方向や斜め方向に撮影できる
位置であってもかまわない。
【0022】図2は、同じく待ち時間案内装置を構成
し、各利用施設の図1に示したようなテレビカメラ3か
らの画像を一覧表示する集中表示装置について説明する
ためのものである。図2において、集中表示装置4は、
利用施設の数に応じて複数の表示モニタ(例えば、CR
Tディスプレイなど)5が並べられて構成され、その各
表示モニタ毎にその表示モニタに表示される画像の利用
施設の名称6が示されてある。
【0023】各利用施設に設置された図1のテレビカメ
ラ3からの画像は、遊園地内の数カ所に設置される集中
表示装置4に送られ、各利用施設に対応する表示モニタ
5に表示される。
【0024】このように、集中表示装置4の各利用施設
の待ち行列の画像の一覧表示を見るだけで、各利用施設
がどのくらい込んでいるかが一目でわかるようになって
いる。従って、遊園地を訪れた客(以下、利用客と呼
ぶ。)は集中表示装置4を見ることにより、所望の利用
施設の混雑状況を知ることができるために、時間の有効
利用を行なうことができる。
【0025】このように、遊園地内の混雑状況は各利用
施設に設置したテレビカメラ1で撮像された画像を一覧
表示するだけで知ることができるが、さらに各利用施設
が園遊園地内のどこにあるかを知ることができればさら
に便利である。
【0026】図3は、集中表示装置の他の具体例を示し
たもので、図3において、集中表示装置7には、遊園地
内の地図が示されていて、その地図上の各利用施設のあ
る位置に表示モニタ5が設けられ、どの利用施設が遊園
地内のどこにあり、どのくらい込んでいるかが同時にわ
かるような構成となっている。この集中表示装置7は、
通常の各利用施設が遊園地内のどこにあるのかを示す案
内地図を表示した案内看板の中に表示モニタ5を埋め込
むことにより容易に実現できる。
【0027】ところで、遊園地内の利用施設はその種類
により利用客の掃け方が異なる場合があり、行列の長さ
だけでは待ち時間がどのくらいであるかよくわからず、
利用客に不案内な場合がある。そのためには表示モニタ
5に行列の長さに相当するおよその時間が表示されると
便利である。
【0028】図4は、集中表示装置4、7の表示モニタ
5の他の表示例を示したものである。図4において、表
示モニタ5に表示された利用施設の待ち行列の画像に
は、その長さに対応する待ち時間を示す文字情報8が合
成表示されている。合成表示の方法としては、簡単な方
法としてはモニタの表面に文字が書き込まれた透明フィ
ルムを貼付することにより実現できるし、画面の任意箇
所に文字やパターンを合成表示する既存のスーパインポ
ーズの技術によっても実現可能である。
【0029】以上説明したように、この第1の実施例で
は、テレビカメラ3で利用施設の入り口2の前にできた
行列1の長さが判断できる画像を撮像し、各利用施設に
設置されたテレビカメラ3からの画像は、遊園地内の数
カ所に設置される集中表示装置4、あるいは遊園地内の
案内地図の役割も担う集中表示装置7に送られ、各利用
施設に対応する表示モニタ5に表示され、表示モニタ5
には、各利用施設毎に表示モニタ5に表示される画像中
の行列の長さに相当するおよその時間が表示されること
により、遊園地の利用客は集中表示装置4、7を見れば
所望の利用施設の混雑状況、およその待ち時間を知るこ
とができ、また、集中表示装置7を見れば、どの利用施
設が遊園地内のどこにあり、どのくらい込んでいるかが
同時にわかるようになっていて、従って、時間の有効利
用を図ることが可能となる。
【0030】次に、第2の実施例について説明する。図
5は、第2の実施例に係る待ち時間案内装置を示したも
のである。図5において、この待ち時間案内装置は、主
に、各利用施設毎に設置される複数の立て看板10と、
遊園地内の数カ所に設置される集中表示装置7で構成さ
れている。
【0031】立て看板10は、その利用施設の待ち行列
にこれから並ぶ人に対し待ち時間を案内するもので、集
中表示装置7に待ち時間等を送信するための送信部1
1、アンテナ12、待ち時間の時間設定を行うための時
間設定部13、待ち時間を表示する表示部14が具備さ
れている。
【0032】各利用施設の案内人が、時間設定部13か
ら待ち時間の設定を行うと、ここで設定された時間が、
たとえばLEDで構成される時間表示部14に表示され
ると共に、送信部11に送られる。送信部11はアンテ
ナ12を経由して、各利用施設を識別するための識別情
報とその利用施設の待ち時間情報を集中表示装置7に送
信するようになっている。
【0033】集中表示装置7には、アンテナ20、受信
部21が具備されていて、アンテナ20を介して立て看
板10からの信号を受信すると、受信部21で解読して
その結果を表示モニタ5に合成表示するものである。
【0034】図6は、立て看板10の時間設定部13を
示したもので、100分、10分、1分単位に時間設定
するスイッチ15が具備されている。スイッチ15で待
ち時間が設定されると、その値が立て看板10の表示部
14に表示されると共にその値が伝送部11に送られる
ようになっている。
【0035】一方、集中表示装置7に送信された情報
は、受信部21で各利用施設が識別されて、その待ち時
間情報が認識され、該当する表示モニタ5に待ち時間が
表示される。
【0036】図7は、集中表示装置7の各利用施設毎の
表示モニタ5のさらに他の表示例を示したものである。
集中表示装置7は、図3で説明したものと同一のもの
で、その各表示モニタ5には、各利用施設に設置された
テレビカメラ3で撮像された画像が表示されている。そ
の画像には、さらに各立て看板10から送信されてきた
待ち時間情報22を合成表示するようになっている。こ
の合成表示は、既知のモニタ画面に待ち時間情報22を
重ねて表示するスーパインポーズにより容易に実現でき
る。このようにして集中表示装置7の各表示モニタ5に
表示された画像により、利用者は各利用施設の混雑状況
と待ち時間を容易に確認することができる。
【0037】なお、図7では、テレビカメラ3の画像と
待ち時間情報とを合成表示するものとしたが、図8に示
すように、画像を表示するための表示モニタ5と待ち時
間を表示するための時間表示部23をわけて、たとえば
時間表示部23をLEDで構成してもよい。また、テレ
ビカメラ3の画像を表示しないで単に待ち時間のみ表示
するようにしても全く問題はない。
【0038】また、立て看板10では待ち時間を時間設
定部13のスイッチ15で設定して、その時間を時間表
示部14に表示することとしたが、待ち時間の設定はこ
の場合に限らず、例えば、図9に示すように、表示部1
4に待ち時間情報としての数字が印刷された表示カード
16を差し込む構造として、その表示カード16に時間
情報を読みとれるような形で記録しておき、その値を送
信部11に送るようにしてもよい。この時間情報の記録
方法としては、表示カード16を磁気カードなどのコー
ド情報として記録するような媒体にしてもよい。
【0039】また、図10に示すように、表示部14の
表示カード16の差し込み部にスイッチ17を設け、表
示カード16の裏面に凹凸を設けて、この表示カード1
6を差し込んだ場合に該当するスイッチ17が閉じるこ
とにより時間が自動的に設定されるようにしてもかまわ
ない。
【0040】また、待ち時間情報等は無線で送信すると
したが、ケーブルの接続や延長などが可能であれば無線
でなく有線での送信ももちろん可能である。このような
構成の待ち時間案内装置の動作処理について、図11に
示すフローチャートを参照して説明する。
【0041】図11(a)は、立て看板10の動作処理
を示したもので、まず、ステップS1に進む。立て看板
10は、常に、時間設定部13のスイッチ状態をチェッ
クしており、そのスイッチ状態が変更された場合、ステ
ップS2に進み、送信部11が、そのとき変更された待
ち時間情報と、その立て看板10が設置されている利用
施設の識別情報をコード化してアンテナ12を介して集
中表示装置7に送信する。
【0042】図11(b)は、集中表示装置7の動作処
理を示したもので、まず、ステップS3に進む。集中表
示装置7では、常に、遊園地内の数カ所に設置されてい
る立て看板10から待ち時間情報等を受信したか否かが
チェックされ、受信した場合はステップS4に進み、そ
の受信信号をデコードして利用施設の識別情報と、待ち
時間情報を得る。次にステップS5に進み、集中表示装
置7の該当する利用施設の待ち時間の表示内容を変更す
る。
【0043】以上、説明したように、上記第2の実施例
では、各利用施設毎に設置される立て看板10の時間設
定部13から待ち時間の設定が行われると、表示部14
に表示されるとともに、送信部11において、利用施設
を識別するための識別情報とそのとき設定されて変更さ
れた待ち時間情報をコード化してアンテナ12を介して
集中表示装置7に送信し、集中表示装置7ではアンテナ
20、受信部21を介して受信すると、その受信信号を
デコードして得られる利用施設の識別情報と、待ち時間
情報をもとに、集中表示装置7の該当する利用施設の待
ち時間の表示内容を変更することにより、遊園地の利用
客は集中表示装置7を見れば所望の利用施設の待ち時間
を容易にしかもリアルタイムに知ることができる。
【0044】次に、第3の実施例について説明する。各
利用施設の入り口の前に待ち行列ができたときには、行
列のできる可能性のある所定の位置に人物が連続的に長
時間滞留していることを検出することにより、その待ち
行列の存在と長さが判断できる。そこで、この第3の実
施例では、待ち行列のできる場所に沿ってあらかじめ複
数個のセンサを設置しておき、各センサが人物の滞りを
検出しているか否かにより待ち行列の長さを検出しよう
とするものである。
【0045】図12は、第3の実施例に係る待ち時間案
内装置を示したもので、待ち行列のできる場所に沿って
設置されるセンサとして、光センサを用いている。図1
2(a)は、利用施設の入り口2の前にできた待ち行列
1を横から見た図で、行列のできる場所に沿って、間に
待ち行列を挟むように光サンサの投光部30と受光器3
1とを対にして複数設置されている。
【0046】図12(b)は、図12(a)の様子を上
方から見た図である。図12(b)において、待ち行列
1の存在しているところは投光器30からの光が遮光さ
れて、受光器31で受光される。このとき、受光器31
の出力状態を、例えばオン(ON)状態であるとする。
一方、待ち行列1の存在していないところでは受光器3
0からの光は待ち行列1に遮光されずに、そのまま受光
器31に受光される。このときの受光器31の出力状態
を、たとえば、オフ(OFF)状態であるとする。投光
器30と受光器31が1つづつ対となって構成される光
センサを、利用施設への入り口2に最も近い方から順
に、第1番目のセンサ、第2番目のセンサ、第3番目の
センサ、…第n番目のセンサとすると、第1番目のセン
サから順に受光器31の出力がON状態になっているか
どうかを調べて行き、例えば、第5番目のセンサの受光
器31の出力がOFF状態となっている場合には、その
手前のセンサである第4番目のセンサが設置されている
場所まで待ち行列1ができていると判断するものであ
る。
【0047】待ち行列1がどこのセンサまでできている
場合に待ち時間がおよそどのくらいになるかは、あらか
じめ各センサと待ち時間との換算表を求めておけば良
く、センサの受光器31の出力がON状態かあるいはO
FF状態かで、その換算表をもとに待ち時間を求めるこ
とができる。
【0048】図13は、第3の実施例に係る待ち時間案
内装置において、待ち行列1の長さを検出して、待ち時
間を求めるための電気系統の要部の構成例を示したもの
である。
【0049】図13において、CPU32には、第1番
目のセンサ、第2番目のセンサ、第3番目のセンサ、…
第n番目のセンサの受光器31が接続され、それらの出
力であるON状態あるいはOFF状態がCPU32です
べて取り込めるようになっている。前記待ち時間換算表
は、CPU32内の図示しないメモリに記憶されている
ものである。このCPU32には伝送部11が接続され
ており、換算表で求められた待ち時間はこの伝送部11
に送られた後、遊園地内各所に設けられた集中表示装置
7に表示されるのは第2の実施例の場合と同様である。
【0050】次に、図13の待ち時間案内装置の動作処
理について、図14に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、ステップS10に進み、利用施設の入り
口2に最も近くに設置されたセンサから順にその受光器
31の出力をチェックするための変数jを初期化して、
j=0とし、ステップS11で変数jの値を1づつイン
クリメントしていきながら、ステップS12で、変数j
に対応して、第j番目のセンサの受光器31の出力がO
N状態かあるいはOFF状態かををチェックする。ON
状態のときは、ステップS11に戻り、変数jの値を1
だけインクリメントして、ステップS12で次の順番の
センサの受光器31の出力をチェックするようになる。
【0051】一方、ステップS12で、第j番目のセン
サの受光器31の出力がOFF状態のときは、ステップ
S13に進み、第j−1番目のセンサが設置されている
位置が待ち行列1の終端であると、CPU32において
判断される。すなわち、第j番目のセンサの位置までは
待ち行列1はできていないが、その1手前の第j−1番
目のセンサの位置までは待ち行列1ができていると判断
される。
【0052】次に、ステップS14に進み、そのときの
変数jの値と、CPU32の図示しないメモリに記憶さ
れた換算表をもとに、待ち時間を求めて、ステップS1
5に進む。
【0053】ステップS15では、ステップS14で求
められた待ち時間が、前回、前述同様に求められた待ち
時間と同じであるかどうかを比較して、同じなら再びス
テップS10に戻り、前述同様の処理を行い、異なって
いるときはステップS16に進み、伝送部11から無線
電波により集中表示装置4、7に送信する。集中表示装
置7の動作処理は、図11(b)と同様である。
【0054】この第3の実施例において、待ち行列1の
できているところのセンサに受光器31の出力はON状
態となり、待ち行列1のないところではOFF状態とな
る。すなわち、言い換えれば、待ち行列1のできている
ところでの受光器31の出力がOFF状態になってはい
けないし、待ち行列1のないところでON状態になって
も問題となる。ところが実際の待ち行列1内での人の動
きを考えると、人の歩行に伴い、待ち行列1内において
も一瞬、受光器31の出力がOFF状態になることが考
えられる。
【0055】このような場合の対処方法としては、例え
ば、待ち行列1の幅を一列でなく複数の列にしたり、ま
た、図15に示すように、各センサを構成する投光器3
0と受光器31を結ぶ方向と待ち行列1の長さ方向とが
直角にならないように、各センサを構成する投光器30
と受光器31を設置し、行列ができたときに投光器30
の光軸を遮りやすいようにする方法が考えられる。
【0056】また、行列のない場所においては利用者が
行列に並ぶ場合には人の歩行により、この範囲に設置さ
れている受光器31の出力が一瞬ON状態となる場合も
考えられる。このような場合の対処方法としては、例え
ば、図16に示すように、抵抗R1とコンデンサC1で
構成される積分回路を各受光器31と、CPU32の間
に接続する。すなわち、コンデンサC1が接続されてい
ない方の抵抗R1の一端をセンサの受光器31の出力に
接続し、コンデンサC1が接続されている方の抵抗R1
の他端をCPU32に接続する。この積分回路の積分定
数は、数秒から数十秒の値になるよう、抵抗R1の抵抗
値とコンデンサC1の容量が調節されている。このよう
な構成で、受光器31からの出力が連続して数秒から数
十秒間のほとんどON状態か、ほとんどOFF状態の場
合のみそれぞれON状態、OFF状態としてCPU32
に送信され、そうでない場合はこの前の状態と変化がな
いとみなされ、待ち行列の誤検知を防ぐことが可能とな
る。
【0057】また、受光器31の出力を積分する方式は
必ずしも図16に示すようなアナログ回路である必要は
ない。すなわち、図13のCPU32で各受光器32の
出力に対して数回の読み取りを行ない、その時系列な累
積結果の多数決を疑似的な方法により実現することもも
ちろん可能である。
【0058】次に、その方法を用いた待ち時間案内装置
の動作処理について、図17に示すフローチャート参照
して説明する。まず、ステップS20に進み、利用施設
の入り口2に最も近くに設置されたセンサから順にその
受光器31の出力をチェックするための変数jを初期化
して、j=0とし、ステップS21で変数jの値を1づ
つインクリメントしていきながら、ステップS22で、
変数jに対応して、第j番目のセンサの受光器31の出
力状態を入力する。次に、ステップS23に進み、変数
jの値をもとに、最後のセンサか否かがチェックされ、
最後のセンサであるときは、ステップS24に進み、そ
うでないならば、ステップS21に進み、上記ステップ
S21〜ステップS23を最後のセンサになるまで繰り
返す。
【0059】ステップS24では、ステップS23まで
に得られた全てのセンサの受光器31の出力をもとに、
待ち行列31の終端を検出するための処理を行う。すな
わち、ステップS23までに得られた全てのセンサの受
光器31の出力をCPU32の図示しないメモリに記憶
し、さらに、前述のステップS20〜ステップS23ま
でを所定回数繰り返して、その結果、そのメモリ内に記
憶された各受光器31ごとの所定回数分の累積結果をも
とに、各受光器31ごとにON状態、OFF状態の出力
回数を算出し、所定の回数以上ON状態が出力されてい
る受光器31に対して、その受光器31からON状態が
出力されたと判断するようになっている。そして、その
判断結果から、例えば、第j番目までのセンサの受光器
31の出力がON状態であると判定されると、第j番目
までのセンサが設置されている位置が待ち行列1の終端
であると、CPU32において判断されるようになって
いる。そのときの変数jの値と、CPU32の図示しな
いメモリに記憶された換算表をもとに、待ち時間を求め
て、ステップS25に進む。
【0060】ステップS25では、ステップS24で求
められた待ち時間が、前回、前述同様に求められた待ち
時間と同じであるかどうかを比較して、同じなら再びス
テップS20に戻り、前述同様の処理を行い、異なって
いるときはステップS26に進み、伝送部11から無線
電波により集中表示装置4、7に送信する。集中表示装
置7の動作処理は、図11(b)と同様である。
【0061】待ち行列1の誤検知を回避する方法とし
て、さらに確実な方法を次に説明する。すなわち、複数
のセンサの受光器31の出力を組み合わせたり、各セン
サの受光器31の出力について、ON、OFF状態の時
系列な累積結果をもとにその変化を見るなどの方法が考
えられる。
【0062】まず、前者の方法について説明する。図1
8は、図12の利用施設の入り口2の前の待ち行列1に
沿って所定間隔で設置された全部10個のセンサの受光
器31の出力状態を表したものである。そのセンサは、
入り口2に最も近い方から順に第1番目、第2番目、…
第10番目と呼ぶことにする。図18においてケース1
は10個のセンサのうち第5番目のセンサの受光器31
の出力までが連続してON状態となっており、第6番目
のセンサ以降はOFF状態となっていることから、第5
番目のセンサの所まで待ち行列1ができていることが容
易にわかる。これは前述した図14のフローチャートで
説明した方法で検出されるものである。ところがケース
2では第1番目から第4番目までと第7番目のセンサが
ON状態になっているものの、第5番目と第6番目のセ
ンサがOFF状態になっている。図14で示した方法で
は最後にON状態になっているセンサの所まで待ち行列
1ができているとみなされるために、待ち行列1の最後
は第7番目のセンサの位置ということになる。しかし、
この場合は第5番目と第6番目のセンサがOFF状態と
なっていることから、第7番目のセンサはたまたまそこ
に滞っている人がいるためにON状態となっているだけ
で、行列は、第4番目のセンサまでできていると考えら
れる方が自然である。逆に、ケース3では、第1番目か
ら第4番目のセンサと第6番目から第8番目のセンサま
でがON状態になっているのに対し、第5番目のセンサ
はOFF状態となっている。この場合は、第6番目から
第8番目までが連続してON状態となっているために、
第5番目のセンサはたまたま行列の間が空いてOFF状
態となっていただけであり、行列は第8番目のセンサの
位置まで伸びていると考える方が自然である。このよう
に単一のセンサからの情報のみを用いるのではなく、前
後の複数のセンサの出力結果により行列の長さを判断す
れば待ち行列1の検知精度の向上が図れる。
【0063】また、このような判断方法は図13に示し
た構成で実現が可能であり、このCPU32の図示しな
いメモリ内に複数のセンサの出力からどのセンサまでに
行列ができているかとみなすようなルールの形で記述し
ておくことにより容易に実現できる。
【0064】次に、複数のセンサの受光器31の出力結
果を組み合わせるとともに、ON、OFF状態の時系列
な累積結果をもとにその変化を見ることにより、行列の
長さを総合的に判定する方法について図19を参照して
説明する。
【0065】図19は、ある時間間隔で、各センサの受
光器31の出力状態を示したもので、図18と同様、設
置されたセンサは、入り口2に最も近い方から順に第1
番目、第2番目、…第10番目と呼ぶことにする。ここ
で時刻t0、t1においてはそれぞれ第1番目から第7
番目、第1番目から第6番目までの各センサがON状態
となっていて、それ以外のセンサはすべてOFF状態と
なっていることから、それぞれの行列は第7番目、第6
番目のセンサの位置までできていることが確認できる。
ところが、時刻t2においては第1番目から第3番目の
センサまでがON状態、第4番目のセンサがOFF状
態、第5番目のセンサがON状態となっている。この時
刻t2の結果を見るだけでは行列の終端が第3番目のセ
ンサ位置でたまたま第5番目のセンサがON状態になっ
たのか、第5番目のセンサ位置まで行列があるもののた
またま第4番目のセンサがOFF状態となったかを判断
することは難しい。この場合、それ以前の時刻でのセン
サの出力状態、すなわち時刻t1、t0での状態により
時刻t2のセンサ出力の結果を補正するものである。す
なわち、時刻t2以前の時刻t1、t0における待ち行
列1の終端位置はそれぞれ第6番目、第7番目のセンサ
位置であり、同じ時間が経過した時刻t3では終端位置
は第3番目のセンサ位置と考えるよりも第5番目のセン
サ位置と判断する方が自然である。
【0066】このようにして、所定時間間隔ごとに待ち
行列1に沿って設置された各センサの出力をみて、それ
以前の各センサの出力結果を用いることにより、新たに
取り込んだセンサの出力状態を必要により補正すること
ができる。
【0067】図19で説明した方法は、図20に示した
構成により実現できる。すなわち、図20は、第3の実
施例に係る待ち時間案内装置において、待ち行列1の長
さを検出して、待ち時間を求めるための電気系統の要部
の他の構成例を示したものである。尚、図13と同一部
分には同一符号を付し、説明は省略し、異なる部分につ
いてのみ説明する。
【0068】図20において、CPU32には、第1番
目のセンサ、第2番目のセンサ、第3番目のセンサ、…
第n番目のセンサの受光器31が接続され、それらの出
力であるON状態あるいはOFF状態が任意のタイミン
グでCPU32にすべて取り込めるようになっている。
【0069】CPU32には、さらに、タイマ33が接
続され、このタイマ33で計測される一定時間間隔ごと
に各センサの受光器31からの出力をCPU32で取り
込めるようになっている。
【0070】一定時間間隔ごとにCPU32に取り込ま
れた各受光器31からの出力状態は、あらかじめCPU
32内に記憶しておいた補正方法、すなわち、図19で
説明したように待ち行列1の終端の検出して、待ち行列
の長さを判定する方法により実行される。
【0071】ところで、図19の例では時刻t2におい
て第4番目のセンサに出力がOFF状態で、その前後の
第3番目、第5番目のセンサがON状態であるという誤
動作と思われる状態を補正するために、それ以前の結果
を用いるとして説明をしたが、それ以外にもセンサは一
見正しく動作しているように見えるにも関わらず補正す
る必要がある場合もある。この一例を図21に示す。
【0072】図21は、図19と同様、一定時間間隔ご
とに各センサの受光器31のの出力結果を並べたもので
ある。ここで時刻t2におていは第1番目から第3番目
までのセンサのみがON状態になっているために、待ち
行列1の終端は第3番目のセンサであると考えられる
が、それ以前の時刻t1、t2はそれぞれ第7番目まで
のセンサがON状態となっていることから、この時刻に
おいても待ち行列1は第7番目のセンサかその前の第6
番目のセンサまで伸びていたと考える方が自然である。
したがって、このような場合には第7番目か第6番目の
センサの位置が行列の最終位置であると判断した方が好
ましいといえる。したがって、CPU32内に記憶させ
る補正ルールにはこのような場合に対応するようなこと
も必要となる場合がある。
【0073】尚、以上第3の実施例の説明では待ち行列
1を検出するために光センサを用いるとしたが、この場
合に限らず、たとえば人物の発生する熱量を検出する赤
外線センサや焦電型のセンサであってもかまわない。赤
外線センサを用いた場合の一例を図22に示す。赤外線
センサ34では、センサの周囲の扇型の検出範囲35に
ある熱量を発生する領域を検出する事ができるが、行列
のある場合とない場合はその出力が大きく異なる。そこ
でこの赤外線センサ34をたとえば、図22のように待
ち行列ができる場所に沿って、所定間隔ごとに、間に待
ち行列を挟むように左右交互に設置する。
【0074】各赤外線センサ34は、その出力信号のレ
ベルが高い場合には待ち行列1があると判断されて、例
えばON状態を出力し、レベルが低い場合には待ち行列
がないと判断されて、例えばOFF状態を出力するもの
である。このようにすれば、前述の光センサの場合と同
様の効果が期待できる。
【0075】以上説明したように、上記第3の実施例に
よれば、各利用施設の待ち行列ができる場所に沿って、
複数の光センサを適当に配置し、光センサを構成する投
光器30、受光器31との間の待ち行列に並ぶ利用者の
滞りにより投光器30からの光が遮光されるか否かに応
じて受光器31からON状態あるいはOFF状態のいず
れが出力されたかを、CPU32により利用施設の入り
口に最も近い位置に設置された光センサから順にチェッ
クしていき、最初にOFF状態が出力されているセンサ
の1つ手前のセンサが設置されている位置に待ち行列の
最終端があることが判断されて待ち行列の長さを求め、
あるいは、設置された全ての光センサの出力をチェック
して、その各光センサの出力状態の組み合わせと時系列
の累積結果をもとに総合的に待ち行列の最終端の位置を
判断して待ち行列の長さを求め、あらかじめCPU32
のメモリに記憶されている待ち行列の長さに対応する待
ち時間の換算表から、そのときの待ち行列の長さをもと
に、待ち時間を判断して、前回の待ち時間と異なってい
るときのみ、伝送部11を介して無線電波で集中表示装
置7に送信し、集中表示装置7では、このようにして遊
園地内のあらゆる利用施設から送信されてきた待ち時間
を集中表示することにより、広い入場施設内に散在する
あらゆる利用施設の待ち時間を容易に利用客に対し案内
できる。
【0076】さて、前述の第3の実施例では、待ち行列
1の長さを光センサ等の出力をもとに測定したが、この
場合、万一センサのところに人がずっと滞留すると待ち
行列1の長さが誤って捉えられる可能性がある。
【0077】そこで、次に説明する第4の実施例では、
このような問題を取り除くために、第1の実施例で説明
したテレビカメラ3で撮像された画像に対して画像処理
を施すことにより、その待ち行列1の存在を知り、長さ
を判定しようとするものである。
【0078】図23は、第4の実施例に係る待ち時間案
内装置を示したものである。図23において、図1と同
様、例えば、利用施設の入り口2の前にできた待ち行列
1の全体の様子を示す画像が撮像できる位置にテレビカ
メラ3を設置している。
【0079】このテレビカメラ3には、画像処理ユニッ
ト40が接続され,その画像処理ユニット40には、伝
送部11が接続されている。図24は、図23の待ち時
間案内装置の構成を概略的に示したもので、特に、画像
処理ユニット40の構成を示したものである。
【0080】図24において、テレビカメラ3で撮像さ
れた画像は、まず、画像処理ユニット40内のバス43
を介してメモリ部41のA/D変換41aに送られ、こ
こで、アナログ情報としての画像はデジタル情報に変換
されて、取込画像データとして画像メモリ41bに送ら
れ、ここに一時記憶される。
【0081】処理部42は、インタフェイス部42a、
CPU42b、ROM42c、RAM42dで構成さ
れ、この処理部42はメモリ部41とバス43を介して
接続され、さらにインタフェイス部42aを介して伝送
部11と接続されている。
【0082】画像メモリ41bに記憶された画像データ
は、処理部42において、ROM42cに記憶されてい
る画像処理のためのプログラムに基づき、CPU42b
の制御のもと、所定の画像処理が施され、その画像に含
まれる特徴量を解析し、その結果、所定データをインタ
フェイス部42に送り、ここで所定のデータ変換を行っ
た後、伝送部11に送るようになっている。
【0083】この画像処理ユニット40における画像処
理は、待ち行列1の長さを検出することが目的である
が、その方法としては画像処理として一般的に用いられ
ている方法を用いることができる。
【0084】一例として、テレビカメラ3で撮像され、
画像処理ユニット40のA/D変換器41aでデジタル
情報に変換されて画像メモリ41bに取込まれた取込画
像にノイズ低減などの画像処理で、一般に用いられる前
処理を施す。そして、所定のしきい値で2値化して頭部
の存在を知ったり、また、人物が存在するとその服装や
形状の複雑さがあるのに対し、人物が存在しない場合に
は一般に複雑でない路面が映ることになるので、この特
徴量の違いから画像内の人物の存在する領域を区別する
といった方法が考えられる。
【0085】図25を参照して詳しく説明する。図25
(a)は画像メモリ41bに取込まれた画像の一例であ
り、人の行列と路面や向こう側の背景などが撮影されて
いる。この画像を上述の所定のしきい値での2値化処理
により、ある明るさ以下の部分のみを抽出するような処
理を加えると、たとえば図25(b)に示すように頭部
や影などある明るさ以外の領域のみが抽出される。この
画像から待ち行列1の存在している領域を抽出する方式
の一例としては、人物の存在する可能性のある領域を図
25(b)の検出領域50のように人の頭部が存在する
領域に限定し、その領域内での水平軸方向への射影パタ
ーンを求めることにより実現できる。
【0086】図26は、射影パターンから待ち行列1の
有無を検出する方法について説明するためのもので、図
25(b)の検出領域50の水平軸方向のパターンが図
26の射影パターン51のように投影されることがわか
る。この射影パターン51の高さを所定のしきい値th
と比較し、しきい値thより高い部分が所定の長さtw
以上連続した場合にその領域には待ち行列1が存在して
いると判断することができる。
【0087】次に、図24に示した構成の待ち時間案内
装置の動作処理について、図27に示すフローチャート
を参照して説明する。まず、ステップS30に進み、テ
レビカメラ3で待ち行列1の長さを判断するための画像
が撮像されると、画像処理ユニット40に送られ、A/
D変換器41aでデジタル情報に変換され、画像メモリ
41bに取込まれ、ステップS31に進む。
【0088】ステップS31では、画像メモリ41bに
取込まれた画像に対して、CPU42b制御のもと、前
処理としてノイズ低減などの画像処理を行い、さらに、
ステップS32に進み、CPU42b制御のもと、所定
のしきい値で2値化して人の頭部の集まりを抽出する
(図25(b)参照)。
【0089】次にステップS34に進み、ステップS3
2で得られた2値化画像に対し、待ち行列ができる方向
に射影を求め(図26参照)、ステップS35で、求め
られた射影から待ち行列の長さを求める(図26の説明
参照)。
【0090】ステップS36では、あらかじめCPU4
2cに記憶されている待ち行列の長さとその長さに対応
する待ち時間との換算表から、ステップS5で得られた
待ち行列の長さに対応する待ち時間を求め、ステップS
37に進む。
【0091】ステップS37では、前回と待ち時間が変
わったか否かがチェックされ、変わったときのみ、ステ
ップS38に進み、得られた待ち時間を伝送部11に送
り、さらに、集中表示装置7に送信する。ステップS3
7で、待ち時間に変化がないといは、ステップS30に
進み、以下、前記同様である。尚、集中表示装置7にお
ける動作処理は、図11(b)と同様である。
【0092】このように、取込画像の2値化処理により
行列の存在を知ろうとする場合には背景にいる人物やそ
の他の暗い物体の影響を受け、誤検知を起こすことも考
えられる。その対応策としては、例えば、次のようなも
のがある。
【0093】1つは、図28に示すように、テレビカメ
ラ3を行列の上方に設置して人物が存在しない背景部分
には路面が映るようにすれば、人物抽出の性能を向上さ
せることができる。
【0094】また、図29に示すように、待ち行列ので
きる路面52に人物が抽出しやすいような明るい彩色を
施せば抽出性能をさらに向上させることもできる。以上
の説明では、人物を2値化により抽出し、さらに射影パ
ターンによりその長さを抽出するとしたが、この人物の
存在を知る方法はこれらに限るものではなく、たとえ
ば、次に示すような方法も可能である。すなわち、取込
画像に画像処理でしばしば用いられる空間微分のフィル
タ処理を行ない、画像の輝度変化の多い領域のみを抽出
する方法である。空間微分フィルタは空間的に明るさの
変化のある部分での明るさ変化を強調する効果があり、
人物は複雑な形状をしている上に服装もまちまちである
上に空間微分フィルタのフィルタ処理を行なうと明暗の
繰り返しが多い画像となる。したがって、画像中から明
暗の繰り返しの多い領域を抽出することによりおよそ人
物がどのあたりに存在しているかを知ることができる。
【0095】また、待ち行列1の長さを求める場合に
は、行列が一直線に並ぶ場合には、前述の方法でも良い
が、行列が蛇行したりつづら折りのようになる場合に
は、このような単純な方法を用いることができない。
【0096】この場合について図30を参照して説明す
る。すなわち、たとえば図28に示したように、テレビ
カメラ3を待ち行列の上方に設置して待ち行列の全体の
画像が撮像できるようにし、その画像(図30(a)参
照)に対し、図25を参照して説明したような方法によ
り、人物の頭部周辺部と思われる輝度の低い領域を抽出
した2値化画像を求め(図30(b)参照)、次に、そ
の画像に対し仮想的にメッシュを考えて(図30(c)
参照)、本来行列ができるとすればどのメッシュが埋め
られていくかをあらかじめ求めておき、実際にどのメッ
シュまで埋められているかにより行列の長さを知った
り、あるいは抽出された輝度の低い領域の面積を測定す
ることにより、どのくらい人物が画面内に存在している
かを判断することができる。
【0097】以上、説明したように上記第4の実施例に
よれば、利用施設の入り口2の前にできた待ち行列1の
全体の様子を示す画像が撮像できる位置にテレビカメラ
3を設置し、撮像された画像は画像処理ユニット40の
A/D変換器41aを介して、画像メモリ41bに取り
込まれ、この取込画像に対し、CPU42bの制御のも
と、所定の輝度値を閾値として、その閾値よりも低い輝
度の領域を抽出して2値化画像を求め、その2値化画像
の射影パタンをとったり、2値化画像上に仮想的にメッ
シュを考えて、埋められたメッシュの位置や面積を求め
ることにより、あるいは、取込画像に対し空間微分のフ
ィルタ処理を行って、取込画像中から明暗の繰り返しの
多い領域を抽出することにより、待ち行列の特徴を解析
してその長さを検出し、あらかじめROM42cに記憶
されている待ち行列の長さに対応する待ち時間の換算表
から、そのときの待ち行列の長さをもとに、待ち時間を
判定して、前回の待ち時間と異なっているときのみ、伝
送部11を介して無線電波で集中表示装置7に送信し、
集中表示装置7では、このようにして遊園地内の各利用
施設から送信されてきた待ち時間を集中表示することに
より、広い入場施設内に散在するあらゆる利用施設の待
ち時間を容易に利用客に対し案内できる。なお、上記第
1の実施例から第4の実施例において、待ち時間を一括
して集中表示装置7に表示することにより利用者に知ら
しめることとして説明してきたが、表示に加えて音声等
で案内をしたり、常時集中表示するのでなく、図31に
示すような集中表示装置であってもよい。すなわち、図
31において、この集中表示装置は、略L字状の操作部
60を具備し、その操作部60の水平面には各利用施設
に対応するスイッチ等が並べられた操作パネル61が設
けられ、また、操作部60の垂直面には表示モニタ5が
1つ設置され、この表示モニタ5に表示される画像に対
応する利用施設の名称62およびその利用施設の待ち時
間63が表示されるようになっている。
【0098】利用者が操作パネル61の所定のスイッチ
を押することにより、初めて、そのスイッチに対応する
所望の利用施設の画像が表示モニタ5に表示され、その
利用施設の名称62が表示され、さらに、その利用施設
の待ち時間63が表示される。
【0099】また、これまで述べてきた方法はそれぞれ
単独で用いなければならないものでなく、光センサと画
像による待ち行列の長さ検出を組み合わせても良いし、
また、行列が極端に長くなり、1台のテレビカメラ3で
はその全景を映し出すことができないような場合には、
複数台のテレビカメラを設置してその結果を合成するこ
とにより行列長を求める場合ももちろん考えられる。そ
のほか、本発明の趣旨を変えない範囲で様々な変形が可
能なことは言うまでもない。
【0100】さらに、上記第1の実施例から第4の実施
例において、遊園地の場合について説明したが、この場
合に限らず、テーマパーク、イベント会場、スキー場等
の入場施設に、遊具や展示などを楽しむための利用施設
が散在するようなさまざまな場所や建物内においても利
用できるものである。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、広
い入場施設内に散在する全ての利用施設の待ち時間を容
易に利用客に対し案内できる待ち時間案内装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に係る待ち時間案内装置を示した
図。
【図2】集中表示装置を示した図。
【図3】その他の集中表示装置を示した図。
【図4】待ち時間の表示例を示した図。
【図5】第2の実施例に係る待ち時間案内装置を示した
図。
【図6】立て看板の時間設定部を示した図。
【図7】待ち時間のその他の表示例を示した図。
【図8】待ち時間のさらに他の表示例を示した図。
【図9】待ち時間の設定方法を説明するための図。
【図10】図9の待ち時間の設定方法を実現するための
立て看板の構成を説明するための図。
【図11】第2の実施例に係る待ち時間案内装置の動作
処理を説明するためのフローチャートで、(a)図は立
て看板の動作処理を説明するためのフローチャート、
(b)図は集中表示装置の動作処理を説明するためのフ
ローチャート。
【図12】第3の実施例に係る待ち時間案内装置を示し
た図で、(a)図はその側面図、(b)図は上面図であ
る。
【図13】第3の実施例に係る待ち時間案内装置の電気
系統の要部の構成例を概略的に示した図。
【図14】図13の待ち時間案内装置の動作処理につい
て説明するためのフローチャート。
【図15】待ち行列の誤検知対策としての光センサの配
置方法を説明する図。
【図16】待ち行列の誤検知対策としての光センサの出
力に接続される積分回路の具体例を示した図。
【図17】第3の実施例に係る待ち時間案内装置のその
他の動作処理を説明するためのフローチャート
【図18】複数の光センサの出力状態を組み合わせて待
ち行列を検知する方法を説明するための各センサの出力
状態の具体例を示した図。
【図19】複数の光センサの出力状態を組み合わせた
り、時系列な累積結果をもとに待ち行列を検知する方法
を説明するための各センサの出力状態の具体例を示した
図。
【図20】第3の実施例に係る待ち時間案内装置の電気
系統の要部のその他の構成例を概略的に示した図。
【図21】複数の光センサの出力状態を組み合わせた
り、時系列な累積結果をもとに待ち行列を検知する方法
を説明するための各センサの出力状態のその他の具体例
を示した図。
【図22】第3の実施例に係る待ち時間案内装置におい
て、赤外線センサを用いた場合について説明するための
図。
【図23】第4の実施例に係る待ち時間案内装置を示し
た図。
【図24】図23の待ち時間案内装置の構成を概略的に
示した図。
【図25】画像処理を行って待ち行列の長さを判断する
方法を説明するための図で、(a)図は取込画像の具体
例を示した図、(b)図は待ち行列の領域が抽出された
画像の具体例を示した図。
【図26】待ち行列の領域が抽出された画像をもとに、
その射影を求めて待ち行列を検出する方法を説明するた
めの図。
【図27】図24の待ち時間案内装置の動作処理につい
て説明するためのフローチャート。
【図28】画像処理を行って待ち行列を検出する際の待
ち行列の誤検知対策について説明するための図。
【図29】画像処理を行って待ち行列を検出する際の待
ち行列のその他の誤検知対策について説明するための
図。
【図30】蛇行する待ち行列の長さを判断する方法を説
明するための図。
【図31】さらに他の集中表示装置を示した図。
【符号の説明】
1…待ち行列、2…利用施設の入り口、3…テレビカメ
ラ、4…集中表示装置、5…表示モニタ、7…集中表示
装置、10…立て看板、11…伝送部、12…アンテ
ナ、13…時間設定部、14…表示部、30…投光器、
31…受光器、32…CPU、34…赤外線センサ、4
0…画像処理ユニット、41…メモリ部、41a…A/
D変換器、41b…画像メモリ、42…処理部、42a
…インタフェイス部、42b…CPU、42c…RO
M、42d…RAM、50…検出領域、51…射影パタ
ーン。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用施設毎に設けられ、その利用施設を
    利用するための待ち行列の長さが判断できる画像を撮像
    する撮像手段と、 この撮像手段で撮像された前記利用施設毎の画像を収集
    して表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
  2. 【請求項2】 利用施設毎に設けられ、その利用施設を
    利用するための待ち行列の長さが判断できる画像を撮像
    する撮像手段と、 この撮像手段で撮像された前記利用施設毎の画像を収集
    して表示するとともに、前記待ち行列の長さを基にした
    前記利用施設を利用できるまでの待ち時間の案内を行う
    案内手段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
  3. 【請求項3】 利用施設毎に設けられ、その利用施設を
    利用するための待ち行列の長さが判断できる画像を撮像
    する撮像手段と、 前記利用施設毎に設けられ、その利用施設を利用するた
    めの待ち時間を表示する表示手段と、 この表示手段で表示された前記利用施設毎の待ち時間
    と、前記撮像手段で撮像された前記利用施設毎の画像を
    収集して、その画像を表示するとともにその利用施設の
    前記待ち時間を案内する案内手段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
  4. 【請求項4】 利用施設毎に設けられ、その利用施設を
    利用するための待ち行列の長さが判断できる画像を撮像
    する撮像手段と、 この撮像手段で撮像された前記利用施設毎の画像を収集
    して表示する第1の表示手段と、 前記利用施設毎に設けられ、その利用施設を利用するた
    めの待ち時間を表示する第2の表示手段と、 この第2の表示手段で表示された前記利用施設毎の待ち
    時間を前記第1の表示手段に送信する送信手段と、 前記第1の表示手段で表示されている画像に対応して前
    記送信手段で送信された前記利用施設毎の待ち時間の案
    内を行う案内手段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
  5. 【請求項5】 利用施設を利用するための待ち行列に沿
    って設置され、前記待ち行列を検出するための複数のセ
    ンサと、 この複数のセンサの検出結果をもとに、前記待ち行列の
    長さを検出する検出手段と、 この検出手段で検出された待ち行列の長さをもとに、そ
    の長さに対応する待ち時間を判定する判定手段と、 この判定手段で判定された前記利用施設毎の待ち時間を
    収集して、前記利用施設の待ち時間の案内を行う案内手
    段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
  6. 【請求項6】 利用施設を利用するための待ち行列に沿
    って設置され、前記待ち行列の最終端を検出するための
    複数のセンサと、 この複数のセンサの検出結果の組合わせと時系列な累積
    結果をもとに、所定の規則に従って前記待ち行列の長さ
    を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された待ち行列の長さをもとに、そ
    の長さに対応する待ち時間を判定する判定手段と、 この判定手段で判定された前記利用施設毎の待ち時間を
    収集して、前記利用施設の待ち時間の案内を行う案内手
    段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
  7. 【請求項7】 利用施設を利用するための待ち行列の画
    像を撮像する撮像手段と、 この撮像手段で撮像されてた画像に対し、所定の画像処
    理を行うことにより、前記待ち行列の領域を抽出する領
    域抽出手段と、 この領域抽出手段で抽出された領域の特徴を解析するこ
    とにより前記待ち行列の長さを検出する検出手段と、 この検出手段で検出された待ち行列の長さをもとに、そ
    の長さに対応する待ち時間を判定する判定手段と、 この判定手段で判定された前記利用施設毎の待ち時間を
    収集して、前記利用施設の待ち時間の案内を行う案内手
    段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
  8. 【請求項8】 利用施設を利用するための待ち行列の画
    像を撮像する撮像手段と、 この撮像手段で撮像されてた画像に対し、所定の輝度値
    を基準として2値化処理を行うことにより、前記待ち行
    列の領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段で抽出された領域の特徴を解析するこ
    とにより前記待ち行列の長さを検出する検出手段と、 この検出手段で検出された待ち行列の長さをもとに、そ
    の長さに対応する待ち時間を判定する判定手段と、 この判定手段で判定された待ち時間を収集して、前記利
    用施設の待ち時間の案内を行う案内手段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
  9. 【請求項9】 利用施設を利用するための待ち行列の画
    像を撮像する撮像手段と、 この撮像手段で撮像されてた画像に対し、その画像の輝
    度変化の多い領域を抽出する領域抽出手段と、 この領域抽出手段で抽出された領域の特徴を解析するこ
    とにより前記待ち行列の長さを検出する検出手段と、 この検出手段で検出された待ち行列の長さをもとに、そ
    の長さに対応する待ち時間を判定する判定手段と、 この判定手段で判定された待ち時間を収集して、前記利
    用施設の待ち時間の案内を行う案内手段と、 を具備したことを特徴とする待ち時間案内装置。
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